JPH03280459A - ハイブリッドic基板 - Google Patents

ハイブリッドic基板

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JPH03280459A
JPH03280459A JP7892290A JP7892290A JPH03280459A JP H03280459 A JPH03280459 A JP H03280459A JP 7892290 A JP7892290 A JP 7892290A JP 7892290 A JP7892290 A JP 7892290A JP H03280459 A JPH03280459 A JP H03280459A
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Yoshikatsu Kuroda
能克 黒田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はハイブリッドIC基板に関する。
〔従来の技術〕
従来のハイブリッドIC基板の一例を第4図を参照して
説明する。第4図において、Tiなどからなる導電性基
板ベース材1上に、AI20iなどからなる絶縁層2が
形成され、更にその上にAIなどからなる導体層3のパ
ターンが形成されている。通常は、この上に絶縁層が堆
積され、この絶縁層にバイアホールが形成され、更に導
体層3と接続する導体層が形成される。この基板上に、
ベアチップ、抵抗、コンデンサなどを実装し、樹脂モー
ルドやメタルパッケージで気密封止することにより、ハ
イブリッドICを製造することができる。
従来のハイブリッドIC基板では、導体層3は電気抵抗
や絶縁層(/’14)20iやSiO□)との密着性な
ど要求される特性を満足する1種の金属材料例えばAN
で構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のハイブリッドIC基板は、導体層3が単
一材料で構成されているため、特性の改善、歩留りの向
上が困難である。
例えば、Apからなる導体WI3の電気抵抗を更に減少
させることが要求される場合、導体層3の厚みを増加し
なければならない。また、AIIからなる導体層3上に
5iQ2などの絶縁層を堆積した後、バイアホールを形
成する場合、Alは絶縁層のエツチング液であるIF液
に溶解するため、バイアホールの信頼性が低下し、歩留
りが低下する。
このほか、例えば高速動作が要求される基板では、体積
抵抗率の小さい導体層が必要となる。また、耐環境性が
要求される基板では、絶縁層との間で熱膨張係数がマツ
チングした導体層が必要となる。そして、これらの特性
のうち、特に2種以上の特性を満足することが要求され
る場合、単一材料からなる導体層では要求を満たすこと
が困難である。
本発明の目的は、特性を改善でき、信頼性、歩留りを向
上できるハイブリッドIC基板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のハイブリッドIC基板は、基板ベース材上に、
絶縁層及び導体層を交互に形成した7〜イブリツドIC
基板において、前記導体層が2種以上の導電性物質を積
層した構造を有することを特徴とするものである。
本発明において、導電性の基板ベース材としては、例え
ばAl 、Cu5W、T t、FRMなどが用いられる
本発明において、絶縁層としては、例えばAlI201
、SiO2、TiO2、マイカ、サファイアなどが挙げ
られる。これらの形成方法としては、真空蒸着法、CV
D法、スパッタ法などが挙げられる。
本発明において、積層構造の導体層を構成する導電性物
質としては、Aps Cus Au、Ag5Ti、Cr
、Niや、その他の金属が挙げられる。
これらの形成方法としては、真空蒸着法、スパッタ法な
どが挙げられる。導体層を構成する2種以上の導電性物
質の材質及び膜厚は、目的とする基板の特性の改善、信
頼性の向上などの観点から、導電性物質の電気的、物理
的、化学的特性を考慮して、適宜選択される。この導体
層は、単一材料の形成方法を複数回繰り返すことにより
形成することができる。
〔作 用〕
本発明のハイブリッドIC基板では、導体層が2種以上
の導電性物質を積層した構造となっているため、導電性
物質を適当に選択することにより、特性の改善や信頼性
・歩留りの向上を達成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1 第1図は本発明に係るハイブリッドIC基板の断面図で
ある。第1図において、Tfなどからなる導電性基板ベ
ース材1上に、AI!zosなどからなる絶縁層2が形
成され、更にその上にCu(又はAu)層3とA1層4
からなる積層導体層5のパターンが形成されている。通
常は、この上に絶縁層が堆積され、この絶縁層にバイア
ホールが形成され、更に積層導体層5と接続する導体層
が形成される。この基板上に、ペアチップ、抵抗、コン
デンサなどを実装し、樹脂モールドやメタルパッケージ
で気密封止することにより、ハイブリッドICを製造す
ることができる。
この場合、積層導体層5がCu(又はAu)層3と1層
4とからなっている。Cu(又はAu)はAlよりも導
電性が良好なため、AJ層4の厚みを減少することがで
きる。したがって、積層導体層5の厚みを増加させるこ
となく、電気抵抗を減少させることができる。
実施例2 第2図は本発明に係る他のハイブリッドIC基板の断面
図である。第2図において、Tiなどからなる導電性基
板ベース材1上に、AN20iなどからなる絶縁層2が
形成され、更にその上に1層6、Cu層7及びAfi層
8を順次積層した積層導体層9のパターンが形成されて
いる。この上に、Al20qなどからなる絶縁層10が
堆積され、この絶縁層10にバイアホール11が形成さ
れ、更に積層導体層9と接続する導体層12が形成され
る。この基板も実施例1の基板と同様に使用することが
できる。
この場合、AIIはAI) 20 i 、S t 02
などの絶縁層との密着性は良好であるが、絶縁層のエツ
チング液であるHF液に対する耐食性に劣り、バイアホ
ールの信頼性に問題が生じる。一方、Cuは絶縁層のエ
ツチング液であるHF液に対する耐食性が良好であるが
、Al2O,、SiO□などの絶縁層との密着性は劣る
第2図の基板では、積層導体層9がAfI層6、Cu層
7及びA1層8で構成されているので、導体層9の絶縁
層との密着性、及びバイアホールの信頼性の向上を同時
に達成することができる。また、Cu層7を設けたこと
により、電気抵抗も減少させることができる。
以下、第2図の基板の製造方法を、第3図(a)〜(d
)を参照して説明する。
まず、例えば膜厚1.3mw+のTiを切断し、研磨・
洗浄して基板ベース材1を作製する。この基板ベース材
1上に、例えば膜厚20−のAl2O*を蒸着し、絶縁
層2を形成する(第3図(a)図示)。
これにイソプロピルアルコールによる超音波洗浄をlO
〜20分間施した後、真空蒸着装置にセットし、100
WのRF電圧を印加し、A「ガスを導入してイオンエツ
チングする。10−’Torr以下の圧力で、基板温度
を300℃に設定し、1時間保持する。
まず、Ai)を2〜20人/Sの速度で蒸着する。次に
、Cuを同様の条件で蒸着する。再び、Allを同様の
条件で蒸着する。このようにして、合計膜厚が例えば2
0−の積層導体層9を形成する。全面にレジストを塗布
した後、フォトマスクを介して露光し、現像し、エツチ
ングして積層導体層9のパターンを形成する(第3図(
b)図示)。なお、積層導体層9のパターン化はスクリ
ーン蒸着などの選択的成膜により行ってもよい。
次いで、例えば膜厚201のAIzO*を蒸着し、絶縁
層10を形成する。前記と同様に、フォトリソグラフィ
ー工程により、絶縁層!0の一部をエツチングしてバイ
アホール11を形成する(第3図(C)図示)。
更に、前記と同様な条件で導電性物質を蒸着して積層導
体層9と接続する導体層12を形成し、フォトリソグラ
フィー、によりパターン化する(第3図(d)図示)。
次に、要求される各種の特性に応じて、積層導体層を構
成する2種以上の導電性物質の好ましい組み合わせにつ
いて説明する。
各種特性に優れた導電性物質を分類すると、例えば以下
のようになる。
電気的特性で抵抗値の小さいものとして、Cu。
Ag5ALL、ANなどが挙げられる。抵抗値の大きい
ものとして、Fe、Pd5Ptが挙げられる。
絶縁層との密着性が良好なものとして、C「、Ni、T
iが挙げられる。
絶縁層のエツチング液であるHFに対する耐食性が良好
なものとして、Cu、Crなどが挙げられる。
熱伝導性の良好なものとして、Cu、Ag、Ag SA
uなどが挙げられる。
絶縁層としてAl2O*を用いた場合、耐温度変化に優
れたものとして、MOlWS lrが挙げられる。
ワイヤボンディング性に関しては、Allワイヤに対し
てはAI s A uワイヤに対してはAuが優れてい
る。
ダイボンディング性(S i Cとのマツチング)に優
れたものとして、W、Moが挙げられる。
はんだ付は性に優れたものとして、Cu、Ag。
Auが挙げられる。
拡散バリア性に優れたものとして、Ni、Pt。
Cuが挙げられる。
これらの特性をもとにして、ハイブリッドIC基板とし
て要求される特性を満足するのに適した積層導体層の例
を第1表に示す。
第1表 第1表に示したものに限らず、積層導体層を構成する導
電性物質の組み合わせとしては様々な変形例が考えられ
る。
〔発すの効果〕
以上詳述したように本発明のノ1イブリッドIC基板で
は、積層構造の導体層を構成する2種以上の導電性物質
を適当に選択することにより、特性の改善や信頼性・歩
留りの向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1におけるハイブリッドIC基
板の断面図、第2図は本発明の実施例2におけるハイブ
リッドIC基板の断面図、第3図(a)〜(d)は本発
明の実施例2のハイブリッドIC基板の製造工程を示す
断面図、第4図は従来のハイブリッドIC基板の断面図
である。 1・・・基板ベース材、2・・・絶縁層、3・・・Cu
層、4・・・A1層、5・・・積層導体層、6・・・A
p層、7・・・Cu層、8・・・Afi層、9・・・積
層導体層、lO・・・絶縁層、ll・・・バイアホール
、12・・・導電体。 第 図 第2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板ベース材上に、絶縁層及び導体層を交互に形成した
    ハイブリッドIC基板において、前記導体層が2種以上
    の導電性物質を積層した構造を有することを特徴とする
    ハイブリッドIC基板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001102701A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Kyocera Corp 配線基板

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JPS622587A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 電気化学工業株式会社 ハイパワ−用混成集積回路
JPS6451076A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Method for cell culture and apparatus therefor
JPH01175796A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Murata Mfg Co Ltd 多層回路基板

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