JPH08240049A - 自動車用ロック装置 - Google Patents

自動車用ロック装置

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JPH08240049A
JPH08240049A JP4461595A JP4461595A JPH08240049A JP H08240049 A JPH08240049 A JP H08240049A JP 4461595 A JP4461595 A JP 4461595A JP 4461595 A JP4461595 A JP 4461595A JP H08240049 A JPH08240049 A JP H08240049A
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Jun Yamagishi
純 山岸
Naoki Hanaki
直樹 花木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアロック装置に組み込まれるリリースレバ
ーなどのように、回動位置に応じてスイッチを動作させ
る回動レバーに対し、それを回動させるために連結され
る操作部材として、その回動レバーを復帰方向に回動さ
せことができないワイヤーなどが連結されている場合で
あっても、特別なリターンスプリングを備えることな
く、その回動レバーを復帰方向に回動させることができ
るロック装置を提供すること。 【構成】 ワイヤー17が矢印C1方向に引かれたとき
に、リリースレバー15が矢印B1方向に回動されて、
ハンドルスイッチ19がスイッチ動作し、またワイヤー
17が矢印C2方向に戻されたときに、ハンドルスイッ
チ19の操作子19Aの弾性復元力によってリリースレ
バー15が矢印B2方向に回動復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアなどに装
着される自動車用ロック装置に係り、さらに詳しくは、
ロック装置に回動可能に組み込まれた回動レバーに対し
て、その回動位置の検出手段としてのスイッチを備えた
自動車用ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロック装置としては、例
えば、図9に示すようなリリースレバー101を回動レ
バーとして備えた自動車のドアロック装置が知られてい
る。
【0003】かかるドアロック装置は、自動車の本体と
ドアとの対向部の一方側に装着されるものであって、そ
れらの対向部の他方側に設けられたストライカに対して
係合可能なラッチと、そのラッチをストライカとの係合
状態にロック可能なポールを有するオープンレバーと、
そのラッチをストライカとの係合方向に駆動可能なドア
クロージャとを備えており、そのオープンレバーに対し
て、平面略V字状のリリースレバー101の一端101
Aがケーブルあるいはロッド等の連結部材によって連結
されている。
【0004】リリースレバー101は、図示しないドア
のアウトサイドハンドルに連結されるアウトサイドレバ
ー102、および図示しないドアのインサイドハンドル
に連結されるインサイドレバー103と同軸上に相対回
転自在に支持されており、図のように矢印V2方向に回
動されているときに、オープンレバーは、それに設けら
れているポールによってラッチとストライカとを係合状
態にロックしている。そして、リリースレバー101
は、アウトサイドハンドルによってアウトサイドレバー
102が矢印V1方向に回動されたときに同方向に回動
され、ポールによるラッチのロックを解除すべくオープ
ンレバーを回動させて、ラッチとストライカとの係合状
態を解く。また、図示しないドアのインサイドハンドル
によってインサイドレバー103が矢印V1方向に回動
されたときに、そのインサイドレバー103がアウトサ
イドレバー102を同方向に回動させる。
【0005】リリースレバー101の他端部101B、
アウトサイドレバー102、および図示しないドアのロ
ックノブに連結されるノブレバー104は、それぞれに
設けられた溝部と、それらの溝部の交差部分に常に位置
すべく移動するピン105とによって連係されている。
そして、ロックノブによってノブレバー104が図のよ
うに矢印W2方向に回動されたときに、アウトサイドレ
バー102からリリースレバー101への矢印V1方向
の回動力が伝達されず、逆に、ノブレバー104が矢印
W1方向に回動されたときに、アウトサイドレバー10
2からリリースレバー101への矢印V1方向の回動力
が伝達されるようになっている。
【0006】さらに、アウトサイドレバー102、イン
サイドレバー103、および図示しないドアのチャイル
ドプルーフ用のピンに連結されるチャイルドレバー10
6は、レバー102、106に設けられた溝部と、それ
らの溝部の交差部分に常に位置するように移動するピン
107と、レバー103の端部103Aとによって連係
されており、チャイルドレバー106が図のように矢印
X1方向に回動されたときに、インサイドレバー103
からアウトサイドレバー102への矢印V1方向の回動
力が伝達され、逆に、チャイルドレバー106が矢印X
2方向に回動されたときに、インサイドレバー103か
らアウトサイドレバー102への矢印V1方向の回動力
が伝達されないようになっている。
【0007】ところで、リリースレバー101の他端部
101B側の端面と対向する定位置には、そのリリース
レバー101が矢印V1方向に回動されたことを検出し
て、ドアクロージャの動作を制限するための信号を出力
するスイッチ110が備えられている。このスイッチ1
10は、その接触子110Aがリリースレバー101の
他端部101Bの端面と対向しており、リリースレバー
101の回動位置に応じた接触子110Aの揺動によっ
てスイッチ動作するようになっている。また、リリース
レバー101には、それを矢印V2の復帰方向に付勢す
るためのリターンスプリング111が張設されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ロック装置は、リリースレバー101に対してリターン
スプリング111を備える分、部品点数の増加、および
構造の複雑化を招くという問題があった。また、仮に、
リリースレバー101がワイヤーの引き力によって矢印
V1方向に回動させられるようになっていて、そのワイ
ヤーの戻しによってはリリースレバー101を矢印V2
方向に復帰させることができない場合には、リターンス
プリング111は必ず備えなければならなかった。
【0009】本発明の目的は、ドアロック装置に組み込
まれるリリースレバーなどのように、回動位置に応じて
スイッチを動作させる回動レバーに対し、それを回動さ
せるために連結される操作部材として、その回動レバー
を復帰方向に回動させことができないワイヤーなどが連
結された場合であっても、特別なリターンスプリングを
備えることなく、その回動レバーを復帰方向に回動させ
ることができて、部品点数の削減、および構造の簡素化
を図ることができるロック装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ロック
装置は、ロック装置に回動可能に組み込まれた回動レバ
ーの一端に操作部材が連結され、前記回動レバーの回動
に応じてスイッチ動作するスイッチが備えられ、前記操
作部材が一方向に操作されることにより、前記回動レバ
ーが非作動位置から作動位置に回動し、前記操作部材が
他方向に操作されることにより、前記回動レバーが作動
位置から非作動位置に復帰可能な自動車用ロック装置に
おいて、前記スイッチは、前記回動レバーに常時圧接し
て前記回動レバーを作動位置から非作動位置の方向に付
勢する操作子を有し、該操作子の動きに応じてスイッチ
動作するものであることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のロック装置は、ドアロック装置に組み
込まれるリリースレバーなどのように、回動位置に応じ
てスイッチを動作させる回動レバーに対し、それを復帰
方向に付勢する手段としてスイッチの操作子を利用する
ことにより、例えば、回動レバーを回動させるために連
結される操作部材として、その回動レバーを復帰方向に
回動させることができないワイヤーなどが連結されてい
る場合であっても、特別なリターンスプリングを要せず
に、その回動レバーの回動復帰を実現する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6に基づ
いて説明する。
【0013】(第1の実施例)図1から図5は、本発明
の第1の実施例を説明するための図である。本実施例
は、図1に示すような自動車1に備わるスライドドア2
用のドアロック装置としての適用例である。スライドド
ア2は、図示しないスライドローラなどによってスライ
ド可能に備えられている。
【0014】図2において、スライドドア2には、ドア
ロック装置10、ドアクロージャー30、ハンドル機構
50、コントローラ60、およびコネクタ70が備えら
れている。図3は図2のIII矢視図、図4は図2のI
V矢視図、図5は図4の部分拡大図である。
【0015】ドアロック装置10には、車体側に設けら
れたストライカ11(図2参照)と係合可能なラッチ1
2(図3、図4参照)が軸支されている。そのラッチ1
2は、スライドドア2が閉じられるときに相対的にスラ
イドドア2内に進入してくるストライカ11によって、
ラッチ解放位置からハーフラッチ位置、さらにフルラッ
チ位置まで回動され、そのフルラッチ位置にてドアを閉
状態にロックする。図4、図5において13は、軸13
Aを中心として矢印A1、A2方向に回動可能なオープ
ンレバーであり、スライドドア2が閉じられるときに相
対的にスライドドア2内に進入してくるストライカ11
によって、ラッチ12の回動と同期して矢印A2方向に
回動される。14はハーフラッチスイッチであり、オー
プンレバー13がハーフラッチ位置に相当する位置まで
回動したときに、そのオープンレバー13の外周面に押
圧されてスイッチ動作する。オープンレバー13の裏側
には、図示しないポールが設けられている。そのポール
は、ラッチ12がフルラッチ位置まで回動したときに、
そのラッチ12をストライカ11との係合状態にロック
し、またオープンレバー13が後述するリリースレバー
15によって矢印A1方向に回動されることによって、
そのロックを解くようになっている。図4、図5におけ
るオープンレバー13は、ポールがラッチ12をフルラ
ッチ位置にロックしているときの回動状態である。
【0016】リリースレバー15は、軸16を中心とし
て矢印B1、およびB2方向に回動自在に支持されてお
り、その一端部15Aは、操作部材としてのワイヤー1
7を介してハンドル機構50(図2参照)に連結されて
いる。また、リリースレバー15には、オープンレバー
13の操作部13Bと対向する押圧部15Bが設けられ
ている。18はストッパーであり、図4、図5のように
リリースレバー15を矢印B2方向の回動限位置に規制
する。この図4、図5の状態において、リリースレバー
15の押圧部15Bはオープンレバー13の操作部13
Bから離れており、それらの間には所定の間隔Sが形成
される。19はマイクロスイッチによって構成されたハ
ンドルスイッチであり、リリースレバー15の側面部1
5Cに圧接する操作子19Aを有している。本例におけ
る操作子19Aは、湾曲した板ばねによって構成されて
おり、その基端がハンドルスイッチ19の本体に保持さ
れ、その先端がリリースレバー15の側面部15Cに圧
接して、リリースレバー15を矢印B2の回動方向に付
勢している。そして、ワイヤー17の矢印C1方向の引
き操作によってリリースレバー15が矢印B1方向に回
動されたときに、操作子19Aが図5中の2点鎖線のよ
うに弾性変形されて、ピンプランジャー19Bを図中の
矢印D1方向に移動させ、その移動によってハンドルス
イッチ19のスイッチ機構が動作する。したがって、ハ
ンドルスイッチ19は、リリースレバー15がワイヤー
17によって矢印B1方向に回動されたことを検出する
ことになる。
【0017】ハンドル機構50は、スライドドア2のア
ウトサイドハンドル51(図1参照)の開操作、または
図示しないインサイドハンドルの開操作によって、ワイ
ヤー17を矢印C1方向に引くように構成されている。
また、スライドドア2の図示しないロックノブ、および
チャイルドプルーフ用のピンの操作によって、アウトサ
イドハンドル51とインサイドハンドルの両方、または
インサイドハンドルのみの開操作を禁止できるようにも
なっている。
【0018】ドアクロージャー30は、ドアロック装置
10に連結されかつスライドドア2に固定されるドアク
ロージャーベース31に、可逆転のクロージャーモータ
32を備えており、そのモータ32によって回動される
駆動ギア33(図3参照)にセクタギア34が噛合さ
れ、そのセクタギア34にワイヤー35の一端が連結さ
れている。そのワイヤー35の他端はクローズレバー3
6に連結されている。そして、モータ32が一方向に回
動してワイヤー35が矢印E2方向に引かれたときに、
クローズレバー36が軸線O1(図4、図5参照)を中
心として一方向に回動して、ドアロック装置10のラッ
チ12をフルラッチ位置の方向に強制的に回動させ(ク
ローズ動作)、逆に、モータ32が他方向に回動してワ
イヤー35が矢印E1に戻されたときに、クローズレバ
ー36が図示しないスプリングによって所定のニュート
ラル位置まで回動復帰する(復帰動作)。37は、ワイ
ヤー35をガイドするためのガイド部材である。また、
図4、図5において38はフルラッチスイッチであり、
クローズレバー36によってラッチ12がフルラッチ位
置まで回動されたときに、そのクローズレバー36に当
接してスイッチ動作する。図3において39はニュート
ラルスイッチであり、クローズレバー36がニュートラ
ル位置に復帰したときに、そのクローズレバー36に当
接してスイッチ動作する。
【0019】コントローラ60(図2、図3参照)に
は、ハーフラッチスイッチ14、ハンドルスイッチ1
9、クロージャーモータ32、フルラッチスイッチ3
8、およびニュートラルスイッチ39が接続されてお
り、さらに、そのコントローラ60の電源端子はドア側
給電コネクタ70(図2参照)に接続されている。その
コネクタ70は、スライドドア2が閉じられることによ
って、車体側の給電コネクタ80(図2参照)に接続さ
れてコントローラ60に給電する。コネクタ70、80
は、ストライカ11によってラッチ12がハーフラッチ
位置に回動する前の時点から接続されるようになってい
る。
【0020】次に、作用について説明する。
【0021】スライドドア2が閉じられることによっ
て、まず、ストライカ11によってラッチ12がハーフ
ラッチ位置まで回動され、ハーフラッチスイッチがON
となる。これによりドアクロージャー30のモータ32
が一方向に回動し、クローズレバー36によってラッチ
12をフルラッチ位置まで強制的に回動させる(クロー
ズ動作)。ラッチ12は、フルラッチ位置において、オ
ープンレバー13に設けられたポールによってロックさ
れ、これによりスライドドア2は閉状態にロックされ
る。ラッチ12がフルラッチ位置まで回動して、フルラ
ッチスイッチ38がONとなったときに、モータ32が
他方向に回動してクローズレバー36をニュートラル位
置まで復帰させ(復帰動作)、そしてクローズレバー3
6がニュートラル位置まで復帰してニュートラルスイッ
チ39がONとなったときに、モータ32の回動が停止
する。
【0022】ドアクロージャー30のクローズ動作中
に、スライドドア2のアウトサイドハンドル51または
インサイドハンドルの開操作によって、ワイヤー17が
図5中の矢印C1方向に引かれた場合、リリースレバー
15がハンドルスイッチ19の操作子19Aの付勢力に
抗して矢印B1方向に回動し、そのハンドルスイッチ1
9がONとなる。これによりドアクロージャー30はク
ローズ動作を中断し、直ちに復帰動作をして、クローズ
レバー36をニュートラル位置まで戻す。その後、アウ
トサイドハンドル51またはインサイドハンドルの開操
作が解かれて、ワイヤー17が矢印C2方向に戻された
場合には、ハンドルスイッチ19の操作子19Aの付勢
力によって、リリースレバー15がストッパー18によ
って規制される矢印B2方向の回動限位置まで戻されて
保持される。
【0023】また、同様に、スライドドア2が閉状態に
ロックされいるときに、アウトサイドハンドル51また
はインサイドハンドルの開操作によって、ワイヤー17
が矢印C1方向に引かれた場合には、リリースレバー1
5がハンドルスイッチ19の操作子19Aの付勢力に抗
して矢印B1方向に回動する。そして、その押圧部15
Bがオープンレバー13の操作部13Bに当接して、オ
ープンレバー13を矢印A1方向に回動させることによ
り、そのオープンレバー13に設けられたポールによる
ラッチ12のロックが解除され、スライドドア2の閉状
態のロックが解かれる。その後、アウトサイドハンドル
51またはインサイドハンドルの開操作が解かれて、ワ
イヤー17が矢印C2方向に戻された場合には、ハンド
ルスイッチ19の操作子19Aの付勢力によって、リリ
ースレバー15がストッパー18によって規制される矢
印B2方向の回動限位置まで戻されて保持される。
【0024】ところで、前述した従来例のように、リリ
ースレバーを復帰方向に付勢するためのリターンスプリ
ングが特別に備えられている場合、ドアロック装置の配
置スペースの制約等のために、そのリターンスプリング
に充分な弾性力が設定できないこともあり、このような
ときには、その不足をハンドルスイッチ19の操作子1
9Aの弾性力により補って、充分な弾性力を設定するこ
ともできる。
【0025】(第2の実施例)図6および図7は、本発
明の第2の実施例を説明するための図である。
【0026】本実施例では、リリースレバー15の操作
部材として、前述した第1の実施例におけるワイヤー1
7に代えてロッド91を用いている。このロッド91
は、その先端に折曲成形されたL字状の連結部92によ
って、リリースレバー15に設けられた円弧状の長孔1
3Cに連結されており、矢印F1方向に押されることに
より、長孔13Cの図中右端の内面に当接して、リリー
スレバー15を図7中の矢印B1方向に回動させる。一
方、ロッド91が矢印F2方向に引かれたときは、ハン
ドルスイッチ19の操作子19Aの付勢力によって、リ
リースレバー15は矢印B2方向に復帰する。
【0027】さらに本実施例では、同様にして、リリー
スレバー15に設けられた円弧状の長孔13Dに対し、
第2のロッド94の一端に折曲成形されたL字状の連結
部93が連結されている。ロッド94の他端は、アクチ
ュエータ95が連結されており、アクチュエータ95に
よってロッド94が矢印F1方向に押されることによ
り、長孔13Dの図中右端の内面に当接して、リリース
レバー15を図7中の矢印B1方向に回動させる。一
方、ロッド94が矢印F2方向に引かれたときは、ハン
ドルスイッチ19の操作子19Aの付勢力によって、リ
リースレバー15は矢印B2方向に復帰する。
【0028】ところで、ロッド91が矢印F1方向に押
されたときは、ロッド94側のピン93と長孔13Dと
の間にずれが生じ、そのロッド94には矢印F1方向の
力が作用しない。逆に、ロッド94が矢印F1方向に押
されたときも同様である。
【0029】(第3の実施例)図8は、本発明の第3の
実施例を説明するための図である。
【0030】本実施例では、前述した第2の実施例にお
けるハンドルスイッチ19に代えて、操作子96Aがス
プリング96Bの付勢力によってリリースレバー15に
圧接する構成のハンドルスイッチ96を備えている。操
作子96Aは、スプリング96Bによって矢印G2方向
に付勢されて、リリースレバー15を矢印B2の回動方
向に押圧している。図8のようにリリースレバー15が
矢印B2方向の回動限位置にあるときは、操作子96A
側の可動接点96Cとスイッチ本体側の固定接点96D
が接触して、端子96E、96Fの間が電気的な接続状
態にある。そして、そのリリースレバー15が矢印B1
方向に回動したときに、操作子96Aが矢印G1方向に
移動して、接点96C,96Dが離れ、端子96E、9
6Fの間が電気的に遮断される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロック装
置は、ドアロック装置に組み込まれるリリースレバーな
どのように、回動位置に応じてスイッチを動作させる回
動レバーに対し、それを復帰方向に付勢する手段として
スイッチの操作子を利用する構成であるから、例えば、
回動レバーを回動させるために連結される操作部材とし
て、その回動レバーを復帰方向に回動させることができ
ないワイヤーなどが連結されている場合であっても、特
別なリターンスプリングを備えることなく、その回動レ
バーを復帰方向に回動させることができて、部品点数の
削減、および構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を備えた自動車の斜視図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の装置全体の概略斜視図
である。
【図3】図2のIII 矢視図である。
【図4】図2のIV矢視図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施例の正面図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】本発明の第3の実施例の要部の拡大図である。
【図9】従来例を説明するための要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 スライドドア 10 ドアロック装置 11 ストライカ 12 ラッチ 13 オープンレバー 15 リリースレバー(回動レバー) 17 ワイヤー(連結部材) 18 ストッパー 19 ハンドルスイッチ 19A 操作子 30 ドアクロージャー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック装置に回動可能に組み込まれた回
    動レバーの一端に操作部材が連結され、前記回動レバー
    の回動に応じてスイッチ動作するスイッチが備えられ、
    前記操作部材が一方向に操作されることにより、前記回
    動レバーが非作動位置から作動位置に回動し、前記操作
    部材が他方向に操作されることにより、前記回動レバー
    が作動位置から非作動位置に復帰可能な自動車用ロック
    装置において、 前記スイッチは、前記回動レバーに常時圧接して前記回
    動レバーを作動位置から非作動位置の方向に付勢する操
    作子を有し、該操作子の動きに応じてスイッチ動作する
    ものであることを特徴とする自動車用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック装置は、自動車の本体とドア
    との対向部の一方側に装着されるドアロック装置であっ
    て、前記対向部の他方側のストライカと係合可能なラッ
    チと、該ラッチを前記ストライカとの係合状態にロック
    可能なポールを有するオープンレバーと、前記ラッチを
    前記ストライカとの係合方向に駆動可能なドアクロージ
    ャとを有し、 前記回動レバーは、ドアハンドルに連動して非作動位置
    から作動位置に回動することにより、前記ポールによる
    前記ラッチの係合状態のロックを解除するように前記オ
    ープンレバーを動作させるリリースレバーであり、 前記スイッチは、前記リリースレバーが非作動位置から
    作動位置の方向に回動したときにスイッチ動作して、前
    記ドアクロージャを作動させるハンドルスイッチである
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ロック装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006291507A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Shiroki Corp 電動式スライドドア装置
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