JPH03289568A - 電圧検出装置 - Google Patents

電圧検出装置

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JPH03289568A
JPH03289568A JP2404453A JP40445390A JPH03289568A JP H03289568 A JPH03289568 A JP H03289568A JP 2404453 A JP2404453 A JP 2404453A JP 40445390 A JP40445390 A JP 40445390A JP H03289568 A JPH03289568 A JP H03289568A
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transistor
voltage
terminal
transistors
circuit
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JP2404453A
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English (en)
Inventor
Narasimhan Iyengar
ナラシムハン イエンガー
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Texas Instruments Inc
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Texas Instruments Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/165Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values
    • G01R19/16504Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values characterised by the components employed
    • G01R19/16519Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values characterised by the components employed using FET's

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00013
【産業上の利用分野] 本発明は集積回路に関するものであり、更に詳細には電
源電圧を検出するための電圧検出装置に関するものであ
る。 [0002] 【従来の技術】 集積回路において、集積回路へ外部から供給される電源
電圧レベルを検出するための回路が集積回路の中に含ん
でいることは便利である。そのような検出回路の一つの
用途としては、電源端子における過電圧(ove r 
vo l t a ge)状態を検出することが含まれ
る。そのような過電圧検出は、過電圧状態によって集積
回路の特定の部分が損傷を受けるような場合に特に有用
である。例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ
(dRAM)において、記憶セルは金属・酸化物・半導
体(MOS)コンデンサによって構成されている。チッ
プの小さな表面領域中に非常に多量の電荷を蓄えるため
に、このコンデンサの誘電体の厚さは、できる限り薄く
、例えば16MビットdRAMのような高密度dRAM
に対しては10nm単位の程度に作られる。そのような
薄いコンデンサ誘電体に印加される電位は、もちろん、
装置への過剰な電圧が印加されることによって、コンデ
ンサ誘電体の完全性が損なわれることのないように制限
されなければならない。従って、先に述べた電源電圧検
出回路は、ある一定の値よりも大きい電源電圧によって
損傷を受は易い回路部分を停止させるために使用するこ
とができる。あるいは、集積回路と同じチップ上に低い
電圧をかけておき、過電圧状態時には、替わりにその低
い電圧をチップの敏感な部分へ供給するようにすること
もできる。 [0003] そのような検出回路は、また、電源投入状態の検出のた
めにも使用することができ、その検出回路の出力を用い
て、電源電圧が十分な電圧値に達した後に、集積回路上
のその他の回路を起動させるようにすることもできる。 電源投入過程の特定の時点に達するまで、そのような他
の回路を起動させないようにすることによって、集積回
路は電源投入時に発生する準安定状態を回避することが
できる。 [0004] 過電圧を検出するためのそのような回路の別の用途は、
特殊なモードあるいは機能が始まるか、または実行され
る時を検出することである。例えば、参考のために引用
するマツクアダムス(M c A d a m s )
によって、米国雑誌J、5olState  C1rc
、の第5C−21巻、第5号(1986年10月、米国
IEEE学会発行)の第635−642頁に発表された
論文[試、験用設計機能を備えたIMビットCMOSダ
イナミックRAM(A  1−Mbit  CMO3D
ynamic  RAM  With  Design
−for−Test  Functions)jに述べ
られているように、入力ピン(クロックまたは番地入力
ピンのような)における過電圧状態の検出は、ダイナミ
ックRAM回路の試験モードを選択するために用いるこ
とができる。そのような場合には、集積回路は入力ピン
における過電圧状態に応答して特定の機能モードへ入る
。 [0005] 電源投入または過電圧状態を決定するために電源電圧を
基準値と比較するような簡単な比較器回路をもちろん用
いてよい。しかし、電源電圧の正へ向かう過程と負へ向
かう過程とで単一の動作点を用いたとすると、動作点電
圧付近での、例えば、雑音や電源リップル等による電源
電圧値の小さな変動によって、検出回路の出力が発振す
ることになる。従って、この電源電圧検出回路はヒステ
リシスを持った伝達特性を有するものであることが望ま
しく、このことによって単一の動作点付近での電源電圧
の小さな変動は、検出回路の発振を引き起こすことはな
い[0006] そのような回路へのヒステリシスの導入は、シュミット
トリガ回路のような従来の回路を用いて行うことができ
る。シュミットトリガ回路を含み、電源電圧が特定のレ
ベルに達したことに応答してリセットパルスを供給する
ための回路例は参考のために引用するテキサスインスツ
ルメンツ社に譲渡された1987年12月29日付けの
米国特許第4,716,322号に述べられている。し
かし、そのような回路の動作点は、一般的にトランジス
タの寸法(すなわち、MOS FETの幅/長さの比)
と、検出回路中の特定のトランジスタ対およびグループ
内での寸法比とに依存する。最近のMO3)ランジスタ
の幅/長さの比は、ゲート電極のパターン加工およびエ
ッチされた寸法に大きく依存するため、そのような回路
のヒステリシスおよび動作は、ウェーハ製造工場のフォ
トリソグラフィ製造能力に大きく依存することになる。 更に指摘して置くべきことは、MO3)ランジスタのゲ
ート電極は、一般的にその装置中での最も小さい特性値
寸法であるために、ゲート電極のパターン加工とエツチ
ングはしばしば製造プロセスの限界に近い技術であると
いうことである。従って、トランジスタの幅/長さの相
対比に依存する回路は、最も制御の困難な製造技術部分
に大きく依存することになる。 [0007] 本発明の目的は、伝達特性にヒステリシスを持った電圧
検出装置を得ることである。 本発明の別の目的は、回路中のトランジスタ寸法とトラ
ンジスタの相対的寸法に大きく依存することのない動作
点を持った電圧検出装置を得ることである。 本発明のその他の目的および本発明の特長は、以下の図
面を参照した詳細な説明から当業者には明らかとなるで
あろう。 [0008] 本発明は複数個の負荷装置として、例えば、ダイオード
接続されたトランジスタの導通経路が電源点と駆動トラ
ンジスタとの間につながれた形の電圧検出装置に適用さ
れる。駆動トランジスタのゲートは基準電圧へつながれ
る。負荷トランジスタのしきい値の総和は、駆動トラン
ジスタの出力点を駆動するために、電源点が到達すべき
電圧値を基準電圧以上に設定するために使用される。負
荷装置の一つまたは複数個の両端間には帰還トランジス
タが接続され、そのゲートが駆動トランジスタの出力点
へつながれており、電源点が望みの動作点以上になった
時に応答して帰還トランジスタが導通するようになって
いる。帰還トランジスタが導通状態にある時は、一つま
たは複数個の負荷装置が短絡されて、負荷装置の直列連
結が等制約により短くなるようになっている。電源点の
電圧は、その時、駆動トランジスタをターンオフさせる
ために元の動作点以下に落ちなければならずこの回路の
伝達特性にヒステリシスを生ずる。 [0009]
【実施例】
ここで第1図を参照しながら、本発明の最適な実施例に
従った電源の電圧検出装置の構成について詳細に説明す
る。第1図の回路は、端子vEXTを持ち、そこにおい
て検出すべき電圧を受ける。端子■REFは、端子■E
X1の電圧を測定する基準となる電圧を受ける。端子v
REFの基準電圧は従来のバンドギャップ電圧基準回路
のような基準電圧発生回路によって作られる。 [00101 端子vEXTは、供給電圧が特定の値を越えたかを決定
するために、第1図の回路によって比較されるべき供給
電圧を受ける端子に対応する。以下に述べる実施例に°
おいては、端子vEXTは外部から供給される電源電圧
を受けるための電源端子に対応し、従って以下の説明に
おいて、端子vEX、は電源電圧を受けるものとして扱
っている。しかし、第1図の回路は、例えば、クロック
ピンや番地ピンのような集積回路の他の端子における過
電圧状態を決定するために用いることもできることを指
摘しておく。上に述べたように、そのような入力ピンに
おける過電圧状態は、試験モード等の特定の機能または
機能モードを励起するために用いることができる。第1
図の回路の別の利用も、以下に述べるように本発明の特
徴を得るものである。 [0011] 端子VEXTが電源電圧を受ける場合には、基準電圧発
生回路も同様に、端子VEXTで受ける電源電圧によっ
て電力が供給され、従って、第1図の回路は、同様に特
定の値以上(第2図に示された伝達特性に見られるよう
に)の電圧■。X、の範囲内で動作できることを指摘し
ておく。従って、検出回路中の論理が動作し得るように
、端子■  の基準電圧(端子■い、の電圧が過電圧状
態に達するためEF に越えねばならない)が十分大きいものであり得るため
に、第1図の回路は特に外部から供給される電源電圧の
過電圧状態を検出するものとして適用できる。しかし、
バンドギャップ基準回路のような従来の基準電圧発生回
路は、当業者には良く知られているように、低い電源バ
イアス電圧で安定した基準電圧を作り出すことができる
ので、第1図の回路は電源投入の時の検出のためにも同
様に用いることができる。 [0012] 端子VEXTはpチャネルトランジスタ10のソースと
基板点へつながれている。pチャネルトランジスタ10
は、そのゲートがそのドレインにつながれているもので
ある。pチャネルトランジスタ12,14.16が直列
につながれたものが、pチャネルトラジスタ10と直列
につながれている。これらはすべて同じように構成され
ている(すなわち、おのおの基板点がそのソースへつな
がれ、またそのゲートがそのドレインへつながれている
)。第1図に示された構成、すなわちトランジスタ10
,12,14.16の基板点が、それらのソースへつな
がれていることは、そのような構成がトランジスタに対
して一定のしきい値電圧を生み出すので、本実施例では
望ましい。トランジスタ10,12,14.16の基板
点は、また別の電圧、例えば、端子vEXTの電圧によ
ってバイアスされてもよいことを指摘しておく。しかし
、人体効果によって、そのように接続すれば、トランジ
スタ10,12,14.16のしきい値電圧は、端子V
EXTの電圧と共に変化することになる。 [0013] こうして、pチャネルトランジスタ10,12,14.
16は、トライオード(triode)領域で動作し、
ダイオードの電流−電圧特性に似た電流−電圧特性を持
つトランジスタ直列接続を形成し、そして、はぼトラン
ジスタのしきい値電圧に等しい両端電圧降下を示す(以
下、vtpと呼ぶ)。従って、第1図のトランジスタ1
0,12,14.16の接続を、統一的にMOS)ラン
ジスタのダイオード接続と呼ぶことにする。第1図の回
路で、最も上のトランジスタ10のソースは、端子VE
XTへつながれ、そのドレインはトランジスタ12のソ
ースへつながれている。その他のトランジスタ14.1
6も同様に、ドレインからソースへ接続され、トランジ
スタ16のドレインとゲートは接続点18へつながれて
いる。トランジスタ10,12,14.16の幅と長さ
(W/L)の比は同一であることが望ましく、非常に大
きいことが望ましい。例えば、100の単位であること
が、第1図の回路の高速応答のために望ましい。もちろ
んトランジスタ10.12,14.16は、特別な応用
における電圧検出回路に対して要求される応答時間に依
存させるようにして、小型の寸法を用いてもよい。こう
して、トランジスタ10,12,14.16は、接続点
18の電圧を、はぼ端子V。Xlの電圧よりも、トラン
ジスタ10,12,14.16のしきい値電圧の合計に
等しいだけ小さい値に設定する。 [0014] もちろん、明らかなように、トランジスタは直列接続負
荷装置を形成するのに4個のトランジスタ10,12,
14.16よりも多いか、または少なくてもよく、負荷
装置の数は回路出力の発生の過程において端子VREF
の電圧に係る電圧値に依存する。更に注目すべきことは
他の型の負荷装置、例えば、単純なp−n接合ダイオー
ドを、ダイオード接続したトランジスタ10,12,1
4.16の替わ°りに用いることもできるということで
ある。もちろん、ダイオードの型の選択は製造の容易さ
、その他の因子に依存する。 [0015] 接続点18はpチャネル駆動トランジスタ20のソース
へつながれている。トランジスタ18のゲートは端子v
REFへつながれ、駆動トランジスタ18のドレインは
CMOSインバータを構成するトランジスタ22pと2
2nのゲートへつながれている。pチャネルトランジス
タ22pのソースは端子■REFの電位へつながれ、n
チャネルトランジスタ22nのソースはアースへつなが
れ、トランジスタ22pと22nのドレインはCMOS
インバータに関して従来性われているように互いにつな
がれている。トランジスタ22nと22pの相対的な寸
法は特定の回路応用に対して望ましいスイッチング特性
を持つように、例えば、pチャネルトランジスタとnチ
ャネルトランジスタとの間の移動度の違いを考慮して、
トランジスタ22pの幅対長さの比がトランジスタ22
nの2倍に設定される。 しかし、トランジスタ22nと22pの相対的な寸法は
本発明を実施する上で特に重要ではない。 [0016] トランジスタ22nと22pのドレインはCMOSイン
バータ24の入力へつながれている。CMOSインバー
タ24はトランジスタ22pと22nによって構成され
たインバータと同じように構成されており、望ましくは
端子VREFの電圧によってバイアスされる。インバー
タ24の出力は別のCMOSインバータを形成するトラ
ンジスタ26pと26nのゲートへつながれている。 [0017] トランジスタ26pと26nで構成されたインバータに
おいて、トランジスタ26pのソースは端子vEXTの
電圧によってバイアスされ、トランジスタ26nのソー
スはアースへつながれ、トランジスタ26pと26nの
ドレインは互いにつながれている。この実施例で、トラ
ンジスタ26nの幅対長さの比はトランジスタ26pの
幅対長さの比よりもずっと大きいことが望ましい。例え
ば、トランジスタ26nは約15のW/L比を持ち、他
方トランジスタ26pのW/L比は4程度である。この
例でインバータ24が端子VREFの電圧でバイアスさ
れ、−方、トランジスタ26pのソースが端子VEXT
の電圧でバイアスされることからトランジスタ26pを
相対的に小さくすることは、望ましい。VEXTの電圧
が正方向への動作点を通過する時に、■  の電圧がV
REFにおける電圧を越えるXT ので、トランジスタ26pはそのソースの電圧の方がそ
のゲートの電圧よりも高くなり、この状態ではターンオ
フしないであろう。こうして、端子VEXTにおける電
圧が正方向へ向かう動作点を越える時に、小型のトラン
ジスタ26pは、トランジスタ26nと26pによって
構成されるインバータを通して直流電力の消費を減少さ
せる。 [0018] トランジスタ26nと26pのドレインはインバータ2
8の入力へつながれ、インバータ28は端子VEXTの
電圧でバイアスされている。次に、インバータ28の出
力はインバータ30の入力へつながれ、インバータ30
も端子vEXTの電圧でバイアスされている。インバー
タ30の出力はこの回路の出力となって、端子OUTを
駆動する。インバータ28と30はこの回路の出力のバ
ッファとじて働き、端子VEXTの外部電圧が望みのし
きい値よりも大きいかどうかに応じて回路の論理出力を
設定する。この実施例では以下に述べるように、端子v
EX1の電圧が、端子vREFの電圧よりも高い値を越
える電圧に応答して、端子OUTでは低レベルの論理信
号であることが望ましい。 [0019] 本発明の実施例に従えば、トランジスタ10,12,1
4.16の直列連結の帰還経路を有するpチャネルトラ
ンジスタ32が提供される。トランジスタ32のソース
と基板点は直列連結の中のトランジスタの一つへ この
場合はトランジスタ14のソースへつながれる。トラン
ジスタ32のドレインは連結の中の別のトランジスタへ
、この場合はトランジスタ16のソースへつながれる。 トランジスタ32のゲートは、端子VEXTにおいて望
みのしきい値よりも高い電圧に応答してトランジスタ3
2が導通するように、出力バッファ連結の中の一点へつ
ながれる。この例では、トランジスタ32のゲートはト
ランジスタ26pと26nのドレインへつながれている
。 [0020] トランジスタ32の目的は、端子VExTの電圧に応答
してトランジスタ10゜12.14.16直列連結の電
気的な長さを変化させることである。第1図の例では、
トランジスタ32が導通した時には、トランジスタ14
はトランジスタ32によって短絡され、トランジスタ3
2がオフの時に電気的に直列につながれたトランジスタ
10,12,14.16の替わりに、端子vEXTと接
続点18との間には3つのトランジスタが電気的に直列
につながれることになる。もちろん、帰還トランジスタ
32のソースからドレインへの経路は、以下に述べるよ
っに同じヒステリシス効果を得るために、これとは異な
るトランジスタ10,12,14.16の別の一つのト
ランジスタの両端間につながれてもよい。更に、もし伝
達特性中のヒステリシスループをより幅広いものとした
い場合には、帰還トランジスタ32を連結の中のトラン
ジスタ10,12,14.16の一つ以上の両端間につ
なぐことでもよい。 [0021] nチャネルトランジスタ21のソース−ドレイン経路は
トランジスタ20のドレインとアースとの間につながれ
ている。トランジスタ21のゲートは端子vRE、で示
された基準電圧を受ける。トランジスタ21の目的は、
端子V。xlの電圧が検出値よりも低い時に、トランジ
スタ22pと22nのゲートの接続点を完全に放電させ
ることを保証することである。第1図の回路で端子VE
XTにおける過電圧状態(すなわち、指定された動作電
圧以上の電源電圧)を検出しようとする場合には、トラ
ンジスタ20はオフ状態に留まり、トランジスタ21は
導通し、トランジスタ22nと22pのゲートの論理状
態は定められた低レベルになる。 トランジスタ20がオンの場合(すなわち、過電圧が検
出された場合)でも、トランジスタ21のゲートはVR
EFの基準電圧にあることから、トランジスタ21はオ
ンに留まるので、トランジスタ21のW/L比はトラン
ジスタ20のW/L比よりもずっと小さいことが望まし
い。最適な実施例において、トランジスタ20のW/L
比は100の単位であり、一方、トランジスタ21のW
/L比は0゜05程度である。トランジスタ21の小さ
いW/L比は、端子VEXTからトランジスタ10,1
2,14.16を通ってアースへ流れる直流電流を最小
化する。 [0022] ここで第1図の回路の動作について−、第2図の伝達特
性を参照しながら説明する。この説明の目的のために、
第2図の伝達特性は端子V  の電圧がvAを持XT つところから始まる。その値は基準電圧発生器回路(第
1図には示されていない)に対して、値V の電源電圧
に対して端子V  をほぼ電圧値VREFに留まるA 
                REFような基準電
圧vREFを供給させるのに十分高い値である。 [0023] トランジスタ20は、そのドレインにおける電圧、すな
わち、接続点18の電圧がゲートにおける電圧V   
をトランジスタ20のしきい値電圧の値だけ超EF 遇するまでオフ状態に留まる。pチャネルトランジスタ
20は望ましくはエンハンスメントモードのものである
ので、pチャネルトランジスタ20のしきい値電圧の絶
対値を以下vt2oと呼ぶ。もちろん、回路に適切な変
更を行って、トランジスタ20としてデプリーションモ
ードのものを用いることもできる。しかし、端子VEX
Tと接続点18との間には直列に4個のトランジスタ1
0,12.1416がつながれているので、接続点18
の電圧は、直列連結の中のトランジスタのしきい値電圧
分だけ、この場合は4v だけ端子vExTよりも小さ
い電圧にp 等しい。したがって、トランジスタ20は端子vEXT
の電圧が次の値に達するまではターンオンしない。 [0024]
【数月 ■+4Vtp+vt2゜ EF 端子VEX1の電圧が第2図で値VAにあるような場合
に、トランジスタ20はオフ状態にあり、トランジスタ
21は、トランジスタ22nと22pのゲートの電圧を
アースへ引き下げる。このことにより、トランジスタ2
2pのソースへのバイアスとなる電圧V   がインバ
ータ24の入力へ与えられる。こうして、EF インバータ24の出力は、アースへ駆動され、それによ
ってトランジスタ26pがターンオンされ、トランジス
タ26nがターンオフされる。そして、端子vEXTの
電圧がトランジスタ32のゲートへ与えられてオフ状態
に保持する。更に加えて、トランジスタ26pと26n
のドレインの電圧がVEXTであることに応答するイン
バータ28と30の動作によって、端子VEXTの電圧
が端子OUTに現れる。この実施例に従うと、これは高
論理レベルに対応し、第1図の回路が組み込まれた集積
回路の残りの部分に対して、端子VEXTへ供給された
電源電圧が動作点以下であるということを示す。第2図
に示されたように、伝達特性の領域において、外部電源
電圧がインバータ30をバイアスするので、端子OUT
の電圧は端子vEX1の電圧に追随する。 [0025] 端子V  における外部電源電圧が値v  ′+4Vt
p+vt2oに達すると、EXT          
        REF接続点18(トランジスタ20
のソース)の電圧は十分高くなって、トランジスタ20
はターンオンする。これにより、トランジスタ22pと
22nのゲートの電圧は値V    +4Vゆ+vt2
oとなり、この実施例ではトランジスタ22nREF のしきい値電圧以上であるので、トランジスタ22nと
22pのドレインがトランジスタ22nを通してアース
電位へ引き下げられる。これにより、インバータ24の
出力は値V  ′ となり、これもトランジスタ26n
のしきい値電圧以上EF であるので、トランジスタ26nが導通となり、トラン
ジスタ26pは本質的に非導通となる。 [0026] トランジスタ26nがターンオンすることでインバータ
28の入力は低レベルへ引き下げられ、それによってこ
の回路の端子OUTにおける出力は、第2図に示された
ように、インバータ30を介して(インバータVOLへ
)低レベルへ引き下げられる。端子OUTにおける低論
理レベルはこのように外部電源電圧がVREF +4V
tp+■t2oの過電圧動作点に達したことを伝え、そ
して端子OUTに応答する集積回路の残りの部分はこれ
に従って応答することになる。 [0027] 更に、インバータ24の出力によってトランジスタ26
nが一旦ターンオンされると、トランジスタ32のゲー
トはアースへ向かって引き下げられる。これによりpチ
ャネルトランジスタ32はターンオンし、直列ダイオー
ド連結の中のトランジスタ14のソースとドレインは、
トランジスタ32を介して互いに短絡される。このこと
で、トランジスタ18をオンに保つために必要とされる
端子vEXTの電圧は、トランジスタ32によって短絡
されてしまったトランジスタのしきい値電圧分だけ小さ
くなる。この場合、トランジスタ32によって一つのト
ランジスタ14が短絡されたので、端子VEXTがトラ
ンジスタ20をオンに保ち、従って、端子OUTの電圧
を低論理レベルに保つことのできる電圧は次のようにな
る。 [0028] 【数2】 ■+3Vtp+vt2゜ EF 従って、端子V  の電圧がV  ′+4Vtp+vt
2oよりも高い値VBから低EXT        R
EF Φ+vt2oに落ちるまで低レベルに留まる。この時点
で、端子OUTの電圧は、再び第2図に示されたように
端子■。XTの値に追随するようになる。 [0029] 本発明の実施例に従った第1図の回路は、伝達特性にヒ
ステリシスを持たせた電源電圧検出回路である。このヒ
ステリシスは、動作点付近の供給電圧の小さな変動によ
り回路の出力において発振を引き起こす可能束を減少さ
せる。この発振がもし存在すれば、回路を特に電源投入
および過電圧検出に応用した場合に、第1図の回路が組
み込まれた集積回路チップの動作を不安定なものとして
しまう。 第1図と第2図に関して述べた回路において、端子VE
XTへ供給される電源電圧の変動が発振を引き起こす可
能性が高いときは、vtpが一つ分(すなわち、0゜7
v程度)の単位であるに違いない。 [00301 第1図の回路は、またヒステリシスが装置の寸法および
装置の寸法比に依存しない形で提供する。ヒステリシス
の量は、vEXTが正方向へ向かう動作点レベルに達し
た時に、帰還トランジスタ32が短絡するようにトラン
ジスタの数のしきい値電圧に依存する。当業者には良く
知られているように、トランジスタ10゜12.14.
16等のMOS)ランジスタのしきい値電圧は(1ミク
ロン以下といった非常に短いチャネル長のトランジスタ
を除いて)トランジスタのチャネル長にはそれほど強く
存在せず、そのかわり、ウェル(well)中のドーピ
ングレベルと、しきい値調節イオン注入の線量(dos
e)とに依存するが、これらはいずれも最近の技術にお
いては容易に制御できる。しかし、比較的長いチャネル
長のトランジスタにおいてさえ、トランジスタのW/L
比は、ゲートのパータン加工、およびエッチされた寸法
に強く依存し、それらはしばしば、最近の集積回路にお
いても、特定の製造プロセスによって達成し得る最小の
特性寸法に対応するものである。 [0031] 本実施例において、トランジスタ10,12,14.1
6に対する望ましいチャネル長さ2.0ミクロンの単位
である。ヒステリシスがトランジスタ10,12.14
.16のしきい値電圧によって定められ、また、そのよ
うなチャネル長を有するトランジスタのしきい値電圧が
ゲート電極の物理的な幅の変動にそれほど強く依存しな
いことから、第1図の回路のヒステリシスは、装置の寸
法および寸法比に依存した従来の回路にくらべてより制
御可能である。更に、伝達特性のヒステリシスの幅は、
第1図の回路の設計において、帰還トランジスタ32に
よって短絡されるトランジスタの数を決定することで容
易に選択することができることを指摘しておく。 [0032] 本発明は実施例に詳細に説明してきたが、この説明は一
例を示したものであり、制限する意図のものではないこ
とは理解されたい。更に、当業者にとっては本発明の実
施例の詳細に関する数多くの変更や、本発明の別の実施
例が可能であることは、本明細書を参照することによっ
て明かであることを理解されたい。また変形例としては
以下に限定するわけではないが、説明したものと異なる
伝導型のトランジスタを使用すること、CMO3ではな
く単にnチャネルトランジスタとpチャネルトランジス
タを使用すること、帰還トランジスタとして(それのゲ
ートを鎖中の隣接するインバータへつながれた)nチャ
ネルトランジスタを使用することが含まれる。そのよう
な変更や付加的な実施例は、既に示した本発明の特許請
求の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。 [0033] 以上の説明に関して更に以下の項を開示する。 (1)電圧検出回路において、 端子と比較点との間に直列につながれた複数個の負荷装
置と、ゲートが基準電圧へつながれ、ソースからドレイ
ンへの経路が前記比較点と駆動点との間につながれた駆
動トランジスタとを備え、かつゲートが前記駆動点へつ
ながれ、ソースからドレインへの経路が負荷装置と並列
につながれた帰還トランジスタであって、前記帰還トラ
ンジスタが導通した時に前記ソースからドレインへの経
路と並列につながれた前記負荷装置は、前記帰還トラン
ジスタによって短絡されることを備えた電圧検出回路。 [0034] (2)第1項の回路であって、前記負荷装置がダイオー
ドを含む電圧検出回路。 (3)第1項の回路であって、それぞれの前記負荷装置
は、ゲートがドレインへつながれMOS)ランジスタを
含む電圧検出回路。 [0035] (4)第1項の回路であって、更に、 ソースからドレインへの経路が前記駆動点と共通電位と
の間につながれ、ゲートが前記基準電圧へつながれた放
電トランジスタを含む電圧検出回路。 (5)第4項の回路であって、前記放電トランジスタの
幅対長さの比が、前記駆動トランジスタのそれよりも本
質的に小さい電圧検出回路。 [0036] (6)第1項の回路であって、更に、 入力が前記駆動点へつながれたバッファにおいて、前記
帰還トランジスタの前記ゲートが前記バッファによって
前記駆動点へつながれている電圧検出回路。 [0037] (7)第1項の回路であって、更に、 出力バッファであって、それの入力が前記駆動節へなが
れ、出力を有する出力バッファであって、前記出力バッ
ファが前記端子の電圧によってバイアスされてなる電圧
検出回路。 [0038] (8)第1項の回路であって、前記帰還トランジスタの
前記ソースからドレインへの経路が、複数個の負荷装置
と並列につながれている電圧検出回路。 (9)第1項の回路であって、前記帰還トランジスタが
、前記駆動トランジスタの導通に応答して導通する電圧
検出回路。 [0039] (10)電圧検出回路であって、 端子と比較点との間に直列につながれた複数個の負荷装
置と、ゲートが基準電圧へつながれ、ソースからドレイ
ンへの経路が前記比較点と駆動点との間につながれた第
1の伝導型の駆動トランジスタと、ソースからドレイン
への経路が負荷装置と並列につながれ、それのゲートを
、前記ソースからドレインへの経路が、前記端子の電圧
が第1の値を越えることに応答して導通するように、ゲ
ートが前記駆動点へつながれた帰還トランジスタとを含
む電圧検出回路。 [0040] (11)第10項の回路であって、前記端子の電圧が前
記第1の値を越えることに応答して前記駆動トランジス
タが、ターンオンするようにする電圧検出回路。 (12)第11項の回路であって、前記端子の電圧が第
2の値以下に低下することに応答して前記駆動トランジ
スタが、ターンオフするようになっており、前記帰還ト
ランジスタが前記負荷装置を短絡するために、前記第2
の値が前記第1の値と異なっている電圧検出回路。 [0041] (13)第12項の回路であって、前記帰還トランジス
タのソースからドレインへの経路が、複数個の負荷装置
と並列につながれている電圧検出回路。 (14)第10項の回路であって、前記帰還トランジス
タのソースからドレインへの経路が、複数個の負荷装置
と並列につながれている電圧検出回路。 (15)第10項の回路であって、それぞれの前記負荷
装置カミゲートをドレインにつないだMOS)ランジス
タを含んでいる電圧検出回路。 [0042] (16)第10項の回路であって、それぞれの前記負荷
装置がダイオードを含んでいる電圧検出回路。 (17)第10項の回路であって、更にソースからドレ
インへの経路が前記駆動点と共通電位との間につながれ
、ゲートが前記基準電圧へつながれた放電トランジスタ
を含む電圧検出回路。 (18)第17項の回路であって、前記放電トランジス
タの幅対長さの比が、前記駆動トランジスタのそれより
も本質的に外かい電圧検出回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に基づいた模式的な電気回路図。
【図2】 本発明の実施例に基づいた伝達特性を示す図。
【符号の説明】
10  pチャネルトランジスタ 12  pチャネルトランジスタ 14  pチャネルトランジスタ 16  pチャネルトランジスタ 18 接続点 20  pチャネル駆動トランジスタ 21  nチャネル駆動トランジスタ 22p  pチャネルトランジスタ 22n  nチャネルトランジスタ 24  CMOSインバータ 26p  pチャネルトランジスタ 26n  nチャネルトランジスタ 28 インバータ 30 インバータ 32  pチャネルトランジスタ
【書類芯】
【図1】 図面
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧検出装置において、 端子と比較点との間に直列につながれた複数個の負荷装
    置と、ゲートが基準電圧へつながれ、ソースからドレイ
    ンへの経路が前記比較点と駆動点との間につながれた駆
    動トランジスタとを備え、かつ、ゲートが前記駆動点へ
    つながれ、ソースからドレインへの経路が負荷装置と並
    列につながれた帰還トランジスタであって、前記帰還ト
    ランジスタが導通した時に前記ソースからドレインへの
    経路と並列につながれた前記負荷装置は、前記帰還トラ
    ンジスタによって短絡されることを備えた電圧検出装置
JP2404453A 1989-12-20 1990-12-20 電圧検出装置 Pending JPH03289568A (ja)

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US45355089A 1989-12-20 1989-12-20
US453550 1989-12-20

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EP0433696A2 (en) 1991-06-26
EP0433696B1 (en) 1995-10-04
DE69022829D1 (de) 1995-11-09
DE69022829T2 (de) 1996-03-14
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