JPH0329505Y2 - - Google Patents

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JPH0329505Y2
JPH0329505Y2 JP15402784U JP15402784U JPH0329505Y2 JP H0329505 Y2 JPH0329505 Y2 JP H0329505Y2 JP 15402784 U JP15402784 U JP 15402784U JP 15402784 U JP15402784 U JP 15402784U JP H0329505 Y2 JPH0329505 Y2 JP H0329505Y2
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door
slide arm
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stopper
arm
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JP15402784U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、主としてカセツトデツキ、テレビジ
ヨンなどの各種音響機器におけるスイツチ操作
具、調整摘み等を収容する前面開放凹部の前端
に、固定支点周りに揺動開閉自在に枢着されてい
る扉を開閉する装置に関する。
<従来の技術> この種の扉開閉装置として従来一般に採用され
ている構成は、扉又はそれに一体付設の摘みを手
指でもつて扉自在を直接的に固定支点周りに揺動
開閉する型式であり、閉鎖姿勢を、扉の周辺部と
これに対応する機器前面パネルなど固定部との間
に構成した弾性係合機構を介して保持する構造の
ものであつた。
またこれとは別に、扉をボタン操作に伴なつて
オン・オフされるソレイドやモーターなどの電気
機構を介して自動的に揺動開閉するように構成し
たものも従来から一部で実用化されていた。
<考案が解決しようとする問題点> 前者の従来品は機構的に簡単で低廉である反
面、弾性係合機構の係合力が経時的に低下し、殊
に手荒い操作によつて部品の損耗度が激しくて短
期間使用でガタツキを招き易いのみならず、高級
感がなく、特に開閉感触(フイーリング)の面で
も好ましくなかつた。
これに比し後者の従来品は、ソフトタツチ操作
により自動的に扉を揺動開閉することができて高
級感、開閉感触の面で優れているものの、コント
ローラ等を含めて装置全体が高価なものになり易
く、その上、停電時や断線時等の異常時には扉の
揺動開閉が不可能で実使用面において非常に不便
であつた。
本考案はかかる実情に鑑み、電気機構は一切使
用しないで、高級感及び極めて良好な開閉感触が
得られる扉開閉装置を提供する点に目的を有す
る。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するために案出された本考案
に係る扉開閉装置は、固定支点周りに揺動開閉自
在な扉の背部に枢支連結したスライドアームのス
ライド移動を案内するアームガイドを、前記スラ
イドアームのスライド移動に伴なつて前記扉が固
定支点周りで揺動開閉運動可能な状態に枢着する
とともに、前記スライドアームを前記扉が開放揺
動する方向に移動付勢するスプリングを設け、こ
のスプリングの付勢力に抗してスライドアームを
前記扉が所定閉鎖姿勢にある状態に係合ロツクす
るストツパーを別のスプリングの弾性力に抗して
ロツク解除可能な状態に設け、このストツパーを
ロツク解除操作自在な操作具を設けてあるという
構成に特徴を有するものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第3図において、10はカセツトデ
ツキやテレビジヨンなど各種音響機器における前
面パネルであり、その下端部にはスイツチ操作
具、調整摘みなどを収容する凹部11が形成され
ている。1は前記凹部11の前端位置においてそ
れの下端辺近くに形成した固定支点4周りに揺動
開閉自在に枢着された扉であつて、その背部の上
下中間位置には軸状スライドアーム2の一端部が
ピン12を介して相対回動自在に枢支連結されて
いる。3は前記スライドアーム2をその軸線方向
に沿つてスライド移動のみ自在に挿通保持するア
ームガイドであつて、前記スライドアーム2のス
ライド移動に伴なつて前記扉1が固定支点4周り
で揺動開閉運動可能であるべく支点13を介して
揺動自在に枢着されているとともに、外周面には
適当軸線長範囲に亘つて雄ねじ部3が形成されて
いる。14はナツト15,15′を介してスライ
ドアーム2の軸線方向に位置変更固定自在な状態
で前記アームガイド3に外嵌保持させたストツパ
ーガイドであつて、正面視ほぼ形の部材16が
一体連設されている。5は前記スライドアーム2
の他端部側にナツト17,17′を介して位置調
整自在に保持させた突起状部材18と前記形部
材16との間に亘つて張設したスプリングであつ
て、前記スライドアーム2を前記扉1が開放揺動
する方向に移動付勢するものである。6は前記ス
トツパーガイド14に前記スライドアーム2の軸
線方向に対してほぼ直交する方向にスライド自在
に挿通保持されたピン状ストツパーであつて、前
記形部材16との間に介装した押えスプリング
7を介して、その先端部分6aが前記スライドア
ーム2の軸線長さ中間相当位置の周面に形成した
凹部2Aに係合するように移動付勢されていて、
前記凹部2Aに係合することにより、前記スライ
ドアーム2を前記スプリング5の移動付勢力に抗
して前記扉1が所定閉塞姿勢にある状態にロツク
するものである。8は前記扉1の直上方位置にお
いて前面パネル10に前後移動自在でスプリング
19に抗して後方に押込み自在に保持させた操作
具であつて、この操作具8の直後位置には揺動片
20が前面パネル10から固着突出のアーム21
先端部に枢着されている。22は前記揺動片20
の遊端と前記ストツパー6の基端とに亘つて掛け
渡し連結したレリーズ紐であつて、前記操作具8
の押込み操作に伴なう揺動片20の揺動運動を介
して前記ストツパー6をスプリング7の弾性力に
抗してロツク解除方向にスライド移動させるもの
である。
9は前記スライドアーム2のスプリング5付勢
力によるスライド移動に対する緩衝用ダンパーで
あつて、ベルクランク23を介して形部材16
に連結されているともに、ボルト24及びナツト
25,25′を介しての位置調整により緩衝効果
可変に構成されている。2Bはスライドアーム2
の扉1開放揺動方向へのスライド移動制限用スト
ツパーである。
<作用> 上記の如く構成された扉開閉装置の開閉動作は
次の通りである。
第1図で示すようにストツパー6の先端部分6
aがスライドアーム2の凹部2Aにスプリング7
を介し係合した状態において扉1はスプリング5
の移動付勢力に抗して所定の閉鎖姿勢にロツクさ
れている。
この状態で操作具8を押込み操作すると、揺動
片20、レリイズ紐22を介してストツパー6が
スプリング7の弾性力に抗してスライド移動し、
その先端部分6aが凹部2Aから抜け出し前述の
ロツクが解除される。すると、スプリング5の移
動付勢力によつてスライドアーム2が前方にスラ
イド移動すると同時にアームガイド3が支点13
周りで揺動しつつ扉1が固定支点4周りで揺動し
て第2図で示すような開放姿勢が得られるに至
る。
そして、扉1を手でもつて閉鎖方向に揺動させ
ると、前述とは逆の移動及び順次動作を経て第1
図の状態に復元され、扉1は所定閉鎖姿勢にロツ
クされるに至るのである。
なお、上述の開閉動作においてダンパー9は扉
1の開閉速度を適宜にコントロールしスムーズな
開閉動作を司るべく作用するものである。
またナツト15,15′を介してストツパーガ
イド14の位置を調整することにより、組付誤差
等に伴なう扉1の揺動開閉範囲の狂いを容易に調
節できるのである。
<考案の効果> 以上詳述したことからも明らかなように、本考
案による時は、 (1) 構成要素の全てがメカニカルなものであつ
て、電気機構は一切使用しないので、コスト的
に安価に構成し易いとともに、停電等の異常時
を含めていついかなるときでも手指によるプツ
シユ操作によつて扉を開閉することができる。
(2) しかも、揺動開放はスプリングの付勢力を利
用して自動化でき、また揺動閉鎖時には前記ス
プリングがクツシヨン性のある負荷として作用
するので多少手荒く閉鎖されても構成要素に無
理な力を与えないで済み、従つて、高級感はも
とより極めて良好な開閉感触が得られ、かつ各
構成要素の損耗度を極力抑制し、短期使用での
ガタツキの発生、破損等を著しく減少できる。
といつた実用効果が得られるに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はともに要部の縦断側面図、
第3図は要部の拡大分解斜視図である。 1……扉、2……スライドアーム、3……アー
ムガイド、4……固定支点、5,7……スプリン
グ、6……ストツパー、8……操作具、9……ダ
ンパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定支点4周りに揺動開閉自在な扉1の背部
    に枢支連結したスライドアーム2のスライド移
    動を案内するアームガイド3を、前記スライド
    アーム2のスライド移動に伴なつて前記扉1が
    固定支点4周りで揺動開閉運動可能な状態に枢
    着するとともに、前記スライドアーム2を前記
    扉1が開放揺動する方向に移動付勢するスプリ
    ング5を設け、このスプリング5の付勢力に抗
    してスライドアーム2を前記扉1が所定閉鎖姿
    勢にある状態に係合ロツクするストツパー6を
    別のスプリング7の弾性力に抗してロツク解除
    可能な状態に設け、このストツパー6をロツク
    解除操作自在な操作具8を設けてあることを特
    徴とする扉開閉装置。 前記スライドアーム2がそれのスライド移動
    に対する緩衝用ダンパー9を備えている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の扉開閉装置。
JP15402784U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPH0329505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15402784U JPH0329505Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15402784U JPH0329505Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6169374U JPS6169374U (ja) 1986-05-12
JPH0329505Y2 true JPH0329505Y2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=30712021

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JP15402784U Expired JPH0329505Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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JPS6169374U (ja) 1986-05-12

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