JPH03280508A - 巻線型電子部品における巻線の電極への取付方法 - Google Patents

巻線型電子部品における巻線の電極への取付方法

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JPH03280508A
JPH03280508A JP8235790A JP8235790A JPH03280508A JP H03280508 A JPH03280508 A JP H03280508A JP 8235790 A JP8235790 A JP 8235790A JP 8235790 A JP8235790 A JP 8235790A JP H03280508 A JPH03280508 A JP H03280508A
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JP
Japan
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wire
electrode
soldering
winding
coated
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JP8235790A
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English (en)
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Hitoshi Saeki
佐伯 仁司
Isao Takahashi
功 高橋
Nobuhisa Yoshida
修久 吉田
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、チップコイル及びチップトランス等の巻線
型電子部品の被膜電線端部または中間タップ部等を、該
巻線型電子部品に設けられた電極に半田付する巻線型電
子部品における巻線の電極への取付方法に関し、さらに
詳細には、被膜電線端部または中間タップ部と電極との
半田付を、高温度、長時間にて行う必要をなくし、被膜
電線間の絶縁被膜が溶解する(ことによるレアショート
を防止し、しかも高信頼性に足り得る半田付が行久る巻
線型電子部品における巻線の電極への取付方法に関する
ものである。
(従来の技術) 般に、チップコイル及びチップトランス等の巻線型電子
部品においては、該巻線型電子部品の本体に設けられた
電極に、被膜電線端部または中間タップ部等を半田付す
る5:とにより、その端部処理が行われている。
従来の被膜電線の電極への半田付方法を、第4図を参照
しながら説明する。
ドラム形状を成すドラムコア1は、ドラムコア本体1a
と耳部1bとを有して、フェライト等の材質より成型加
工される。
ドラムコアlにおけるドラムコア本体1aには、ウレタ
ン等の絶縁被膜3が被覆された被膜電線2が、該被膜電
線2の巻線端部4を余して捲回されている。
前記ドラムコア1の耳部1bには、電極5が形成されて
おり、該電極5上には、被膜電線2の巻線端部4が耳部
1bに沿って折曲されている。
巻線端部4と電極5とは、図示しない半田漕等に浸漬さ
れることにより、被膜電線2の絶縁被膜3が溶解される
とともに両者が半田付される。
被膜電線2のウレタン被膜が溶解して、さらに電極5に
半田付されるために、半田付作業温度が、400℃程度
と高温度になっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の巻線型電子部品における巻線
の電極への取付方法によれば、被膜電線を電極に半田付
する際に、該被膜電線の絶縁被膜を溶解させる必要があ
るため、半田付温度が400℃の高温度で行われており
、半田熱がドラムコア全体に伝熱されて、捲回された被
膜電線間の絶縁被膜が溶解して、レアショート(m1間
ショート)を起こしてしまい、巻線型電子部品が不良に
なるという問題点があった。
例えば、線径0.1a+mの被膜電線を、ドラムコアの
ドラムコア本体に捲回して、該被膜電線の巻線端部をド
ラムコアの耳部に設けられた電極に半田付するために、
各々の半田付箇所を400℃の半田漕に一回ずつ浸漬し
て被膜電線を半田付した後、巻線型電子部品のインダク
タンス値を測定した場合、所定のインダクタンス値より
低値の不良製品が0゜5%程度発生してしまうという問
題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、巻線
型電子部品の被膜電線の巻線端部等と電極との半田付を
、低温で行えるようにするととも(二半田付熱が伝熱さ
れて被膜電線間の絶縁被膜が溶解することによるレアシ
ョートを防止する巻線型電子部品における巻線の電極へ
の取付方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、絶縁被膜が被
覆された被膜電線を本体部に捲回することによりなる巻
線型電子部品の、該本体部の少な(とも一方に形成され
た電極と、該被膜電線と、を半田により半田付する巻線
型電子部品における巻線の電極への取付方法において、
前記被覆された絶縁被膜の一部を剥離して、該本体部に
設けられた電極に半田付することにより、上記目的を達
成するものである。
(作用) 本発明においては1巻線型電子部品の被膜電線の巻線端
部または中間タップ部と該巻線型電子部品に設けられた
電極とを半田付する前工程において、該巻線端部の一部
を剥離して絶縁被膜剥離部を形成することにより、半田
漕に半田付箇所が浸漬される際に、該絶縁被膜剥離部が
被膜溶解反応の発端となり、容易に巻線端部の絶縁被膜
が溶解剥離するため、低温且つ短時間のうちに半田付を
行うことができる。
巻線端部と電極とを低温且つ短時間のうちに半田付する
ことができるため、巻線型電子部品の本体に捲回された
被膜電線間の絶縁被膜が溶解する恐れをなくすることが
できる。
(実施例) 本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する。
第1図(a)、 (b)は本発明に係わる巻線型電子部
品の巻線端部と電極との半田付方法の実施例を示す斜視
図、第2図は本実施例の巻線型電子部品を電子回路基板
に実装した状態を示す側面図、第三図は他の実施例の巻
線型電子部品を示す側面図が示されている。
ドラム形状を成すドラムコア11は、ドラムコア本体1
1aと耳部11bとを有して、フェライト等の材質より
成型加工される。
ドラムコア11、のドラムコア本体11aには、ウレタ
ン等の絶縁液11113が被覆された銅等の良導体の被
膜電線12が、該被膜電線12の巻線端部14を余して
捲回されている。
前記ドラムコア11の耳部11bには、電極15が形成
されており、該電極15上には、被膜電線12の巻線端
部14が耳部11bに沿って折曲されている。
第1図(a)に示すように、被膜電線12の巻線端部1
4は一部絶縁被膜13が剥離されて、絶縁被膜剥離部1
7が形成されている。
被膜電線12の巻線端部14には、該巻線端部14が図
示しない半田漕等に浸漬されることにより、巻線端部1
4に形成された絶縁被膜剥離部17が絶縁被膜13の溶
解反応の発端となり、第1図(b)に示すように、電極
15と半田付される剥離半田付部19が形成される。
従って、剥離半田付部19と電極15とが、半田16に
より半田付されることにより、被膜電線12の端部半田
付処理が行われている。
また、ドラムコア11の他端部に設けられた電極15と
被膜電線12の巻線端部14との半田付処理も同様に行
われている。
上記のようにして形成された巻線型電子部品25を、電
子回路基板に実装した状態を、第2図を参照しながら説
明する。
アルミナまたはガラスエポキシ等の材質を有する電子回
路基板20の主面には、部品搭載ランド21並びに図示
しない導体パターン等が形成されている。
前記巻線型電子部品は、ドラムコア11の耳部11bが
、該部品搭載ランド21に載置されることにより、横方
向に搭載されている。
耳部11bの電極15と部品搭載ランド21との半田付
箇所には、図示しないデイスペンサ等により実装半田2
2が塗布される。
しかる後、該半田付箇所は、半田リフローされることに
より半田固定される。
上記のようにして、巻線型電子部品25が、電子回路基
板20に実装されている。
前記巻線型電子部品が、例えば外径3.5mm、長さ3
.0mmのドラムコアと、線径0.1+nmのウレタン
被膜導線とを使用して、ドラムコア本体に39ターン捲
回し、巻線端部なカッターナイフで約1)剥離して絶縁
被膜剥離部を形成して、400℃、380℃、360℃
の各温度の半田漕に2秒間ドラムコアの電極部のみ垂直
に浸漬した。
また、上記の巻線型電子部品と同一の条件であって、巻
線端部の絶縁被膜剥離部を形成するのに、Xeビーム装
置(IKwタイプ、30A/5ec)  を使用して、
Xeビームを巻線端部の絶縁被膜に、第1図矢印18方
向より照射して、絶縁被膜剥離部を形成した。
さらに、従来の方法による巻線端部と電極との半田付を
行った巻線型電子部品も作成した。
上記の各々の巻線型電子部品を、各浸漬温度に対する不
良率の比較を行った結果を表1に示す。
巻線型電子部品の良不良の判断は、各々のサンプルにつ
いてインダクタンス値を測定して、23μH+15%を
良品とし、それ以外を不良品とした。
表1 表1を参解すると、従来例のおいては 380.400
℃の半田溜温度で、レアショートが発生しているが、3
60℃では、半田付温度が低いため巻線端部の絶縁被膜
が未溶融でありドラムコアに設けられた電極と導通が取
れず、インダクタンス値を測定することが不可能であっ
た。
一方、カッターナイフまたはXeビームを使用して巻線
端部の絶縁被膜を一部剥離して絶縁被膜剥離部を形成し
た実施例の各々は、半田溜温度が360℃でも半田付が
可能となり、しかもレアショートも発生していない。
従って、本実施例においては、被膜電線と電極との半田
付作業温度が、従来よりも約40℃低温化することがで
きるとともに、被膜電線間のレアショートを防止するこ
とができるため、製品歩留りも改善できる。
つぎに、本発明に係わる他の実施例を第3図を誉照しな
がら説明する。
ドラム形状を成すドラムコア31は、ドラムコア本体3
1aと耳部31bとを有しており、該ドラムコア本体3
1aには、ウレタン等の絶縁被膜33が被覆された被膜
電線32が、該被膜電線32の巻線端部34を余して捲
回されている。
前記ドラムコア31の耳部31bには、電極35a、3
5bが一対を成して形成されており、該電極35a、3
5b上には、被膜電線32の巻線巻線端部34の絶縁被
膜33は、カッターナイフまたはXeビーム等を使用す
ることにより、部剥離されている。
巻線端部34と電極35とは、図示しない半田溜等に浸
漬されることにより、被膜電線32の絶縁被膜33が、
一部剥離された部位を発端として溶解されることにより
両者が半田付される。
さらに、リード端子40が、前記電極35a。
35bに半田固定されることにより、リード端子性の巻
線型電子部品45が形成されている。
本実施例における巻線型電子部品45は、先の実施例同
様に、低温の半田付温度にて被膜電線32と電極35と
を半田付することができるため、被膜電線間のレアショ
ートが発生する恐れをなくすることができる。
なお、本実施例においては、巻線型電子部品をチップコ
イルとして説明したが、被膜電線と電極との半田付作業
を有する製品で、例えば中間タップ部を有するチップト
ランス等にも適応することができる。
(発明の効果) 本発明に係わる巻線型電子部品における巻線の電極への
取付方法は、上記のように構成されているため、以下に
記載するような効果を有する。
+A+絶縁被膜が被覆された被膜電線を本体に捲回する
ことにより構成される巻線型電子部品において、該被膜
電線と本体に設けられた電極とを半田付により結合する
際に、被膜電線の半田付部の一部の絶縁被膜を予め剥離
しているため、半田執により該剥離部が絶縁被膜浴融反
応の発端となることにより、半田付温度を低温化するこ
とができるとともに、半田付時間を短縮することができ
、巻線型電子部品へのサーマルショックを軽減すること
ができるという優れた効果を有する。
CB+また、巻線型電子部品の被膜電線と電極との半田
付に要する半田付温度を低下することができ、しかも半
田付時間を短縮することができるため、該被膜電線間の
絶縁被膜が溶融することによるレアショートが発生する
恐れをなくすることができ、高信頼性の巻線型電子部品
を提供することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係わる巻線型電子部品
の巻線端部と電極との半田付方法の実施例を示す斜視図
、 第2図は本実施例の巻線型電子部品を電子回路基板に実
装した状態を示す側面図、 第3図は他の実施例の巻線型電子部品を示す側面図、 第4図は従来の巻線型電子部品の巻線端部と電極との半
田付方法を示す斜視図である。 l 1 ・ 13 ・ 15 ・ 17 ・ 25 ・ ドラムコア、12・・・被膜電線。 絶縁被膜、14・・・巻線端部、 電極、16・・・半田、 絶縁被膜剥離部、 巻線型電子部品。 第 1 (a) (b) 第 図 ドラムコア 被膜電線 絶縁被膜 巻線端部 電極 半田 絶縁被膜剥離部 巻線型電子部品 第 図 第 1ンj

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁被膜が被覆された被膜電線を本体部に捲回す
    ることによりなる巻線型電子部品の、該本体部の少なく
    とも一方に形成された電極と、該被膜電線と、を半田に
    より半田付する巻線型電子部品における巻線の電極への
    取付方法において、前記被覆された絶縁被膜の一部を剥
    離して、該本体部に設けられた電極に半田付することを
    特徴とする巻線型電子部品における巻線の電極への取付
    方法。
JP8235790A 1990-03-29 1990-03-29 巻線型電子部品における巻線の電極への取付方法 Pending JPH03280508A (ja)

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