JPH0328935B2 - - Google Patents
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- JPH0328935B2 JPH0328935B2 JP61153823A JP15382386A JPH0328935B2 JP H0328935 B2 JPH0328935 B2 JP H0328935B2 JP 61153823 A JP61153823 A JP 61153823A JP 15382386 A JP15382386 A JP 15382386A JP H0328935 B2 JPH0328935 B2 JP H0328935B2
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- stopper
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- panel
- frame
- console
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 11
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 claims description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920004943 Delrin® Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、制御部を設けたパネルを有し、上部
にモニタを搭載した超音波診断装置のコントロー
ルコンソールに関する。
にモニタを搭載した超音波診断装置のコントロー
ルコンソールに関する。
(従来の技術)
超音波診断装置のコントロールコンソールは、
通常コンソール本体と、超音波診断による画像を
観察するモニタと、診断装置やモニタを制御する
ためのキーボード等を備えたパネルとから構成さ
れている。従来のコントロールコンソールの例を
第7図に示す。図において、1は超音波診断装置
を制御するコンソール本体、2は診断装置やモニ
タの制御手段を設けたパネル、3は超音波探触子
からの受信波を画像表示するモニタである。図に
おいて明らかなようにパネル2とモニタ3はコン
ソール本体1に固定されていて何れも動かすこと
はできない。第8図,第9図は従来のコントロー
ルコンソールの他の例である。図において、第7
図と同等の部分には同じ符号を付してある。第8
図に示す例ではパネル2が上下に動くようになつ
ており、操作の際、パネル2の角度を変えること
ができるため、操作が稍便利になつている。併し
パネル2の前後位置はコンソールの位置に固定さ
れていて引出すことはできない。第9図はモニタ
を動かし得るようにした例である。図中、4はモ
ニタ3を側面から回転自在に支持しているアーム
で、コンソール本体1に取付けられている脚5に
回転自在に保持されている。従つてモニタ3は脚
5を中心とする回転運動をすると共に、アーム4
によるモニタ3の支持点を中心とする上下の首振
り運動をすることができる。以上従来装置を示し
たが、パネル2の動くものやモニタ3が回転可能
で首振機構を有するものがあり、又、パネル2の
取り外し出来るものがあるが、パネル2を前方に
引出して使用できるものは無かつた。
通常コンソール本体と、超音波診断による画像を
観察するモニタと、診断装置やモニタを制御する
ためのキーボード等を備えたパネルとから構成さ
れている。従来のコントロールコンソールの例を
第7図に示す。図において、1は超音波診断装置
を制御するコンソール本体、2は診断装置やモニ
タの制御手段を設けたパネル、3は超音波探触子
からの受信波を画像表示するモニタである。図に
おいて明らかなようにパネル2とモニタ3はコン
ソール本体1に固定されていて何れも動かすこと
はできない。第8図,第9図は従来のコントロー
ルコンソールの他の例である。図において、第7
図と同等の部分には同じ符号を付してある。第8
図に示す例ではパネル2が上下に動くようになつ
ており、操作の際、パネル2の角度を変えること
ができるため、操作が稍便利になつている。併し
パネル2の前後位置はコンソールの位置に固定さ
れていて引出すことはできない。第9図はモニタ
を動かし得るようにした例である。図中、4はモ
ニタ3を側面から回転自在に支持しているアーム
で、コンソール本体1に取付けられている脚5に
回転自在に保持されている。従つてモニタ3は脚
5を中心とする回転運動をすると共に、アーム4
によるモニタ3の支持点を中心とする上下の首振
り運動をすることができる。以上従来装置を示し
たが、パネル2の動くものやモニタ3が回転可能
で首振機構を有するものがあり、又、パネル2の
取り外し出来るものがあるが、パネル2を前方に
引出して使用できるものは無かつた。
(発明が解決しようとする問題点)
超音波診断装置を被検体のベツドサイドで使用
する場合、操作者は被検体に対して超音波探触子
を被検部に当接しつつコントロールコンソールを
操作してモニタ3により観察するのであるが、操
作者は被検体に向かつて操作するため、操作者か
らパネル2及びモニタ3が遠くなつて操作性が悪
い。操作者がコントロールコンソールから離隔す
る方向に進んで、しかもコントロールコンソール
を近付ける余積がないときは一層操作性が悪くな
る。
する場合、操作者は被検体に対して超音波探触子
を被検部に当接しつつコントロールコンソールを
操作してモニタ3により観察するのであるが、操
作者は被検体に向かつて操作するため、操作者か
らパネル2及びモニタ3が遠くなつて操作性が悪
い。操作者がコントロールコンソールから離隔す
る方向に進んで、しかもコントロールコンソール
を近付ける余積がないときは一層操作性が悪くな
る。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、操作者がコントロールコンソールから
離隔しても、操作性が良好で、しかも、コントー
ルコンソールのパネルを所望のときにのみ移動さ
せることができるコントロールコンソールを実現
することにある。
の目的は、操作者がコントロールコンソールから
離隔しても、操作性が良好で、しかも、コントー
ルコンソールのパネルを所望のときにのみ移動さ
せることができるコントロールコンソールを実現
することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記の問題点を解決する本発明は、制御部を設
けたパネルを有し、上部にモニタを搭載した超音
波診断装置のコントロールコンソールにおいて、 コンソール本体に対してスライダを介して前後
方向に移動可能に取り付けられたベースと、該ベ
ース上にスラストベアリングを介して回転可能に
設けられ、前記モニタ及び前記パネルが配設され
るフレームと、前記ベース側に設けられ、前記ベ
ースの移動方向と平行な面に複数の係止孔が形成
されたストツパ、前記コンソール本体側に前記ベ
ースの移動方向と直交する方向に移動可能に設け
られたストツパ・バー、前記ストツパの係止孔に
係合可能に前記ストツパ・バーに立設されたピ
ン、及び前記ストツパ・バーを前記ピンが前記ス
トツパの係止孔に嵌入する方向へ付勢するスプリ
ングを備え、前記ベースの前後方向の移動を規制
する第1のストツパ機構と、前記ベースと前記フ
レームとのうちどちらか一方に設けられたボール
プランジヤ、及び他方に設けられ、前記ボールプ
ランジヤの摺接面上に前記ボールプランジヤと係
合可能に設けられた複数のストツパ孔を備え、前
記フレームの自転を規制する第2のストツパ機構
と、 を備えたことを特徴とするものである。
けたパネルを有し、上部にモニタを搭載した超音
波診断装置のコントロールコンソールにおいて、 コンソール本体に対してスライダを介して前後
方向に移動可能に取り付けられたベースと、該ベ
ース上にスラストベアリングを介して回転可能に
設けられ、前記モニタ及び前記パネルが配設され
るフレームと、前記ベース側に設けられ、前記ベ
ースの移動方向と平行な面に複数の係止孔が形成
されたストツパ、前記コンソール本体側に前記ベ
ースの移動方向と直交する方向に移動可能に設け
られたストツパ・バー、前記ストツパの係止孔に
係合可能に前記ストツパ・バーに立設されたピ
ン、及び前記ストツパ・バーを前記ピンが前記ス
トツパの係止孔に嵌入する方向へ付勢するスプリ
ングを備え、前記ベースの前後方向の移動を規制
する第1のストツパ機構と、前記ベースと前記フ
レームとのうちどちらか一方に設けられたボール
プランジヤ、及び他方に設けられ、前記ボールプ
ランジヤの摺接面上に前記ボールプランジヤと係
合可能に設けられた複数のストツパ孔を備え、前
記フレームの自転を規制する第2のストツパ機構
と、 を備えたことを特徴とするものである。
(作用)
操作者が超音波探触子を操作中、コントロール
コンソールから離隔しようとするとき、パネルを
取付けたフレームをコンソール本体から引出し、
所望の方向に回転させてコントロールコンソール
を操作する。
コンソールから離隔しようとするとき、パネルを
取付けたフレームをコンソール本体から引出し、
所望の方向に回転させてコントロールコンソール
を操作する。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る一実施例の超音波診断装
置のコントロールコンソールの外観図で、第2図
は本コントロールコンソールの概略の構成を示し
た分解図で片側のみを示している。図において、
第9図と同等部分には同じ符号を付してある。第
1図において、6はコンソール本体1の上部に取
付けられ、その上にモニタ3を搭載し、前方に斜
めに下がつた前垂部分にパネル2を設けたフレー
ムである。
置のコントロールコンソールの外観図で、第2図
は本コントロールコンソールの概略の構成を示し
た分解図で片側のみを示している。図において、
第9図と同等部分には同じ符号を付してある。第
1図において、6はコンソール本体1の上部に取
付けられ、その上にモニタ3を搭載し、前方に斜
めに下がつた前垂部分にパネル2を設けたフレー
ムである。
第2図において、7はコンソール本体1にスラ
イダ8を介して取付けたベースで、スライダ8は
ベース7の両側面を摺動自在に保持している。9
はボールベアリングを介して相接している複数の
層からなる円筒で構成され、フレーム6の下面と
ベース7の上面に取付けられているスラストベア
リングである。10はスラストベアリング9と共
にフレーム6をベース7上に回転自在に保持する
ボールキヤスタ、11はベース7が前進したとき
ベース7の下部を支持するローラベアリングで、
17はスライダ8とコンソール本体1とを接続す
る付属品を含むL金具である。
イダ8を介して取付けたベースで、スライダ8は
ベース7の両側面を摺動自在に保持している。9
はボールベアリングを介して相接している複数の
層からなる円筒で構成され、フレーム6の下面と
ベース7の上面に取付けられているスラストベア
リングである。10はスラストベアリング9と共
にフレーム6をベース7上に回転自在に保持する
ボールキヤスタ、11はベース7が前進したとき
ベース7の下部を支持するローラベアリングで、
17はスライダ8とコンソール本体1とを接続す
る付属品を含むL金具である。
次に上記のように構成されたコントロールコン
ソールの動作を説明する。ベース7はコンソール
本体1にその両側面をスライダ8を介して取付け
られているため、ベース7は図示のようにコンソ
ール本体1に対して前後方向(矢印方向)に移動
することができる。
ソールの動作を説明する。ベース7はコンソール
本体1にその両側面をスライダ8を介して取付け
られているため、ベース7は図示のようにコンソ
ール本体1に対して前後方向(矢印方向)に移動
することができる。
操作者がコントロールコンソールから離隔しよ
うとして後述のストツパを外してパネル2を引く
と、パネル2を載せたフレーム6はベース7とス
ラストベアリング9を介して接続されており、ベ
ース7はコンソール本体1にスライダ8を介して
取付けられているので、ベース7は前進し、フレ
ーム6は引出される。ベース7が前進するとベー
ス7の前部はローラベアリング11の上に載置さ
れ、ベース7が弯曲するのを防止している。又、
ローラベアリング11はベース7の前後への移動
に伴つて回転し、ベース7の動作を妨げることは
ない。
うとして後述のストツパを外してパネル2を引く
と、パネル2を載せたフレーム6はベース7とス
ラストベアリング9を介して接続されており、ベ
ース7はコンソール本体1にスライダ8を介して
取付けられているので、ベース7は前進し、フレ
ーム6は引出される。ベース7が前進するとベー
ス7の前部はローラベアリング11の上に載置さ
れ、ベース7が弯曲するのを防止している。又、
ローラベアリング11はベース7の前後への移動
に伴つて回転し、ベース7の動作を妨げることは
ない。
次に操作者がパネル2をコンソール本体1に対
して回転させると、スラストベアリング9はボー
ルベアリング(図示せず)を介して上下の円筒を
結合しているため、フレーム6はベース7に対し
て、即ちコンソール本体1に対して自由に回転で
きる。この状態を第3図,第4図に示す。図にお
いて、第1図と同じ部分に同じ符号を付してある
ので、各部の説明は省略する。第3図にて明らか
なように、パネル2を引出すと、フレーム6はパ
ネル2を伴つて2点鎖線の位置まで前進し、押込
めば実線の位置に後退する。又、第4図に示すよ
うにパネル2を引出した後回転方向に引張ると、
2点鎖線の位置まで回転する。反対方向にも同様
に回転する。以上のフレーム6の前後運動と回転
運動によつてその上に搭載されているモニタ3も
共に移動して操作者の観察を容易ならしめる。
又、モニタ3は第1図に示されるように脚5の周
り及びモニタ3のアーム4への取付点を中心とす
る回転運動を単独に行うことが出来る。
して回転させると、スラストベアリング9はボー
ルベアリング(図示せず)を介して上下の円筒を
結合しているため、フレーム6はベース7に対し
て、即ちコンソール本体1に対して自由に回転で
きる。この状態を第3図,第4図に示す。図にお
いて、第1図と同じ部分に同じ符号を付してある
ので、各部の説明は省略する。第3図にて明らか
なように、パネル2を引出すと、フレーム6はパ
ネル2を伴つて2点鎖線の位置まで前進し、押込
めば実線の位置に後退する。又、第4図に示すよ
うにパネル2を引出した後回転方向に引張ると、
2点鎖線の位置まで回転する。反対方向にも同様
に回転する。以上のフレーム6の前後運動と回転
運動によつてその上に搭載されているモニタ3も
共に移動して操作者の観察を容易ならしめる。
又、モニタ3は第1図に示されるように脚5の周
り及びモニタ3のアーム4への取付点を中心とす
る回転運動を単独に行うことが出来る。
上記のフレーム6の前後運動及び回転運動はそ
れぞれ第1及び第2のストツパ機構によつて定位
置で固定される。第5図は第1のストツパ機構を
示す構成図、第6図は第2のストツパ機構ストツ
パを示す構成図である。図中、第2図と同じ部分
には同じ符合を付してある。第5図において、1
2はベース7に取付けられているストツパで、そ
のベース7の移動方向と平行な面に係止孔13を
2個設けてあり、ストツパ12はベース7のスラ
イダ8への左右2箇所の取付部近傍に合計2個備
えてある。14は前記ストツパ12の係止孔13
に嵌入してベース7の位置を固定するピンで、コ
ンソール本体1側に設けられ、ベース7の移動方
向と直交する方向に移動可能なストツパ・バー1
5上に設けてある。16はストツパ・バー15を
ピン14が係止孔13に嵌入する方向に付勢して
いるばねである。17はスライダ8をコンソール
本体1に取付けているL金具、18はストツパ・
バー15の端部で、ストツパ・バー15の右方向
への移動量を制限している。又、19はストツパ
12の終端に設けた段部である。
れぞれ第1及び第2のストツパ機構によつて定位
置で固定される。第5図は第1のストツパ機構を
示す構成図、第6図は第2のストツパ機構ストツ
パを示す構成図である。図中、第2図と同じ部分
には同じ符合を付してある。第5図において、1
2はベース7に取付けられているストツパで、そ
のベース7の移動方向と平行な面に係止孔13を
2個設けてあり、ストツパ12はベース7のスラ
イダ8への左右2箇所の取付部近傍に合計2個備
えてある。14は前記ストツパ12の係止孔13
に嵌入してベース7の位置を固定するピンで、コ
ンソール本体1側に設けられ、ベース7の移動方
向と直交する方向に移動可能なストツパ・バー1
5上に設けてある。16はストツパ・バー15を
ピン14が係止孔13に嵌入する方向に付勢して
いるばねである。17はスライダ8をコンソール
本体1に取付けているL金具、18はストツパ・
バー15の端部で、ストツパ・バー15の右方向
への移動量を制限している。又、19はストツパ
12の終端に設けた段部である。
第6図はフレーム6とベース7とを下側から見
た図である。図中、23はスラストベアリング9
と対向するベース7上に設けられ、スラストベア
リング9に摺接するボールプランジヤ、22はス
ラストベアリング9上に設けられ、ボールプラン
ジヤ23が係合可能なストツパ孔である。そし
て、ボールプランジヤ23はスプリングを内蔵し
てボールを外方に押付けるように付勢している構
造を有している。よつて、これらボールプランジ
ヤ23、ストツパ孔22の係合により、ベース7
の回転にクリツク感を与えている。尚、ボールプ
ランジヤ23とストツパ孔22とは、ボールプラ
ンジヤ23をフレーム6側に、ストツパ孔22を
ベース7側に設けてもよい。24はスラストベア
リング9をベース7を取付けるための4本の取付
けねじで、スラストベアリング9に設けた4個の
取付けねじ孔25に螺入される。
た図である。図中、23はスラストベアリング9
と対向するベース7上に設けられ、スラストベア
リング9に摺接するボールプランジヤ、22はス
ラストベアリング9上に設けられ、ボールプラン
ジヤ23が係合可能なストツパ孔である。そし
て、ボールプランジヤ23はスプリングを内蔵し
てボールを外方に押付けるように付勢している構
造を有している。よつて、これらボールプランジ
ヤ23、ストツパ孔22の係合により、ベース7
の回転にクリツク感を与えている。尚、ボールプ
ランジヤ23とストツパ孔22とは、ボールプラ
ンジヤ23をフレーム6側に、ストツパ孔22を
ベース7側に設けてもよい。24はスラストベア
リング9をベース7を取付けるための4本の取付
けねじで、スラストベアリング9に設けた4個の
取付けねじ孔25に螺入される。
上記の構成のストツパ機構の動作を説明する。
第5図においてパネル2を引き出す場合、ピン1
4はストツパ12と係合しているので、ストツ
パ・バー15を図の右方向に動かしてピン14を
ストツパ12との係合から解放すると、パネル2
と結合しているフレーム6にスラストベアリング
9を介して取付けられているベース7は図の下方
即ち前方に進むことができる。この時点では操作
者はストツパ・バー15から手を放しているの
で、ベース7の前進に伴い、ピン14はストツパ
12の側面を滑りながら相対的に移動し、係止孔
13に嵌入した時点でベース7の前進は止まる。
更に進めたいときはストツパ・バー15を再び右
方向に移動させ、ピン14の係止孔13との係合
を解除して前進させればよい。ベース7の停止位
置はストツパ12に設けられた係止孔13による
2箇所であつて、ストツパ・バー15を更に右方
向に移動しようとしても、ストツパ・バー15の
端部18がコンソール本体1に当ることによつ
て、2つ目の係止孔13の大きな段部19を乗り
越えることはできず、パネル2はそれ以上前進す
ることはできない。従つて、ベース7が外れて落
下することはない。
第5図においてパネル2を引き出す場合、ピン1
4はストツパ12と係合しているので、ストツ
パ・バー15を図の右方向に動かしてピン14を
ストツパ12との係合から解放すると、パネル2
と結合しているフレーム6にスラストベアリング
9を介して取付けられているベース7は図の下方
即ち前方に進むことができる。この時点では操作
者はストツパ・バー15から手を放しているの
で、ベース7の前進に伴い、ピン14はストツパ
12の側面を滑りながら相対的に移動し、係止孔
13に嵌入した時点でベース7の前進は止まる。
更に進めたいときはストツパ・バー15を再び右
方向に移動させ、ピン14の係止孔13との係合
を解除して前進させればよい。ベース7の停止位
置はストツパ12に設けられた係止孔13による
2箇所であつて、ストツパ・バー15を更に右方
向に移動しようとしても、ストツパ・バー15の
端部18がコンソール本体1に当ることによつ
て、2つ目の係止孔13の大きな段部19を乗り
越えることはできず、パネル2はそれ以上前進す
ることはできない。従つて、ベース7が外れて落
下することはない。
次に第6図において、ボールプランジヤ23は
ストツパ孔22に嵌入していて、パネル2に回転
力を加えないときはフレーム6は回転しない。し
かしながら、ボールプランジヤ23とストツパ孔
22の結合はボールを外方に付勢しているスプリ
ングによつていて緩やかなため、パネル2に回転
力を加えてフレーム6を回転させると、ボールプ
ランジヤ23はストツパ孔22を乗り越えて結合
を解き、フレーム6はベース7に対して回転す
る。回転が進むにつれボールプランジヤ23はス
トツパ孔22に対し嵌入、脱出を繰返してクリツ
ク感を生ずる。
ストツパ孔22に嵌入していて、パネル2に回転
力を加えないときはフレーム6は回転しない。し
かしながら、ボールプランジヤ23とストツパ孔
22の結合はボールを外方に付勢しているスプリ
ングによつていて緩やかなため、パネル2に回転
力を加えてフレーム6を回転させると、ボールプ
ランジヤ23はストツパ孔22を乗り越えて結合
を解き、フレーム6はベース7に対して回転す
る。回転が進むにつれボールプランジヤ23はス
トツパ孔22に対し嵌入、脱出を繰返してクリツ
ク感を生ずる。
以上詳細に説明したようにモニタ3を搭載した
パネル2を前方に引出し、更に回転させることが
できるようになり、操作者がコントロールコンソ
ールから遠ざかるときも容易に操作パネル面にア
クセスすることができるようになつた。
パネル2を前方に引出し、更に回転させることが
できるようになり、操作者がコントロールコンソ
ールから遠ざかるときも容易に操作パネル面にア
クセスすることができるようになつた。
又、モニタ3もパネル2と共に移動するので、
モニタ3の視認性も良好となる。更に、本実施例
のコントールコンソールは、第1及び第2のスト
ツパ機構を設けたことにより、診断中に誤つて、
パネル2を動かしてしまうことを防止でき、更
に、装置の移動中にパネル2が前後方向や回転方
向に勝手に移動することを防止することができ
る。
モニタ3の視認性も良好となる。更に、本実施例
のコントールコンソールは、第1及び第2のスト
ツパ機構を設けたことにより、診断中に誤つて、
パネル2を動かしてしまうことを防止でき、更
に、装置の移動中にパネル2が前後方向や回転方
向に勝手に移動することを防止することができ
る。
尚、本発明は上記の実施例に限るものではな
く、例えばキヤスタはボールキヤスタでなく普通
のキヤスタを使つても、デルリンのような摩擦係
数の小さい材料で滑らせてもよい。又、パネルを
手動でなくスイツチを押して動力により動作させ
てもよい。
く、例えばキヤスタはボールキヤスタでなく普通
のキヤスタを使つても、デルリンのような摩擦係
数の小さい材料で滑らせてもよい。又、パネルを
手動でなくスイツチを押して動力により動作させ
てもよい。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
操作性が良好で、コントールコンソールのパネル
を所望のときにのみ移動させることができるコン
トロールコンソールが実現できて、実用上の効果
は大きい。
操作性が良好で、コントールコンソールのパネル
を所望のときにのみ移動させることができるコン
トロールコンソールが実現できて、実用上の効果
は大きい。
第1図は本発明の一実施例のコントロールコン
ソールの外観図、第2図は第1図のコントロール
コンソールの主要部の概略構成の片側のみを示し
た分解図、第3図はフレームの前後方向の移動を
示す図で、第4図はフレームの回転運動を示す図
である。第5図はフレームの前後方向の移動に対
するストツパの動作を示す図で、第6図はフレー
ムの回転運動に対するストツパの動作を示す図、
第7図は従来のコントロールコンソールの図、第
8図は従来のコントロールコンソールの他の例を
示す図で、第9図は従来のコントロールコンソー
ルで更に他の例を示す図である。 1…コンソール本体、2…パネル、3…モニ
タ、4…アーム、5…脚、6…フレーム、7…ベ
ース、8…スライダ、9…スラストベアリング、
10…ボールキヤスタ、11…ローラベアリン
グ、12…ストツパ、13…係止孔、14…ピ
ン、15…ストツパ・バー、16…ばね、17…
L金具、18…端部、19…段部、22…ストツ
パ孔、23…ボールプランジヤ、24…取付けね
じ、25…取付けねじ孔。
ソールの外観図、第2図は第1図のコントロール
コンソールの主要部の概略構成の片側のみを示し
た分解図、第3図はフレームの前後方向の移動を
示す図で、第4図はフレームの回転運動を示す図
である。第5図はフレームの前後方向の移動に対
するストツパの動作を示す図で、第6図はフレー
ムの回転運動に対するストツパの動作を示す図、
第7図は従来のコントロールコンソールの図、第
8図は従来のコントロールコンソールの他の例を
示す図で、第9図は従来のコントロールコンソー
ルで更に他の例を示す図である。 1…コンソール本体、2…パネル、3…モニ
タ、4…アーム、5…脚、6…フレーム、7…ベ
ース、8…スライダ、9…スラストベアリング、
10…ボールキヤスタ、11…ローラベアリン
グ、12…ストツパ、13…係止孔、14…ピ
ン、15…ストツパ・バー、16…ばね、17…
L金具、18…端部、19…段部、22…ストツ
パ孔、23…ボールプランジヤ、24…取付けね
じ、25…取付けねじ孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 制御部を設けたパネルを有し、上部にモニタ
を搭載した超音波診断装置のコントロールコンソ
ールにおいて、 コンソール本体に対してスライダを介して前後
方向に移動可能に取り付けられたベースと、 該ベース上にスラストベアリングを介して回転
可能に設けられ、前記モニタ及び前記パネルが配
設されるフレームと、 前記ベース側に設けられ、前記ベースの移動方
向と平行な面に複数の係止孔が形成されたストツ
パ、前記コンソール本体側に前記ベースの移動方
向と直交する方向に移動可能に設けられたストツ
パ・バー、前記ストツパの係止孔に係合可能に前
記ストツパ・バーに立設されたピン、及び前記ス
トツパ・バーを前記ピンが前記ストツパの係止孔
に嵌入する方向へ付勢するスプリングを備え、前
記ベースの前後方向の移動を規制する第1のスト
ツパ機構と、 前記ベースと前記フレームとのうちどちらか一
方に設けられたボールプランジヤ、及び他方に設
けられ、前記ボールプランジヤの摺接面上に前記
ボールプランジヤと係合可能に設けられた複数の
ストツパ孔を備え、前記フレームの自転を規制す
る第2のストツパ機構と、 を備えたことを特徴とするコントールコンソー
ル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61153823A JPS639429A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | コントロ−ルコンソ−ル |
PCT/JP1987/000440 WO1988000022A1 (en) | 1986-06-30 | 1987-06-30 | Medical image diagnoser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61153823A JPS639429A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | コントロ−ルコンソ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639429A JPS639429A (ja) | 1988-01-16 |
JPH0328935B2 true JPH0328935B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=15570870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61153823A Granted JPS639429A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | コントロ−ルコンソ−ル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639429A (ja) |
WO (1) | WO1988000022A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63318930A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
JP3128224B2 (ja) * | 1989-08-30 | 2001-01-29 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
JP2002215054A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-31 | Yokogawa Electric Corp | 制御卓 |
JP5085614B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2012-11-28 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 超音波診断装置 |
JP4797111B1 (ja) | 2010-05-27 | 2011-10-19 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波診断装置 |
JP4797110B1 (ja) | 2010-05-27 | 2011-10-19 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波診断装置 |
JP4892081B2 (ja) | 2010-05-27 | 2012-03-07 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波診断装置 |
JP4797112B1 (ja) | 2010-05-27 | 2011-10-19 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波診断装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179139A (ja) * | 1984-10-10 | 1986-08-11 | ピカ− インタ−ナシヨナル インコ−ポレイテツド | 超音波検査システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610421Y2 (ja) * | 1981-02-02 | 1994-03-16 | 株式会社岡村製作所 | コンピュ−タ機器載置台 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153823A patent/JPS639429A/ja active Granted
-
1987
- 1987-06-30 WO PCT/JP1987/000440 patent/WO1988000022A1/ja unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179139A (ja) * | 1984-10-10 | 1986-08-11 | ピカ− インタ−ナシヨナル インコ−ポレイテツド | 超音波検査システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1988000022A1 (en) | 1988-01-14 |
JPS639429A (ja) | 1988-01-16 |
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