JPH0420611Y2 - - Google Patents

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JPH0420611Y2
JPH0420611Y2 JP19963685U JP19963685U JPH0420611Y2 JP H0420611 Y2 JPH0420611 Y2 JP H0420611Y2 JP 19963685 U JP19963685 U JP 19963685U JP 19963685 U JP19963685 U JP 19963685U JP H0420611 Y2 JPH0420611 Y2 JP H0420611Y2
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JP
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ink
tank
printer
main filter
supply device
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Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係るインクジエツトプリンタ用イン
ク供給装置は、ワードプロセツサ、コンピユータ
用プリンタ等に使用されるインクジエツトプリン
タに組込み、ノズル部分に印字用インクを供給す
るのに利用される。
(従来の技術) ワードプロセツサ、コンピユータ用プリンタ等
に使用されるインクジエツトプリンタは、使用に
伴つて次々にタンクから印字用インクをノズル部
分に供給する様に構成している。
即ち、第4図に示す様に、上方を天板1で塞が
れたタンク2内に供給口3から注入されたインク
は、サブフイルタ4を通過して上記タンク2内に
貯溜され、プリンタ使用時には、メインフイルタ
5及びタンク2の下部側面に設けた通路6を通つ
てポンプ7に吸入され、プリンタノズル(図示せ
ず)に送られるようになつている。8は上記プリ
ンタノズルによつて使用し切れなかつたインクの
余剰分をタンク2内に戻す為の戻し通路である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の様に構成され、使用される従
来のインクジエツトプリンタ用インク供給装置に
於いては、次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、供給口3からタンク2内にインクを供給
した時に、このインクはサブ、メイン両フイルタ
4,5を通過してタンク2の下部に迄達するが、
その時にメインフイルタ5の下部にあつた空気が
インクと完全に入れ替わらずに、一部の空気が上
記メインフイルタ5の下面に滞留してしまう。
又、インク中に含まれている空気がタンク2内で
分離する事で、メインフイルタ5の下側に気泡が
発生する場合もある。
この様にメインフイルタ5の下面で滞留し、成
長した気泡が、プリンタ使用時に通路6を通つて
ポンプやプリンタノズルに迄送り込まれると、ノ
ズルからの噴射圧力が変化したり、ノズルから出
た瞬間に気泡が破裂する事で、プリンタの印字が
汚くなつてしまう等、種々の不都合が生じる為、
好ましくない。
本考案のインクジエツトプリンタ用インク供給
装置は、上述のような不都合を解消するものであ
る。
b 考案の構成 (問題を解決するための手段) この考案のインクジエツトプリンタ用インク供
給装置は、前述した従来のインク供給装置と同
様、第1図に示す様に、上方を天板1で塞がれた
タンク2内に、上記天板1に設けた供給口3から
インクを注入出来る様にしている。
この供給口3からタンク2内に注入されたイン
クは、サブフイルタ4を通過して上記タンク2内
に貯溜され、プリンタ使用時には、上記タンク2
の下部に設けられ、このタンク2を上下に仕切る
メインフイルタ5及びタンク2の下部側面に設け
た通路6を通つてポンプ7に吸入され、プリンタ
ノズル(図示せず)に送られるようになつてい
る。
上記サブフイルタ4の内側には、前述した従来
の供給装置の場合と同様に、上記プリンタノズル
によつて使用し切れなかつたインクの余剰分をタ
ンク2内に戻す為の戻し通路8の吐出側端部を開
口させている。
更に、本考案のインクジエツトプリンタ用イン
ク供給装置に於いては、上記メインフイルタ5を
傾斜させると共に、このメインフイルタ5の高く
なつた部分に、メインフイルタ5を上下に貫通す
る通孔9を開設し、この通孔部分にフロート式の
逆止弁10を設けている。
このフロート式の逆止弁10は、第2図、或は
第3図に示す様に、上下を流通孔11,12を有
する隔壁13,14によつて仕切られた空間15
内に、上記両流通孔11,12の何れの内径より
も大きな外径を有し、インクよりも比重の小さい
球状のフロート16を、若干の上下方向の移動自
在に収納したものである。
(作用) 上述の様に構成される本考案のインクジエツト
プリンタ用インク供給装置に於いては、インク供
給初期の時、或は空気を含んだインクを補給した
時、インクと共にメインフイルタ5の下側に迄送
られ、このメインフイルタ5の下面でインクと分
離して滞留する気泡は、傾斜したメインフイルタ
5の下面に沿つて通孔9が開設された部分に流
れ、この通孔9から下側の隔壁14に穿設した流
通孔12を通じて逆止弁10の空間15内に進入
する。
この様にして空間15内に進入した空気の量が
次第に多くなると、それ迄のインクによつて浮上
し、上端部を上側の隔壁13の流通孔11の内周
縁部に当接させていたフロート16が浮力を失つ
て下降する。
この様にフロート16が下降すると、逆止弁1
0の空間15内に存在する空気が上記流通孔11
を通じてメインフイルタ5の上側に排出される。
この為、上記メインフイルタ5の下側に多量の気
泡が滞留する事がなくなる。
c 考案の効果 本考案のインクジエツトプリンタ用インク供給
装置は以上に述べた通り構成され作用するため、
ポンプに吸引されてプリンタノズルに送られるイ
ンク中に気泡が混入する事を防止出来て、プリン
タ部に於る印字を常に良質に保つ事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインクジエツトプリンタ用イ
ンク供給装置の縦断面図、第2〜3図はフロート
式逆止弁の形状の2例を示す第1図のA部拡大断
面図、第4図は従来のインクジエツトプリンタ用
インク供給装置の縦断面図である。 1……天板、2……タンク、3……供給口、4
……サブフイルタ、5……メインフイルタ、6…
…通路、7……ポンプ、8……戻し通路、9……
通孔、10……逆止弁、11,12……流通孔、
13,14……隔壁、15……空間、16……フ
ロート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方を天板で塞がれたタンク内にインクを注入
    自在とし、プリンタ使用時にはこのタンク内のイ
    ンクを、上記タンクの下部に設けられ、このタン
    クを上下に仕切るメインフイルタ及びタンクの下
    部側面に設けた通路を通じてポンプに吸入し、プ
    リンタノズルに供給自在としたインクジエツトプ
    リンタ用インク供給装置に於いて、上記メインフ
    イルタを傾斜させると共に、このメインフイルタ
    の高くなつた部分にメインフイルタを上下に貫通
    する通孔を開設し、この通孔部分にフロート式の
    逆止弁を設けた事を特徴とするインクジエツトプ
    リンタ用インク供給装置。
JP19963685U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0420611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19963685U JPH0420611Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP19963685U JPH0420611Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS62109941U JPS62109941U (ja) 1987-07-13
JPH0420611Y2 true JPH0420611Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=31161443

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JPS62109941U (ja) 1987-07-13

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