JPH03278306A - 浮上型磁気ヘッド - Google Patents

浮上型磁気ヘッド

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JPH03278306A
JPH03278306A JP20420290A JP20420290A JPH03278306A JP H03278306 A JPH03278306 A JP H03278306A JP 20420290 A JP20420290 A JP 20420290A JP 20420290 A JP20420290 A JP 20420290A JP H03278306 A JPH03278306 A JP H03278306A
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Tatsuji Shimizu
達司 清水
Hideo Aoki
秀夫 青木
Nobuo Imazeki
今関 伸雄
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Nippon Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業 の1 本発明、4よ、磁気ディスク装置に使用される浮上型磁
気ヘッドに関するものであり、特に、ヘッドコアとして
薄膜積層コアを使用したコンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドに関するものである。
【未り上1 一般に、磁気ディスク装置に使用される浮上型磁気ヘッ
ドは、スライダとヘッドコアとを備え、板バネ支持機構
を介して装置本体のアクチュエータに接続されている。
従来、斯かる浮上型磁気ヘッドとしては、(1)スライ
ダをフェライトにて構成し、そのスライダの一部にギャ
ップを形成した後、所定形状に切削及び研削することに
より作製されるモノリシックタイプ、及び(2)スライ
ダはセラミックスのような非磁性材料で形成し、フェラ
イトにて作製されたヘッドコアをスライダにガラスによ
り溶着して作製されるフェライト型コンポジットタイプ
があるが、近年、高密度記録を達成するために、飽和磁
束密度が高(、透磁率の高周波特性が優れているFe−
5i−A42合金(センダスト)、アモルファス磁性体
などからなる磁性薄膜をフェライト製ヘッドコアのギャ
ップを挾んだ両側に或は片側に設けた、いわゆるMIG
(Metal  In  Gap)型ヘッドをヘッドコ
アとして使用するMIG型コシコンポジットタイプ上型
磁気ヘッドが注目を浴びている。フェライト型及びMr
G型コシコンポジットタイプ上型磁気ヘッドは第5図に
図示するように、単体のセラミックスを切削及び研削す
ることにより形成されたセラミックスライダ2の所定溝
状凹所3にヘッドコア1を組込み、接合ガラス4により
溶着することにより形成されている。
更に、VTRに用いられ、高密度記録が達成でき、かつ
狭トラツク化が可能な薄膜積層コア、すなわちFe−5
i−A4合金(センダスト)、アモルファス磁性体など
からなる磁性薄膜を非磁性基板上に積層することによっ
て作製された薄膜積層コアをヘッドコアとして用いた薄
膜積層型コンポジットタイプの浮上型磁気ヘッドが提供
されており、特開昭62−18617号に一例が示され
る。これは、本願第6図(A)〜(C)にも図示するよ
うに、単体のセラミックスを切削及び研削することによ
り形成されたセラミックスライダ2の所定溝状凹所3に
ヘッドコア1を組込み、接合ガラスにより溶着すること
により作製されている。
明が 決しようとする課 本発明者らは、コンポジットタイプの浮上型磁気ヘッド
を研究開発する過程において、従来のコンポジットタイ
プの浮上型磁気ヘッドにおいては、スライダと、l\ラ
ッドアとの間で偏摩耗か起こったり、接合ガラスの表面
が摩耗により荒れた面となり、さらにその上にゴミが付
着し、耐C8S性を低下させることが分かった。
すなわち、フェライト型及びMIG型コシコンポジット
タイプ上型磁気ヘッドでは、スライダとヘッドコアの材
質が異なることと、ギャップの狭l・ラック化のため第
5図に示すようにヘッドコアのギャップ側を薄く加工し
ているため接合ガラス表面の面積が大きくなっているこ
とにより耐C8S性が低下している。また、従来提案さ
れている薄膜積層型コンポジットタイプの浮上型磁気ヘ
ッドでは、接合ガラス表面の面積について何ら言及され
ていない。
本発明者らは、この問題を解決するべ(多(の研究、実
験を行った結果、薄膜積層コアをヘッドコアとしたコン
ポジットタイプの浮上型磁気ヘッドにおいて、スライダ
とヘッドコア非磁性基板とを同じ材料で形成し、且つヘ
ッドコアの基板材料の熱膨張係数を、ヘッドコアの磁性
薄膜材料の熱膨張係数とを実質的に同一とし、ヘッドコ
アとスライダとを接合する接合ガラス層の厚さを極めて
薄くすることにより、このような問題を解決し得ること
を見出した。
つまり、スライダとヘッドコア基板とを同じ材料で形成
することにより、スライダと、ヘッドコア(ヘッドチッ
プ)と間の偏摩耗を防止し、しかも、スライダとヘッド
コア基板との熱膨張係数が同じとされることにより、ヘ
ッドコアをスライダに接合するための接合ガラス層にか
かる応力が極めて小さくなり、接合後のガラスの劣化を
防止でき、信頼性が高まることが分かった。
又、従来のフェライト型及びMIG型コシコンポジット
タイプ上型磁気ヘッドでは、狭トラツク化のために、第
7図に示すようにフロントギャップ部F、のみを加工し
てトラック幅Wを規定しているが、ヘッドコア1の機械
的強度を保つため、リアギャップ部R0の厚みTは、1
50〜200μm程度必要であり、例えば、トラック幅
Wを20μm以下とする場合は、ヘッドコアlをスライ
ダに接合した際のガラス層の厚さは、100〜200μ
m程度となる。
一方、本発明者らは、トラック幅を磁性合金膜の厚みで
規定し、その両側をセラミックスで補強することにより
、スライダにヘッドコアを接合する際のガラス層の厚み
を大幅に減少させることができ、従って、接合後のガラ
スを劣化することなく、信頼性を確保しながら、この接
合ガラス層の厚みを20μm以下、更には10μm以下
にすることにより、全体として信頼性のあるコンポジッ
トヘッドを実現できることを見出した。
又、このように、接合ガラス層を極めて薄くすることが
できたために機械的強度の弱いガラス層の荒れた表面積
を減少させ、さらにその表面へのゴミの付着量を大幅に
減少させ、耐C8S性を向上させ得ることが分かった。
又、ヘッドコア基板の熱膨張係数をヘッドコアの磁性′
材料の熱膨張係数と実質的に同一とすることにより磁性
材料にかかる応力を低減し、ヘッドの磁気特性の低下を
防ぐことができる。
本発明は斯かる新規な知見に基づきなされたものである
従って、本発明の目的は、スライダとヘッドコアの非磁
性基板との間での偏摩耗をな(し、接合ガラス層の表面
積を減少させ、さらにその上へのゴミの付着量を減少さ
せ、耐C8S性の向上を図ることができ、又、磁性材料
にかかる応力を低減しヘッド特性の向上を図った、ヘッ
ドコアとして薄膜積層コアを使用したコンポジットタイ
プの浮上型磁気ヘッドを提供することである。
を   るための 上記目的は本発明に係るコンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドにて達成される。要約すれば本発明は、非磁性
基板上に磁性薄膜を積層して形成されるヘッドコアを、
スライダに形成された凹所に接合ガラス層を介して一体
に接合して構成される浮上型磁気ヘッドにおいて、前記
ヘッドコアの基板と前記スライダとを同じ材料で作製し
、且つ前記ヘッドコアの基板の熱膨張係数と磁性薄膜の
熱膨張係数とを実質的に同一とし、前記ヘッドコアと前
記スライダとを接合する接合ガラス層の厚さを20μm
以下としたことを特徴とする浮上型磁気ヘッドである。
好ましくは、前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは
、Cox N i 2−X O□(但し、0.2≦X≦
1.8)で表されるセラミックス材料にて作製され、前
記磁性薄膜はFe−5i−A4合金とされる。
更に、前記ヘッドコアの基板と前記スライダとを作製す
るセラミックス材料は、CoO及びNiOを基本組成と
して、MnO,Ti0z、Aj2.O,及びCa0O中
から選ばれた少なくとも1種を0.1〜5重量%添加す
ることができ、又、1〜5重量%のY2O,,0,1〜
1重量%のTiN及び0.3〜2重量%のB 20−の
うち、少なくとも1種を添加することもできる。更には
、前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは、MgO,
Cab、CoO及びNiOからなる組成の混合セラミッ
クスであって、MgO及びCaOがそれぞれが30モル
%以下含有し、且つ残部がCox N i 2−X O
a  (但し、0.2≦X≦1.8)とされる、岩塩型
構造を有したセラミックス材料にて作製されることも可
能である。
及五1 次に、本発明に係る浮上型磁気ヘッドを図面に則して更
に詳しく説明する。
第4図を参照すると、本発明に従って構成されるコンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッドの一実施例が図示され
る。本実施例では、浮上型磁気ヘッドは、従来と同様に
、スライダ2とヘッドコア1とを備え、板バネ支持機構
5を介して磁気ディスク装置本体のアクチュエータ(図
示せず)に接続されている。
次に、第3図を参照して、ヘッドコア1として使用され
る、非磁性基板上に磁性薄膜を積層して構成される薄膜
積層コアの製造方法の一実施例を説明する。磁性薄膜と
してはFe−Si−Aρ合金磁性体、或はアモルファス
磁性体が使用されるが、本実施例ではFe−5i−A4
合金磁性体が使用されるものとする。
先ず、非磁性基板11が準備され(第3図(A))、該
基板ll上に、スパッタリング法によりFe−5i−A
12合金膜12が膜厚1〜20μmにて成膜される。次
いで、該Fe−Si−Aρ合金膜12上に非磁性絶縁膜
13が膜厚0.03〜0.5μmにてスパッタリング(
去にて形成される(第3図(B)) 非磁性絶縁膜13
としてはS i Ot 、Aρ、03等が用いられる。
上記工程を繰返して、Fe−5i−A、j2合金膜12
と非磁性絶縁膜13が必要回数積層され、第3図(C)
に図示するように、合金磁性薄膜14が基板11上に成
膜される。合金磁性薄膜14の最外層は、Fe−5i−
AA合金膜12とされるのが好ましい。このとき、合金
磁性薄膜14の総厚さ(1)は、経済的な点から考えて
30μm以下が好ましい。
次いで、合金磁性薄膜14上に積層ガラス15が膜厚0
,05〜1.0μmにてスパッタリング法などで形成さ
れ(第3図(D))、更に該積層ガラス15上に、先の
基板11と同じ材料にて作製された他方の非磁性基板1
6が接合されて磁気コアブロック17が作製される(第
3図(E)) 積層ガラス15としてはS i Oz−
AI220.−Na20系のガラス或は8102−82
0x −Naa O系のガラスが好適である。
このようにして作製された磁気コアブロック17は、第
3図(F)に図示されるように、積層した厚さ方向に切
断し、一対のコア半休ブロック18.19が形成される
次いで、第2図に図示されるように、少なくとも片方の
コア半休、本実施例ではコア半休18に巻線溝20を形
成した後、両コア半休ブロック18.19の突合せ面1
8a、19aを研摩し、該面にSiO□等の非磁性のギ
ャップスペーサ−21をスパッタリング法などの手段に
て形成しく第3図(F))、その後、第2図に図示され
るように、両コア半休ブロック18.19は前記接合面
18a、19a部にてガラス接着され、薄膜積層コアか
らなるヘッドコア1が得られる。
このようにして作製されたヘッドコアlは、第1図及び
第2図に図示されるように、所定の形状寸法に作製され
たスライダ2の凹所3に接合ガラス層4(4a、4b、
4c)を介して一体に接合され、コンポジットタイプの
浮上型磁気ヘッドが形成される。
ここで、本発明に従えば、上記構成の浮上型磁気ヘッド
において、ヘッドコア1の非磁性基板11.16とスラ
イダ2とは同じ材料で作製され、且つヘッドコア1の基
板11.16の熱膨張係数と合金磁性薄膜14の、即ち
センダストの熱膨張係数とを実質的に同一とし、接合ガ
ラス層4の厚さを20LLm以下となるようにされる。
一般に、Fe−5i−A42合金磁性体の熱膨張係数(
α)は、135〜150X10−7/’Cであるので、
ヘッドコア1の基板11.16はこのような熱膨張係数
を有する材料が選定される。
従来スライダ材料として最適であるとされていたAj2
z 08−TiC系セラミックス材料及びCa T i
 O3セラミツクス材料は、その熱膨張係数(a)が、
それぞれ75〜80X10−’/’C及び110〜1.
15 X 10−’/”Cであり、センダスト薄膜との
熱膨張係数の差が大きく、本実施例には使用し得ない。
本発明者らは、センダスト薄膜と実質的に同じ熱膨張係
数を有した材料を開発するべ(検討した結果、Cox 
N i t−x Ox  (但し、0.2≦X≦1.8
)なる組成の酸化物が有効であることを見出した。本組
成範囲内では、熱膨張係数は128〜150X10−’
/”Cの範囲内に容易に調整でき、又、硬度(ビッカー
ス硬度)は550〜600でセンダストの物性値に近い
ものである。
又、後述するように、ダミースライダによるテスト結果
によると、該セラミックス自体の耐C8S性も、従来の
Ca T i O*のようなセラミックススライダ材料
と同程度に良好であった。
又、添加材についても検討を行なったところ、上記組成
を基本組成として、Mn O,T i O2、AI2□
03及びCaOの中から選ばれた少なくとも1種を0.
1〜5重量%添加することが有効であることが分かった
。つまり、MnOは焼結性を促進し、T i、 Ox 
、 Ca Oは硬度の増加をもたらし、AβZOaは粒
成長の抑制に効果がある。
又、Y2O,を1〜5重量%添加した場合は、粒成長の
抑制に効果があり、0.1〜1重量%のTiNを添加し
た場合は、硬度の増加をもたらし、0.3〜2重量%の
B、0.を添加した場合には焼結底の促進をもたらす。
これらの添加材により硬度は600〜700となり、セ
ンダストの値により近い値となり、好ましい。
更に、Cox N i 2−X Ox  (但し、0.
2≦X≦1.8)と他の酸化物との混合セラミックスに
ついても検討し、MgO,CaO%CoO及びNiOか
らなる組成の混合セラミックスにおいて、MgO及びC
aOをそれぞれ30モル%以下含有し、かつ残部がCo
x N i a−x OX  (但し0.2≦X≦1.
8)から成り、岩塩型構造を有する場合でも、本発明に
好適に使用し得ることを見出した。
MgO,CaOは焼結促進の効果があり、硬度が増加し
、又熱膨張率もCod、NiOと比べて大きな差がない
ことから有効である。上記組成範囲外では熱膨張率の低
下が著しく、偏析が生じ密度が低下するので望ましくな
い。
本発明者らが、上記CoO、NiOを基本組成とするセ
ラミックスをヘッドコアの基板及びスライダに使用して
浮上型磁気ヘッドを作製したところ、各部材間の熱整合
性が極めて良く、従って、ヘッドコア(ヘッドチップ)
をスライダに接合するための接合ガラス層4にかかる応
力が極めて小さくなり、接合後のガラスの劣化を防止で
き、信頼性が高まった。
又、従来のフェライト型及びMIG型コシコンポジット
タイプ上型磁気ヘッドでは、狭トラツク化のために、第
7図に関連して上述したように1、フロントギャップ部
F0のみを加工し、トラック幅Wを規定しているが、ヘ
ッドコア1の機械的強度を保つため、リアギャップ部R
0の厚みTは、150〜200μm程度必要であり、例
えば、トラック幅Wを20μm以下とする場合は、ヘッ
ドコアをスライダに接合した際のガラス層の厚さは、1
00〜200μm程度となる。
一方、本発明によるヘッドコアは、トラック幅は磁性合
金膜の厚みで規定でき、その両端はセラミックスで補強
されているため、スライダにヘッドコアを接合する際の
ガラス層の厚みを大幅に減少させることができる。
このようにして、接合後のガラスを劣化することなく、
信頼性を確保し、この接合ガラス層の厚みを20μm以
下、更には10μm以下にすることにより、全体として
信頼性のあるコンポジットヘッドを実現できる。
なお、接合ガラス層の厚みの下限値は、ヘッドコアとス
ライダの嵌合精度から制約され、現状の技術水準では2
〜3μm程度とされる。
上述の如く、本発明によれば、接合ガラス層4を10μ
m以下とすることにより、機械的強度の弱い接合ガラス
層の荒れた表面積を減少させ、さらにその領域に付着し
ていたゴミの量を大巾に低減させ、耐C8S性を向上さ
せることができる。この点に関しては、後に第8図及び
第9図を参照して更に詳しく説明する。
次に、本発明に使用し得るセラミックス材料の一実施例
を次に具体的に説明する。
る。
上記実施例においては、ヘッドコアはセンダスト磁性薄
膜を使用した場合について説明したが、アモルファス磁
性薄膜をも使用することができる。この場合、例えば希
土類元素−CO合金磁性体のようなアモルファス薄膜を
使用した場合、磁性薄膜の熱膨張係数(α)は110〜
120×10−’/”Cであるので、ヘッドコア1の基
板11.16及びスライダ2の材料としてはこのような
熱膨張係数を有する材料が選定される。斯かるセラミッ
クス材料としてはMgO系セラミックスなどを挙げるこ
とができる。
1豆皮匁1 以上の如くに構成される本発明に係る浮上型磁気ヘッド
は、スライダとヘッドコアの非磁性基板との間で偏摩耗
が起こったり、接合ガラス層の表面積を減少させ、さら
にその上にゴミが付着することが極めて少な(、又、磁
性材料にかかる応力を低減し、耐C8S性及びヘッド特
性を向上せしめ得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るコンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドの一部拡大詳細図である。 第2図は、本発明に係るコンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドの斜視図である。 第3図は、ヘッドコアの製造方法を示す工程図である。 第4図は、本発明に係るコンポジットタイプの浮上型磁
気ヘッドの全体構成を示す斜視図である。 第5図は、従来のフェライト型コンポジットタイプの浮
上型磁気ヘッドの斜視図である。 第6図(A)は、従来提案されている薄膜積層型コンポ
ジットタイプの浮上型磁気ヘッドの斜視図であり、第6
図(B)はセラミックスライダを示す斜視図であり、第
6図(C)はヘッドコアを示す斜視図である。 第7図は、従来のフェライト型コンポジットタイプのヘ
ッドコア(ヘッドチップ)の斜視図である。 第8図は、C8Sサイクル数と動摩擦係数の関係を示す
グラフである。 第9図は、接合ガラス層の厚みとC8Sサイクル数との
関係を示すグラフである。 :ヘッドコア :スライダ :スライダの溝状凹所 :接合ガラス層 4:積層磁性薄膜 !止ノ 第3図 (C) (F) 第5図 第6図 /2 第9図 接合ガラス層の厚み (μm) 手斧売ネ甫装置(自発) 平成 2年11月15日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)非磁性基板上に磁性薄膜を積層して形成されるヘッ
    ドコアを、スライダに形成された凹所に接合ガラス層を
    介して一体に接合して構成される浮上型磁気ヘッドにお
    いて、前記ヘッドコアの基板と前記スライダとを同じ材
    料で作製し、且つ前記ヘッドコアの基板の熱膨張係数と
    磁性薄膜の熱膨張係数とを実質的に同一とし、前記ヘッ
    ドコアと前記スライダとを接合する接合ガラス層の厚さ
    を20μm以下としたことを特徴とする浮上型磁気ヘッ
    ド。 2)前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは、Co_
    xNi_2_−_xO_2(但し、0.2≦X≦1.8
    )で表されるセラミックス材料にて作製され、前記磁性
    薄膜はFe−Si−Al合金とされることを特徴とする
    請求項1記載の浮上型磁気ヘッド。 3)前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは、CoO
    及びNiOを基本組成として、MnO、TiO_2、A
    l_2O_2及びCaOの中から選ばれた少なくとも1
    種を0.1〜5重量%添加したセラミックス材料にて作
    製されることを特徴とする請求項2記載の浮上型磁気ヘ
    ッド。 4)前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは、CoO
    及びNiOを基本組成として、1〜5重量%のY_2O
    _3、0.1〜1重量%のTiN及び0.3〜2重量%
    のB_2O_3のうち、少なくとも1種を添加したセラ
    ミックス材料にて作製されることを特徴とする請求項2
    記載の浮上型磁気ヘッド。 5)前記ヘッドコアの基板と前記スライダとは、MgO
    、CaO、CoO及びNiOからなる組成の混合セラミ
    ックスであって、MgO及び CaOがそれぞれが30モル%以下含有し、且つ残部が
    Co_xNi_2_−_xO_2(但し、0.2≦X≦
    1.8)とされる、岩塩型構造を有したセラミックス材
    料にて作製されることを特徴とする請求項2記載の浮上
    型磁気ヘッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05290322A (ja) * 1992-04-06 1993-11-05 Hitachi Metals Ltd 浮上式磁気ヘッド
EP0600280A2 (en) * 1992-11-30 1994-06-08 Minebea Co.,Ltd. Floating magnetic head

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EP0600280A2 (en) * 1992-11-30 1994-06-08 Minebea Co.,Ltd. Floating magnetic head
EP0600280A3 (en) * 1992-11-30 1995-07-26 Minebea Kk Floating magnetic head.

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