JPH02298923A - 半導体光スイッチ - Google Patents

半導体光スイッチ

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JPH02298923A
JPH02298923A JP11962689A JP11962689A JPH02298923A JP H02298923 A JPH02298923 A JP H02298923A JP 11962689 A JP11962689 A JP 11962689A JP 11962689 A JP11962689 A JP 11962689A JP H02298923 A JPH02298923 A JP H02298923A
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JP
Japan
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layer
inp
waveguide
waveguide layer
layers
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Application number
JP11962689A
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English (en)
Inventor
Shinzo Suzaki
慎三 須崎
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は光通信等において光路の切換及び外部変調用ス
イッチング素子に使用される半導体光スィッチに関し、
光ファイバとの結合効率及び消光比が優れた半導体光ス
ィッチに関する。
[従来の技術] 第4図は従来の化合物半導体光スィッチを示す斜視図、
第5図は第4図の■−■線による断面図、第6図は第4
図のVI−VI線による断面図である。
n型InP基板11上には埋込層13及び導波路20が
形成されており、全面に絶縁膜17が被覆されている。
導波路20は平面視でX字形に形成されており、その交
差部において絶縁膜17が矩形に開口され、この開口部
にp型電極18が形成されている。この交差部が光スィ
ッチのスイッチング部となっている。
導波路20は、第5図及び第6図に示すように構成され
ている。即ち、n型1nP基板11上の所定領域にn型
の第1のInP層12が形成されており、この第1のI
nP層1層上2 InGaAsPからなる導波路層14が形成されている
。そして、この導波路層14上にp型の第2のInP層
(クラッド層)1Bが形成されている。交差部において
は、絶縁膜17に設けた開口部を介して第2のIn2層
16の表面にZnを拡散導入することにより、p型電極
18が形成されている。
光ファイバは上述の如く構成された半導体光スィッチの
導波路20の端部に接続される。そして、第7図(a)
に示すように、導波路20の端部aから入射した光は導
波路20を矢印で示すように進み、端部dから出射する
。このとき、第1及び第2のInP層12.18は光が
外部へ放散しないように、導波路層14との間の屈折率
の差により導波路層14内に光を閉じ込める作用を有す
る。
一方、電極18に電圧を印加して導波路20内に電流(
キャリア)を注入すると、電極18の直下域の導波路層
14の屈折率が減少する。このため、第7図(b)に矢
印で示すように、導波路20の端部aから入射した光は
屈折率が異なる導波路層14の界面でフレネル反射して
導波路20の端部Cから出射する。このようにして、光
の伝達経路を電気的に変更することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の半導体光スィッチにおいては、p
型電極18と導波路層14との間に第2のIn2層16
が存在しているため、注入されたキャリアがこの第2の
InP層1層内6内波路20の幅方向に拡散した後、導
波路層14に到達する。そうすると、屈折率が変化する
導波路層14の領域が導波路層14の略々全域に広がる
ため、屈折率差により反射を起こさせることが困難にな
り、スイッチングができなくなる。この欠点を回避する
ためには第2のIn2層16の厚さを薄くすることが考
えられるが、前述の如く第2のIn2層16は光が導波
路層14から放散しないように設けるものであり、この
ためには少なくとも 1μm以上の厚さが必要となる。
この程度の薄さではキャリアの幅方向の拡散を抑制する
効果が少ない。
また、従来の半導体光スィッチでは幅が極めて狭い導波
路層14を形成する必要があり、製造が難しいという欠
点もある。即ち、通常導波路層14の組成波長は、吸収
損失を考慮して、導波光の波長に比して短波長の組成に
する。例えば、導波光の波長が1.55μmの場合、導
波路層14の組成波長は1.3μm程度になるようにし
ている。しかし、I nGaAsP導波路層14と、こ
の導波路層14を上下から挾む第1及び第2のIn2層
16.12とは、その比屈折率差が大きいため、単一モ
ード条件を滴定するためには導波路層14の厚さを0.
5μmとしても、導波路層14の幅は3μm程度である
必要がある。しかしながら、このように幅が狭い導波路
20及び交差部を形成することは極めて困難である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
確実な光のスイッチングが可能であると共に、作製が容
易な半導体光スィッチを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る半導体光スィッチは、第1導電型InP基
板と、このInP基板上に形成された第2導電型の第1
のInP層と、この第1のInP層の所定領域に開口さ
れた開口部と、この開口部を埋め込むと共に前記第1の
InP層上に形成され前記開口部に埋め込まれた部分で
前記InP基板と接続された第1導電型の第1の中間層
と、この第1の中間層上に形成されたInGaAsP導
波路層と、この導波路層上に形成された第2導電型の第
2の中間層と、この第2の中間層上に形成された第2導
電型の第2のInP層とを有し、前記導波路層の屈折率
が前記第1及び第2のInP層のそれより大きく、前記
第1及び第2の中間層は前記導波路層と前記第1及び第
2のInP層との中間の屈折率を有することを特徴とす
る。
[作用] 本発明においては、第1導電型InP基板上に形成され
た第2導電型の第1のInP層に開口部が設けられてお
り、この開口部を埋込む七共に、前記第1のInP層上
に積層させて第1導電型の第1の中間層が形成されてい
る。そして、導波路層はこの第1の中間層上に形成され
ている。これにより、スイッチングを行う場合、キャリ
アは第1導電型InP基板から前記開口部に埋込まれた
部分の前記第1の中間層を介して導波路層に供給される
。この場合、前記開口部内の狭い領域を通過したキャリ
アが導波路層に注入されるので、電圧の印加により注入
されるキャリアの幅方向の拡散が抑制され、屈折率が変
化する導波路層の領域を前記開口部により決まる所定の
領域に限定することができる。従って、交差部において
、十分なフレネル反射を得ることができ、確実にスイッ
チング動作させることができる。
また、本発明においては、前記導波路層を間に挾む第1
及び第2の中間層は、前記第1及び第2のInP層と導
波路層との中間の屈折率を有しているため、各層間の比
屈折率差を低減できる。これにより、単一モード条件を
滴定できる導波路の幅が従来に比して拡大できるため、
半導体光スィッチの製造が容易になる。
[実施例コ 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例に係る半導体光スィッチを示す
平面図、第2図は第1図の■−■線による断面図、第3
図は第1図のIII−III線による断面図である。
p型InP基板1上には基板1から上方に突出した形状
で平面視でX字形をなすように導波路20aが形成され
ている。この導波路20aは以下に示すように構成され
ている。
p型InP基板1上の所定領域にn型の第1のInP層
(ブロック層)2が形成されており、この第1のInP
基板1は導波路20aの交差部においてその中央で矩形
に開口された開口部を有している。この第1のInP層
2上にはp型不純物が導入されたInGaAsPからな
る第1の中間層3が形成されており、前記開口部はこの
第1の中間層3の構成材料により埋込まれている。この
第1の中間層3上にはアンドープI nGaAsPから
なる導波路層4が形成されている。そして、この導波路
層4上にはn型のInGaAsPからなる第2の中間層
5が形成されており、この第2の中間層5上にはn型不
純物が導入された第2のInP層6が形成されている。
導波路20aの上面及び側面並びに基板1上には絶縁膜
7がこれらを被覆するように被着されており、導波路2
0aの交差部上の部分の絶縁膜7は矩形に開口されてい
る。そして、この開口部内にAu−8n合金又はAu−
Ge−Ni合金等からなるn型電極8が第2のInP層
6に接続して形成されている。絶縁膜7上の所定領域に
はこのn型電極8と接続されるようにして金属膜が形成
されており、この金属膜の端部は導波路20aの側方の
基板1上に引き出され、この部分が円形に成形されてボ
ンディング用バッド9が形成されている。また、InP
基板1の下面にはp型電極10が形成されている。
本実施例の半導体光スィッチは上述の如く構成されてお
り、p型電極10を正電位側とし、ポンディングパッド
9を負電位側として電圧を印加すると、キャリアはp型
の基板1から第1のInP層2の開口部に埋込まれたp
型の第1の中間層3を介して導波路層4に注入される。
この第1の中間層3の前記開口部内の部分を通過したも
ののみが導波路層4に注入されるので、キャリアは横方
向、即ち、基板表面と平行の方向には実質的に拡散せず
に前記開口部の直上域の導波路層4に到達する。そして
、この限定された領域の導波路層4の屈折率が変化する
。これにより、導波路20aを進行する光は交差部にて
フレネル反射してその進路を変更する。
このように、本実施例に係る半導体光スィッチは極めて
狭い領域にて導波路層4の屈折率を変化させることがで
きるので、理想的なフレネル反射が可能であり、消光比
が低いと共に、確実なスイッチング動作が得られる。ま
た、第1及び第2の中間層3,5はp型又はn型不純物
を含有したInGaAsPにより形成されており、その
屈折率は第1及び第2のInP層2,6並びに基板1の
構成材料であるInPの屈折率より大きく、導波路層4
の構成材料であるアンドープ InGaAsPよりは小さい。これにより、各層間の比
屈折率差が低減されるため、単一モード条件を満たすこ
とができる導波路の幅を従来に比して拡大できるので、
半導体光スィッチの製造が容易になる。更に、導波路の
出射端部における出射スポットの形状が従来よりも一層
円形に近づくため、光ファイバとの結合効率が向上する
なお、本実施例の半導体光スィッチは導波路が基板上に
突出した形状であるが、導波路をボリイミF等の有機絶
縁物又は半絶縁性のInP結晶等に埋込むことにより、
光スィッチの上面を平滑にすることもできる。
また、導波路層をマルチφクオンタム・ウェル(lll
ultl−Quantum Well)構造にして、こ
の量子効果で屈折率の変化量を大きくすることも可能で
ある。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、導波路と第1及び
第2のInP層との間に両者の中間の屈折率を有する第
1及び第2の中間層が形成されているから、各層間の比
屈折率差を低減でき、これにより、従来に比して導波路
の幅を広くできるため、本発明に係る半導体光スィッチ
は製造が容易であると共に、光ファイバとの結合効率が
高い。
また、第1の中間層はInP基板と同一の導電型であり
、第1のInP層に設けられた開孔部を介してInP基
板と接続されているから、スイッチング電圧を印加した
場合には、導波路層の狭い所定領域にのみキャリアを注
入することができる。
このため、本発明に係る半導体光スィッチは消光比が高
く、確実なスイッチング動作が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る半導体光スィッチを示す
平面図、第2図は第1図の■−■線による断面図、第3
図は第1図の■−■線による断面図、第4図は従来の半
導体光スィッチを示す斜視図、第6図は第4図の■−■
線による断面図、第6図は第4図のVl−Vl線による
断面図、第7図(a)及び(b)は半導体光スィッチの
動作を示す平面図である。 L  11;InP基板、2,12:第1のInP層、
3;第1の中間層、4.14;導波路層、5;第2の中
間層、e、te:第2のInP層、7.17:絶縁膜、
8;n型電極、θ;ボンディング用パッド、10.18
:p型電極、20,20a;導波路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型InP基板と、このInP基板上に形
    成された第2導電型の第1のInP層と、この第1のI
    nP層の所定領域に開口された開口部と、この開口部を
    埋め込むと共に前記第1のInP層上に形成され前記開
    口部に埋め込まれた部分で前記InP基板と接続された
    第1導電型の第1の中間層と、この第1の中間層上に形
    成されたInGaAsP導波路層と、この導波路層上に
    形成された第2導電型の第2の中間層と、この第2の中
    間層上に形成された第2導電型の第2のInP層とを有
    し、前記導波路層の屈折率が前記第1及び第2のInP
    層のそれより大きく、前記第1及び第2の中間層は前記
    導波路層と前記第1及び第2のInP層との中間の屈折
    率を有することを特徴とする半導体光スイッチ。
JP11962689A 1989-05-12 1989-05-12 半導体光スイッチ Pending JPH02298923A (ja)

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JP (1) JPH02298923A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369718A (en) * 1991-10-15 1994-11-29 The Furukawa Electric Co., Ltd. Total internal reflection-type optical waveguide switch
GB2281786A (en) * 1993-09-09 1995-03-15 Korea Electronics Telecomm Optical switching device

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