JPH03278804A - 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 - Google Patents

給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法

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JPH03278804A
JPH03278804A JP8204290A JP8204290A JPH03278804A JP H03278804 A JPH03278804 A JP H03278804A JP 8204290 A JP8204290 A JP 8204290A JP 8204290 A JP8204290 A JP 8204290A JP H03278804 A JPH03278804 A JP H03278804A
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真一 後藤
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は給水タンクから水を供給し、戻して循環使用す
る場合の消泡フィルター装置に関し、特に平版用のオフ
セット印刷機の湿し水の消泡に関するものである。
〔従来技術] 図を用いて従来技術を詳しく説明する。
第4図はシートフィルターと呼ばれるもので、配管2か
ら出た水4が上から叩きつけるようにフィルター13に
あたるので、ハネ返り等も多くまたフィルター13通過
後も泡は消えずむしろ助長する。さらに、汚れもあまり
取れない。
第5図はラダーフィルターと呼ばれるもので、戻りの水
4が水面に叩きつけられ、泡をむしろ発生させ、ゴミを
浮かせ汚れを取る方式である。これも、泡はプレート1
4の下をくぐりフィルター13を通ってタンク内へ送ら
れる。また、50〜100リツター程度の大型のフィル
ター装置である。
第6図は密閉式のフィルター装置で、水4を配管途中に
設けられたフィルター15を通してゴミを取り泡を発生
させない点は優れているが、フィルターの目すまり等は
インラインであるが故に致命的な欠点となる。水の攪拌
機能がないために、溶解した汚れは全くとれない。
以上のように、従来のフィルター装置は泡が発生するも
のや、泡の発生がないが溶解した汚れが取れない又は目
ずまりし易い欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は泡が発生せず、目すまりもなく、汚れも取れる
フィルター装置とそれを用いた平版用のオフセット印刷
機の湿し水の消泡方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、上部開口で二部
屋に中仕切りで分けられた容器からなり、該中仕切りは
周囲の壁より低くなっており、該容器に給水するための
配管が一方の部屋に設けられ、該配管は中仕切りの上端
より下方に延びており、該部屋は中仕切りの上端に配管
部を避けて網を設けて水圧を低減し、泡の発生を抑え、
他方の部屋は中仕切りと平行の壁又は中仕切りより遠い
部分の壁の下方に開口部を設け、該部屋の側壁開口部よ
り上で中仕切りより下の部分にフィルターの役目をする
網を設けた給水循環タンクの消泡フィルター装置を提供
し、給水タンクより平版用オフセント印刷機の水舟にポ
ンプで送り、消費されなかった水をポンプにより給水タ
ンクに戻す部分に、前記消泡フィルター装置を取り付け
消泡することを特徴とする消泡方法を提供するものであ
る。
上記消泡フィルター装置には、必要により取り外し可能
な蓋を設けてもよい。
また、フィルターの役目をする網の部分にオイルキャッ
チャ−フィルターを装着することが好ましい。
〔作用〕
本発明の消泡フィルター装置を用いることにより、水循
環タンクの泡を消し、平版用のオフセット印刷機の湿し
水冷却循環装置に利用すると泡が立たない湿し水が得ら
れ、印刷品質に良好な影響を与えることができる。
〔実施例〕
以下、回を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の消泡フィルター装置1の説明斜視図で
ある。消泡フィルター装置1は塩化ビニル樹脂板を爆接
により製作した。
配管2より水4が消泡フィルター装置1に流入する。°
配管2は装置の壁を貫通して装置内に入っているが、貫
通しないで上から入れてもよい。
配管2は中仕切り5で仕切られた手前側の部屋に入り、
中仕切り5の上端より底部に延びている。
また、該部屋の中仕切り5の上端部には網3が設けられ
ている。
第2図は第1図のA−A断面図である。
ここで、装置の消泡機構を説明すると、配管2より水4
が流入する。水4が流入する部屋は通常水4が溜まって
いて、ポンプで戻ってくる水の力を減少させると共に空
気と触れさせない働きをする。さらに、ポンプの力を減
少させるためと、水の!B飛び等の防止も兼ねてW43
が設けである。
該部屋より網3を通ってオーバーフローする水は、勢い
を殺されゆっくり流れ落ちる。該流れ落ちた水はフィル
ター用網6を通って緩やかに開口部7より流れ出る。w
46の上にオイルキャッチャ−フィルターを装着するこ
とが望ましい。底板8は図のように装置より外側に延ば
してもよいし、流れ落ちる水面までなだらかに傾斜を付
けてもよい。また、中仕切り5は図のように庇を付けて
もよい。
第3図は本発明の消泡フィルター装置1を平版用オフセ
ット印刷機の湿し水の冷却循環給水装置9に応用した概
略説明図である。冷却循環給水装置9よりポンプ12で
印刷機の水舟10に送られ消費されなかった残りの水は
ポンプ11により、消泡フィルター装置1に戻される。
該消泡フィルター装置1により、戻りの際にポンプを使
用するために生じる泡が消される。
〔発明の効果〕
本発明の消泡フィルター装置を用いることにより、水を
供給して戻ってくる水の泡を消すことができる。この効
果は特に、平版用オフセット印刷機の湿し水に応用する
ことにより威力を発揮する。
すなわち、湿し水内に泡が発生すると、微細な泡等は水
舟へ再送水され、印刷の仕上がりに悪影響を及ぼすが、
本発明の消泡フィルター装置はこの泡を消す。
また、本発明の消泡フィルター装置は従来のフィルター
装置よりコンパクトに作製可能で5リツタ一位の容積か
ら製作できる。
さらに、メンテナンス性もよく、密閉式のものはフィル
ター交換時に水びたしになったり、また運転中の交換が
できなかったりしたが本発明の消泡フィルター装置はい
つでもワンタッチで交換できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の消泡フィルター装置の説明斜視図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は本発明の消泡フ
ィルター装置を平版用オフセット印刷機の温し水の冷却
循環給水装置に応用した概略説明図、第4図乃至第6図
は従来例の説明図である。 1・・・消泡フィルター装置 2・・・配管 3・・・
網4・・・水 5・・・中仕切り 6・・・網 7・・
・開口部8・・・底板 9・・・冷却循環給水装置 1
0−・・水舟11.12−・・ポンプ 13.15−・
・フィルター14−・プレート 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)上部開口で二部屋に中仕切りで分けられた容器から
    なり、該中仕切りは周囲の壁より低くなっており、該容
    器に給水するための配管が一方の部屋に設けられ、該配
    管は中仕切りの上端より下方に延びており、該部屋は中
    仕切りの上端に配管部を避けて網を設けて水圧を低減し
    、泡の発生を抑え、他方の部屋は中仕切りと平行の壁又
    は中仕切りより遠い部分の壁の下方に開口部を設け、該
    部屋の側壁開口部より上で中仕切りより下の部分にフィ
    ルターの役目をする網を設けたことを特徴とする給水循
    環タンクの消泡フィルター装置。2)給水タンクより平
    版用オフセット印刷機の水舟にポンプで送り、消費され
    なかった水をポンプにより給水タンクに戻す部分に、請
    求項第1項記載の消泡フィルター装置を取り付け消泡す
    ることを特徴とする消泡方法。
JP8204290A 1990-03-29 1990-03-29 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 Expired - Lifetime JP2884680B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096508A1 (ja) * 2007-02-05 2008-08-14 Nippon Lithograph, Inc. オフセット印刷いわゆる平版印刷方式用使用水の表面張力を低減し、湿し水とする装置
WO2011096397A1 (ja) * 2010-02-03 2011-08-11 株式会社ユーテック 油タンク

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US8739822B2 (en) 2010-02-03 2014-06-03 U-Tec Co., Ltd. Oil tank

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