JPH0329150A - テープ速度検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は記録、再生！Ａ置の記録媒体に用いられるテー
プをガイドし、テープの送り速度に同期して回転する回
転ローラを有するテーブガイドにおいて回転ローラの回
耘数を検出することによりテープの送り速度を検出する
テープ速度検出装置に関するものである。

［従来の技術］ 記録再生装置等において、記録媒体であるテープの送り
速度を検出する場合、通常，テープを搬送するキャプス
タンの回転数で検出する．しかしながら、高速テープ送
りや高速サーチの場合，キャブスタンではテープを搬送
しきれないので、キャプスタンによる搬送機構を解除し
，直接り−ルモータで巻き取る．従って、テープの送り
速度を別の手段で検出する必要が生じる．従来、この種
のテープ送り速度検出の方法には、以下の方法が番えら
れている． 第一の方法として、リールの回転数によりテープ送り速
度を検出する方法があり、また、第二の方法として、テ
ープをガイドし、テープの送り速度に同期して回転する
回転ローラを４１し，かつ、この回転ローラと一体とな
って回転する回転検出板を有するテープガイド機構を新
たに設け、回転検出板よりテープの送り速度を検出する
方法がある． ここでは、特に第二の方法について第５図に従って説明
する。

第５図（ａ）はテープ送り速度検出用のテーフガイド機
構の上面図であり、同図（ｂ）は側断面図である。第５
図（ａ）．（ｂ）において、５ｌはテープ速度検出のた
めの固定したテープガイド軸、５２はベアリング、５３
はベアリング５２の軸方向の全圧を与えるバネ、５４は
スリット５８が設けられているスリット板で、ガイドロ
ーラ５５と一体化し、ベアリング５２により、滑らかに
テープガイド軸５ｌを中心にして回転する。

５９はフォトインターラプタであり、発光素子５６，受
光素子５７が設けられている．以下，第５図についてそ
の動作を説明する．テープ６０はガイドローラ５５に巻
付いて案内される。ガイドローラ５５は通常摩擦係数の
高いゴム系材料が選ばれ、走行するテープ６０とすべり
が生しないように、テープ送り速度に同期して回転する
．結局，ガイドローラ５５と一体化したスリット板５４
は、テープ送り速度に同期して回耘する。そこて、この
１０１転数をフォトインターラフ゜タ５９により検出す
る。つまり、発光素子５６から発光した光は、スリット
５８かあるときは、受光素子５７に光か屈き、スリット
５８か無いときは、届かない。この２つの状態よりスリ
ットの動きを検出し、テープの送り速度を検出する． ［発明か解決しようとするａ題］ Ｌ記のように従来のテープ速度検出装置では以下のよう
な欠点かあった． 即ち、第一のリール回転数より検出する手段は、リール
のａ径の影響を考慮する必要があり、リールのａ径もテ
ープの巻取状態により安定しないため、厳密なテープ送
り速度を検出することが不ｒｆ（能である。

第二の回転検知板をイ１するテープ送り検出用ガイドロ
ーラを新たに設けて、回転検知板より検出する手段は、
テープガイドの数か増え、テープ走行のｎ荷が増大し、
空間的にも広い設置空間を必要とする． この発明はかかる課題を解決するためになされたものて
、巻径の考慮が必要なリールの回転数を検出することな
く，かつ、テープ速度検出用のガイドローラを新たに設
ける必要のない、テープ速度検出装置を提供することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、この発明のテープ速度検
出装置は、テープをガイドし，テープ送り速度に同期し
て回転する回転ローラを有するテープガイド機構におい
て，前記ガイドローラに連結あるいは一体化された非回
転の上下各フランジ．または上あるいは下の一方の非回
転フランジを設け、前記非回転フランジと、前記ガイド
ローラ及びこのガイドローラに同期して回転する回転検
出板とが同時に高さ方向に変位する４！！構を設けたも
のである。

［作用］ 上記の構成を有することにより、テープ速度検出のため
のテープガイド軸を特に設ける必費はなく、通常のテー
プガイド機構を用いて簡単な構威によってテープ速度を
検出することができると共に　走行するテープ幅の方向
の規．ＴｊＪを非回転フランジて行えるよヴにした． ［突施例］ 以下、未発＋５１の一実施例を第１図に従って説明する
。

第１図（ａ）は本発明のテープ速度検出装置における一
実施例のテープガイド機構を示す側断面図で、同図（ｂ
）は前記テープガイドａ４Ｉの−Ｌ而図、同図（ｃ）は
同図（ａ）における線Ａ−Ａにおける断面図である． 第１図において、ｌはガイドローラで、テープと直接接
触し、テープに対しすべりのないようにするためにゴム
材か用いられる．２は回転ローラの軸受け部であり、下
方部でスリット板取付部材５と正人結合されている．３
は走行する磁気テープ（以ドテーブという）、４ａは非
回転の上フランジ，４ｂは非凹転の下フランジである．
前記両フランシは図示されているように柱４ｃにより連
結されている．ここで，下フランジ４ｂはスリット板取
付部材５か通る通し穴か設けられており、スリット板取
付部材５か正入されたガイドローラユニットを組込んだ
後、上フランジ４ａ，柱４Ｃとネジ止めする。６は回転
検出板としてスリット穴ｌ４か設けられたスリット板で
あり、スリット板取付部材５にネシ止めされているため
、ガイドローラ１と同期して回転する。７は固定したテ
ープガイド軸、８はベアリング、９はこのベアリング８
に軸方向の全圧を与えるバネ、１０はガイドローラ高さ
調整用キャップ、ｌ３はフォトインターラプタで発光素
子１１と受光素子ｌ２が設けられている，１５は連結柱
４Ｃをはさむ構造となっており、非回転のフランジユニ
ットである上フランシ４ａ，下フランシ４ｂ，柱４Ｃの
回転を制限し、テープガイド軸７方向の動きは制限しな
い。つまり、フランジユニットの回転止め機構である。

以下図に従って、本実施例の構威を説明する。

テープ速度検知ｌＲａは従来例と同じである。つまり、
テープ３はガイドローラｌに巻付いて案内される。ガイ
ドローラ１は、走行するテープ３と同期して滑らかに河
転し，同様に、ガイドローラｌの′Ｆ部に設けられた回
転検出板としてのスリット板６も回転する。この回転数
をフォトインターラブタｌ３により検出する。つまり、
発光素子ｌ１から一定間隔でパルス状に光を発光し、受
光素子ｌ２て光を受ける。その問には，回転するスリッ
ト板６か設けられているので、スリットｌ４の通過峙は
、発光素子１１の光か通過し、そってないときは遮断さ
れる。つまり、フォトインターラプタｌ３でガイドロー
ラｌの回転数を検知する。

次にこの走行するテープの幅方向の規制方法について述
べる．ガイドローラ高さ調整用キャッフ１０をまわして
高さを変えると、柱４Ｃて連結されたフランジユニット
である上フランジ４ａ，下フランジ４ｂ，柱４ｃは一体
となって高・さか変化する。

また、ガイドローラ１に関しては、ベアリング８の固定
側軸受部を上フランジ４ａが押すことにより同様に変化
する。従って、高さ調整用キャッブ１０を調整すること
により、非回転の上下フランジ４ａ，４ｂと回転するガ
イドローラｌが一体となって働き，テープ幅方向の規制
が可能となっている。

第２図（ａ）は本発明の他の実施例てある一体型フラン
ジを有するテープガイド機構の側断面図、同図（ｂ）．
（Ｃ）は同図（ａ）のガイドローラ機構をそれぞれ上及
び線Ｂ−Ｂからみた平而図、同図（ｄ）は同図（ａ）の
フランシユニットの詳細を示す図である。第１図の実施
例と異なり、本実施例においては、非回転の上下フラン
ジを一体型にしている．ただし、下フランジ部ではテー
プか接触しない部分において、第２図（ａ）に示すスリ
ット板２８を取付ける取付部材２５の外形を逃げる形状
で切欠きをほどこしている。これにより、取付部材２５
か圧入されたガイドローラユニット２７をフランジユニ
ット２４の切欠きの部分から組込めることになる．また
，２９は一体型フランジユニットの回転運動を抑正する
回転ｌｈめである．本実施例の他の構造は前記実施例と
同じであるので、説明を省く。

このように本実施例ては、非回転のテープ幅方向の規制
用フランジのテープ接触部分を残して切欠き部を設ける
ことにより、上下フランジを一体成形することが可能と
なり、部品点数の削減が実現できる． さらに本発明の他の実施例を第３図に示す。本実施例の
特徴は回転検知用スリット板３６を上方に設け、回転ガ
イドローラ３２と前記回転検知用スリット板３６のａｎ
に非回転の上フランジ３４ａを設けていることである。

前記非回転の上フランジ３４ａは柱３４ｃで非回転の下
フランジ３４ｂに指示されている。第３図（ｃ）は第３
図（ａ）に示した部分の断面図である．このように下フ
ランジ３４ｂの軸受け部の一部を削除した形状て下フラ
ンジ３４ｂの回転を抑出している。本実施例においては
，四転検知用スリット板３６を上方へ設けることにより
、フランジユニットの回転防止機構を、小型化，簡素化
することがてきる効果がある． 本発明のさらに他の実施例を第４図に示す。本実施例の
特徴は回転検出用センサ、つまり発光素子８ｌと受光素
子８２を有する反射型フォトセンサを非回転の上フラン
ジ７４ａに設けていることてある。また、７６はガイド
ローラと一体となって回転する回転検知用回転板であり
、その下面上には第４図（ｂ）に示すような黒白のパタ
ーンが描かれている．また、回転検出方法は、回転によ
るこの白黒パターンの変化を反射型フォトセンサで検出
している。本実施例においては、回転検知用センサを回
転検知用板である回転板７６と一体となって高さ方向の
動くフランジユニットに設けられているので、テープ幅
方向を変えるためにフランジ高さを変化させても、回転
検知用板である回耘板７６と反射型フォトセンサの距離
が変わらずに、利用することができる．従って、四転検
知用センサをより小型化できる． さらに、本実施例のように回転検知用センサをフランジ
に設ける構造をとれば、回転検知用板のＦ面に凹凸部を
形成させ、その動きを静電容量型センサて検知すること
ができるし、さらに回転検知用板をあるパターンで磁化
させる、あるいはマクネットを設け，その磁界の変化な
センサで検知することも可能となり、これらは本発明の
実施例の変形として容易に考えられる。

［発ＩＪの効果］ 以上説明したように，本発明は従来のスリット板付テー
プ送り速度検知用テープガイド機構に、一体化あるいは
連結した非回転の上下または上下いずれか一方のフラン
ジを設け，がっ非回転フランジユニットと回転ガイドロ
ーラを同時に変位させる高さ調整機構を設けることによ
り、テープ幅力向の規制を実現できる．従って、テープ
送り速度検知用テープガイドにおいてもテープ幅方向の
規制ができるので、テープガイドの本数を削減すること
ができ、より低負荷のテープ走行系が実現できると共に
、テープ走行系の簡素化も実現できる．

【図面の簡単な説明】

：ｊＳｌ図（ａ）は本発明のテープ速度検出装置におけ
る一実施例のテープガイド機構を示す側断面図、同図（
ｂ）は前記テープガイド機構の上面図、同図（Ｃ）は同
図（ａ）における線Ａ−Ａにおける断面図、第２図（ａ
）は本発明の他の実施例である一体型フランジを看する
テープガイド機構の側断面図、同Ｕｙ１（ｂ）．（Ｃ）
は同図（ａ）のガイドローラ機構をそれぞれ上及び線Ｂ
−Ｂからみた平面図、同図（ｄ）は同図（ａ）のフラン
シユニットの詳細を示す図、第３図（ａ）は本発明のさ
らに他の実施例を示すテープガイド機構の側断面図、同
図（ｂ）は同図（ａ）の線ｃ−ｃからみた上面図、同図
（Ｃ）は同図（ａ）の平面図、第４図は本発明のさらに
他の実施例であるテープガイド機構の側断面図、同図（
ｂ）は同図（ａ）の線Ｄ−Ｄからみた上面図、第５図（
ａ）はテープ送り速度検出用のテープガイド機構の−Ｅ
面図、同図（ｂ）は側断面図である． 図中． ｌ：ガイドローラ ２：四転ローラ テープ 上フランジ 下フランシ 柱 スリット板取付板 スリット板 固定したテープガイド軸 ベアリング 高さ調整用キャップ 発光素子 受光素子 フォトインターラフ”タ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープをガイドし、テープ送り速度に同期して回転する
   ガイドローラを有するテープガイド機構において、前記
   ガイドローラに連結あるいは一体化された非回転の上下
   各フランジ、または上あるいは下の一方の非回転フラン
   ジを設け、前記非回転フランジと、前記ガイドローラ及
   びこのガイドローラに同期して回転する回転検出板とが
   同時に高さ方向に変位する機構を設けたことを特徴とす
   るテープ速度検出装置。