JPH03276851A - 自動二輪車用ブレーキスイツチ - Google Patents

自動二輪車用ブレーキスイツチ

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JPH03276851A
JPH03276851A JP7554790A JP7554790A JPH03276851A JP H03276851 A JPH03276851 A JP H03276851A JP 7554790 A JP7554790 A JP 7554790A JP 7554790 A JP7554790 A JP 7554790A JP H03276851 A JPH03276851 A JP H03276851A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブレーキオン信号およびブレーキオフ信号を
アンチロックブレーキ装置等の車体制御装置に入力する
自動二輪車用ブレーキスイッチに関する。
〔従来の技術〕
従来、自動二輪車では制動時に車輪がロックするのを抑
えるアンチスキッドブレーキ装置やフロントフォークの
沈み込みを抑えるアンチノーズダイブ装置等を備えたも
のがある。これらの装置のうち電気式のコントローラに
よって動作が制御されるものは、ブレーキ操作時にブレ
ーキスイッチからのブレーキオン信号がコントローラに
入力されるように構成されていた。前記ブレーキスイッ
チとしては、ブレーキレバーやブレーキペダルを操作す
ることによってブレーキランプ点灯回路を開閉する2接
点式のものが主に使用されており、前記コントローラは
ブレーキランプ点灯回路側接点(オン側接点)に接続さ
れていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上述した2接点式のブレーキスイッチでは、
ブレーキスイッチの接続カプラが外れたり、ブレーキス
イッチとコントローラとの間の配線が断線したりしてオ
ーブン故障が発生すると、ブレーキを操作していない状
態と電気的に同じ状態になってしまう。このため、オー
ブン故障が発生したのを気付き難いという問題があった
。オーブン故障が発生すると、ブレーキを操作している
にも係わらずコントローラにブレーキオン信号が入力さ
れず、アンチスキッドブレーキ装置やアンチノーズダイ
ブ装置が正常に作動しなくなってしまう。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る自動二輪車用プレーキスインチは、ブレー
キスイッチのオン側接点およびオフ側接点を、ブレーキ
オン、オフ検出手段を有しブレーキ操作に応じて車体制
御装置を駆動するコントローラにそれぞれ接続したもの
である。
〔作 用〕
ブレーキオン信号とブレーキオフ信号のうちいずれか一
方がコントローラに常に入力されるので、両方の信号が
人力されなくなった際にはコントローラによって回路異
常が検出される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図(a)〜(c)ないし
第5図(a)〜(c)によって詳細に説明する。
第1図(a)〜(c)は本発明に係る自動二輪車用プレ
ーキスインチの概略構成を示す図で、同図(a)はブレ
ーキを操作していない状態を示し、同図(b)は操作途
中の状態を示し、同図(c)はブレーキ操作中の状態を
示す。第2図は本発明に係る自動二輪車用ブレーキスイ
ッチをアンチスキッドブレーキ装置用コントローラに接
続した例を示す回路図である。第3図(a)、 (b)
は本実施例で使用するアンチスキッドブレーキ装置の概
略構成図で、同図(a)は非制御状態を示し、同図(b
)は制御状態を示す、第4図は本実施例で使用するアン
チスキッドブレーキ装置用コントローラの機能ブロック
図、第5図(a)〜(c)は同じくアンチスキッドブレ
ーキ装置用コントローラの動作を示すフローチャートで
、同図(a)は走行前に行なわれる演算処理を示すフロ
ーチャート、同図(b)は走行中に行なわれる演算処理
を示すフローチャート、同図(c)はスリップ量を補正
する車輪を選択する手順を示すフローチャートである。
本実施例では、ブレーキスイッチをアンチスキンドブレ
ーキ装置(以下、単にABS装置という。)に接続した
例について説明する。第1図(a)〜(c)ないし第5
図(a)〜(c)において、■は本発明に係る自動二輪
車用ブレーキスイッチを示す。このブレーキスイッチ1
は、固定子2と、この固定子2に対して移動自在に設け
られた可動子3とからなる3接点式のものであり、ブレ
ーキレバーあるいはブレーキペダルによって作動される
ように構成されている。固定子2は、電源4に接続され
た電源側接点2aと、ABS装置のコントローラ5に接
続されたオフ側接点2bと、前記コントローラ5および
ブレーキランプ6に接続されたオン側接点2cとを備え
ている。また、可動子3は、前記固定子2の電源側接点
2aに常に接続される電源側接点3aと、このiit#
側接点3aに導通された状態で電源側接点3aと共にス
イッチ操作に応じて移動する2つの可動接点3bとを備
えている。また、前記コントローラ5には、ブレーキス
イッチIからの給電が断たれたのを検出する故障検出回
路が設けられている。
このブレーキスイッチ1では、ブレーキ操作を行わない
時には第1図(a)に示すように、固定子2の電源側接
点2aとオフ側接点2bとが可動子3を介して導通され
る。このため、ブレーキ操作を行なっていない時にもコ
ントローラ5は電源4に接続されることになる。そして
、ブレーキ操作時には、先ず、第1図(b)に示すよう
に可動子3の2つの可動接点3bが固定子2のオフ側接
点2b、オン側接点2cにそれぞれ接続され、ブレーキ
操作中では第1図(c)に示すように、オン側接点2c
のみに可動接点3bが接続される。この際、ブレーキラ
ンプ6は可動接点3bがオン側接点2Cに接続された時
点で点灯される。また、コントローラ5は、ブレーキ操
作の途中ではオフ側接点2bおよびオン側接点2cの両
方から通電され、ブレーキ操作中ではオン側接点2cの
みから通電される。すなわち、コントローラ5は、ブレ
ーキスイッチ1を介して常に電源4に接続されることに
なる。そして、電源4から給電される電流は、ブレーキ
を操作していない時にはブレーキオフ信号として、ブレ
ーキ操作中にはブレーキオン信号としてコントローラ5
に入力される。このように構成されたブレーキスイッチ
1は、第2図および第3図(a)、 (b)に示すよう
に、前輪ブレーキ用レバー11および後輪ブレーキ用ブ
レーキペダル12にそれぞれ連結されて使用される。第
2図において13はイグニッションスイッチ(図示せず
)と共に作動されるメインスイッチ、14はヒユーズを
示す。
本実施例で使用するABS装置は、第3図(a)。
(b)に示すように構成されている。第3図(a)、 
(b)において15はABS装置の本体としてのハイド
ロリックユニットを示す。このハイドロリンクユニット
15は、前輪ブレーキ用マスターシリンダー16と前輪
側ブレーキキャリパ−17との間の油圧回路に介装され
た前輪側油圧制御用電磁弁18と、後輪ブレーキ用マス
ターシリンダー19と後輪側ブレーキキャリパ−20と
の間の油圧回路に介装された後輪側油圧制御用電磁弁2
1とを備えている。22および23は前輪用ブレーキデ
ィスクおよび後輪用ブレーキディスクを示す。前記電磁
弁18.21は、コントローラ5にそれぞれ接続されて
おり、各切替え側ボートは、ブレーキ油を前輪側油圧回
路、後輪側油圧回路にそれぞれ循環させるポンプ24a
、24bおよび逆止弁25a、25bを介して各油圧回
路のマスターシリンダー側に接続されている。また、こ
のポンプ24a、24bと電磁弁18.21との間には
、制御時にブレーキキャリバー17.20側の高圧なブ
レーキ油を逃がすためのバッファチャンバー26a、2
6bが設けられている。27は前記ポンプ24a、24
bを駆動するためのモーターで、コントローラ5に接続
されている。28は前輪側車輪速センサー、29は後輪
側車輪速センサーで、それぞれコントローラ5に接続さ
れている。これらのセンサー28.29は、永久磁石と
コイルとを備えており、セレーション付きのローター2
8a、29aが車輪と共に回転することにより磁束が変
化するのを読み取る周知のものである。なお、30は各
回路の異常を知らせるためのウオーニングランプである
。ここで、コントローラ5の構成を第4図によって説明
する。第4図において前記第3図(aL (b)で説明
したものと同一もしくは同等部材については、同一符号
を付し詳細な説明は省略する。第4図において、31お
よび32はCPUで、これらは、制御量の演算(電磁弁
18゜21の最適な開閉時間を求める)、およびフェイ
ルセーフの実施可否の判断を行なうようにそれぞれ構成
されている。
33はこれら両CPU31.32に接続された制御部で
、この制御部33は、CPU監視回路と、車輪速パルス
処理回路と、モータ制御回路、モータ監視回路、ソレノ
イド制御回路、ソレノイド監視回路等とを備えている。
前記CPU監視回路では、各CPU31,32に同一の
情報を送り、各CPUから出力される演算・判断結果を
比較して監視し、同一の演算・判断結果になった場合の
み制御等を実行するように構成されている。両結果が不
一致の場合には、それが電磁弁制御に関する時には電磁
弁の制御は行なわず、ウオーニングランプ30を点灯さ
せる。フェイルセーフについては、それを実行すると共
にウオーニングランプ30も点灯させる。
34は故障コードメモリで、この故障コードメモリ34
は各種の故障コードを記憶している。そして、このコン
トローラ5では、実際に故障が生じた時に故障の種類を
この故障コードから読取り、故障の種類をCPU32お
よび制御部33を介して外部装置であるチエッカ−35
に表示するように構成されている。36は前記CPU3
1,32に給電する電源監視回路で、バッテリー4の電
圧値が正常か否かの監視を行なうように構成されている
。37は前輪側車輪速センサー28.後輪側車輪速セン
サー29からの信号を、ノイズ除去および波形変換を行
なって前記制御部33の車輪速パルス処理回路へ入力す
るための車輪速センサーインターフェイス回路である。
38は前輪用および後輪用の各ブレーキスイッチ1.1
からのブレーキオン信号、ブレーキオフ信号を、ノイズ
除去および波形変換を行なって前記制御部33へ入力す
るためのスイッチ入力インターフェイス回路である。
39はハイドロリックユニ、ット15のポンプ用モータ
ー27を作動させるためのモーター駆動回路、40は同
じ<’1tia弁18.21を作動させるためのソレノ
イド駆動回路で、このソレノイド駆動回路40は、前輪
ブレーキ用のものと後輪ブレーキ用のものとで2系統設
けられている。なお、電磁弁18.21は制御部33の
ソレノイド制御回路、ソレノイド監視回路に接続されて
常にモニターされるように構成されている。41はモー
ター駆動監視インターフェイス回路で、制御部33のモ
ーター制御回路、モーター監視回路に接続されている。
42はモーターリレー、フェイルセーフリレー等を内蔵
し、ウオーニングランプ30を点灯させるリレーボック
スで、駆動回路43を介して制御部33に接続されてい
る。44は制御部33からウオーニングランプ30を直
接点灯させる際に使用されるウオーニングランプ駆動回
路、45はチエッカ−35が接続されるチエツク端子で
ある。
次に、上述したように構成されたABS装置の動作を第
5図(a)〜(c)によって説明する。なお、これらの
図においてP1〜P18はフローチャートの各ステップ
を示す。イグニッションスイッチをオン状態にすると、
先ず、PlでCPU31゜32等によってコントローラ
5自体の自己診断が行なわれ、P2でノーマルモード(
通常使用状態)と、システムダウンモード(前輪側およ
び後輪側のソレノイド駆動回路40を遮断してシステム
が作動しなくなるようにした状態)とのどちらであるか
を判別する。そして、P3で動的システム診断を行ない
、P4でアンチスキッドブレーキ装置での制御が許可さ
れる。前記P3の動的システム診断としては、フェイル
セーフリレー、モーターリレーが正常に作動するか否か
のチエツクを行なう。この動的システム診断は、イグニ
ッションスイッチがオフ状態になるまでP5で常に行な
われる。
走行中は、P6で前輪、後輪の車輪速パルスがCPU3
1.32に取込まれる。そして、ブレーキが操作されて
ブレーキスイッチ1がらのブレーキオン信号が入力され
ると、Plで前後輪のうちいずれか一方を基準車輪に選
択し、P8でその基準車輪の車輪速から推定車体速度を
計算する。次に、P9で車輪がどの程度スリップしてい
るが(スリップ率)をブレーキスイッチ1がらのブレー
キオン、オフ信号に基づいて計算する。このスリップ率
を計算する手法としては、P8で計算した推定車体速度
からブレーキ操作開始直後の車速減少率を算出し、所定
時間経過後(例えば、この経過時間をTとする)の実際
の車速を、前記車速減少率で時間Tだけ経過した場合の
車速と較べることによって計算する。このように推定車
体速度と車輪速とを比較してスリップ率を計算した後、
Ploでブレーキ油圧の減圧レートを設定する。ここで
は、スリップ率に基づいてどの程度ブレーキ油圧を制御
すべきか判断し、を磁弁18,21の開閉時間を設定す
る。そして、pHでABS装置の作動が許可されている
か否かの確認を行ない、許可されている場合にはPl2
でブレーキ油圧が制御される。また、許可されていない
場合には、割り込み要求による演算処理を終えて走行状
態へ復帰される。
ブレーキ油圧を制御するには、電磁弁18,21および
ポンプ24a、24bを作動させて行なう。油圧制御前
では、第3図(a)に示すように前輪、後輪ブレーキ用
マスターシリンダー16.19からの油圧は同図中矢印
で示すように電磁弁18.21を通って前後のブレーキ
キャリパ−17゜20に加えられる。そして、車輪がス
リップしてコントローラ5から電磁弁18.21にブレ
ーキ油圧制御信号が入力されると、第3図(b)に示す
ように油圧回路が切替えられる。この際、ブレーキオン
I)バー17. 20側の高圧なブレーキ油は、同図中
矢印で示すように、電磁弁18.21がらポンプ24a
、24b側の配管へ導かれ、バンファチャンパ−26a
、  26 b内に流れ込むことになる。このため、ブ
レーキキャリパ−17,20側では油圧が低下して車輪
速か再び上昇する。
方、ポンプ24a、24bは、バフファチャンハー26
a、26b内のブレーキ油をマスターシリンダー側油圧
回路に戻すように電磁弁18.21と略同時に作動する
。そして、PIOで設定された電磁弁開時間を経過した
後、電磁弁18.21は復帰される。を磁弁18,21
が復帰すると、ポンプ24a、24bからの油圧によっ
てブレーキキャリパ−17,20は再び加圧される。こ
の状態でブレーキスイッチ1からブレーキオン信号が入
力されている場合には、P7からの制御が再び繰り返さ
れる。ブレーキオフ信号が入力されている場合には、演
算処理を終えて走行状態へ復帰される。
また、本実施例に示すABS装置では、制動時での前輪
と後輪の車輪速差を可及的少なくし、前後両輪を低スリ
ップ率に保って制動距離を短くするようにPIOで減圧
レートを適宜補正する。この補正は、例えばブレーキ油
圧の減圧量を増加させて行なう。これを第5図(c)に
よって説明する。
第5図(c)中記号F/ABSは前輪側ABS装置、R
/ABSは後輪側ABS装置を示す。これらの記号に付
される数字1はABS装置が制御中であることを示し、
0は非制御中であることを示す。
また、記号F/5TOPは前輪側ブレーキスイッチ、R
/5TOPは後輪側プレーキスインチを示す。これらの
記号に付される数字lは、メインスイッチ13をオンし
た後、ブレーキスイッチ1が1度オフ動作をしてからオ
ンの動作をした場合の有効オン状態であることを示す。
0は、ブレーキスイッチ1が1度オン動作をしてからオ
フの動作をした場合の有効オフ状態であることを示す。
Oa、laは、メインスイッチ13をオンした後、ブレ
ーキスイッチ1が1度もオン(またはオフ)の動作をせ
ずにオフ(またはオン)の動作を維持していたり、ブレ
ーキスイッチlとコントローラ5との間の回路が断線し
てブレーキスイッチ1からのブレーキオン信号、オフ信
号が途絶えたりした場合の無効オフ、無効オン状態であ
ることを示す。
第5図(c)において、走行中にP6で前輪と後輪とで
車輪速に差が生じた場合、PI3で前輪側ABS装置が
制御中であるか否か確認する。制御中であれば、PI4
で後輪側ABS装置が制御中であるか否か確認し、後輪
側ABS装置が非制御中の時にのみ前輪側ABS装置で
の油圧補正を行なう。PI3で前輪側ABS装置が非制
御中であれば、PI3で後輪側ABS装置が制御中であ
るか否かを確認する。制御中であれば、後輪側ABS装
置での油圧補正を行なう。すなわち、前輪と後輪とで車
輪速に差が生している状態であるにも係わらず、前輪側
あるいは後輪側ABS装置のうちいずれか1方でしか油
圧制御を行なっていない場合には、制御中の方のABS
装置で油圧補正を行なう。また、PI3で後輪側ABS
装置が非制御中であれば、PI3で前輪側ブレーキスイ
ッチ1が有効オンの状態か否かを確認し、有効オンであ
れば、PI3で後輪側ブレーキスイッチ1が有効オンの
状態か否かを確認する。この後輪側ブレーキスイッチ1
が有効オンの状態(前後両ブレーキスイッチ1がどちら
も有効オンの状態)であれば油圧補正は行わない。有効
オン以外の状態(有効オフ、無効オフ、無効オン)であ
れば、前輪側ABS装置での油圧補正を行なう。また、
PI3で前輪側ブレーキスイッチ1が有効オフ、無効オ
フ、無効オンの状態であれば、PI3で後輪側ブレーキ
スイッチ1が有効オンの状態か否かを確認し、有効オン
の状態であれば、後輪側ABS装置での油圧補正を行な
う。有効オン以外の状態(有効オフ、無効オフ、無効オ
ン)であれば、油圧補正は行わない。このようにして前
輪側ABS装置。
後輪側ABS装置での油圧補正を行なう。
したがって、本発明のブレーキスイッチ1は、ブレーキ
操作を行なっている時にはブレーキオン信号をコントロ
ーラ5に入力し、ブレーキ操作を行なっていない時には
ブレーキオフ信号をコントローラ5に入力する。このた
め、ブレーキオン信号とブレーキオフ信号のうちいずれ
が一方がコントローラ5に常に入力されるので、両方の
信号が入力されなくなった際にはコントローラ5によっ
て回路異常が検出される。
なお、本実施例ではブレーキスイッチ1のオン側接点2
cにブレーキランプ6を直接接続した例を示したが、第
6図に示すように、スイッチング素子を使用することも
できる。
第6図は他の実施例を示す回路図で、同図において前記
第2図で説明したものと同一もしくは同等部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。第6図にお
いて51はスイッチング素子としてのトランジスタで、
電源4とブレーキランプ6との間に介装されており、ベ
ース側電極にはブレーキオン信号によって作動されるブ
レーキスイッチオン判断手段52が接続されている。こ
のようにすると、ブレーキスイッチ1に大電流を流さず
にブレーキランプ6を点灯することができる。
また、上記2つの実施例ではブレーキスイッチlをAB
S装置に接続した例を示したが、アンチノーズダイブ装
置にも接続でき、本実施例と同等の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る自動二輪車用プレーキ
スインチは、プレーキスインチのオン側接点およびオフ
側接点を、ブレーキオン、オフ検出手段を有しブレーキ
操作に応じて車体制御装置を駆動するコントローラにそ
れぞれ接続したため、ブレーキオン信号とブレーキオフ
信号のうちいずれか一方がコントローラに常に入力され
るので、両方の信号が入力されなくなった際にはコント
ローラによって回路異常が検出される。したがって、プ
レーキスインチのオン、オフの動作およびカプラ外れ、
断線等の回路異常を正確に判別することができる。この
ため、車体制御装置としてのアンチスキンドブレーキ装
置やアンチノーズダイブ装置にブレーキオン、オフ信号
を確実に入力できるから、その信顛性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)〜(c)は本発明に係る自動二輪車用プレ
ーキスインチの概略構成を示す図で、同図(a)はブレ
ーキを操作していない状態を示し、同図(b)は操作途
中の状態を示し、同図(c)はブレーキ操作中の状態を
示す。第2図は本発明に係る自動二輪車用ブレーキスイ
ッチをアンチスキンドブレーキ装置用コントローラに接
続した例を示す回路図である。第3図(a)、 (b)
は本実施例で使用するアンチスキッドブレーキ装置の概
略構成図で、同図(a)は非制御状態を示し、同図(b
)は制御状態を示す。第4図は本実施例で使用するアン
チスキッドブレーキ装置用コントローラの機能ブロック
図、第5図(a)〜(c)は同じくアンチスキンドブレ
ーキ装置用コントローラの動作を示すフローチャートで
、同図(a)は走行前に行なわれる演算処理を示すフロ
ーチャート、同図(b)は走行中に行なわれる演算処理
を示すフローチャート、同図(c)はスリップ量を補正
する車輪を選択する手順を示すフローチャートである。 第6図は他の実施例を示す回路図である。 1・・・・ブレーキスイッチ、2b・・・・オフ側接点
、2c・・・・オン側接点、5・・・・コントローラ、
6・・・・ブレーキランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブレーキ操作子によってブレーキランプ点灯回路を開閉
    する自動二輪車用ブレーキスイッチにおいて、このブレ
    ーキスイッチのオン側接点およびオフ側接点を、ブレー
    キオン、オフ検出手段を有しブレーキ操作に応じて車体
    制御装置を駆動するコントローラにそれぞれ接続したこ
    とを特徴とする自動二輪車用ブレーキスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009096411A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Advics Co Ltd 自動二輪車のブレーキ液圧制御装置
CN111907490A (zh) * 2020-07-23 2020-11-10 奇瑞商用车(安徽)有限公司 汽车制动踏板故障诊断方法和系统

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