JPS6044773B2 - 回路遮断器の操作装置 - Google Patents
回路遮断器の操作装置Info
- Publication number
- JPS6044773B2 JPS6044773B2 JP15479677A JP15479677A JPS6044773B2 JP S6044773 B2 JPS6044773 B2 JP S6044773B2 JP 15479677 A JP15479677 A JP 15479677A JP 15479677 A JP15479677 A JP 15479677A JP S6044773 B2 JPS6044773 B2 JP S6044773B2
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- Japan
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- release lever
- circuit breaker
- lever
- door
- tip
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、回路遮断器の操作装置に関する。
高圧大容量の電流を瞬時にしかも効果的に短絡遮断する
ための各種回路遮断器を装置した密閉形開閉設備が狭少
な土地空間を利用した変電施設として賞用されている。
この種の変電施設において利用される回路遮断器は、単
一の変電施設においても多数採用されているために、こ
れを集中的に管理すべく、通常は、集中制御箱内にその
操作装置を一括配置しており、さらに前記操作装置の安
全性を一層高めるために施錠装置を付設し、遮断器の安
易な投入・遮断動作を阻止している。然しながら、前記
のように施錠装置付の操作装置の必要性は存在するが、
一方、かかる装置自体は従来から、極めて煩雑な構造を
とつており、(例えば、実公昭49−628訝公報参照
)従つて、取扱い操作も複雑とならざるを得ず、また、
製造コストも高価になるという問題点があつた。そこで
本発明は構造が簡単で安価な施錠装置付、き操作装置を
提供することを目的としている。
ための各種回路遮断器を装置した密閉形開閉設備が狭少
な土地空間を利用した変電施設として賞用されている。
この種の変電施設において利用される回路遮断器は、単
一の変電施設においても多数採用されているために、こ
れを集中的に管理すべく、通常は、集中制御箱内にその
操作装置を一括配置しており、さらに前記操作装置の安
全性を一層高めるために施錠装置を付設し、遮断器の安
易な投入・遮断動作を阻止している。然しながら、前記
のように施錠装置付の操作装置の必要性は存在するが、
一方、かかる装置自体は従来から、極めて煩雑な構造を
とつており、(例えば、実公昭49−628訝公報参照
)従つて、取扱い操作も複雑とならざるを得ず、また、
製造コストも高価になるという問題点があつた。そこで
本発明は構造が簡単で安価な施錠装置付、き操作装置を
提供することを目的としている。
この目的は本発明によれば、ハンドル部材の把持部を回
動させて回路遮断器の投入・切離しを行なう回路遮断器
の操作装置において、ハンドル部材と回路遮断器との間
に、ハンドル部材に一体に7股けられた突起部と結合し
て把持部の回動に応じて回動するレバー部材と、該レバ
ー部材を介して伝達される回動力により回路遮断器の投
入・切離しを行なうリンク部材と、先端部が前記レバー
部材の外周部に当接しえて後端部が回路遮断器を装着す
る盤体の扉に取付けられたロツク板に当接しうるように
回動自在に支持されたレリーズレバ一とを設け、しかも
前記レバー部材の外周部には、前記レリーズレバ一の先
端部と係合してレリーズレバ一の回路遮断器の投入方向
への回動を阻止する切欠と、レバー部材の回動によりレ
リーズレバ一の先端部を後端部が前記ロツク板から離間
する方向に押圧する突起を設け、かつ前記レリーズレバ
一にその先端部が前記レバー部材の切欠に係合する方向
に付勢するばねを取付け、さらに、前記ロツク板の一方
端側に扉の閉成状態において、前記レリーズレバ一の後
端部と係合して、レリーズレバ一の先端部レバー部材の
切欠から離脱させるとともに扉の開放方向への回動を阻
止する引つ掛かり部および扉を開放状態から閉成状態に
回動するとき前記レリーズレバ一の後端部を前記引つ掛
かり部へ案内する傾斜部を設けることによつて達せられ
る。以下、本発明の実施例を図面を基に詳細に説明する
。
動させて回路遮断器の投入・切離しを行なう回路遮断器
の操作装置において、ハンドル部材と回路遮断器との間
に、ハンドル部材に一体に7股けられた突起部と結合し
て把持部の回動に応じて回動するレバー部材と、該レバ
ー部材を介して伝達される回動力により回路遮断器の投
入・切離しを行なうリンク部材と、先端部が前記レバー
部材の外周部に当接しえて後端部が回路遮断器を装着す
る盤体の扉に取付けられたロツク板に当接しうるように
回動自在に支持されたレリーズレバ一とを設け、しかも
前記レバー部材の外周部には、前記レリーズレバ一の先
端部と係合してレリーズレバ一の回路遮断器の投入方向
への回動を阻止する切欠と、レバー部材の回動によりレ
リーズレバ一の先端部を後端部が前記ロツク板から離間
する方向に押圧する突起を設け、かつ前記レリーズレバ
一にその先端部が前記レバー部材の切欠に係合する方向
に付勢するばねを取付け、さらに、前記ロツク板の一方
端側に扉の閉成状態において、前記レリーズレバ一の後
端部と係合して、レリーズレバ一の先端部レバー部材の
切欠から離脱させるとともに扉の開放方向への回動を阻
止する引つ掛かり部および扉を開放状態から閉成状態に
回動するとき前記レリーズレバ一の後端部を前記引つ掛
かり部へ案内する傾斜部を設けることによつて達せられ
る。以下、本発明の実施例を図面を基に詳細に説明する
。
第1図において、参照符号20は基台、22は基板、2
4はハンドル部材を示す。
4はハンドル部材を示す。
基台は断面コ字状に折曲形成された金属製平板からなり
下方に指向する脚部26,26″には透孔28を穿設し
た突出部30,3『, 32,32″を夫々突設すると
共にその上面には略月形状の透孔34を切刻して構成さ
れる。前記突出部は基台20を回路遮断器(図示せず)
に透孔28を介してビス等により取着するためのもので
ある。孔部21には下方.から回路遮断器の作動を行う
リンク部材36が装着される。すなわち、このリンク部
材36は矩形状の平板からなり、その一部に長円の透孔
38が穿設されると共に回路遮断器作動用のピン40を
穿設し、全体として支持ピン42を介して前記孔こ部2
1に回動自在に枢着されている。次に、前記基台20に
は基板22が固着される。
下方に指向する脚部26,26″には透孔28を穿設し
た突出部30,3『, 32,32″を夫々突設すると
共にその上面には略月形状の透孔34を切刻して構成さ
れる。前記突出部は基台20を回路遮断器(図示せず)
に透孔28を介してビス等により取着するためのもので
ある。孔部21には下方.から回路遮断器の作動を行う
リンク部材36が装着される。すなわち、このリンク部
材36は矩形状の平板からなり、その一部に長円の透孔
38が穿設されると共に回路遮断器作動用のピン40を
穿設し、全体として支持ピン42を介して前記孔こ部2
1に回動自在に枢着されている。次に、前記基台20に
は基板22が固着される。
この基板22は一般的には金属ないし硬質合成樹脂から
なる平板であつて、その中央部に、後述するハンドル部
材24に形成された突起部が遊ク嵌する円状孔部44を
穿設し、また、前記円状孔部44と同心的にやや離間さ
せて略扇形の透孔46,48を穿設して構成される。そ
して、この基板22の四隅部に設けられた孔部50に間
隔片52を介してビス54を挿通し、前記基台に中空状
に保持されてなるものである。前記基板22の下部には
、鋭化した先端部を有するレリーズレバ一56を基板2
2を挿通するレリーズピン58によつて回転自在に枢支
し、且つこのレリーズレバ一56にはコイルスプリング
60の一端を係合させると共にその他端部を前記基板2
2の孔部62に係止し、レリーズレバ一56を常時反時
計方向に引張回転するよう構成配置する。レリーズピン
5フ8は、通常、その下端部をかしめることによつてレ
リーズレバ一56を係止するが、その上端部は上方に延
在して銘板リング64の孔64aに嵌入する。銘板リン
グ64は、第2図から容易に理解されるように上面に回
路遮断器の動作状態を表わす0N,0FF等の符号を刻
設した厚手の金属ないし硬質合成樹脂製リング部材から
なり、その一端部がレリーズピン58により、また、前
記一端部に対向する他端部は基板22の下方から螺入す
るねじ66により前記基板に確実に固定される。さらに
、ハンドル部材24について説明を続ける。ハンドル部
材24は前記銘板リング64内を円滑に回転摺動する円
状部68と、この円状部68の上部にあつて回路遮断器
の操作者がその操作の際に回転動作させるための把持部
70と、さらに前記円状部68の下部からこれと一体的
に突出する角柱状の突起部72とから基本的に構成され
ている。このため、銘板リング64にこのハンドル部材
24を嵌合すれば、突起部72は基板22の円状孔部4
4を貫通することが容易に諒解されるばかりでなく、さ
らに前記基板22の下方にこの突起部72と嵌合係着す
るレバー部材74を配置しこれを座金77およびねじ7
5によつて前記突起部72に螺着しておけば、このレバ
ー部材74は、ハンドル部材24の回転により、一体的
に回転することができるものであることも諒解されよう
。そこで、このレバー部材74について詳細に説明を加
えれば、前記レバー部材74は略中央に突起部72に対
応する正方形状の孔部76が穿設され、その外周部に切
欠78、鋭角状突起80、および矩形状の突起82を形
成した円板84からなり、前記突起82にピン86を植
立して構成される。従つて、前記ピン86を前記基台2
0の透孔34を介してリンク部材36の長円透孔38に
挿通すると共にレリーズレバ一56の先鋭端部を前記切
欠78に臨ませれば、ハンドル部材24、レバー部材7
4、リンク部材36はコイルスプリング60の作用下に
時計方向に引張されることになる。このようにして組み
立てられた回路遮断器の操作装置の概略構成が第2図お
よび第3図に示されている。
なる平板であつて、その中央部に、後述するハンドル部
材24に形成された突起部が遊ク嵌する円状孔部44を
穿設し、また、前記円状孔部44と同心的にやや離間さ
せて略扇形の透孔46,48を穿設して構成される。そ
して、この基板22の四隅部に設けられた孔部50に間
隔片52を介してビス54を挿通し、前記基台に中空状
に保持されてなるものである。前記基板22の下部には
、鋭化した先端部を有するレリーズレバ一56を基板2
2を挿通するレリーズピン58によつて回転自在に枢支
し、且つこのレリーズレバ一56にはコイルスプリング
60の一端を係合させると共にその他端部を前記基板2
2の孔部62に係止し、レリーズレバ一56を常時反時
計方向に引張回転するよう構成配置する。レリーズピン
5フ8は、通常、その下端部をかしめることによつてレ
リーズレバ一56を係止するが、その上端部は上方に延
在して銘板リング64の孔64aに嵌入する。銘板リン
グ64は、第2図から容易に理解されるように上面に回
路遮断器の動作状態を表わす0N,0FF等の符号を刻
設した厚手の金属ないし硬質合成樹脂製リング部材から
なり、その一端部がレリーズピン58により、また、前
記一端部に対向する他端部は基板22の下方から螺入す
るねじ66により前記基板に確実に固定される。さらに
、ハンドル部材24について説明を続ける。ハンドル部
材24は前記銘板リング64内を円滑に回転摺動する円
状部68と、この円状部68の上部にあつて回路遮断器
の操作者がその操作の際に回転動作させるための把持部
70と、さらに前記円状部68の下部からこれと一体的
に突出する角柱状の突起部72とから基本的に構成され
ている。このため、銘板リング64にこのハンドル部材
24を嵌合すれば、突起部72は基板22の円状孔部4
4を貫通することが容易に諒解されるばかりでなく、さ
らに前記基板22の下方にこの突起部72と嵌合係着す
るレバー部材74を配置しこれを座金77およびねじ7
5によつて前記突起部72に螺着しておけば、このレバ
ー部材74は、ハンドル部材24の回転により、一体的
に回転することができるものであることも諒解されよう
。そこで、このレバー部材74について詳細に説明を加
えれば、前記レバー部材74は略中央に突起部72に対
応する正方形状の孔部76が穿設され、その外周部に切
欠78、鋭角状突起80、および矩形状の突起82を形
成した円板84からなり、前記突起82にピン86を植
立して構成される。従つて、前記ピン86を前記基台2
0の透孔34を介してリンク部材36の長円透孔38に
挿通すると共にレリーズレバ一56の先鋭端部を前記切
欠78に臨ませれば、ハンドル部材24、レバー部材7
4、リンク部材36はコイルスプリング60の作用下に
時計方向に引張されることになる。このようにして組み
立てられた回路遮断器の操作装置の概略構成が第2図お
よび第3図に示されている。
なお、第3図において100は回路遮断器本体てある。
また、101は集中制御箱の扉であり、矢印Pはその開
放方向を示している。この扉101の裏側には略L字状
のロツク板102が取付けられており、これは傾斜部1
03、レリーズレバ一56との引つ掛かり部104およ
びレリーズレパ一56との当接部105を有している。
さて、上述如く構成されかつ集中制御箱に設置された操
作装置において、扉101が閉成しているときには第3
図に示す如くロツク板102はその当接部105がレリ
.−ズレバ一56に当接しかつ引つ掛かり部104がレ
リーズレバ一56の裏側にある。従つて、レリーズレバ
一56は第2図においては実線で示す位置にあり、突起
80,82と当たりうるほかはレバー部材74の外周に
当たることはない。これに対し、扉101が後述の如く
して開放しているときはレリーズレバ一56はコイルス
プリング60の力により第2図において二点鎖線で示す
位置にあり、その先端がレバー部材74の外周に接触す
る。今、扉101が閉成しており(従つて、レリーズレ
バ一56は第2図において実線の位置にある)かつ把持
部70が第2図の如く0FFを指しているものとする。
また、101は集中制御箱の扉であり、矢印Pはその開
放方向を示している。この扉101の裏側には略L字状
のロツク板102が取付けられており、これは傾斜部1
03、レリーズレバ一56との引つ掛かり部104およ
びレリーズレパ一56との当接部105を有している。
さて、上述如く構成されかつ集中制御箱に設置された操
作装置において、扉101が閉成しているときには第3
図に示す如くロツク板102はその当接部105がレリ
.−ズレバ一56に当接しかつ引つ掛かり部104がレ
リーズレバ一56の裏側にある。従つて、レリーズレバ
一56は第2図においては実線で示す位置にあり、突起
80,82と当たりうるほかはレバー部材74の外周に
当たることはない。これに対し、扉101が後述の如く
して開放しているときはレリーズレバ一56はコイルス
プリング60の力により第2図において二点鎖線で示す
位置にあり、その先端がレバー部材74の外周に接触す
る。今、扉101が閉成しており(従つて、レリーズレ
バ一56は第2図において実線の位置にある)かつ把持
部70が第2図の如く0FFを指しているものとする。
このときには、回路遮断器はOFF(切離し)状態にあ
る。把持部70を第2図の位置から時計方向に回動させ
るとリンク部材36はレバー部材74を介して第1図に
おいて支持ピン42を中心にして時計方向に回動し、ピ
ン40の働きにより回路遮断器を0N(投入)状態に移
行させる。このとき、把持部70は銘板リングの0Nを
指している。この状態から回路遮断器をCFFにするに
は、把持部70を反時計方向に回動させる。これに伴な
い、リンク部材36はレバー部材14を介して支持ピン
42を中心にして反時計方向に回動し、回路遮断器を0
FF状態に移行させる。把持部70が0Nから0FFの
間を指している場合にはレバー部材74の突起82,8
0がレリーズレバ一56にぶつかることがなく、従つレ
リーズレバ一56は第2図および第3図の位置にあつて
的ンク板102の引つ掛かり部104の矢印P方向への
移動を阻止している。従つて扉101の開放は不可能で
ある。把持部70を更に反時計方向に回動させるとレバ
ー部材74の突起80がレリーズレバ一56の先端部に
当接して押圧し、コイルスプリング60の力に抗してレ
リーズレバ一56をレリーズピン58中心にして時計方
向に回動させる。これりより、レリーズレバ一56は第
2図に二点鎖線で示す位置の対称位置に至るため、レリ
ーズレバ一56の後端部とロツク板102の引つ掛かり
部104との係合が外れる。従つて、扉101の開放が
可能となる。なお、このとき、把持部70は銘板リング
64の0PEN(扉開放可を意味する)を指している。
しかして把持部70をつかんだまま(即ち、突起80に
よりレリーズレバ一56の先端にコイルスプリング60
の力よりも大きなりを加えたまま)扉101を引き出し
て開放状態にする。次いで、把持部70から手を離すと
、レリーズレバ一56はロツク板1102の当接部10
5にじやまされることなくコイルスプリング60の力に
よりレリーズピン58を中心にして反時計方向に回動し
、第2図の二点鎖線の位置に至る。これにつれて、レバ
ー部材74は多少時計方向に回動する。かくして、レリ
ーズレバ一56の先端部がレバー部材74の切欠78内
に進入し、レバー部材74の時計方向への回動が阻止さ
れるので、把持部70を0N方向(時計方向)へ操作す
ることができなくjなる。即ち、回路遮断器は0FF状
態で施錠されたこととなり、扉101を開放したままで
は回路遮断器を0N状態に移行させることができない。
従つて、扉101の開放状態での作業が安全に遂行され
うる。扉101の閉成の際には、まず、ロツク板102
の傾斜部103がレリーズレバ一56の側面に当たり゛
、これを徐々にコイルスプリング38の力に抗して第2
図の二点鎖線位置から実線位置に移行させる。
る。把持部70を第2図の位置から時計方向に回動させ
るとリンク部材36はレバー部材74を介して第1図に
おいて支持ピン42を中心にして時計方向に回動し、ピ
ン40の働きにより回路遮断器を0N(投入)状態に移
行させる。このとき、把持部70は銘板リングの0Nを
指している。この状態から回路遮断器をCFFにするに
は、把持部70を反時計方向に回動させる。これに伴な
い、リンク部材36はレバー部材14を介して支持ピン
42を中心にして反時計方向に回動し、回路遮断器を0
FF状態に移行させる。把持部70が0Nから0FFの
間を指している場合にはレバー部材74の突起82,8
0がレリーズレバ一56にぶつかることがなく、従つレ
リーズレバ一56は第2図および第3図の位置にあつて
的ンク板102の引つ掛かり部104の矢印P方向への
移動を阻止している。従つて扉101の開放は不可能で
ある。把持部70を更に反時計方向に回動させるとレバ
ー部材74の突起80がレリーズレバ一56の先端部に
当接して押圧し、コイルスプリング60の力に抗してレ
リーズレバ一56をレリーズピン58中心にして時計方
向に回動させる。これりより、レリーズレバ一56は第
2図に二点鎖線で示す位置の対称位置に至るため、レリ
ーズレバ一56の後端部とロツク板102の引つ掛かり
部104との係合が外れる。従つて、扉101の開放が
可能となる。なお、このとき、把持部70は銘板リング
64の0PEN(扉開放可を意味する)を指している。
しかして把持部70をつかんだまま(即ち、突起80に
よりレリーズレバ一56の先端にコイルスプリング60
の力よりも大きなりを加えたまま)扉101を引き出し
て開放状態にする。次いで、把持部70から手を離すと
、レリーズレバ一56はロツク板1102の当接部10
5にじやまされることなくコイルスプリング60の力に
よりレリーズピン58を中心にして反時計方向に回動し
、第2図の二点鎖線の位置に至る。これにつれて、レバ
ー部材74は多少時計方向に回動する。かくして、レリ
ーズレバ一56の先端部がレバー部材74の切欠78内
に進入し、レバー部材74の時計方向への回動が阻止さ
れるので、把持部70を0N方向(時計方向)へ操作す
ることができなくjなる。即ち、回路遮断器は0FF状
態で施錠されたこととなり、扉101を開放したままで
は回路遮断器を0N状態に移行させることができない。
従つて、扉101の開放状態での作業が安全に遂行され
うる。扉101の閉成の際には、まず、ロツク板102
の傾斜部103がレリーズレバ一56の側面に当たり゛
、これを徐々にコイルスプリング38の力に抗して第2
図の二点鎖線位置から実線位置に移行させる。
しかして、ロツク板102の引つ掛かノリ部104は遂
にはレリーズレバ一56を乗り越え、その裏側に至る。
これと同時にレリーズレバ一56はコイルスプリング6
0の力により多少戻り、ロツク板102の当接部105
と当接する。即ち、第3図の状態となる。この状態では
レリ一ズレバ一56の先端部とレバー部材74の切欠7
8との係合が解かれ、レバー部材74の回動、ひいては
把持部70が操作が可能となる。なお、レリーズピン5
8を回動させることにより、把持部70やレバー部材7
4の回動操作とは無関係にレリーズレバ一56を回動さ
せ、ロツク板102の引つ掛かり部104との係合を解
かせることも可能である。
にはレリーズレバ一56を乗り越え、その裏側に至る。
これと同時にレリーズレバ一56はコイルスプリング6
0の力により多少戻り、ロツク板102の当接部105
と当接する。即ち、第3図の状態となる。この状態では
レリ一ズレバ一56の先端部とレバー部材74の切欠7
8との係合が解かれ、レバー部材74の回動、ひいては
把持部70が操作が可能となる。なお、レリーズピン5
8を回動させることにより、把持部70やレバー部材7
4の回動操作とは無関係にレリーズレバ一56を回動さ
せ、ロツク板102の引つ掛かり部104との係合を解
かせることも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明による回路遮断
器の操作装置は構成が比較的簡単で従つて安価てあり、
しかも扉開放の際、回路遮断器の動作を確実に阻止する
ことができる。
器の操作装置は構成が比較的簡単で従つて安価てあり、
しかも扉開放の際、回路遮断器の動作を確実に阻止する
ことができる。
第1図は本発明による回路遮断器の操作装置の分解斜視
図、第2図および第3図は本発明による回路遮断器の操
作装置の平面図および側面図である。 20・・・・・・基台、22・・・・・基板、24・・
・・・・ハンドル部材、26,26″ ・・脚部、28
・・・・透孔、30,3『・・・・・・突出部、32,
32″・・・・突出部、34・・・・・・透孔、36・
・・・・・リンク部材、38・・・・・・透孔、40・
・・・・ゼン、42・・・・・・支持ピン、44・・・
・円状孔部、46・・・・・透孔、48・・・・・透孔
、50・・・・・・孔部、52・・・・・・間隔片、5
4・・・・・・ビス、56・・・・・レリーズレバ一、
58・・・・・・レリーズピン、60・・・・コイルス
プリング、62・・・・・孔部、64・・・銘板リング
、66・・・・ねじ、68・ ・・円状部、70・・・
・・・把持部、72・・・・・・突起部、74・・レバ
ー部材、76・・・・・孔部、75・・・・ねじ、78
・・・・切欠、80・・・・・・突起、82・・・・・
・突起、84・・・・・円板、86・・・・・・ピン、
101・・・・・・扉、102・・・・・ロツク板、1
03・・・・・・傾斜部、104・・・・・引つ掛かり
部、105・・・・当接部。
図、第2図および第3図は本発明による回路遮断器の操
作装置の平面図および側面図である。 20・・・・・・基台、22・・・・・基板、24・・
・・・・ハンドル部材、26,26″ ・・脚部、28
・・・・透孔、30,3『・・・・・・突出部、32,
32″・・・・突出部、34・・・・・・透孔、36・
・・・・・リンク部材、38・・・・・・透孔、40・
・・・・ゼン、42・・・・・・支持ピン、44・・・
・円状孔部、46・・・・・透孔、48・・・・・透孔
、50・・・・・・孔部、52・・・・・・間隔片、5
4・・・・・・ビス、56・・・・・レリーズレバ一、
58・・・・・・レリーズピン、60・・・・コイルス
プリング、62・・・・・孔部、64・・・銘板リング
、66・・・・ねじ、68・ ・・円状部、70・・・
・・・把持部、72・・・・・・突起部、74・・レバ
ー部材、76・・・・・孔部、75・・・・ねじ、78
・・・・切欠、80・・・・・・突起、82・・・・・
・突起、84・・・・・円板、86・・・・・・ピン、
101・・・・・・扉、102・・・・・ロツク板、1
03・・・・・・傾斜部、104・・・・・引つ掛かり
部、105・・・・当接部。
Claims (1)
- 1 ハンドル部材の把持部を回動させて回路遮断器の投
入・切離しを行なう回路遮断器の操作装置において、ハ
ンドル部材と回路遮断器との間に、ハンドル部材に一体
に設けられた突起部と結合して把持部の回動に応じて回
動するレバー部材と、該レバー部材を介して伝達される
回動力により回路遮断器の投入・切離しを行なうリンク
部材と、先端部が前記レバー部材の外周部に当接しえて
後端部が回路遮断器を装着する盤体の扉に取付けられた
ロック板に当接しうるように回動自在に支持されたレリ
ーズレバーとを設け、しかも前記レバー部材の外周部に
は、前記レリーズレバーの先端部と係合してレリーズレ
バーの回路遮断器の投入方向への回動を阻止する切欠と
、レバー部材の回動によりレリーズレバーの先端部を後
端部が前記ロック板から離間する方向に押圧する突起を
設け、かつ前記レリーズレバーにその先端部が前記レバ
ー部材の切欠に係合する方向に付勢するばねを取付け、
さらに、前記ロック板の一方端側に扉の閉成状態におい
て、前記レリーズレバーの後端部と係合して、レリーズ
レバーの先端部レバー部材の切欠から離脱させるととも
に扉の開放方向への回動を阻止する引つ掛かり部および
扉を開放状態から閉成状態に回動するとき前記レリーズ
レバーの後端部を前記引つ掛かり部へ案内する傾斜部を
設けてなることを特徴とする回路遮断器の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479677A JPS6044773B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 回路遮断器の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479677A JPS6044773B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 回路遮断器の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5486772A JPS5486772A (en) | 1979-07-10 |
JPS6044773B2 true JPS6044773B2 (ja) | 1985-10-05 |
Family
ID=15592070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15479677A Expired JPS6044773B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 回路遮断器の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044773B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020241383A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池正極用バインダー組成物、二次電池正極用導電材ペースト組成物、二次電池正極用スラリー組成物、二次電池用正極及びその製造方法、並びに二次電池 |
WO2020241384A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池正極用スラリー組成物の製造方法、二次電池用正極の製造方法、及び、二次電池の製造方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599458U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | ハンドル鎖錠装置 |
JPS6126410A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-05 | 三菱電機株式会社 | 操作ハンドル装置の鎖錠装置 |
JPS6126407A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-05 | 三菱電機株式会社 | 操作ハンドル装置 |
JPH0430756Y2 (ja) * | 1986-11-28 | 1992-07-24 | ||
JP6092650B2 (ja) | 2013-02-18 | 2017-03-08 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 熱交換器及びこれを備えたガスタービンプラント |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP15479677A patent/JPS6044773B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020241383A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池正極用バインダー組成物、二次電池正極用導電材ペースト組成物、二次電池正極用スラリー組成物、二次電池用正極及びその製造方法、並びに二次電池 |
WO2020241384A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池正極用スラリー組成物の製造方法、二次電池用正極の製造方法、及び、二次電池の製造方法 |
KR20220015387A (ko) | 2019-05-31 | 2022-02-08 | 니폰 제온 가부시키가이샤 | 이차 전지 정극용 슬러리 조성물의 제조 방법, 이차 전지용 정극의 제조 방법, 및 이차 전지의 제조 방법 |
KR20220015380A (ko) | 2019-05-31 | 2022-02-08 | 니폰 제온 가부시키가이샤 | 이차 전지 정극용 바인더 조성물, 이차 전지 정극용 도전재 페이스트 조성물, 이차 전지 정극용 슬러리 조성물, 이차 전지용 정극 및 그 제조 방법, 그리고 이차 전지 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5486772A (en) | 1979-07-10 |
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