JPH041920Y2 - - Google Patents

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JPH041920Y2
JPH041920Y2 JP1987195915U JP19591587U JPH041920Y2 JP H041920 Y2 JPH041920 Y2 JP H041920Y2 JP 1987195915 U JP1987195915 U JP 1987195915U JP 19591587 U JP19591587 U JP 19591587U JP H041920 Y2 JPH041920 Y2 JP H041920Y2
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sheet
conveyor
feed conveyor
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holders
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、業務用洗濯装置における洗濯、脱水
処理後のシーツ、包布等の布製品(以下シーツと
称する)をロール式アイロン仕上機に送入するた
め、シーツの上縁の両端を保持具で把持して張り
拡げ、その張り拡げたシーツを送り込みコンベア
上に乗せるようにしたシーツ拡げ機に関するもの
である。
〔従来の技術〕 上記の如きシーツ拡げ機は、一般に、シーツの
上縁を張り拡げるべき線の僅か下方位置にシーツ
拡げ幅とほぼ同じ長さのエアーパイプを架装し、
そのエアーパイプの後方に所要数の孔をあけたエ
アーブラストを設け、シーツの張り拡げ完了後、
保持具による把持解除と同時にエアーブラストに
よりシーツに向つてエアーを吹きつけ、シーツの
上縁部を吹き飛ばしてシーツを送り込みコンベア
上に乗せるように構成している(特開昭46−7648
号公報参照)。
また、シーツの両端を把持した保持具をスライ
ドさせてシーツを張り拡げた後、その保持具を送
り込みコンベア上に移動させ、その位置で保持具
による把持を解除してシーツを送り込みコンベア
上に乗せるようにすることも公知である(特開昭
57−195499号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記のエアー吹きつけによるシーツ
拡げ機においては、シーツの上縁両端部が角にな
つているため折れ曲がりやすく、また、保持具の
把持解除とエアーブラスト作動とのタイミングの
ずれなどによりシーツの上縁の両端隅角部が三角
状に折れ曲がつたまま送り込みコンベアに供給さ
れてロール式アイロン仕上機に送入されることが
ある。
また、最近は、高品質、高生産性が求められて
いるため、機械を高速で稼動させなければならな
いようになつてきており、このため、シーツを張
り拡げた保持具を送り込みコンベア上に高速で移
動させると、シーツがあおられて中央部が垂れ下
がつたり耳が折れた状態で送り込みコンベア上に
供給されることがある。特に、洗濯済みのシーツ
は、布地の材質や大きさ、重さ、ぬれ具合などが
まちまちのため、前記のように保持具を高速で移
動させると上記のような不具合の発生をさけるこ
とは困難であつて、このため品質のよいロールア
イロンかけができないという問題がある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、高速運転であつてもシーツの上縁部が真直な
状態で送り込みコンベア上に供給することができ
るシーツ拡げ機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、送り込
みコンベアを前後に移動可能に支持し、シーツ張
り拡げ完了時に保持具をその位置に保つたまゝで
張り拡げたシーツが送り込みコンベアの上流端上
に乗る位置まで前記送り込みコンベアを前進さ
せ、かつ、保持具によるシーツの把持を解除させ
てシーツが送り込みコンベア上に乗つた時に前記
送り込みコンベアを後退させる駆動装置を設けた
ことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如く、シーツ張り拡げた保持
具をその位置に保つたまゝで送り込みコンベアを
前進させ、保持具によるシーツの把持を解除して
シーツを送り込みコンベア上に乗せるので、シー
ツの大きさ、材質その他の条件がどのようであつ
ても、また、その運転速度がどのようであつて
も、ピンと張り拡げたシーツをその状態のまゝ即
ちシーツの上縁部が真直な状態で送り込みコンベ
ア上に乗せることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るシーツ拡げ機の一実施例を
添付図面を参照して説明する。
第1図は本考案の実施の一例を示す要部の斜視
図である。
第1図において、1はロール式アイロン仕上機
(図示せず)にシーツ8を送り込む送り込みコン
ベアで、この送り込みコンベア1はその駆動ロー
ラおよび従動ローラの両端をアーム2a,2a′,
2b,2b′の上端に支持し、このアーム2a,2
a′,2b,2b′の下端を機枠や機台(図示せず)
に回動可能に支持する。この結果、送り込みコン
ベア1は送り込みコンベア1のシーツ8の搬送方
向に対して前後に移動可能に支持される。
3,3′はシーツ8の上縁の両端を把持する左
右一対のシーツ保持具で、シーツ8の上縁の両端
をそれぞれ把持し、かつ該保持具を水平方向にス
ライドさせてシーツ8を張り拡げることができる
ように構成されている。図示実施例の場合は、エ
ンドレスワイヤーロープ4の下側に左側の保持具
の基板3dを固定すると共にエンドレスワイヤー
ロープ4の上側を該基板にあけた孔に通し、同様
にして、エンドレスワイヤロープ4の上側に右側
の保持具の基板3d′を固定すると共にエンドレス
ワイヤロープ4の下側を該基板にあけた孔に通
し、かくしてエンドレスワイヤーの両端の滑車の
いずれか一方を例えば左方向に回転させると保持
具の基板3d,3d′が接近し、右方向に回転させ
ると基板3d,3d′が離間するように構成する。
そして、前記基板3d,3d′には、上部フインガ
ー3a,3a′が支点3b,3b′を介して取付けら
れていて、その上部フインガー3a,3a′をシリ
ンダ5,5′により起伏させ、さらに下部フイン
ガー3c,3c′をシリンダ6,6′により前進ま
たは後退し得るように取付け、前記シリンダ5,
5′,6,6′を駆動して上下フインガー3a,3
b,3a′,3b′によりシーツの上縁両端を把持
し、この状態でエンドレスワイヤロープ4を駆動
してシーツ8を張り拡げることができるように構
成されている。
7は前記送り込みコンベア1を前後に移動させ
る駆動装置としてのシリンダで、このシリンダの
基端部を機枠や機台に枢支し、かつこのシリンダ
7のピストンロツド70の先端を前記アーム2
a,2a′の中間部に枢支する。このシリンダ7は
制御装置(図示せず)により制御される。すなわ
ち、この制御装置は、シーツ張り拡げ完了を検出
するとシリンダ7のピストンロツド70を伸長さ
せ、張り拡げたシーツ8が送り込みコンベア1の
上流端上に乗る位置まで送り込みコンベア1を前
進させる。その送り込みコンベア1が前進中の終
端近くになると保持具3,3′が把持状態を解除
させ、最後に、送り込みコンベア1が最前端位置
に達し、シーツ8が送り込みコンベア1上に乗つ
たところで、シリンダ7のピストンロツド70を
縮め、送り込みコンベア1を待機位置(送り込み
コンベア1の上流端が張り拡げたシーツ8に当た
らない位置)まで後退させ、かつ、その待機位置
で送り込みコンベア1を次のシーツ8の張り拡げ
が完了するまで待機させる。
9は前記送り込みコンベア1の待機位置におけ
る後流端とロール式アイロン仕上機(図示してい
ない)との間に配置した中間コンベアである。
本考案のシーツ拡げ機は、上記の如く構成され
ているから、シーツ8の左右上縁端を把持した保
持具3,3′が中心部より左右にスライドし、張
り拡げ限度に達すると、シーツ保持具3,3′は
移動を停止する(第2図A参照)。
この状態すなわちシーツ張り拡げ完了を検知す
ると、シリンダ7のピストンロツド70が伸長
し、送り込みコンベア1が前進すると、送り込み
コンベア1の上流端上にシーツ8が掛かる(第2
図B参照)。
上述の送り込みコンベア1の前進の終端近くに
なると、シリンダ5,6,5′,6′が作動し、保
持具3,3′によるシーツの把持が解除され、シ
ーツ8が保持具3,3′より離れて送り込みコン
ベア1上に乗る。このとき、その直前までピンと
張り拡げられていたシーツ8が自然落下で送り込
みコンベア1上に乗るので、シーツ8の上縁部は
真つ直な状態を保つて送り込みコンベアに供給さ
れる。
送り込みコンベア1が最前位置に達し、シーツ
8が送り込みコンベア1上に乗つたところで、シ
リンダ7のピストンロツド70を縮め、送り込み
コンベア1を待機位置まで後退させる(第2図C
参照)。
そして、待機位置における送り込みコンベア1
は次のシーツ8が張り拡げられるまで、その位置
で待機する。
なお、上述の実施例においては、送り込みコン
ベア1をほゞ水平状態のまゝで前記に移動させる
ものについて説明したが、送り込みコンベア1を
水平状態から傾斜状態に又は逆に傾斜状態から水
平状態に前後に移動させるようにすることもでき
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のシーツ拡げ機によ
れば、シーツを張り拡げた保持具をその位置に保
つたまゝで送り込みコンベアを前進させてシーツ
を送り込みコンベア上に乗せるので、張り拡げら
れたシーツはその上縁が真つ直な状態で送り込み
コンベア上に乗せることができ、しかも、そのシ
ーツの投入状態は、シーツの大きさ、材質の差
異、運転速度の差異などに影響されることなく常
に一定に保つことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の斜視
図、第2図A,B,Cは作動説明図である。 1……送り込みコンベア、2a,2a′,2b,
2b′……アーム、3,3′……シーツ保持具、4
……ワイヤーロープ、5,5′,6,6′……保持
具のシリンダ、7……送り込みコンベアの駆動用
シリンダ、8……シーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シーツの上縁の両端をそれぞれ保持具で把持
    し、かつ該保持具を水平方向にスライドさせてシ
    ーツを張り拡げ、その張り拡げ終了後保持具によ
    る把持を解除させてシーツを送り込みコンベア上
    に乗せるようにしたシーツ拡げ機において、前記
    送り込みコンベアを前後に移動可能に支持し、シ
    ーツ張り拡げ完了時に保持具をその位置に保つた
    まゝで張り拡げたシーツが送り込みコンベアの上
    流端上に乗る位置まで前記送り込みコンベアを前
    進させ、かつ、保持具によるシーツの把持を解除
    させてシーツが送り込みコンベア上に乗つた時に
    前記送り込みコンベアを後退させる駆動装置を設
    けたことを特徴とするシーツ拡げ機。
JP1987195915U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH041920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987195915U JPH041920Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JP1987195915U JPH041920Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JPH0199399U JPH0199399U (ja) 1989-07-04
JPH041920Y2 true JPH041920Y2 (ja) 1992-01-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2534018B2 (ja) * 1993-07-19 1996-09-11 株式会社トーカイ 方形状布類の縁出し方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54134190A (en) * 1978-03-09 1979-10-18 Amuko Bv Tensioning and widening apparatus of washed sheets and like
JPS57195499A (en) * 1981-05-16 1982-12-01 Kannegiesser H Gmbh Co Apparatus for supplying washing article in mangle

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