JP2578225Y2 - トランク用扉のロック装置 - Google Patents

トランク用扉のロック装置

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JP2578225Y2
JP2578225Y2 JP484593U JP484593U JP2578225Y2 JP 2578225 Y2 JP2578225 Y2 JP 2578225Y2 JP 484593 U JP484593 U JP 484593U JP 484593 U JP484593 U JP 484593U JP 2578225 Y2 JP2578225 Y2 JP 2578225Y2
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shaped lever
fan
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治朗 三井
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トランク用扉のロック
装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の実開平3−58571号公報に
は、ベースプレートに軸止されたラッチと、該ラッチに
係合して該ラッチの逆転を防止するラチェットと、モー
タにより回転するウオームに係合するウオームホイール
とを有するトランク用扉のロック装置において、前記ラ
チェットは前記ウオームホイールの回転で前記ラッチか
ら離脱する構成にし、かつ、前記ラチェットと前記ウオ
ームホイールの間に左右方向に摺動自在の移動杆を配置
し、該移動杆はキー操作により左右摺動し、かつ前記移
動杆の左右摺動で前記ラチェットは前記ラッチから離脱
する構成にしたトランク用扉のロック装置について記載
されている。なお、実開平2−43369号公報には、
ラチェットにソレノイドのロッドとキー操作により左右
動するロッドの双方を、直接係合させたトランク用扉の
ロック装置について記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記実開平2−433
69号公報に記載されたものは、ラチェットにソレノイ
ドのロッドとキー操作により左右動するロッドの双方を
直接係合させているから、閉扉時のラチェットの回転に
円滑を欠き、また、ソレノイド操作の場合もキー操作の
場合も、多少は他方に影響するから、開扉操作において
も円滑を欠く課題がある。前者の実開平3−58571
号公報に記載されたものは、この点配慮され、ウオーム
ホイールとラチェットとの間に左右方向に摺動自在の移
動杆を配置する構成にしているが、該公知例の移動杆
は、キー操作によりのみ左右摺動し、ウオームホイール
の回転では摺動しないので、戻しバネ機構が複雑になっ
ている。よって、本考案は、移動杆を、キー操作によっ
ても、扇型レバーの回転によっても摺動するようにし、
移動杆を介してラチェットを回動するようにしたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本考案は、ベー
スプレート1に軸止されたラッチ4と、該ラッチ4に係
合して該ラッチ4の逆転を防止するラチェット5と、モ
ータ18により回転するウォーム21に係合する扇型レ
バー23とを有するトランク用扉のロック装置におい
て、前記ラチェット5と前記扇型レバー23の間に左右
方向に摺動自在の移動杆11を配置し、該移動杆11は
前記扇型レバー23の回転かキー操作により左右摺動
し、かつ前記移動杆11の左右摺動で前記ラチェット5
は前記ラッチ4から離脱する構成にしたトランク用扉の
ロック装置としたものである。
【0005】
【実施例】本考案の実施例を図面により説明すると、1
はトランク用ロック装置のベースプレートであり、その
下部位置には、ストライカ2が進入する進入溝3を形成
する。ベースプレート1の進入溝3を挟んだ片側には、
前記ストライカ2と係合して回転する表面にゴムを被せ
たラッチ4をラッチ軸6で軸止し、他側にはラッチ4と
係合してラッチ4の逆転を防止する表面にゴムを被せた
ラチェット5をラチェット軸7により回転自在に軸止す
る。8はバネであり、その一端はラッチ4より上方に突
出する脚部9に、他端はラチェット5より上方に突出す
る脚部17に一体的に形成した係合部10にそれぞれ係
止する。このことにより、ラッチ4は図1において時計
回転方向に付勢され、ラチェット5は反時計回転方向に
付勢されてラッチ4に弾着する。
【0006】前記ベースプレート1の上下中程には左右
側に長い移動杆11を設ける。移動杆11の右端にはト
ランク扉のキーシリンダ12に至るロッド13を連結す
る。移動杆11には左右方向に長いガイド孔14を形成
し、該ガイド孔14内にはベースプレート1に植設した
ガイドピン15を臨ませる。16は移動杆11の左端の
下部を反ベースプレート1側(前側)に直角に折り曲げ
て形成した折曲片であり、該折曲片16には前記ラチェ
ット5の脚部17を臨ませる。図の状態で、キーシリン
ダ12を開扉操作すると、移動杆11はガイドピン15
に案内されて水平右動し、折曲片16が脚部17と当接
してラチェット5を時計回転させ、ラッチ4より離脱さ
せて開扉できる。
【0007】18はモータ側ケース19に固定したモー
タであり、その左右水平の出力軸20にはウォーム21
を固定する。モータ側ケース19は、ベースプレート1
の上部位置に複数のネジ22により止着される。23は
ウォーム21の下部位置に配置した扇型レバー、24は
その中心軸であり、中心軸24の軸心方向は前後方向で
あり、中心軸24のベースプレート1側(後側)は図2
のようにモータ側ケース19に軸止され、反ベースプレ
ート1側(前側)はモータ側ケース19と対をなす別体
のカバーケース25に軸止する。扇型レバー23の上部
外周縁には前記ウォーム21と噛合う歯部26を形成す
る。扇型レバー23の歯部26側には、前後両側に突き
出す突起27を形成し、該突起27をモータ側ケース1
9およびカバーケース25に形成した、前記中心軸24
を中心とする円弧溝28内に係合させる。
【0008】前記中心軸24にはブーメラン状の連結レ
バー29の基部を扇型レバー23と重合させて回転自在
に遊嵌する。連結レバー29の一端には前側に突き出す
ピン30を形成し、該ピン30を前記扇型レバー23に
形成した、前記中心軸24を中心とする円弧溝31内に
臨ませる。32は連結レバー29を時計回転方向に付勢
する復帰バネである。復帰バネ32により付勢された連
結レバー29は、ピン30が扇型レバー23の円弧溝3
1と当接して、扇型レバー23を時計回転方向に押圧
し、これにより、扇型レバー23は、その突起27が円
弧溝28の右端に当接して停止する。
【0009】前記連結レバー29は、その他端に突起3
3を形成し、該突起33を前記移動杆11の左端に形成
した上下方向の長孔34に係合させる。
【0010】
【作用】本考案は以上の構成であり、トランク扉を手動
閉扉すると、ストライカ2がラッチ4と係合してラッチ
4を回転させ、該ラッチ4にラチェット5が係合して閉
扉される。この状態から車内のスイッチを操作してモー
タ18を回転させると、ウォーム21により扇型レバー
23が反時計回転し、扇型レバー23の円弧溝31と連
結レバー29のピン30との係合により連結レバー29
も復帰バネ32に抗して連動回転する。復帰バネ32が
回転すると突起33と長孔34の係合により、移動杆1
1はガイドピン15に案内されながら右動するから、移
動杆11の折曲片16がラチェット5の脚部17と係合
してラチェット5をラッチ4から離脱させ、開扉され
る。
【0011】キーシリンダ12により開扉するときは、
キーシリンダ12にキーを差込んで回転させると、ロッ
ド13を介して移動杆11がガイドピン15に案内され
て右動し、移動杆11の折曲片16がラチェット5の脚
部17と係合してラチェット5をラッチ4から離脱さ
せ、開扉される。このとき、移動杆11には連結レバー
29が連結されているため、連結レバー29も回転する
が、連結レバー29のピン30は扇型レバー23の円弧
溝31内を移動するだけであるから、扇型レバー23は
回転しない。
【0012】しかして、上記のように開扉操作した後
は、連結レバー29は復帰バネ32の弾力により時計回
転し、移動杆11は左動し、ピン30と円弧溝31との
係合により扇型レバー23も時計回転して初期位置に復
帰する。
【0013】また、ラチェット5と移動杆11とは開扉
操作をしたときのみ係合するから、ラチェット5がラッ
チ4に係合する際に、余計な抵抗が掛らず、円滑にラチ
ェット5が回転する。
【0014】
【効果】前記実開平2−43369号公報に記載された
ものは、ラチェットにソレノイドのロッドとキー操作に
より左右動するロッドの双方を直接係合させているか
ら、閉扉時のラチェットの回転に円滑を欠き、また、ソ
レノイド操作の場合もキー操作の場合も、多少は他方に
影響するから、開扉操作においても円滑を欠く課題があ
る。また、前者の実開平3−58571号公報に記載さ
れたものは、この点配慮され、ウオームホイールとラチ
ェットとの間に左右方向に摺動自在の移動杆を配置する
構成にしているが、該公知例の移動杆はキー操作により
のみ左右摺動し、ウオームホイールの回転では摺動しな
いので、戻しバネ機構が複雑になっている。
【0015】しかるに、本考案は、ベースプレート1に
軸止されたラッチ4と、該ラッチ4に係合して該ラッチ
4の逆転を防止するラチェット5と、モータ18により
回転するウォーム21に係合する扇型レバー23とを有
するトランク用扉のロック装置において、前記ラチェッ
ト5と前記扇型レバー23の間に左右方向に摺動自在の
移動杆11を配置し、該移動杆11は前記扇型レバー2
3の回転かキー操作により左右摺動し、かつ前記移動杆
11の左右摺動で前記ラチェット5は前記ラッチ4から
離脱する構成にしたトランク用扉のロック装置とし、移
動杆を、キー操作によっても、扇型レバーの回転によっ
ても摺動するようにし、移動杆を介してラチェットを回
動するようにしたものであるから、閉扉時のラチェット
に余計な抵抗が掛らず円滑にラチェットが回転でき、戻
しバネ機構も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の正面図。
【図2】 展開断面図。
【図3】 モータ側ケースの正面図。
【図4】 扇型レバーの正面図。
【図5】 連結レバーの正面図。
【図6】 移動杆の正面図。
【符号の説明】
1…ベースプレート、2…ストライカ、3…進入溝、4
…ラッチ、5…ラチェット、6…ラッチ軸、7…ラチェ
ット軸、8…バネ、9…脚部、10…係合部、11…移
動杆、12…キーシリンダ、13…ロッド、14…ガイ
ド孔、15…ガイドピン、16…折曲片、17…脚部、
18…モータ、19…モータ側ケース、20…出力軸、
21…ウォーム、22…ネジ、23…扇型レバー、24
…中心軸、25…カバーケース、26…歯部、27…突
起、28…円弧溝、29…連結レバー、30…ピン、3
1…円弧溝、32…復帰バネ、33…突起、34…長
孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート1に軸止されたラッチ4
    と、該ラッチ4に係合して該ラッチ4の逆転を防止する
    ラチェット5と、モータ18により回転するウォーム2
    1に係合する扇型レバー23とを有するトランク用扉の
    ロック装置において、前記ラチェット5と前記扇型レバ
    ー23の間に左右方向に摺動自在の移動杆11を配置
    し、該移動杆11は前記扇型レバー23の回転かキー操
    作により左右摺動し、かつ前記移動杆11の左右摺動で
    前記ラチェット5は前記ラッチ4から離脱する構成にし
    たトランク用扉のロック装置。
JP484593U 1993-01-22 1993-01-22 トランク用扉のロック装置 Expired - Fee Related JP2578225Y2 (ja)

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US08/679,010 US5642636A (en) 1993-01-22 1996-07-12 Locking device for trunk lids

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JPH0658076U JPH0658076U (ja) 1994-08-12
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