JPH0716271Y2 - 接地開閉器のインターロック機構 - Google Patents

接地開閉器のインターロック機構

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JPH0716271Y2
JPH0716271Y2 JP4025489U JP4025489U JPH0716271Y2 JP H0716271 Y2 JPH0716271 Y2 JP H0716271Y2 JP 4025489 U JP4025489 U JP 4025489U JP 4025489 U JP4025489 U JP 4025489U JP H0716271 Y2 JPH0716271 Y2 JP H0716271Y2
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interlock
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lever
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switch
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三喜夫 浜崎
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Meidensha Corp
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【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は、断路器と接地開閉器との間の操作上の制限
をするインターロック機構に関する。
B.考案の概要 本考案は、断路器と接地開閉器とを有する回路におい
て、 DS操作器の操作主軸に連動するDS連動軸棒と、ES操作器
の操作軸に連動するES連動軸棒とを偏心して配置し、こ
れらの間に相互動作を制限すべきカム機構を配し、 断路器と接地開閉器が共に入の状態とならないようにイ
ンターロックするものである。
C.従来の技術 一般に、第4図に例示するように、A母線及びB母線そ
れぞれから、各断路器1,2を介して遮断器3にリード線
4を接続し、この遮断器3から負荷5に給電する如き回
路が良く使われている。このような給電回路では、負荷
5側の工事やメンテナンスの際、安全を確保するため、
接地開閉器6を設置するのが普通である。
このように、接地開閉器6を設置した給電回路の場合に
は、2つの断路器1,2のうち、いずれか一方、又は双方
がオン状態の場合、短絡事故防止の為、接地開閉器6が
オン状態とならないようにせねばならない。
また、接地開閉器6がオン状態にあるときには、いずれ
の断路器1,2もオン状態とならないようにせねばならな
い。
この為断路器1,2と接地開閉器6との操作装置にインタ
ーロックを設置するようにしていた。
ところで、断路器1,2とその操作装置は一対のものとし
て、両者一体に設置されるので、この断路器1,2の操作
装置と接地開閉器6及びその操作装置とは別体として設
置されるのが普通である。
よって、従来では、汎用性のある通常の操作装置に、電
気的に動作する第5図に例示するようなインターロック
を設置して用いていた。これは、直流100Vの電源に直列
に接続する、A母線の断路器1の開動作に同期してオン
動作し、その閉動作によりオフ動作する第1動作スイッ
チ7と、B母線の断路器1の開動作により同期してオン
動作し、その閉動作によりオフ動作する第2動作スイッ
チ8とを設ける。さらに、この第1及び第2動作スイッ
チと直列にインターロックコイル9を接続して回路を構
成したものである。
そして、このインターロックは、第1及び第2断路器1,
2が共に開動作のときにのみ、インターロックコイル9
に通電して操作ハンドル挿入口を開くようにし、第1及
び第2断路器1,2が共に閉動作、又はどちらか一方が開
動作のときには操作ハンドル挿入口が閉じられて、接地
開閉器を操作できないようにしていた。
D.考案が解決しようとする課題 上述のような従来の接地開閉器の電気的インターロック
では、インターロックコイル9で開閉動作される操作ハ
ンドル挿入口の扉がインターロックされ閉じているにも
かかわらず、故障等で閉じていると感ちがいする等して
手で無理に開き、接地開閉器を誤動作してしまう可能性
があるので、インターロックの完全を期すことができず
絶対の信頼性に欠けるという問題があった。
本考案は上述の点に鑑み、十分の信頼性を有する接地開
閉器の機械的インターロックを新たに提供することを目
的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案の接地開閉器のインターロック機構は、DS操作器
の操作主軸に連動するDS連動軸棒と、ES操作器の操作軸
にES用インターロックレバーを介して連動するES連動軸
棒とを偏心して配置し、DS連動軸棒と一体回動するよう
に半円形状のカム板を設置し、ES用インターロックレバ
ーの所定位置にES用インターロックピンを突設して構成
したことを特徴とする。
F.作用 上述のように構成することにより、このES用インターロ
ックピンが、断路器の入操作状態でカム板の円周部に接
してES用インターロックレバーを接地開閉器切の操作位
置にロックするとともに、接地開閉器入の操作状態でカ
ム板の縦切辺に接して断路器の切の操作状態にロックす
るようにするという作用を奏する。
G.実施例 以下、本考案の接地開閉器のインターロック機構の一実
施例を第1図乃至第3図に従って説明する。
第3図の要部正面図で、10は第1断路器の第1DSの操作
器、11は第2断路器の第2DS操作器、12は接地開閉器のE
S操作器である。これらは図示するように、ES操作器12
を中央にして、その両横にそれぞれ所定間隔を置いて、
第1DS操作器10と第2DS操作器11を、一例に配置するとと
もに、ES操作器12を一段下げて(本例では90mm)設置す
るものでこれらは、従来用いられていたのと同等の構成
の操作器である。
この第1DS操作器10と第2DS操作器11との各外側部には、
それぞれ操作主軸13に固着したDS操作レバー14によっ
て、図の上下方向に移動操作される操作ロッド15の一端
部を枢着する。この各操作ロッド15の他端部は、それぞ
れ図示しない第1断路器と、第2断路器とに接続され
る。
また、ES操作器12の操作軸16にはES操作レバー17を固着
し、このES操作レバー17の自由端部に、図示しない接地
開閉器に接続する操作ロッド18の端部を枢着する。
そして、これら第1DS操作器10、第2DS操作器11並びにES
操作器12の各DS,ES操作レバー14,17に連動するようイン
ターロック機構を設置する。
すなわち、第1図及び第2図にも示すように、第1DS操
作器10と第2DS操作器11とのそれぞれの両側後部に、DS
支板19,20を立設する。
この各一方の支板20は、それぞれES操作器12の両横後部
近くに立設する。
各DS支板19,20の自由端部には軸孔を穿孔する。そし
て、相隣接するDS支板19,20の間に、DS連動軸棒21をそ
の両端部を軸孔に軸支させて設置する。
このDS連動軸棒21のDS支板19近くの端部には、インター
ロックレバー22の一端部を固着し、両者一体に回動する
ようにする。
インターロックレバー22の自由端部には、長穴状の摺動
穴23を穿設し、これに前述したDS操作レバー14の操作ロ
ッド15を枢着した軸ピン31の延長部を摺動自在に入れ
る。
また、各連動軸棒21のDS支板20近くの端部には、それぞ
れ図示するような所定半径の半円状で、その一部に小矩
形切欠部24aを設けたカム板24を、一体に回動するよう
固着して設置する。
また、ES操作器12の両横側後部に、それぞれES支板25,2
6を、DS支板19,20より一段低く立設する。
この一対のES支板25,26の自由端部には、軸孔を穿孔
し、これにES連動軸棒27の両端部を各々軸挿して回動自
由に支持せしめる。
このES連動軸棒27の、ES支板25側端部には、ES用インタ
ーロックレバー28の一端部を、一体に回動するよう設置
する。
また、このES用インターロックレバー28の自由端部に
は、長穴状の摺動穴32を穿設し、これに前述したES操作
レバー17の操作ロッド18を枢着した軸ピン29の延長部を
摺動自在に入れる。
さらに、このES用インターロックレバー28のES連動軸棒
27との固着部に近い、カム板24の外周対応位置には、ES
用インターロックピン30を突設する。
また、ES連動軸棒27の、ES支板26より延出した端部に
は、ES用インターロックレバー33を、その端部を固着し
て両者一体に回動するよう設置する。
さらに、このES用インターロックレバー33の連動軸棒27
近くの、カム板24の外周対応位置には、ES用インターロ
ックピン30を突設する。
次に、上述のように構成した本例のインターロック機構
の作動を説明する。
まず、第1DS操作器10と第2DS操作器11とを操作すること
によって、第1断路器、又は第2断路器を入とした場合
には、第1図及び第3図に示すように、操作主軸13の回
動によってDS操作レバー14が矢印C方向に回動されて、
操作ロッド15を矢印入方向に引き上げるとともに、イン
ターロックレバー22を引き上げ、カム板24が矢印D方向
に回動されて横向きになった状態にある。
さらに、この状態では接地開閉器6が接地状態とならな
いようインターロックするものであり、第1DS操作器10
側では、ES操作レバー17が矢印E方向に回動され、ES用
インターロックレバー28が矢印F方向に回動された状態
にある。この状態では、ES用インターロックレバー28に
突設したES用インターロックピン30がカム板24の外周部
に近接した状態にあり、このES用インターロックレバー
28がES連動軸棒27を中心として矢印Fと逆方向に回動す
るのを阻止している。従って、ES操作レバー17と一体の
操作軸16を矢印Eと逆方向に回動することができないの
で、操作ロッド18を矢印入方向に操作することは不能と
なり、接地しないようインターロックされる。
また、第2DS操作器11側でも同様にインターロックされ
るもので、操作ロッド15を矢印入方向に引き上げる操作
によって、連動軸棒21が回動され、カム板24が第1図に
示す如く横向きに回動し、その外周部が、ES用インター
ロックレバー33のES用インターロックピン30に当たり、
このES用インターロックレバー33と一体なES連動軸棒27
における、操作ロッド15を矢印入方向に引き上げる回動
動作を阻止し、接地しないようインターロックする。
また、このインターロックは、第1DS操作器10と、第2DS
操作器11との双方又は一方が入となっているときには、
必ず接地されないようインターロックされるものであ
る。
なお、この状態では、第1DS操作器10と第2DS操作器11と
は、いずれもその入、切動作を自由に行える状態にあ
る。
さらに、このインターロックされた状態で、誤ってES操
作器12を入にするように操作した場合には、その操作力
は、ES用インターロックピン30が、カム板24の半円周部
に当たって押し、その力は、この半円周部の中心にある
連動軸棒21の軸芯を通る直径方向に働く。
従って、このときの誤った操作による力は、連動軸棒21
を回動させる方向には働かない。よって、これにより連
動軸棒21とインターロックレバー22が回動して操作ロッ
ド15を矢印切の方向に動かしてしまうような誤動作を完
全に防止できるものである。
次に、第1DS操作器10と第2DS操作器11とが共に切られ
て、ES操作器12が入状態にある場合のインターロックに
ついて説明する。
この場合には、第1図に示す状態から、第1,第2DS操作
器10,11のDS操作レバー14が矢印Cと逆方向に回動操作
される。
これにより、操作ロッド15が矢印切の方向に移動される
とともに、インターロックレバー22とカム板24とが一体
に矢印Dと逆方向に回動し、第2図に示すような板カム
24が縦方向に回動した状態となる。
次に、この状態からES操作器12を操作してES操作レバー
17を矢印Eと逆方向に回動する。これに連動して操作ロ
ッド18が矢印入の方向に移動されるとともに、ES用イン
ターロックレバー28が矢印Fと逆方向に回動し、ES用イ
ンターロックピン30を板カム24の切欠部24aの部分に係
止させる。
この状態では、板カム24が矢印D方向に回動するのをES
用インターロックピン30が阻止するので、この板カム24
及びインターロックレバー22と連動するDS操作レバー14
と一体の操作主軸14を矢印C方向に回動して断路器を入
にする操作を阻止できるものである。
なお、無理に第1,第2DS操作器10,11を断路器入の方向に
操作しようとしたときの力は、板カム24が回動してES用
インターロックピン30を押す力となるので、この力がES
連動軸棒27を引く力となって、これを回動する力として
は働かない。従って、これによりES操作器13が無理に切
方向に操作されるのを防止できる。
なお、この第2図に示す状態から、第1図に示す状態に
移行するには、前述と逆の動作、すなわち、ES操作器12
を切操作してから、第1,第2DS操作器10,11を入操作して
行うものである。
H.考案の効果 以上詳述したように、本考案の接地開閉器のインターロ
ック機構によれば、DS操作器の操作主軸に連動するDS連
動軸棒と、ES操作器の操作軸にES用インターロックレバ
ーを介して連動するES連動軸棒とを偏心して配置し、DS
連動軸棒と一体回動するように半円形状のカム板を設置
し、ES用インターロックレバーの所定位置に、断路器の
入操作状態でカム板の円周部に接してES用インターロッ
クレバーを接地開閉器切の操作位置にロックするととも
に、接地開閉器入の操作状態でカム板の縦切辺に接して
断路器の切の操作状態にロックするES用インターロック
ピンを突設したので、断路器と接地開閉器が共に入の状
態とならないようするインターロックを機械的な簡素な
機構で確実に実行可能とするという効果がある。
さらに、誤った操作をしようとして大きな操作力を加え
た場合にも、カム板と圧接するESインターロックピンと
の間に働く力が、DS又はES連動軸棒の軸芯方向に働き、
これらを回動する方向には働かないので、DS操作器又は
ES操作器がこの大きな力で誤動作されてしまうことを防
止し、インターロック機構を確実にするという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接地開閉器のインターロック機構の一
実施例を示す要部概略側面図、第2図はその要部概略
図、第3図はその要部正面図、第4図は従来の断路器と
接地開閉器を有する回路の線図、第5図はその電気的イ
ンターロックの回路線図である。 1,2…断路器、6…接地開閉器、10…第1DS操作器、11…
第2DS操作器、12…ES操作器、21…DS連動軸棒、24…カ
ム板、27…ES連動軸棒、28…ES用インターロックレバ
ー、30…ES用インターロックピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】DS操作器の操作主軸に連動するDS連動軸棒
    と、ES操作器の操作軸にES用インターロックレバーを介
    して連動するES連動軸棒とを偏心して配置し、 上記DS連動軸棒に半円形状のカム板を固定して設置し、 上記ES用インターロックレバーの所定位置に、上記カム
    板の輪郭に臨むようES用インターロックピンを突設して
    構成したことを特徴とする接地開閉器のインターロック
    機構。
JP4025489U 1989-04-05 1989-04-05 接地開閉器のインターロック機構 Expired - Lifetime JPH0716271Y2 (ja)

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JPH02131231U JPH02131231U (ja) 1990-10-31
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