JPH03276150A - 写真焼付装置の制御方法 - Google Patents

写真焼付装置の制御方法

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JPH03276150A
JPH03276150A JP7822090A JP7822090A JPH03276150A JP H03276150 A JPH03276150 A JP H03276150A JP 7822090 A JP7822090 A JP 7822090A JP 7822090 A JP7822090 A JP 7822090A JP H03276150 A JPH03276150 A JP H03276150A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付装置の制御方法に関する。
〔従来の技術〕
画像を測光して得た測光情報に基づいて露光量を演算し
、演算された露光量に基づいて光源系を調光して画像を
焼付ける写真焼付装置を使用するときには、以下の手順
で焼付処理を行う。
まず、写真焼付装置の搬送装置にネガフィルムをセット
した状態で、搬送装置によってネガフィルムを搬送し、
ネガフィルムに記録されている画像を焼付位置に停止さ
せる停止処理を行わせる。
次に、オペレータによって以下に示す判断が行われる。
■焼付処理をする価値の有無の判断。
焼付位置に位置決めされた画像を検定し、焼付処理をす
る価値が有るか否かを判断する。位置決めされた画像が
、例えばピンボケ等による不鮮明な画像等の場合には、
ネガフィルムの搬送を指示する搬送スイッチを操作し、
焼付位置に次の画像を位置決めさせる。
■画像位置補正の有無の判断 焼付処理対象の画像が焼付位置に正確に位置決めされて
いるか否かを判断する。位置決めが正確でない場合には
ネガフィルムの搬送を指示する搬送スイッチを操作して
、画像位置を補正する。
■画像の色及び濃度補正の有無の判断 焼付処理対象の画像を検定し、色及び濃度の補正を行う
か否かを判断する。補正を行う場合には補正キーを操作
して色及び濃度の補正量を入力する。
■その他の補正の有無 焼付処理対象の画像を検定し、特殊な撮影光源によって
撮影された画像、熱変質したネガフィルムに記録された
画像等の所謂特殊条件を有する画像か否かを判断する。
特殊条件を有する画像の場合には補正キーを操作して、
各補正量を入力する。
オペレータは上記判断を行い、補正量の場合には焼付処
理の開始を指定し、補正有の場合には上記補正指示を行
った後で焼付処理の開始を指定する。
写真焼付装置は焼付処理の開始が指定されると、焼付位
置に位置決約された画像を測光し、測光することによっ
て得た測光情報に基づいて露光量を演算する。このとき
、前記色及び濃度の補正量が入力されている場合には入
力された補正量に応じて露光量を補正する。次に演算さ
れた露光量に基づいて光源系を調光し、前記位置決めさ
れた画像を印画紙(例えばカラーペーパ等)に焼付ける
以上の処理がネガフィルムに記録されている画像の1コ
マ毎に行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、画像の1コマ毎についてオペレータが前
記各判断を行うために要する判断時間は約0.5秒〜数
十秒程度である。このため、1コマ毎の焼付処理を1秒
程度以下で行うことができる写真焼付装置では、この判
断時間によって実際に焼付処理を行う場合の処理時間が
増加していた。
なお、オペレータが補正有と判断し補正を行う画像は、
−船釣な小規模現像所の場合で統計的に画像コマ全体の
たかだか15%程度である。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、オペレー
タの判断に伴う写真焼付装置の実処理能力低下を抑え、
焼付けまでの平均時間を短縮することができる写真焼付
装置の制御方法を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係る写真焼付装置の
制御方法は、画像が記録された感光材料を搬送して焼付
位置に停止する停止処理、停止された画像を測光して得
た測光情報に基づいて露光量を演算する演算処理、演算
された露光量に基づいて光源系を調光する調光処理及び
停止された画像を焼付ける焼付処理を行う写真焼付装置
を使用する写真焼付装置の制御方法において、停止処理
を行わせた後、オペレータによる焼付状態判断処理と並
行して判断条件を仮定して演算処理及び調光処理を行わ
せ、オペレータの判断結果が得られた後に前記仮定した
判断条件とオペレータの判断結果が一致した場合直ちに
焼付処理を行わせることを特徴としている。
また、オペレータの判断結果が仮定した判断条件と異な
る場合には、判断結果に対応する処理まで戻って、適正
になるように補正させた後に焼付処理を行わせることが
好ましい。
さらに、判断条件は予め登録できることが好ましい。
〔作用〕 本発明では、停止処理を行わせた後、オペレータによる
焼付状態判断処理と並行して判断条件を仮定して演算処
理及び調光処理を行わせ、オペレータの判断結果が得ら
れた後に仮定した判断条件とオペレータの判断結果とが
一致した場合直ちに焼付処理を行わせる。このため、多
くの場合前記■〜■の判断条件は無補正でよいのでオペ
レータによる判断と写真焼付装置による処理とが同時に
行われることになり、オペレータの判断に伴う写真焼付
装置の実処理能力低下を抑え、焼付けまでの平均時間を
短縮することができる。
また、オペレータの判断結果が仮定した判断結果と異な
る場合には、判断結果に対応する処理まで戻って、適正
になるように補正させた後に焼付処理を行わせることに
より、適正な露光量で画像を焼付けることができる。
さらに、判断条件を予め登録できるようにすることで、
感光材料の特性や写真焼付装置の調整状態にあわせて、
オペレータの判断結果との一致度を最適化でき、処理時
間を最短にすることができる。
〔実施例〕
次に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図には本発明に係る写真焼付装置の制御方法が適用
可能な写真焼付装置の焼付処理系10が示されている。
焼付処理系10は光源部11を有している。光源部11
は光源42を備えており、光源42は光源制御装置43
を介して制御回路50の入出力ポート50Dに接続され
ている。光源42から照射された光線は、調光フィルタ
部40、拡散筒44を介してネガキャリア19にセント
されたネガフィルム21へ至る。光源42から照射され
る光線の光量は光源制御装置43によって制御される。
調光フィルタ部40はC,M、Yの3枚のCCフィルタ
(色補正フィルタ)から構成され、各フィルタは前記光
線の光軸上に出没するように移動可能とされている。各
フィルタの移動はフィルタ制御装置41によって行われ
る。フィルタ制御装置41は制御回路50の人出力ポー
ト50Dに接続され、制御回路50によって各フィルタ
の移動量及び移動タイミングが制御される。
また、ネガキャリヤ21は制御回路500人出力ポート
50Dに接続されており、制御回路50によってネガフ
ィルム21の搬送及び搬送停止が制御される。なお、ネ
ガフィルム21に記録されている画像の中心とネガフィ
ルム21を透過する光線の光軸とが一致した状態が、ネ
ガフィルム21が焼付位置に適正に位置決めされた状態
である。
ネガフィルム21搬送路を挟んで光源部11の反対側に
は光学系29が配置されている。ネガフィルム21を透
過した光線はレンズ45及びシャッタ46を通過し、ネ
ガフィルム21に記録された画像を露光室14にセット
されたカラーペーパ15上に結像させる。前記シャッタ
46はシャッタ駆動装置47によって作動される。ンヤ
ッタ駆動装置47は制御回路50の入出力ポート50D
に接続されており、制御回路50によってシャッタ46
の作動タイミングが制御される。
また、光学系29はネガフィルム21の濃度を測定する
、例えばCCD等の濃度測定器48を備えている。濃度
測定器48は制御回路50の入出カポ−)50Dに接続
され、測定結果を制御回路50へ出力する。
露光室14近傍には装着部58が配置されている。装着
部58にはカラーペーパ15をリール13に層状に巻き
取って収容するペーパマガジン12が装着される。装着
部58近傍には一対の搬送ローラ38が配置されている
。一対のローラ38は制御回路50の入出力ポート50
Dに接続されたローラ駆動装置38Aによって駆動され
、カラーペーパ15を挟持して搬送する。また、露光室
14近傍には一対の搬送ローラ39が配置されている。
一対の搬送ローラ39は制御回路50の人出カポ−)5
0Dに接続されたローラ駆動装置39Aによって駆動さ
れ、露光室14においてネガフィルム21の画像が焼付
けられたカラーペーパ15を挟持して図示しないリザー
バ部へと搬送する。
また、露光室14近傍のカラーペーパ15搬送路の上流
側及び下流側には、各々ペーパプレッシャプレート16
が配置されている。各々のペーパプレッシャプレート1
Gは一対の挾み板17かみ構成されている。この一対の
挟み板17は、カラーペーパ15m送路を挟んで対向す
るように配置されている。ペーパプレッシャプレート1
6の一対の挟み板17は、カラーペーパ15を挟持する
ように移動可能とされ、プレッシャプレート駆動装置1
8によってその移動が制御される。プレッシャプレート
駆動装置18は制御回路50の入出力ポート50Dに接
続されており、制御回路50によってペーパプレッシャ
プレート16の移動タイミングが制御される。
制御回路50はCPU50ASROM50B。
RAM50C,人出力ボート50Dが互いに接続されて
構成されている。また、入出力ポート50Dにはオペレ
ータによって操作される操作パネル22が接続されてい
る。
操作パネル22には、濃度補正キー24、色補正キー2
6、ネガフィルム搬送キー28及び処理スタートキー3
0が設けられている。濃度補正キー24は、単一の標準
キー24A、3個の高濃度キー24B及び低濃度キー2
4Cから構成される。
オペレータは濃度の補正をしない場合に標準キー24A
を操作し、カラーペーパ15に焼付ける画像の濃度が高
くなるように補正する場合に高濃度キー24Bのいずれ
かを操作し、画像の濃度が低くなるように補正する場合
には低濃度キー24Cのいずれかを操作する。
色補正キー26は3個のキーから成り、3個のキーは各
々シアン、マゼンダ、イエローに対応シている。オペレ
ータは色補正を行う場合、補正を行う色に対応している
キーを操作する。ネガフィルム搬送キー28は2個の位
置補正キー28A及びネガフィルム送りキー28Bとか
ら構成されている。2個の位置補正キー28Aの各々は
ネガフィルム21の搬送方向に対応している。ネガフィ
ルム21の停止位置の補正を行う場合、オペレータはい
ずれかの位置補正キー28Aをオンする。
ネガフィルム21は位置補正キー28Aがオンされてい
る間のみ低速で搬送され、これにより焼付処理を行う画
像を焼付位置に適正に位置決めすることができる。また
、次の画像を位置決ぬする等の場合、オペレータは位置
補正キー28Aとネガフィルム送りキー28Bとを同時
にオンしてネガフィルムの送りを指定する。これにより
ネガフィルム21は次の画像が焼付位置に到達するまで
高速で搬送され、次の画像が焼付位置に位置決めされる
処理スタートキー30が操作されると焼付処理が開始さ
れる。オペレータは補正無しと判断した場合に処理スタ
ートキー30を操作する。また、各補正有りと判断した
場合には各補正キーを操作した後で処理スタートキー3
0を操作する。
次に本実施例の作用を第2図のフローチャート及び第3
図のタイミングチャートを参照して説明する。
ネガフィルム21に記録された画像をカラーペーパ15
に焼付ける場合、オペレータはネガフィルム21をネガ
キャリア19にセットし、位置補正キー28Aとネガフ
ィルム送りキー28Bとを同時にオンする。
ステップ100ではネガフィルムの送りが指定されたか
否か判定する。ネガフィルムの送りが指定されていない
場合にはステップ100を繰り返す。位置補正キー28
Aとネガフィルム送りキー28Bとが同時にオンされ、
ネガフィルムの送りが指定されるとステップ102へ移
行し、以下、ステップ102乃至ステップ106では、
ネガフィルム21を搬送し、ネガフィルム21に記録さ
れた画像を焼付位置に停止させる停止処理を行う。
すなわち、ステップ102ではネガキャリア19を作動
させ、ネガフィルム21を搬送する。ステップ104で
は濃度測定器48の出力を監視し、画像のエツジを検出
したか否かを判定する。なお、画像のエツジの検出は、
ネガフィルム21の濃度の高濃度から低濃度への急激な
変化、または低濃度から高濃度への急激な変化によって
検知することができる。エツジが検出されない場合はス
テップ102に戻り、エツジが検出されるまでステップ
102及びステップ104を繰り返す。ステップ104
の判定が肯定されると、ステップ106へ移行する。
ステップ106ではネガフィルム21を所定距離搬送し
、画像を焼付位置に停止させる。制御回路50のROM
50Bには画像のエツジ検出した後、該画像を焼付位置
に停止させる場合のネガフイルム21の搬送距離が予ぬ
記憶されている。ステップ106ではこの搬送距離に基
づいてネガフィルム21を搬送し、画像を焼付位置に停
止させる。
画像が焼付位置に停止されると(第3図矢印Aに示すタ
イミング)、オペレータは焼付けする価値があるか否か
、画像位置が適正か否かを判断すると共に、画像を検定
して画像の色及び濃度を補正する必要があるか否かを判
断する。
写真焼付装置ではこのオペレータの判断と並行して、補
正がないものと仮定して画像を測光して得た測光情報に
基づいて露光量を演算する演算処理、演算された露光量
に基づいて光源系を調光する調光処理等をステップ10
8乃至ステップ114で行う。
すなわち、ステップ108では搬送ローラ38.39を
駆動してカラーペーパ15を搬送し、カラーペーパ15
の被焼付は部分を露光室14に位置決めする。ステップ
110では光源42を点灯し焼付位置に停止された画像
を測光し、画像の積算透過濃度(LATD)を求める。
このとき、調光フィルタ部40の各フィルタを予め光源
42の光軸上から退かせておく。
ステップ112では、画像の積算透過濃度に基づいてC
SM、Y毎の露光量を演算する。このとき、検定によっ
て予め定約られた補正情報があれば補正情報によって補
正して露光量を演算する。
また、C5M5Yの各露光量から、シャッタ46の開放
時間と、調光フィルタ部40の各フィルタの移動量と、
を求める。また同時に濃度測定器48とカラーペーパ1
5との分光特性の差分に応じて各フィルタの移動量の粗
調整を行う。これにより、露光量演算後のフィルタの移
動量が小さくなるので、処理時間を短縮することができ
る。
ステップ114ではステップ112で求めた露光量に基
づいて各フィルタ位置の微調整を行うと共に光源42の
調光を行う。また、同時にペーパプレッシャプレート1
6を作動させ、カラーペーパ15を挟持させる。これに
より、ステップ114の処理終了後(第3図矢印Bに示
すタイミング)画像位置の補正及び濃度及び色補正が無
い場合にはステップ114の処理終了後、直ちにカラー
ペーパ15への画像の焼付けを行うことができる。
ステップ116では位置補正キー28Aが操作されたか
否か判定する。位置補正キー28Aが操作されていない
場合にはステップ120で処理スタートキー30が操作
された力・否か判定する。処理スタートキー30が操作
されない場合にはステップ116に戻り、位置補正キー
28 Aまたは処理スタートキー30が操作されるまで
ステップ116及びステップ120を繰り返す。
オペレータは画像位置が適正か否かを判断し、画像位置
が焼付位置に正確に位置決めされていないと判断した場
合及び焼付けする価値がない画像であると判断した場合
には位置補正キー28Aを操作する。
これによりステップ116の判定が肯定され、ステップ
118で位置補正キー28Aの操作に応じてネガキャリ
ア21を作動させてネガフィルム19を搬送する。ステ
ップ118を実行した後はステップ110に戻り、ステ
ップ110乃至ステップ114で位置補正された画像ま
たは次のコマ画像に対して演算処理、調光処理等の処理
を行う。
オペレータは画像位置が焼付位置に正確に位置決めされ
ていると判断すると、次に画像の濃度及び色を検定し、
補正の必要の有無を判断する。例えば、明暗の極端な差
のある画像は、積算透過濃度に基づいて露光量を演算し
た場合に誤差が生じやすい。オペレータは焼付処理対象
画像がこのような画像の場合には濃度補正の必要有りと
判断し、濃度補正キー24を操作した後で処理スタート
キー30をオンする。また、色補正の必要有りと判断し
た場合には色補正キー26を操作した後で処理スタート
キー30をオンする。また、補正の必要無しと判断した
場合には処理スタートキー30のみをオンする。以上、
オペレータが行う各判断及び各キーの操作は第3図矢印
Aに示すタイミングから第3図矢印已に示すタイミング
の間に行われる。
処理スタートキー30がオンされるとステップ122へ
移行し、濃度補正キー24及び色補正キー26が操作さ
れたか否か判定する。各補正キーが操作された場合には
、ステップ124で入力された補正量に応じて露光量の
補正演算を行い、シャッタ46の開放時間、CSM、Y
の各フィルタの移動量を求める。次にステップ126で
C,M。
Yの各フィルタの移動量に基づいて調光フィルタ部40
の各フィルタを移動させて調光を行い、ステップ128
へ移行する。また、ステップ122で各補正キーが操作
されていないと判断した場合にはステップ128へ移行
する。
ステップ128ではステップ112または124で求め
た開放時間の間シャッタ46を開放する。
これにより、光源42から照射された光線は、ネガフィ
ルム21を透過し、シャッタ46を通過して露光室1,
4内のカラーペーパ15へ照射され、焼付位置に位置決
めされた画像がカラーペーパ15に焼付けられる。ステ
ップ130ではペーパプレッシャプレート16の作動を
停止してステップ100へ戻る。以上の処理を画像1コ
マ毎に繰り返して焼付処理が行われる。さきに述べたよ
うに、85%以上の画像コマは補正の必要がないのでス
テップ118.124及び126の処理を省略できる。
次に第4図を参照し、従来の写真焼付装置と本実施例の
写真焼付装置との処理時間を比較する。
第4図(A)には従来の写真焼付装置の処理シーケンス
が示されている。従来の処理シーケンスでは、ネガフィ
ルム21111送後にオペレータにより各補正の有無の
判断が行われ、その間写真焼付装置は待ち状態となって
いる。このため、画像1コマの処理が終了するまでに約
2,3秒の時間を要する。この結果、1時間当りの画像
の処理コマ数は、 3600秒÷2,3秒=約1570コマ/hとなる。な
お、ネガフィルムの掛は替え時間については1本に24
コマの画像が記録されたネガフィルムを使用し、1本当
りの掛は替え時間を100秒程として、画像1コマ当り
平均0.4秒程度かかるものとして計算した。
第4図(B)には本実施例の処理シーケンスが示されて
いる。本実施例の処理シーケンスは、第2図及び第3図
にも示すように、ネガフィルム21の搬送後、オペレー
タによる各補正の有無の判断、すなわち焼付状態適正判
断と、露光量演算等の写真焼付装置側の処理と、が並行
して行われる。
このため、補正無しの場合には1コマの画像の焼付処理
に要する時間は約1.7秒で済む。また、補正有りの場
合には、画像位置の補正を行った後で再度露光量を演算
するため、平均線2.4秒の処理時間を要する。補正の
有無は焼付処理を行う画像の内容によって異なるが、補
正無しの画像のコマ数を処理コマ数全体の85%とする
と、処理時間の平均は、 1.7秒xo、85+2.4秒xO,15=約1.8秒 このため、1時間当りの画像の処理コマ数は、3600
秒÷1.8秒−約2000コマ/hとなる。従って、本
発明の写真焼付装置の制御方法を用いることにより、従
来よりも平均処理時間を短縮することができる。
このように、本実施例ではオペレータによる判断と並行
して演算処理及び調光処理を行わせ、オペレータの判断
結果が得られた後に焼付処理を行わせるようにしたので
、オペレータの判断に伴う写真焼付装置の実処理能力低
下を抑え、焼付けまでの時間を短縮することができる。
また、本発明の写真焼付装置の制御方法は従来の写真焼
付装置に適用可能であり、従来の写真焼付装置において
各処理の順序を制御するプログラムを変更するのみで本
発明を実施することができるので、実施が容易である。
なお、本実施例ではオペレータが位置決めされた画像に
ついて焼付処理をする価値が無いと判断した場合に位置
補正キー28Aによって次のコマが焼付位置に位置する
ように搬送したが、位置補正キー28Aが所定時間以上
オンされた場合に前記判断がされたと判断し次の画像を
位置決約するようにしてもよく、また、別にスイッチを
設けこのスイッチがオンされた場合に次の画像を位置決
めするようにしてもよい。
また、本実施例では仮定して処理を先行させる判断基準
として全て無補正としたが、特にこれに限定されるもの
ではなく、例えば濃度補正をプラス気味にすべきネガフ
ィルムが多い場合には、判断条件も濃度補正はプラスに
するという条件を予め制御回路50に登録しておき、こ
れに従って処理を行うようにしてもよい。
さらに、本実施例ではオペレータにより補正が行われる
対象を画像位置、画像の濃度及び画像の色としていたが
、特にこれに限定されるものではなく、例えば予め露光
補正情報を求めた場合等にはオペレータにより画像位置
のみを補正させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、オペレータによる焼付
状態適正判断処理と並行して演算処理及び調光処理を行
わせ、オペレータの判断結果が得られた後に焼付処理を
行わせるようにしたので、オペレータの判断に伴う写真
焼付装置の実処理能力低下を抑え、焼付けまでの平均時
間を短縮することができる、という優れた効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る写真焼付装置の焼付処理系の概
略構成図、第2図は本実施例の作用を説明するフローチ
ャート、第3図は本実施例における各処理のタイミング
を示すタイミングチャート、第4図(A)及び(B)は
従来と本実施例との処理シーケンスを示すシーケンス図
である。 10・・・焼付処理系、 15・・・カラーペーパ、 19・・・ネガキャリア、 21・・・ネガフィルム、 24・・・濃度補正キー 26・・・色補正キー 28A・・・位置補正キー 30・・・処理スタートキー ○ 第 図 (A) (B) 2.44”7

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像が記録された感光材料を搬送して焼付位置に
    停止する停止処理、停止された画像を測光して得た測光
    情報に基づいて露光量を演算する演算処理、演算された
    露光量に基づいて光源系を調光する調光処理及び停止さ
    れた画像を焼付ける焼付処理を行う写真焼付装置を使用
    する写真焼付装置の制御方法において、停止処理を行わ
    せた後、オペレータによる焼付状態判断処理と並行して
    判断条件を仮定して演算処理及び調光処理を行わせ、オ
    ペレータの判断結果が得られた後に前記仮定した判断条
    件とオペレータの判断結果が一致した場合直ちに焼付処
    理を行わせることを特徴とする写真焼付装置の制御方法
  2. (2)オペレータの判断結果が前記仮定した判断条件と
    異なる場合には、判断結果に対応する処理まで戻って、
    適正になるように補正させた後に焼付処理を行わせる請
    求項(1)記載の写真焼付装置の制御方法。
  3. (3)前記判断条件は予め登録できることを特徴とする
    請求項(1)または(2)記載の写真焼付装置の制御方
    法。
JP7822090A 1990-03-27 1990-03-27 写真焼付装置の制御方法 Expired - Fee Related JP2656365B2 (ja)

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