JPH03279203A - 酸化物超電導薄膜の製造方法 - Google Patents
酸化物超電導薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH03279203A JPH03279203A JP2083192A JP8319290A JPH03279203A JP H03279203 A JPH03279203 A JP H03279203A JP 2083192 A JP2083192 A JP 2083192A JP 8319290 A JP8319290 A JP 8319290A JP H03279203 A JPH03279203 A JP H03279203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- substrate
- oxide superconducting
- superconducting thin
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims abstract description 51
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000000608 laser ablation Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000012808 vapor phase Substances 0.000 claims description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 21
- 239000010408 film Substances 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910001233 yttria-stabilized zirconia Inorganic materials 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/01—Manufacture or treatment
- H10N60/0268—Manufacture or treatment of devices comprising copper oxide
- H10N60/0296—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers
- H10N60/0576—Processes for depositing or forming copper oxide superconductor layers characterised by the substrate
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/725—Process of making or treating high tc, above 30 k, superconducting shaped material, article, or device
- Y10S505/73—Vacuum treating or coating
- Y10S505/732—Evaporative coating with superconducting material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、たとえばレーザアブレーション法のような
気相法による酸化物超電導薄膜の製造方法に関するもの
である。
気相法による酸化物超電導薄膜の製造方法に関するもの
である。
[従来の技術]
たとえば酸化物超電導線材のように、酸化物超電導材料
を用いた製品の一つの典型例として、適当な基板上に酸
化物超電導薄膜が形成され、それによって、酸化物超電
導材料が基板により保持された状態とし、酸化物超電導
材料に対して所望の形状を与えるようにしたものがある
。
を用いた製品の一つの典型例として、適当な基板上に酸
化物超電導薄膜が形成され、それによって、酸化物超電
導材料が基板により保持された状態とし、酸化物超電導
材料に対して所望の形状を与えるようにしたものがある
。
上述したように、基板上に酸化物超電導薄膜を形成しよ
うとする場合、たとえば気相法が用いられる。特に最近
では、気相法のうち、レーザアブレーション法が、酸化
物超電導薄膜の製造方法として、低温かつ高速で酸化物
超電導薄膜を形成できる点で注目されている。
うとする場合、たとえば気相法が用いられる。特に最近
では、気相法のうち、レーザアブレーション法が、酸化
物超電導薄膜の製造方法として、低温かつ高速で酸化物
超電導薄膜を形成できる点で注目されている。
[発明が解決しようとする課題]
第3図には、基板1上に気相法によって形成された酸化
物超電導薄膜2の結晶格子が図解的に示されている。第
3図に示すように、酸化物超電導薄膜2の結晶格子のa
軸を、基板1に垂直に配向させることは、比較的容易で
ある。特に、レーザアブレーション法によれば、このよ
うなC軸配向が容易である。
物超電導薄膜2の結晶格子が図解的に示されている。第
3図に示すように、酸化物超電導薄膜2の結晶格子のa
軸を、基板1に垂直に配向させることは、比較的容易で
ある。特に、レーザアブレーション法によれば、このよ
うなC軸配向が容易である。
他方、第4図および第5図には、第3図に示した酸化物
超電導薄膜2の結晶格子が上から示されている。
超電導薄膜2の結晶格子が上から示されている。
酸化物超電導薄膜2において、電流は、基板1の表面に
平行なa−b面内を流れることが知られている。したが
って、酸化物超電導薄膜2において大きな電流を流すこ
とができるようにするためには、第4図に示すように、
a軸およびb軸の方向を揃えるようにすればよい。しか
しながら、第4図に示すように、a軸およびb軸の方向
を揃えることは、実際には困難であり、通常、第5図に
示すように、a軸およびb軸は、任意の方向に傾く。
平行なa−b面内を流れることが知られている。したが
って、酸化物超電導薄膜2において大きな電流を流すこ
とができるようにするためには、第4図に示すように、
a軸およびb軸の方向を揃えるようにすればよい。しか
しながら、第4図に示すように、a軸およびb軸の方向
を揃えることは、実際には困難であり、通常、第5図に
示すように、a軸およびb軸は、任意の方向に傾く。
第5図に示すように、酸化物超電導薄膜2において、隣
接する結晶格子のa軸の傾きすなわち傾角3が0度〜4
5度の範囲で大きくなればなるほど、零磁場における臨
界電流密度Jcおよび磁場下における臨界電流密度Jc
−Bが低下することがわかっている。
接する結晶格子のa軸の傾きすなわち傾角3が0度〜4
5度の範囲で大きくなればなるほど、零磁場における臨
界電流密度Jcおよび磁場下における臨界電流密度Jc
−Bが低下することがわかっている。
上述したようなa軸およびb軸の各方向の不揃いは、基
板1として、単結晶を用いる場合に比べて、多結晶を用
いる場合に、より生じやすい傾商がある。これに関して
、基板上に酸化物超電導薄膜を形成して酸化物超電導線
材を得ようとする場合には、基板として適当な可撓性を
有する長尺のものを用いなければならない。通常、単結
晶により可撓性を有する長尺の基板を与えることは困難
であり、可撓性を有する長尺の基板を得ようとする場合
、一般には多結晶を用いなければならない。
板1として、単結晶を用いる場合に比べて、多結晶を用
いる場合に、より生じやすい傾商がある。これに関して
、基板上に酸化物超電導薄膜を形成して酸化物超電導線
材を得ようとする場合には、基板として適当な可撓性を
有する長尺のものを用いなければならない。通常、単結
晶により可撓性を有する長尺の基板を与えることは困難
であり、可撓性を有する長尺の基板を得ようとする場合
、一般には多結晶を用いなければならない。
それゆえに、この発明の目的は、多結晶の基板上であっ
てもa軸およびb軸の各方向ができるだけ揃うようにし
、それによって高い臨界電流密度を与えることができる
、酸化物超電導薄膜の製造方法を提供しようとすること
である。
てもa軸およびb軸の各方向ができるだけ揃うようにし
、それによって高い臨界電流密度を与えることができる
、酸化物超電導薄膜の製造方法を提供しようとすること
である。
[課題を解決するための手段]
この発明は、気相法により基板上に酸化物超電導薄膜を
形成する、酸化物超電導薄膜の製造方法において、上述
した技術的課題を解決するため、基板として、酸化物超
電導薄膜が形成される面に同一方向に複数の溝が形成さ
れたものを用いることを特徴としている。
形成する、酸化物超電導薄膜の製造方法において、上述
した技術的課題を解決するため、基板として、酸化物超
電導薄膜が形成される面に同一方向に複数の溝が形成さ
れたものを用いることを特徴としている。
基板として長尺のものが用いられる場合には、溝は、基
板の長手方向に延びるように形成されることが好ましい
。
板の長手方向に延びるように形成されることが好ましい
。
また、複数の溝間の平均ピッチは、10μm以下に選ば
れることが好ましい。
れることが好ましい。
また、気相法として好ましくは、レーザアブレーション
法が用いられる。
法が用いられる。
さらに、溝は、ナイフェツジで傷をつけることにより形
成されることもできるが、特に、フォトリソグラフィま
たはビーム照射によって形成されることが好ましい。
成されることもできるが、特に、フォトリソグラフィま
たはビーム照射によって形成されることが好ましい。
[作用コ
この発明によれば、基板上に酸化物超電導薄膜を形成す
るとき、溝に平行に結晶が成長することによって、a軸
およびa軸の各方向が、ある程度揃えられる。
るとき、溝に平行に結晶が成長することによって、a軸
およびa軸の各方向が、ある程度揃えられる。
[発明の効果]
このように、この発明によれば、多結晶の基板上であっ
ても、a軸およびb軸の各方向をある程度揃えることが
できるので、a−b面内を流れ得る電流を大きくするこ
とができる。したがって、零磁場における臨界電流密度
Jcおよび磁場下における臨界電流密度Jc−Bの双方
が高い酸化物超電導薄膜を得ることができる。
ても、a軸およびb軸の各方向をある程度揃えることが
できるので、a−b面内を流れ得る電流を大きくするこ
とができる。したがって、零磁場における臨界電流密度
Jcおよび磁場下における臨界電流密度Jc−Bの双方
が高い酸化物超電導薄膜を得ることができる。
基板として長尺のものを用い、溝をこのような基板の長
手方向に延びるように形成したとき、優れた超電導特性
を有する、酸化物超電導薄膜が長尺の基板上に形成され
た酸化物超電導線材を得ることができる。
手方向に延びるように形成したとき、優れた超電導特性
を有する、酸化物超電導薄膜が長尺の基板上に形成され
た酸化物超電導線材を得ることができる。
また、溝は、できるだけ狭い幅で密に形成されることが
好ましく、そのため、複数の溝間の平均ピッチは、好ま
しくは、10μm以下に選ばれる。
好ましく、そのため、複数の溝間の平均ピッチは、好ま
しくは、10μm以下に選ばれる。
また、酸化物超電導薄膜を形成するのに用いられる気相
法としては、レーザアブレーション法によるものである
ことが好ましい。レーザアブレーション法によれば、C
軸配向を得やすいばかりでなく、より高速で成膜を行な
うことができる。したがって、たとえば酸化物超電導線
材のように、長尺の基板上に連続的に酸化物超電導薄膜
を形成しなければならない場合、能率的に酸化物超電導
薄膜の形成を行なうことができるので、有利である。
法としては、レーザアブレーション法によるものである
ことが好ましい。レーザアブレーション法によれば、C
軸配向を得やすいばかりでなく、より高速で成膜を行な
うことができる。したがって、たとえば酸化物超電導線
材のように、長尺の基板上に連続的に酸化物超電導薄膜
を形成しなければならない場合、能率的に酸化物超電導
薄膜の形成を行なうことができるので、有利である。
溝を、フォトリソグラフィまたはビーム照射によって形
成すると、溝の底部において鋭い内角を形成することが
できる。このような鋭い内角は、酸化物超電導薄膜の結
晶成長において、a軸およびb軸の各方向を揃えること
を、より促進する。
成すると、溝の底部において鋭い内角を形成することが
できる。このような鋭い内角は、酸化物超電導薄膜の結
晶成長において、a軸およびb軸の各方向を揃えること
を、より促進する。
[実施例]
この発明の実施例に基づき、レーザアブレーション法に
より、酸化物超電導薄膜を製造した場合について説明す
る。
より、酸化物超電導薄膜を製造した場合について説明す
る。
実験例1
粒径0. 1μmのYSZ (イツトリア安定化ジルコ
ニア;Y:6%)基板上に、レーザアブレーション法に
より、YI B a2 Cu307−Jの酸化物超電導
薄膜を成膜した。成膜条件は、以下のとおりである。
ニア;Y:6%)基板上に、レーザアブレーション法に
より、YI B a2 Cu307−Jの酸化物超電導
薄膜を成膜した。成膜条件は、以下のとおりである。
レーザ:KrF (248nm)
エネルギ密度二2.3J/cm2
繰返し周波数: 5Hz
酸素圧カニ300mTorr
基板温度ニア50℃
ターゲット・基板間距離:45mm
成膜速度:33A/分
レーザ光入射角:45度
上述の成膜条件で、4時間の成膜を行なった。
得られた酸化物超電導薄膜は、零磁場において、340
0A/cm2の臨界電流密度を示した。
0A/cm2の臨界電流密度を示した。
一方、同じ基板に、ダイヤモンドカッターにて、幅10
〜100μm1深さ10〜100μmの溝を溝間の平均
ピッチ100μmで形成したものを基板として使用して
、同じ成膜条件で、酸化物超電導薄膜の成膜を行なった
ところ、零磁場において、15000A/cm2の臨界
電流密度が得られた。
〜100μm1深さ10〜100μmの溝を溝間の平均
ピッチ100μmで形成したものを基板として使用して
、同じ成膜条件で、酸化物超電導薄膜の成膜を行なった
ところ、零磁場において、15000A/cm2の臨界
電流密度が得られた。
実験例2
フォトリソグラフィまたはビーム照射によって種々の寸
法または方向の溝を形成した長尺の基板を用いた。成膜
条件は、上記実験例1と同様である。このような基板上
に形成された酸化物超電導薄膜の零磁場における臨界電
流密度Jcは、以下の表に示すとおりであった。
法または方向の溝を形成した長尺の基板を用いた。成膜
条件は、上記実験例1と同様である。このような基板上
に形成された酸化物超電導薄膜の零磁場における臨界電
流密度Jcは、以下の表に示すとおりであった。
(以下余白)
このように、この発明に従って、溝を形成した基板を用
いた場合に、高い臨界電流密度が得られたのは、次のよ
うな理由に基づくものと考えられる。
いた場合に、高い臨界電流密度が得られたのは、次のよ
うな理由に基づくものと考えられる。
第1図には、この発明に従って、基板11上に形成され
た酸化物超電導薄膜12の結晶粒13の成長状態がモデ
ル的に拡大断面図で示されている。
た酸化物超電導薄膜12の結晶粒13の成長状態がモデ
ル的に拡大断面図で示されている。
第2図は、第1図の線■−Hに沿う断面図である。
基板11の、酸化物超電導薄膜12が形成される面には
、同一方向に複数の溝14が筋状に形成されている。こ
のような溝14は、基板11の表面にナイフェツジによ
り傷をつけることによって形成されることもできるが、
フォトリソグラフィまたはビーム照射によって形成する
と、溝14の底部の内角部分15がより鋭く形成される
ことができる。
、同一方向に複数の溝14が筋状に形成されている。こ
のような溝14は、基板11の表面にナイフェツジによ
り傷をつけることによって形成されることもできるが、
フォトリソグラフィまたはビーム照射によって形成する
と、溝14の底部の内角部分15がより鋭く形成される
ことができる。
このような基板11上に酸化物超電導薄膜12が形成さ
れると、まず、結晶成長の初期の段階において、結晶粒
13が溝14に規制されることにより、結晶粒13は、
溝14に対して整列した状態で成長するように矯正され
る。したがって、a軸およびb軸の各方向は、第4図に
示すような理想的な結晶格子の場合にほぼ近づく。した
がって、以後の結晶成長においても、この初期の結晶粒
13の状態に従って、結晶粒13が成長していくので、
酸化物超電導薄膜12は、a−b面内において優れた結
晶配向性を与えることができる。そのため、a−b面内
を流れる電流を太き(することができ、前述したように
、臨界電流密度を高めることができたものと考えられる
。
れると、まず、結晶成長の初期の段階において、結晶粒
13が溝14に規制されることにより、結晶粒13は、
溝14に対して整列した状態で成長するように矯正され
る。したがって、a軸およびb軸の各方向は、第4図に
示すような理想的な結晶格子の場合にほぼ近づく。した
がって、以後の結晶成長においても、この初期の結晶粒
13の状態に従って、結晶粒13が成長していくので、
酸化物超電導薄膜12は、a−b面内において優れた結
晶配向性を与えることができる。そのため、a−b面内
を流れる電流を太き(することができ、前述したように
、臨界電流密度を高めることができたものと考えられる
。
第1図は、この発明に従って、基板11上に形成された
酸化物超電導薄膜12の結晶粒13の成長状態をモデル
的に示す拡大断面図である。第2図は、第1図の線n−
nに沿う断面図である。 第3図は、基板1上に形成された酸化物超電導薄膜2の
結晶格子を図解的に示す断面図である。 第4図は、第3図に示した酸化物超電導薄膜2の結晶格
子を上から示す図である。第5図は、第4図に相当する
図であって、a−b面内において、a軸およびb軸が不
揃いになった場合の一典型例を示している。 図において、11は基板、12は酸化物超電導薄膜、1
3は結晶粒、14は溝である。 第1図 第2図 4
酸化物超電導薄膜12の結晶粒13の成長状態をモデル
的に示す拡大断面図である。第2図は、第1図の線n−
nに沿う断面図である。 第3図は、基板1上に形成された酸化物超電導薄膜2の
結晶格子を図解的に示す断面図である。 第4図は、第3図に示した酸化物超電導薄膜2の結晶格
子を上から示す図である。第5図は、第4図に相当する
図であって、a−b面内において、a軸およびb軸が不
揃いになった場合の一典型例を示している。 図において、11は基板、12は酸化物超電導薄膜、1
3は結晶粒、14は溝である。 第1図 第2図 4
Claims (5)
- (1)気相法により基板上に酸化物超電導薄膜を形成す
る、酸化物超電導薄膜の製造方法において、 前記基板として、前記酸化物超電導薄膜が形成される面
に同一方向に複数の溝が形成されたものを用いることを
特徴とする、酸化物超電導薄膜の製造方法。 - (2)前記基板として、長尺のものが用いられ、前記溝
は、前記基板の長手方向に延びるように形成される、請
求項1に記載の酸化物超電導薄膜の製造方法。 - (3)前記複数の溝間の平均ピッチは、10μm以下に
選ばれる、請求項1または2に記載の酸化物超電導薄膜
の製造方法。 - (4)前記気相法は、レーザアブレーション法である請
求項1ないし3のいずれかに記載の酸化物超電導薄膜の
製造方法。 - (5)前記溝は、フォトリソグラフィまたはビーム照射
によって形成される、請求項1ないし4のいずれかに記
載の酸化物超電導薄膜の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083192A JP2853250B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 酸化物超電導薄膜の製造方法 |
CA002038601A CA2038601C (en) | 1990-03-29 | 1991-03-19 | Method of preparing oxide superconducting thin film |
EP91105090A EP0449317B1 (en) | 1990-03-29 | 1991-03-28 | Method of preparing oxide superconducting thin film |
DE69108430T DE69108430T2 (de) | 1990-03-29 | 1991-03-28 | Verfahren zur Herstellung einer dünnen Schicht aus supraleitendem Oxyd. |
US07/677,700 US5130296A (en) | 1990-03-29 | 1991-03-29 | Method of preparing an oxide superconducting thin film on a substrate with a plurality of grooves |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083192A JP2853250B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 酸化物超電導薄膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279203A true JPH03279203A (ja) | 1991-12-10 |
JP2853250B2 JP2853250B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13795463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2083192A Expired - Lifetime JP2853250B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 酸化物超電導薄膜の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5130296A (ja) |
EP (1) | EP0449317B1 (ja) |
JP (1) | JP2853250B2 (ja) |
CA (1) | CA2038601C (ja) |
DE (1) | DE69108430T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003124534A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Fujitsu Ltd | 高温超伝導体膜及びその形成方法並びに超伝導素子 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5250319A (en) * | 1990-01-24 | 1993-10-05 | Fujitsu Limited | Process for preparation of electroconductive polymeric material provided within grooves |
JP6062248B2 (ja) * | 2011-08-02 | 2017-01-18 | 古河電気工業株式会社 | 超電導導体の製造方法、および超電導導体 |
DE102014221335A1 (de) * | 2014-10-21 | 2016-04-21 | Siemens Aktiengesellschaft | Supraleitendes Leiterelement und Verfahren zu dessen Herstellung |
EP4033553A1 (en) * | 2021-01-26 | 2022-07-27 | IQM Finland Oy | Superconducting junction device and fabrication thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5880829A (ja) * | 1981-11-10 | 1983-05-16 | Nec Corp | シリコン単結晶膜の形成法 |
EP0291050A3 (en) * | 1987-05-15 | 1989-09-27 | Hitachi, Ltd. | Superconducting device |
DE68904588T2 (de) * | 1988-03-31 | 1993-08-19 | Mitsui Mining & Smelting Co | Duenne supraleitende keramische schichten und verfahren zu ihrer herstellung. |
JPH02260473A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Canon Inc | ジョセフソン接合素子 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2083192A patent/JP2853250B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-03-19 CA CA002038601A patent/CA2038601C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-28 DE DE69108430T patent/DE69108430T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-28 EP EP91105090A patent/EP0449317B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-03-29 US US07/677,700 patent/US5130296A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003124534A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Fujitsu Ltd | 高温超伝導体膜及びその形成方法並びに超伝導素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5130296A (en) | 1992-07-14 |
EP0449317B1 (en) | 1995-03-29 |
DE69108430T2 (de) | 1995-11-09 |
JP2853250B2 (ja) | 1999-02-03 |
CA2038601A1 (en) | 1991-09-30 |
EP0449317A2 (en) | 1991-10-02 |
CA2038601C (en) | 1996-12-10 |
DE69108430D1 (de) | 1995-05-04 |
EP0449317A3 (en) | 1991-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100418279B1 (ko) | 2축 배향조직을 가진 제품 및 그의 제조방법 | |
US5607899A (en) | Method of forming single-crystalline thin film | |
US6784139B1 (en) | Conductive and robust nitride buffer layers on biaxially textured substrates | |
EP0581254B1 (en) | Method of forming single-crystalline thin film | |
KR20100076994A (ko) | 패싯화된 세라믹 파이버, 테이프 또는 리본 및 이들로부터 유래한 에피택셜 소자 | |
JPH03279203A (ja) | 酸化物超電導薄膜の製造方法 | |
JPH05251771A (ja) | 人工粒界型ジョセフソン接合素子およびその作製方法 | |
US8283293B2 (en) | Method for producing a HTS coated conductor and HTS coated conductor with reduced losses | |
JP5292054B2 (ja) | 薄膜積層体とその製造方法及び酸化物超電導導体とその製造方法 | |
KR100618606B1 (ko) | 금속 산화물 소자를 제조하는 방법 | |
EP2131408B1 (en) | Process for the preparation of a shaped substrate for a coated conductor and coated conductor using said substrate | |
JP4619697B2 (ja) | 酸化物超電導導体とその製造方法 | |
JP2005056741A (ja) | 薄膜超電導線材およびその製造方法 | |
JPH02279597A (ja) | 酸化物超伝導多結晶薄膜の作成法 | |
JP3596007B2 (ja) | 単結晶性薄膜の形成方法 | |
JP2005113220A (ja) | 多結晶薄膜及びその製造方法、酸化物超電導導体 | |
JP4519540B2 (ja) | 酸化物超電導導体の製造方法及び酸化物超電導導体 | |
JPH01260717A (ja) | 金属酸化物超伝導材料層の製造方法及び装置 | |
JP2011090934A (ja) | 超電導薄膜線材用基材とその製造方法および超電導薄膜線材 | |
JPH0474798A (ja) | 酸化物超電導体薄膜の製造方法 | |
KR19980053335A (ko) | 곡면 기판상에 성장된 고온 초전도체 박막 및 그 제조방법 | |
JPH0388716A (ja) | 酸化物系超電導薄膜の製造方法 | |
Ramesh et al. | Microstructural evolution of laser deposited superconducting Y-Ba-Cu-O films: Effect of deposition rate | |
JP2004362785A (ja) | 酸化物超電導導体およびその製造方法 | |
JP2004362784A (ja) | 酸化物超電導導体およびその製造方法 |