JPH0329525B2 - - Google Patents

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JPH0329525B2
JPH0329525B2 JP60284034A JP28403485A JPH0329525B2 JP H0329525 B2 JPH0329525 B2 JP H0329525B2 JP 60284034 A JP60284034 A JP 60284034A JP 28403485 A JP28403485 A JP 28403485A JP H0329525 B2 JPH0329525 B2 JP H0329525B2
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tool
clutch
spindle
spindles
push rod
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、複数個の工具回転用スピンドルを回
転自在に支持する斜塔式タレツトヘツドが枠体に
対して旋回可能に支持されており、このタレツト
ヘツドの旋回に伴つて前記スピンドルのうちのい
ずれか一つのスピンドルが加工位置に位置決めさ
れたときには、他のスピンドルの少なくとも一つ
のスピンドルは工具交換位置にある形式の工作機
械の工具駆動ユニツトにおいて使用されるクラツ
チおよび工具交換操作装置に関する。
(2) 従来の技術 複数個の工具回転用スピンドルを回転自在に支
持する斜塔式タレツトヘツドが枠体に対して旋回
可能に支持され、複数個のスピンドルの一つが加
工位置にある間に、他のスピンドルの少なくとも
一つが工具交換位置にあるように構成された工具
駆動ユニツトを備えた工作機構は特開昭52−
122976号公報に見られるように従来より知られて
いる。
(3) 発明が解決しようとする問題点 工具ホルダは、スピンドルの先端部においてス
ピンドルの中空部を軸方向に貫通するドローバー
の先端部と係合するようになつており、工具の交
換に際し工具ホルダをスピンドルから離脱する場
合に、ドローバーの基端面をプツシユロツドによ
り押圧してドローバーをスピンドルに対して先端
側へばね偏倚力に抗して移動させると、ドローバ
ーと工具ホルダとの係合関係が解かれ、工具ホル
ダをスピンドルの先端部から取り去ることができ
る。工具駆動ユニツトの機械剛性を増加して加工
精度を向上するため、工具駆動ユニツトの構造を
コンパクトにした場合、タレツトヘツドにより支
持される複数個のスピンドルの基端部は互いに接
近した状態となり、タレツトヘツドの旋回に伴つ
てスピンドルの基端部とプツシユロツドとが干渉
してしまう。このようなスピンドルの基端部とプ
ツシユロツドとの干渉を避けるためには、スピン
ドルが工具交換位置にあるときにはプツシユロツ
ドがスピンドルの基端部と整合した作動位置にあ
り、タレツトヘツドの旋回時にはプツシユロツド
がスピンドルの基端部から離隔した退避位置にあ
るように、プツシユロツドを作動位置と退避位置
との間で揺動させることが考えられる。
他方、スピンドルが加工位置にあるときにはそ
の加工位置にあるスピンドルの基端部をクラツチ
を介して駆動源側に連結し、タレツトヘツドの旋
回時にはクラツチを離脱状態にして加工位置にあ
るスピンドルを駆動源側から分離させなければな
らない。
ところで、プツシユロツドを作動位置と退避位
置との間で揺動させるための作動装置と、スピン
ドルを駆動源側に連結するためのクラツチの係脱
操作を行う作動装置とを個別に配設すると、各作
動装置を配設するためのスペースが必要となると
共に工具駆動ユニツトの構造が複雑となつて、工
具駆動ユニツトの構造をコンパクトにすることが
困難となる。
そこで本発明は、工具交換用ドローバーを押圧
作動するためのスピンドルの作動位置と退避位置
との間の揺動と、加工位置にあるスピンドルのた
めのクラツチの係脱操作とを同時に行うことがで
きるようなクラツチおよび工具交換操作装置を得
ることを主な目的とするものである。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、複数個の工具回転用スピンド
ルを回転自在に支持する斜塔式タレツトヘツドが
枠体に対して旋回可能に支持されており、前記タ
レツトヘツドの旋回に伴つて前記スピンドルのう
ちいずれか一つのスピンドルが加工位置に位置決
めされたときには、他のスピンドルの少なくとも
一つのスピンドルは工具交換位置にあり、加工位
置にあるスピンドルはクラツチを介して駆動源側
と係脱することができ、また工具変換位置にある
スピンドルの中空部を軸方向に貫通するドローバ
ーの基端面を押圧移動することによりこのドロー
バーの先端側に保持されている工具ホルダを前記
工具変換位置にあるスピンドルから離脱させるこ
とができるようにした工作機械の工具駆動ユニツ
トにおいて、前記枠体に固定したロツドにクラツ
チ操作シリンダを前後に滑接自在に設け、このシ
リンダの外周面に前記クラツチに連結されてこれ
を係脱操作するためのクラツチ操作爪と、前記枠
体に揺動自在に枢支される揺動部材に連結されて
これを揺動駆動するための係合ピンを設け、前記
揺動部材には、工具変換位置にあるスピンドルの
ドローバーを押圧移動するためのプツシユロツド
を設け、前記クラツチ操作シリンダの前後移動制
御により前記クラツチの係脱操作と、工具交換用
ドローバーを押圧作動するためのプツシユロツド
の作動位置と退避位置との揺動操作とを連動して
行うようにした工作機械用の工具駆動ユニツトに
おけるクラツチおよび工具交換操作装置が得られ
る。
(2) 作 用 タレツトヘツドが旋回して1つのスピンドルが
加工位置に位置決めされると、同時に他のスピン
ドルの少なくとも1つのスピンドルは工具交換位
置に位置決めされる。このときクラツチ操作シリ
ンダが作動して加工位置にあるスピンドルが駆動
源側に連結されるようにクラツチが係合状態とな
ると、同時にクラツチ操作シリンダによりプツシ
ユロツドが退避位置から作動位置へと揺動されて
プツシユロツドが作動可能状態に置かれる。加工
位置にあるスピンドルにより保持された工具によ
る加工作業が終了してタレツトヘツドが旋回され
るときには、再びクラツチ操作シリンダが作動し
てクラツチが離脱状態に置かれると、同時にクラ
ツチ操作シリンダによりプツシユロツドは作動位
置から退避位置へと揺動される。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。まず第1図及び第2図において、工作機
械のベツド1上には、送りモータ2により左右方
向に移動される左右方向移動台3が搭載されてい
ると共に、左右方向移動台3上には送りモータ4
により一対の案内レール5,6に沿つて前後方向
に移動される前後方向移動台7が搭載されてい
る。この前後方向移動台7上にはコラム8が立設
されており、送りモータ9により回転駆動される
送りねじ10により昇降する工具駆動ユニツトA
の昇降枠体11は、コラムの前面側において上下
方向に延設された左右一対の案内レール12,1
3に沿つてコラム8に対して相対的に昇降する。
昇降枠体11の前面側には、水平面内において前
後方向に対して傾斜した方向の軸線周りに旋回さ
れる斜塔式タレツトヘツド17が支持されてお
り、このタレツトヘツド17には一対のスピンド
ルヘツド16,66が形成されている。各スピン
ドルヘツド16,66の中心軸線は、工具駆動ユ
ニツトAの内部機構の相互干渉を避けるため第1
図に示されるように互いにねじれた関係にあり、
第2図に示されるように、工具による切削作動時
においてはスピンドルヘツドの中心軸線はコラム
8に対し前後方向に向かい、又工具交換時におい
てはタレツトヘツド17の旋回に伴つてスピンド
ルヘツドの中心軸線はコラム8に対し左右方向に
向かう。第2図においては、スピンドルヘツド1
6は切削位置にあり、スピンドルヘツド66は工
具交換位置にある。又第2図に示されるように、
案内レール13は案内レール12よりも前方に配
設されており、各案内レール12,13からタレ
ツトヘツド17までの距離は共に短い。
第3図において、昇降枠体11の筒状支持部1
4の内周面側には、タレツトヘツド17の筒状連
結部18の外周面側が軸受15を介して回転自在
に支持されていると共に、昇降枠体11の外周フ
ランジ11fとタレツトヘツド17の外周フラン
ジ17fの各対向面は相互に滑接自在となるよう
に構成されている。そして各外周フランジ11
f,17fの背面側はそれぞれテーパ面11t,
17tとして形成されており、これら一対の外周
フランジ11f,17fの外面部は、タレツトヘ
ツド17の旋回を必要に応じて抑止するための環
状クランプ19により包囲されている。
筒状連結部18の端面側には歯車20が一体的
に固着されており、この歯車20には、昇降枠体
11上に搭載されたタレツト旋回用モータ21に
より、モータ21の出力軸上の傘歯車23、筒状
支持部14上に軸受24,25により軸支された
歯車軸26の一端側の傘歯車27を介して回転駆
動される歯車軸26の他端側の歯車28がかみ合
つている。
昇降枠体11上に搭載された工具回転用モータ
29の回転駆動力は、出力軸30、昇降枠体11
により軸受31,32を介して回転自在に支持さ
れた歯車軸33上の歯車34、昇降枠体11によ
り軸受35,36を介して回転自在に支持された
歯車軸37上の歯車38、及び昇降枠体11によ
り軸受39,40を介して回転自在に支持された
歯車軸41上の歯車42を介して、歯車軸41の
前方突出部の外周面上のスプライン43へ伝達さ
れる。
スプライン43には、クラツチ44の駆動側係
合部材44aの内周面上のスプラインが係合して
いる。駆動側係合部材44aは、全体として筒状
形をなしており、その前端縁部には被動側係合部
材44bと係合する係合部を有すると共に、後端
寄りの外周面上には外周面側に環状溝46が形成
されたクラツチ操作輪45が固定されている。
昇降枠体11にはスプライン43と平行に前方
へ向けて突出するロツド47の基端部が固定され
ており、このロツド47の中央部に形成された固
定ピストン48には、クラツチ操作シリンダ49
が嵌合している。クラツチ操作シリンダ49の両
端壁はロツド47の外周面に沿つて滑接自在であ
り、クラツチ操作シリンダ49の後端寄りの外周
面上に固定されたクラツチ操作爪50はクラツチ
操作輪45の環状溝46に係合している。第4図
に示されているように、クラツチ操作シリンダ4
9の後端部の上面上にはクラツチ操作シリンダ4
9の軸方向に対して垂直な方向に突出する滑接部
材73の基端部が固着されており、この滑接部材
73は、昇降枠体11上に基端部が固定された先
端部にストツパーナツト75が螺合されたロツド
47と平行な案内レール74に滑接自在に嵌合し
ている。この案内レール74に沿つて滑接部材7
3(第4図)が滑接することにより、クラツチ操
作シリンダ49は常に一定の方位を保ちながらロ
ツド47に沿つて滑接する。そしてロツド47内
の圧力流体路51に圧力流体が導通されると、ク
ラツチ操作シリンダ49が後退してクラツチ44
が離脱状態となり、又ロツド47内の圧力流体路
52に圧力流体が導通されると、クラツチ操作シ
リンダ49が前進してクラツチ44が係合状態と
なる。
第3図において、スピンドルヘツド16の内周
17は、軸受53及び軸受群54を介して中空ス
ピンドル55が回転自在に支持されており、この
中空スピンドル55の後端部の外周面上にはクラ
ツチ44を構成する環状の被動側係合部材44b
が固定されている。従つてクラツチ44が係合状
態にあるときにはスプライン43側の回転駆動力
はクラツチ44を介して中空スピンドル55へ伝
達される。
中空スピンドル55の前端部内周面側には、前
方へ向けて拡開するテーパ面55tが形成されて
おり、このテーパ面55tには、工具ホルダ57
の外周部に形成されたテーパ面57tが密着する
ようになつている。工具ホルダ57がテーパ面5
5t部に嵌入された状態においては、中空スピン
ドル55の回転駆動力は、中空スピンドル55の
前端面側に固定された係合ピン56が工具ホルダ
57の前端部外周面側に形成された係合凹部と係
合していることにより、係合ピン56を介して工
具ホルダ57へ伝達される。
工具ホルダ57の後端面から後方へ向けて、後
端部に拡大部を有する工具ホルダ軸58が突出し
ており、この工具ホルダ軸58は、中空スピンド
ル55の中空部内で軸方向に延設されたドローバ
ー59の前端部に形成された筒状部60内に嵌入
するようになつている。筒状部60には周方向に
間隔を置いて複数個、例えば3個の半径方向に貫
通するボール保持孔が形成されており、各ボール
保持孔内にはボール61が離脱しないようにして
保持されている。又中空スピンドル55の中空部
内において筒状部60に対応した位置には、前端
側の内周部に前方へ拡開するテーパ面が形成され
た筒状部材62が保持されている。ドローバーの
後端部にはナツト63が螺合されており、このナ
ツト63と中空スピンドル55の内周側の肩部と
の間に介装された多数の環状板ばね64のばね偏
倚力により、ドローバー59は常に後方へ引張り
力を受けており、このばね偏倚力により各ボール
61は筒状部材62の内周面側のテーパ面に沿つ
て移動して工具ホルダ軸58を締め付け、工具ホ
ルダ57を確実にテーパ面55t部内に保持す
る。
工具ホルダ57を中空スピンドル55から取り
外すときは、タレツトヘツド17を旋回してスピ
ンドルヘツド16を工具交換位置に位置決めして
から、ドローバー59の基端面を後記のプツシユ
ロツドによりばね偏倚力に抗して押圧すると共
に、工具ホルダ57の先端部外周面上に形成され
た環状係合溝65に把持爪を係合させて工具ホル
ダ57を中空スピンドル55の外方へ引抜くこと
により、工具ホルダ57を中空スピンドル55か
ら取り外すことができる。
ドローバー59内には軸方向に貫通して圧力空
気導入孔59cが形成されており、工具交換時に
おいて工具ホルダ57を中空スピンドル55から
取り外す際に、圧力空気導入孔59cに圧力空気
を導入することにより、圧力空気をテーパ面55
t側へ吹き付けてテーパ面55tを清浄すること
ができる。
第4図〜第7図において、スピンドルヘツド1
6は加工位置にあつて、工具ホルダ57により工
具軸125部を保持された工具124は切削作動
状態にある。これに対しスピンドルヘツド66は
工具交換位置にある。このスピンドルヘツド66
の内周側には、軸受67及び軸受群68を介して
中空スピンドル69が回転自在に支持されてお
り、中空スピンドル69は、工具軸70を保持す
る工具ホルダ71を保持している。
中空スピンドル69は中空スピンドル55と全
く同一の構造を有しており、この中空スピンドル
69の基端部外周面上にはクラツチ44の被動側
係合部材72が固定されていると共に、この被動
側係合部材72に近接して係合溝83が形成され
ている。他方、昇降枠体11に固定されたブラケ
ツト77の枢支部78には、揺動部材80の基端
側に突設されたブラケツト79が枢支されてい
る。揺動部材80の先端部には中空スピンドル6
9の係合溝83に係合する二又状の係合爪82が
形成されていると共に、揺動部材80の中央部に
は揺動部材80の基端側から先端側へ向けて細長
い長孔81が形成されており、この長孔81はク
ラツチ操作シリンダ49の外周部の上面側に突設
された係合ピン76が遊嵌されている。従つて、
タレツトヘツド17がタレツト旋回用モータ21
の作動により旋回されるに当たつてクラツチ操作
シリンダ49が後退してクラツチ44が離脱状態
に置かれる間は、揺動部材80が枢支部78を中
心として昇降枠体11寄りに揺動して係合爪82
が係合溝83から離脱しているが、一対のスピン
ドルヘツドの一方、例えばスピンドルヘツド16
が加工位置に位置決めされると同時に他方のスピ
ンドルヘツド、例えばスピンドルヘツド66が工
具交換位置に位置決めされ、クラツチ操作シリン
ダ49が前進してクラツチ44が係合状態となる
と、揺動部材80は枢支部78を中心として前方
へ揺動し、係合爪82が係合溝83に係合するこ
とにより、中空スピンドル69の軸方向にかかる
力に対向し、軸受67及び軸受群68の無理な力
が加わることを防止する。
特に第6図および第7図において、揺動部材8
0内にはシリンダ90が一体的に形成されてお
り、このシリンダ90内を滑接するピストン91
のピストンロツドと一体のプツシユロツド92の
先端部は揺動部材80の先端側へ突き出ることが
できる。プツシユロツド92内には流路93が形
成されており、第6図のようにポート95に圧力
流体が導入されるとピストン91は揺動部材80
の基端側へ後退し、流路93はポート96から遮
断されるが、第7図のように、揺動部材80がス
ピンドル69の基端部と係合した状態においてポ
ート94に圧力流体が導入されると、ピストン9
1は揺動部材80の先端側へ移動し、それに伴つ
てプツシユロツド92がドローバー97の基端面
を押圧して、ドローバー97を板ばね98のばね
力に抗してスピンドル69の先端側へ移動させ
る。同時に、流路93はポート96と連通し、圧
力空気がポート96、流路93、ドローバー97
の中空部により形成された圧力空気導入孔97c
を介して、スピンドル69の先端部のテーパ面6
9tと工具ホルダ71のテーパ面71tとの間の
環状の隙間へ導入される。
その結果、ドローバー97と工具ホルダ71と
の係合が解かれて、工具ホルダ71はスピンドル
69から離脱可能となると共に、スピンドル69
のテーパ面69tが圧力空気により清浄される。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、工作機械の工具
駆動ユニツトにおいて、枠体に固定したロツドに
クラツチ操作シリンダを前後に滑接自在に設け、
このシリンダの外周面に前記クラツチに連結され
てこれを係脱操作するためのクラツチ操作爪と、
前記枠体に揺動自在に枢支される揺動部材に連結
されてこれを揺動駆動するための係合ピンを設
け、前記揺動部材には、工具交換位置にあるスピ
ンドルのドローバーを押圧移動するためのプツシ
ユロツドを設け、前記クラツチ操作シリンダの前
後移動制御により前記クラツチの係脱操作と、工
具交換用ドローバーを押圧作動するためのプツシ
ユロツドの作動位置と退避位置との揺動操作とを
連動して行うようにしたので、単一のクラツチ操
作シリンダにより、クラツチ係脱操作と、工具交
換用ドローバーを押圧作動するためのプツシユロ
ツドの作動位置と退避位置への揺動操作とを連動
して行うことができ、前記両操作を簡単容易にし
かも的確に行うことができるとともに部品点数を
削減して工具駆動ユニツト自体の構造の簡素化と
コストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に基づく工具駆動ユ
ニツトの支持装置を備えた工作機械の一例を示す
前面図、第2図は第1図の工作機械の平面図、第
3図は第1図の−線に沿つて見た要部平断面
図、第4図は第1図の−線に沿つて見た要部
平断面図、第5図は第4図の−線に沿つて見
た要部側面図、第6図は第4図の要部断面図、第
7図は第6図とは異なつた作動状態にある第6図
と同様な要部断面図である。 11……枠体、17……タレツトヘツド、44
……クラツチ、47……ロツド、49……クラツ
チ操作シリンダ、50……クラツチ操作爪、5
5,69……工具回転用スピンドル、71……工
具ホルダ、76……係合ピン、78……枢支、8
0……揺動部材、92……プツシユロツド、97
……ドローバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の工具回転用スピンドル55,69を
    回転自在に支持する斜塔式タレツトヘツド17が
    枠体11に対して旋回可能に支持されており、前
    記タレツトヘツド17の旋回に伴つて前記スピン
    ドル55,69のうちいずれか一つのスピンドル
    55が加工位置に位置決めされたときには、他の
    スピンドルの少なくとも一つのスピンドル69は
    工具交換位置にあり、加工位置にあるスピンドル
    55はクラツチ44を介して駆動源側と係脱する
    ことができ、また工具交換位置にあるスピンドル
    69の中空部を軸方向に貫通するドローバー97
    の基端面を押圧移動することによりこのドローバ
    ー97の先端側に保持されている工具ホルダ71
    を前記工具交換位置にあるスピンドル69から離
    脱させることができるようにした工作機械の工具
    駆動ユニツトにおいて、前記枠体11に固定した
    ロツド47にクラツチ操作シリンダ49を前後に
    滑接自在に設け、このシリンダ49の外周面に前
    記クラツチ44に連結されてこれを係脱操作する
    ためのクラツチ操作爪50と、前記枠体11に揺
    動自在に枢支78される揺動部材80に連結され
    てこれを揺動駆動するための係合ピン76を設
    け、前記揺動部材80には、工具交換位置にある
    スピンドル69のドローバー97を押圧移動する
    ためのプツシユロツド92を設け、前記クラツチ
    操作シリンダ49の前後移動制御により前記クラ
    ツチ44の係脱操作と、工具交換用ドローバー9
    7を押圧作動するためのプツシユロツド92の作
    動位置と退避位置との揺動操作とを連動して行う
    ようにした工作機械用の工具駆動ユニツトにおけ
    るクラツチおよび工具交換操作装置。
JP28403485A 1985-12-17 1985-12-17 工作機械用の工具駆動ユニットにおけるクラッチおよび工具交換操作装置 Granted JPS62140710A (ja)

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JPS62140710A (ja) 1987-06-24

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