JPH032969Y2 - - Google Patents

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JPH032969Y2
JPH032969Y2 JP3495384U JP3495384U JPH032969Y2 JP H032969 Y2 JPH032969 Y2 JP H032969Y2 JP 3495384 U JP3495384 U JP 3495384U JP 3495384 U JP3495384 U JP 3495384U JP H032969 Y2 JPH032969 Y2 JP H032969Y2
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JP
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reflector
heating element
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antenna
snow
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JP3495384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、カセグレンアンテナ等の空中線に関
し、特にカセグレンアンテナの副反射鏡等の反射
鏡に付着した氷雪を融解除去する発熱体が備えて
ある空中線に関する。
(従来技術) カセグレンアンテナの一構成品である副反射鏡
はあらゆる気象条件下で使用される。寒冷地にお
いて使用されたときに反射面に氷雪が付着すると
電気的特性が劣化するから、付着した氷雪は除去
しなければならない。そのため、従来は副反射鏡
本体内に発熱体を埋め込み、均一な熱分布を反射
面に与えていたが、この方式では施工工事及び交
換工事においては非常に難かしく多くの工数が費
やされた。従来の別の融雪方式では副反射鏡の背
面の近傍に発熱体として数個のシーズヒータを設
置し、熱移動の三形態である伝導、輻射、対流に
よつてそれら反射面に付着した氷雪を融解除去す
るための熱を反射面部へ供給していた。
第1図はそのシーズヒータ式の従来の融雪装置
を示す斜視図であり、1は発熱体、2は取付板で
ある。U字型の発熱体は取付板2によつて、副反
射鏡の背面カバーに固定される。この第1図の方
式では、発熱体の設置交換は容易であるが、発熱
体として使用しているシーズヒータの放熱面積が
小さいから、輻射によつて反射鏡が受ける単位面
積当りの熱量はシーズヒータの近傍で大きく、離
れている部分では小さい。そこで、反射鏡におけ
る熱分布にかなりの不均衡が生じ、反射面の面精
度が劣化し、空中線の電気的特性を劣化させてい
た。
(考案の目的) 本考案の目的は、発熱体による反射鏡の加熱に
よつて反射鏡に生ずる面精度の劣化が少なく、し
かも発熱体の取付けや交換が容易な融雪装置付空
中線の提供にある。
(考案の構成) 本考案の構成は、電波を反射する反射鏡と、前
記反射熱に熱を加え前記反射鏡に付着した氷雪を
融かす発熱体とが備えてある空中線において、前
記反射鏡と前記発熱体との間に前記発熱体が発す
る輻射熱を遮る板が設けてあることを特徴とす
る。
(実施例) 次に実施例を挙げ本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例であるカセグレンア
ンテナの副反射鏡に備える融雪装置を示す斜視
図、第3図aはその副反射鏡の背面図、同図bは
その副反射鏡の断面図である。第2図の融雪装置
では、発熱体1は取付板2に取付けられている。
そして、発熱体1の下側には、発熱体1の根元で
固定されている遮蔽板3が設けてある。この融雪
装置を第3図に示す如く副反射鏡に取付けた場
合、発熱体1からの輻射熱は副反射鏡4の反射面
一部分に集中することなく全般に広がるから、熱
の偏在が緩和され、副反射鏡4の反射面における
熱分布が相当に均一になる。従つて副反射鏡4に
おける加熱に起因する面精度の劣化は極く小さ
い。
尚、第2図おける遮蔽板3は平らな板の両側を
曲げ発熱体1に取付けたときに最小形状になる構
造であるが、遮蔽板は、両側に曲げのない平板、
複数個の丸穴を明けた平板、背面カバー6に与え
る輻射熱を緩和するように発熱体を覆つた箱形等
その用途に応じた形状でも差支えない。又、第3
図の実施例で発熱体1が反射鏡4の中心より下に
位置してあるのは、熱対流を考慮し、反射鏡4に
おける温度の均一化を図るためである。
前述の実施例では、遮蔽板3は発熱体1に固定
してあるが、遮蔽板3に位置及び形状の可変機構
を備えれば、副反射鏡4における温度分布の制御
が可能となる。また、前述の実施例はカセグレン
アンテナであつたが、本考案は反射鏡が平面反射
板である場合にも適用できる。
(考案の効果) 以上に詳述したように、本考案によれば、発熱
体によつて反射鏡を加熱しても反射鏡における熱
分布が相当に均一であつて、反射鏡に生ずる面積
度の劣化が少なく、しかも発熱体の取付けや交換
が容易な融雪装置付空中線が提供できる。そこ
で、この融雪装置付空中線を用いれば、寒冷地で
氷雪の付着があつても、その氷雪を融かすことが
でき、しかも電気的性能の劣化が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の融雪装置付空中線における融雪
装置を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例に
用いる融雪装置を示す斜視図、第3図aは本考案
の一実施例であるカセグレンアンテナにおける副
反射鏡の背面図、同図bはその副反射鏡の断面図
である。 1……発熱体、2……取付板、3……遮蔽板、
4……副反射鏡本体、5……背面カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電波を反射する反射鏡と、前記反射鏡に熱を加
    え前記反射鏡に付着した氷雪を融かす発熱体とが
    備えてある空中線において、前記反射鏡と前記発
    熱体との間に前記発熱体が発する輻射熱を遮る板
    が設けてあることを特徴とする融雪装置付空中
    線。
JP3495384U 1984-03-12 1984-03-12 融雪装置付空中線 Granted JPS60149210U (ja)

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JP3495384U JPS60149210U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 融雪装置付空中線

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JP3495384U JPS60149210U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 融雪装置付空中線

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Publication Number Publication Date
JPS60149210U JPS60149210U (ja) 1985-10-03
JPH032969Y2 true JPH032969Y2 (ja) 1991-01-25

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JPS60149210U (ja) 1985-10-03

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