JP2884680B2 - 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 - Google Patents
給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法Info
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Description
する場合の消泡フィルター装置に関し、特に平版用のオ
フセット印刷機の湿し水の消泡に関するものである。
から出た水4が上から叩きつけるようにフィルター13に
あたるので、ハネ返り等も多くまたフィルター13通過後
も泡は消えずむしろ助長する。さらに、汚れもあまり取
れない。
水4が水面に叩きつけられ、泡をむしろ発生させ、ゴミ
を浮かせ汚れを取る方式である。これも、泡はプレート
14の下をくぐりフィルター13を通ってタンク内へ送られ
る。また、50〜100リッター程度の大型のフィルター装
置である。
に設けられたフィルター15を通してゴミを取り泡を発生
させない点は優れているが、フィルターの目ずまり等は
インラインであるが故に致命的な欠点となる。水の撹拌
機能がないために、溶解した汚れは全くとれない。
ものや、泡の発生がないが溶解した汚れが取れない又は
目ずまりし易い欠点があった。
るフィルター装置とそれを用いた平版用のオフセット印
刷機の湿し水の消泡方法を提供することを課題とする。
部屋に中仕切りで分けられた容器からなり、該中仕切り
は周囲の壁より低くなっており、該容器に給水するため
の配管が一方の部屋に設けられ、該配管は中仕切りの上
端より下方に延びており、該部屋は中仕切りの上端に配
管部を避けて網を設けて水圧を低減し、泡の発生を抑
え、他方の部屋は中仕切りと平行の壁又は中仕切りより
遠い部分の壁の下方に開口部を設け、該部屋の側壁開口
部より上で中仕切りより下の部分にフィルターの役目を
する網を設けた給水循環タンクの消泡フィルター装置を
提供し、給水タンクより平版用オフセット印刷機の水舟
にポンプで送り、消費されなかった水をポンプにより給
水タンクに戻す部分に、前記消泡フィルター装置を取り
付け消泡することを特徴とする消泡方法を提供するもの
である。
能な蓋を設けてもよい。
ッチャーフィルターを装着することが好ましい。
循環タンクの泡を消し、平版用のオフセット印刷機の湿
し水冷却循環装置に利用すると泡が立たない湿し水が得
られ、印刷品質に良好な影響を与えることができる。
である。消泡フィルター装置1は塩化ビニル樹脂版を熔
接により製作した。
配管2は装置の壁を貫通して装置内に入っているが、貫
通しないで上から入れてもよい。
り、中仕切り5の上端より底部に延びている。
れている。
4が流入する。水4が流入する部屋は通常水4が溜まっ
ていて、ポンプで戻ってくる水の力を減少させると共に
空気と触れさせない働きをする。さらに、ポンプの力を
減少させるためと、水の撥飛び等の防止も兼ねて網3が
設けてある。
いを殺されゆっくり流れ落ちる。該流れ落ちた水はフィ
ルター用網6を通って緩やかに開口部7より流れ出る。
網6の上にオイルキャッチャーフィルターを装着するこ
とが望ましい。底板8は図のように装置より外側に延ば
してもよいし、流れ落ちる水面までなだらかに傾斜を付
けてもよい。また、中仕切り5は図のように庇を付けて
もよい。
セット印刷機の湿し水の冷却循環給水装置9に応用した
概略説明図である。冷却循環給水装置9よりポンプ12で
印刷機の水舟10に送られ消費されなかった残りの水はポ
ンプ11により、消泡フィルター装置1に戻される。該消
泡フィルター装置1により、戻りの際にポンプを使用す
るために生じる泡が消される。
を供給して戻ってくる水の泡を消すことができる。この
効果は特に、平版用オフセット印刷機の湿し水に応用す
ることにより威力を発揮する。
水舟へ再送水され、印刷の仕上がりに悪影響を及ぼす
が、本発明の消泡フィルター装置はこの泡を消す。
ー装置よりコンパクトに作製可能で5リッター位の容積
から製作できる。
ルター交換時に水びたしになったり、また運転中の交換
ができなかったりしたが本発明の消泡フィルター装置は
いつでもワンタッチで交換できる。
2図は第1図のA−A断面図、第3図は本発明の消泡フ
ィルター装置を平版用オフセット印刷機の湿し水の冷却
循環給水装置に応用した概略説明図、第4図乃至第6図
は従来例の説明図である。 1……消泡フィルター装置、2……配管、3……網、4
……水、5……中仕切り、6……網、7……開口部、8
……底板、9……冷却循環給水装置、10……水舟、11、
12……ポンプ、13、15……フィルター、14……プレート
Claims (2)
- 【請求項1】上部開口で二部屋に中仕切りで分けられた
容器からなり、該中仕切りは周囲の壁より低くなってお
り、該容器に給水するための配管が一方の部屋に設けら
れ、該配管は中仕切りの上端より下方に延びており、該
部屋は中仕切りの上端に配管部を避けて網を設けて水圧
を低減し、泡の発生を抑え、他方の部屋は中仕切りと平
行の壁又は中仕切りより遠い部分の壁の下方に開口部を
設け、該部屋の側壁開口部より上で中仕切りより下の部
分にフィルターの役目をする網を設けたことを特徴とす
る給水循環タンクの消泡フィルター装置。 - 【請求項2】給水タンクより平版用オフセット印刷機の
水舟にポンプで送り、消費されなかった水をポンプによ
り給水タンクに戻す部分に、請求項第1項記載の消泡フ
ィルター装置を取り付け消泡することを特徴とする消泡
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204290A JP2884680B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8204290A JP2884680B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03278804A JPH03278804A (ja) | 1991-12-10 |
JP2884680B2 true JP2884680B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13763465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8204290A Expired - Lifetime JP2884680B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 給水循環タンクの消泡フィルター装置及びそれを使用した消泡方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884680B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101626896B (zh) * | 2007-02-05 | 2012-12-26 | 日本平版机材株式会社 | 减小所谓胶版印刷的平板印刷方式用使用水的表面张力,形成为润湿水的装置 |
JP5550576B2 (ja) * | 2010-02-03 | 2014-07-16 | 株式会社ユーテック | 油タンク |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP8204290A patent/JP2884680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03278804A (ja) | 1991-12-10 |
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