JPH03289434A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JPH03289434A
JPH03289434A JP8394790A JP8394790A JPH03289434A JP H03289434 A JPH03289434 A JP H03289434A JP 8394790 A JP8394790 A JP 8394790A JP 8394790 A JP8394790 A JP 8394790A JP H03289434 A JPH03289434 A JP H03289434A
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一明 杉本
Satoshi Kitahara
北原 聰
Akio Yamamoto
山本 昭雄
Ikuzo Sugiura
杉浦 幾蔵
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ラベルに品名やバーコード等を印字するラベ
ルプリンタに係り、特に印字されたラベルを台紙から剥
離させる剥離装置を備えたラベルプリンタに関する。
[従来の技術] ラベルプリンタにおいて剥離装置は、オプション部品と
して扱われている。そのため、従来の剥離装置は、それ
自体で動作できるようにパルスモータおよびこのモータ
により動作される紙送り機構を備えている。剥離装置は
、ラベルプリンタの本体フレームにねじ止めにより取付
けられ、印字されたラベルを、ラベルが貼付けられた台
紙から剥離させるために、上記台紙のラベル剥離済み部
分を紙送りするように動作される。
したがって、剥離装置が取付けられたラベルプリンタは
、ラベルが一面に貼付けられている連続した長い台紙を
、印字部に送込むためのパルスモータおよびこのモータ
により動作される紙送り機構を備える第1の紙送り系と
、上記台紙のラベル剥離済み部分を紙送りする上記剥離
装置による第2の紙送り系とを夫々持っている。そして
、第2の紙送り系がパルスモータおよびこのモータによ
り動作される紙送り機構を備えていることは既述の通り
であり、そのパルスモータは上記第1の紙送り系のパル
スモータと同期して制御されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、ラベルプリンタは、ラベルが発行されるごと
に発行動作を一時中断し、その後、再びラベルを発行す
る。このような断続的なラベルの発行において、上記中
断の際には第1、第2の紙送り系のパルスモータは同時
に停止されように制御される。
しかし、それにも拘らず、両紙送り系の慣性の違いによ
り、これらの送り動作が停止するまでの時間を完全に一
致させることは不可能である。そして、剥離装置からな
る第2の紙送り系の方が、通常第1の紙送り系よりも多
くの停止時間を必要と することが、本発明者により確認された。
そのため、台紙はラベルの発行を中断した瞬間に即座に
停止されることはなく、第2の紙送り系の慣性に基づく
紙送りにより所定の停止位置から少しずれてしまうこと
がある。そして、この位置ずれ状態のままで次のラベル
発行を行わせると、発行されるラベルに対し、正常位置
から上記ずれ分だけ位置ずれして印字が施される。
このような不具合を回避するため従来においては、手動
操作により台紙を適当量後退させてから、ラベルに対す
る印字を行う、いわゆる試し打ちを余儀なくされている
。この試し打ちは印字が正常位置となるまで繰り返し実
施される。
以上のように従来のラベルプリンタは、ラベル発行ごと
に、面倒な試し打ちを余儀なくされるから、取扱い性が
悪いという問題がある。しかも、剥離装置は、パルスモ
ータなどを持っていて、それ自体独立して駆動できる構
成であるために、大形である。そのため、ラベルプリン
タを小形化する場合に、剥離装置が邪魔になり易いとい
う問題がある。
本発明の目的は、取扱い性を向上できるとともに、小形
化に好適なラベルプリンタを得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のラベルプリンタに
おいては、回転駆動されるプラテンローラに対して剥離
フレームを移動可能に設け、台紙のラベル剥離済み部分
を上記プラテンローラとの間に挟んで設けられる剥離ロ
ーラを、上記剥離フレームに回転自在に支持し、上記剥
離フレームを付勢する弾性体により上記剥離ローラを上
記プラテンローラに押付けて、上記剥離口〜うを上記台
紙のラベル剥離済み部分を介して上記プラテンローラに
従動回転させるようにしたものである。
[作用コ 本発明のラベルプリンタにおいて、剥離ローラは剥離フ
レームに回転自在に支持されており、剥離フレームは弾
性体で付勢されている。その付勢力により回転自在な剥
離ローラは、台紙のラベル剥離済み部分を挾んでプラテ
ンローラに押付けられている。
そのため、プラテンローラが回転駆動されると、この回
転により送られる台紙を介して剥離ローラは、プラテン
ローラに従動して回転される。このような紙送り動作に
伴い、台紙は剥離部材を中心に折れ曲げられながら引っ
張り移動されるから、この剥離部材の位置で印字された
ラベルを台紙から剥離できる。
そして、プラテンローラの回転駆動が中断されて、台紙
の紙送り動作が停止されたときには、この停止に対して
時間的なずれがなく同時に、プラテンローラに従動する
剥離ローラの回転が停止される。
したがって、不要な紙送りがなくなり、ラベルの位置ず
れを防止できる。また、以上のように剥離ローラはプラ
テンローラに従動して回転されるので、剥離ローラを回
転駆動するための駆動部(パルスモータ等)を必要とし
ない。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第8図を参照して
説明する。
第7図および第8図中1で示す本体ケース内には、印字
を行うための機構部2が設けられている。
機構部2は水平に配置された底板3の左右両端部に、垂
直な側板4,5を夫々連結してなる本体フレーム6を備
えている。
機構部2は、その側板4,5間に配置されるとともに両
側板4,5に回動可能に支持されたプラテンユニット1
1を備えている。このユニット11は、第1図から第3
図および第7図、第8図に示すように、支点軸12と、
左右一対の端板13と、プラテンローラ14と、中間軸
15と、剥離板16と、図示しないトーションばねとを
有して形成されている。
支点軸12の両端部は夫々側板4,5に回動不能に固定
されている。ローラ支持板としての一対の端板13は、
支点軸12の両端部に、この軸12の軸回り方向に沿っ
て回動可能に嵌合されている。プラテンローラ14は一
対の端板13の前端部間にわたって図示しない軸受を介
して回転自在に横架されている。このプラテンローラ1
4の一端部は、上記機構部2が備える図示しない用紙送
り機構に連結されており、この送り機構により適宜回転
駆動されるものである。
中間軸15は支点軸12とプラテンローラ14との間に
位置して、一対の端板13間に横架されている。剥離部
材としての剥離板16は、プラテンローラ14の前側近
傍に位置して一対の端板13の前端部にわたって横架さ
れている。
支点軸12に巻き付けられた上記トーションばねは、そ
の一端部を支点軸12に固定した図示しないばね受けに
引っ掛けるとともに、他端部を中間軸15にその下側か
ら引っ掛けて取付けられている。このトーションばねの
弾性力により、プラテンユニット11の支点軸12以外
の部分は上向きに付勢されている。それによって、プラ
テンローラ14は後述のラインサーマルヘッド29に下
方から押付けられるようになっている。また、プラテン
ユニット11の支点軸12以外の部分は、上記トーショ
ンばねの弾性力に抗して、手動または自動制御により支
点軸12を中心に下向きに適宜回動されるようにもなっ
ている。
上記プラテンユニット11の上方位置にはヘッドフレー
ム21が配設されている。このフレーム21の取付は構
造は第6図および第7図などに示す通りである。つまり
、ヘッドフレーム21の後端部は、上記側板4から側板
5がわに向けて突設された支持軸22に嵌合されている
。ヘッドフレーム21における上記側板4がわの前端部
端面には支持ピン23が突設され、これは上記側板4に
設けた図示しない通孔に嵌合されている。しかも、上記
支持軸22の先端部はヘッドフレーム21における上記
側板5がわの端面から突出されているとともに、ヘッド
フレーム21の側板5がわ端面の前端部には支持ピン2
4が突設されている。これら支持軸22の先端部と支持
ピン24とは、上記側板5に枢着されたクランプ板25
が有する図示しない孔に嵌合されている。
このようにしてヘッドフレーム21は、その−端部を支
持軸22および支持ピン23を介して上記側板4に支持
されるとともに、他端部を支持軸22の先端部および支
持ピン24を介して側板5のクランプ板25に支持され
ることにより、両端支持されている。なお、第7図中2
6はクランプ板25の枢軸、27は掛止孔である。掛止
孔27には上記ヘッドフレーム21の上面に取付けた板
ばね製の掛止板28が挿脱可能に引掛けられており、そ
のクランプ板25への引掛かりによって、ヘッドフレー
ム21の支持状態か維持されるようになっている。した
がって、第7図中矢印A方向に掛止板28の先端部28
aを押し下げた後に、クランプ板25を第7図中矢印B
方向に回動させることにより、ヘッドフレーム21の側
板5がわの支持を解放できる。
ヘッドフレーム21にはラインサーマルヘッド29が取
付けられている。このヘッド29には、その下側から上
記プラテンローラ14が押し当てられている。ヘッドフ
レーム21を支持した支持軸22には第8図に示すよう
にガイドローラ30が回転自在に取付けられている。
上記側板4の上端には第7図および第8図に示すように
リボン駆動装置31が取付けられている。
この駆動装置31は上記用紙送り機構(図示しない)の
動力を受けて動作されるもので、第7図および第8図中
32は上記用紙送り機構に連結されはテンションプーリ
で、これらによって第7図に示す上下の回転軸37.3
8が回転されるようになっている。回転軸37.38は
夫々一対設けられている。
上記側板4にはヘッドフレーム21の上方に位置するリ
ボン装置取付は部41が取付けられている。この取付は
部41は、第6図に示すように側板4に固定されたガイ
ド42と、このガイド42に沿って移動するスライダー
43とを備えている。
スライダー43の上面には一対の係合突部44が突設さ
れている。
このリボン装置取付は部41には、これを跨ぐようにし
てリボン装置45が着脱可能に取付けられている。リボ
ン装置45は、第7図に示すように左右一対のフレーム
46を、横架軸47および横架板48て連結するととも
に、フレーム46間に、リボン駆動軸49およびリボン
ガイド軸50を夫々回転自在に横架し、かつ、これらよ
りも上側にリボン供給軸51およびリボン巻取軸52を
夫々回転自在に横架して形成されている。リボン駆動軸
49およびリボンガイド軸50はフレーム46に対して
取外し不可能に固定されており、リボン供給軸51およ
びリボン巻取軸52はフレーム46に対して着脱可能で
ある。
このリボン装置45は、その横架板48に設けた達磨状
の孔48a(第7図参照)の幅広な孔部分を上記係合突
部44に挿通させた後に、上記側板4がわにリボン装置
45を少し動かして、達磨状孔48aの幅狭な孔部分に
係合突部44を引っ掛けることにより、リボン取付は部
41に対してその上方への外れを防止されて取付けられ
る。そして、リボン装置45は上記スライダー43とと
もに、上記側板4がわに移動させることにより、所定位
置に配置される。また、その状態は、ガイド42に固定
された板ばね製の掛止部材53が側板5かわのフレーム
46に引っ掛かることによって保持される。リボン装置
45か以上のようにして定位置に配置されると、その各
軸49〜52の端部は、上記リボン駆動装置31の各回
転軸37゜38に嵌合して連結されるようになっている
以上の構成おいて、本体ケース1の後側等に支持された
図示しない用紙ホルダーには、−面にラベルが等間隔で
貼付けられていて連続した長い台紙Cが、ロール状に巻
かれた状態で支持されている。この台紙Cは、上記用紙
ホルダーから繰り出され、プラテンローラ14とライン
サーマルヘッド29との間を通ってセットされ、上記用
紙送り機構の動作により適宜紙送りされる。
この紙送りと同時に、リボン駆動装置31が同期して動
作されるので、リボン駆動軸49に伝えられる回転力で
、リボン供給軸51に巻かれた転写りボン54が、リボ
ンガイド軸50を経由して引き出されるとともに、それ
に伴ってリボン巻取軸51に伝えられる回転力で、プラ
テンローラ14とラインサーマルヘッド29との間を通
った転写リボン54の使用済み部分が、リボン巻取軸5
1に巻き取られる。この転写リボン54と上記台紙Cと
の送り量は同じであり、したがって、上記印字動作によ
り、ラベルに対し転写リボン54のインクが熱転写され
るものである。
リボン装置45の着脱は、上記クランプ板25を下側に
回動させて、ヘッドフレーム21を片持ち状態とした後
に、手動によりプラテンユニット11を下げて、プラテ
ンローラ14をラインサーマルヘッド29から離し、こ
の状態で転写リボン54を側板5がわからプラテンロー
ラ14とラインサーマルヘッド29との間に出し入れし
ながら実施されるものである。
次に、第1図から第5図に詳しく示した剥離装置61に
ついて説明する。この装置61は上記剥離板16ととも
に、上記台紙Cから印字されたうベルを剥離するための
剥離手段を形成するものであり、この実施例の場合には
オプション部品としてユニット化されている。
剥離装置61は、剥離フレーム62と、支え軸63と、
剥離ローラ64と、加圧軸65と、一対のベース板66
と、一対のフック67と、一対の第1トーシヨンばね6
8と、一対の第2トーシヨンばね69とを備えている。
剥離フレーム62は、一対のアーム部62aの前端を、
これらと一体の横架板部62bで繋いでなり、横架板部
62bには舌片状の操作部70が前方に向けて一体に突
設されている。支え軸63の両端部には左右のアーム部
62aが夫々回動可能に嵌合されており、したがって剥
離フレーム62は支え軸63にその軸回り方向に沿って
回動可能に支持されている。加圧軸65は、横架板部6
2bと支え軸63との間に位置して左右のアーム部62
a間に横架されている。
剥離ローラ64はアーム部62aの前部に横架されて回
動自在に支持されている。上記一対のベース板66は支
え軸63の両端部に夫々嵌合されている。これらベース
板66は後方に向けて突出されており、その後面部に第
5図に示すように半円状の取付は溝71を有していると
ともに、前部に上向きの取付は突部72を有している。
上記−対のフック67も支え軸63の両端部に夫々嵌合
されており、これらは上部に引っ掛は部73を有してい
る。
上記第1トーシヨンばね68は、アーム部62aとベー
ス板66との間に位置して支え軸63に巻き付けられて
いる。このばね68の一端部は上記加圧軸65にその下
側から引っ掛けられており、同ばね68の他端部にベー
ス板66に引っ掛けられている。この第1トーシヨンば
ね68はその弾性力で加圧軸65および剥離フレーム6
2を介して上記剥離ローラ64を上向きに付勢している
。したがって、この付勢力により剥離ローラ64は、上
記プラテンローラ14にその下側から押し付けられるよ
うになっている。
上記第2トーシヨンばね69は、ベース板66とフック
67との間に位置して支え軸63に巻き付けられている
。このばね69の一端部はベース板66に引っ掛けられ
ており、同ばね69の他端部はフック67に引っ掛けら
れている。この第2トーシヨンばね69はその弾性力で
フック67を第5図中矢印り方向に付勢している。
上記構成の剥離装置61は上記本体フレーム6の側板4
,5間に配設されており、以下の手順により上記プラテ
ンユニット11に着脱可能に取付けられている。
まず、第3図に示すように一対のベース板66の取付は
溝71を、支点軸12に前側から係合させた後、支点軸
12を回動中心として、その取付は溝71が支点軸12
の周面を滑るようにして第5図中矢印E方向に剥離装置
61全体を押し上げる。そうすると、取付は突部72の
前端面が中間軸15の後面部に係合される。それと同時
に、フック67の引っ掛は部73が中間軸15の後面を
通過し、その直後に第2トーシヨンばね69の力でフッ
ク67が回動されて、その引っ掛は部73が中間軸15
に上側から引っ掛けられる。
この取付は状態は第1図および第2図に示されている。
この状態では、ベース板66は、支点軸12と中間軸1
5とにより前後方向の動きを止められているとともに、
取付は溝71の支点軸12への掛合とフック67の中間
軸15への掛合により、上下方向の動きを止められてい
る。また、剥離装置61のプラテンユニット11からの
取り外しは、フック67の下部を第5図中矢印F方向に
引くことにより、その引っ掛は部73を中間軸15から
外した後、剥離装置61全体を引き下げればよい。
第1図のように剥離装置61を取付けた状態で、ラベル
を発行する場合を説明する。
ラベル発行に先立つ上記台紙Cのセット作業は、第2図
に示すようにプラテンローラ14とラインサーマルヘッ
ド29との間に台紙Cを通すとともに、この台紙Cを剥
離板16を経由させてプラテンローラ14の下方に導く
。そして、剥離フレーム62の操作部70を指で押し下
げて、第2図に示すように第1トーシヨンばね68の付
勢力に抗して剥離フレーム62を下方に回動させる。そ
うすると、剥離ローラ64がプラテンローラ14から離
れるので、これら両ローラ14,64間に台紙Cの先端
部を通すとともに、台紙Cを剥離ローラ64の後面部に
沿うようにして剥離フレーム62を通過させる。この後
、剥離フレーム62の押し下げを解除する。そうすると
、第1トーシヨンはね68の付勢力Gにより、剥離ロー
ラ64は、台紙Cを挾んでプラテンローラ14にその下
側から圧接される。
このようなセット作業の後に既述のラベル発行動作が実
施される。そうすると、台紙Cが図示しない用紙送り装
置の動力で送られるので、それに応じてラベルの剥離が
なされる。つまり、紙送り装置の動力によりプラテンロ
ーラ14は第1図中矢印H方向に回転され、これに巻き
付いている台紙Cは移動されるから、この台紙Cを介し
て剥離ローラ64がプラテンローラ14に対して従動回
転される。そうすると、台紙Cは強く引っ張られながら
剥離板16を境に急激に折れ曲がって通過する。そのた
め、台紙Cに貼付けられている印字済みのラベルの台紙
Cに対する剥離が、上記剥離板16の位置でなされて、
ラベルが次々に発行される。
そして、以上のようなラベルの発行は断続的になされる
が、その発行中断の際には、上記図示しない用紙送り装
置の動作が停止されるが、剥離ローラ64は既述のよう
にプラテンローラ14に圧接して従動回転されるもので
あるから、プラテンローラ14の停止と同期して同時に
回転が停止される。そのため、プラテンローラ14の回
転が停止した後に、剥離ローラ64が回転を継続するこ
とがなく、したがって剥離ローラ64により台紙Cが移
動されることはない。
そのため、台紙Cが所定の停止位置からずれることが防
止されるので、次のラベル発行において、ラベルの正常
位置に印字を施すことができるとともに、このような正
常位置への印字を得るために台紙Cの位置を調整する面
倒がなくなって、取扱い性を向上できる。勿論、次の印
字の再開に際して試し打ちが不要であることにより、ラ
ベルが無駄に捨てられることも防止できる。
その上、プラテンローラ14に従動する剥離装置61は
、それ自体独立して駆動できるものではなく、モータな
どを備えないため、小形に構成できる。そのため、ラベ
ルプリンタを小形化する場合に、剥離装置61が邪魔に
なることがない。勿論、以上のような剥離装置61はモ
ータなどを備えないため、部品数が少なく構成も簡単と
なるから、安価に得ることができ、ラベルプリンタ全体
のコストダウンに寄与でできる。
本発明は上記一実施例には制約されない。例えば、上記
一実施例では剥離装置61を着脱可能なオプション部品
としたが、剥離装置61はプラテンユニット11などに
分離不能に取付けてもよい。
また、本発明においてリボン装置45およびその駆動装
置31は省略しても差し支えない。
[発明の効果] 以上説明した本発明のラベルプリンタにおいては、回転
駆動されるプラテンローラに対して剥離フレームを移動
可能に設け、台紙のラベル剥離済み部分を上記プラテン
ローラとの間に挟んで設けられる剥離ローラを、上記剥
離フレームに回転自在に支持し、上記剥離フレームを付
勢する弾性体により上記剥離ローラを上記プラテンロー
ラに押付けて、上記剥離ローラを上記台紙を介して上記
プラテンローラに従動回転させるようにした構成により
、プラテンローラの回転駆動で送られる台紙を介して剥
離ローラのラベル剥離済み部分をプラテンローラに従動
させて回転できる。したがって、ラベルの発行中断の際
における台紙の位置ずれを防止でき、次にラベル発行を
再開する時の試し打ちが不要となるので、取扱い性を向
上できるとともに、上記従動回転により剥離ローラをプ
ラテンローラとは別に駆動する必要がないので、剥離装
置の構成を小形かつ簡単化でき、プリンタ全体の小形化
に適する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、 第1図は剥離装置回りを示す断面図、 第2図は台紙をセットする手順を説明するために同剥離
装置回りを示す断面図、 第3図は同剥離装置をプラテンユニットに取付ける手順
を説明するための断面図、 第4図は同剥離装置全体の斜視図、 第5図は同剥離装置の一部を分解して示す斜視図、第6
図は機構部の一部を示す斜視図、 第7図は同機構部を一部断面して示す概略正面図、第8
図は第7図中■方向から見た同機構部を一部断面して示
す概略側面図である。 13・・・端板(ローラ支持板)、14・・・プラテン
ローラ、16・・・剥離板(剥離部材)、61・・・剥
離装置、62・・・剥離フレーム、64・・・剥離ロー
ラ、68・・・第1トーシヨンばね(弾性体)、C・・
・台紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転駆動されるプラテンローラと、 このプラテンローラを回転自在に支持したローラ支持板
    に上記プラテンローラの軸方向に延びて設けられ、台紙
    の一面に貼付けられたラベルを印字直後に上記台紙から
    剥離させる剥離部材と、上記プラテンローラとの間に上
    記台紙のラベル剥離済み部分を挟んで設けられるととも
    に、この台紙を介して上記プラテンローラに対し従動回
    転される剥離ローラと、 この剥離ローラを回転自在に支持して上記プラテンロー
    ラに上記剥離ローラが接離する方向に移動可能に設けら
    れた剥離フレームと、 この剥離フレームを付勢して設けられ、その付勢力で上
    記剥離ローラを上記プラテンローラに押付ける弾性体と を具備したラベルプリンタ。
JP2083947A 1990-03-30 1990-03-30 ラベルプリンタ Expired - Lifetime JP2578240B2 (ja)

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