JPH0327336B2 - - Google Patents

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JPH0327336B2
JPH0327336B2 JP60284033A JP28403385A JPH0327336B2 JP H0327336 B2 JPH0327336 B2 JP H0327336B2 JP 60284033 A JP60284033 A JP 60284033A JP 28403385 A JP28403385 A JP 28403385A JP H0327336 B2 JPH0327336 B2 JP H0327336B2
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JP
Japan
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tool
spindle
clutch
hook
tool holder
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JP60284033A
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Inventor
Tsutomu Fujita
Hideo Kodachi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62140737A publication Critical patent/JPS62140737A/ja
Publication of JPH0327336B2 publication Critical patent/JPH0327336B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/005Devices for removing chips by blowing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、工作機械用工具ホルダ保持部、特に
先端部において工具ホルダを保持するスピンドル
の中空部の工具ホルダ保持部を工具交換時におい
て圧力空気により清掃する工作機械用工具ホルダ
保持部の清掃装置に関する。
(2) 従来の技術 従来前記工作機械において、スピンドルの、工
具ホルダ保持部を工具交換時において圧力空気に
より清掃するようにした工具ホルダ保持部の清掃
装置は既に公知である(実開昭59−116141号公報
参照)。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところで、複数個の工具回転用スピンドルを回
転自在に支持する斜塔式タレツトヘツドが枠体に
対して旋回可能に支持され、前記タレツトヘツド
の旋回に伴つて前記スピンドルのうちいずれか一
つのスピンドルが加工位置に位置決めされたとき
には、他のスピンドルの少なくとも一つのスピン
ドルは工具交換位置にあるようにした工作機械で
は、複数のスピンドルの基部側に加工位置にある
スピンドルを駆動源と連脱するためのクラツチ装
置および工具交換位置にあるスピンドルから工具
を交換するための工具交換装置を設ける必要があ
り、さらにそこに前記清掃装置を設けようとすれ
ば、全体の構造が複雑になり工作機械の工具駆動
部の大型化と、重量増を招き、加工精度の低下、
コストアツプの原因になるという課題がある。
本発明はかゝる実情にかんがみてなされたもの
で、複数個のスピンドルの基端部の近くで作動位
置と退避位置間で揺動可能なフツクに工具交換用
プツシユロツドと、スピンドルの工具ホルダ保持
部の清掃装置とを纏めて設けることにより、前記
課題を解決できるようにした工作機械用工具ホル
ダ保持部の清掃装置を提供することを目的とする
ものである。
B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明によれば、複数個の工具回転用スピンド
ルを回転自在に支持する斜塔式タレツトヘツドが
枠体に対して旋回可能に支持されており、前記タ
レツトヘツドの旋回に伴つて前記スピンドルのう
ちいずれか一つのスピンドルが加工位置に位置決
めされたときには、他のスピンドルの少なくとも
一つのスピンドルは工具交換位置にあり、加工位
置にあるスピンドルはクラツチを介して駆動源側
と係脱することができ、また工具交換位置にある
スピンドルの中空部を軸方向に貫通するドローバ
ーの基端面を押圧移動することによりこのドロー
バーの先端側に保持されている工具ホルダを前記
工具交換位置にあるスピンドルから離脱させるこ
とができるようにした工作機械の工具駆動ユニツ
トにおいて、前記両スピンドルの基端部の近くに
は、クラツチ操作シリンダを前後に移動制御でき
るように設けるとともに工具交換位置にあるスピ
ンドルの基端部と係合する係合位置と、該スピン
ドルの基端部から離隔した退避位置との間で揺動
可能なフツクを設け、前記クラツチ操作シリンダ
には、クラツチに連結されてこれを係脱操作する
クラツチ爪と前記フツクと係合してこれを揺動駆
動する係合ピンを設け、さらに前記フツクには、
それが前記係合位置にあるとき、前記スピンドル
内に軸方向に摺動可能に縦通する工具交換用ドロ
ーバーを押圧移動し得るプツシユロツドを設け、
このプツシユロツドには、該プツシユロツドによ
る前記ドローバーの押圧移動に関連して、圧力空
気源からの圧力空気を、前記ドローバーに形成さ
れて前記スピンドルの工具ホルダ保持部に連通さ
れている圧力空気導入孔に送り込む流路が開口さ
れてなる工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置
が得られる。
(2) 作用 クラツチ操作シリンダの前方移動によりクラツ
チが接合されるとともにフツクがスピンドルを係
止する係合位置に保持され、加工位置にあるスピ
ンドルはクラツチを介して駆動源に連結され、一
方工具交換位置にあるスピンドルは、フツクに係
合されるとともに該スピンドルの工具交換用ドロ
ーバーはフツク内に設けたプツシユロツドにより
押圧移動でき、さらにその際プツシユロツドに設
けた流路からの圧力空気をドローバーの圧力空気
導入孔を通して工具ホルダ保持部に圧送してそこ
を清掃することができ塵埃、切粉などを除去する
ことができる。
またクラツチ操作シリンダを後退移動すれば、
前記クラツチを断させるとともに前記フツクを退
避位置に揺動することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。まず第1図及び第2図において、工作機
械のベツド1上には、送りモータ2により左右方
向に移動される左右方向移動台3が搭載されてい
ると共に、左右方向移動台3上には送りモータ4
により一対の案内レール5,6に沿つて前後方向
に移動される前後方向移動台7が搭載されてい
る。この前後方向移動台7上にはコラム8が立設
されており、送りモータ9により回転駆動される
送りねじ10により昇降する工具駆動ユニツトA
の昇降枠体11は、コラムの前面側において上下
方向に延設された左右一対の案内レール12,1
3に沿つてコラム8に対して相対的に昇降する。
昇降枠体11の前面側には、水平面内において前
後方向に対して傾斜した方向の軸線周りに旋回さ
れる斜塔式タレツトヘツド17が支持されてお
り、このタレツトヘツド17には一対のスピンド
ルヘツド16,66が形成されている。各スピン
ドルヘツド16,66の中心軸線は、工具駆動ユ
ニツトAの内部機構の相互干渉を避けるために第
1図に示されるように互いにねじれた関係にあ
り、第2図に示されるように、工具による切削作
動時においてはスピンドルヘツドの中心軸線はコ
ラム8に対し前後方向に向かい、又工具交換時に
おいてはタレツトヘツド17の旋回に伴つてスピ
ンドルヘツドの中心軸線はコラム8に対し左右方
向に向かう。第2図においては、スピンドルヘツ
ド16は切削位置にあり、スピンドルヘツド66
は工具交換位置にある。又第2図に示されるよう
に、案内レール13は案内レール12よりも前方
に配設されており、各案内レール12,13から
タレツトヘツド17までの距離は共に短い。
第3図において、昇降枠体11の筒状支持部1
4の内周面側には、タレツトヘツド17の筒状連
結部18の外周面側が軸受15を介して回転自在
に支持されていると共に、昇降枠体11の外周フ
ランジ11fとタレツトヘツド17の外周フラン
ジ17fの各対向面は相互に滑接自在となるよう
に構成されている。そして各外周フランジ11
f,17fの背面側はそれぞれテーパ面11t,
17tとして形成されており、これら一対の外周
フランジ11f,17fの外面部は、タレツトヘ
ツド17の旋回を必要に応じて抑止するための環
状クランプ19により包囲されている。
筒状連結部18の端面側には歯車20が一体的
に固着されており、この歯車20には、昇降枠体
11上に搭載されたタレツト旋回用モータ21に
より、モータ21の出力軸上の傘歯車23、筒上
支持部14上に軸受24,25により軸支された
歯車軸26の一端側の傘歯車27を介して回転駆
動される歯車軸26の他端側の歯車28がかみ合
つている。
昇降枠体11上に搭載された工具回転用モータ
29の回転駆動力は、出力軸30、昇降枠体11
により軸受31,32を介して回転自在に支持さ
れた歯車軸33上の歯車34、昇降枠体11によ
り軸受35,36を介して回転自在に支持された
歯車軸37上の歯車38、及び昇降枠体11によ
り軸受39,40を介して回転自在に支持された
歯車軸41上の歯車42を介して、歯車軸41の
前方突出部の外周面上のスプライン43へ伝達さ
れる。
スプライン43には、クラツチ44の駆動側係
合部材44aの内周面上のスプラインが係合して
いる。駆動側係合部材44aは、全体として筒状
形をなしており、その前端縁部には被動側係合部
材44bと係合する係合部を有すると共に、後端
寄りの外周面上には外周面側に環状溝46が形成
されたクラツチ操作輪45が固定されている。
昇降枠体11にはスプライン43と平行に前方
へ向けて突出するロツド47の基端部が固定され
ており、このロツド47の中央部に形成された固
定ピストン48には、クラツチ操作シリンダ49
が嵌合している。クラツチ操作シリンダ49の両
端壁はロツド47の外周面に沿つて滑接自在であ
り、クラツチ操作シリンダ49の後端寄りの外周
面上に固定されたクラツチ操作爪50はクラツチ
操作輪45の環状溝46に係合している。第4図
に示されているように、クラツチ操作シリンダ4
9の後端部の上面上にはクラツチ操作シリンダ4
9の軸方向に対して垂直な方向に突出する滑接部
材73の基端部が固着されており、この滑接部材
73は、昇降枠体11上に基端部が固定され先端
部にストツパーナツト75が螺合されたロツド4
7と平行な案内レール74に滑接自在に嵌合して
いる。この案内レール74に沿つて滑接部材73
(第4図)が滑接することにより、クラツチ操作
シリンダ49は常に一定の方位を保ちながらロツ
ド47に沿つて滑接する。そしてロツド47内の
圧力流体路51に圧力流体が導通されると、クラ
ツチ操作シリンダ49が後退してクラツチ44が
離脱状態となり、又ロツド47内の圧力流体路5
2に圧力流体が導通されると、クラツチ操作シリ
ンダ49が前進してクラツチ44が係合状態とな
る。
第3図において、スピンドルヘツド16の内周
17は、軸受53及び軸受群54を介して中空ス
ピンドル55が回転自在に支持されており、この
中空スピンドル55の後端部の外周面上にはクラ
ツチ44を構成する環状の被動側係合部材44b
が固定されている。従つてクラツチ44が係合状
態にあるときにはスプライン43側の回転駆動力
はクラツチ44を介して中空スピンドル55へ伝
達される。
中空スピンドル55の前端部内周面側には、前
方へ向けて拡開するテーパ面55tが形成されて
おり、このテーパ面55tには、工具ホルダ57
の外周部に形成されたテーパ面57tが密着する
ようになつている。工具ホルダ57がテーパ面5
5t部に嵌入された状態においては、中空スピン
ドル55の回転駆動力は、中空スピンドル55の
前端面側に固定された係合ピン56が工具ホルダ
57の前端部外周面側に形成された係合凹部と係
合していることにより、係合ピン56を介して工
具ホルダ57へ伝達される。
工具ホルダ57の後端面から後方へ向けて、後
端部に拡大部を有する工具ホルダ軸58が突出し
ており、この工具ホルダ軸58は、中空スピンド
ル55の中空部内で軸方向に延設されたドローバ
ー59の前端部に形成された筒状部60内に嵌入
するようになつている。筒状部60には周方向に
間隔を置いて複数個、例えば3個の半径方向に貫
通するボール保持孔が形成されており、各ボール
保持孔内にはボール61が離脱しないようにして
保持されている。又中空スピンドル55の中空部
内において筒状部60に対応した位置には、前端
側の内周部に前方へ拡開するテーパ面が形成され
た筒状部材62が保持されている。ドローバーの
後端部にはナツト63が螺合されており、このナ
ツト63と中空スピンドル55の内周側の肩部と
の間に介装された多数の環状板ばね64のばね偏
倚力により、ドローバー59は常に後方へ引張り
力を受けており、このばね偏倚力により各ボール
61は筒状部材62の内周面側のテーパ面に沿つ
て移動して工具ホルダ軸58を締め付け、工具ホ
ルダ57を確実にテーパ面55t部内に保持す
る。
工具ホルダ57を中空スピンドル55から取り
外すときは、タレツトヘツド17を旋回してスピ
ンドルヘツド16を工具交換位置に位置決めして
から、ドローバー59の基端面を後記のプツシユ
ロツドによりばね偏倚力に抗して押圧すると共
に、工具ホルダ57の先端部外周面上に形成され
た環状係合溝65に把持爪を係合させて工具ホル
ダ57を中空スピンドル55の外方へ引抜くこと
により、工具ホルダ57を中空スピンドル55か
ら取り外すことができる。
ドローバー59内には軸方向に貫通して圧力空
気導入孔59cが形成されており、工具交換時に
おいて工具ホルダ57を中空スピンドル55から
取り外す際に、圧力空気導入孔59cに圧力空気
を導入することにより、圧力空気をテーパ面55
t側へ吹き付けてテーパ面55tを清浄すること
ができる。
第4図〜第7図において、スピンドルヘツド1
6は加工位置にあつて、工具ホルダ57により工
具軸125部を保持された工具124は切削作動
状態にある。これに対しスピンドルヘツド66は
工具交換位置にある。このスピンドルヘツド66
の内周側には、軸受67及び軸受群68を介して
中空スピンドル69が回転自在に支持されてお
り、中空スピンドル69は、工具軸70を保持す
る工具ホルダ71を保持している。
中空スピンドル69は中空スピンドル55と全
く同一の構造を有しており、この中空スピンドル
69の基端部外周面上にはクラツチ44の被動側
係合部材72が固定されていると共に、この被動
側係合部材72に近接して係合溝83が形成され
ている。他方、昇降枠体11に固定されたブラケ
ツト77の枢支部78には、フツク80の基端側
に突設されたブラケツト79が枢支されている。
フツク80の先端部には中空スピンドル69の係
合溝83に係合する二又状の係合爪82が形成さ
れていると共に、フツク80の中央部にはフツク
80の基端側から先端側へ向けて細長い長孔81
が形成されており、この長孔81はクラツチ操作
シリンダ49の外周部の上面側に突設された係合
ピン76が遊嵌されている。従つて、タレツトヘ
ツド17がタレツト旋回用モータ21の作動によ
り旋回されるに当たつてクラツチ操作シリンダ4
9が後退してクラツチ44が離脱状態に置かれる
間は、フツク80が枢支部78を中心として昇降
枠体11寄りに揺動して係合爪82が係合溝83
から離脱しているが、一対のスピンドルヘツドの
一方、例えばスピンドルヘツド16が加工位置に
位置決めされると同時に他方のスピンドルヘツ
ド、例えばスピンドルヘツド66が工具交換位置
に位置決めされ、クラツチ操作シリンダ49が前
進してクラツチ44が係合状態となると、フツク
80は枢支部78を中心として前方へ揺動し、係
合爪82が係合溝83に係合することにより、中
空スピンドル69の軸方向にかかる力に対向し、
軸受67及び軸受群68の無理な力が加わること
を防止する。
特に第6図及び第7図において、フツク80内
にはシリンダ90が一体的に形成されており、こ
のシリンダ90内を滑接するピストン91のピス
トンロツドと一体のプツシユロツド92の先端部
はフツク80の先端側へ突き出ることができる。
プツシユロツド92内には流路93が形成されて
おり、第6図のようにポート95に圧力流体が導
入されるとピストン91はフツク80の基端側へ
後退し、流路93はポート96から遮断される
が、第7図のように、フツク80がスピンドル6
9の基端部と係合した状態においてポート94に
圧力流体が導入されると、ピストン91はフツク
80の先端部へ移動し、それに伴つてプツシユロ
ツド92がドローバー97の基端面を押圧して、
ドローバー97を板ばね98のばね力に抗してス
ピンドル69の先端側へ移動させる。同時に、流
路93はポート96と連通し、圧力空気がポート
96、流路93、ドローバー97の中空部により
形成された圧力空気導入孔97cを介して、スピ
ンドル69の先端部のテーパ面69tと工具ホル
ダ71のテーパ面71tとの間の環状の隙間へ導
入される。
その結果、ドローバー97と工具ホルダ71と
の係合が解かれて、工具ホルダ71はスピンドル
69から離脱可能となると共に、スピンドル69
のテーパ面69tが圧力空気により清浄される。
この間、フツク80はスピンドル69の基端部と
係合しているので、スピンドル69は先端側へ押
圧されることはなく、軸受67,68に無理な力
が加わることがない。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、工作機械の工具
駆動ユニツトにおいて、両スピンドルの基端部の
近くには、クラツチ操作シリンダを前後に移動制
御できるように設けるとともに工具交換位置にあ
るスピンドルの基端部と係合する係合位置と、該
スピンドルの基端部から離隔した退避位置との間
で揺動可能なフツクを設け、前記クラツチ操作シ
リンダには、クラツチに連結されてこれを係脱操
作するクラツチ爪と前記フツクと係合してこれを
揺動駆動する係合ピンを設け、さらに前記フツク
には、それが前後係合位置にあるとき、前記スピ
ンドル内に軸方向に摺動可能に縦通する工具交換
用ドローバーを押圧移動し得るプツシユロツドを
設け、このプツシユロツドには、該プツシユロツ
ドによる前記ドローバーの押圧移動に関連して、
圧力空気源からの圧力空気を、前記ドローバーに
形成されて前記スピンドルの工具ホルダ保持部に
連通されている圧力空気導入孔に送り込む流路が
開口されるので、スピンドルの工具交換のための
ドローバー押圧用プツシユロツドおよび工具ホル
ダ保持部清掃用圧力空気の流路を工具交換位置に
あるスピンドルの係止用フツクを利用してそこに
纏めて設けることができ、部品点数の削減による
構造の簡素化とコンパクト化を達成できるばかり
でなくそれらの枠体内への組付がきわめて容易な
るものである。
またクラツチの断切に連動して前記フツクをス
ピンドルの基端部から離隔した退避位置に揺動で
きることにより、前記フツクを複数のスピンドル
の基端部に近づけて設けたにも拘らず該フツクが
タレツトヘツド旋回時のスピンドルの移動を何ら
妨げることなくフツクに前述のようにプツシユロ
ツド、および圧力空気流路を併設したことと相俟
つて工具駆動ユニツトの大幅なコンパクト化と軽
量化が可能となり、その結果加工精度の向上とコ
ストダウンに大いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に基づく工具駆動ユ
ニツトの支持装置を備えた工作機械の一例を示す
前面図、第2図は第1図の工作機械の平面図、第
3図は第1図の−線に沿つて見た要部平断面
図、第4図は第1図の−線に沿つて見た要部
平断面図、第5図は第4図の−線に沿つて見
た要部側面図、第6図は第4図の要部断面図、第
7図は第6図とは異なつた作動状態にある第6図
と同様な要部断面図である。 11……枠体、17……タレツトヘツド、44
……クラツチ、49……クラツチ操作シリンダ、
50……クラツチ爪、55,69……工具回転用
スピンドル、71……工具ホルダ、76……係合
ピン、80……フツク、92……プツシユロツ
ド、93……流路、97……工具交換用ドローバ
ー、97c……圧力空気導入孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の工具回転用スピンドル55,69を
    回転自在に支持する斜塔式タレツトヘツド17が
    枠体11に対して旋回可能に支持されており、前
    記タレツトヘツド17の旋回に伴つて前記スピン
    ドル55,69のうちいずれか一つのスピンドル
    55が加工位置に位置決めされたときには、他の
    スピンドルの少なくとも一つのスピンドル69は
    工具交換位置にあり、加工位置にあるスピンドル
    55はクラツチ44を介して駆動源側と係脱する
    ことができ、また工具交換位置にあるスピンドル
    69の中空部を軸方向に貫通するドローバー97
    の基端面を押圧移動することによりこのドローバ
    ー97の先端側に保持されている工具ホルダ71
    を前記工具交換位置にあるスピンドル69から離
    脱させることができるようにした工作機械の工具
    駆動ユニツトにおいて、前記両スピンドル55,
    69の基端部の近くには、クラツチ操作シリンダ
    49を前後に移動制御できるように設けるととも
    に工具交換位置にあるスピンドル69の基端部と
    係合する係合位置と、該スピンドル69の基端部
    から離隔した退避位置との間で揺動可能なフツク
    80を設け、前記クラツチ操作シリンダ49に
    は、クラツチ44に連結されてこれを係脱操作す
    るクラツチ爪50と前記フツク80と係合してこ
    れを揺動駆動する係合ピン76を設け、さらに前
    記フツク80には、それが前記係合位置にあると
    き、前記スピンドル69内に軸方向に摺動可能に
    縦通する工具交換用ドローバー97を押圧移動し
    得るプツシユロツド92を設け、このプツシユロ
    ツド92には、該プツシユロツド92による前記
    ドローバー97の押圧移動に関連して、圧力空気
    源からの圧力空気を、前記ドローバー97に形成
    されて前記スピンドル69の工具ホルダ保持部に
    連通されている圧力空気導入孔97cに送り込む
    流路93が開口されてなることを特徴とする工作
    機械用工具ホルダ保持部の清掃装置。
JP60284033A 1985-12-17 1985-12-17 工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置 Granted JPS62140737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60284033A JPS62140737A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置

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JP60284033A JPS62140737A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置

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JPS62140737A JPS62140737A (ja) 1987-06-24
JPH0327336B2 true JPH0327336B2 (ja) 1991-04-15

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JP60284033A Granted JPS62140737A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 工作機械用工具ホルダ保持部の清掃装置

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