JPH0328835A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0328835A
JPH0328835A JP1163091A JP16309189A JPH0328835A JP H0328835 A JPH0328835 A JP H0328835A JP 1163091 A JP1163091 A JP 1163091A JP 16309189 A JP16309189 A JP 16309189A JP H0328835 A JPH0328835 A JP H0328835A
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film
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film sensitivity
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Shuji Izumi
泉 修二
Toshihiko Ishimura
石村 俊彦
Tatsuya Ishida
石田 達弥
Noriyuki Ishii
則行 石井
Hiroshi Yoshino
吉野 浩士
Katsuyuki Nanba
克行 難波
Koichi Kuroda
浩一 黒田
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗圭坐剋里公旦 本発明はカメラシステムにおけるフィルム感度(Is○
値)の変更、特にその表示に関するものである。
延』ビ1姓 フィルム感度は撮影時の露出(シャノター速度、絞り値
)の決定に必須のデータである。このフィルム感度情報
(DXコード)をフィルムカートリンジ(パトローネ)
に予め付しておき、カメラの方で自動的に読み取るとい
うシステムは既に実用化されている。また、撮影上の意
図から、このようにDXコードによって自動的に設定さ
れたフィルム感度値を変更したいという撮影者のために
、感度値をマニュアルで変更できるようにしたカメラシ
ステムも既に存在する。
■が”しようと るラー 前記の通り、フィルム感度は露出決定の基本となるもの
であるため、意図的にその値の変更を行ったとしても、
そのフィルムの本来の感度値(DXコードにより読み込
まれた値)からどれだけ変更したかは、常に正確に把握
していなければならない。それに対し、従来のカメラシ
ステムでは、マニュアルで感度値を変更しても、その変
更した後の感度値は表示されるものの、本来の感度値か
らどの程度変わったかは表示されない。このため、感度
値を変更したことを忘れてしまうと、意図せぬ露出で撮
影されてしまうということが生じる.たとえボタン操作
等によりDXコードによる感度値も呼び出すことができ
るようになっていても、重要なのはそれらの間の差であ
るため、両感度値が単に数値として現れるだけでは、直
観的な露出制御が困難である。さらに、感度は150{
l7!で表現されるが、その変更がどの程度の露出の変
更に相当するのかが直観的にわからないと、通常の撮影
者では、変更作業自体が困難なものとなる。
本発明は.このような問題を解決し、撮影時の露出の変
化の程度を直観的に分かりやすくし、DXコードにより
設定されたフィルム感度を変更する際の作業を容易にす
るカメラを提供することを目的とする. i.を1゜ るための 上記目的を達威するため、本発明のカメラは、装填され
たフィルムの感度を自動的に設定する自動設定手段と、
手動操作でフィルム感度を設定する手動設定手段と、自
動設定されたフィルム感度値と手動設定されたフィルム
感度値との差を表示する表示手段とを備えたことを特徴
とする。
また、本発明のカメラは、自動設定されたフィルム感度
値と手動設定されたフィルム感度値とを単一のアナログ
スケール上に表示することを特徴とする。
さらに、フィルム感度値又はその差をEv単位で表示す
ることを特徴とする. 在一徂 本発明のカメラにフィルムを装填すると、そのフィルム
感度が自動的にカメラに設定される.一方、この値を意
図的に変えたいときは、手動操作によりフィルム感度を
任意に設定できる.そして、自動設定されたフィルム感
度値と手動設定されたフィルム感度値との差が表示され
る。あるいは、両設定値が単一のアナログスケール上に
表示される。
大旌史 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する. 〈ハード構戊〉 第l図は本実施例のカメラ表示システム全体のブロック
図である。この表示システム全体を制御するのが、マイ
コンで構威される制御部1である。
制御部lには、フラッシュ回路4、測光回路5、それに
、マイコンを内蔵するカード回路6等が接続され、制御
部lは、フラッシュ回路4からはガイドナンバーのデー
タ、測光回路5からは測光データ、そして、カード回路
6からはカードデークを受け取る. 制御部lには表示IC2が接続され、制御部1はこの表
示IC2に対して各種表示データを送る。
表示IC2は液晶表示部7に対する表示を制御するもの
であり、マイコンを中心に構成されている。
液晶表示部7は、第3図に示すようにカメラ本体15の
右側上面に設けられ、第4図に示すように、N#Iに多
数配列された小さなド・冫トの集合により表示を行うド
ット゛7トリクス表示部(DOT−LCD) 16と小
数の比較的大きなセグメント単位で表示を行うセグメン
ト表示部(SEG−LCD) 17とから戒る。
第1図に戻り、表示IC2は液晶ドライバを内蔵し、こ
の内蔵ドライバを介して、それに接続された液晶表示部
7のセグメント表示部l7を制御する。一方、表示IC
2は外部の液晶ドライバIC3とも接続され、この外部
液晶ドライバIC3を用いて表示部7のドットマトリク
ス表示部工6の表示を制御する. 両表示部l6、l7は同一パネル内に隣接して設けられ
るが、表示部7をこのように2種類の部分に分割した理
由は次の通りである。ドントマトリクス液品表示(LC
D)は、小さなドットを自由に制御することにより、自
由な絵柄を表示することができるという特長を有するが
、一1的に自由な絵柄を表現するために表示面積が広く
、駆動電圧も高いことから、消費電力が大きいという欠
点を有し、電池の容量がそれほど大きくない場合には常
時表示しておくことは好ましくない。このため、一定時
間(これを表示保持時間という)カメラが操作されずに
放置されたときには表示を停止させることも考えられる
が、フィルムカウンク等、やはり常時表示しておくこと
が望ましい情報もある。
そこで、細かい絵柄で表示することが必要な場合にはド
ントマトリクスLCDを用い、常時表示することが必要
な情報についてはドンl・マトリクスLCDに比べて消
費電力の少ないセグメントLCDを用いる、という使い
分けをするために、両表示装置を並列に用いているので
ある。
ドントマトリクスLCDとセグメントLCDの特性上の
違いからも、この使い分けによる有利な効果がある.ド
ットマトリクスLCDは、上述の通り、多くの表示要素
(ドット)を有するため、本来はそれに応じた数の端子
を必要とするが、コスト及び配線上の困難性のため、少
ない端子を用いて、その端子に乗せる信号を時間的に分
割するデューティ制御が行われる。ドット数が増大し、
あるいは逆に端子数を減らそうとするにつれ、このデュ
ーティ制御のデューティ比を小さくする必要がある.し
かし、駆動信号のデューティ比が小さくなるほど、コン
)・ラスト(表示が明瞭に見える度合)が低くなる(表
示が見にくくなる)。したがって、撮影時に素早くかつ
明瞭に視認する必要のあるシャソター速度や絞り値の表
示は、デューティ比が小さく、コントラストの低いドッ
トマトリクスLCDではなく、デューティ比を大きくし
たセグメントLCDで表示する方が好ましい。
このため、第5図に示す通り、セグメント表示部17は
1/4デューティ・1/3バイアスのLCD駆動信号(
a)で駆動され、ドットマトリクス表示部1Gは1/l
6デューティ・1/5バイアスの駆動信号(b)で駆動
される。この図において、Aで示した範囲が選択信号(
LCDの表示駆動信号)であり、Bで示した範囲が非選
択波形(LCDの非表示駆動信号)である。
第5図に示す各信号波形の電圧レベル((a)ではVO
−V3、(b) テはVO〜V5)は、第2図(a)ニ
示すLCD駆動電圧発生部14の出力電圧v5を抵抗R
1〜R5で分割して取り出したものである.表示IC2
の内蔵液晶ドライバへは、セグメント表示部駆動のため
にvO〜v3が供給され、外部液晶ドライバIC3へは
、ドットマトリクス表示部16駆動のためにvO〜V5
が供給される。なお、LCD駆動電圧発生部14は、本
実施例においては、負の温度特性を持った温度補償用の
サーミスクThl、補正係数調整用の抵抗R6.R7、
及びDC/DC:コンバータから構成されている.液晶
は作動温度が上昇すると最適駆動電圧が低くなるため、
このような負の温度補償回路を設けるのである.また、
DC/DCコンバータは他の回路系の消費電力の変動等
による電源電圧VDDの変動に対して液晶駆動電圧vO
〜v5を一定に保つために設けられるものである。
第6図に示すように、液晶表示部7の上面には透明パネ
ルスイッチ8が配置されている。透明パネルスイッチ8
は上面板8aと下面板8bとを重ね合わせて構成され、
液晶表示部7のドントマトリクス表示部l6の上面を6
つの領域に分割し、各SJT域に接点(第1図のSA−
SF(8)参照)を設けて6個のパネルスイッチSA−
SFとしている.第l図に戻り、制御部1には、その他
にカメラを制御するための多数のスイッチが接続される
次にこれらのスイッチを、第3図を参照しつつ説明する
SM=メインスイッチ21。撮影者がカメラの使用を開
始するときに操作する。左へスライドさせるとONとな
る。
S1=測光開拍用スイッチ。シャッターボタン20を少
し押した状態でONとなる. S2=シャッターレリーズスイッチ。シャッターボタン
20を深く押すとONとなる.S SET−セットスイ
ッチ18.各種設定作業を開始するときに操作する。押
している間のみONとなる。
sup=アップスイッチ。各種設定作業時に、設定値の
増加等、設定値の変更に用いる。
SOS−ダウンスイッチ,StlPと逆の変更動作を行
う。スライドスイッチ19を右側(b方向)に押すとア
ップスイッチSuPがONとなり、左側(a方向)に押
すとダウンスイッチSDNがONとなる。手を離すと、
バネによりスライドスインチ19は中間位置に戻る。
SRC−裏蓋スイッチ。カメラ本体の裏蓋を閉めたとき
にOFFとなる。
S FAT =フィノレムカートリッジ(パトロー不)
検出スイッチ。フィルムカートリッジがカメラ本体内に
セットされているときにONとなる。
SCAS=DXコード(フィルム感度)入力用スイッチ
.フィルムカートリッジ上のDXコード接点によりフィ
ルム感度を自動的に人力する。
SREW=フィルム巻戻スイッチ。撮影者がフィルムを
巻戻すときに操作する。
S SLS =フィルム巻取状態検出スイッチ。フィル
ムがスブールに巻付くとOFFとなる。
制御部1には時計機能用の発振子9が接続され、この発
振子9によるクロック信号は液晶駆動タイ旦ング用とし
て表示IC2及びドットマトリクス表示部用ドライバI
C3へ供給される。制御部1には更に、システムクロッ
ク発生用発振子10も接続され、このクロック信号も表
示IC2及びドライバIC3にシステムクロック用とし
て供給される。
これらの回路に対する電源VDDは、第2図(b)に示
す電池IIから供給されるが、この電池11を交換する
ときにも本システムの時計機能を継続させるために、一
時的補助電池12も備えられている.電池1lが外され
たときのみ、この補助電池l2からの電気がダイオード
13を通して供給される.く制御部の動作〉 次に、上記の制御部1により行われる各種動作を、表示
に関する処理を中心に、第7図及び第10図〜第l7図
のフローチャートと第8図(a)〜(x)及び第9図の
表示例を参照しつつ説明する。
第7図は制御部1により実行される表示関係ルーヂンの
フローチャートであり、電池11がカメラ本体15に装
着される01)と本ルーチンが開始する。最初にステツ
フ12でメインスイッチSHの状態をチェックする。こ
こでメインスイッチSM力くOFFの場合、ステップI
3へ進み、メインスイッチがOFFであることを示すデ
ータ及び撮影枚数データを表示IC2へ送信する。これ
らのデータを受信した表示IC2は、内部のRAMに記
憶している文字データ及び現時刻データを外部液晶ドラ
イバIC3に送るとともに、受信した撮影枚数データを
内部ドライバを介してセグメント表示部17に表示する
.外部液晶ドライバIC3は、受け取った文字データ及
び時刻データに従い、ドソトマトリクス表示部16にこ
れらのデータを表示する。このときの表示の例を第8図
(a)に示す。文字データrM,JACKSONJは予
め撮影者により入力されたものであり、自分の名前等を
表示しておくことができる.現時刻「16:35:24
」は、クロック信号を内部カウンクによりカウントして
得られたものである。右側のセグメント表示部17では
、フィルムが装填されていること、及び、フィルムカウ
ンタが「8」、すなわち、次の撮影が8コマ目であるこ
とを示している。
なお、ドットマトリクス表示部16を直接駆動している
のは外部ドライバIC3であるが、そのドライバ[C3
に表示データを与えるのは表示IC2である。表示rC
2はセグメント表示部l7も直接駆動しているのである
が、この表示IC2自身も、すべて制御部lから受け取
るデータに基づいて作動している。従って、以後、本ル
ーチンの説明に際しては、これらの関係を簡略化して、
「制御部が表示を行う」という表現を用いる。
メインスイッチSMがOFFである間は、処理はステッ
プM2と#30間でループし、第8図(a)の表示が継
続する.メインスイッチSMがONとなったときには、
ステップI2からステップI4へ進み、測光開始スイッ
チS1をチェックする.測光開始スイッチS1がONで
あるときにはステップIl5へ進み、各種データの入力
を行う.具体的には、測光回路5から測光データ、フラ
ッシュ回路4からはガイドナンバーデータ、そしてカー
ド回路6からはカードデータを入力する.その後、選沢
されている露出制御モード(後述)に応じた露出演算を
ステップI6で行い、シャッター速度(Tv)、絞り値
(Av)を求める.そして、その演算結果に基づいてス
テップ17で撮影モードを自然光撮影又はフラッシュ撮
影のいずれとすべきかを決定する.自然光撮影の場合に
はステップl8へ進み、各種設定内容の表示に関するデ
ータを表示IC2に送信する.このときの表示例を第8
図(b) . (c) . (d)に示す。ドットマト
リクス表示部l6の上部のエリアAR−Aに露出補正量
の表示(第8図(b)のr+/−:−2.OJ、(d)
のr十/−  o.OJe但し、設定フィルム感度がス
イッチS CASにより読み込んだDXコードによる感
度から変更されている場合には、第8図(c)のように
設定フィルム感度rlsO200Jを表示する.)が、
下部左側のエリアAR−13にはAF(オートフォーカ
ス)ゾーン(焦点検出ゾーン)の設定モードの表示((
b)ではスポットAFモード、(c) . (d)では
ワイドAFモード)、下部中央のエリアAR−Cにはフ
ィルム巻き上げドライブモードの表示((b)は速写モ
ード、(c)は単写モード、(d)はセルフタイマーモ
ード)、下部右側のエリアAR−Dにはカードm能選沢
スイッチの表示を行っている.このカード機能選択スイ
ッチの表示は、カメラにカードが装着されているときの
み行われる.すなわち、第8図(c) 、(d)がカー
ドが装着されている場合を示しており、第8図(b’)
はカードが装着されていない場合を示している.なお、
このカード機能選択スイッチの表示は、文字が白抜きの
ネガティブ表示となっているが、これは、他のエリアの
表示(ISO値、ドライブモード、AFゾーン等)との
違いを際だたせ、スイッチに関する表示であることを連
想させるためである.第7図に戻り、ステップ117で
フラッシュ撮影であると判定された場合には、ステップ
I9で、この撮影モードに関するデータを表示部7に表
示する.この場合の表示例を第8図(e)に示す.ドン
トマトリクス表示部l6を上下2つのエリア^R−E及
びAR−Fに分け、上部AR−Hにはフラッシュ撮影が
可能な範囲をメートル単位で表示ro.7−5.0m」
し、下部AR−Fにはフィート単位で表示r2.3−1
6ftJする.この距離値のデータは、ステップI5に
おいてフラッシュ回路4から入力したガイドナンバー値
及びレンズから入力した開放絞り値、最大絞り値に基づ
いて算出される.すなわち、表示の左側の最短撮影可能
距離は、最小発光ガイドナンバーを最大絞り値で除した
ものであり、右側の最長撮影可能距離は最大発光ガイド
ナンバーを開放絞り値で除したものである。
ステップ雪8又は#9の表示を行うとステップ1110
へ進み、第8図(b)〜(e)に示すように、表示部7
の右側のセグメント表示部17の上から2段目のエリア
AR−Gにシャッター速度(TV)、3段目のエリア^
R−Hに絞り値(AV)を表示する.次にステップ■1
へ進み、現在の露出制御モードをセグメント表示部l6
の最上段のエリアAR−Jに表示する.これは、第4図
に示される同エリアに用意された4文字「P」 (プロ
グラムモード)「A」 (絞り優先モード)  ’Ml
  (マニュアルモード)rs」 (シャッター速度優
先モード)のうちのいずれか1つが、選択されている露
出制御モードに応じて表示される. 次のステップ112では、セグメント表示部17の最下
段のエリアAR− 1にフィルムカウンタとフィルムマ
ークを表示する。このフィルムマークは2つのセグメン
トSEG−A及びSEG−Bから成るが、フィルムが装
填されていないときには、両セグメント共表示されない
そして、ステップW13でカード機能データを確認し、
カード機能がONの場合のみ、第8図(c)に示すよう
に、セグメント表示部17の左側にあるセグメントSE
G−C rcAl?DJを表示する。カードが装着され
ていないとき(第8図(b))やカードが装着されてい
てもカード機能がOFFのとき(第8図(d))は、こ
のセグメントSt!G−Cの表示はされない.その後、
処理はステッフ12に戻る. ステノプll4で測光開始スイッチStがOFFの場合
にはステップ114へ進み、カメラ本体に装填されたフ
ィルムの最初の巻き上げ(イニシャルロ一ド)を行うか
否かの判断を行う。ここでは、111.MスイッチSR
Cが前回のチェック時にON (塩蓋開)であったのが
今回OFF (閉)となっており、かつ、フィルムカー
トリッジ検出スイッチS FATがONのときに、イニ
シャルロード条件が満足されたとする.この条件が満足
されたときにはステップ11.7へ進み、イニシャルロ
一ド関連処理を行う。この処理については第IO図のフ
ローチャートにより説明する。
まずステッフ”117−1でフィルム巻き上げモータ等
を駆動して、フィルムの最初の巻き上げ(イニシャルロ
ード)を行う。ステップ1117−2では、巻取状態検
出スイッチS SLSによりフィルムの巻取りが成功し
たか否かをチェノクする。巻取りが戒功したときにはス
テップJI17−3で第8図(f)の表示を行い、操作
者に巻取り成功を知らせると共に、フィルムカウンタを
「l」にする(セグメントSEG−A及びSEG−Bも
表示).そして、ステップ具17−4で、5秒計時タイ
マTMAをスタートさせ、第7図のステップI2に戻る
。このタイマTMAは、メインスイッチlがOFFある
いは測光開始スイッチS1がONになると、カウント動
作を停止する。このタイマTMAの機能については、後
にステップ#39のところで詳しく述べる。
ステップ11?−2でイニシャルロード失敗と判断され
ると、ステンプ117−5で第8図(g)の表示を行い
、操作者に巻取り失敗を知らせると共に、フィルムカウ
ンタを「0」とし、このカウンタとセグメントSEG−
Aを点滅させる(セグメントSEG−Bは表示しない)
.ドットマトリクス表示部16の矢印は、操作者に裏蓋
を開けることを促すためのものである。ステ・ンブ11
7−6では操作者が裏蓋を開けるまで待ち、裏蓋が開け
られると(すなわち、スインチSRCがONとなると)
、第7図のステップI2へ戻る。
第7図のステップ#14でイニシャルロ一ド開始条件が
威立していない場合にはステップ#15へ進み、巻戻し
スイッチS REWの状態をチェックする。
このスイッチSREWがONされており、かつ、フィル
ムカートリッジ検出スイッチS PATがON (すな
わち、フィルムが装填されている)のときは、ステップ
08でフィルム巻戻し処理を行う。この処理は第11図
のフローチャートにより説明する。
まずステッフ’118−1でフィルム巻戻しモータ等を
駆動して、フィルムの巻戻しを開始する。ステップ11
8−2ではフィルムが巻戻し中であることを示す表示を
第8図(h)のように行い、ステソブIll8−3では
巻取状態検出スイッチS SLSにより、フィルムがス
ブールから離れたか否かをチエ7クする。
スイッチS SLSがOFFのときには、ステップ#1
B−4で裏蓋スインチSRCをチェックし、スインチS
l?CもOFFのとき(すなわち、フィルムが未だスブ
ールに巻き付いており、しかも、慕蓋は閉しられている
とき)は、ステップ1118−3へ戻って、巻戻しを継
続する.ステップ11B−3でスイッチS Sl.Sが
ONであるときには、ステップ118−5で巻戻し動作
を停止し、ステップ1118−6で巻戻し完了の表示を
行う(第8図(i))。次にステップ1118−8でL
Mが開けられるまで待ち、開けられると(スインチSR
CがON)第7図のステップI2に戻る.ステップ11
83でスイッチS SLSがOFFで、かつ、ステンフ
゜l18−4でスイッチSRCがONのとき(巻戻し途
中にMMが開けられたとき)は、ステップ118−7へ
進んで巻戻しを停止して、ステップI2に戻る.第7図
のステップ115で巻戻し条件が威立していないときに
は、ステップ#16でセットスイッチS SETの状態
をチェックする。セントスイッチSSETがOIJのと
きはステップa19で上述の5秒タイマTMAを再スタ
ートさせ、ステップ+120で、第8図(j)に示すよ
うに、パネルスイッチSA−SFの機能を示すための表
示を行う。すなわち、第6図に示す透明パネル8の6つ
のスイッチSA−SFの位置とl:1に対応するように
ドットマトリクス表示部16を6つの領域AR一K、^
R−L.AI?−M,AR−B.AR−C.All−D
に分け、各スイッチの機能を表示する.そして、ステッ
プ1121〜126で各パネルスイッチS^〜SFが押
されているか否かをチェ”)クし、押された(ONとな
った)スイッチに対応する設定処理(ステノブ136、
132、l137.l133.I38、I34.I35
)を行う。これらのスイッチSA−SFがすべてOFF
の場合には、ステップ127で測光開始スイッチS1を
チェックし、このスイッチS1がONされているときに
はステップ112に戻る。スイッチSLがOFFのとき
にはステッフ128でメインスイッチSMをチェックす
る.メインスイッチSMがOFFのときにはステップI
2へ戻り、ONのときにはステップ129で5秒タイマ
TMAをチェックする。タイマT?lAがカウント中(
すなわち、ステップ119のスタート時から5秒以内)
の場合はステップ1121へ戻り、5秒カウントが終了
したときはステップll2に戻る。これらのステップ1
27以降の処理は、セットスインチSSETがONされ
てから5秒間はステッフ121〜M26を繰り返し、い
ずれかのパネルスイソチS^〜SFが操作されるのを待
つが、その間に測光開始スイッチS1がONされたとき
、あるいはメインスイッチがOFFされたときにはステ
ップlI2に戻るということである. ここで各パネルスイッチが押されたときのステップt3
6.I32. 137、133, 138. #34.
l35の表示処理について、以下に個別に説明する. ・フィルム感度設定 まず、スイッチSBが押されたときの処理(ステップI
32)について、第12図のフローチャートと第8図(
k)の表示例を参照して説明する.このステンブはフィ
ルム感度(rso値)設定に対応するものであり、最初
にステップ#32− 1で、ドットマトリクス表示部1
6の左下のエリアAR−Nにダウンスイッチを表すマー
ク、ステップ132−2で右下のエリアAR−Qにアッ
プスイッチを表すマークの表示を行う.これらのマーク
の上を押すことにより、透明バネル8のパネルスイッチ
SD又はSFがONとなり、フィルム感度を手動で設定
することができる。なお、フィルム感度の設定はカメラ
本体15のスライドスイッチ19(右方向スライドでア
ップスインチSUP、左方向スライドでダウンスイッチ
SDN)によっても行うことができる。次にステップ1
32−3で5秒計時タイマTMAをスタートさせ、ステ
ップ132−4でドットマトリクス表示部l6の下段中
央のエリアAR−Pに現在設定されているフィルム感度
値を表示する。更にステップ132−5で中段部の横長
のエリアAll−Sに指針マーク、ステップ132−6
で上段部の横長のエリア^R−Rに横方向のスケールを
表示する。これはフィルム感度のスケールであり、中央
上のr口」マークがフィルムカートリッジのDXコード
から読み取ったフィルム感度値(自勤設定{fi)を表
し、下の指針マーク’bs」が現在設定されているフィ
ルム感度値を表す。設定フィルム感度値がDXコードに
よるフィルム感度値と同じであれば、指針はスケール中
心のr口」マークと一致し、手動によりフィルム感度値
がDXコード値よりもプラス側に設定されると、指針が
右の方に移動する.エリアAl?−17のスケールの大
目盛りがlEvに相当し、小目盛りが1/3Eνに相当
する。従って、例えば第8図(1)のように、DXコー
ドによるフィルム感度値が100のときにフィルム感度
値が200に設定されると、指針は右方向にIEνだけ
移動することになる。従って、「口」マークと指針マー
クとの間の長さが自動設定感度値と手動設定感度値との
差の絶対値を示し、また、指針マークが「口」マークよ
りも右にあるときは、その差がプラス、左にあるときは
、マイナスを示すことになる.設定フィルム感度値を更
に上昇させてゆくと、指針は右端の241/3Evのと
ころで停止し、今度はスケールの方が逆に左の方向に移
動してゆく、という表示方法に切り換わる.例えば、フ
ィルム感度値を1600に設定すると、第8図(m)の
ような表示となる。
このように設定フィルム感度値がDXコードによるフィ
ルム感度値と大きく離れた場合の表示方法として、この
ほかにも種々のバリエーションが考えられる.例えば、
指針が右端(又は左端)まで行った後は、指針の表示を
点滅させる、あるいは指針の形を変えるというようにす
ると、プログラムが多少簡略化される。
また、フィルム感度手動設定の操作性を向上させるため
に、次のような方法も考えられる.第9図(a)の下の
図に示すように、透明バネル8−1のスケール表示エリ
アAR−R上の部分を細かいパネルスイッチTS1〜1
5に分割し、スケール上の任意の点を直接押すことによ
り、フィルム感度の入力をダイレクトに素早く行うこと
ができる.例えば、スケールの最も左の大目盛りの位置
を押すことによりパネルスイッチ↑S2がONとなり、
手動設定感度値を200からダイレクトに50に変更す
ることができる.第9図(a)の上の図のようにパネル
スイッチ8−2の分割をもう少し粗く、IEv毎とし、
IEVよりも細かい( 1/a E v毎の)フィルム
感度の設定は前記例と同様にアップスイッチSF又はダ
ウンスイッチSDにより行うというようにしてもよい.
更に、第9図(b)に示すように、透明パネル8−3の
パネルスイッチを4つ用い、下の段のパ不ルスイッチS
D.SFで粗い(IEv毎の)設定を行い、上の段のパ
ネルスイッチSA.SC(及びスライドスイッチ19)
で細かい(1/3毎の)設定を行うようにしてもよい.
このとき、粗い変更を行うスイッチSD%SFに対応す
る表示エリアAR−N,AR−[1には速い移動を示す
マーク「〈<」、「〉〉」を表示すると、わかりやすい
. 第12図に戻り、ステップ#32−7でダウンスイッチ
(パネルスイッチSD又はスライドスイッチ19の左ス
ライド)がONとなっているか否かを調べ、いずれかが
ONとなっていればステップ132−13で現在のフィ
ルム感度値から1/3 E vを減じて新しいフィルム
感度値とし、ステップ邦2−3へ戻る.いずれのダウン
スイッチもONされていなければ、ステップ132−8
でアップスイッチ(パネルスイッチSF又はスライドス
イッチ19の右スライド)をチェックし、いずれかがO
NとなっていればステップI32一12でフィルム感度
値を1/3Evだけ増加する.アップスイッチも操作さ
れていなければ、ステップ口32−9でメインスイッチ
SMを、ステップ132−toで測光開始スイッチS1
を各々チェックし、ステップ132−11で、このフィ
ルム感度設定処理に入ってから(第7図のステップ薯2
2でパネルスイッチSBが押されてから)5秒経過した
か否かをチェックする.これらのステップ132−9〜
132−11の処理は第7図のステップ書27〜129
の処理と同じであるので、説明を省略する. ・フィルム巻き上げドライブモード設定次に、ステップ
124でパネルスイッチSDのONが検出されたときの
処理(ステップ#33)を、第13図のフローチャート
を参照して説明する.最初にステップ133−1で5秒
計時タイマTM^をスタートさせ、ステップ133− 
2で、第8図(n)に示すように、ドットマトリクス表
示部l6の下段左のエリアAR−8に単写モードを表す
マーク、中央のエリアAR−Cに連写モードを示すマー
ク、右側のエリアAR−Dにセルフタイマーモードを示
す時計マークを表示し、現在のモードのマーク上に指針
マーク(第8図(n)では単写モード)を表示する。そ
して、ステップ133−3. 133−4. 133−
5で、各マークの上のパネルスイッチSO,SE,SF
をチェックする。いずれかのスイッチがONされている
場合には、それぞれに応じたモードに変更し、指針をそ
のモードの所に表示すべく、ステップ$133−9, 
133− 10. 133−11の処理を行う.いずれ
のスイッチも押されていなければ、ステップ133−6
〜133−8で、第7図のステップ1127〜129と
同様に、メインスイッチSMと測光開始スイッチS1の
チェック及び5秒待ちの処理を行う。
・露出値オーバーライド設定 ステップ1121でパネルスイッチSAのONが検出さ
れたときの処理(ステップ136)を、第14図のフロ
ーチャートを参照して説明する.最初にステップ136
−1で5秒計時タイマTMAをスタートさせ、ステップ
136−2で第8図(o)の表示を行う.この場合のエ
リア分割及び表示はフィルム感度設定の場合(第8図(
k)〜(m))と同様であるが、下段中央のエリアAR
−Pには露出値のオーバーライド量(ここではr−2.
OEVJ)を表示し、スケールは左右に±4Evまでと
なっている.従って、ここでは小目盛りは1/2Evを
表す。オーバーライド量が0のときは、エリアAI?−
Sの指針はスケールの中央(「口」マークの箇所)にあ
り、パネルスイッチSD又はSFを押すことにより(あ
るいはスライドスイッチ19を左右にスライドさせるこ
とにより)、ステップ136−3〜136−11の処理
によりオーバーライド量が1/2 E vずつ一又は士
方向に変更される.ここにおける処理は第12図のステ
ップ132−7〜3213の処理と同様であるので、説
明を省略する.・露出制御モード設定 ステップ123でパネルスイッチSCのONが検出され
たときの処理(ステップl37)を、第15図のフロー
チャートを参照して説明する.最初にステップI37−
1で5秒計時タイマTMAをスタートさせ、ステ7ブ1
37−2で第8図(p)の表示を行う.この場合には、
ドットマトリクス表示部l6では、左右上下隅のエリア
AR−K.AR一門、^R−B.AR−[1,それら4
つのエリアの各々の中央寄りに隣接する指針表示用の小
さなエリアAR−0、それに中央部のエリアAI?−Z
を用いる.ステップ137−2では、左上のエリアAR
−Kにはプログラムモードを表す「P」、右上のエリア
AR−Hには絞り優先モードを表す「A」、左下のエリ
アAR−Dにはシ+ツター速度優先モードを表す「S」
、そして右下のエリアAll−Dにはマニュアルモード
を表す「M」を表示し、現在のモードのエリアに隣接す
るエリアAR−0に指針を表示する.中央のエリアAR
−Zには、露出制御モード設定を行っていることを示す
ために、rMODE,と表示する.ステップ137−3
〜137−6で各モード表示エリアAR−K、^R−M
.AR−B. AR−Dに対応するパネルスイッチSA
.SC.SD,SFが押されているか否かをチェックし
、ステップ薯37〜10−1137−13で、押された
スイッチに対応するモードに変更を行い、そのモードの
表示に隣接するエリア^R−0に指針の表示を行う.ス
テップ137−7. 137−8,137−9の処理は
前述のステップ127. 128. 129の処理と同
じである.なお、現在のモードを表示する方法としては
、上記のように指針を用いるほかに、第8図(q)に示
すように現モードの表示を点滅させる方法、第8図(r
)に示すように現モードの表示を反転させる方法、ある
いは第8図(s)に示すように現モードを表す文字を別
の場所(図では中央)に表示させる方法等が考えられる
. ・AFゾーン設定 ステップll25でパネルスイッチSHのONが検出さ
れるとステップ138に進み、第16図のフローチャー
トに示される処理を行う。最初にステップ138−1で
5秒計時タイマTMAをスタートさせ、ステップ#3B
−2で第8図0)の表示を行う.ここでは、中央のエリ
アAR−TにAFゾーンモードの設定を行っていること
を示すためにrAF,の文字を表示し、左下のエリアA
R−8にはワイドAFゾーンモードを示すマーク、右下
のエリア^R−DにはスポットAFゾーンモードを示す
マークを表示して、現在のモ一ドの表示の上のエリアA
R−^Aに指針を表示する.その後、ステップ13B−
3及び13B−4で、両マークに対応したパネルスイッ
チSO及びSFが押されているか否かをチェックし、ス
テップ1138−9又はIl38−10で、押されたス
イッチに応じたモードの設定を行い、指針をその上のエ
リアAR−AAに表示する。
パネルスイッチSD及びSFが共にOFFのときは、続
いてステップ#38−5でアップスイッチ又はダウンス
イッチ(スライドスイッチ19)のチェックを行い、い
ずれかのスイッチがONのときには、両モードの間でモ
ード変更を行う.これらのスイッチがいずれも操作され
ていなければ、ステップ13B6,138−7.138
−8で、ステップ127〜129と同様、メインスイッ
チSM、測光開始スイッチSL,タイマTMAをチェッ
クする。なお、ここでも、現モードの表示は前述の露出
制御モードの表示と同様、点滅表示、反転表示、別の場
所への表示等で行うことができる. ・カード設定 第8図(j)の状態でパネルスイッチSFが押されたと
きには、ステップl26からステノプll34に進んで
カードの有無をチェックし、カードが装着されていると
きにはステンブ1135でカード設定表示の処理を行う
.カードの有無はステツフ15でカードとの間でデータ
交信を行う際に既に判明しており、フラグにより記憶さ
れている。カードが装着されていないときにはステップ
127に戻る。ステップ135の処理を第17図のフロ
ーチャートを参照して説明する。
最初にステップ1135−1でカードとデータ交信を行
い、カードの種類、設定内容等のデータをカードから人
力する.そして、ステッフ’135−2. 135−3
、1135−4等でカードの種類の判断を行うが、ここ
では、ポートレートカ一ド及びAEブラケットカ一ドの
2種類のカードについてのみ説明を行い、他の種類のカ
ード(ステップ135−4以下)については説明を省略
する. ポートレートカードはポートレート撮影を主目的とし、
被写体と背景のボケ具合いがポートレート撮影に適した
状態となるように制御するためのカードである.また、
AEブラケットカ一ドは、適正露出値を中心として、十
及び一両方向に、設定された枚数だけ、設定された値(
露出値ステノブ)づつ、露出値をシフトさせて自動的に
撮影するためのカードである。このボー1・レートカー
ド及びAEブラケットカ一ドについては特願昭63−1
31289号に詳しい記載がある. ステップj35−2で、装着されたカードがポートレー
トカードであると判断されると、ステップlI35〜5
で、第8図(u)に示すように、そのカード名rPOR
TRA IT,をドットマトリクス表示部16に表示す
る.そして、ステップ135−6で5秒計時タイマTM
Aをスタートさせ、ステップ1135−7. 135−
8. 135−9で第7図のステップ#27〜ll29
と同様、メインスイッチSM、測光開始スイッチStが
操作されない限り5秒間表示を継続する。
ステップ135−2でポートレートカードでないと判断
されると、次にステップ1135−3でAEブラケット
カードであるか否かが判断される。装着カードがAEブ
ラケットカ一ドであるときには、ステップ135−10
へ進んで、第8図(v)に示すような表示を行う.ドッ
トマトリクス表示部16の左上から下段にかけてのL字
形のエリアAR−BBにはカードの種類rAE  BR
ACKETJを表示し、右上の領域All−Uには設定
開始スイッチの位置を示すためにrSETJの文字を表
示する。このエリアARUの位置はパネルスイッチSC
と同じ位置であり(第6図)、透明パネル8のこの位置
を押すことによりパネルスイッチSCがONとなり、A
Eブラケット撮影に関する上記の設定値(露出値ステ・
ノブ、撮影枚数)の入力が可能となる。セグメント表示
部17の3段目のエリアAll−H (通常は絞り値を
表示する箇所)には現在の露出値ステップの値rO.3
 (Eν)」、その下のエリアAR−I C通常はフィ
ルムカウンタを表示する箇所)には撮影枚数「5」を表
示する。そして、ステップ135−12でパネルスイッ
チSCが押されているか否かを判定し、押されていなけ
れば、上記と同様、ステップ薯35−13〜1135−
15で5秒待処理を行う。
第8図(v)の表示開始後5秒以内にスイッチSCが押
されるとステップ135−16以降へ進み、カード設定
内容の変更の処理を行う。ステップ1135−16では
、第8図(御)に示すように、パネルスイッチの位置と
設定項目との関連付けのための表示を行う。
ドットマトリクス表示部16の上段左の、スイッチSA
に対応するエリアAR−Vには、露出値ステンブを示す
「ΔEV」、上段中央のスイッチSBに対応するエリア
AR−には撮影枚数を示すrFrLMJ、そして、他の
設定操作とも共通するように、下段左と右のスイッチS
DとSFに対応するエリアAR−κとAR−Yにはダウ
ンスイッチマークとアップスイッチマークが表示される
。セグメント表示部17の2段目のエリアAI?−Gに
は、ドットマ{・リクス表示部16でのrAE  BR
ACKETJの表示場所がなくなったため、それを意味
する「jフl−,:, C」の文字をセグメントで表示
する.3段目、4段目のエリアAR−H;AR−1には
、引続き露出ステップ値と撮影枚数が表示される。
この状態で、ステップ+135−17〜1135−20
でパネルスイッチSA.SR.SC.SO.SFをチェ
ックし、いずれかが押された場合には、そのスイノチに
対応する処理をステソブ135−24〜135−28で
行う。詳しく述べると、ステソプ#35−17でスイン
チSAが押されたと判定されると、ステノブ#35〜2
5で、第8図(−)に示すように、エリアAR−VとA
ll−}1の表示を点滅させ、露出値ステップ蟹の設定
を行うモードに入ったことを操作者に知らせる。その後
、ステンブ1135−16へ戻って、スイッチ操作を待
ち、ステノプ135−19又は135−20でダウンス
イソチ(スインチSD)又はアップスイッチ(スイッチ
SF)が操作されたことを検出すると、露出値ステップ
量を減少又は増加させ、それに応してエリアAI?−H
の表示を変化させる(ステップ135−27又は135
−28)。
ステップ135−18でスイッチSBが押されたことを
検出した場合にも、同様に、撮影枚数設定値の変更処理
を行う。なお、本実施例では、ダウンスインチを押す毎
に露出値ステップ量は0.7→0.5→0.3 (Ev
)と切り換わり、撮影枚数は7→5→3(枚)と切り換
わる。アップスイッチの場合には逆に切り換わる。
上段右上のエリアAR−UのrsET,の文字は、ステ
ップ!135−10から引続いてステップ1135−1
6でも表示され、これに対応するスイッチSCが押され
たときにはくステッフ’135−21) 、設定値をカ
ードへ送信し(ステップ1135−24) 、設定を終
了する。
上記パネルスイッチSA.SB.SC.SD.SFがい
ずれも押されないときには、ステップ135−22. 
113523でメインスイッチSM及び測光開始スイッ
ヂS1をチェックし、メインスイッチSMがON、かつ
、測光開始スイッチS1がOFFのときはステップ#3
516に戻って設定操作を待つ.なお、このときには5
秒待タイマは作動せず、スイッチSCの操作による設定
終了(あるいは、メインスイッチSM及び測光開始スイ
ッチS1による設定中断)までステップ135−16〜
$135−23の処理を繰り返す。
以上で設定処理に関する説明を終わる。第7図に戻り、
ステップ116でセットスイッチS SETがOFFの
場合には、ステップ139で、第7図ステップ旧7のイ
ニシャルロ一ド関連処理(第10図のステンプ1117
−4)でスタートさせた5秒計時タイマTMAをチェン
クし、未だカウント中であればステップI2に戻る。す
なわち、イニシャルロード後、巻戻しスイッチS RE
W又はセットスイッチSSETが操作されなければ、第
8図(f)の表示が5秒間継続される。
イニシャルロード完了から5秒経過すると、ステップ#
40で、ステップ#8(第8図(b) . (c) .
 (d) )におけると同様、各種モードをドットマト
リクス表示部l6に表示し、ステップ1141で、現在
設定されているシャッター速度及び絞り値をセグメント
表示部l7の該当エリアAR−G.AR−I+に表示す
る。このとき、シャッター速度はS(シャッター速度優
先)モードとM(マニュアル)モード時に、絞り値はA
(絞り優先)モードとMモード時に表示される.その後
、ステップ111へ進み、エリアAR−Jへの露出制御
モードの表示、エリアAR− 1へのフィルム関連表示
(ステップ1112) 、及びセグメントSEG−Cで
のカード表示(ステ・冫プ1113)を行い、ステップ
『2へ戻る.このときの表示例を第8図(x)に示す. 〈表示ICの動作〉 次に、表示IC2が制御部lから受信したデータを基に
液晶表示部7のドットマトリクス表示部l6及びセグメ
ント表示部l7に表示を行うときの処理を、第18図(
a).(b)のフローチャート及び第8図(a)〜(z
)の表示例を参照して説明する。
このルーチンでは、表示IC2は、最初にステップ14
0− 1で制御部lから表示に関するデータが送信され
て来るのを待つ。なんらかのデータを受信するとステッ
プ1140−2へ進み、1時間計時タイマをチェックす
る。このタイマのスタートは後述するステップ140−
48で行われるが、このタイマは、使用者がカメラのス
イッチ類をなんら操作せずに一定時間(本実施例では1
時間)経過したときには、消費電力低減のために、ドッ
トマトリクス表示部16の表示を消すという表示保持時
間のカウントのために用いられている。従って、ステッ
プI40−2でこのタイマが1時間のカウントを終了し
ているならば、ステップ$40−8でドットマトリクス
表示部用の液晶ドライバIC3に動作停止コマンドを送
信する。第8図(a)の表示の状態(メインスイッチS
MがOFFのとき)でこのカウンタが1時間のカウント
を終了したときは、第8図(y)のように、消費電力の
大きいドットマトリクス表示部l6の表示は消され、消
費電力の小さいセグメント表示部l7のフィルムマーク
(SEG−A及びSEG−B)とフィルムカウンタの表
示のみが残される。メインスイッチSMがONであり、
例えば露出制御モードがM(マニュアル)モードである
ときにカウンタがカウントを終了すると、第8図(z)
に示すように、消費電力の大きいドットマトリクス表示
部16の表示が消されることは同様であるが、セグメン
ト表示部l7では、フィルムマークとフィルムカウンタ
以外に、モード「M」、シャッター速度「250J及び
絞り値r5.6Jも引続き表示される.これらの値は次
回撮影しようとするときにはすぐに必要なデータである
ので、撮影者がなんらのボクン操作をすることなく直ち
にこれらの値を読み取ることができるようにしているの
である。表示保持時間経過後の残留表示としては、P(
プログラム)モードのときにはモードとフィルムマーク
とフィルムカウンタ、A(絞り優先)モードのときには
それら3つ以外に設定絞り値、そしてS(シャッター速
度優先)モードのときにはモードとフィルムマークとフ
ィルムカウンタの3つと設定シャッター速度となる.な
お、M,A,Sモードのときでも、フィルムマークとフ
ィルムカウンタのみ表示するようにしてもよい。
ステップ140−2で1時間タイマが未だカウント中あ
るいはタイマが作動していないときは、ステップ140
−3でドットマトリクス液晶ドライバIC3に動作開始
コマンド及び継続コマンドを送信する.ステップ140
−3又は140−8の後はステップ#4〇一4以降へ進
み、上記ステッフ’140−1で制御部1から受信した
表示データを解読し、データの内容に応じた表示をドッ
トマトリクス表示部l6及びセグメント表示部l7上に
現すための処理を行う。以下、各データ毎に表示処理を
説明する. ・イニシャルロード戒功 ステップ140−4で受信データがイニシャルロ一ド成
功の表示に関するもの(第7図のステップl17=第1
0図のステップ■7−3で送信されるもの)であると判
定すると、表示IC2はステップ140−5で、第8図
(f)の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯デ
ータを液晶ドライバIC3に送信する.そして、ステッ
プ140−6で、内部の液晶ドライバを用いてセグメン
ト表示部17のフィルムマーク(SEG−^及びSEG
−8)とフィルムカウンタ値表示rlJに対応するセグ
メントのみを点灯させる.・イニシャルロード失敗 ステップ140−9で受信データがイニシャルロード失
敗の表示に関するもの(第7図のステッフ117=第l
O図のステップ07−5で送信されるもの)であると判
定すると、表示IC2はステップ140−10で、第8
図(g)の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯
データを液晶ドライバIC3に送信する.そして、ステ
ップ140−11で、内部の液晶ドライバを用いて、セ
グメント表示部l7のフィルムマークのうちのカートリ
ッジマークSEG−Aとフィルムカウンタ値表示「0」
を点滅表示させる.・巻戻し中 ステップ140〜12で受信データが巻戻し中の表示に
関するもの(第7図のステップl118=第11図のス
テップ■8−2で送信されるもの)であると判定すると
、表示IC2はステップ140−13で、第8図(h)
の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データを
液晶ドライバIC3に送信する。そして、ステップ14
0−14で、セグメント表示部17の表示をすべて消す
. ・巻戻し完了 ステップ140−15で受信データが巻戻し中の表示に
関するもの(第7図のステップI18=第11図のステ
ップ118−6で送信されるもの)であると判定すると
、表示IC2はステップ140−16で、第8図(i)
の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データを
液晶ドライバTC3に送信する。そして、ステップ14
0〜17で、セグメント表示部l7の表示をすべて消す
. ・フィルム感度設定 ステップ140−18で受信データがフィルム感度設定
の表示に関するもの(第7図のステノプ#32=第12
図ステップ+132−1−132−6で送信されるもの
)であると判定すると、表示IC2はステップ1140
−19で、第8図(k) . (+) . (m)等の
表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データを液
晶ドライバIC3に送信する.そして、ステップ140
−20で、セグメント表示部17の表示をすべて消す。
・ドライブモード設定 ステップ1140−21で受信データがドライブモード
設定の表示に関するもの(第7図のステップ133=第
l3図ステップ133−2で送信されるもの)であると
判定すると、表示IC2はステップ140−22で、第
8図(n)の表示を行うように、各ドットの点灯・非点
灯データを液晶ドライバfc3に送信する。
そして、ステッフ”140−23で、セグメント表示部
17の表示をすべて消す. ・露出値オーバーライド量設定゛ ステップ140−24で受信データが露出値オーバーラ
イド量設定の表示に関するもの(第7図のステップ11
36 =第14図ステップ1136−2で送信されるも
の)であると判定すると、表示IC2はステップ140
25で、第8図(o)の表示を行うように、各ドットの
点灯・非点灯データを液晶ドライバIC3に送信する.
そして、ステップ140−26で、セグメント表示部1
7の表示をすべて消す。
・露出制御モード設定 ステップ140−27で受信データが露出値制御モード
設定の表示に関するもの(第7図のステップll37=
第15図ステップ137−2で送信されるもの)である
と判定すると、表示IC2はステッフ’140−28で
、第8図(p)の表示を行うように、各ドットの点灯・
非点灯データを液晶ドライバIC3に送信する。
そして、ステップ140−29で、セグメント表示部1
7の最上段のエリアAR−Jに受信したモード4M (
第8図(p)では「P」)に対応するセグメントの表示
を行う。
・AFゾーンモード設定 ステップ140−30で受信データがAFゾーンモード
設定の表示に関するもの(第7図のステップ−38=第
16図ステップ138−2で送信されるもの)であると
判定すると、表示IC2はステッフ’140−31で、
第8図(1)の表示を行うように、各ドットの点灯・非
点灯データを液晶ドライバIC3に送信する.そして、
ステップ”140−32で、セグメント表示部17の表
示をすべて消す. ・カード設定 上記いずれの表示データでもないと判定されると、第1
8図(b)のフローへ進み、ステップ140−33で受
信データがカード設定の表示に関するもの(第7図のス
テップI35=第17図ステップ1135−5、113
5−10. 1135−16等で送信されるもの)であ
るか否かを判定する。そうであると判定すると、表示I
C2はステップ140−34で、第8図(u) . (
v) . (w)等の表示を行うように、各ドットの点
灯・非点灯データを液晶ドライバIC3に送信し、設定
状況に応じて、セグメント表示部l7の表示を行う。
・パネルスイッチ表示 ステップ140〜35で、第7図のステップll20で
送信されるパネルスイッチ表示データであると判定する
と、表示IC2はステップ140−36で、第8図(j
)の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データ
を液晶ドライバIC3に送信する。そして、ステップ1
40−37で、セグメント表示部l7の表示をすべて消
す。
・フラッシュ表示 ステップ140−38で、第7図のステップl9で送信
されるフラッシュ表示データであると判定すると、表示
IC2はステップ1140−39で、第8図(e)の表
示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データを液晶
ドライバIC3に送信する。
・撮影シャッター速度、絞り値表示 ステップ#40−40?’、第7図(Dステップ111
0T:送信される撮影シャッター速度・絞り値表示デー
タであると判定すると、表示IC2はステップ+140
41で、内部液晶ドライバを用いて、撮影を行うシャッ
ター速度と絞り値の表示第8図(b)等のように行うた
め、セグメント表示部17の2段目及び3段目のエリア
AR−G及びAI?−11の書亥当セグメント端子を駆
動する。
・露出制御モード表示 ステップ140−42で、第7図のステンプmで送信さ
れる露出制御モード表示データであると判定すると、表
示IC2はステッフ”1140−43で、内部液晶ドラ
イバを用いて、現在設定されている露出制御モードの表
示を第8図(b)等のように行うため、セグメント表示
部l7の最上段のエリアAI?−Jの該当セグメント端
子を駆動する。
・フィルム関連表示 ステッフ’140−44で、第7図のステップ112で
送信されるフィルム関連表示データであると判定すると
、表示IC2はステップ140−45で、内部液晶ドラ
イバを用いて、現在のフィルムの状況を示す表示を第8
図(b)等のように行うため、セグメント表示部17の
最下段のエリア^R−1の該当セグメント端子を駆動す
る. ・ドットマトリクス部通常表示 ステップ1140−46で、第7図のステップI8又は
I140で送信されるドットマトリクス部通常表示デー
夕であると判定すると、表示IC2はステンブ#40−
47で、第8図(b) . (c) . (d)等の表
示を行うように、各ドットの点灯・非点灯データを液晶
ドライバIC3に送信する。
・設定シャッター速度、絞り値表示 ステップ1140−49で、第7図のステップ+141
で送信される設定シャッター速度・絞り値表示データで
あると判定すると、表示TC2はステップ14050で
、内部液晶ドライバを用いて、設定されたシャッター速
度又は絞り値の表示を第8図(b)等のように行うため
、セグメント表示部17のエリアAR一G又はAR−H
の該当セグメント端子を駆動する。ここでは、設定され
ない方(シャッター速度又は絞り値)の該当セグメント
の端子には駆動電圧はかけられない。
・メインスイッチOFF表示 ステッフ’140−51で、第7図のステップi3で送
信されるメインスイッチOFF表示データであると判定
すると、表示IC2はステッフ”140−52で、第8
図(a)の表示を行うように、各ドットの点灯・非点灯
データを液晶ドライバIC3に送信する.そして、ステ
ップ140−53で、内部の液晶ドライバを用いてセグ
メント表示部l7のフィルムマーク(SEG−A及びS
εG−8)とフィルムカウンク値表示(第8図(a)で
は「B」)に対応するセグメントのみを点灯させる。
・カード表示 ステップ1140−54で、第7図のステツフ’H3で
送信されるカード表示データであると判定すると、表示
IC2はステッフ’140−55で、第8図(c)に示
すセグメント表示部17の該当セグメントSEG−Cの
端子を駆動する。
ステップ140−54でカード表示データでないと判定
すると、すなわち、受信データが各種表示データのいず
れにもあてはまらない場合には、なんら処理を行うこと
なく、第l8図(a)のステップ140マに進む. 以上が各種表示データに対する表示IC2の処理である
が、これらのデータ判定処理は 大きく分けて、ステッ
フ’1140−40以前の処理と140−42以降の処
理の2種類に分けられる。第7図の制御部1の行うルー
チンを参照するとわかるように、前者のグループでは各
種スイッチの操作等によりカメラが作動しているときの
み表示IC2へ送らh 7.)データに関するものであ
り、後者はステップI13のメインスイッチSMがOF
Fのときの表示や、ステップ116でセットスイッチS
 SETがOFFと判定され、ステップ1139以降の
全ての操作がなされていないときの処理ルーチンで送ら
れて来るデータに関するものである.従って、前者のグ
ループの表示処EI1(ステップ140−4〜140−
41)が行われた後は、ステッフ”+140−7へ進ん
で1時間タイマをリセントし、ストップさせる。これに
より、表示は表示保持時間(1時間)に関係なく行われ
、ドントマトリクス表示部l6の表示は消えることはな
い。一方、後者のグループの表示処理(ステッフ’l!
40−42〜#40−51.)が行われた後は、ステッ
プ140−7を実行せず、I4Q−48において1時間
タイマをスタートさせる。すでにこのタイマが作動中で
あれば、そのままタイマ動作を継続させる。そして、ス
テップI40−1へ戻る。これにより、1時間の表示保
持を行った後は第8図(y)又は(z)の表示に変わり
、電力を節約する。
上記及び第8図(k) . (1) . (m)に示し
た通り、本実施例ではドットマトリクス液晶表示部16
にフィルム感度のスケールを表示し、そこにDXコード
による入力フィルム感度値(「口」マーク)とマニュア
ル指定値(指針マーク)とを表示させるため、両感度値
の差が一目瞭然に認識できる。また、個のスケールは露
出値オーバライドの表示(第8図(0))と同様、Ev
を単位として表示するため、露出値換算が直観的に理解
でき、フィルム感度値の変更の効果がある程度予測でき
るという便利さがある。
上記実施例では、フィルム感度の自動設定値と手動設定
値とをl木のリニアスケール上に別々のマークにより表
示していたが、第19図(a) . (b) . (c
)に示すような形式で両者を単一アナログスケールに表
示するようにしてもよい。第19図(a)では、時計式
に感度値目盛りが刻まれ、自動設定値(図ではISOI
OO)が太い針八で、手動設定値(図ではI 3 03
20)が細い針Bで表示される。その間の角度θにより
、それらの間の差を直読できる。
ここで、針の形式はもちろん逆でもよいし、太さではな
く、色で区別してもよい。(b)では、両者をリニアな
バーで表示する。図では上側Aが自動設定値(Is○8
00) 、下側Bが手動設定値(I50640)を示し
、それらのバーの長さの差Cで、感度値の差が直観的に
理解できる。ここでも、もちろん、バーの色を変えても
よい.(C)では、中心に手動設定値A(ISO250
)を数値でデジタルで表示し、その値と自動設定値との
差BをEν単位でバー表示するものである。右側が+、
左側がーであり、図では、差が+4/3 E vである
ことを示している. なお、以上の実施例では、フィルム感度の自動設定値と
手動設定値との差はアナログスケールで読み取る形式で
あったが、もちろん、その差をダイレクトに数値でデジ
タル表示するようにしてもよい。また、装填されたフィ
ルム感度の自動読み取りは、上記実施例のようなDXコ
ード方式ばかりではなく、フィルムカートリッジに内蔵
された半導体メモリや磁気ディスク等から入力する方式
でもよい(例えば、特開昭56−154720号)。あ
るいは、フィルムカートリノジとカードとを1:1に対
応させ、フィルムの感度をそのカードから入力するよう
にしてもよい。また、フィルムに信号孔を設け、その信
号孔からフィルム感度を読み取るようにしてもよい(例
えば、特開昭57−124723号)。
先亙旦勤呆 以と説明したように、本発明によれば、自動設定された
フィルム感度値と手動設定されたフィルム感度値との差
が表示されるので,,あるいは、両設定値が単一のアナ
ログスケール上に表示されるので、撮影時に露出の変化
の度合を予測することができる。また、その差をアナロ
グスケール上に表示すれば、差を直観的に把握できるの
で、その予測がさらに容易、かつ、迅速になる。さらに
、感度値又はその差をEv単位で表示すると、その差と
露出制御値(シャンター速度、絞り値)との関連付けが
容易になり、フィルム感度の設定自体も容易となる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のカメラの制御装置の構成を示
すブロック図、第2図(a).(b)は同構成の一部の
回路図、第3図は実施例のカメラの上面図、第4図は液
晶表示部の平面図、第5図(a).(b)は液晶駆動信
号のタイミングチャート、第6図は液晶表示部とその上
に設けられる透明パネルスイッチを示す分解斜視図、第
7図は制御部の行う表示関係の処理のフローチャート、
第8図(a)〜(z)は液晶表示部の表示例、第9図(
a) . (b)は液晶表示部の表示とパネルスイッチ
の関係を示す説明図、第10図〜第17図は第7図のフ
ローチャートの一部を詳細に示すフローチャート、第1
8図(a).(b)は表示【Cの行う表示のための処理
のフローチャ−ト、第19図(a) . (b) . 
(c)は自動及び手動設定フィルム感度値を表示する別
のアナログ式表示の例を示す図である。 7・・・液晶表示部     8・・・パネルスイッチ
l4・・・LCD用駆動電圧発生部 15・・・カメラ本体  l6・・・ドットマトリクス
表示部l7・・・セグメント表示部  18・・・セッ
トスイッチl9・・・スライドスイッチ(アップ・ダウ
ンスイッチ)20・・・シャンクーボタン(測光開始ス
イッチSt.シャッターレリーズスイシチS2) 21・・・メインスイッチSM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装填されたフィルムの感度を自動的に設定する自
    動設定手段と、 手動操作でフィルム感度を設定する手動設定手段と、 自動設定されたフィルム感度値と手動設定されたフィル
    ム感度値との差を表示する表示手段とを備えたカメラ。
  2. (2)請求項1に記載のカメラにおいて、前記表示手段
    は自動設定されたフィルム感度値と手動設定されたフィ
    ルム感度値とを単一のアナログ表示手段で表示する。
  3. (3)請求項2に記載のカメラにおいて、前記アナログ
    表示手段は、フィルム感度のスケールを表示するスケー
    ル表示部と、そのスケールに関連して、自動設定された
    フィルム感度と手動設定されたフィルム感度とを表示す
    るフィルム感度表示部とを備えている。
  4. (4)請求項3に記載のカメラにおいて、フィルム感度
    値又はその差はEv単位で表示される。
  5. (5)請求項1記載のカメラにおいて、前記自動設定手
    段は、フィルムカートリッジに形成されたDXコードを
    読み取ってフィルム感度を自動的に設定する。
  6. (6)装填されたフィルムの感度を自動的に設定する自
    動設定手段と、 手動操作でフィルム感度を設定する手動設定手段と、自
    動設定されたフィルム感度値と手動設定されたフィルム
    感度値とを単一のアナログスケール上に表示する表示手
    段とを 備えたカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100711716B1 (ko) * 2005-06-29 2007-04-25 엘지전자 주식회사 엘씨디 모듈

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