JP2006262970A - 球払出装置の球抜き機構及びパチンコ遊技機 - Google Patents

球払出装置の球抜き機構及びパチンコ遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】
球払出通路と球抜き通路とを手動により切り替え許容する手動の切替機構を備えることにより、多数個のスイッチやソレノイド等の電気的な切替制御を要しなくなり、さらに小型化した球抜き構造を構築することができる球払出装置の球抜き機構及びパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】
環状通路の一方には、回転体の回転に基づいて球を回転送りする球払出通路を設け、該環状通路の他方には、前記球払出通路の通路壁と隔てて前記送り爪の回転軌跡より大径の環状位置に沿って球を通過させる球抜き通路とを設け、前記環状通路の球払出通路と球抜き通路との分岐位置に配設される流路切替機構と、ケーシングの外側に配設され、手動により前記流路切替機構を球払出通路側と球抜き通路側とに切替操作させる手動操作部とを備えて球払出装置の球抜き機構を構成する。
【選択図】 図16

Description

この発明は、例えばパチンコ遊技機の入賞球もしくは貸球の払い出しに用いられるような球払出装置に関し、さらに詳しくは貯留タンクに貯留されている多数の貯留球を安定して外部に回収する球払出装置の球抜き機構及びパチンコ遊技機に関する。
以下、パチンコ遊技機を例にとって説明する。
一般に、パチンコ遊技機は、パチンコ球(以下、球と称す)を遊技媒体として、パチンコ遊技機の背面側からパチンコ遊技機の前面側に球を供給している。この球の供給に際しては、パチンコ遊技機の背面側上部に多数個の球を貯留する貯留タンク(景品球タンク)を設置し、この貯留タンク内へは上方の図示しない補給機構から球を補給させて貯留し、この貯留タンクに貯留した球を払出要請に応じて下方に払い出すようにしている。この球が払い出される過程としては、貯留タンクから球を整列させて安定して流下させる球整列装置を通過させて球払出装置(入賞球処理装置)に導き、ここで払出指令された球数を払い出して、パチンコ遊技機の前面下部に位置する上皿又は下皿に払い出している。
ところで、パチンコ遊技機には球払出動作とは別に、特許文献1にも開示されているように、貯留タンクに貯留されている球を一気にパチンコ遊技機の外部に排出(回収)して貯留タンクを空にする球抜き機構が内部構成されている。この球抜きの目的は、パチンコ遊技機の出荷検査時、遊技ホール内でのパチンコ遊技機の移動、もしくは廃棄などのために貯留タンクから球を抜いて該貯留タンクを空にするものである。
前記球抜き機構は、例えばリンク機構を使用して通路を開放させる機械的な開閉構造、あるいはソレノイド等を使用して通路を開放させる電気的な開閉構造が用いられている。これにより、通路を開放させるだけで球を自重によって自然に下方の球抜き通路へと導いている。
しかしながら、このような球抜き機構では、動きの大きいリンク機構等の機械的な部品やソレノイド等の電気的な部品を要して大型化し、パチンコ遊技機の背面側に取付ける場合に、その背面側の配置スペースを大きく占有する傾向にあり、パチンコ遊技機の背面側のスペースをさらに狭めてしまう。
近年、パチンコ遊技機の背面側では遊技性能を高めるために図柄表示装置等の大型化や他の部品の増設などが図られている。ところが、パチンコ遊技機の背面側に備えられる球抜き機構が大型化すると、これに伴いパチンコ遊技機の背面側での取付けスペースに制約を受けて図柄表示装置の大型化が困難になる。
このほか、特許文献2及び特許文献3に開示されている球抜き機構では、球抜き動作を可能にするために組込まれる多数個のスイッチ及びソレノイド等の電気的に開閉制御する球抜き機構が使用されている。ところが、この場合はスイッチやソレノイドなどを要して高価なものになってしまうほか、通電状態でないと球抜きが実施できないという不便が生じていた。例えば、停電発生時には球抜きができず、さらに球抜き中に何らかの要因で球払出動作に切り替わってしまうおそれがあり、信頼性に乏しい不安定な問題を有する球抜き機構であった。
特許第3604633号 特開平5−154244号 実公平6−3656号
そこでこの発明は、球払出通路と球抜き通路とを手動により切り替える切替機構を備えることにより、多数個のスイッチやソレノイド等の電気的な制御を要しなくなり、さらに球抜き構造を小型化して構築することができる球払出装置の球抜き機構及びパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、モータの駆動に基づいて回転し、外周面に送り爪を有する回転体と、該回転体の外周面に沿う通路壁を備えたケーシングにより環状通路を形成し、該環状通路の一方の回転方向に沿う側を球払出通路に設定し、他方の回転方向に沿う側を球抜き通路に設定し、該環状通路に導かれた球を、一方の下端に開口する球払出口に通じる球払出通路側と、他方の下端に開口する球抜き口に通じる球抜き通路側とに振分ける流路切替機構を備えた球払出装置であって、前記環状通路の一方には、回転体の回転に基づいて球を回転送りする球払出通路を設け、該環状通路の他方には、前記球払出通路の通路壁と隔てて前記送り爪の回転軌跡より大径の環状位置に沿って球を通過させる球抜き通路とを設け、前記環状通路の球払出通路と球抜き通路との分岐位置に配設される流路切替機構と、前記ケーシングの外側に配設され、手動により前記流路切替機構を球払出通路側と球抜き通路側とに切替操作させる手動操作部とを備えた球払出装置の球抜き機構であることを特徴とする。
この発明によると、球払出通路と球抜き通路とを環状通路の一方と他方とに、ほぼ半周ずつに分けて構成し、しかも一方を小径に他方を大径に区分して、径方向に異径通路を独立させて設けているため、通路を切替えて使用する場合にあっても互いの通路に支障を及ぼさず、環状通路の両方を有効に使用することができる。
そして、係員が手動操作部を手動操作すれば、球払出装置の内部に組込まれた流路切替機構を球払出通路か球抜き通路かの何れかに切替操作することができる。従って、高価なスイッチやソレノイド等の電気的な部品を省略できるので安価に構成することができる。又、電気的な制御が不要になるため通電状態でなくても球抜き動作を終始安定して実行することができる。例えば、不測に停電等が発生しても、球抜き動作が停止されることがなく、球抜き状態を継続することができる。又、球抜き状態から球払出状態に切り替ったり、逆に球払出状態から球抜き状態に切り替ったりするなどの不安定に動作するおそれもなくなり、電気による影響を受けない安定した球抜き動作を確保することができる。
この発明の別の構成の流路切替機構では、前記手動操作部を一方に操作したとき、前記球抜き通路への球の流れを規制する位置に移動させ、前記手動操作部を他方に操作したとき、前記球抜き通路への球の流れを規制解除する位置に移動させる移動部材を設けたことを特徴とする。
この発明によると、手動操作部の動きに応じて移動部材を一方か他方に移動させることができるので、この移動部材の動きに応じて球の流下方向を球払出通路か球抜き通路に流れるように移動させて切り替えることができる。このため、移動部材を移動操作させるだけの簡単な構成で切替構造を構築することができる。従って、球払出装置を小さく構成でき、遊技機の盤面裏側では小スペースしか占有しないため、図柄表示装置などを大型化して設置することが可能になる。
この発明の別の構成の流路切替機構では、前記移動部材と、前記移動部材が一方に移動したとき、該移動部材の動きに連動して球抜き通路の環状連通口を閉鎖し、前記移動部材が他方に移動したとき、該移動部材の動きに連動して球抜き通路の環状連通口を開放許容する流路切替レバーとを組合せて構成することができる。
この発明によると、球払出通路と球抜き通路との分岐位置に流路切替レバーを配設し、この流路切替レバーの動きを前記移動部材の動きに連動させれば、移動部材の動きによって、この流路切替レバーを球払出通路か球抜き通路に切り替えることができる。
例えば、移動部材を一方に移動させたときは、流路切替レバーを該移動部材によって一方の通路だけが有効になるように位置規制し、移動部材を他方に移動させたときは、流路切替レバーを該移動部材によって他方の通路だけが有効になるように位置規制を解除して両通路を簡単に切り替えることができる。
この発明の別の構成では、前記移動部材の停止に際して、該移動部材を球抜き通路開放位置と球抜き通路閉鎖位置とで位置決めする位置決め手段を備えて構成することができる。
この発明によると、移動部材を一方か他方に移動させたときの移動位置を位置決めすれば、移動部材は不用意に動くことがなくなり、切り替えられた通路の位置を安定して維持する。このため、何らかの要因で通路が切り替わるおそれもなくなり、信頼性の高い安定した切替性能を確保できる。
この発明の別の構成の位置決め手段では、移動部材と該移動部材を摺動支持する摺動ガイド部との摺動面間の一方に移動した球抜き通路開放位置と他方に移動した球抜き通路閉鎖位置との各対向面を位置決め用に凹凸対応させて設け、該凹凸対応する対向面の少なくとも一方を他方に対して押圧付勢させる弾性対応部を設けて構成することができる。
この発明によると、通路を切り替えるために移動させる移動部材の一方と他方との定められた位置において、互いに対向する移動部材と摺動ガイド部との摺動面間の定められた位置においてのみ凹凸対応する。従って、移動部材が摺動ガイド部に摺接して移動したとき、定められた位置で凹凸対応して位置決めされる。このとき、凹凸対応する一方、又は双方の弾性対応部によって、摺動面間は常に弾性対応させた支持状態にあるため、球抜き中に何らかの要因で球払出通路へ切り替わることはなく、安定して球抜きをすることができる。このように少なくとも一方を弾性対応部に設けて弾性対応させれば、弾性力が働いて凹凸対応部での嵌合作用が高まり、位置決めが正確になる。この結果、より一層安定した位置決めが得られ、又係員による位置決め時の操作感触も明確に得られる。
このように構成された球払出装置の球抜き機構をパチンコ遊技機に組込めば、球抜き動作が安定するだけでなく、小型で安価な球抜き機構を備えたパチンコ遊技機を構築できる。
この発明によれば、手動操作に連動して球抜きする球抜き機構を設けることにより、電気的な制御を要せずに通路を切り替えることができるため、球抜き中に停電等によって不測に電断されても球抜き動作に影響を受けず、安定した球抜き動作が得られる。又、小型に内部構成できるため、球払出装置が大型化せず、パチンコ遊技機の盤面裏側等にコンパクトに取付けることができる。ことに、高価なスイッチやソレノイド等の電気的な部品を省略して構成できるので安価になり、電気による影響を受けない安定した球抜き動作を確保することができる。
この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1はパチンコ遊技機の遊技台11の盤面裏側を示し、この遊技台11の盤面裏側の上隅部には球の貯留機能を備えた貯留タンク一体型球払出装置12を配設し、盤面裏側の中央部には大型の表示装置や制御部等を備えた基板部13を配設している。さらに、貯留タンク一体型球払出装置12の上面開口部と対向する上方には図示しない補給シュートが対設され、この補給シュートを介して貯留タンク一体型球払出装置12に上方から球が補給される。又、貯留タンク一体型球払出装置12の下方には払出通路14が接続され、この払出通路14を通して球は遊技台11の前面下部に位置する受皿へと払い出される。
前記貯留タンク一体型球払出装置12は、図2にも示すように、横型に設置される貯留タンク15と縦型に設置される球払出装置16とを着脱可能にして逆L型状に一体に接続している。そして、横長の貯留タンク15の下流側端部に球払出装置16の上端部を連結することにより、双方を一体化したコンパクトな単体構成をとっている。
さらに、貯留タンク一体型球払出装置12は、貯留タンク15を最上流位置とし、その下流側に球整列用の天板17及び球崩し機構18と、球止め用の球通過規制機構19と、球払出装置16とをこの順に接続している。さらに、球払出装置16の取付け面側には縦長の連結フレーム20を取付け、この連結フレーム20を介して該貯留タンク一体型球払出装置12は遊技台11の盤面裏側に固定設置される。
この場合は、貯留タンク一体型球払出装置12は遊技台11の上隅の逆L型状と同じ逆L型状を有しているため、上隅に沿って配設することができ、盤面裏側では無駄なスペースがなく効率よく配設することができる。又、取付けに際しても貯留タンク一体型球払出装置12を単一の部品として扱えるため簡単に取付けることができる。
次に、球払出装置16について具体的に説明する。
図3及び図4に球払出装置16の外観を表し、図5及び図6に球払出装置16の内部構造を表している。この球払出装置16の内部構造は回転体(スプロケットホイール)31と、駆動モータMと、球有無検知センサS1と、球計数センサS2と、前記回転体31の回転位置を確認する回転位置検知センサS3と、これらを両側より覆って内蔵する左ケーシング32と、右ケーシング33と、前記左右のケーシング32,33の中間に介在させる通路仕切板34とから構成される。
前記左右のケーシング32,33は球払出装置16の各構成部材を支持する支持壁32A,33Aとしての役割と、内部で球の通路を構成する通路壁32B,33Bとしての役割を持たせている。このうち、通路壁32Bの上部には左右の待機通路35a,35bを、下部には左右対称のほぼ同構造の左右の環状通路36a,36bを形成し、これらの通路35a,35b、36a,36bを上下にそれぞれ連通させて配設している。
そして、待機通路35a,35bの各上端開口部を球供給口37とし、下端開口部を環状連通口36cとして下方の環状通路36a,36bの真上に開口する入口部分として接続している。一方、左右の環状通路36a,36bは真上に開口する各環状連通口36cを入口とし、下端一側に開口する各球払出口38を出口としている。この場合、前記球供給口37、球払出口38などの左右一対に構成される部分については、同一の符号を記して省略する。
前記左ケーシング32と右ケーシング33とは左右に分割し、双方をビス止めして一体に構成するとともに、その左右の外側面を、図4に示すように、それぞれ垂直壁F1,F2に設けている。これにより、シンプルな単体になり、さらに球払出装置を取付ける場合に、外側の垂直壁F2を取付け壁面に対して取付けることができる。このため、無駄な取付け空間がなくなり、取付け性が向上する。
上述の回転体31は筒状体を有し、この筒状体の外周面の軸方向両側には、球を1個ずつ区切って回転送りするための送り爪39を周方向に等分配設してなる2連の並列する送り部を有している。該2連の並列する送り部の送り爪39は半ピッチずらして左右から1個ずつの送り出しが得られるように形成している。
さらに、左右の送り爪39,39間の連結壁の外周面には、該スプロケット回転用の中間ギアG1を形成している。この回転体31の内周面の環状方向には、等分して切り欠き形成された回転位置検知用のスリット40を配設している。さらに、回転体31の両端面には、その軸心部より外向きに突出する筒状軸31a,31bを突設し、これらの筒状軸31a,31bに軸受ブッシュ41,42をそれぞれ嵌合させた状態で、片方は左ケーシング32の軸支孔32aに挿通し、もう一方は右ケーシング33の軸支孔33aに挿通して回転体31を回転自由に軸支している。
この回転体31への動力伝達には駆動モータMの主軸に連結された駆動プーリ43から駆動ベルト44を介して該回転体31に動力伝達するための従動プーリ45をモータブラケット46に軸支させて、左右のケーシング32,33間に配設している。そして、この従動プーリ45の他端の外周面には従動ギアG2を形成しており、該従動ギアG2と回転体31の中間ギアG1とを噛合させた状態で駆動モータMを駆動することにより、回転体31は回転される。前記モータブラケット46は通路仕切板34に一体に固定され、このモータブラケット46に駆動モータMを固定設置し、さらに該モータブラケット46に前記従動プーリ45を、小径の軸受ブッシュ47を介して軸支している。
前記両ケーシング32,33の外側面上部の一部と下部の側面には、後述する環状通路からの異物排除用に開口した排除口32b,33bを有している。これらの排除口32b,33bを設けることにより環状通路内の異物は排除口32b,33bより落下して排除される。
一方、左右のケーシング32,33の間には、前記駆動モータM及び回転体31を介在させるとともに、両側に並列する縦向きの通路を左右に仕切って両通路を形成するための通路仕切板34を介在させた状態で連結している。
前記駆動モータMは左右のケーシング32,33の間の下部に、該駆動モータMの軸方向を回転体31の軸方向と同軸方向に揃えて配設し、前記左ケーシング32の下部に該駆動モータ介在用に円形状に開口した中空部32cを有し、この中空部32cに駆動モータMを収納させている。
これにより、左右のケーシング32,33間に駆動モータMと動力伝達部品の軸方向が揃えられて配置されることになり、球払出装置16の軸方向(幅方向)を短縮して薄型化を図ることができる。同様に回転体31と駆動モータMを上下位置に分けて左右のケーシング32,33内に収納することにより、球払出装置16の薄型化を図ることができる。
この場合、回転体31は、図7にも示すように、両側に送り爪39を有し、その間に中間ギアG1を有しているため、単一の部品でありながら2列の球送り機能と動力伝達機能との両機能を持たせることができ、左右のケーシング32,33の間に効率よく内蔵することができる。特に、中間ギアG1はスプロケット幅方向の中央に位置するため、駆動モータM、駆動プーリ43、駆動ベルト44、従動プーリ45、従動ギアG2等の動力伝達部品の軸方向長さを該回転体31の中央寄りに寄せて配置することが可能になり、この回転体31の幅内に納まるように内蔵することが可能になる。このため、球払出装置16の左右に並列する2通路を構成しても、幅方向のスペースを大きくとらず、該球払出装置16の幅方向を短縮することができ、取付けスペースが制限された小スペースへの取付けに適した薄型化を図ることができる。
この左ケーシング32の上方の内側面とこれに対向する通路仕切板34の上方の対向面との間、右ケーシング33の上方の内側面とこれに対向する通路仕切板34の上方の対向面間に、後述する上方の球供給口37から下方の環状通路36a,36bまでを並列して結ぶ待機通路35a,35bを構成している。
前記待機通路35a,35bは、図8に示す側面方向からの内部構造と、図9を縦断した図10及び図11に示す正面方向からの内部構造にも示すように、上流側の方向変換通路48と、下流側の球流下圧制限通路49とを上下に接続して形成している。先ず、方向変換通路48は左右のケーシング32,33の上部に並列して開口する球供給口37を有し、この球供給口37が上流側に対応して接続される。この接続した並列通路の下方の方向変換に際しては、前後に並列する一方の縦通路を基準に他方の縦通路だけを横並び位置に90度ひねって並列させればよい。
これにより、両縦通路は縦並び位置から横並び位置に向きを変えて揃えられる。そして、この球供給口37の下方に、前後2列に流下してきた球Pを左右2列の向きに方向変換させる。この方向変換通路48を設けることによって、下方に並列する環状通路36a,36bとを同並列方向に揃えることができるため、並列する両通路の向きを省スペース化に適した向きに対応させることができる。
下流側の球流下圧制限通路49は前記上流側の方向変換通路48に続く斜め下方に形成され、球Pの流下による球圧を逆くの字形の屈曲部により軽減させる通路に形成している。これにより、上流側から流下してきた球Pは球流下圧制限通路49を通過するときに、屈曲部による方向変換作用を受けながら通過し、これに基づいて球Pは流下に適した球圧に制限されて流下することになる。この結果、後段の下方に続く環状通路36a,36bへは払い出しに適した球圧に調整されて供給される。
さらに、待機通路35a,35bの通路長さは縦方向及び斜め方向の通路内に予め設定された払出個数を貯留待機させる通路長さを有している。このため、予め纏まった球数を待機通路に貯留待機させることができるため、球払出時に環状通路36a,36bに供給される球Pが途切れることがなく、纏まった払出個数を直ちに供給することができる。このため、球Pの供給が滞らない安定した払出しができる。
前記環状通路36a,36bは、待機通路35a,35bの下方に同並列方向に揃えて接続され、左右のケーシング32,33の中央高さ位置の内周面の通路壁32B,33Bと回転体31の外周面との間に形成される環状対向面間の通路空間であり、ここに導かれた球Pを1個ずつ送り爪39で回転送りする環状の通路を構成している。
前記環状通路36a,36bの半周を球払出通路36d(図14参照)として使用している。そして、環状通路36a,36bに導かれた球Pは1個ずつ回転体31の回転に伴って下方に回転送りされるため、供給された球Pを途切れることなく連続的に払出動作する。
前記待機通路35a,35bの上面に開口する入口の球供給口37には球Pの通過を検知する有接点スイッチを用いた球有無検知センサS1を配設し、ここで球払出装置16に球Pが供給されたことを検知する。
前記球払出通路36dは、終端部として開口する出口の球払出口38に接続され、該球払出口38の通路部分には近接センサを用いた球計数センサS2を配設し、球払出通路36dを流下して球Pが払い出されたとき、この球計数センサS2が払い出された球Pを検知して計数する。
さらに、左ケーシング32の外面には、該左ケーシング32の下方に開口した側面開口部50より内方に臨ませて、回転体31上のスリット40を検知する回転位置検知センサS3を、センサ固定金具51を介して配設している。この回転位置検知センサS3により回転体31と一体に回転する前記スリット40の検知数から回転体31の回転位置を検知する。
前記球払出通路36dと対向する反対側の半周の位置には球抜き通路36eを形成している。この球抜き通路36eは、環状通路36a,36bの頂部に相当する環状連通口36cの位置から下方に開口する球抜き口52までの間を接続しており、貯留タンク15に貯留されている球Pを、係員が回収球として回収して貯留タンクを空にするときに利用される。
この場合、該球抜き通路36eは環状通路36a,36bの外周壁面上に半周の通路として、前記球払出通路36dとは反対側に形成され、該球抜き通路36eの上部では回転体31の外周壁面に沿って球Pが送り爪39に接触しない滑らかな半円周の通路であり、下部では下方の球抜き口52に接続される直管状の通路である。このため、送り爪39との接触を避けて、球抜き時に流下する球Pの流下抵抗を小さくしている。
又、左右のケーシング32,33内に前記球払出通路36dと、球抜き通路36eとを環状の一方と他方に効率よく分けて設けることができるため、球抜き通路専用の新たなスペースが不要になる。
ところで、回転体31の回転力を受けて回転送りされる球Pは周方向に終始動力伝達されて払い出されるため、回転体31を高速回転すれば、球Pを高速に払い出すことができる。さらに、前記球払出通路36dには球計数センサS2を配設しているため、回転送りを受けなくなった払出完了直後の球Pを球計数センサS2が検知することになり、速いタイミングで検知できる。
又、上方の球供給口37に球有無検知センサS1を配設することによって供給された球Pの有無を検知できるため、球Pが無いことを検知した場合は、球切れや球詰りの発生と検知して空取り込みを防止することができる。従って、このときは球Pの供給動作や払い出しを規制することができる。そして、これらの両センサS1,S2を備えることによって、球Pの供給と払い出しとの両検知信号から球払出装置16での球Pの流れを正確に管理することができる。
前記球計数センサS2は環状の穴内に球Pを通過させて球Pの通過を検知する環状の開口部を有し、該球計数センサS2を、並列して球Pを流下させる球払出通路36dのそれぞれに並列して左右に配設している。この場合、2つの環状の球計数センサS2が互いに隣接する中央寄りの環状部分を段違いに重合させて配設することによって、両球計数センサS2の配設位置を中央寄りに配置させることができ、左右のケーシング32,33の幅方向外面に突出しないように配置構成することができる。
ところで、前記待機通路35a,35bと環状通路36a,36bとの接続位置に相当する環状連通口36cには、球払出通路36dと球抜き通路36eの流路を切り替える流路切替機構53を設けている。この流路切替機構53は、流路切替用の手動操作レバー54と、流路切替ブロック55と、流路切替レバー56とから構成される。
前記手動操作レバー54は両端部に丸みを持たせた菱形状を有し、この菱形状の中央部を取付ネジ57にて左ケーシング32の外壁面(垂直壁F1)に沿わせて回動可能に軸支している。この取付ネジ57を回動支点とする該手動操作レバー54は、図12(A)に示すように、垂直壁F1に沿う一方に少し回動させたとき、後述する内部の流路を一方に切り替える。又、図12(B)に示すように、垂直壁F1に沿う他方に少し回動させたとき、後述する内部の流路を他方に切り替える。
この手動操作レバー54の回動量は、左ケーシング32の外面の上下位置に突設させた上下のストッパピン58a,58b間に前記手動操作レバー54の一端部を介在させ、この一端部の上面又は下面の一方が回動時に上下のストッパピン58a又は58bのどちらか一方に当接されて、該手動操作レバー54の回動量が規制される。さらに、手動操作レバー54の一端には、後述する流路切替ブロック55のピン55aを係合させるピン係合孔54aを開口している。
上述の流路切替ブロック55は、図13にも示すように、箱型状を有する一側面にピン55aを突設し、該ピン55aを右ケーシング33の縦長貫通孔60に内部から外部に向けて貫通させ、この外部へと貫通させたピン55aを前記手動操作レバー54のピン係合孔54aに係合させている。
一方、該流路切替ブロック55を摺動させる構造は、図14及び図15にも示すように、左ケーシング32の内面に、前記流路切替ブロック55を上下方向に摺動許容する縦長の摺動空間61を有し、ここに流路切替ブロック55を収納させて上下方向に一定のストロークで往復させる摺動支持構造を有している。
この場合、流路切替ブロック55は、遊技台の盤面裏側から見て盤面に近い側(後面)と遠い(前面)側の各々に対向する外面を上下方向に摺動させる摺動ガイド面に設定し、前後の外面と対応する前記摺動空間61の前後の内面を摺動ガイド部62に設定して、該流路切替ブロック55の上下方向の摺動を許容している。
さらに、流路切替ブロック55と摺動ガイド部62とが摺接する前面側にあっては、流路切替ブロック55の前面に、前後方向に進退許容する凸状の弾性対応片63を片持ち支持して設け、該弾性対応片63と対応する前面側の摺動ガイド部62の上下位置には、弾性対応片63と凹部対応して位置決めする上位置決め凹部64と、下位置決め凹部65とを有している。
この場合、弾性対応片63は先端を半円形に突出させ、この弾性対応片63の半円形部と上下いずれかの位置決め凹部64,65とを凹凸対応させることにより、摺動過程で位置決めするものである。このため、流路切替ブロック55は該流路切替ブロック55の弾性対応片63が上下何れかの位置決め凹部64,65のどちらか一方に対応して嵌合することになる。
前記流路切替レバー56は、左右のケーシング32,33間に横架されたレバーシャフト59によって回動自由に軸支され、このレバーシャフト59に吊支された状態で、上方の待機通路35a,35bと下方の環状通路36a,36bとが上下に接続対応する環状連通口36cの位置に介在させている。
前記上方の待機通路35a,35bと下方の環状通路36a,36bとの接続部分は、待機通路35a,35bの下流側が斜め下方に傾斜しているのに対し、環状通路36a,36bの球払出通路36dはその真下に該球払出通路36dの頂部が対応して接続される(図8参照)。従って、その上下の両通路を接続させるには方向変換が必要であり、その通路接続部分に方向変換用の流路切替レバー56を配設している。この流路切替レバー56により、球Pは該流路切替レバー56によって斜め上方から真下向きに流下ガイドされて球払出通路36dへと導かれる。
通常の球払出時(図14及び図15参照)では、流路切替ブロック55を下動させた位置で流路切替ブロック55の下端前面側の当接面55bが流路切替レバー56の中央部に当接して、該流路切替レバー56の向きを球払出方向の向きにして回動を規制している。つまり、流路切替レバー56は球Pを斜め上方から真下の球払出通路36dにガイドするのに適した90度下向きに方向変換させる位置に当接されている。又、該流路切替レバー56の形状は球Pの流れを円滑にするのに適した円弧形のガイド面56aに湾曲形成している。
一方、上方の待機通路35a,35bと下方の球抜き通路36eとの接続部分は、待機通路35a,35bの下流側が斜め下向きに傾斜する傾斜方向と同方向に球抜き通路36eの頂部が対応して接続される。つまり、流路切替レバー56が存在しなければ、前記待機通路35a,35bの下流側の斜め下向きの方向とほぼ同方向の球抜き通路36eが直線的に接続対応して球抜きできることになる。従って、この接続部分に位置する流路切替レバー56を球Pの流下圧によって退避可能な回動自由な状態に切り替えれば、流路切替レバー56の位置規制作用が解除されることになり、上方の待機通路35a,35bから斜め下方に流下してきた球Pは、該球Pの自重により流路切替レバー56を上方に押し退け(図17参照)ながら斜め下方に流下して球抜き通路36eへと導かれる。
それゆえ、球抜き時は、図16及び図17に示すように、流路切替ブロック55を上動退避させるだけでよい。これにより、流路切替ブロック55の下端背面側の当接面55aも上動退避して流路切替レバー56は回動規制が解除されて自由状態になる。この結果、上方の待機通路35a,35bから供給された球Pは自重により、そのまま斜め下方に直進して球抜き通路36eに至り、該球抜き通路36eを流下して球抜きが開始される。図中、66は中継基板、67は補助カバーである。
このように構成された貯留タンク一体型球払出装置12における球Pの払出処理動作を次に説明する。
遊技台11の盤面裏側の上部に設置された貯留タンク一体型球払出装置12の貯留タンク15には、多数個の球Pが払出待機された状態に貯留されている。この待機状態から、今、パチンコ遊技機の全体を制御する図示しないメイン制御部から球Pの払出信号が入力されて駆動モータM及び回転体31が正転駆動(時計方向に回転)されると、この駆動に基づいて貯留タンク15内の球Pは順に下方へと流下する。この流下過程で球Pは自重により転動して2列に整列されながら流下し、下流側の球払出装置16へと導かれる。
この球払出装置16では供給された球Pを回転体31の正転送り動作により球払出通路36d側に導く。これにより、球Pは連続的に降下して定められた球数が払い出される。そして、払い出された球Pは遊技台前面側の上皿へと払い出される。
通常、この球払出時では、図14及び図15に示すように、係員が予め手動操作レバー54を反時計方向に回動して、流路切替ブロック55を下方へ移動させている。このとき、流路切替ブロック55の位置決めは該流路切替ブロック55の弾性対応片63が左ケーシング32の前面の下位置決め凹部65に嵌合して位置決めされるものであり、球抜き通路36eから球払出通路36dに切り替えるときは、流路切替ブロック55の弾性対応片63が左ケーシング32の前面の摺動ガイド部62に摺接し、この摺接過程では弾性対応片63は内側に弾性変位し、下位置決め凹部65に対応したとき、外側に弾性復帰して嵌合して位置決め完了し、球払出通路36dを確立した状態になる。又、流路切替ブロック55が下方へ移動することによって、流路切替レバー56は流路切替ブロック55の当接面55bに当接して下向きに流下ガイドする状態になり、球Pの通過経路が球払出通路36dへと切り替わることになる。これにより、上流の待機通路35a,35bから流下してきた球Pを球払出通路36dへと誘導して回転体31により回転送りさせる。
次に、貯留タンク一体型球払出装置12内に保有されている多数個の球Pを球抜きする場合は、図16及び図17に示すように、逆に係員が手動操作レバー54を時計方向に回動することで、流路切替ブロック55の弾性対応片63が下位置決め凹部65と外れて、該流路切替ブロック55が上方へ移動する。
このとき、流路切替ブロック55の位置決めは該流路切替ブロック55の弾性対応片63が左ケーシング32の前面の摺動ガイド部62に摺接することによって内側に弾性変位し、左ケーシング32に有する上側の上位置決め凹部64に対応したとき、弾性対応片63は外側に弾性復帰して嵌合する。これにより、位置決めは完了し、球抜き通路36eを確立した状態になる。
このように、流路切替ブロック55を上方へスライド移動させることによって、流路切替レバー56は流路切替ブロックの当接面55bとの当接が外れて、流路切替レバー56を回動自由にさせる。この結果、上方の待機通路35a,35bから斜め下向きに流下してきた球Pは、その自重によって流路切替レバー56を押し退けながら同斜め下向きの方向に直進して通過するので球Pの流下方向が球抜き通路36eへと切り替わり、待機通路35a,35bから流下してきた球Pを球抜き通路36eへと誘導する。
この場合、球抜き通路36eに導かれた球Pは、送り爪39による駆動力は受けず、筒状の通路内を降下し、自重によって球抜き通路36eを降下して球抜きされる。このため、停電等による電気的な影響を受けず、安定して球抜きされる。そして、この球抜き通路36eから降下した球は、下方に接続されている図示しない球抜き用の回収通路から遊技台11の盤面裏側に接続されている図示しない球回収通路へと導かれる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の移動部材は、実施例の流路切替ブロック55に対応するも、この発明は請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、流路切替レバー56にマイクロスイッチなどを設け、流路切替レバー56による球通路切替状態を確認することによって、球払出時に、誤って球抜き通路36eに切り替えられて球抜きされないように監視させるようにして構成してもよい。
貯留タンク一体型球払出装置を備えた遊技台の盤面裏側を示す要部背面図。 貯留タンク一体型球払出装置を示す外観斜視図。 球払出装置を示す外観斜視図。 球払出装置を示す正面図。 球払出装置の正面側から見た分解斜視図。 球払出装置の背面側から見た分解斜視図。 回転体の動力伝達状態を示す外観斜視図。 球払出装置の通路構造を示す縦断側面図。 球払出装置の側面図。 図9のA−A線矢視断面図。 球払出装置の要部拡大縦断正面図。 手動操作レバーを一方と他方に回動操作した状態を示す斜視図。 流路切替ブロックの外観斜視図。 球払出装置の球払出状態を示す縦断側面図。 球払出時の流路切替レバーの動作状態を示す要部拡大縦断側面図。 球払出装置の球抜き状態を示す縦断側面図。 球抜き時の流路切替レバーの動作状態を示す要部拡大縦断側面図。
符号の説明
11…遊技台
16…球払出装置
36d…球払出通路
36e…球抜き通路
53…流路切替機構
54…手動操作レバー
55…流路切替ブロック
56…流路切替レバー
62…摺動ガイド部
63…弾性対応片
64…上位置決め凹部
65…下位置決め凹部

Claims (6)

  1. モータの駆動に基づいて回転し、外周面に送り爪を有する回転体と、該回転体の外周面に沿う通路壁を備えたケーシングにより環状通路を形成し、該環状通路の一方の回転方向に沿う側を球払出通路に設定し、他方の回転方向に沿う側を球抜き通路に設定し、該環状通路に導かれた球を、一方の下端に開口する球払出口に通じる球払出通路側と、他方の下端に開口する球抜き口に通じる球抜き通路側とに振分ける流路切替機構を備えた球払出装置であって、
    前記環状通路の一方には、回転体の回転に基づいて球を回転送りする球払出通路を設け、該環状通路の他方には、前記球払出通路の通路壁と隔てて前記送り爪の回転軌跡より大径の環状位置に沿って球を通過させる球抜き通路とを設け、
    前記環状通路の球払出通路と球抜き通路との分岐位置に配設される流路切替機構と、
    前記ケーシングの外側に配設され、手動により前記流路切替機構を球払出通路側と球抜き通路側とに切替操作させる手動操作部と、
    を備えた球払出装置の球抜き機構。
  2. 前記流路切替機構は、前記手動操作部を一方に操作したとき、前記球抜き通路への球の流れを規制する位置に移動させ、前記手動操作部を他方に操作したとき、前記球抜き通路への球の流れを規制解除する位置に移動させる移動部材を設けた
    請求項1に記載の球払出装置の球抜き機構。
  3. 前記流路切替機構は、前記移動部材と、
    前記移動部材が一方に移動したとき、該移動部材の動きに連動して球抜き通路の環状連通口を閉鎖し、前記移動部材が他方に移動したとき、該移動部材の動きに連動して球抜き通路の環状連通口を開放許容する流路切替レバーとを組合せて構成した
    請求項1又は2に記載の球払出装置の球抜き機構。
  4. 前記移動部材を球抜き通路開放位置と球抜き通路閉鎖位置とで位置決めする位置決め手段を備えた
    請求項1〜3に記載の何れかの球払出装置の球抜き機構。
  5. 前記位置決め手段は、移動部材と該移動部材を摺動支持する摺動ガイド部との摺動面間の一方に移動した球抜き通路開放位置と他方に移動した球抜き通路閉鎖位置との各対向面を位置決め用に凹凸対応させて設け、該凹凸対応する対向面の少なくとも一方を他方に対して押圧付勢させる弾性対応部を設けた
    請求項4記載の球払出装置の球抜き機構。
  6. 請求項1〜5に記載の何れかの球払出装置の球抜き機構を備えたパチンコ遊技機。

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