JPH03296763A - 刷版用トンボ描画装置への入力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はトンボ描画用のデータをトンボ描画機に入力
する方法に関するものである。

［従来の技術］ 多色印刷の場合には、各色版が正しい位置に刷り重なる
ことが特に重要であり、見当合わせが正しくなければ十
分に印刷効果を上げることができない。このように用紙
上の所定の位置に、正確に位置合せすることはもとより
、表裏間の位置合せ、及び２色以上を正しく刷り重ねる
ために、各実用版にそれぞれ見当合わせの目印を付けて
おく。この見当様は一般に十字形でトンボを思わせるの
で、トンボと俗称されている。このトンボの位置を決定
するためのデータとしては、用紙幅、原版寸法、ドブ幅
、ドブ位置、トンボ長さなどがある。

一方、印刷においては、−枚の印刷用紙の表裏両面に多
数の頁分の印刷を行う場合があり、この場合には、製版
作業において、印刷用紙の表裏両面の印刷位置が正しく
揃い、また折り畳んだときに、６頁の印刷位置が一致す
るように刷版材上で６頁の配置を設計する作業が必要で
あるが、この面付を行うのに必要なデータはトンボ描画
用のデータを含んでいる。

従来は製版作業においてこのトンボ描画用にデータの入
力作業と面付用のデータの入力作業の両方が必要であり
、トンボ描画作業において、トンボ描画用のデータをキ
ーボードや磁気カードによってトンボ描画装置に入力し
、また、面付作業において面付用データをキーボードや
磁気カードから入力している。

［発明が解決しようとする課題〕 しかるにこの従来の方法はトンボ描画用のデータと、面
付用のデータという同質のデータの入力を２度繰り返さ
なければならず、また、トンボ描画用のデータの確認は
モニターの画面上で行っているので、見にくく、入力ミ
スをチエツクすることが困難である。このようなことか
ら、データの入力作業を省力化することができると共に
、トンボ描画データの入力ミスも容易に確認できるよう
にすることが望まれている。

この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、データの入力作業を省略化することができると共に
、トンボ描画用データの入力ミスも容易に確認できるよ
うにすることができる刷版用トンボ描画装置への入力方
法を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ この目的に対応して、この発明の刷版用トンボ描画装置
への入力方法は、面付機に入力すべき面付用のデータの
うちトンボ描画用データと共通のデータをバーコードプ
リンタによってバーコードのハードコピーを作成し、こ
のハードコピーをバーコード読取り装置に読み取らせる
ことによって前記トンボ描画用データをトンボ描画機に
入力することを特徴としている。

〔作用］ 面付機に面付用のデータを入力する。面付機から面付用
データをプリンタに出力して面付用データのハードコピ
ーを作成する。このハードコピーを描画用仕様書として
利用する。使用時に面付機からトンボ描画用データをバ
ーコードプリンタに出力してトンボ描画用データのハー
ドコピーを作成する。次に面付用データのハードコピー
を目視して検査しトンボ描画用データの内容を確認する
。

トンボ描画用データ宵容が正しいことが確認されたら、
バーコードのハードコピーをバーコード読取り装置に読
み取らせることによって前記トンボ描画用データをトン
ボ描画機に入力する。

［実施例］ 以下、この発明の詳細を実施例について説明する。

第１図はこの発明のトンボ描画用データの入力方法にお
いて使用する装置の構成を示している。

すなわち第１図において、１は面付装置用のＣＰＵであ
り、面付装置用ＣＰＵ　１には入力装置２、モニター３
、プリンタ４、バーコードプリンタ５が接続している。

一方トンボ描画装置６はトンボ描画装置用ＣＰＵ７を備
えており、トンボ描画装置用ＣＰＬＪ７には、モニター
８、バーコードリーダー１１、トンボ描画プロッタ１２
が接続している。

このような構成の装置を使用してこの発明のトンボ描画
用データの入力方法は次のように実施される。

まず、面付装置用ｃｐｕｉに面付用のデータを入力装置
１２により入力する。入力される面付用のデータとして
は、綴じ方法、折り方法、折丁のノンプル、原版の寸法
、原版のＸ、Ｙ方向への移動距離、焼付面数、ドブ位置
、ドブ寸法、用紙幅などがある。これらのデータは次に
プリンタ４でハードコピーに出力して目視により内容の
正誤を確認する。内容が正しいと確認されたハードコピ
ー１３は面付用仕様書として出力される。特に前記面付
仕様書には、トンボ描画用データを「数字」でハードコ
ピーされているので、トンボ描画用データの正誤確認用
チエツクシートとしても利用される。

一方、面付装置用ＣＰＵ１からトンボ描画に必要なデー
タのみをトンボ描画用データとしてバーコードプリンタ
５により、バーコード化してハードコピー１５として出
力する。バーコードで表示するトンボ描画用データとし
ては原版寸法ＸＹ、焼付は面数ＸＹ、原版送り寸法ＸＹ
、ドブ広さＸＹ、ドブ位置ＸＹ、　トンボ長さＸＹ等で
ある。このバーコードのハードコピー１５は第２図に示
すように面付仕様書のハードコピー１３の余白に貼付し
ておくと、後述するトンボ描画用データの検査及び入力
時に、ハードコピーの散逸を防止することができ、しか
も、バーコードの目視不可能な欠点を補うことができて
便利である。このように、数字とバーコードの両データ
を併置して、トンボを描画する直前にトンボ描画用デー
タの正誤を面付用データのハードコピーを目視すること
により検査して確認する。トンボ描画用データの内容が
正しければ、ハードコピー１５をバーコードリーダー１
１に読取らせ、トンボ描画装置用ＣＰＵ７に入力する。

この、トンボ描画装置用ＣＰＵ７は入力されたデータを
処理してトンボ描画プロッタ１２に出力し、トンボ描画
プロッタ１２が１８版（図示せず）上にトンボを描画す
る。

［発明の効果］ この発明の刷版用トンボ描画装置への入力方法では、面
付用データがトンボ描画用のデータと共通か若しくは面
付用データがトンボ描画用のデータを含んでいることを
利用して、面付装置用ＣＰＵからトンボ描画に必要なデ
ータをバーコードとして出力させ、この出力されたバー
コードを入力用に利用するので、二重の入力操作をする
必要がなくなる。しかも面付用のデータの確認及び入力
データ、並びにトンボ描画用のデータは面付用仕様書の
ハードコピー１３として、可読確認することができるた
め、ミスの発見が容易であって、刷版準備作業時に必要
に応じて容易にチエツクできる。しかもトンボ描画装置
に、必要に応じて、テンキー、磁気カード入力の他に安
価で取扱いや入力が容易なバーコード入力を付加するこ
とができ、入力装置の多様化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の刷版用トンボ描画装置への入力方法
の実施に使用する装置の構成説明図、及び第２図はバー
コードのハードコピーを貼付した面付用仕様書のハード
コピーを示す平面説明図である。 １・・・面付装置用ＣＰＵ、　　２・・・入力装置、３
・・・モニター　　　４・・・プリンタ、５・・・バー
コードプリンタ、　６・・・トンボ描画装置、７・・・
トンボ描画装置用ＣＰＬＩ、　　８・・・モニター１１
・・・バーコードリーダー １２・・・トンボ描画プロッタ、 １３・・・面付用仕様書のハードコピー１４・・・面付
用仕様書、　　１５・・・ハードコピー第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 面付機に入力すべき面付用のデータのうちトンボ描画用
   データと共通のデータをバーコードプリンタによってバ
   ーコードのハードコピーを作成し、このハードコピーを
   バーコード読取り装置に読み取らせることによつて前記
   トンボ描画用データをトンボ描画機に入力することを特
   徴とする刷版用トンボ描画装置への入力方法