JPH03275402A - 袋、特に側部折曲式の紙製の袋を充填して閉止する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、請求項１の前文に記載されている袋またはバ
ッグを充填し封止する装置に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の装置の欠点は、単一のステーションで、
例えば、開口、充填、封止等多くの作業を行わなければ
ならないごとである。また、（の種の充填ステーション
にしばしば見られる欠点は動作速度が比較的低いことで
ある。

いわゆるロト・パフカーでは、いろいろな動作がいくつ
かの処理ステーションにわたって分割されているので、
このような機械を使用して比較的高い作業能率を得るこ
とができることが知られている。

（発明が解決しようとする課題） 上述のロト・バッカーの欠点として特筆すべきことは、
袋の形状の変更に合わせるのに非常に時間がかかること
と、この種の装置が高価であることである。

本発明は上述の背景に鑑みてなされたものであって、本
発明の課題は、１つの袋の形状から別の形状への変更を
短時間のうちにしかも狭いスペース内で実施することが
可能であるよう構成された当初に挙げたタイプの装置を
提供することである。

（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するため、本発明は請求項１の特徴項
に記載されている構成を特徴とする特許を提供するもの
である。

（作用と効果） 袋の側部の折曲部で袋を把持するグリッパ−が設けられ
ているので、開口された後から充填された袋または部分
的に充填された袋を閉止することなく次の処理ステーシ
ョンに移送することができる。充填工程を分割して実施
することができる。

例えば、最初の充填ステーションで充填すべき品物の大
部分を導入し、必要な場合は予圧搾し、第２の充填ステ
ーションでは残りの量の品物を正確に補充するようなや
り方で充填を行う。本発明によれば、前後に往復動する
スライドといっしょに移動するよう構成された複数のグ
リッツで−が設けられているので、１つの処理ステーシ
ョンで行わなければならない作業を前後に配置されたい
くつかのステーションに分散させて実施することが可能
である。

従来公知の移送システム、例えば、開口の近傍で把持を
行うコンベヤ・ベルトと比較して、袋の外側の折曲部を
クランプすることにより把持を行う本発明に係るグリッ
パ−の特長は、袋の充填容積を十分に利用することが可
能であることである。

また、このようなグリッパ−を使用すれば、所要の限定
された位置で確実に固定と移送を行うことができる。こ
のことは、前後に配置された３つの処理ステーション、
すなわち、開ロスチージョンと充填ステーションと閉止
ステーションに順々に袋を受は取るようにされた４つの
グリッパ−が設けられている場合にも当て嵌まることで
ある。本発明に従った構成によれば、いろいろなサクシ
ョン要素またはサクション・ストリップが設けられたい
る。このようなサクション要素またはサクション・スト
リップは開ロスチージョンで袋を開口する働きをするも
のであって、グリッパ−により押圧することにより開口
された袋の外側の折曲部を把持することができる。他の
ステーションに設けられているサクション・ストリップ
は保持の働きをするものである。

グリッパ−かつ／またはサクション・ストリ・ツブを分
離または閉止する駆動要素は、水平面に関して鋭角、通
常は４５°に設定されている角度に配置されていること
が好ましい。このように鋭角に配置することにより、い
ろいろな袋の形状に本発明の装置を迅速に適合させるこ
とが可能である。

駆動部が斜めに配置されているので、グリッツで−かつ
／またはサクション・ストリップを中心に向かって移動
させることができるだけでなく、必要とあれば、形状変
更の間に下方に向かって移動させることができる。

上述のような構成のおかげで、駆動要素のいろいろな調
節径路を用意するだけで袋の形状を容易に変更すること
が可能になったのである。形状の変更のため、例えば、
いろいろな袋の形状にあわせて設計された適当な機械的
なストツノで−を用意してもよく、あるいは特殊な駆動
部を使用して調節径路を設定してもよい。必要な場合、
サーボモーターを使用して機械的なストッパーを所要の
位置に移動させることが可能である。この構成によれば
、袋の形状を自動的に変更することが可能である。

本発明の好適な実施態様によれば、ストッパーは軸に回
りで回転させることができるディスク上に載置されてい
る。このような配置構成が非常に丈夫でかつ信頼のおけ
るものであることが明らかにされている。例えば、調節
可能なねじの形にストッパーが作られておれば、必要な
場合、ストッパーを微細に調節することができる。

本発明の別の特徴に従えば、側部の折曲部が合わされて
、長さ方向の壁体が接合される閉止ステーションにある
４つの固定されたグリッパ−の駆動部は側部の折曲部を
形成する折曲要素と連結されている。接続ロッドを使用
した連結によれば、袋の形状を変更するとき、折曲要素
の調節径路を調節することが可能である。

また、紙製の袋に接合可能なプラスチック層を用意し、
折曲線の領域でプラスチック層を接合する封止ステーシ
ョンを閉止ステーションの後ろに配置することが効果的
であることが実証されている。

この点については、上部の側部コーナー領域で袋を封止
するため、溶着用の金型を封止ステージ。

ンに設けることが非常に有利である。上部コーナー領域
に溶着用の金型を使用して接合を行うことは適宜なし得
ることである。このように閉止された側部折曲式の袋は
、最後の閉止を行った後、理想的な平行六面体に非常に
近い形状を呈することになる。

さらに、二回目のちじらせを行う第２の折曲ステーショ
ンを最初のちじらせを行う第１の折曲ステーションの後
ろに配置することが本発明に従って提案されている。

本発明のその他の特徴は、請求項２より１５までに記載
と以下の説明を精読することにより明らかとなろう。

（実施例） 以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する
。

機械のフレーム３５は複数の案内チューブ３６を備えて
おり、該チューブ３６はフレーム３５の両側に配置され
ていて、フレーム３５の長さ方向に分散配置されている
。参照数字ｌにより表示されているスライドのガイドが
前記チューブ３６上に取り付けられていて、ガイドが長
さ方向に移動することができるようになっている。第１
図に示されている装置は複数の異なったステーション、
すなわち、あらかじめ袋を開口する開ロスチージョン６
と、該開ロスチージョン６に隣接した充填ステーション
４と、該充填ステーションの後ろに配置されている閉止
ステーション７とを備えている。

該閉止ステーション７は停止ステーション兼閉止ステー
ションとして構成されていてもさしつかえない。閉止ス
テーション７の後ろに続いて、封止ステーション８と、
第１の折曲ステーション９と、ハンドルを取り付けるた
めに設けられた貯溜ステーション１１と、第２の折曲ス
テーション１０とが配置されている。

これらのステーションの構成はそれぞれのステーション
の説明から容易に理解していただけよう。

パッケイジに入れて到達した個々の袋は、開ロスチージ
ョン６でサクション要素を利用してパッケイジから取り
出され、サクション・ストリップ１５の間に載置される
。該サクション・ストリップ１５は駆動シリンダー１８
と１９により分離され、２つのシリンダー上に別々に配
置されたストッパー２４と２５のうちの一方に当接する
まで移動するようになっている。ストッパー２４と２５
はねじの形に作られていて、ねじとしての特性を利用し
て一方の方向または他方の方向にねじを回動させること
により微細調節を行うことができるようになっている。

どちらの場合でも、所要の袋の形状に応じて、ストッパ
ー２４または２５は適所に移動される。

グリッパ−１３が対応した受金に当接して外側の折曲部
を押圧することができる程度まで、サクション・ストリ
ップ１３′と１５を使用して袋を部分的に開くことがで
きる。グリッパ−１３は、詳細には図示されていない適
当な装置を使用して動作するスイベル・グリパーの形に
構成されている。

あらかじめ開口された袋３は、スライド１により固定の
充填ホッパー３７の下方に位置している充填ステーショ
ン４に移動させられる。しかるのち、開口された袋３は
、回動可能であるとともに、互いに接離可能な２つのサ
クション・バーと連接されている定置のグリッパ−２に
より把持される。

充填工程の間、袋は袋載置台３８上に載置されている。

また、充填工程の間、スライド１は開ロスチージョンに
戻って新しい袋をピックアップする。

スライド１上に取り付けられているグリッパ−１２が封
止ステーションから戻ると、グリッパ−１２は、押圧に
より充填ずみの袋を把持している状態を図解した第６図
と第７図に示されている受取の状態となる。定置のグリ
ッパ−２が解除された後の次ぎの動作サイクルでは、ス
ライド１は充填ステーション４から封止ステーション８
にグリッパ−１２により充填ずみの袋３を移送する。

固定のグリッパ−１４と固定の折曲要素２６と２７が封
止ステーションに設けられている。　駆動シリンダー１
８と１９が移動すると、折曲要素２６と２７は接続ロッ
ド３８′を介していっしょに移動する。折曲要素２６と
２７が当接しあって袋を閉止すると（第１２図より第１
５図までを参照）、折曲要素２６と２７は側部の折曲部
と接触する。グリッパ−１４と折曲要素２６または２７
により第１２図から第１５図までに図示されている折曲
位置を占めると、２つの圧搾ストリップ３９と４０はほ
ぼ完全に折り曲げられた袋をしっかりと押圧する。圧搾
ストリップ３９と４０はスライド１上に取り付けられて
いて、次の動作サイクルの間、しっかりとクランプされ
た袋を封止ステーションに移送する。貯溜ステーション
１１と同様、封止ステーション８と第１の折曲ステーシ
ョン９と第２の封止ステーション１０にも圧搾ストリッ
プ３９と４０が設けられていて、処理ずみの袋を前に向
かって移送するようになっている。なお、圧搾ストリッ
プ３９と４０の駆動部は詳細には図示されていない。

上部の折曲線に沿った袋の封止作業が封止ステーション
８で行われる。本発明に係る方法によれば、溶着金型の
輪郭を適切に設計することにより、コーナー領域２９と
３０においても適切な接合を行うことが可能である。

第１の折曲ステーション９では、最初のちしらせが行わ
れる。このちじらせ作業は通常のやり方で行われるもの
であるので、詳細に説明することを省略する。第２の折
曲ステーション１０では、二重の折り曲げ作業が行われ
る。

さらに、詳しく言えば、折曲プレイド３１を使用して第
２の折曲ステーションで二重の折り曲げ作業が行われる
。折曲プレイド３１は長さ方向に関して直角に移動して
、参照数字３４により表示されている折曲舌片のジヨウ
３２と３３の間でかつ圧搾ストリップ３９と４０の上で
袋を移送する。

しかるのち、上述のように把持された袋の領域は、第２
１図と第２２図に図示されているスラスト部材４０′に
より折曲舌片３４（第２０図を参照）を回動させること
によって下方に位置している袋の領域上に押圧される。

第２１図に示されている位置で二重に折り曲げられた袋
３をしっかりと接合することは、あらかじめ適当な位置
に塗布された接着剤を使用して実施される。

上記の説明における゛固定′という表現は、上述の諸部
材がスライド１に関して移動しないことを意味するふう
に使用されている。しかし、゛固定′として表示されて
いる部材は定置のものではなく、移動することができる
ものであることを付言しておきたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、前後に配置された複数の処理ステーションを
備えている本発明の一実施例に従って構成された装置を
上から目視した概念的な平面図。 第２図は、袋が持ち上げられて閉止されたときにおける
開ロスチージョンを図解した概念的な側面図。第３図は
、第２図に示されている開ロスチージョンを上から目視
した平面図。第４図は、袋があらかじめ開口された状態
にある開ロスチージョンの第２図に類似した側面図。第
５図は、第４図に示されている開ロスチージョンを上か
ら目視した平面図。第６図は、充填ステーションの一部
を目視した概念的な側面図。第７図は、充填口を取り外
した状態で充填ステーションを上から目視した平面図。 第８図は、機械の長さ方向に目視した閉止ステーション
の側面図。第９図は、閉止ステーションを上から目視し
た平面図。第１０図は、閉止ステーションの側部折曲要
素の側面図であって、機械の長さ方向に関して直角の向
きに目視した側面図。第１１図は、閉止ステーションの
２つのグリッパ−を上から目視した平面図。第１２図は
、部分的に閉止状態にある閉止ステーションの側面図。 第１３図は、第９図に類似した装置を上から目視した平
面図であって、側部が折り曲げられてた袋が部分的に閉
止された状態にあることを図解した平面図。第１４図は
、第１Ｏ図に類似した側面図であって、側部折曲要素が
押し込まれた状態を示す側面図。第１５図は、第１１図
に類似した平面図であって、側部折曲要素が押し込まれ
た状態を示す平面図。第１６図は、コーナー領域が接合
された状態にある側部折曲式の袋を概念的に図解した斜
視図。第１７図は、充填されかつ閉止状態にある袋を概
念的に図解した斜視図。第１８図は、二重折曲ステーシ
ョンを図解した側面図であって、第１の折曲状態を図解
した側面図。第１９図は、第１８図に示されている二重
折曲ステーションの側面図であって、第１の折曲状態に
関して直角の向きに目視した側面図。第２０図は、別の
動作段階にある二重折曲ステーションの説明図。第２１
図は、最後の動作段階にある二重折曲ステーションの説
明図。 ｌ・・・スライド、２・・・定置のグリッパ−１３・・
・袋、４・・・充填ステーション、６・・・開ロスチー
ジョン、７・・・閉止ステーション、８・・・封止ステ
ーション、９・・・第１の折曲ステーション、１０・・
・第２の折曲ステーション、１１・・・貯溜ステージ目
ン、１２．１３．１４．１５・・・グリッパ−１１３’
　、１５・・・サクション・ストリップ、１８．１９．
２０．２１．２２．２３・・・駆動シリンダー、２４．
２５・・・ストッパー、２６．２７・・・折曲要素、２
６′・・・ディスク、２９．３０・・・コーナー領域、
３１・・・折曲プレイド、３２．３３・・・ジヨウ、３
４・・・折曲舌片、３５・・・フレーム、３６・・・案
内チューブ、３７・・・充填ホッパー、３８・・・袋載
置台、３８′・・・接続ロッド、３９．４０・−・圧搾
ストリップ、４０′・・・スラスト部材。

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. （１）計量された量の被充填物を槽から袋の中に導入す
   る充填ステーションと、処理ステーションからの距離に
   応じて直線径路に沿って移動することができるスライド
   を備えた、袋またはバッグ、特に、側部折曲式の紙製の
   袋を充填する装置において、側部折曲部で袋を把持する
   よう設計されているとともに、充填ステーションで外側
   からクランプすることにより充填ずみの袋（３）または
   部分的に充填された袋（３）を把持し、該袋（３）を次
   の処理ステーション（７）に移送するグリパー（１２）
   がスライド上に取り付けられていることを特徴とする装
   置。
2. （２）４つのグリッパー（１２、１３、１４）が少なく
   とも２組、後続の処理ステーションから距離をへだてて
   スライド（１）上に設けられていることを特徴とする請
   求項１記載の装置。
3. （３）部分的に閉止された袋（３）を開口するサクショ
   ン要素が第１のステーション（６）に設けられていて、
   空の袋が該第１のステーション（６）に導入されること
   を特徴とする請求項１または２記載の装置。
4. （４）サクション装置が移送方向に平行に取り付けられ
   たサクション・ストリップ（１５）であることを特徴と
   する請求項３記載の装置。
5. （５）充填ステーション（４）に設けられている固定の
   クランプ要素が４つのグリッパーであることを特徴とす
   る請求項１より３までのいずれか１項記載の装置。
6. （６）４つのグリッパー（１２、１３、１４）に加えて
   、サクション・ストリップ（１５、１６）が前後に配置
   された処理ステーションから間隔をあけてスライド（１
   ）上に設けられていることを特徴とする請求項１より５
   までのいずれか１項記載の装置。
7. （７）グリッパー（１２、１３、１４）かつ／またはサ
   クション・ストリップ（１５、１６、１７）を接離せし
   める駆動要素（１８、１９、２０、２１、２２、２３）
   が水平面に関して鋭角をなして配置されていることを特
   徴とする請求項１より６までのいずれか１項記載の装置
   。
8. （８）駆動要素（１８、１９、２０、２１、２２、２３
   ）の調節径路を制約するためいろいろな袋の形状に対応
   したストッパー（２４、２５）が処理ステーション（６
   、４、７）を調節するために設けられていることを特徴
   とする請求項１より７までのいずれか１項記載の装置。
9. （９）ストッパー（２４、２５）が軸の回りで回転させ
   ることができるディスク（２６′）上に載置されている
   ことを特徴とする請求項８記載の装置。
10. （１０）側部折曲部が配置されているとともに、長さ方
    向の壁体が配置されている閉止ステーション（７）にお
    いて、４つの固定のグリッパー（１４）の駆動部が、側
    部折曲部と当接する折曲要素（２６、２７）の駆動部と
    連結されていることを特徴とする請求項１より９までの
    いずれか１項記載の装置。
11. （１１）駆動機構の形態の変更が折曲要素（２６、２７
    ）の調節径路の対応した調整と関連するよう、折曲要素
    （２６、２７）が接続ロッドを介してクランプ要素の駆
    動部と連接されていることを特徴とする請求項１０記載
    の装置。
12. （１２）紙製の袋にプラスチック層を設ける場合、折曲
    線の領域でプラスチック層を封着させる封止ステーショ
    ンが閉止ステーションの後ろに配置されていることを特
    徴とする請求項１より１１までのいずれか１項記載の装
    置。
13. （１３）上部の側部のコーナー（２９、３０）で袋（３
    ）を接合する溶着金型が封止ステーション（８）に設け
    られていることとを特徴とする請求項１２記載の装置。
14. （１４）二番目のクランプを行う第２の折曲ステーショ
    ン（１０）が最初のクランプが行われる第１の折曲ステ
    ーション（９）の後ろに配置されていることを特徴とす
    る請求項１より１３までのいずれか１項記載の装置。
15. （１５）第２の折曲ステーション（１０）が袋に関して
    直角に移動することができる折曲プレイド（３１）を備
    えており、該折曲プレイド（３１）が折曲舌片（３４）
    のジョウ（３２、３３）の間であらかじめ折り曲げられ
    た袋を押圧するよう設計されていて、前記ジョウ（３２
    、３３）が互いに向かって回動可能であり、前記折曲舌
    片（３４）全体が下方に位置している袋の領域に当接し
    て把持される袋の領域を押圧するために回動可能である
    よう設計されていることを特徴とする請求項１４記載の
    装置。