JPH0356971Y2 - - Google Patents

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JPH0356971Y2
JPH0356971Y2 JP1983195884U JP19588483U JPH0356971Y2 JP H0356971 Y2 JPH0356971 Y2 JP H0356971Y2 JP 1983195884 U JP1983195884 U JP 1983195884U JP 19588483 U JP19588483 U JP 19588483U JP H0356971 Y2 JPH0356971 Y2 JP H0356971Y2
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JP
Japan
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lock
handle
circuit breaker
opening
lid
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JP1983195884U
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JPS60102823U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、外箱に収容された鎖錠装置付き回路
遮断器に関する。更に詳しくは、回路遮断器を収
容した外箱の外部からハンドルをONまたはOFF
の状態で鎖錠した後は錠によつて前記ハンドルの
開閉操作を妨げるようにし、鎖錠を必要としない
ときは錠の紛失を防止するようにして、回路遮断
器の鎖錠或は錠の紛失防止と、外箱の蓋体開放防
止とが一緒にできるようにした鎖錠装置付回路遮
断器に関する。
【従来技術とその課題点】
電気機器は誤つてスイツチを作動すると危険な
ことが多い。従つてスイツチの誤作動を防止し、
作動を確実に所期の状態に維持させる必要がある
場合も少なくない。そのような例として特開昭52
−5480号には、電気機器のスイツチが誤つて作動
されないように、スイツチの作動を確実に所期の
状態に維持させるスイツチ装置が開示してある。
このスイツチ装置は、押しボタンを押圧するよう
に回動する回動体を本体に軸支して設け、この回
動体による押しボタンの押圧状態において回動体
を固定するための施錠手段を設ける構成を採用し
ている。このため、押しボタン式スイツチには採
用可能であつても、一平面上で揺動するハンドル
を操作してONまたはOFFの開閉動作を行なう回
路遮断器のスイツチにはそのまま利用出来ない。 上掲のようなスイツチやハンドルの誤作動防止
は安全性の観点から重要であるが、電気機器一般
は感電防止のために充電部が露出しないように配
慮することも重要である。回路遮断器の場合も例
外ではなく、充電部が露出しないように通常外箱
等に収容して使用される。 ところで価格格競争の激しい現代の工業製品に
おいては、如何に部品を単純化出来るか、如何に
部品点数を少なくして同様の機能を発揮出来るよ
うにするかということが要求されている。前掲し
たような外箱に収容した回路遮断器においては、
一つの装置にハンドルの開閉操作の阻止と外箱の
蓋体の開放防止という別々の機能を果たす部品を
組み込む必要があるが、従来のやり方では必然的
に部品点数が増加してしまい、現代の工業製品に
おける要求を満足することができない。
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、ハンドルが一平面上で
揺動する回路遮断器の前記ハンドルをONまたは
OFFの状態で鎖錠し、該鎖錠によつてハンドル
の誤動作防止ができるようにした回路遮断器を提
供することにある。 本考案の他の目的は、鎖錠を必要としないとき
は回路遮断器から遊離した錠を保管できるように
して錠の紛失防止をするようにした回路遮断器を
提供することにある。 更に本考案の他の目的は、外箱に収容された回
路遮断器のハンドルの鎖錠或は錠の紛失防止を行
なうと共に蓋体開放防止をも一緒に行なうように
して、必要な機能を満足しながら部品点数を少な
くできるようにした回路遮断器を提供することに
ある。
【考案の構成】
上記目的を達成するために講じた本考案の構成
は次の通りである。 即ち本考案は、一平面上で揺動するハンドルを
備えた回路遮断器を有し、該ハンドルの開閉操作
通路近傍に鎖錠体を突設し、該鎖錠体の位置は、
回路遮断器本体と遊離出来る南京錠のような錠の
装着時に該錠の一部が前記ハンドルの開閉操作通
路に突出してハンドルの開閉操作を妨げるように
した位置であり、前記鎖錠体の近傍には、鎖錠体
から遊離した錠を装着して保管する錠保管体を突
設し、前記回路遮断器は蓋体を有する外箱に収容
してあり、該蓋体には閉蓋時に前記ハンドル、鎖
錠体及び錠保管体が貫通して蓋体外に突出するよ
うにした開口が設けてあり、該開口は閉蓋時に鎖
錠体又は錠保管体に鎖錠又は錠保管をしたときに
前記錠が前記開口に引つ掛かるように形成してあ
る、外箱に収容された鎖錠装置付き回路遮断器で
ある。 作用・効果 鎖錠体に錠を取付けたとき、錠の一部がハンド
ルの開閉操作通路に突出してハンドルの開閉操作
を阻止する。鎖錠しないときには錠を鎖錠体から
外して錠保管体へ移すことにより鎖錠しない場合
の錠の保管の不便さをなくすと共に、錠の紛失を
防止する。また、ハンドルと鎖錠体及び錠保管体
を外箱の蓋体から突出せしめて鎖錠時及び錠保管
時は外箱の蓋体の開放を防止する。従つて、鎖錠
しない場合の錠の保管の不便さがなくなり、錠の
紛失を防止出来る。また、鎖錠時或は錠保管時は
外箱の蓋体の開放を防止する。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基き更に詳細に
説明する。第1図は外箱に収容した回路遮断器の
ハンドルをON状態で鎖錠している様子を示した
斜視図、第2図は第1図のA−A′断面図である。 符号1は絶縁物よりなる回路遮断器で、一平面
上で揺動するハンドル2を有している。ハンドル
2は回路遮断器1内の可動接触子(図示省略)を
開閉する。3は断面をほぼ「コ」字状に形成した
錠装着部材で、その一辺の鎖錠体3aはハンドル
2の側方近傍に位置せしめ、鎖錠用孔3bを設け
ている。他辺の錠保管体3cには錠保管用孔3d
を設けている。錠装着部材3は接着またはネジ締
めなどの方法により回路遮断器1の上面に固定し
てある。4は回路遮断器1から遊離出来る南京錠
のような鎖錠用の錠である。 5は金属または絶縁物よりなる外箱で、下方の
箱体6と、この箱体6上部に嵌装した蓋体7より
なる。外箱5内には回路遮断器1を内蔵してい
る。蓋体7には、ハンドル2と鎖錠体3aを共に
突出させる開口7aと、錠保管体3cを突出させ
る開口7bとが形成してある。開口7aと開口7
bの大きさは、錠4が引つ掛かり通り抜けを防止
できる大きさである。 作 用 上記のように構成されたものの作用について説
明する。錠装着部材3の鎖錠用孔3bはハンドル
がON位置とOFF位置の中間に位置している。ハ
ンドルのONまたはOFFのとき、この鎖錠用孔3
bに錠4を装着すると、錠4のアーム或は本体は
ハンドル2が移動する開閉操作通路に位置するの
で、ハンドルのONからOFFへ、或はOFFから
ONへの移動ができなくなり鎖錠される。鎖錠を
解除するときには錠4を外すと、ハンドルの
ON、OFFの開閉操作は自由になる。外した錠4
は錠保管用孔3dに装着して保管する。蓋体7に
は開口7a,7bを設けており、前記ハンドル
2、鎖錠体3a及び錠保管体3bは開口7a,7
bを貫通して蓋体7外部に突出する。蓋体7外部
から鎖錠体3a又は錠保管体3bに鎖錠又は錠保
管をすると錠4が前記開口7aまたは開口7bに
引つ掛かる為、蓋体7が開くのを防止できる。 このように、本実施例では極単純な一個の部品
である錠装着部材3と錠4とで鎖錠と鎖錠しない
ときの錠の保管及び蓋体7の開放防止が出来る。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば次の効果を
奏する。 (1) 一平面上で揺動するハンドルを備えた回路遮
断器のハンドルの開閉操作通路近傍に鎖錠体を
突設し、該鎖錠体の位置は、回路遮断器と遊離
出来る南京錠のような錠の装着時に該錠の一部
が前記ハンドルの開閉操作通路に突出してハン
ドルの開閉操作を妨げるようにした位置であ
る。 この為、鎖錠体に錠を取付けたとき、錠がハ
ンドルの開閉操作通路に突出してハンドルの開
閉操作を阻止でき、誤動作の防止を図つた回路
遮断器を提供できる。 (2) 鎖錠体の近傍には、鎖錠体から遊離した錠を
装着して保管する錠保管体が突設してある。こ
の為、鎖錠しないときには錠を鎖錠体から外し
て錠保管体へ移すことにより鎖錠しない場合の
錠の保管の不便さをなくすと共に、錠の紛失防
止を図つた回路遮断器を提供できる。 (3) 回路遮断器は蓋体を有する外箱に収容してあ
り、該蓋体には閉蓋時に前記ハンドル、鎖錠体
及び錠保管体が貫通して蓋体外に突出するよう
にした開口が設けてあり、該開口は閉蓋時に鎖
錠体又は錠保管体に鎖錠又は錠保管をしたとき
に前記錠が前記開口に引つ掛かるように形成し
てある。 従つて外箱に収容された回路遮断器のハンド
ルの鎖錠或は錠の紛失防止を行なうと共に蓋体
開放防止をも一緒に行なうことができ、鎖錠機
能、錠の紛失防止機能及び蓋体開放防止機能と
いつた必要な機能を満足しながら錠等の部品を
共有することによつて全体として部品点数を少
なくした回路遮断器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は外箱に収容した回路遮断器のハンドル
をON状態で鎖錠している様子を示した斜視図、
第2図は第1図のA−A′断面図である。 1……回路遮断器、2……ハンドル、3……錠
装着部材、3a……鎖錠体、3c……錠保管体、
4……錠、5……外箱、6……箱体、7……蓋
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一平面上で揺動するハンドルを備えた回路遮断
    器を有し、該ハンドルの開閉操作通路近傍に鎖錠
    体を突設し、該鎖錠体の位置は、回路遮断器本体
    と遊離出来る南京錠のような錠の装着時に該錠の
    一部が前記ハンドルの開閉操作通路に突出してハ
    ンドルの開閉操作を妨げるようにした位置であ
    り、前記鎖錠体の近傍には、鎖錠体から遊離した
    錠を装着して保管する錠保管体を突設し、前記回
    路遮断器は蓋体を有する外箱に収容してあり、該
    蓋体には閉蓋時に前記ハンドル、鎖錠体及び錠保
    管体が貫通して蓋体外に突出するようにした開口
    が設けてあり、該開口は閉蓋時に鎖錠体又は錠保
    管体に鎖錠又は錠保管をしたときに前記錠が前記
    開口に引つ掛かるように形成してあることを特徴
    とする外箱に収容された鎖錠装置付き回路遮断
    器。
JP19588483U 1983-12-19 1983-12-19 回路遮断器の鎖錠装置 Granted JPS60102823U (ja)

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JP19588483U JPS60102823U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 回路遮断器の鎖錠装置

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JP19588483U JPS60102823U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 回路遮断器の鎖錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS60102823U JPS60102823U (ja) 1985-07-13
JPH0356971Y2 true JPH0356971Y2 (ja) 1991-12-25

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ID=30420519

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19588483U Granted JPS60102823U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 回路遮断器の鎖錠装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525480A (en) * 1975-07-01 1977-01-17 Matsushita Electric Works Ltd Switch device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483730U (ja) * 1977-11-24 1979-06-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525480A (en) * 1975-07-01 1977-01-17 Matsushita Electric Works Ltd Switch device

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JPS60102823U (ja) 1985-07-13

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