JPH03287768A - 酸化物超電導導体製造用cvd原料の気化装置 - Google Patents

酸化物超電導導体製造用cvd原料の気化装置

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JPH03287768A
JPH03287768A JP8846190A JP8846190A JPH03287768A JP H03287768 A JPH03287768 A JP H03287768A JP 8846190 A JP8846190 A JP 8846190A JP 8846190 A JP8846190 A JP 8846190A JP H03287768 A JPH03287768 A JP H03287768A
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JP
Japan
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powder
reactor
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oxide superconductor
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JP8846190A
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Taichi Yamaguchi
太一 山口
Shinya Aoki
青木 伸哉
Akira Kagawa
香川 昭
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/448Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for generating reactive gas streams, e.g. by evaporation or sublimation of precursor materials
    • C23C16/4481Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for generating reactive gas streams, e.g. by evaporation or sublimation of precursor materials by evaporation using carrier gas in contact with the source material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、超電導マグネットコイルや電力輸送用など
として応用開発が進められている酸化物超電導導体を化
学気相蒸着法によって製造する場合に使用される気化装
置に関する。
「従来の技術」 従来、酸化物超電導体の製造方法の1つとして化学気相
蒸着法(以下、CV D法と略称する)を用い、基板上
に酸化物超電導薄膜を形成する方法か知られている。こ
のCVD法による酸化物超電導薄膜の製造方法は、基板
の選択性か少なく、例えば、可撓性に優れr二金属材料
製の薄帯に、厚さ数十μmオーダーの薄膜を容易に形成
できる方法であり、しかも成膜速度が早いことから、長
尺の酸化物超電導導体を製造できる方法として注目され
ている。
従来、CVD法によって酸化物超電導導体を製造するに
は、まず、酸化物超電導体の構成元素の有機金属錯体(
気相源)が収納された複数のバブラにArガスなどのキ
ャリアガスを導入してパブリングを行い、有機金属錯体
のガスを発生させる。
次に、各バブラから取り出された有機金属錯体のガスを
含む原料ガスを混合してリアクタに導入し、リアクタの
内部で、熱、光、プラズマあるいはレーザ光などによっ
て混合ガスを分解し、リアクタ内に配置された基板上に
酸化物超電導薄膜を形成することで酸化物超電導導体を
製造している。
ところで、従来、前記有機金属錯体を気化させるととも
に複数の原料ガスを混合してリアクタに輸送するための
気化装置として、第2図に示す気化装置が使用されてい
る。
第2図に示す従来の気化装置は、有機金属錯体などの原
料粉末を収納する容器本体lと、この容器本体Iにキャ
リアガスを導入するための供給管2と、容器本体lから
原料ガスを取り出すための取出管3とを備えたバブラ4
を複数備えて構成されたもので、各バブラ4の取出管3
を輸送管5に接続した構成になっていて、輸送管5が図
示路のリアクタに接続されている。
前記構成の気化装置は、容器本体lを加熱し、原料粉末
を気化させるとともに、各供給管2からキャリアガスを
各容器本体1内に供給し、発生した原料ガスを各取出管
3を介して輸送管5に送り、輸送管5で各原料ガスを混
合してリアクタに送ることができるようになっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、第2図に示す従来の気化装置にあっては
、容器本体lに収納した原料粉末を加熱して気化させる
場合、加熱に伴い、ある時点から一気に気化が進行して
しまい、気化進行後の残りの時間は、ごく僅かしか気化
しないために、一定量の原料ガスを長い時間にわたり均
一に発生させることができない問題があった。このため
、長尺の基材に酸化物超電導薄膜を形成して酸化物超電
導体を形成する場合、長さ方向に均質で安定な膜質のも
のが得られない問題があった。
なお、本発明者らは、第3図に示す構成の気化装置を特
願平1−34466号明細書において提案している。
第3図に示す気化装置は、補助ガスの導入管15と混合
ガスの取出管14を端面部に接合してなる混合筒11と
、混合筒11の側部に接合された複数の気化筒12と、
各気化筒12に接続されたキャリアガスの導入管16を
具備して構成されている。また、第3図において符号1
3は気化筒12の内径よりも小さくなるように形成され
た導入孔を示している。
第3図に示す構成の気化装置は、各気化筒12の内部に
原料粉末を収納しておき、これを加熱して分解させると
ともに、各気化筒12にキャリアガスを送ることによっ
て原料ガスを発生させ、これらの原料ガスを混合筒11
て混合してリアクタに送ることで目的の酸化物超電導体
を成膜することができるようになっている。
以上の構成の気化装置は、原料ガスを大径の混合筒11
て混合するために、原料ガスの輸送途中において固化し
た原料による目詰まりを解消したものである。
ところが、第3図に示す気化装置においても、気化筒1
2・を加熱しているうちに、原料がある時点から一気に
気化してしまう問題があった。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、長
時間にわたり安定した量の原料カスを発生させることが
できるとともに、膜質の安定した長尺の酸化物超電導導
体の製造を可能にする気化装置を提供することを目的と
する。
「課題を解決するための手段」 本発明は前記課題を解決するために、酸化物超電導体を
構成する各元素の化合物を用い、前記化合物から発生さ
せた原料ガスを用いてリアクタの内部で化学気相蒸着に
よって基材上に酸化物超電導薄膜を生成させる際に使用
する原料を気化する装置において、収納容器内に設けら
れたホッパと、このホッパに収納された酸化物超電導体
の原料粉末と、ホッパ内の原料粉末溜まりの内部にキャ
リアガスを吹き込む噴射管と、この噴射管の開口部に隣
接して開口された排出管と、この排出管が接続された気
化容器と、この気化容器に付設された加熱装置と、気化
容器をリアクタに接続する連通管とを具備してなるもの
である。
「作用 」 噴射管から原料粉末溜まりにキャリアガスを吹き込んで
攪拌し、排出管でキャリアガスと原料粉末を吸い出して
気化容器に送ることで、気化容器に一定量の原料粉末を
長時間送り、気化させることができる。また、ホッパ内
の原料粉末を順次連続的に一定量気化容器に送ることが
できるので、気化容器からりアクタに一定量の原料ガス
を連続的に長時間送ることができる。よって長尺の基材
上に連続的に酸化物超電導薄膜を形成することができ、
長尺の酸化物超電導導体が得られる。
「実施例」 第1図は、本発明装置の一実施例を示すもので、この例
の装置は、原料粉末の供給装置Aと気化容器Bを主体と
して構成されている。
供給装置Aは、密閉自在な構造に形成された収納容器2
0と、この収納容器20の内部に設けられた上面開口型
のホッパ21と、このホッパ21の内部に収納された原
料粉末22と、この原料粉末22の溜まりに差し込まれ
た噴射ヘッド23と、噴射ヘッド23に接続された噴射
管24と排出管25を具備して構成されている。噴射ヘ
ッド23の内部には、その底面と上面とに開口する噴射
孔26と排出孔27が相互に隣接して形成され、噴射孔
26に噴射管24が接続されるとともに、排出孔27に
排出管25か接続されている。
気化容器Bは、密閉容器状の本体部28と、この本体部
28の中央上部に突設された筒状の導入部29と、導入
部29の側方から延出された輸送管30を具備している
。また、気化容器Bの導入部29には、供給装置Aの排
出管25が接続されるといともに、気化容器Bの外周部
には、加熱用のヒータ31が付設されている。
一方、第1図において符号Rは輸送管30が接続される
リアクタの一例を示すもので、この例のりアクタRは、
プラズマ発生筒40と、プラズマ発生筒40の下部に接
続された真空容器41と、真空容器41に接続された基
材供給装置43を主体として構成され、真空容器41の
内部には前記輸送管30に接続する噴出管44が接続さ
れ、この噴出管44の先端部は、プラズマ発生筒40の
下端開口部に臨ませられている。
的記プラズマ発生筒40の外周側には高周波コイル45
が付設されるとともに、プラズマ発生筒40の上端部に
は、キャリアガスの供給管46か接続されている。前記
真空容器41は、図示略の真空排気装置に接続されて内
部を真空排気できるようになっているとともに、真空容
器41の内部には加熱ヒータ47が設けられている。
基材供給装置43は、供給ローラ48と巻取ローラ49
を具備してなり、供給ローラ48から送り出した基材5
0をプラズマ発生rtJ40の下方を通過させた後に巻
取ローラ49て巻き取ることかできるようになっている
次に前記構成の装置を用いてテープ状の酸化物超電導導
体を製造する場合について説明する。
テープ状の酸化物超電導導体を形成するには、製造する
べき酸化物超電導体の気相源の数に合わせてそれぞれの
原料粉末を用意する。例えば、Y−B a−Cu−0系
の酸化物超電導体を製造する場合、Yの気相源の粉末と
Baの気相源の粉末とCuの気相源の粉末を用意する。
各気相源としては、前記各元素のアセチルアセトン化合
物、ヘキサフルオロアセチルアセトン化合物なとのノヶ
トン化合物、ノクロペンタジエニル化合物などの粉末を
使用する。例えば、Baソースとして述べれば、Ba−
ビス−2,2,6,6テトラメチルー3.5−ヘプタン
ジオナート「略称B a(D P M Lj、Ba−ヒ
ス−11,1,22−ペンタフルオロ−6,6−ノメチ
ルー3.5−ヘプタンジオン「略称B a(P P M
 )2J、Ba−ヒス−111555−ヘキサフルオロ
−2,4−ヘプタツノオン「略称B a(HFA)2−
慮どのβ−ジノケトンキレート錯体とか使用される。同
様に、Y (D P M)3やCu(D P M )y
なトカ用いられる。まfこ、各噴射管24に導入するキ
ャリアガスはArガスなどの不活性ガスあるいは不活性
ガスにO,カスを混合したものなどが好適に用いられる
前記各原料粉末を用意したならば、所定の割合に混合し
て混合粉末としてホッパ2Iに挿入し、キャリアガスを
噴射孔26から混合粉末溜まりに吹き込む。この操作に
より噴射ヘッド23の噴射孔26から噴出したキャリア
ガスは混合粉末を攪拌するとともに、排気孔25から排
出されて気化容器Bの本体部28に輸送される。ここで
吸気孔26から混合粉末に吹き込むキャリアガスの量を
適宜調節することで、本体部28に送る混合粉末の量を
一定量に調節することができる。
気化容器Bに導入された混合粉末は加熱されて気化され
るので、気化されたガスはキャリアガスとともに混合さ
れて、輸送管30を介してリアクタRの噴出管44から
真空容器41の内部に噴出される。
以上のように気化容器Bから送られてくる混合ガスがり
アクタRに送られることで、リアクタRには酸化物超電
導体の構成元素を含む混合ガスが供給される。
リアクタRでは、真空容器41の内部を真空弓きすると
ともに供給ローラ48から基材50を送り出し、供給管
46からプラズマ発生用ガスをプラズマ発生筒40内に
送ることでプラズマフレームFを発生させる。また、加
熱ヒータ47を作動させて基材50を予熱する。
この状態で混合ガスをプラズマフレームFに送ることで
、混合ガスはプラズマフレームFの熱で分解され、プラ
ズマフレームFの周囲に存在する酸素と反応して基材5
0の上面に酸化物超電導体の薄膜が堆積される。薄膜が
堆積されて形成された酸化物超電導導体Wは順次巻取ロ
ーラ49に巻き取られる。
また、成膜時において、ホッパ21の原料粉末を連続的
に微量ずつ排出管25を介して気化容器Bに送り、気化
させることができるので、長時間連続して原料ガスをリ
アクタRに供給することができる。従ってリアクタRに
おいて、長尺の酸化物超電導導体を製造する場合であっ
ても、長さ方向に均質な酸化物超電導体の薄膜を備えた
酸化物超電導導体冬連続製造できる。なお、成膜中にホ
ッパ21の原料粉末量が減少したならば、ホッパ21に
原料粉末を供給することで原料ガスを更に長時間連続的
に供給することができる。
また、成膜中に吸気孔26から噴出させるキャリアガス
の流量を変更することで気化容器Bに供給する原料粉末
量を調節できるので、リアクタRに送る原料ガスの量を
調節することができ、この場合に、目的の酸化物超電導
体の組成に合わせた混合比の原料混合カスをリアクタR
に送りながら成膜することかできる。
なお、気化容器Bの内部で加鴫されても気化しなかっf
二原料、あるいは、加熱ムラなどの原因によって気化さ
れなかった未気化原HMは、気化容器Bの内部を流れる
キャリアガスの流れに抗して落下するので、気化容器B
の底部に蓄積される。
このように蓄積させた未気化原料Mは、成膜後、必要に
応して取り出すことで廃棄するかあるいはホッパ21に
再び投入して再利用することができる。
ところで前記実施例においては、Y −B a−CuO
系の酸化物超電導体を製造する場合について説明したが
、本発明装置をB i−8r−Ca−Cu−0系あるい
はT l−B a−Ca−Cu−0系などの他の酸化物
超電導体の製造に適用しても良いのは勿論である。
そして、この場合は、酸化物超電導薄膜を構成する元素
の数に応じてホッパ21に投入する原料の種類を増減し
て対応することて、前記実施例で製造したものと別種の
酸化物超電導導体を製造することができる。
なお、第1図に示す構成の供給装置Aと気化容器Bは、
製造しようとする酸化物超電導薄膜の気相源の数に合わ
せて用意してもよく、それぞれの輸送管30を互いにリ
アクタRの噴出管44に接続してリアクタRに接続して
もよい。
なお、Y −B a−Cu−0系の酸化物超電導導体を
製造する場合において、複数の気化容器Bを用いる場合
、各気化容器Bの温度を独自に設定するか、この場合、
Y原料を送る気化容器Bの内部温度を240〜260℃
、Ba原料を投入する気化容器Bの内部温度をl 40
− + 50°C,Cu原料を投入する気化容器Bの内
部温度を120〜140°Cとする。また、輸送管30
と噴出管44には加熱ヒータを必要に応じて設け、途中
で原料ガスか固化しないように内部温度を280〜30
0℃に保持すれば良い。
「製造例」 第1図に示す構成の装置を用い、加熱ヒータによって気
化容器の内部温度を260℃に維持しなからB a (
D P M ) 2の粉末とY (D P M )3の
粉末とCu(D P M ) tの粉末を混合してなる
粉末を原料粉末として用いるとともに、供給ヘッドに導
入するキャリアガスとしてArガスを用い、噴射ヘッド
からキャリアガスを300 ml/分の割合で混合粉末
溜まりに噴出させて気化を行った。また、リアクタでは
、ハステロイ製の厚さ0.5mmのテープ状の基材を送
出装置から送り出し、巻取装置に巻き取る間にプラズマ
フレームで分解させた原料ガスにより基材上に超電導薄
膜を堆積し、堆積と同時に熱処理を行って酸化物超電導
導体を得た。このとき、気化容器内において、気化しな
かった未気化原料を気化容器の底部に回収することがで
きた。
前記のように運転して超電導薄膜を形成しfコ結果、5
時間以上連続運転することが可能であり、11Tlの長
さのハステロイ製の基材上にY −B a−CuO系の
超電導薄膜を形成することができた。このY −B a
−Cu−0系の超電導薄膜は、液体窒素で冷却すること
で抵抗がOになり、超電導状態となることを確認できた
また、比較のために、第2図に示す従来の気化装置を使
用し、第1図に示すリアクタに接続して成膜を行ってみ
たが、ハステロイ製の長さLoanのテープ状の基材上
に30分かけてY −B a−CuO系の超電導薄膜を
製造することが限界であり、その後は気化装置内の原料
粉末を交換する必要か生じた。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、原料粉末にキャリアガス
を吹き付けてキャリアガスと原料粉末の混合体を気化容
器に送り、加熱気化させてリアクタに原料ガスを送るこ
とができるので、長時間連続的に一定量の原料ガスをリ
アクタに供給することができる。従って長尺の基材上に
連続的に酸化物超電導薄膜を形成して酸化物超電導導体
を製造することかできる。
また、原料粉末溜まりに噴射するキャリアガスの流量を
調節することて所望の量の原料ガスをリアクタに送るこ
とができる。
更に、気化容器内で気化しなかった未気化原料は気化容
器の底部に落下させて回収できるので、未気化原料を輸
送管に送ることもなくなり、輸送管の目詰まりをなくす
ることができるとともに、回収した未気化原料を再使用
することもできるので、原料の無駄を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は
構成図、第2図は従来の気イヒ装置の一例を示す構成図
、第3図は従来の気化装置の他の例を示す構成図である
。 30・・・輸送管、31・ ヒータ、44・・・噴出管
、50 ・基材、F・ プラズマフレーム、W・酸化物
超電導導体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  酸化物超電導体を構成する各元素の化合物を用い、前
    記化合物から発生させた原料ガスを用いてリアクタの内
    部で化学気相蒸着によって基材上に酸化物超電導薄膜を
    生成させる際に使用する原料を気化する装置において、 収納容器内に設けられたホッパと、このホッパに収納さ
    れた酸化物超電導体の原料粉末と、ホッパ内の原料粉末
    溜まりの内部にキャリアガスを吹き込む噴射管と、この
    噴射管の開口部に隣接して開口された排出管と、この排
    出管が接続された気化容器と、この気化容器に付設され
    た加熱装置と、気化容器をリアクタに接続する連通管と
    を具備してなることを特徴とする酸化物超電導導体製造
    用CVD原料の気化装置。
JP8846190A 1990-04-03 1990-04-03 酸化物超電導導体製造用cvd原料の気化装置 Pending JPH03287768A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010007981A1 (ja) * 2008-07-18 2010-01-21 東京エレクトロン株式会社 成膜装置及び粉体気化装置

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