JPH0328495Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328495Y2 JPH0328495Y2 JP1983193000U JP19300083U JPH0328495Y2 JP H0328495 Y2 JPH0328495 Y2 JP H0328495Y2 JP 1983193000 U JP1983193000 U JP 1983193000U JP 19300083 U JP19300083 U JP 19300083U JP H0328495 Y2 JPH0328495 Y2 JP H0328495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- set bolt
- tap
- transformer
- operating handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は無電圧タツプ切換器に関し、特に変
圧器の励磁状態でのタツプ切換操作を末然に防止
する無電圧タツプ切換器に関するものである。
圧器の励磁状態でのタツプ切換操作を末然に防止
する無電圧タツプ切換器に関するものである。
無電圧タツプ切換器は、変圧器が無励磁の状態
にあることを確認して、タツプ切換操作をするこ
とが基本である。従つて、誤つて変圧器が励磁の
状態のままタツプ切換操作を行なうと、変圧器の
事故を招くことがある。そこでこういつた誤操作
を防ぐため電気的にインタロツクする方法が一般
に用いられている。
にあることを確認して、タツプ切換操作をするこ
とが基本である。従つて、誤つて変圧器が励磁の
状態のままタツプ切換操作を行なうと、変圧器の
事故を招くことがある。そこでこういつた誤操作
を防ぐため電気的にインタロツクする方法が一般
に用いられている。
その例として、操作ハンドルをドアスイツチが
取付けられたハウジングの中に収納し、ハウジン
グのカバーを開くことによつてシヤ断器を開き、
変圧器を無励磁状態にする装置がある。しかし、
これだけでは、タツプ切換操作が完了しないまま
に、カバーを閉じるといつたようなことも考えら
れ、完全なインターロツクを期待できない。そこ
で、上記装置にポジシヨンスイツチを併設し、無
電圧タツプ切換器の切換操作を完了したかどうか
を確認する装置が現在使用されている。この場合
には、ポジシヨンスイツチ等を装置に付属させる
ので、操作ハンドルの機構が複雑になるばかり
か、タツプ点数に応じた電気スイツチが必要とな
り、操作ハンドルのハウジングが大きくなるばか
りでなく、電気スイツチの配線が増加するといつ
た具合に組立作業もたいへんになるという欠点が
あつた。
取付けられたハウジングの中に収納し、ハウジン
グのカバーを開くことによつてシヤ断器を開き、
変圧器を無励磁状態にする装置がある。しかし、
これだけでは、タツプ切換操作が完了しないまま
に、カバーを閉じるといつたようなことも考えら
れ、完全なインターロツクを期待できない。そこ
で、上記装置にポジシヨンスイツチを併設し、無
電圧タツプ切換器の切換操作を完了したかどうか
を確認する装置が現在使用されている。この場合
には、ポジシヨンスイツチ等を装置に付属させる
ので、操作ハンドルの機構が複雑になるばかり
か、タツプ点数に応じた電気スイツチが必要とな
り、操作ハンドルのハウジングが大きくなるばか
りでなく、電気スイツチの配線が増加するといつ
た具合に組立作業もたいへんになるという欠点が
あつた。
この考案は上記の欠点を除去する目的でなされ
たもので、タツプ切換操作が終つてカバーを閉じ
た時に、操作ハンドルに設けられ、タツプ位置を
固定しているセツトボルトと、カバーに取付けら
れている電気スイツチとが協働して始めて変圧器
を励磁状態にしうるという簡単な構成により、変
圧器の励磁状態でのタツプ切換操作を未然に防止
できる無電圧タツプ切換器を提供するものであ
る。
たもので、タツプ切換操作が終つてカバーを閉じ
た時に、操作ハンドルに設けられ、タツプ位置を
固定しているセツトボルトと、カバーに取付けら
れている電気スイツチとが協働して始めて変圧器
を励磁状態にしうるという簡単な構成により、変
圧器の励磁状態でのタツプ切換操作を未然に防止
できる無電圧タツプ切換器を提供するものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の無電圧タツプ切換器の一実施
例を図に基づいて説明する。第１図はこの考案の
一実施例の無電圧タツプ切換器のカバーが開いて
いる状態を示す正面図、第２図は第１図に示す無
電圧タツプ切換器のカバーが閉じている時の−
線要部断面図である。ボツクス状のハウジング
１内には円板状の操作ハンドル本体２が設けられ
ている。操作ハンドル本体２の中央部にはＬ字状
をした操作ハンドル３が回転自在に設けられてい
る。この操作ハンドル３の回転によりタツプ切換
装置（図示せず）が作動され、タツプ位置は切換
えられるようになつている。操作ハンドル３の中
央部にはセツトボルト穴３ａが形成されている。
このセツトボルト穴３ａにセツトボルト４が挿脱
自在に設けられており、セツトボルト穴３ａに挿
入された時にタツプ位置は固定されるようになつ
ている。
例を図に基づいて説明する。第１図はこの考案の
一実施例の無電圧タツプ切換器のカバーが開いて
いる状態を示す正面図、第２図は第１図に示す無
電圧タツプ切換器のカバーが閉じている時の−
線要部断面図である。ボツクス状のハウジング
１内には円板状の操作ハンドル本体２が設けられ
ている。操作ハンドル本体２の中央部にはＬ字状
をした操作ハンドル３が回転自在に設けられてい
る。この操作ハンドル３の回転によりタツプ切換
装置（図示せず）が作動され、タツプ位置は切換
えられるようになつている。操作ハンドル３の中
央部にはセツトボルト穴３ａが形成されている。
このセツトボルト穴３ａにセツトボルト４が挿脱
自在に設けられており、セツトボルト穴３ａに挿
入された時にタツプ位置は固定されるようになつ
ている。
操作ハンドル本体２の前面には蝶番５により開
閉自在なカバー６が設けられており、操作ハンド
ル本体２を保護するようになつている。第２図に
示すように、カバー６の裏側にはアングル７を介
して電気スイツチ８が取付けられている。この電
気スイツチ８は、しや断器（図示せず）と電気的
には接続されており、カバー６を閉じて電気スイ
ツチ８の先端をセツトボルト４に当接した時に始
めてしや断器が投入でき、電気スイツチ８がセツ
トボルト４に当接していない時には、しや断器が
投入できないようにインターロツクされている。
つまり電気スイツチ８がセツトボルト４に当接し
ていない時に変圧器（図示せず）が励磁状態にな
ることはない。なお９，１０，１１はそれぞれ取
付金具である。
閉自在なカバー６が設けられており、操作ハンド
ル本体２を保護するようになつている。第２図に
示すように、カバー６の裏側にはアングル７を介
して電気スイツチ８が取付けられている。この電
気スイツチ８は、しや断器（図示せず）と電気的
には接続されており、カバー６を閉じて電気スイ
ツチ８の先端をセツトボルト４に当接した時に始
めてしや断器が投入でき、電気スイツチ８がセツ
トボルト４に当接していない時には、しや断器が
投入できないようにインターロツクされている。
つまり電気スイツチ８がセツトボルト４に当接し
ていない時に変圧器（図示せず）が励磁状態にな
ることはない。なお９，１０，１１はそれぞれ取
付金具である。
次に上記構成の動作について説明する。変圧器
の運転時は、操作ハンドル本体２の前面はカバー
６で閉じられており、この結果電気スイツチ８の
先端はセツトボルト４に当接している。タツプ切
換器を操作する時は、まずしや断器を開き、変圧
器を無励磁の状態にしてカバー６を開く。この操
作により電気スイツチ８はセツトボルト４から開
放される。つまりしや断器は投入できないように
インターロツクされる。次にセツトボルト４を操
作ハンドル３のセツトボルト穴３ａから取外し、
操作ハンドル３を所望するタツプ位置まで所定回
転数だけ回転させる。そして所望するタツプ位置
であることを確認し、セツトボルト４をセツトボ
ルト穴３ａに挿入することにより、タツプ位置は
固定される。次にカバー６を閉じることにより電
気スイツチ８の先端はセツトボルト４に当接し、
しや断器はインターロツクを解かれ、投入できる
ようになる。そして変圧器の運転は再開される。
この時誤つてセツトボルト４をセツトボルト穴３
ａに挿入しないままカバー６を閉じても電気スイ
ツチ８によりしや断器はインターロツクされたま
まになつている。すなわちタツプ切換中というこ
とによりしや断器は投入できないままの状態にな
る。このようにカバー６を閉じ、かつセツトボル
ト４でタツプ位置が固定されて始めて変圧器は励
磁状態にすることができるのであり、変圧器を励
磁状態のままでタツプ切換操作がなされるという
誤操作は確実に防止される。
の運転時は、操作ハンドル本体２の前面はカバー
６で閉じられており、この結果電気スイツチ８の
先端はセツトボルト４に当接している。タツプ切
換器を操作する時は、まずしや断器を開き、変圧
器を無励磁の状態にしてカバー６を開く。この操
作により電気スイツチ８はセツトボルト４から開
放される。つまりしや断器は投入できないように
インターロツクされる。次にセツトボルト４を操
作ハンドル３のセツトボルト穴３ａから取外し、
操作ハンドル３を所望するタツプ位置まで所定回
転数だけ回転させる。そして所望するタツプ位置
であることを確認し、セツトボルト４をセツトボ
ルト穴３ａに挿入することにより、タツプ位置は
固定される。次にカバー６を閉じることにより電
気スイツチ８の先端はセツトボルト４に当接し、
しや断器はインターロツクを解かれ、投入できる
ようになる。そして変圧器の運転は再開される。
この時誤つてセツトボルト４をセツトボルト穴３
ａに挿入しないままカバー６を閉じても電気スイ
ツチ８によりしや断器はインターロツクされたま
まになつている。すなわちタツプ切換中というこ
とによりしや断器は投入できないままの状態にな
る。このようにカバー６を閉じ、かつセツトボル
ト４でタツプ位置が固定されて始めて変圧器は励
磁状態にすることができるのであり、変圧器を励
磁状態のままでタツプ切換操作がなされるという
誤操作は確実に防止される。
以上説明したようにこの考案によれば、カバー
に取付けられている電気スイツチと、タツプ位置
を固定するセツトボルトを有する簡単、かつ安価
な装置との協働により、変圧器の励磁状態でのタ
ツプ切換操作は確実、かつ簡単に防止できる効果
がある。
に取付けられている電気スイツチと、タツプ位置
を固定するセツトボルトを有する簡単、かつ安価
な装置との協働により、変圧器の励磁状態でのタ
ツプ切換操作は確実、かつ簡単に防止できる効果
がある。
第１図はこの考案の無電圧タツプ切換器のカバ
ーが開いている時の正面図、第２図は第１図に示
す無電圧タツプ切換器のカバーが閉じている時の
−線要部断面図である。 １……ハウジング、２……操作ハンドル本体、
３……操作ハンドル、３ａ……セツトボルト穴、
６……カバー、８……電気スイツチ、９，１０，
１１……取付金具。
ーが開いている時の正面図、第２図は第１図に示
す無電圧タツプ切換器のカバーが閉じている時の
−線要部断面図である。 １……ハウジング、２……操作ハンドル本体、
３……操作ハンドル、３ａ……セツトボルト穴、
６……カバー、８……電気スイツチ、９，１０，
１１……取付金具。
Claims (1)
- ハウジングに開閉自在に取付けられているカバ
ーと、前記ハウジング内に収納され、所望するタ
ツプ位置の切換操作を可能にする操作ハンドル
と、この操作ハンドルに挿脱自在に設けられ、操
作ハンドルおよびタツプ位置を固定するセツトボ
ルトと、前記カバーに取付けられ、カバーを閉じ
た時にタツプ位置を固定している前記セツトボル
トと協働して変圧器を励磁状態にしうる電気スイ
ツチとを備えていることを特徴とする無電圧タツ
プ切換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19300083U JPS60101729U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 無電圧タツプ切換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19300083U JPS60101729U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 無電圧タツプ切換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101729U JPS60101729U (ja) | 1985-07-11 |
| JPH0328495Y2 true JPH0328495Y2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=30415207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19300083U Granted JPS60101729U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 無電圧タツプ切換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101729U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013107553B4 (de) * | 2013-07-16 | 2016-05-19 | Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh | Laststufenschalter, Getriebe in dem Laststufenschalter und Verfahren einer notbetrieblichen Einstellung einer definierten Schaltposition in dem Laststufenschalter |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522115B2 (ja) * | 1973-09-14 | 1980-06-14 | ||
| JPS5720130B2 (ja) * | 1975-03-06 | 1982-04-27 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934981Y2 (ja) * | 1978-07-28 | 1984-09-27 | 富士電機株式会社 | 無電圧タップ切換装置の手動操作装置 |
| JPS5720130U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19300083U patent/JPS60101729U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522115B2 (ja) * | 1973-09-14 | 1980-06-14 | ||
| JPS5720130B2 (ja) * | 1975-03-06 | 1982-04-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60101729U (ja) | 1985-07-11 |
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