JPH03286792A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH03286792A
JPH03286792A JP8968090A JP8968090A JPH03286792A JP H03286792 A JPH03286792 A JP H03286792A JP 8968090 A JP8968090 A JP 8968090A JP 8968090 A JP8968090 A JP 8968090A JP H03286792 A JPH03286792 A JP H03286792A
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prize
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気的駆動源の駆動により弾球遊技機の裏
面に貯留される景品玉を弾球遊技機外に排出する玉抜装
置を制御する工法制御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、電気的駆動源の駆動により弾球遊技機の裏面に貯
留される景品玉を弾球遊技機外に排出する玉抜装置とし
て、例えば、個々の弾球遊技機又は集中管理室に設けら
れた土俵スイッチをONさせて電気的駆動源であるソレ
ノイドを励磁して土俵弁を開放するものが知られていた
。このような玉抜装置においては、土俵スイッチとソレ
ノイドとがただ単に直列に接続された構造を有している
に過ぎなかった。
[発明が解決しようとする課題] このため、例えば、弾球遊技機が外部から何等かの原因
で振動したとき、あるいは誤操作によって土俵スイッチ
がONされたときには、仮にそのONされたときに入賞
玉に基づく景品玉の払出動作が行われている最中であれ
ば、所定個数の景品玉が正確に払出されない場合が生じ
、遊技者との間でトラブルが発生するという問題があっ
た。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、電気的駆動源の駆動により土俵動
作を行う形式の工法装置において、誤って1往信号が発
生しても、その信号によって土俵動作が行われることの
ないように工法装置を制御することができる弾球遊技機
の土俵制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球遊
技機の土俵制御装置は、 電気的駆動源の駆動により弾球遊技機の裏面に貯留され
る景品玉を弾球遊技機外に排出する工法装置と、 該工法装置の電気的駆動源を駆動すべき1往信号を発生
する1往信号発生手段と、 前記弾球遊技機が稼動していることを検出する稼動状態
検出手段と、 該稼動状態検出手段の出力が導出されている期間中に前
記1往信号発生手段からの1往信号があったときに該1
往信号を無効とする玉状信号無効手段と、を備えて構成
されるものである。
[作 用] 通常時、1往信号発生手段からの1往信号があったとき
には、電気的駆動源が駆動されて工法装置が作動して土
俵動作が行われる。しかし、弾球遊技機が稼動している
ことを検出する稼動状態検出手段の出力が導出されてい
る期間中においては、例え、1往信号発生手段からの1
往信号があっても、その1往信号が無効とされるので、
電気的駆動源が駆動されることはなく、土俵動作は行わ
れない。したがって、稼動状態検出手段が景品玉の払出
動作を検出するものであれば、景品玉の払出動作の途中
で土俵動作が行われることがないので、遊技者との間で
トラブルが生じることがない[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。まず、実施例に係る工法装置が適用される弾球遊
技機の全体の構成について第7図及び第8図を参照して
説明する。第7図は、弾球遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機の正面図であり、第8図は、パチンコ遊技機の
背面図である。図において、パチンコ遊技機1の遊技盤
2には、打玉を誘導する誘導レール3が植立され、該誘
導レール3によって囲まれる範囲が遊技領域4を構成し
ている。遊技領域4のほぼ中央には、モータ6(図示し
ない;ただし第3図のブロック図に表示)によって回転
する回転ドラムを有する可変表示装置5が設けられ、そ
の下方には、ソレノイド9によって駆動される開閉扉8
を有する可変入賞球装置7が設けられている。可変入賞
球装置7内には、後述する大当り状態中に開閉s8C受
入れられた入賞玉数を検出するための入賞玉検出器10
が設けられている。また、可変入賞球装置7の下方には
、始動入賞玉検出器12a〜12cを内蔵する始動入賞
口11a〜llcが配設されている。更に、可変表示装
置5の上部及び左右両側と可変入賞球装置7の左右両側
には、打玉を通常の入賞とする通常入賞口13.14a
、14b。
15a、15bが配置されている。しかして、打玉が始
動入賞口11a〜Ilcに入賞することにより可変表示
装置5の回転ドラムが回転開始し、所定時間経通後、あ
るいは遊技者によるストップスイッチの操作により、そ
の回転を停止し、その停止時の表示態様が予め定められ
た組み合せであるときに大当り状態と判定されて可変入
賞球装置7の開閉扉8が一定時間(例えば、30秒)あ
るいは所定個数(例えば、]O個)入賞するまで開放状
態を続け、開閉扉8内に設けられた■入賞口に入賞する
と再度上記した開放状態を繰り返すようになっている。
なお、上記した各入賞口や入賞球装置に入賞した入賞玉
によって払出される景品玉数は、すべて同一(例えば、
13個)であってもよいし、特定の入賞口への入賞によ
るものだけ異なるように設定しても良い。未実施例の場
合には、上記始動入賞口11a〜llcのうち中央の始
動入賞口11aに入賞した入賞玉によって払い出される
景品玉数を7個と設定し、他の始動入賞口11b、li
e及び開閉扉8に入賞した入賞玉によって払い出される
景品玉数を13個と設定し、上記以外の他の入賞口13
.14a、14b。
15a、15bへの入賞玉によって払い出される景品玉
数を10個と設定している。つまり、3種類の景品玉数
に分類されている。
更に、前記遊技盤2の遊技領域4の下方には、前記した
いずれの入賞口、あるいは入賞球装置に入賞しなかった
打玉を取り入れるアウト口16が形成されていると共に
、前記した大当り状態となったときにその旨を報知する
遊技効果ランプ17a、17bが設けられている。この
遊技効果ランプ17a、17bと同じ作用を奏するもの
としてパチンコ遊技機1の上部前面にも遊技効果ランプ
18a〜18cが設けられている。また、遊技領域4の
外側であって、遊技盤2の上部には、その−側に後述す
る景品玉払出装置40によって景品玉が払出されている
旨を報知する払出動作中表示器19、及び後述する玉切
れ検出器35の検出信号に基づいて払出すべき景品玉が
欠乏した旨を報知する玉切れ表示器20が設けられ、そ
の他側に入賞個数、あるいは未払いの景品玉数を表示す
る記憶景品玉数表示器21が設けられている。
更に、パチンコ遊技機1の正面には、後述する景品玉払
出装置40から払い出された景品玉を貯留し、かつ発射
位置に打玉を誘導する打球供給皿22や、該打球供給皿
22に貯留しきれない余剰の景品玉を貯留する余剰玉受
皿23や、打玉の弾発力を調節する操作ハンドル25等
の周知の構成を有する。なお、余剰玉受皿23の上部に
は、後述する満タン検出器64がONしたときに点灯し
て払い出された景品玉が余剰玉受皿23内にモ満杯とな
った旨を報知する満タン表示器24が設けられている。
パチンコ遊技機1の背面構造は、第8図に示すように、
前記遊技盤2の裏面全体を覆うように機構板26が配設
されている。この機構板26は、周知のように、入賞玉
を1個づつ処理し、その入賞玉に対応して所定個数の景
品玉を払い出すための各種の機構が設けられるものであ
る。しかして、図示の機構板26においては、その前面
側に前記遊技盤2の入賞口あるいは入賞球装置から落下
する入賞玉を受は止めて一例に集合せしめる入賞玉集合
樋27が形成されている。この入賞玉集合樋27は、入
賞玉を一列に整列して流下させるようになっているが、
その流下通路の途中には、通過する入賞玉を検出する入
賞玉検出器28が設けられている。入賞玉検出器28か
らの信号は、後述する遊技制御回路基板69に送られた
後、景品玉払出制御回路基板70によって後述する景品
玉払出装置40の動作を制御する。なお、入賞玉検出器
28の近傍には、後に詳述するように停止ソレノイド6
6及びストッパ一部材67とからなる入賞玉停止機構が
設けられている。
一方、機構板26の後面側には、その上部に図示しない
補給機構から補給される景品玉を貯留する景品玉タンク
29が設けられ、該景品玉タンク29の下方に景品玉を
整列させて流下させる景品玉誘導樋30が設けられてい
る。景品玉誘導樋30の上流側には、貯留されている景
品玉が少なくなると揺動する景品玉不足感知板31が設
けられこの景品玉不足感知板31の揺動動作により、そ
の下方に位置する景品玉不足検出器32がONして図示
しない管理コンピュータに補給指令信号を送り、景品玉
タンク29に景品玉が補給されるようになっている。景
品玉誘導樋30の下流には、景品玉の流下方向を180
度変更すると共に、その土圧を弱めるカーブ樋33が接
続されている。カーブ樋33の屈曲部より下方には、玉
切れ感知板34が配置されている。この玉切れ感知板3
4は、前記景品玉不足感知板31が作動したにも拘らず
景品玉が補給されない状態で景品玉が払い出され続けた
ときに動作して、その下方に配置された玉切れ検出器3
5をOFFさせることにより後述する景品玉払出装置4
0の駆動モータであるステッピングモータ54の動作を
停止させ、以って遊技を中断させるようにしたものであ
る。またカーブ樋33の屈曲部の側方には、パチンコ遊
技機1の前面側方に穿設された土俵操作穴37aから挿
入される図示しない操作ビンに押圧されて揺動する土俵
操作レバー37(第1図参照)が軸支され、該土俵操作
レバー37に係合するように作動部材38が軸支されて
いる。作動部材38は「へ3字状に形成された中心部を
軸支されると共に、その一端部を前記土俵操作レバー3
7と係合し、その他端部を1抜操作検出器39に対応さ
せている。しかして、土俵操作レバー37が揺動操作さ
れたときに作動部材38が反時計方向に回動して1抜操
作検出器39をONさせ、その信号に基づいて後述する
景品玉払出装置40のステッピングモータ54が逆回転
するように制御されるこの制御動作については、後に詳
述する。なお、上記作動部材38は、通常の状態におい
て、自重により1抜操作検出器39をONさせない方向
に付勢されているが、パチンコ遊技機1が外部から何等
かの強い衝撃をうけて振動した場合には、1抜操作検出
器39をONさせる方向に回動する場合もある。
ところで、カーブ樋33の下流側は、垂直状の供給樋3
6を構成し、この供給樋36には、1回の払出動作によ
って払い出される景品玉数よりもやや多い数の景品玉が
貯留されるようになっている。また、供給樋36の流下
端には、この実施例の要部を構成する景品玉払出装置4
0が接続されている。なお、供給樋36は、景品玉払出
装置40の供給通路の一部を構成している。
景品玉払出装置40は、主として供給通路42と、排出
通路46と、1抜通路47と、ステッピングモータ54
と、スプロケット56とから構成されており、ステッピ
ングモータ54の回転により所定個数の景品玉を払い出
すようになっている。その構成については、後に詳述す
る。
景品玉払出装置40の下方には、該装置40から払い出
された景品玉を誘導する景品玉排出樋58と土俵樋59
とが隣接するように設けられている。景品玉排出樋58
の下端には、誘導間口60が開設されて前記打球供給皿
22と連通ずるようになっている。一方、土俵樋59の
流下端は、パチンコ遊技機1の裏側に導かれており、土
俵樋59を落下する玉をパチンコ遊技機1の外に導くよ
うになっている。
更に、前記誘導開口60の一側から景品玉が溢れるよう
に連絡樋61が構成され、その溢れた余剰の景品玉を連
絡橋61を介して前記余剰玉受皿23に誘導する余剰玉
排出樋62に導くようになっている。この余剰玉排出樋
62の一側には、満タン検知板63が揺動自在に設けら
れており、これが余剰玉排出樋62に貯留された余剰玉
によって押圧されたときには、図示しない玉送り供給装
置の玉送り動作が停止されて、遊技が中断されるように
なっていると共に、満タン検出器64がONして前記景
品玉払出装置40のステッピングモータ54の動作が停
止され、それ以上の景品玉の払出を停止するようになっ
ている。
上記した構成以外に機構板26には、外部からの電源あ
るいは外部との情報をやり取りするための接続端子を有
するターミナルボックス68や前記遊技盤2に設けられ
る可変表示装置5や可変入賞球装置7等の遊技動作を制
御する遊技制御回路基板69や前記景品玉払出装置40
の動作を制御する景品玉払出制御回路基板70等が設け
られている。前記ターミナルボックス68に設けられる
接続端子Cは、例えば、図示しない管理コンピュータか
らパチンコ遊技機1への土俵指令信号や打球発射装置停
止信号等の信号を伝達するための信号線、及びパチンコ
遊技機1から管理コンピュータへの前記玉切れ検出器3
5による玉切れ信号や遊技盤2の前面を覆うガラス扉の
不正開放信号等の信号を伝達するための信号線が接続さ
れる。また、前記遊技制御回路基板69と景品玉払出制
御回路基板70の詳細な構成については、後に詳述する
また、パチンコ遊技機1の裏面には、前記操作ハンドル
25に対応するように打玉を弾発するための打球発射装
置65が設けられている。
次に、第1図及び第2図を参照して、この実施例の要部
を構成する景品玉払出装置1140の構成について詳細
に説明する。景品玉払出装置4oは、第2図に示すよう
に、前記機構板26に取り付ける取付板41と、駆動源
としてのステッピングモータ54を取り付けるモータ取
付板48によって枠組構成される。取付板41には、前
記供給樋36に連続する供給通路42が形成され、該供
給通路42の下流側に景品玉の方向を後述する土載置部
50に向けて変化させる流路変更部43が形成されてい
る。流路変更部43の上流側の供給通路42には、払出
される景品玉数を計数するための払出景品玉検出器44
が配置され、流路変更部43のさらに下方には、供給通
路42の最先端のパチンコ玉P1の下部1点を支持する
主支持部52bが形成され、該主支持部52bの下方に
、スプロケット56が収納されるスプロケット収納部4
5が形成されている。また、スプロケット収納部45の
一例には、景品玉の排出通路46が形成され、他側には
玉状通路47が形成されている。そして、排出通路46
は、前記景品玉排出樋58に接続され、玉状通路47は
、前記土俵樋59に接続される。
一方、モータ取付板48の上部には、前記供給通路42
を流下してきたパチンコ玉を下方に向けてガイドするガ
イド部49が突設され、このガイド部49の下方にパチ
ンコ玉1個が載置される土載置部50が構成されている
。土載置部50は、前記ガイド部49の下部側面に形成
された玉受壁51と、該玉受壁51の下方であって、前
記主支持部52bと対応するように位置してパチンコ玉
の他方の下部1点を支持する主支持部52aと、パチン
コ玉の一方の下部1点を支持する前記主支持部52bと
から構成されている。つまり、土載置部50は、供給通
路42で待機している景品玉の土圧を受は止める機能と
、最先端のパチンコ玉の下部を2点で支持する機能を有
するものである。なお、モータ取付板48及び取付板4
1には、それぞれの主支持部52a、52bから排出通
路46及び玉状通路47に向けて円弧状のガイドリブ5
3a、53bが突設され、土載置部50に載置されてい
たパチンコ玉が排出通路46に排出されるまでの間、及
び玉状通路47に排出されるまでの間、その流下をガイ
ドするようになっているまた、モータ取付板48の後面
には、パルス信号がある毎に所定角度回転するステッピ
ングモータ54が取り付けられ、そのモータ軸55は、
モータ取付板48の前面に貫通して位置し、その先端に
は、外周に複数の爪部57を有するスプロケット56が
固着されている。スプロケット56の爪部57は、パチ
ンコ玉の外周面と係合するように凹状に形成されており
、その爪部57が前記主支持部52a、52bの間に挿
入された位置配置となっている。なお、前記ステッピン
グモータ54は、停止状態において、スプロケット56
が常に第2図に示される状態となるようにされているこ
のとき、第2図に示されるように、爪部57の凹状の低
部が主支持部52a、52bより低い位置となっている
ので、土載置部50に載置されているパチンコ玉は、主
支持部52a、52bで支持された状態となり、スプロ
ケット56には、土圧が掛からないようになっている。
しかして、ステッピングモータ54が正回転することに
よりスプロケット56が第1図に示す実線矢印方向(反
時計回転方向)に回転して景品玉を排出通路46に排出
し、ステッピングモータ54が逆回転することにより、
スプロケット56が第1図に示す二点鎖線矢印方向(時
計回転方向)に回転して景品玉を玉状通路47に排出す
る。なお、景品玉の払出が終了しステッピングモータ5
4が停止した場合、前記土載置部50の下流側の玉(点
線で示す)は、爪部57を乗り越えて落下する。
以上、説明したパチンコ遊技機1と景品玉払出装置40
は、前記したように、遊技制御回路基板69と景品玉払
出制御回路基板70とによって駆動制御されるものであ
るが、この遊技制御回路基板69と景品玉払出制御回路
基板70とは、第9図及び第10図に示すように配線接
続される。すなわち、遊技制御回路基板69は、基板ボ
ックス71内に収納されて機構板26の裏面に設けられ
る係止具72a、72bによって着脱自在に取り付けら
れている。一方、景品玉払出制御回路基板70は、機構
板26に形成された収納凹部に収納固定され、その表面
を開閉自在なカバー蓋73で被覆された状態で設けられ
る。そして、遊技制御回路基板69には、遊技盤2に設
けられる電気的遊技装置(モータ6、ソレノイド9、始
動入賞玉検出器12a〜12c等)からの配線の一部を
集約して接続する中継端子板に接続される配線、あるい
は電気的遊技装置に直接的に接続される配線が導出され
ると共に、景品玉払出制御回路基板70と接続される配
線74aも導出されている。配線74aは、その先端に
端子75aが設けられ、その端子75aによって景品玉
払出制御回路基板70と接続されている。また、景品玉
払出制御回路基板70からは、端子75bに設けられる
配線74bが導出され、その配線74bの先端が機構板
26前面であって前記景品玉払出装置40に近い位置に
設けられる中M端子板76に接続されている。この中継
端子板76には、前記玉切れ検出器35、土俵操作検出
器39、払出景品玉検出器44、及びステッピングモー
タ54から延びる配線74cがそれぞれ接続されている
ところで、景品玉払出制御回路基板70と中継端子板7
6とを接続する配線74bは、第10図に示すように機
構板26の前面周縁に形成された配線収納溝77に収納
される。これは、機構板26に設けられる前記ターミナ
ルボックス68と離れた位置にある各電気的部品とを接
続する配線を他の部品の邪魔にならないように整理して
敷設するために設けられるものであり、配線74b以外
の配線、例えば、ターミナルボックス68と景品玉払出
制御回路基板70、遊技制御回路基板69、景品玉不足
検出器32、満タン検出器64、及び打球発射装置65
とを接続する配線も配線収納溝77に収納されるように
敷設されている。なお、第10図中、符号78は、前記
打球発射装置65に電源を供給するために接続される打
球発射装置用接続端子である。
上記のように配線接続される遊技制御回路基板69と景
品玉払出制御回路基板70の具体的な回路構成について
第3図を参照して説明する。まず、遊技制御回路基板6
9は、遊技制御回路7つと払出景品玉数設定回路80と
を含み、その遊技制御回路79及び払出景品玉数設定回
路80に検出回路81を介して始動入賞玉検出器12b
、12C(以下、始動入賞玉検出器Aという)、始動入
賞玉検出器12a(以下、始動入賞玉検出器Bという)
、及び可変入賞球装置7に設けられる入賞玉検出器10
が接続されている。また、遊技制御回路79には、駆動
回路82を介して可変表示装置5の回転ドラムを駆動す
るモータ6が接続され、駆動回路83を介して開閉扉8
を駆動するソレノイド9が接続され、制御回路84を介
して遊技効果ランプ17a、17b、18a 〜18c
がそれぞれ接続されている。これにより、遊技制御回路
79に組み込まれたプログラムにしたがって前記した大
当り状態の出現可能な遊技を行うことができる。また、
払出景品玉数設定回路80には、検出回路85を介して
入賞玉検出器27に設けられる入賞玉検出器28が接続
されている。
ところで、払出景品玉数設定回路80は、上記したよう
に遊技盤2に設けられる入賞口や入賞球装置に入賞した
入賞玉を検出するすべての入賞玉検出器と接続されてい
るが、入賞玉検出器の種類に応じて異なる信号を後述す
る演算回路86に送るものである。すなわち、始動入賞
玉検出器12b、12c及び入賞玉検出器10で検出さ
れた信号が検出信号Aとして、始動入賞玉検出器12a
で検出された信号が検出信号Bとして、入賞玉検出器2
8で検出された信号が検出信号Cとして払出景品玉数設
定回路80に与えられる。そして、払出景品玉数設定回
路80においては、それぞれの検出信号に対応して予め
定められた数値が設定される。例えば、本実施例におい
ては、検出信号Aに対しては「+3ノが設定され、検出
信号Bに対しては「−3」が設定され、検出信号Cに対
してはr+10Jが設定されている。
一方、景品玉払出制御回路基板70には、演算回路86
と該演算回路86で演算された演算結果を記憶する複数
の記憶回路87〜89と、該記憶回路87〜89の記憶
値のいずれかを選択する選択回路90と、該選択回路9
0によって選択された記憶値に基づいて景品玉の払出動
作に関連するすべてを制御する払出制御回路91と、該
払出制御回路91の制御結果に基づいていずれかの記憶
回路87〜89の記憶値を減算させる分岐回路92とを
含んでいる。なお、記憶回路87〜89には、電源回路
100に接続されるバックアップ電源101からバック
アップ電流が供給されるようになっており、停電時にそ
の記憶値が消滅しないようになっている。
前記演算回路86は、前記払出景品玉数設定回路80と
接続されて前記した検出信号A−Cを受は取るようにな
っている。そして、受は取った検出信号社基づいて、「
C+A」、rC−BJという演算を行う。すなわち、検
出信号Aがあったときには、rc十AJの演算を実行し
、その演算結果(+13)を記憶回路87(以下、記憶
回路Aという)に記憶させ、検出信号Bがあったときに
は、rC−BJの演算を実行し、その演算結果(+7)
を記憶回路89(以下、記憶回路Cという)に記憶させ
、検出信号Cがあったときには、「C+OJの演算を実
行し、その演算結果(+10)を記憶回路88(以下、
記憶回路Bという)に記憶する。このように、演算回路
86は、払出景品玉数設定回路80から送られてきた検
出信号を予め定められた数式に基づいて演算するように
なっている。そして、その数式に代入される数値が遊技
制御回路基板69に含まれる前記払出景品玉数設定回路
80で設定されるようになっている。
このため、払出景品玉数が異なると共に遊技内容の異な
る遊技盤2を交換する際には、それに従って遊技制御回
路基板69も当然交換されるので、遊技内容に見合った
払出景品玉数も自動的C変更され、景品玉払出制御回路
基板70は、遊技盤2が交換された後もそのまま引き続
き使用することができる。
上記した各記憶回路A−Cに記憶された記憶値信号aは
、合算された数値信号Aとして制御回路94を介して記
憶景品玉数表示器21に表示される。
また、前記選択回路90は、記憶回路A−Cのいずれの
記憶値に基づいて景品玉の払出制御を行うかを選択する
もので、本実施例の場合、払出景品玉数の多い記憶回路
A、記憶回路B、記憶回路Cの順に優先して選択される
。もちろん、優先順位を決めることなくランダムに選択
されるようにしても良い。
選択回路90で選択されたいずれかの記憶回路の記憶値
に基づいて払出制御回路91が景品玉の払出動作を制御
するものであるが、その払出制御回路91には、制御回
路93を介して払出動作中表示器19、駆動回路95を
介してステッピングモータ54、検出回路97を介して
玉切れ検出器35及び満タン検出器64、検出回路98
を介して土俵操作検出器39、及び駆動回路99を介し
てソレノイド66がそれぞれ接続されている。また;選
択回路90によっていずれの記憶回路が選択されたかの
情報は、分岐回路92にも送られ、その分岐回路92に
検出回路96を介して払出景品玉検出器44が接続され
ている。
しかして、払出制御回路91は、上記した景品玉の払出
動作の制御の他に、後の第4図及び第5図で詳述する満
タン・玉切れ制御と土俵制御と、後の第6A図で詳述す
る入賞歪検出器異常判定制御とを行うものである。
そこで、まず、景品玉の払出動作の制御について説明す
ると、払出制御回路91は、選択回路90で選択された
記憶回路が記憶回路Aとした場合に、その記憶回路Aの
記憶値に基づいて駆動回路95を介してステッピングモ
ータ54に駆動信号を与える。ステッピングモータ54
が回転し始めるとスプロケット56も回転するので、土
載置部50に待機していた景品玉が排出通路46に1個
づつ放出される。そして、景品玉が1個づつ放出される
毎に払出景品玉検出器44が供給通路42を落下する景
品玉を検出するので、その検出信号が検出回路96を介
して分岐回路92に与えられる。分岐回路92は、人力
した検出信号を選択回路90で選択されている記憶回路
Aに「−1」の減算信号として送る。上記した制御動作
を1個の入賞玉に対応する景品玉数分だけ繰り返した後
に一定時間(例えば、0.5程度度)を空けて次の入賞
玉がある場合には、その入賞玉に対応する景品玉数を払
出制御する。また、景品玉が1個払出される毎に記憶回
路の記憶値が減少し、その数値は、記憶景品玉数表示器
21に刻々と表示される。更に、ステッピングモータ5
4が駆動されている期間中は、払出動作中表示器19が
点灯されている。
次に払出制御回路91の満タン・玉切れ制御について第
4図のフロー図を参照して説明すると、まず、通常の状
態においては、払出動作が能動化された状態であり(ス
テップS1)、満タン検出器64がOFFの場合(ステ
ップS2)及び玉切れ検出器35がOFFの場合(ステ
ップS9)には、そのまま払出動作が能動化された状態
を維持しくステップ512)、前記した景品玉の払出動
作が行われる。
一方、満タン検出器64がONしたと判別された場合(
ステップS2)には、景品玉払出装置40において景品
玉の払出動作が行われているか否かが判別され(ステッ
プS3)、払出中であると判別されたときCは、払出動
作が終了したか否かが判別され(ステップS4)、未だ
払出中であれば玉切れ検出器35がOFFであるか否か
、つまり玉切れ感知板34が揺動して玉切れ状態となつ
たか否かが判別される(ステップS5)。玉切れ状態で
ないと判別された場合には、満タン検出器64がOFF
となったか否かが判別され(ステップS6)、OFFで
ない場合には、前記ステップS4に戻ってステップ34
〜ステツプS6を繰り返す。
ところで、前記ステップS3において景品玉の払出動作
中でないと判別された場合、前記ステップS4において
景品玉の払出動作が終了したと判別された場合、及び前
記ステップS5において景品玉の払出動作中であるにも
拘らず玉切れ検出器35がOFFとなったと判別された
場合には、払出動作が直ちC禁止される(ステップS7
)。そして、その後、満タン検出器64がOFFとなっ
たか否かが判別される(ステップS8)。
一方、前記ステップS6及びステップS8において、満
タン検出器64がOFFになったと判別された場合、す
なわち余剰玉受皿23での満タン状態が解消された場合
Cは、次に玉切れ検出器35がOFFであるか否かが判
別され(ステップS9)、OFFであると判別された場
合には、払出動作が直ちに禁止され(ステップ5IO)
、その後、玉切れ検出器35がONとなるまで待って払
出動作が能動化される(ステップSll、ステップ51
2)。前記ステップS9で玉切れ検出器35がOFFと
なっていないと判別されたときじは、直ちに景品玉の払
出動作が能動化される(ステップ512)。
以上、満タン・玉切れ制御について説明してきたが、こ
れCよれば、満タン検出器64と玉切れ検出器35とが
作動したときには、最終的に景品玉の払出動作が停止さ
れるものであるが、満タン検出器64がONしたときに
、払出動作の途中であるときには、その払出動作が終了
した後に払出動作が停止されるのに対し、玉切れ検出器
35がOFFとなったときには、直ちに払出動作が停止
されるようになっている。これは、玉切れ検出器35が
作動したときに景品玉払出装置40に供給される景品玉
数が不足して所定数の景品玉が払出されない事態を確実
に防止するためである。最も、本実施例においては、前
記したように玉切れ感知板34の下流側の供給樋36及
び供給通路42に最大払出景品玉数(13個)よりもや
や多い景品玉数を収容するようになっているので、上記
した事態を未然に防止することができる。しかし、最大
払出景品玉数が変更された場合(例えば、20個)には
、上記したような制御が必要となる。
次に、払出制御回路91の土俵制御Cついて第5図のフ
ロー図を参照して説明する。
まず、いずれかの記憶回路A又はB又はCに記憶値があ
るか否かが判別され(ステップ513)、記憶値がある
場合には、その後の処理が行われることがない。つまり
、土俵処理は行われない。
いずれの記憶回路へ又はB又はCにも記憶値がないと判
別された場合には、1抜操作検出器39がONL、たか
否か、すなわち、土俵操作が行われたか否かが判別され
(ステップ514)、操作されていなければ、当然のこ
とながら土俵処理は行われない。一方、1抜操作検出器
39がONした場合には、ステッピングモータ54が逆
回転し始める(ステップ515)。ステッピングモータ
54が逆回転すると供給通路42を流下する景品玉は、
土俵通路47に放出されて土俵樋59を流下し、パチン
コ遊技機1の外に排出される。
ステッピングモータ54が逆回転を開始した後には、玉
切れ検出器35がOFFとなったか否かが判別され(ス
テップ516)、OFFになるまで次に進まない。これ
は、景品玉タンク29、景品玉誘導樋30、カーブ樋3
3に残留していた景品玉がすべて玉抜きされたか否かを
検出するためのものであり、最後の残留土が玉切れ感知
板34上を通過して玉切れ検出器35がOFFとなった
ことにより玉抜きが終了したと判断するものである。し
かして、玉切れ検出器35がOFFになったと判別され
た場合には、タイマT1がセットされる(ステップ51
7)。このタイマT1は、玉切れ検出器35がOFFと
なった後に、直ちにステッピングモータの逆回転を停止
させると、玉切れ感知板34から主戦置部50に至るま
での通路に景品玉が残留した状態となり、すべての景品
玉の工法動作が行われないという不都合を解消するため
に設定されるもので、例えば、2〜5秒程度が設定され
る。そして、タイマT1がセットされた後に玉切れ検出
器35がONしたか否かが判別される(ステップ518
)、、これは、玉抜きされる景品玉の流下する状態にお
いて、たまたま何等かの原因で景品玉の流れが一旦とぎ
れた場合に、玉切れ検出器35が一旦OFFとなった後
に再度ONする場合があり、このような場合においても
玉状処理を十分に行うために設けられる処理である。し
かして、玉切れ検出器35がONすることなくタイマT
1が終了した場合(ステップ519)には、ステッピン
グモータの逆回転を停止させ(ステップ520)、玉状
処理を終了する。またタイマT1が作動中に玉切れ検出
器35がONした場合には、タイマT1をリセットしく
ステップ521)、その後、玉切れ検出器35がOFF
となるのを待って(ステップ522)、前記ステップS
17に戻り、前記した処理を行う。
以上、玉状制御について説明してきたが、これによれば
、玉状操作検出器39をONさせることにより景品玉払
出装置40のステッピングモータ54が逆回転してすべ
ての景品玉を払出す。このため、パチンコ遊技機1に景
品玉を1つも残すことなく工法動作が行われる。また、
記憶回路A −Cに記憶値があるとき、換言すれば、景
品玉の払出動作が行われているときには、例えば、パチ
ンコ遊技機1が外部から何等かの原因で振動して玉状操
作検出器39がONされたり、あるいは誤操作によって
誤って玉状操作検出器39がONされても、その玉抜信
号を無効として処理するので、玉状処理が行われること
がない。このため、入賞した入賞玉に対応する所定の景
品玉を確実に払出すことができて、遊技者との間でトラ
ブルを生じることもない。
更に、本実施例においては、玉状処理を行う構成におい
て、土俵弁や該土俵弁を駆動するリンク機構等を使用し
ないので、従来の玉抜装置に比較して構成が簡単である
と共に故障が少ないという利点もある。また、上記した
玉状制御においては、土俵モード時に玉切れ検出器35
を景品玉の払出動作を停止させるための検出手段として
ではなく、玉状処理を完全に行うための検出手段として
使用して、玉抜装置全体の構成を簡略化させている。
次に、払出制御回路91の入賞玉検出器異常判定制御に
ついて第6A図ないし第6C図を参照して説明する。第
6A図ないし第6C図において、入賞玉検出器28に異
常状態か発生した場合であり、第6A図に入賞玉検出器
28に接続される検出回路85の回路図が示されている
。これについて説明すると、図中、28は入賞玉検出器
、105は低電圧ダイオード(ツェナーダイオード)、
106はコンデンサ、102.103はPNPトランジ
スタ、104はNANDゲートである。そして、入賞玉
が入賞玉検出器28を通過しない通常の状態では、低電
圧ダイオード105の入力端C約18V程度のハイレベ
ル信号が人力された状態となっており、この状態で、低
電圧ダイオード105からハイレベル信号がNANDゲ
ート104の一方端子に導出される。一方、前記通常の
状態では、PNPトランジスタ102のゲートには18
Vの電圧が印加されている。また、PNPトランジスタ
102のエミッタには、ゲート電圧(18V)よりも高
い24Vの電圧が印加されているために、PNPトラン
ジスタ102がON状態となり、コレクタ側に電流が流
れてアースに電流が流れる。すると、PNP)−ランジ
スタ102のエミッタ側の電圧が低下し、PNPトラン
ジスタ103のゲート電圧が低下する。PNPトランジ
スタ103のゲート電圧が低下すると、PNPトランジ
スタ103がON状態となり、工主ツタからコレクタに
電流が流れ、PNPトランジスタ103のコレクタ側か
らハイレベル信号が導出され、NANDゲート104の
他方入力端子にハイレベル信号が人力される。すると、
NANDゲート104からローレベル信号が出力され、
払出景品玉数設定回路80(第3図参照)に人力される
次に、入賞玉が入賞玉検出器28を通過するとその瞬間
入賞玉検出器28からローレベル信号が出力される。入
賞玉検出器28からローレベル信号が出力されると、N
ANDゲート104の一方入力端子にローレベル信号が
入力される。一方PNPトランジスタ102のゲートに
もローレベル信号が入力されてPNPトランジスタ10
2がON状態となり、エミッタからコレクタ側Ct流が
流れる。すると、前述と同様に、PNPF−ランジスタ
103もON状態となり、NANDゲート104の他方
入力端子にハイレベル信号が人力され、NANDゲート
104からハイレベル信号が瞬間的に出力されて払出景
品玉数設定回路80へ導出される。払出景品玉数設定回
路80は、この瞬間的に出力されたハイレベル信号を検
出して入賞玉が入賞玉検出器28を通過したことを検出
する。
次に、入賞玉検出器28が断線した場合には、入賞玉検
出器28からローレベル信号が出力されるために、前述
と同様にNANDゲート104の一方入力端子には、ロ
ーレベル信号が入力され、他方入力端子には、ハイレベ
ル信号が入力されることとなる。その結果、NANDゲ
ート104からハイレベル信号が持続的に出力され、払
出景品玉数設定回路80に導出される。払出景品玉数設
定回路80は、この持続的に出力されたハイレベル信号
を検出し、入賞玉検出器28の異常を判定する。
更に、入賞玉検出器28がショートした場合には、入賞
玉検出器28から24Vのハイレベル信号が出力され、
NANDゲート104の一方入力端子にハイレベル信号
が入力される。一方、PNPトランジスタ102のゲー
トには、24Vの電圧が印加されることとなり、PNP
トランジスタ102のエミッタに印加される電圧とゲー
ト電圧とが同じになるために、PNPトランジスタ10
2は、OFF状態となり、電流が流れない。その結果、
PNPトランジスタ103のゲート電圧が24Vとなり
、PNPトランジスタ103もOFF状態となり、電流
が流れずNANDゲート104の他方入力端子にローレ
ベル信号が入力される。その結果、NANDゲート10
4からはハイレベル信号が持続的に出力され、払出景品
玉数設定回路80に導出される。払出景品玉数設定回路
80は、この持続的C出力されたへ1ルベル信号を検出
し、入賞玉検出器28の異常を判定する。そして、信号
線107を介して景品玉数設定回路80からの信号を受
けた払出制御回路91は、入賞玉検出器28の異常を検
出して遊技不能動化状態にする。また、NANDゲート
104からの持続的なハイレベル信号がローレベル信号
に切り換ることにより、遊技不能動化状態を解除する。
この場合、遊技不能動化状態として、例えば、第6B図
及び第6C図に示すような具体的な動作を行うとよい。
すなわち、入賞玉検出器28に異常状態が生じたときに
は、入賞玉検出器28を通過する入賞玉を検出しない状
態であるため、少なくとも発生した入賞玉がパチンコ遊
技機1の外に排出されないように入賞玉を停止させる必
要がある。このため、本実施例においては、入賞玉検出
器28の直前に出没するストッパ一部材67を配置し、
そのストッパ一部材67を駆動する停止ソレノイド66
を設けている。しかして、入賞玉検出器28が正常な状
態では、第6B図に示すように入賞玉を入賞玉検出器2
8へ導くべく停止ソレノイド66をそのままにし、入賞
玉検出器28からの異常信号が発生した際には、払出制
御回路91から停止ソレノイド66に励磁信号が導出さ
れ、第6C図に示すようにストッパ一部材67を入賞玉
の流下通路に突入させ、発生した入賞玉を入賞玉検出器
27に貯留させるようになっている。これにより、入賞
玉検出器28に異常が生じた場合でも、証拠となる入賞
玉がパチンコ遊技機1の外に排出されることなく貯留さ
れるので、遊技者との間でトラブルが発生することはな
い。ただし、入賞玉の異常状態をそのままにして遊技を
続行することはできないので、異常状態が発生したとき
には、景品玉の払出動作が停止されるようにする必要が
ある。
なお、第6A図に示す回路図じおいては、入賞玉検出器
として入賞玉検出器28を例示したが、他の入賞玉検出
器12a〜12c、10等に異常が生じても同様に入賞
玉の流下を停止させるようにしてもよい。また、異常状
態を伝達する信号線107を払出景品玉数設定回路80
からではなく、遊技制御回路79から導出するように接
続しても良い。この場合には、入賞玉検出器28からの
検出信号も遊技制御回路79に導入されるように接続し
なければならない。
以上、実施例に係るパチンコ遊技機1の玉抜装置の制御
について説明してきたが、この実施例によれば、記憶回
路A−Cに記憶値があるとき、換言すれば、景品玉の払
出動作が行われているときには、例えば、パチンコ遊技
機1が外部から何等かの原因で振動して土俵操作検出器
39がONされたり、あるいは誤操作によって誤って土
俵操作検出器39がONされても、その玉抜信号を無効
として処理するので、土俵処理が行われることがない。
このため、入賞した入賞玉に対応する所定の景品玉を確
実に払出すことができて、遊技者との間でトラブルを生
じることもない。
なお、上記した実施例では、玉抜装置として、景品玉払
出装置40を構成するスプロケット56の逆回転により
玉抜きを行うものを示したが、第11A図ないし第11
C図に示すような従来の玉抜装置とほぼ同じ構成を有す
る玉抜装置に対して上記した制御を通用しても良い。こ
こで、第11A図ないし第11C図について簡単に説明
するとまず、玉抜装置としては、開閉部材110と、該
開閉部材110と係脱するロック部材114と、土俵指
令信号があったときに該ロック部材114を駆動させる
ソレノイド120とから構成されている。開閉部材11
0は、前記カーブ樋33の屈曲部の外周に形成された土
俵穴を開閉するもので、その上部内側を支軸111で揺
動自在に軸支され、その中心部にウェイト112が埋設
されている。このため、開閉部材110は、常にカーブ
樋33の屈曲部を閉塞するように付勢されているまた、
開閉部材110の上部外側には、係合ピン113が突設
されている。一方、開閉部材110の上方であって外側
寄りにロック部材114が支軸115によって回転自在
に軸支されている。
ロック部材114は、支軸115より下方に垂下する垂
下片の先端が鉤状に曲折され、その上面が係合面117
を構成し、その下面が傾斜した当接面118を構成して
いる。また、ロック部材114の支軸115より上方に
は、押圧片119が延設されている。更に、支軸115
には、ロック部材114を常に時計回転方向に付勢する
付勢バネ116が周設されている。
ロック部材116の上方には、ソレノイド120が配置
され、該ソレノイド120のプランジャ121の下端に
押圧板122が固着されている。
しかして、この抑圧板122は、ロック部材144の前
記押圧片119の上方に位置し、ソレノイド120が励
磁されてプランジャ121が下降したときにロック部材
144を反時計方向に回動させるようになっている。
上記した構成からなる玉抜装置においては、まず、通常
の状態においては、第11A図に示すように、開閉部材
110がカーブ樋33の屈曲部に形成された土俵穴を閉
塞した状態となっており、このとき、保合ビン113が
ロック部材114の当接面118に当接しているので、
カーブ樋33を景品玉が流下しても開閉部材110が開
放することはない。このような状態で土俵指令信号が導
出されてソレノイド120が励磁されると、第11B図
に示すようにプランジャ121が下降して押圧板122
が押圧片119を押し下げるので、ロック部材114が
時計方向に回動し、当接面118と係合ビン113との
当接状態が解除され、カーブ樋33内の景品玉の圧力に
より開閉部材110が押圧され、土俵穴が開放する。土
俵穴が開放すると、カーブ樋33より上流側に残留して
いた景品玉が土俵樋59にパチンコ遊技機1の外に排出
される。
上記した土俵指令信号は、第1図に示す土俵操作検出器
39と同等な操作手段から発せられるものであるが、玉
状動作が終了するまで指令信号を導出させ続けてもよい
が、この実施例の場合には、瞬間的に導出されるように
構成されているため、玉状動作が行われている最中にソ
レノイド120の励磁が終了し、プランジャ121が上
昇する。すると、ロック部材114が付勢バネ116の
付勢力により時計方向に復帰するが、このとき、第11
C図に示すように開閉部材110が揺動した状態のまま
であるので、ロック部材114の係合面117と係合ビ
ン113とが係合した状態、すなわち土俵穴を開放した
状態を維持する。したがって、ソレノイド120が瞬間
的に励磁されても玉状動作は、確実に行われる。
一方、すべての景品玉が土俵された後には、再度ソレノ
イド120を瞬間的に励磁してロック部材114を反時
計方向に回動させて係合面117と係合ビン113との
係合状態を解除させると、開閉部材110がウェイト1
12及び自重により土俵穴を閉塞する位置に揺動し、そ
の後、ロック部材114の当接面118と係合ビン11
3とが当接した第11A図に示す状態となる。これによ
り、再度カーブ樋33に景品玉が流下してきても土俵穴
から景品玉が流出することがない。
上記のように構成される1抜装置にあっても、例えば、
景品玉払出動作中に土俵指令信号が導出されても、その
土俵指令信号を無効とするように制御することにより、
玉状動作を行わないようにすることができ、これによっ
て景品玉の払出動作が正確に行われると同時に遊技者と
の間でトラブルが生ずることがない。
以上、実施例について説明してきたが、上記実施例では
、遊技機が稼動中であることを検出する手段として、記
憶回路A−Cに記tj!値があることを検出するものを
示したが、例えば、遊技者が操作ハンドル25を操作し
ていることを検出する検出手段、打球発射装置65が動
作中であることを検出する検出手段、遊技盤2上に発射
された打玉があることを検出する検出手段等であっても
よいまた、景品玉払出装置40の構成もスプロケット5
6を有するものでなく、所定個数の景品玉を収納する収
納ケースを用い、その収納ケースの上下に開閉弁を設け
て所定個数の景品玉を払出す形式の景品玉払出装置であ
ってもよい。
また、土俵指令信号を導出するものとして、パチンコ遊
技機1に設けられる土俵操作検出器39だけでなく、遊
技場の管理室に設けられる管理コンピュータの操作に応
じて土俵指令信号が導出されるように構成されたもので
も良い。
更に、弾球遊技機としてパチンコ遊技機を示したが、要
は、入賞の景品として景品玉が払出される形式の弾球遊
技機であれば、どのような形式の弾球遊技機(例えば、
アレンジ式遊技機)であってもよい。
[発明の効果コ 以上説明したところから明らかなように、この発明に係
る弾球遊技機の土俵制御装置は、弾球遊技機が稼動して
いることを検出する稼動状態検出手段の出力が導出され
ている期間中に玉抜信号が導出されても、その玉抜信号
を無効として処理するように構成されているので、弾球
遊技機の稼動中、すなわち遊技者が遊技している最中に
景品玉の玉状動作が行われることがなく、遊技者との間
でトラブルが発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る景品玉払出装置と工法装置との
関係を示す正面図、第2図は、景品玉払出装置の構造を
示す側方断面図、第3図は、遊技動作を制御する遊技制
御回路基板と景品玉の払出動作を制御する景品玉払出制
御回路基板との関係を示す電気回路のブロック図、第4
図は、景品玉払出制御のうち満タン・玉切れ制御の一例
を示すフロー図、第5図は、景品玉払出制御のうち工法
制御の一例を示すフロー図、第6八図ないし第6C図は
、入賞玉検出器に異常状態が発生したときの動作を説明
するための回路図と動作図、第7図は、実施例に係る工
法装置が適用される弾球遊技機の一例としてのパチンコ
遊技機の正面図、第8図は、パチンコ遊技機の背面図、
第9図は、パチンコ遊技機に設けられる機構板に配置さ
れる遊技制御回路基板と景品玉払出制御回路基板との配
線構造を示す機構板の裏面部分正面図、第10図は、機
構板の前面を示す正面図、第11A図ないし第11C図
は、工法装置の他の実施例を示す側面図である。 1・・パチンコ遊技機(弾球遊技機) 39・・土俵操作検出器(土俵指令信号発生手段) 40・・景品玉払出装置(工法装置を兼用)54・・ス
テッピングモータ(電気的駆動源)87〜89・・記憶
回路(稼動状態検出手段)91・・払出制御回路(工法
信号無効手段)110・・開閉部材(工法装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気的駆動源の駆動により弾球遊技機の裏面に貯留され
    る景品玉を弾球遊技機外に排出する玉抜装置と、 該玉抜装置の電気的駆動源を駆動すべき玉抜信号を発生
    する玉抜信号発生手段と、 前記弾球遊技機が稼動していることを検出する稼動状態
    検出手段と、 該稼動状態検出手段の出力が導出されている期間中に前
    記玉抜信号発生手段からの玉抜信号があったときに該玉
    抜信号を無効とする玉抜信号無効手段と、を備えた弾球
    遊技機の玉抜制御装置。
JP8968090A 1990-04-03 1990-04-03 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP2908832B2 (ja)

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