JPH03278030A - 全反射型光導波路スイッチ - Google Patents

全反射型光導波路スイッチ

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JPH03278030A
JPH03278030A JP7955190A JP7955190A JPH03278030A JP H03278030 A JPH03278030 A JP H03278030A JP 7955190 A JP7955190 A JP 7955190A JP 7955190 A JP7955190 A JP 7955190A JP H03278030 A JPH03278030 A JP H03278030A
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JP
Japan
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refractive index
optical waveguide
reflection type
type optical
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP7955190A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kamata
鎌田 良行
Hisaharu Yanagawa
柳川 久治
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電流注入域を有する全反射型先導波路スイッチ
に関し、更に詳しくは、漏話の少ない全反射型光導波路
スイッチに関する。
(従来の技術) 光通信の分野においては、光路切替えのために、全反射
型光導波路スイッチが使用される。この全反射型光導波
路スイッチの1例につき、図面に基づいて、半導体を用
いた先導波路スイッチの場合で説明する。
第5図は全反射型先導波路スイッチの1例を示す概略斜
視図であり、第6図はVI−VI線に沿う断面図である
図において、2本の先導波路1. 2が交差角θでX字
型に交差している。ここで、先導波路1a。
2aはいずれも入射側光導波路であり、先導波路lb、
2bはいずれも出射側光導波路である。そして、各先導
波路の交差部3には、後述するような電流注入域4が形
成されている。
各光導波路がGaAs、AfGaAsのような半導体材
料で構成される場合につき、上記電流注入域4の構造を
説明する。
第6図で示したように、例えばAuGeNi/Auのよ
うな材料から成る下部電極11の背面にGaAsから成
る基板12が形成され、更にその上にバッファ層13と
してn”GaAsが積層されている。
このバッファ層13の上には、n+Aj7GaAsから
成る下部クラッド層14.n”’GaAsから成るコア
層15が順次形成され、更にその上にはリッジ状にn 
A/GaAsから成る上部クラッド層16が積層され、
この上部クラッド層16の上部にn GaAsから成る
キャップ層17を形成したのち、全体は5insのよう
な絶縁膜18で被覆されている。
そして、交差部3の表面を被覆する絶縁膜18の一部を
所定の幅で長手方向に除去して窓18aを形成し、この
窓18aから上部クラッド層16の一部領域(図では路
幅方向の右側部分)にコア層15の近傍に至るまで、Z
nのような不純物の所定量をドープ(拡散)して不純物
領域19を形成し、最後に、この窓18aを封鎖するよ
うに、例えばCr/Auのような材料を蒸着せしめて上
部電極20を形成して電流注入域21が構成されている
この先導波路スイッチにおいて、電流注入域21から所
定値の電流を注入すると、不純物領域19の屈折率が低
下し、入射側光導波路1aから入射した光は、出射側光
導波路1bへと直進することなく、不純物領域19と他
の上部クラッド層(不純物がドープされていない部分)
16aとの界面19aを反射面として反射し出射側光導
波路2bへと光路変更する。すなわち、この先導波路ス
イッチは電流注入域19への電流注入によりスイッチン
グ動作が発現する全反射型光導波路スイッチとして機能
する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上部クラッド層16の一部領域にZnのよう
な不純物をドープして形成した不純物領域19の屈折率
は、電流注入する場合は当然として、電流注入を行わな
い場合であっても、不純物をドープしない上部クラッド
層16の部分16aの屈折率よりも低くなる。
例えば、今、下部クラッド層14.上部クラッド層16
の屈折率が波長1.3μmの光に対していずれも3.3
6であるとし、コア層15の屈折率が3.4であるとす
る。そして、不純物領域19におけるZnのドープ量が
lXl0”cm”でかつ均一にコア層15の直上まで拡
散していると仮定する。
その場合、上部クラッド層の部分16aを含む光導波路
部分の等価屈折率は3.3820となり、また不純物領
域19を含む光導波路部分の等価屈折率は3.3816
になる。すなわち、前者と後者の間には、電流注入を行
なわない場合であっても、約0.004の屈折率差が生
じている。
このような屈折率差が生じていて、交差角θが4°、し
たがって入射角は2°である場合には、入射光のパワー
を1とすると、光のスルー状態において、入射した光は
出射側光導波路2b側へ約2.91XlO−”程度反射
していくことになる。すなわち、スルー状態において漏
話が発生する。
本発明においては、光のスルー状態における上記問題を
解決し、漏話が少なく低損失の全反射型光導波路スイッ
チの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記したスルー状態における光の漏話は、上記クラッド
層16の一部領域への不純物ドープそのものがもたらす
結果である。すなわち、前記した例において、上部クラ
ッド層を構成するn−A I GaAsのような組成の
半導体にZnの所定量をドープすると、その結果として
その不純物領域の屈折率が低下する。そして、そのこと
に伴って上部クラッド層の他の領域(不純物がドープさ
れていない領域)との間に屈折率差が生ずる。
したがって、本発明者らは、不純物領域の母材半導体を
予め高い屈折率の組成となるように構成し、ドープされ
た不純物に基づく屈折率の低下を補正するようにすれば
、前記した上部クラッド層の他の領域との屈折率差を小
さくすることができ、そのことによりスルー状態におけ
る光の漏話を低減できるとの着想を抱き、本発明の全反
射型光導波路スイッチを開発するに至った。
すなわち、本発明の全反射型光導波路スイッチは、光導
波路が交差し、その交差部における上部クラッド層の一
部領域に不純物をドープして成る不純物領域を有する電
流注入域が形成されている全反射型光導波路スイッチに
おいて、前記不純物領域が、不純物のドープに基づく屈
折率の低下を補正し得る組成の材料から成ることを特徴
とする特(作用) 本発明の全反射型光導波路スイッチは、上部クラッド層
の一部領域に形成される不純物領域が、その不純物のド
ープによってもたらされる屈折率の低下を相殺できるよ
うな高屈折率の組成の材料で構成されている。
したがって、不純物領域を含む光導波路部分の等価屈折
率は、前記材料が配設されていないときよりも高い値と
なる。それゆえ、不純物がドープされていない領域の上
部クラッド層を含む光導波路部分の等価屈折率との差は
小さくなり、その結果、光のスルー状態において、不純
物領域の反射面での反射は少なくなる。すなわち、スル
ー状態における漏話は少なくなる。
この場合、材料の組成を変え、また層厚を調節すること
により、上記した屈折率差をゼロにすることができ、そ
の結果、スルー状態における漏話を完全に消去すること
ができるようになる。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。第1図は、先導波路材料としてGaAsA/GaAs
を用いたときにおける電流注入域の断面図である。そし
て、第2図は、第1図に示した電流注入域を形成するに
際し、その前段で形成される光導波路の断面図である。
まず、第2図において、AuGeNi/Auから成る下
部電極11の背面にはGa Asから成る厚み200μ
mの基板12.厚み0.5μmのn”GaAsのバッフ
ァ層13が形成されている。
ついで、このバッファ層13の上には、n +AlGa
Asから成る厚み3μmの下部クラッド層14.n−G
aAsから成る厚み1μmのコア層15が順次形成され
、このコア層15の上には、n AlGaAsから成る
厚み0.8μmの上部クラッド層16がリッジ状に形成
され、その上部にn ”−G aA sから成る厚み0
.2μmのキャップ層17が形成されて全体の表面はS
iOx絶縁膜18で被覆されている。
これらの各層はいずれも例えばMOCVD法で形成され
、また、前記した上部クラッド層16はA1組成が0.
1(原子比)である。そのため、この光導波路の等価屈
折率は、波長1.3μmの光に対し3.3820程度と
なるように組成選定されている。
ついで、第3図で示したように、不純物領域を形成すべ
き個所の絶縁膜18と上部クラッド層16の一部をエツ
チング除去して、コア層15にまで至る凹部22を形成
する。
その後、絶縁膜18をマスク材として、前記凹部22に
、例えば、Znをl X l O”cm−”のドープ量
となるようにドーピングしながら、p”AlGaAsか
ら成る厚み0.8μmの堆積層23、更にその上にp”
GaAsから成る厚み0.2μmの上部層24を形成す
る。そして最後に、全体の表面をCr/Auで被覆して
上部電極20を形成することにより電流注入域21が構
成される(第1図)。
第1図で示した光導波路において、堆積層23がドープ
Znの存在する不純物領域19になっている。
この不純物領域19は、Znのドープによって、その両
脇に位置する上部クラッド層の部分16a。
16bよりも屈折率は小さくなるのであるが、しかし、
堆積層の組成におけるAl含有量が0.09(原子比)
であり、その屈折率は波長1.3μmの光に対し3.3
820程度であるため、Znのドープによる屈折率の低
下は相殺されることになり、この不純物領域19と両脇
の上部クラッド層の部分16a、16bとの間の屈折率
差は小さくなる。
したがって、光のスルー状態において、不純物領域19
の反射面19aで光の反射は少なくなり漏話は低減する
なお、実施例では、用いる半導体材料がGaAs。
AlGaAsの場合について説明したが、材料はこれら
に限定されるものではなく、例えば、GaAsを1nG
aAsP、AlGaAsをInPに変更してもよい。
また、第4図に示したように、堆積層23を先導波路の
中央位置に形成すれば、その両側の面23a。
23bをそれぞれ反射面とする2人力・2出力光スイツ
チとして使用することができる。
4゜ (発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の全反射型先導波
路スイッチは、光のスルー状態における漏話を低減する
ことができ、その工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明スイッチにおける電流注入域の断面図、
第2図は電流注入域を形成する前段における先導波路の
断面図、第3図は第2図の先導波路をエツチングした場
合を示す断面図、第4図は本発明による2人力・2出力
光スイツチの断面図、第5図は全反射型光スイッチの1
例を示す斜視図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う
断面図である。 la、2a・・・入射側光導波路1b、2b・・・出射
側先導波路、3・・・交差部、11・・・下部電極、1
2・・・基板、13・・・バッファ層、14・・・下部
クラッド層、15・・・コア層、16・・・上部クラッ
ド層、16a。 16b・・・不純物がドープされていない上部クラッド
層部分、17・・・キャップ層、18・・・絶縁膜、1
8a・・・窓、19・・・不純物領域、l 9a、  
23a、 23b・・・反射面、20・・・上部電極、
21・・・電流注入域、22・・・凹部、23・・・堆
積層(不純物領域)、24・・・上部屑。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光導波路が交差し、その交差部における上部クラッド層
    の一部領域に不純物をドープして成る不純物領域を有す
    る電流注入域が形成されている全反射型光導波路スイッ
    チにおいて、前記不純物領域が、不純物のドープに基づ
    く屈折率の低下を補正し得る組成の材料から成ることを
    特徴とする全反射型光導波路スイッチ。
JP7955190A 1990-03-27 1990-03-27 全反射型光導波路スイッチ Pending JPH03278030A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2709842A1 (fr) * 1993-09-09 1995-03-17 Telecommunications Elect Dispositif de commutation optique et procédé de fabrication d'un tel dispositif.
EP4063924A1 (en) * 2021-03-24 2022-09-28 EFFECT Photonics B.V. Photonic integrated circuit and opto-electronic system comprising the same

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