JPH03281676A - 瀝青系材料適合樹脂組成物、塗料、舗装材及び舗装構造体 - Google Patents

瀝青系材料適合樹脂組成物、塗料、舗装材及び舗装構造体

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JPH03281676A
JPH03281676A JP8082790A JP8082790A JPH03281676A JP H03281676 A JPH03281676 A JP H03281676A JP 8082790 A JP8082790 A JP 8082790A JP 8082790 A JP8082790 A JP 8082790A JP H03281676 A JPH03281676 A JP H03281676A
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weight
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asphalt
resin composition
bituminous material
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JP8082790A
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Shuya Tsuji
修也 辻
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アスファルト等の瀝青系材料に対して接着力
を向上した常温硬化可能な瀝青系材料適合樹脂組成物、
塗料、舗装材及びその舗装構造体に関する。
〔従来の技術〕
従来瀝青系材料に対して接着性の良い材料としては、エ
ポキシ樹脂やウレタン樹脂のアスファルト変性樹脂等が
良(知られている。
アスファルト変性エポキシ樹脂は、高機能の舗装材とし
て1965年頃より床版との接着性、曲げ疲労に対する
抵抗性などに優れる点に着目して長大橋の橋面舗装に用
いられている。このアスファルト変性エポキシ樹脂は、
主材のエポキシ樹脂液Aと、アミン等硬化剤と石油アス
ファルトの混合液Bを混合して使用する2液混合型とし
て用いられる。この混合時の温度は100〜180℃で
、加熱によって硬化が進む。
アスファルト変性ウレタン樹脂は、アスファルトと湿気
硬化型のウレタン樹脂の混合物で、その伸び特性が優れ
ることを利用して道路継目のシーリング材等に用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のアスファルト変性樹脂のいずれも
アスファルトとの混合物であるため、製造時にアスファ
ルトを熱溶融させてアミン硬化剤やウレタン樹脂と混合
する工程が必要である。そのため色調が黒色に限定され
る。また、いずれの変性樹脂も常温硬化させる場合には
硬化時間が長くなる等の欠点もある。
一方、アスファルトを混入せずに、エポキシ樹脂やウレ
タン樹脂等の熱硬化性樹脂を単独で使用することもでき
るが、その場合には次のような問題がある。
■ これらの樹脂は液状のものがあっても非富に粘度が
高い。そのため、無溶剤タイプの塗料として使用するこ
とができない。
■ これらをキシレン等の溶剤に熔解させて樹脂溶液タ
イプとして使用した場合には、接着性に劣る。既に知ら
れているように、アスファルトはその主成分がn−ペン
タンに対する熔解性からこれに不溶分のアスファルトン
と、これに可溶分のレジン及びオイルの3成分からなる
が、個々の組成については複雑多岐で、生産地によって
大幅に異なる。いずれにしても、炭素と水素が主成分で
あるが、その中にパラフィン・ワンクスのような離型性
を有する物質が存在する。したがって、アスファルト舗
装面に上記樹脂の塗膜を設ける際にはその接着性を良く
するためにこれらの離型物質を除去する必要がある。
■ これらの樹脂はラジカル重合型樹脂ではないため、
硬化させてその性能を発揮させるまでに時間がかかる。
特にアスファルト材料は屋外現場における土木建設用途
に用いられるので、硬化途中で降雨になれば種々の問題
を生じる。
これらの問題を解決するため不飽ポリエステル樹脂やビ
ニルエステル樹脂等の重合性モノマー架橋型熱硬化性樹
脂を利用することも考えられるが、これらの樹脂にアス
ファルトが混入した場合硬化に悪影響を及ぼすという問
題がある。
■、一方、特公平1−36508号公報にはアクリル変
性樹脂を用いた道路マーキング剤をアスファルトやコン
クリート路面に用いることも提案されている。このマー
キング剤は冬期5℃以下の場合に硬化性に優れ、耐摩耗
性にも優れ、さらに適度な強度と柔軟性を与えるので耐
久性に優れるとともに、耐薬品性(耐酸、耐アルカリ)
にも優れている。しかし、アスファルト舗装剤やアスフ
ァルト防水シートのような瀝青材にこのマーキング剤を
塗布すると、一般に重合性モノマーとして使用されてい
るアクリル酸エステルやスチレンによってカフドパツク
現象を発生し、界面が水あめ状になり、接着性が著しく
劣るという問題がある。この力7トハック現象は上記し
た不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂の場合
にも起こる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、重合性七ツマー架橋型熱硬化性樹脂の瀝
青系材料に対する接着性を向上させるために鋭意研究し
た結果本発明をするに至ったものである。
すなわち、本発明は、 (A)アスファルトを溶解しない重合性モノマー(8)
重合系樹脂 (C)パラフィン及び/又はワックス を含有する瀝青系材料適合樹脂組成物、特に(A)下記
式で算出されるα値が80以下のアクリルモノマーの少
なくとも1種51〜85重量%α=ioo−[:(β/
 γ)X100)α:重重合性フッマー熔解するJIS
K2207に規定のアスファルトの重量% β:JISK2201に規定のアスファルトの重合性モ
ノマーに対する不溶分の重量(g) γ: J I 5K2207に規定のアスファルト試料
の重量(g) (8)上記(A)成分に可溶な重合体樹脂10〜24重
量% (D)上記(A)成分に可溶な可塑剤5〜25重量%を
含有し、かつ (E)上記(A) 、(8)及び(D)成分合計量10
0重量部に対し1分子中に少なくとも2個の重合性二重
結合を有する化合物0.1〜10重量部(C)上記(A
) 、(8)及び(D)成分の合計量100重量部に対
し40℃以上の融点を有するパラフィン及び/又はワッ
クスの少なくとも1種を0.1〜5M量部 含有する瀝青系材料連合樹脂組成物を提供するものであ
る。
この際、アクリルモノマーが (A−1)α値が95以上 (A−2)α値が5〜95 (A−3)α値が5以下 から選ばれ、かつ(A−1) 、(A−2) 、(A−
3)の少なくとも2つの組合わせ又は(A−2)若しく
は(A−3)の単独からなる請求項1記載の瀝青系材料
適合樹脂組成物であることも好ましく、また、(F)が
アリルエーテル基を含む単量体で(A) 、(8)及び
(D)成分の合計量100重量部に対し、1〜2Off
i量部含有される瀝青系材料適合樹脂組成物、(8)が
(A)に可溶なアクリル系モノマーである瀝青系材料適
合樹脂組成物であることも好ましい。
また、本発明は、上記瀝青系材料適合樹脂組成物を含有
する塗料、この瀝青系材料適合樹脂組成物と骨材を含有
する舗装材、この舗装材を瀝青系材料からなる基盤上に
設けた舗装構造体を提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明で使用する瀝青系材料とは、二硫化炭素に熔ける
炭化水素の混合物で、常温で固体又は半固体状のものを
いい、代表的物質としてはJISK2207に規定する
石油アスファルトが挙げられる。
本発明で使用する重合性モノマー(A)は、アスファル
トを熔解しない重合性モノマーであり、の式で規定され
るJIS K−2207に規定のアスファルトの重合′
性モノマーへの溶解炭、即ちα値(アスファルト溶解炭
)で類別される。この中には各種ビニルモノマー、アク
リルモノマー、アクリル酸エステル等が含まれるが、後
述するようにこれらはアスファルトを熔解する性質が各
々違い、最高は100%熔解(α=100)のものから
、最低は0%の溶解(α・O)のものまで幅広く存在す
る。
本発明で使用するα値80以下の重合性モノマー(A)
は、重合性上ツマー単独でも良いし、2種類以上の重合
性モノマーを組合わせてα値を80以下にしたものでも
良い。本発明で使用する重合性モノマー(A)をα値で
分類するとα値が95以上のもの(Aグループ、Aと称
する。)、α値が5より太きく95より小さいもの(B
グループ、Bと称する。)α値が5以下のもの(Cグル
ープ、Cと称する。)の三種類に分けられる。
重合性モノマーはこれらの中から選択され、好ましくは
B、Cの単独、AとB、A とC,B とC1八とBと
Cの組合わせのもので、α値が80以下のものである。
具体例を挙げれば、A(95≦α)に属する重合性モノ
マーは、メチルメタクリレート、酢酸ビニル、エチルア
クリレート、メチルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、イソブチルアクリレート、エチルアクリレート等
が挙げられる。
B(5〈α〈95)に属する重合性モノマーは、2エチ
ルへキシルメタクリレート(α=60)、2−エチルヘ
キシルアクリレート(α=75)、ラウリルメタクリレ
ート(α=48)、シクロへキシルメタクリレート(α
・67)、n−メチルメタクリレート(α=93)等が
挙げられる。
C(α≦5)に属する重合性モノマーは、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、フェノキシエチルアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート等のアクリル酸エス
テルモノマーなどの単官能性モノマー及び多官能性モノ
マーが挙げられる。
本発明において上記(A)成分の比率が高くなれば、配
合物の粘度が低下して塗工作業性、セルフレベリング性
は向上するが、硬化性が悪くなるので適当な比率が必要
であり、51〜85%、好ましくは60〜75M量%で
ある。
本発明で使用する(8)重合糸樹脂は、重合性モノマー
の重合体又は共重合体であって、例えば重合性を有する
オリゴマー等も含まれ、重合性モノマーとしては、スチ
レン、塩化ビニル、ビニルアセテート、アクリルニトリ
ル、アクリルアミド、n−メチロールアクリルアミド、
エチレン酢ビ、アクリル酸又はメタクリル酸の低級アル
キルエステル類等が挙げられる。これらの単独重合体又
は2種以上の共重合体の内、本発明に用いる(A)アク
リル単量体との相溶性その他硬化性、硬化後の諸物性を
考慮した場合、アクリル酸又はメタクリル酸の低級アル
キルエステル類の重合体又は共重合体が好ましい。いわ
ゆるアクリルシラツブが具体的に挙げられる。
これらのアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル
類としては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリルflln−ブチル、メタクリル酸i
−ブチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリルf!In−ブチル、
アクリル酸ドブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル
酸2−エチルヘキシルが挙げられる。好ましくは、メタ
クリル酸メチルの重合体及びメタクリル酸メチルと、ポ
リマーのガラス転位温度の低いモノマー1例えばアクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル
、アクリル酸】−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリルM2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸ラウリルとの共重合体が挙げら
れる。
本発明で使用する(D)成分としては、例えばジブチル
フタレート、ジブチルセバケート、ジn−オクチルフタ
レート、ジ2−エチルへキシルフタレート、オクチルデ
シルフタレート、モロ−デシルフタレート、ジイソデキ
ルフタレート、ブチルベンジルフタレート等のフタル酸
エステル類、ジ2エチルへキシルアジペート、オクチル
デシルアジペート、ジ2−エチルへキシルセバケート、
ジブチルセバケート、ジ2−エチルへキシルアゼレート
、ポリプロピレングリコール、PAi化パラフィン、;
アジピン酸系、アゼライン酸系、セパチン酸系、フタル
酸系のポリエステル系高分子可塑剤;エボキシ化油、エ
ポキシ化脂肪酸エステル等のエポキシ系高分子可塑剤等
から選ばれた少なくとも一種又は二種以上の混合物が挙
げられる。
この(D)成分は本発明の樹脂組成物の粘度調節及びそ
の硬化物を可塑化させて下地面に対する追随性を向上さ
せるために添加される。このCD)成分の比率が高すぎ
ると、塗膜の耐汚れ性を悪くするので好ましくない、こ
れらの要求性能から、成分(D)の比率は5〜25M量
%、好ましくは5〜20重量%である。
上記(A) 、(8)及びCD)成分によって本発明の
樹脂組成物の塗工作業性、セルフレベリング性及び硬化
性に影響を与える組成物の粘度が好ましい範囲に調節さ
れ、かつその硬化物の強度と柔軟性のバランスが同じ好
ましい範囲に調節される。
本発明に用いられる(E)成分は、本発明の樹脂組成物
の硬化に際して主に(A)成分を架橋させ、硬化物の耐
久性を向上させる目的で添加される。
この(E)成分の添加により、本発明の樹脂組成物の塗
膜表面の耐薬品性、耐汚れ性も向上する。また、この(
E)成分の添加により硬化性も向上するが、その添加量
は多すぎると硬化物の柔軟性を悪くするので、上記(A
) 、(8) 、(D)の合計蓋100重量部に対して
0.1〜10重量部、好ましい1〜5重量である。
上記(E)成分としては、例えばエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、12−プロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、16一ヘキ号ンジオールジ(メ
タ)アクリレートのようなアルカンジオールジー(メタ
)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポ
リオキシアルキレングリャールジ(メタ)アクリレート
、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリル
フタレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソ
シアヌレート、了りル(メタ)アクリレート、ジアリル
フマレート等が挙げられ、これらは単独で、又は2種以
上の併用で用いられる。
また、本発明では(F)成分としてアリルエーテル基を
含む重合性モノマーを含有することも本発明の樹脂組成
物の嫌気性を改善するために好ましい。すなわち、アリ
ルエーテル基の酸素吸収能力の大きさを利用して樹脂組
成物塗膜に空気硬化性を付与する。具体的にはメチロー
ルメラミンのアリルエーテル、グリセリンアリルエーテ
ルのアジピン酸エステル、アリルアセタール、メチロー
ルグリオキザールウレインのアリルエーテル等がある。
本発明で用いられる(C)パラフィン及び/又はワック
スとしては、パラフィンワックス・ポリエチレンワック
スやステアリン酸、1,2−ヒドロキシステアリン酸等
の高級脂肪酸等が挙げられるが、好ましくはパラフィン
ワックスが用いられる。この(C)成分は塗膜表面にお
ける硬化反応中の空気遮断作用、硬化物表面の光沢の付
与、耐汚れ性の向上を目的として添加される。夏と冬で
は塗工時の温度条件が太き(異なるので、−年を通して
これらの目的を達成するためには融点の異なる二種以上
のものを併用することが好ましい、成分(E)の多量の
添加は塗膜表面の外観を搦なうので、成分(八) 、(
8) 、(D)の合計量100N量部に対して0.1〜
5重量部、好ましくは0.2〜2重量部が良い。
このようなパラフィン及びワックスは、温度が低い場合
等で塗膜表面に浮き難いときは、上記の(F)成分の空
気硬化性のメリットがより多く現れ、一方これらパラフ
ィン及びワックスが塗膜の表層部に存在すると空気を遮
断し、(A)成分の硬化を阻害しない。したがって、温
度差のある個所に用いられる塗膜の場合これらの性質を
利用してどちらにも硬化性の良い塗膜を得ることができ
る。
本発明で用いられる(A)〜(C) 、(A)〜(E)
、(八)〜(F)の組成物に硬化剤と硬化促進剤を加え
、これらの組合わせによる公知のレドックス系触媒を用
いて一30℃〜50℃の温度範囲で2時間以内に硬化さ
せることができる。
上記レドックス系触媒としては各種のものを用いること
ができるが、硬化促進剤として第3級アミン、硬化剤と
して有機過酸化物の組合わせを用いるのが有利である。
第3級アミンとしては窒素原子に直接少なくとも1個の
芳香族残基が結合しているものが好ましく、特に〜、N
゛−ジメチルアニリン、N、 N’−ジメチル−p−ト
ルイジン、N、N’−ジ(ヒドロキシエチル)−p−ト
ルイジン、N、N’−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−
p−トルイジンの一種又は二種以上の組合わせが好まし
い。有機過酸化物の好ましい例としではiI!J酸化ベ
ンゾイルが挙げられる。過酸化ベンゾイルは取扱い上の
危険を避けるために不活性の液体又は固体で濃度50%
程度に希釈されたペースト状又は粉末状のものを用いる
ことが好ましい。
本発明の樹脂組成物の好ましい可使時間5〜30分と、
好ましい硬化時間10〜90分を得るためには、組成物
の温度あるいは塗工時の気温に応じて硬化剤、硬化促進
剤の一方又は両方の量を調節する必要がある。有機過酸
化物(濃度50%)の使用量は本発明の組成物100重
量部に対して0.5〜lO止量部である。また、第3級
アミンの使用量は0.1〜6重量部が好ましく、より好
ましくは0.3〜4重量部である。
本発明の樹脂組成物とレドックス触媒の硬化剤と硬化促
進剤を混合すると、すみやかに成分(A)、(E)(f
fi合性重性重合体)を含む場合は(8)成分も含む)
の重合反応が開始され、この樹脂組成物の硬化が進行す
る。また、本発明の樹脂組成物と硬化剤の混合によって
も品温においてゆっくりと反応が進行する。従って、硬
化剤は、塗工の直前に本発明の組成物に混合されること
が好ましい、−万、本発明の樹脂組成物に促進剤を混合
しても反応は起こらないので、両者を予め混合して貯蔵
することができる。このようにすると、塗工に際して硬
化剤のみを加えればよいので、作業を単純することがで
き、好ましい。塗工方法に合わせて硬化剤と硬化促進剤
の混合方法を変化させることも可能である。また、本発
明の樹脂組成物を2つに分け、一方に硬化剤を混合し、
他方に硬化促進剤を混合して、これら二液を塗工直前に
混合する方法を用いれば、二液型のスプレー塗工機を使
用することができる。この場合、硬化剤を混合する組成
物から成分(A) 、(E)などの重合反応性成分を除
いておき、硬化促進剤を混合する組成物に成分(A)、
(E)の全量を混合しておき、二液の混合により硬化性
塗料とすることもできる。この方法は、硬化物を混合し
た組成物を長期間安定して貯蔵できるので好ましい。
本発明の樹脂m放物中には耐候性を更に改良するために
紫外線吸収剤を添加することができる。
このような紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4オクチ
ルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−デシル
オキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−デシルオ
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4,4”−ジメ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4,4”−ジ
メトキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキシベンゾフェ
ノンの誘導体、あるいは2−(2’−ヒドロキシ−3゛
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2”−
ヒドロキシ3’、5’−ビス(2,2°−ジメチルプロ
ピル)フェニル〕ベンゾトリアソールあるいはこれらの
ハロゲン置換誘導体等のペンゾトリアヅール誘導体、あ
るいはフェニルサリシレート、p−エチルフェニルサリ
シレート、p−ターシャリフチルフェニルサリシレート
等のサリシル酸のエステル類等を挙げることができる。
紫外線吸収剤は成分(A) 、(8) 、(C)  の
合計量100重量部対しα01〜5M量部の範囲で添加
することが好ましい。
また、本発明の樹脂組成物中に下地に対する接着性の安
定化や充填剤との接着強度の耐久性を向上させる目的で
、γ−メタクリロシブロピルトリメトキシシラン、T−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、N−β−(
アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のシ
ランカップリング剤を添加することができる。
また、本発明の樹脂組成物に硬化剤等を加えた硬化性塗
料の塗膜の硬化性を安定化させる目的で、トリブチルフ
ォスファイト、トリ(2−エチルへキシル)フォスファ
イト、トリデシルフォスファイト、トリステアリルファ
スファイト、トリス(ノニルフェニル)フォスファイト
、トリフェニルフォスファイトなどのフォノファイト類
を、塗膜の表面外観を整える目的で各種の消泡剤及びレ
ヘリング剤を、本発明の樹脂組成物の貯蔵安定性を向上
させる目的でヒドロキ7ノン、ヒドロキノン七ツメチル
エーテル、2.4−ジメチル−6−【−ブチルフェノー
ルのような重合抑制剤を本発明の組成物中に添加するこ
とができる。
本発明の樹脂組成物は一般に骨材その他の充填材と混合
した配合物として塗工に供せられるが、骨材としては平
均粒径が10μ以上で吸油量が25ccのアマニ油/1
00g以下のもが好ましい、これらの骨材の例としては
、砂、珪砂、石英砂、これらを着色したものあるいは焼
成したもの、石英粉、珪砂粉などの岩石粉、着色した磁
器、陶器素地を焼成硬化して粉砕したもの、亜鉛白、炭
酸カルシウム、アルミナ、ガラスピーズ等が挙げられる
。粒径の異なる骨材の組合わせが塗工作業性、セルフレ
ベリング性向上のために好ましい。また、配合物に揺変
性を付与するために充填剤としてアスベストやセビオラ
イト、アエロジルのようなシリカ粉末などを添加するこ
ともできる。充填剤としては、前記の他に、着色顔料や
染料を用いることが好ましく、例えば酸化チタン、硫酸
バリウム、カーボンブランク、クロムバーミリオン、ヘ
ンガラ、群青、コバルトブルー、フタロシアニンブルー
フタロシアニングリーン等が用いられる。一般には本発
明の樹脂組成物100N量部に対し、これらの充填剤θ
〜90ON量部を配合して塗工に供する。
本発明の樹脂組成物と硬化剤、硬化促進剤その他の添加
剤、骨材その他の充填材を混合した配合物は、コンクリ
ート、アスファルト、鋼板等の床面、又は壁面の被覆に
用いられるが、施工に際しては必要に応じて床面、壁面
等の下地にブライマー処理を施した後、その上にこの配
合物を塗工することが好ましい。施工方法としては、ス
プレー方式、金ゴテ仕上げ、刷毛塗り、ローラコーティ
ング等の方法を用いることができる。骨材を混合しない
あるいは一部のみ混合した配合物を予め塗工し、硬化す
る前に骨材をさらに散布することにより塗膜表面に骨材
を一部突出させノンスリップ性を付与する施工方法も可
能である。骨材を予め混合する配合物においては骨材の
種類と量は塗工の目的に応じて選択される。スプレー、
刷毛塗り、ローラコーティングなどの塗工方法によれは
、比較的薄い塗膜、すなわち0.2〜1目の塗膜を塗工
することができるが、このような目的に対する配合に際
しては、骨材量は本発明の樹脂組成物100車量部に対
し30〜100M量部が好ましい。より厚い塗膜、すな
わち1〜30taの塗膜を施工する場合には金ゴテ仕上
げが好ましく、骨材量は本発明の樹脂組成物100重量
部に対し100〜900重量部が好ましい。この場合滑
らかな塗膜表面を目的とする場合には骨材量100重量
部に近いことが好ましく、塗膜厚みの厚い場合は経済的
観点から骨材量900M量部を超えると配合物の硬化性
が悪くなり好ましくない。
塗工に際しての好ましい作業性、良好な塗膜表面を得る
ために好ましいセルフレヘリング性が要求される。これ
らの要求を満足するためには本発明の樹脂組成物の粘度
は低いことが好ましいが、低過ぎると硬化性が悪くなる
ので通切な粘度範囲があり、好ましくは50〜1000
cpsである。
また、本発明の樹脂組成物の硬化性については、特に床
及び壁面コーチインクの場合には、墾工後、配合物の流
動性が失われ、硬化に至る前に塗膜表面が平滑に整えら
れる余裕時間(配合物が作業に必要な十分な流動性を保
っている時間を可使時間という)がなければならないが
、可使時間は5〜30分が好ましい。また、硬化時間は
10〜90分が好ましい。このように上記硬化剤量、硬
化促進剤配合量が調整される。
このようにして得られる本発明の樹脂組成物は瀝青糸材
料との接着性に優れ、かつ硬化時間が短く施工性に優れ
ているので、種々の用途がある。
例えば輪立ち掘れ等のアスファルト舗装面の変形流動問
題の発生している道路舗装面補修用舗装材料として利用
できる。特にアスファルトのOこ様に熱を用いて合材を
製造する製造することなく、雷温でWUllに製造でき
、しかも剛性材料であるため変形を起こし難い。また、
硬化が速いので交通規制等の時間が短時間で済む。
また、本発明の樹脂組成物からなる塗料としてアスファ
ルト舗装材等の上に道路標示等のマーク塗布を行う場合
、苦瓜、短時間に自白な色調のものを塗布でき、耐摩耗
性に優れたエメリー等の骨材と併用することで、耐久性
に優れた道路上の標示材となる。
また、塗料としてタールエポキシ樹脂やアスファルト塗
料等の防腐塗料の上にも、それを剥がすことなく直接塗
布できる。
また、屋上防水材としては、アスファルトシート材が非
常に多く使用されているが、これらの上にグラ1′マー
として、あるいは被覆防水材としていずれも利用できる
〔実施例: 次に本発明の詳細な説明する。
下記実施例中の「部」はすべてN葉部を示し、また可使
時間及び硬化時間は配合物中に硬化材を添加えした時点
を起点とする。
(a)樹脂組成物の調製 実施例1 メタクリル酸2−ヒドロキシエチル   40部メタク
リル酸メチル         20部以上アクリルモ
ノマー エチレングリコールジメタクリレート 2部塩素化パラ
フィン(塩素含有量50%)  100部オフナルデシ
ルフタレート1部 N、N’−ジ(2−ヒドロキシプロピル)p−)ルイジ
ン            0.5部ヒドロキノン  
        0.0025部の混合物を攪拌機と加
熱ジャケントを備えた溶解槽に仕込み、攪拌しながらメ
タクリル酸メチル(HMA)とアクリル酸ブチル(HA
)の共重合体(MMA/BA=90/10)20部を少
量づつ添加した。次いでこれらの混合物を50゛Cに昇
温し、n−パラフィン(融点54〜56℃)を0.5部
、同じくn−パラフィン(融点64〜66℃)を0.5
部添加した。、HMA/BA共重合体が完全に熔解した
のち混合物を冷却した。このようにして20℃における
粘度400cpsの樹脂組成物を得た。
実施例2 アクリル酸ヒドロキシプロピル     40部アクリ
ル酸イソブチル        20部以上アクリルモ
ノマー PA累化パラフィン(C1含有り40%)20部エチレ
ングリコールジメタクリレート  2部N jシ゛−ジ
(2−ヒドロキシプロピル)−Pトルイジン     
        0.5部ヒドロキノン       
    0.0025部の混合物を攪拌機と加熱ジャケ
ットを備えた熔解槽に仕込み、攪拌しながら塩化ビニル
(VC)/ #酸ビニル(VAC) (VC/VAC=
75/25) )の共重合体を少量づつ20部添加した
。次いでこれらの混合物を50℃に昇温し、n〜パラフ
ィン(融点54〜56℃)を0.5部添加した。  V
C/VAC共重合体が完全に熔解したのち混合物を冷却
した。このようにして20℃における粘度500cps
の樹脂組成物を得た。
比較例1 メタクリル酸メチル          40部アクリ
ル酸2−ユチルヘキシル     20部エチレングリ
コールジメタクリレート  2部塩素化パラフィン(塩
素含有量50%)   10部オクチルデシルフタレー
ト      10部N、 N’−ジ(2−ヒドロキシ
プロピル)−p−トルイジン            
  0.5部ヒドロキノン           0.
0025部の混合物を攪拌機と加熱ジャケットを備えた
溶解槽に仕込み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(M
MA) とアクリル酸ブチル(BA)の共重合体(MM
A/B^・90/10) 20部を少量づつ添加した。
次いでこれらの混合物を50℃に昇温し、n−パラフィ
ン(融点54〜56℃)を0.5部、n−パラフィン(
融点64〜66℃)を0.5部添加した。開AlBA共
重合体が完全に熔解したのち混合物を冷却した。このよ
うにして20℃における粘度400cpsの樹脂組成物
を得た。
比較例2 メタクリル酸メチル          40部アクリ
ルvi2−エチルヘキシル     20部塩素化パラ
フィン(塩素含有量40%)10部オクチルデシルフタ
レートIO部 チヌビンP(紫外線吸収剤・チバガイギー社製)0.2
5部 エチレングリコールジメタクリレート  2部N、N’
−ジ(2−ヒドロキシプロピル>−pトルイジン   
           0.5部ヒドロキノン    
       0.0025部の混合物を攪拌機と加熱
ジャケットを備えた熔解槽に仕込み、攪拌しながら塩化
ビニル(VC) /酢酸ビニル(VAC) (VC/V
AC=75225)の共重合体を少量づつ20部添加し
た。次いでこれらの混合物を50℃に昇温し、n−パラ
フィン(融点54〜56℃)を0.5部を添加した。 
VC/VAC共重合体が完全に溶解したのち混合物を冷
却した。このようにして20℃における粘度500cp
sの樹脂組成物を得た。
実施例3 グリシジルメタアクリレート40部 アクリル酸エチル          20部以上アク
リルモノマー テトラエチレングリコールジメタクリレート2部 N、 N’−ジメチル−p−)ルイジン    0.5
部ヒドロキノン          0.0025部の
混合物を攪拌機と加熱ジャケットを備えた熔解槽に仕込
み、攪拌しながらメタクリル酸メチル(HMA)とメタ
クリル酸n−ブチル(BMA)の共重合体(MM八へB
A =90/10)20部を少量づつ添加した。聞AZ
BMA共重合体が完全に溶解したのち混合物を冷却した
。このようにして20℃における粘度100cpsの樹
脂組成物を得た。
実施例4 実施例1において、アクリルモノマーを2−エチルへキ
シルアクリレート(α=60)にした以外は同様にして
樹脂組成物を調製した。
実施例5 実施例1において、アクリルモノマーをエチルアクリレ
ート45部、グリシジルメタクリレート15部にした以
外は同様にして樹脂組成物を調製した。
上記実施例1〜5、比較例1.2の樹脂組成物を用いて
、瀝青材料に対する剥離試験、アスファルト適合性試験
を行った結果を下表に示す。
■ 剥離試験法 JIS−S−6040’4・4 ・1(2)の剥離試験
法に準拠して試験を行った。
(a)試験片の作り方及び試験方法 JISA6006  アスファルトシーフイング(35
Kg品)のシート上の表面積50%を、離型用ポリエチ
レンテレフタレートフィルム(PETフィルム)で覆う
その上からガラスマットと上記実施例1〜3、比較例1
.2のそれぞれの樹脂組成物を積層し、硬化させて試験
片とする。なお、樹脂組成物の硬化剤としては過酸化ベ
ンゾイル(BPO1,5%ペースト)ジメチルアニリン
(DMA)0.3%を用いた。試験片の幅は1インチと
し、測定は引張試験機を用い、荷重2Kg 、ヘッドス
ピード50m/分で第1図に示すように行った。第1図
中、lはガラスマント/樹脂の積層体、2はPETフィ
ルム、3はアスファルトシートである。
■ 接着試験 上記実施例、比較例で得られた樹脂組成物の塗膜とアス
ファルトとの接着試験を次のように行った。
すなわち、アスファルトはアスコン合材の形とし、その
上に上記実施例、比較例で得られた樹脂組成物とガラス
チg7プドストランドマントでFRPライニンク層を作
製ターる。
接着試験は、阪神高速道路公団のコンクリートの補修用
樹脂(堂り材)試験方法の「2−C一体性試験建研式、
車軸引張り試験」に準拠して行った。なお、接着力の測
定個所は一試験体6ヶ所(n・6)とし、その平均値を
接着力とした。
■ アスファルト適合性試験 第2図に示すようにブースアスファルト4に発泡ポリエ
チレン製のり付バンカーを用いて型枠5を作製し、これ
に上記実施例1〜5、比較例1.2の樹脂組成物を用い
た下記配合物を流し込み、硬化させた。6はその硬化物
である。バンカーの寸法は厚さ5 m、 輻5 tm、
流し込みの寸法は内寸290 m X290 tm x
5 nである。
実施例1〜5、比較例1.2の各樹脂組成物100Φ量
部 珪砂4号           300重量部珪砂5号
            100重量部BPOペースト
(樹脂に対し)1.5帽章%DMA    (樹脂に対
し)0.4重量%試験は20℃、65910相対湿度下
の部屋で硬化後2日t−注し、目視観察を行った。アス
ファルト適合性の悪いものはカットバック現象が発生し
、接着せず、アスファルトブースと流し込んだ硬化物と
の界面がヘタベタしていた。
なお、アクリル華量体のα値は以下のように測定した。
重合性(17−に熔解するアスファルト溶解度測定を几
5K2207−1980石油アスファルトの5.6三塩
化工タン可溶分試験を参考にして、三塩化エタンの代替
として各種重合性’t/t−マー類また、アスファルト
はJIS K 2207ストレートアスフアルト40〜
60を用い、他は全てJTS K 2207と同一で実
施した。そして次の算出式によりα値(溶解炭)求めた
α=100−1:(β/)X100) α:重重合性フッマー溶解するアスファルトの重量%(
78解度) β:JISK2207に規定するアスファルトの重合性
モノマーに対する不溶分の重量(g) :JIS K2207に規定のアスファルト試料の重量
(g) また、ブースアスファルトは、(社)日本道路協会のア
スファルト舗装要綱に基づき、密粒度アスコンと同様の
製造方法で作製した。なお、使用したアスファルトはセ
ミフローンアスファルト、アスファルト量は9.5%で
あった。
( )内臣量% なお、表中略号は以下の通りである。
M1八: メチルメタアクリレート i−Bへ:イソフ゛チJレアクリレートEA:エチルア
クリレート 2−HEMA:2− ヒドロキエチルメタクリレート1
(PA :ヒトロキンブロピルアクリレートGMAニゲ
リシジルメタアクリレート 2−El−IA:2−エチルへキシルアクリレート〔発
明の効果〕 本発明によれば、アスファルトを熔解しない重合性七I
7−と、重合系樹脂と、パラフィン及び/又はワックス
を含有する瀝青材料適合樹脂組成物を提供できるで、こ
れを塗料に用いれば、その塗膜のアスファルト舗装面等
アスファルト材料に対する接着性を向上し、その剥#I
l現象を少なくするとともに、カットパンク現象を防止
することができる。
また、このような優れたアスファルト連台塗膜を有する
舗装材及び舗装構造体を11供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は剥離試験における試験片の状態を示す説明図、
第2図はアスファルト適合性試験に用いる試験片を示す
斜視図である。 平成2年3月30日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)アスファルトを熔解しない重合性モノマー(
    B)重合系樹脂 (C)パラフィン及び/又はワックス を含有する瀝青系材料適合樹脂組成物。 2、(A)下記式で算出されるα値が80以下のアクリ
    ルモノマーの少なくとも1種51〜85重量%α=10
    0−〔(β/γ)×100〕 α:重合性モノマーに溶解するJ1SK2207に規定
    のアスファルトの重量% β:JISK2207に規定のアスファルトの重合性モ
    ノマーに対する不溶分の重量(g) γ:JISK2207に規定のアスファルト試料の重量
    (g) (B)上記(A)成分に可溶な重合体樹脂10〜24重
    量% (D)上記(A)成分に可溶な可塑剤5〜25重量%を
    含有し、かつ (E)上記(A)、(B)及び(D)成分合計量100
    重量部に対し1分子中に少なくとも2個の重合性二重結
    合を有する化合物0.1〜10重量部(C)上記(A)
    、(B)及び(D)成分の合計量100重量部に対し4
    0℃以上の融点を有するパラフィン及び/又はワックス
    の少なくとも1種を0.1〜5重量部 含有する請求項1記載の瀝青系材料適合樹脂組成物。 3、(A)アクリルモノマーが (A−2)α値が95以上 (A−3)α値が5〜95 (A−4)α値が5以下 から選ばれ、かつ(A−2)、(A−3)、(A−4)
    の少なくとも2つの組合わせ又は(A−3)若しくは(
    A−4)の単独からなる請求項2記載の瀝青系材料適合
    樹脂組成物。 4、(F)アリルエーテル基を含むモノマーを(A)、
    (8)及び(D)成分合計量100重量部に対し、1〜
    20重量部含有する請求項2又は3記載の瀝青系材料適
    合樹脂組成物。 5、(B)が(A)に可溶なアクリル系モノマーである
    請求項1ないし4のいずれかに記載の瀝青系材料適合樹
    脂組成物。 6、請求項1ないし5いずれかに記載の瀝青系材料適合
    樹脂組成物を含有する塗料。 7、請求項1ないし5いずれかに記載の瀝青系材料適合
    樹脂組成物と骨材を含有する舗装材。 8、瀝青系材料からなる基盤上に請求項7の舗装材を設
    けたことを特徴とする舗装構造体。
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