JPH0329023B2 - - Google Patents

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JPH0329023B2
JPH0329023B2 JP61130914A JP13091486A JPH0329023B2 JP H0329023 B2 JPH0329023 B2 JP H0329023B2 JP 61130914 A JP61130914 A JP 61130914A JP 13091486 A JP13091486 A JP 13091486A JP H0329023 B2 JPH0329023 B2 JP H0329023B2
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JP
Japan
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silicon carbide
boron
sintered body
sintering
molded
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JP61130914A
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Nobuaki Urasato
Minoru Takamizawa
Akira Hayashida
Hiromi Oosaki
Junichiro Maruta
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/48Manufacture or treatment of parts, e.g. containers, prior to assembly of the devices, using processes not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326
    • H01L21/4803Insulating or insulated parts, e.g. mountings, containers, diamond heatsinks
    • H01L21/4807Ceramic parts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/56Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides
    • C04B35/565Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide

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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は炭化けい素焼結体の製造方法、特には
電気絶縁性と熱伝導性にすぐれており、IC基板、
電子材料用に有用とされる高抵抗な炭化けい素焼
結体の製造方法に関するものである。 (従来の技術) 炭化けい素焼結体は耐熱性、耐摩耗性、強度、
耐蝕性にすぐれていることから種々の用途に利用
されているが、その中でも電気絶縁性、熱伝導性
のすぐれたものはIC基板、電子材料などに使用
されている。 しかし、この炭化けい素焼結体はその抵抗率、
熱伝導率を向上させることが技術的に難しく、こ
れには例えば酸化ベリリウムを添加する方法など
が知られているが、これには酸化ベリリウムが毒
性の強いものであることから製造工程における安
全管理などその取扱いに種々問題があるし、ベリ
リウムには焼結促進効果が小さいために良好な焼
結体を得るには常圧焼結を使用できず、ホツトプ
レス焼結とする必要があるし、これにはまた酸化
ベリリウムが世界的に生産量が少なく供給に不安
があり、高価格であるという不利もある。 地方、このセラミツクIC基板については安価
であるということから酸化アルミニウムが広く用
いられているが、これは熱伝導率が20W/m.kと
わるく、また熱膨張率が8×10-6/℃でシリコン
単結晶の熱膨張率3.5×10-6/℃と大きく異なる
ためにこれに代る高放熱性材料の提供が求められ
ており、この高放熱性材料としては炭化けい素の
他に窒化アルミニウムも知られているが、窒化ア
ルミニウムには熱伝導性が劣るという本質的な欠
点があると共に耐薬品性がわるく、その応用範囲
に大きな制約を受けるという不利がある。 (発明の構成) 本発明は上記したような不利を伴う酸化ベリリ
ウムを使用しない、電気絶縁性、熱伝導性にすぐ
れた炭化けい素焼結体の製造方法に関するもので
あり、これは、メチルハイドロジエンシラン化合
物の気相熱分解反応で得られたβ型超微粒状炭化
けい素微粉末に焼結助剤としてのほう素0.1〜5
重量%またはほう素分が0.1〜5重量%となる量
のほう素化合物を添加し、加圧下に成形した成形
体を、窒素を0.005〜10体積%含む不活性ガス雰
囲気下の焼結炉内で常圧で焼結させることを特徴
とするものである。 すなわち、本発明者らは電気絶縁性、熱伝導性
にすぐれており、したがつてIC基板、電子材料
などとして有用とされる炭化けい素焼結体の取得
について種々検討した結果、これにはメチルハイ
ドロジエンシラン化合物の気相熱分解反応によつ
て得られた炭化けい素微粉末に焼結助剤としての
ほう素またはほう素化合物を添加し成形して成形
物としたのち、これを窒素ガスを含有する不活性
ガス雰囲気とした焼結炉内で焼結すると、電気絶
縁性と熱伝導性のすぐれた高抵抗の炭化けい素焼
結体が得られ、このものは例えば1010〜13Ωcmの電
気抵抗率と100〜220W/m.kの熱伝導率を示す
し、この焼結は常圧でよく、製造工程に有毒物質
が添加されることもないので、これによれば目的
物を低コストで容易に大量生産することができる
ことを見出し、こゝに使用する不活性ガスの種
類、窒素の添加量、焼結方法などについての研究
を進めて本発明を完成させた。 本発明の方法において始発材とされる炭化けい
素粉末は粒径が大きすぎると焼結が難しくなるの
で平均粒径が0.01〜3μm程度の微粉末のものとす
ることがよく、またこれはできるだけ高純度のも
のとすることがよいということから、予め蒸留精
製した式(CH3aSibHc (こゝにbは1〜3の整数、2b+1≧a、a≧
b、2b+1≧c、c≧1、a+c=2b+2)で
示されるメチルハイドロジエンシラン、例えばテ
トラメチルジシランをキヤリヤーガス中において
750〜1600℃で気相熱分解する方法(特開昭60−
46912号公報参照)によつて得られるものとされ
る。また、このメチルハイドロジエンシランの気
相熱分解法によつて得られる炭化けい素は表面活
性が大きく、結晶子が50Å以下の微粒子の集合体
であり、その平均粒子径が0.01〜1μmの球状の超
微粒子状β型炭化けい素であることから、このも
のはさらに微粒化するための粉砕工程が不要であ
るし、始発材としてのメチルハイドロジエンシラ
ンが精留により高純度化されたものであることか
ら極めて純度の高いものとして取得される。 本発明の方法は、まずこの炭化けい素微粉末に
焼結助剤としてのほう素またはほう素化合物を添
加し、成形して成形体とするのであるが、このほ
う素またはほう素化合物は炭化けい素の焼結助剤
として公知のものでよく、したがつてこのほう素
化合物としては炭化ほう素、ほう化チタン、酸化
ほう素などが例示されるが、このほう素またはほ
う素化合物の添加量はほう素量として換算した量
が炭化けい素微粉末に対して0.1重量%以下では
高密度の焼結体が得られず、5重量%以上とする
と高密度の焼結体が得られるけれどもこの焼結体
が抵抗率の低いものとなるので、0.1〜5重量%
の範囲とする必要がある。 この発明の方法による炭化けい素焼結体の製造
方法はメチルハイドロジエンシラン化合物の気相
熱分解反応で得られた炭化けい素微粉末に焼結助
剤としてのほう素またはほう素化合物を添加し、
混合物を成形し、これを窒素ガスを含有する不活
性ガス雰囲気下に焼結するのであるが、ほう素ま
たはほう素化合物を含有した炭化けい素成形体が
窒素ガスを含有する不活性ガスが存在することに
よつて高抵抗化され、熱伝導性の改善された焼結
体として取得される。 この不活性ガスとしてはヘリウム、アルゴンな
どが例示されるが、これは窒素ガスを含有するも
のとする必要がある。この窒素ガス量は0.005体
積%以下では得られる炭化けい素焼結体の高抵抗
化が不充分となり、10体積%以上とするとその高
抵抗下の目的が達成されず、さらには高密度化も
できなくなるので0.005〜10体積%の範囲内とす
ることが必要とされる。 この窒素を稀釈する雰囲気ガスとしては、焼結
時(1800〜2200℃)に分解および他のものと反応
を起さないものが好ましく、一般にはアルゴン、
ヘリウム、ネオンなどの不活性ガスの使用が好ま
しい。これら雰囲気ガスとして使用する窒素およ
び不活性ガスは高抵抗化を目的とすることから純
度の高いことが好ましく、通常99.9%以上の純度
のものを使用することが良い。 また、この窒素ガスの添加方法は焼結炉内に炭
化けい素成形体を仕込んだ後、系内を真空として
からこゝに不活性ガスで所定濃度に希釈した窒素
ガスを封入し、密閉してから昇温し、随時昇圧分
をパージするか、あるいは焼結時に常時所定の窒
素濃度をもつ不活性ガスを系内に一定量宛流入さ
せればよい。このときのガス流量に特に制限はな
いが、これが極端に少ないと外気からの空気の流
入があり、極端に多いと炭化けい素成形体と飛散
や系内の昇温に余分な電力が必要となるので、こ
れは焼結炉内の構造などによつて適宜な流量を選
択するようにすればよい。 なお、この焼結は炭化けい素微粉末が焼結助剤
としてのほう素またはほう素化合物を含有してい
るのでホツトプレスなどを使用する必要はなく、
大気圧下で焼結すればよいが、この焼結温度は
1800℃以下では得られる焼結体が高密度なものと
ならず、2200℃以上とすると炭化けい素の異常粒
成長及び分解反応が起つて、得られる焼結体が電
気抵抗値の低いものとなり、強度も低いものとな
るので1800〜2200℃の範囲好ましくは1950〜2150
℃とすることがよい。 本発明の方法で得られる炭化けい素焼結体はこ
のような処理をしない焼結体が抵抗率104〜6Ωcm
であるのに対して抵抗率が1010〜13Ωcmと高抵抗の
ものとなるし、このものはその熱伝導率が100〜
220W/m.kとなるのでIC基板、その他の電子材
料として有用とされる。 つぎに本発明の実施例をあげるが、例中におけ
る熱伝導率はキセノンフラツシユ法を用いて測定
した結果を示したものである。 実施例 1 内径50mm、長さ1000mmの石英製炉芯管を備えた
縦型管状電気炉を1200℃に加熱し、ついでこゝに
テトラメチルジラン〔(CH32HSi−SiH(CH32
を5容量%含有する水素ガスを1000c.c./分で導入
して気相熱分解させたところ、β型炭化けい素の
超微粒子が得られたが、このものは平均粒径が
0.1μmの集合体であり、37.3m2/gの比表面積を
もつものであることが確認された。 ついでこの炭化けい素微粉末14.955gに0.045
g(0.3重量%)のほう素粉末(レアメタリツク
社製)を混合し、この混合物を金型中に入れ10mm
φ×1.5mmの円板状に成形し、ラバープレスで1.5
トン/cm2に加圧して5個の成形体(試料No.1〜
5)を作つた。 つぎにこの成形体を焼結用電気炉に仕込み、系
内を真空排気後に、窒素を0.2体積%含有するア
ルゴンガスを流入して常圧に戻し、ついで電気炉
の排気弁を開けて窒素2c.c./分、アルゴン998
c.c./分を系内に流入させながら昇温し、2100℃で
30分間焼結したところ、成形体は焼結体となつた
ので、この焼結体の表面を研磨したのち、その密
度、電気抵抗率、熱伝導度を測定したところ、第
1表に示したとおりの結果が得られた。
【表】 実施例2〜6、比較例1〜3 実施例1で得られた超微粒子状炭化けい素にほ
う素0.3重量%を添加混合し、実施例1と同様に
して成形体を作つた。 つぎにこの成形体を電気炉に仕込み、窒素濃度
を第2表に示したように変えて実施例1と同様に
焼結させ、得られた焼結体の密度、電気抵抗率を
測定したところ、第2表に併記したとおりの結果
が得られた。
【表】 実施例 7〜9 実施例1で得られた炭化けい素微粉末に第3表
に示したように炭化ほう素、ほう化チタン、酸化
ほう素をそれぞれほう素分として0.3重量%とな
るように添加混合し、実施例1の同様にして成形
体を作成した。 つぎにこの成形体を電気炉に仕込み、実施例1
と同様にして窒素0.2体積%を添加したアルゴン
中で焼結させ、得られた焼結体の密度、電気抵抗
率を測定したところ、第3表に併記したとおりの
結果が得られた。
【表】 実施例10〜11、比較例4〜5 実施例1で得た炭化けい素微粉末に第4表に示
したようにほう素を添加し、実施例1と同様にし
て成形体とし、窒素を0.5体積%混入させたアル
ゴン中で焼結させ、得られた焼結体の物性を測定
したところ、第4表に併記した結果が得られた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メチルハイドロジエンシラン化合物の気相熱
    分解反応で得られたβ型超微粒子状炭化けい素微
    粉末に焼結助剤としてのほう素0.1〜5重量%ま
    たはほう素が0.1〜5重量%となる量のほう素化
    合物を添加し、加圧下に成形した成型体を、窒素
    を0.005〜10体積%含む不活性ガス雰囲気下の焼
    結炉内で常圧で焼結させることを特徴とする炭化
    けい素焼結体の製造方法。 2 ほう素化合物が炭化ほう素、ほう化チタン、
    酸化ほう素から選択されるものである特許請求の
    範囲第1項記載の炭化けい素焼結体の製造方法。 3 焼結温度が1800〜2200℃である特許請求の範
    囲第1項記載の炭化けい素焼結体の製造方法。
JP61130914A 1986-06-05 1986-06-05 炭化けい素焼結体の製造方法 Granted JPS62288167A (ja)

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