JPH03287206A - 交差型光導波路 - Google Patents

交差型光導波路

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JPH03287206A
JPH03287206A JP8939590A JP8939590A JPH03287206A JP H03287206 A JPH03287206 A JP H03287206A JP 8939590 A JP8939590 A JP 8939590A JP 8939590 A JP8939590 A JP 8939590A JP H03287206 A JPH03287206 A JP H03287206A
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JP
Japan
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intersection
optical waveguide
intersection part
port
refractive index
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Pending
Application number
JP8939590A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kamata
鎌田 良行
Hisaharu Yanagawa
柳川 久治
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は交差型光導波路に関し、更に詳しくは、光の漏
話を少なくすることができる交差型光導波路に関する。
(従来の技術) 交差型光導波路にはX交差型、Y分岐型、モしてY分岐
型の変形であるト字型分岐型などの各種タイプのものが
知られているが、これらのうち、GaAs、A17Ga
Asのような半導体材料で構成したX交差型光導波路に
つき、図面に則して説明す第1O図はX交差型光導波路
例の概略平面図である。図において、2本の光導波路1
,2は交差角θで互いに交差することにより交差部3を
形成している。ここで、光導波路部分1a、2aは入射
ポート、光導波路部分1b、2bは出射ポートをそれぞ
れ構成している。この交差部3においては、図の点線で
示した菱形形状の交差部3にはその各辺3a、3b、3
c、3dを接続個所として入射ポート2a、出射ポート
lb、出射ポート2bがそれぞれ対応して接続した構造
になっている。
この交差部3は、第1O図のXI−XI線に沿う断面図
である第11図に示したような構造になっている。すな
わち、GaAsから成る基板11の上にはバッファ層1
2としてGaAsが積層されている。
そして、このバッファ層12の上には、A11GaAs
から成る下部クラッド層13.GaAsから成るコア層
14が順次形成され、更にその上にはリッジ状にAAG
aAsから成る上部クラッド層15が形=11− 威されている。
また、入射ポートla、2a、出射ポートlb。
2bの断面構造も上記した構造と同じになっていて、上
部クラッド層のリッジ高は同じであり、接続個所3a、
3b、3c、3dにおける材料組成も同じになっている
(発明が解決しようとする課題) 上記した構造のX交差型光導波路においては、例えば、
入射、ポーHaから入射した光は交差部3を直進して出
射ポート1bから出射していく。
しかしながら、交差角が小さい場合には、入射ポート1
aから入射した光は、交差部3で若干拡散して、その一
部が漏話成分として出射ポー1−2bから出射してしま
うことがある。
このような漏話を防止するためには、交差角θを大きく
すればよい。しかし、この交差型光導波路の各入射ポー
ト、出射ポートに互いに平行する2本の光導波路を接続
しようとする場合、その接続部における曲げ半径をRと
すると、交差部3の交差角θに対し、平行する2本の光
導波路の素子長は2xRsin(θ/2)となるため、
全体は大型化すると同時に、光導波路内を伝搬する光も
前記素子長に比例して光路長が長くなる。
本発明は上記した問題を解決し、交差角θが小さい場合
であっても交差部3における光の拡散が防止され、もっ
て漏話を少なくすることができる新規構造の交差型光導
波路の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明においては、光
導波路が互いに交差して交差部を形成している交差型光
導波路において、前記交差部に接続する少なくとも1本
の光導波路の前記交差部との接続個所に、等偏屈折率の
不連続帯が形成されていることを特徴とする交差型光導
波路が提供される。
(作用) 従来の交差型光導波路の交差部3においては、入射ポー
ト1aから光が入射するとした場合、交差部3の接続個
所3dに出射ポー1−2bが接続していて、交差部3の
接続個所近辺における路幅は入射ポー11aよりも拡幅
した状態になっているので、光は出射ポートlb側に全
量が直進するだけではなく、その一部が接続個所3d側
、すなわちそこに接続している出射ポート2b側に拡散
して漏話が発生するものと考えられる。
したがって、接続個所3dに光の遮蔽域を形成すれば、
交差部3に入射した光は出射ポー)2b側に漏話するこ
となく、略全出力が出射ポート1bへと伝播していくこ
とになる。
本発明においては、交差部と出射ポートの接続個所に、
他の光導波路部分よりも等偏屈折率が小さくなる等偏屈
折率の不連続帯が形成され′ているので、入射ポートか
ら入射した光はこの交差部に閉じ込められた状態となり
、クロス状態にある出射ポート側に漏話することが抑制
されるようになる。すなわち、接続個所における等偏屈
折率の不連続帯を設けることにより、この交差型光導波
路の漏話は少なくなる。
(実施例) 以下に、GaAs、Aj2GaAsで形成した本発明の
実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明実施例の概略平面図、第2図は第1図
の■−■線に沿う断面図である。
第1図において、光導波路1.2は所望の交差角θで交
差することにより、交差部3が形成されている。ここで
、入射ポートla、入射ポート2a。
出射ポーHb、出射ポート2bのそれぞれが交差部3と
接続する接続個所には、溝部4a、4b。
4c、4dが形成されている。
溝部4a、4bを含む光導波路の部分は、第2図で示し
たように、GaAsから成る基板11の上に、GaAs
から成るバッファ層12.AAGaAsから成る下部ク
ラッド層13.GaAsから成るコア層が例えばMOC
VO法で順次積層され、更にコア層14の上にはAAG
aAsから成るクラッド層15が同じく例えばMOCV
O法で積層された構造になっている。
そして、上部クラッド層15における入射ポートとの各
接続個所には、フォトリソグラフィー技術を適用するこ
とにより、所望の幅と深さを有する溝部4a、4bが形
威されている。この溝部4a。
4bは、コア層15の上に上部クラッド層15を等厚で
積層したのち、フォトリソグラフィー技術で光導波路を
リッジ状に形成するときに、同時に所望形状に食刻して
形成すればよい。
このとき、入射ポート2aの一部を含む光導波路部分5
a、交差部3を含む光導波路部分5b。
入射ポートlaの一部を含む光導波路部分5Cのそれぞ
れの縦断面における等偏屈折率(これをnlとする)は
いずれも等しい値になっている。
また、溝部4aを含む光導波路部分6a、溝部4bを含
む光導波路部分6bのそれぞれの縦断面における等偏屈
折率(これをntとする)はいずれも等しい。
しかし、部分6aと部分6bにおいては、溝部4a、4
bの深さに相当する量だけ部分5a、部分5b、部分5
cよりも高さが低いので、それらの等偏屈折率n2とn
lの間では、nt<n+の関係が成立している。
すなわち、交差部3はその周囲が等偏屈折率の低い溝部
を含む部分で包囲された状態になっている。
したがって、入射ポーhlaからの入射光は交差部3に
おいて、出射ポート2b側に位置する溝部4dに漏話す
ることなく、そのまま出射ポート1bから出射していく
第3図、第4図はいずれも他の実施例を示す概略平面図
であり、この場合には、光導波路lにおける交差部との
接続個所の2箇所に第1図で示した溝部が形威され(第
3図)、また接続個所の1個所にのみ溝部が形威されて
いる(第4図)。いずれも、この溝部を含む光導波路部
分が等偏屈折率の不連続帯になっていて、入射光の漏話
を防ぐ光遮蔽域として機能する。
第5図は別の実施例をしめず概略平面図である。
この実施例の場合は、第1図で示した溝部に相当する交
差部と各光ポートとの接続個所の上部クラッド層に、Z
nのような不純物を拡散せしめて不純物領域7a、7b
、7c、’Idが形威されている。
このような不純物領域を形成するためには、第6図で示
したように、上部クラッド層15の上に図のような菱形
となるように不純物を拡散したのち、フォトリソグラフ
ィー技術を適用して、第5図のような各光ポートを形成
すればよい。
この不純物領域7a、7b、1c、7dは、その他の部
分に比べて屈折率が低くなる。したがって、第2図で示
した場合と同じように、これら不純物領域を含む光導波
路部の等偏屈折率は他の光導波路部分のそれよりも低く
なって、そこが等偏屈折率の不連続帯になる。そのため
、第1図の場合と同様に、光の漏話は防止される。
第7図は、第2図で示した構造において、上部クラッド
層15の上面に、例えば5i02のような低屈折率材料
を塗布または堆積して膜16を形威した実施例を示す断
面図である。この場合、膜16の厚みを容易に調節でき
るので反射率を必要に応じて適切に変えることができる
第8図および第9図は、本発明の交差型光導波路を用い
た全反射型光スイッチを例示し、第8図はその概略平面
図、第9図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である
第8図において、入射ポート2aと交差部3の接続個所
に溝部4bが、交差部3と出射ポートlbの接続個所に
溝部4cがそれぞれ形成されている。
他の2箇所の接続個所に溝部は形威されていない。
ここで、溝部4b(または4c)を含む光導波路部分は
、第9図で示したような構造になっている。
すなわちまず、例えばAuGeNi/Au下部電極16
の背面にGaAsから成る基板11が形成され、更にそ
の上にバッファ層12としてn+GaAsが積層されて
いる。
このバッファ層12の上には、n”AlGaAsから成
る下部クラッド層13.n−GaAsから成るコア層1
4が順次形成され、更にその上にはn−AlGaAsか
ら成り、溝部4bを有するリッジ状の上部クラッド層1
5を形威したのち、その全体が5iChのような絶縁膜
17で被覆されている。
そして、この絶縁膜17を所定の幅で交差部中央の長手
方向に一部除去して窓17aを形威し、この窓17aか
らZnの所定量を拡散せしめて不純物領域(Zn拡散域
)18を形成したのち、この窓17aを密封してCr/
Auから威る上部電極19が形成されている。
この構造の光スィッチにおいて、入射ポート2aから光
を入射し、かつ、上部電極19から所定値の電流を注入
する場合を考えると、交差部3に入射した光は、2個の
溝部4b、4cと不純物領域18の界面18aが形成す
る光導波路部分に閉じ込められて他の部分に漏話する機
会は大きく抑制されるので、光は界面18aを全反射面
として、少ない漏話で出射ポートlbへと光路変更する
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の交差型光導波路
は光導波路が互いに交差して交差部を形成している交差
型光導波路において、前記交差部に接続する少なくとも
1本の光導波路の前記交差部との接続個所に、等偏屈折
率の不連続帯が形成されていることを特徴とするので、
この等偏屈折率の不連続帯が光の遮蔽域として機能する
ことにより、光の伝搬時における交差部での光漏話を少
なくすることができ、例えば、全反射型光スイッチなど
に応用して有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略平面図、第2図は第
1図の■−■線に沿う断面図、第3図は他の実施例を示
す概略平面図、第4図は別の実施例を示す概略平面図、
第5図は更に別の実施例を示す概略平面図、第6図は第
5図の実施例を製造する方法を説明するための概略平面
図、第7図は更に他の実施例を示す断面図、第8図と第
9図は本発明の光導波路を用いた全反射型光スイッチを
例示し、第8図はその概略平面図、第9図は第8図のI
X−XI線に沿う断面図、第10図はX交差型光導波路
の概略平面図、第11図は第1O図のXI−XI線に沿
う断面図である。 1.2・・・光導波路、la、2a・・・入射ポート、
lb、2b・・・出射ポート、3・・・交差部、3a、
3b。 3’c、  3d−・−接続個所、4a、  4b、 
 4c、  4d・・・溝部(等偏屈折率の不連続帯)
、5a、5c・・・1 入射ポートを含む光導波路部分、5b・・・交差部を含
む光導波路部分、6a、6b・・・溝部を含む光導波路
部分、7a、7b、7c、7d・・・不純物領域(等偏
屈折率の不連続帯)、11・・・基板、12・・・バッ
ファ層、13・・・下部クラッド層、14・・・コア層
、15上部クラッド層、16・・・下部電極、17・・
・絶縁膜、17a・・・窓、18・・・不純物領域(Z
n拡散域)、18a・・・界面、19・・・上部電極。 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光導波路が互いに交差して交差部を形成している交差型
    光導波路において、前記交差部に接続する少なくとも1
    本の光導波路の前記交差部との接続個所に、等価屈折率
    の不連続帯が形成されていることを特徴とする交差型光
    導波路。
JP8939590A 1990-04-03 1990-04-03 交差型光導波路 Pending JPH03287206A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251429A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 可変分散補償器
JP2009204736A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Toshiba Corp 光導波回路及びそれを用いたマルチコア中央処理装置
US8948551B2 (en) 2010-06-30 2015-02-03 International Business Machines Corporation Reducing loss at intersection in optical waveguides
KR20170039124A (ko) 2014-07-31 2017-04-10 닛토덴코 가부시키가이샤 광 도파로 및 이를 이용한 위치 센서

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