JPH03274145A - 定着用ローラの製造方法 - Google Patents

定着用ローラの製造方法

Info

Publication number
JPH03274145A
JPH03274145A JP2073852A JP7385290A JPH03274145A JP H03274145 A JPH03274145 A JP H03274145A JP 2073852 A JP2073852 A JP 2073852A JP 7385290 A JP7385290 A JP 7385290A JP H03274145 A JPH03274145 A JP H03274145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluororesin
rubber layer
tube
fluoroplastic
fixing roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2073852A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07349B2 (ja
Inventor
Shigeru Maruyama
茂 丸山
Haruo Sato
佐藤 治男
Tetsuji Senda
千田 哲治
Hiroshi Iwai
岩井 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Arai Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arai Seisakusho Co Ltd filed Critical Arai Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2073852A priority Critical patent/JPH07349B2/ja
Publication of JPH03274145A publication Critical patent/JPH03274145A/ja
Publication of JPH07349B2 publication Critical patent/JPH07349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、印刷機、ファクシミリ、プリンタ等
の画像形成装置の定着器に用いられる定着用ローラの製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
この種の定着用ローラは、内部に装着されているヒータ
によって加熱されていて、バックアップローラとで間に
用紙を圧迫挟持しながら搬送し、用紙の定着用ローラ側
の面に付6されているトナーを用紙に加熱圧着して定着
させるものである。
このような定着用ローラにおいては、トナーを用紙に加
熱圧着させた後にトナーから離れる際の離型性を向上さ
せるために、芯金の外周面にフッ素樹脂層を形成してい
る。すなわち、芯金の外周面にフッ素樹脂粉末を静電塗
装によりコーティングしたり、フッ素s1脂ディスバー
ジョンをスブレ−で塗布したり、当該アイスバージョン
中に芯金を浸漬したりしてコーティングし、その後加熱
炉中で前記フッ素樹脂粉末またはディスバージョンを焼
成することによりフッ素樹脂層を形成していた。
しかしながら、芯金の外周面にフッ素樹脂層を形成した
定着用ローラにおいては、フッ素樹脂層のすぐ下層が芯
金であるためローラの表面は剛体に近いものとなり、ト
ナー像を用紙へ加圧して熱を伝達する際に、用紙および
ドブ−像の微小な凹凸に対するなじみ性に劣り、フッ素
樹脂層の外周面とトナー像との間に微小間隙が介在する
等して、トナー像への熱量!lが少なくなってしまう。
そのため、トナーの用紙への定着性が悪くなるという不
都合があった。
そこで、従来においては、定着用ローラの芯金の外周面
に、フッ素ゴムまたはシリコーンゴム等からなるゴム層
を被着形成し、このゴム層の外周面にフッ素樹脂層を形
成して、ゴム層の弾性を利用して用紙やトナー像とのな
じみ性を向上させるようにしている。
〔発明か解決しようとする課題〕 前記のようにゴム層を形成した定着用ローラは、ゴム層
の弾性を利用することによりトナーの用紙への定着性を
向上させることはできたが、次のような問題点があった
すなわち、ゴム層の外周面にフッ素樹脂層を形成するた
めに、従来は、フッ素樹脂粉末をゴム層の外周面に塗布
してコーティングしたり、フッ素樹脂ディスバージョン
をゴム層の外周面にスプレーで塗布したり、当該ディス
バージョン中に足る用ローラを浸漬することによりコー
ティングし、その後にフッ素樹脂を焼成してフッ素樹脂
層を形成していた。この焼成を行なうことにより、フッ
素樹脂層の下層であるシリコーンゴムまたはフッ素ゴム
からなるゴム層が熱的劣化を起したり、特にシリコーン
ゴムの場合には解重合を起したりする可能性が高いため
、従来は焼成をできるかぎり低温で、かつ、短時間で行
なう必要があった。そのためフッ素樹脂の焼成に必要な
熱量の供給不足が起り、フッ素樹脂層の外周面にクラッ
クやピンホールが発生してしまい、実際の定着動作中に
おいて、前記クラックやピンホールにトナーが入り込ん
で離型性の低下をひき起したり、前記クラックやピンホ
ールに離型剤として使用されているシリコーンオイルが
入り込んでフッ素樹脂層自身の剥離を誘発させてしまう
ものであった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、内層
のゴム層の弾性を良好に保持しながら、クラックやピン
ホールの皆無なフッ素樹脂層を形成して、定着性、離型
性等に優れた定着用ローラを効率よく製することのでき
る定着用ローラの製造方法を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は請求項第1項によ
れば、定着用ローラの芯金の外周面にシリコーンゴムお
よびフッ素ゴムのいずれが一方からなるゴム層を被着形
成し、このゴム層の外周面にフッ素s1脂系プライマを
塗布し、このフッ素樹脂系プライマの外側に前記ゴム層
の外径より小さい内径を有するフッ素樹脂チューブを被
覆し、前記定着用ローラを前記フッ素樹脂ブユーブの融
点以上の温度の液体中に所定115間浸漬して、前記ゴ
ム層、フッ素樹脂系プライマおよびフッ素樹脂チューブ
を互いに融着させることを特徴とする。
また、請求項第2項によれば、ゴム層の厚さを0、2a
s+〜1.5jw+とし、フッ素樹脂系プライマの塗布
厚さを10μm〜4otlTrLとし、がっ、フッ素樹
脂チューブの厚さを15μm〜4oμmとすることを特
徴とする。
〔作 用〕
本発明によれば、ゴム層およびフッ素樹脂系プライマの
外側にフッ素樹脂チューブを被覆し、全体を液体中に所
定時間浸漬することによりそのフッ素樹脂チューブの融
点以上に加熱して、前記フッ素樹脂系プライマとフッ素
樹脂チューブとを融着させてフッ素樹脂層を形成する。
従って、ゴム層を熱劣化させたり解重合させることなく
フッ素樹脂層が形成され、しかもそのフッ素樹脂層には
クランクやピンホールが皆無のものとなり、定着性、離
型性等の優れた定着用ローラが得られる。
また、請求項第2項のようにゴム層の厚さを0.2mg
〜1.5awgに保持すると最外層のフッ素樹脂層のな
じみ性を良好に維持し、かつ、定着用の熱量の伝熱を良
好に行なうことができる。また、フッ素樹脂系プライマ
の厚さを10μ771〜40μmとすることにより、ゴ
ム層の熱劣化や解重合を伴わないで最外層のフッ素樹脂
層との融着を良好に行なうことができ、更に最外層のフ
ッ素樹脂層の厚さを15μTrL〜40μ■に保持する
ことにより、クラックやピンホールが皆無で、しかも適
度の弾性を有して定着性、離型性の優れたフッ素樹脂層
が形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第6図を参照して説
明する。
第1図は本発明方法によって製せられる定着用ローラを
略示している。
この定着用ローラ1は、内部にヒータ(図示せず)を実
装するために中空とされている芯金2の外周にシリコー
ンゴムおよびフッ素ゴムのいずれか一方からなるゴム層
3が形成されており、このゴム層3の外側にフッ素樹脂
系プライマ4を介してフッ素樹脂層5が形成されている
次に、本発明による定義用ローラ1の製造方法を第2図
から第5図について説明する。
先ず最初に、第2図に示すように、芯金2の外周面にゴ
ム層3を被着する。芯金2はアルミニウムまたはステン
レスによって製せられている。ゴムl!!!3としては
、定着動作時にヒータによって加熱されるので耐熱性を
有し、また適当な熱伝導性を有する必要があり、シリコ
ーンゴムまたはフッ素ゴムはこれらの条件を満足してい
る。このゴム層3は芯金2の外周面に接着加硫すること
により形成される。このゴム層3の厚さは0.2ttm
〜1.5#とするとよい。なぜなら、ゴムH3の厚さが
0.2aw+未満であると、ゴムとしての弾性が低下し
、用紙やトナーの凹凸へのなじみ性が悪くなるからであ
り、一方ゴム層3が1.5mm+を越えると、ゴムとし
ての弾性は十分であるが、定着動作時にヒータからの熱
をトナーへ伝達する熱応答性が悪くなり、トナーの定着
不良を発生させるおそれがあるからである。なお、ゴム
層3の熱伝導率を向上させるためには、Al2O3等の
金属酸化物、石英系ノイラー等の熱伝導率の高い物質を
ゴム中に添加するようにしてもよい。また、必要に応じ
て、ゴムB3の外周面の研削を行なうとよい。
次に、ゴム層3の外周面にフッ素樹脂系プライマ4を塗
布する。このフッ素樹脂系プライマ4はフッ素樹脂層5
を形成することとなるフッ素樹脂チューブ6をゴム層3
に融着させるものであり、ゴム層3との親和性に優れて
おり、かつ、フッ素樹脂を含むことか条件とされ、例え
ば、三井フロロケミカル株式会社製の商品名MP902
をフッ素樹脂系プライマ4として用いるとよい。その他
、ダイキン工業株式会社製の商品名GLS213からな
るフッ素ゴムやフッ素樹脂分散液もフッ素樹脂系プライ
マ4として用いてもよい。このフッ素樹脂系プライマ4
のゴム層3への塗布厚さは10μ77L〜40μmとす
るとよい。なぜなら、フッ素MA脂系プライマ4の塗布
厚さが10μ班未満であると、後述するようにフッ素樹
脂チューブ6をフッ素樹脂系プライマ4と融着させるた
めにフッ素樹脂チューブ6の融点以上まで加熱した際に
、フッ素樹脂系プライマ4を通じてゴム層3へ伝達され
る熱量が過大となって、ゴム層3の熱劣化や解重合を引
き起こすおそれがあり、一方フッ素樹脂系プライマ4の
塗布厚さが40μ汎を越えると、フッ素樹脂系プライマ
4がゴム層3の弾性を抑えてフッ素樹脂層5の用紙やト
ナーへのなじみ性を低下させてしまうからである。
次に、フッ素樹脂系プライマ4の外周にフッ素樹脂層5
となるフッ素樹脂チューブ6を被覆する。
この場合フッ素樹脂チューブ6の自由状態における内径
はゴム層3の外径より若干小さく形成しておき、第3図
に示すようにフッ素樹脂チューブ6内に空気を吹込んで
膨張させたり、第4図に示すように真空引き用シリンダ
12内に挿入したフッ素11脂チユーブ6の外側の空気
を真空引きするようにしてフッ素樹脂チューブ6を膨張
させ、その中にフッ素樹脂系プライマ4が塗布されてい
るゴム層3を芯金2と一緒に挿入し、その後空気の吹込
みや真空引きを解除して、フッ素樹脂チューブ6を縮径
させて、フッ素樹脂チューブ6の内面をフッ素樹脂系プ
ライマ4を介してゴム層3に密着させる。このフッ素樹
脂チューブ6としては耐久性のあるフッ素樹脂層5を形
成できるものであればよく、例えばテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(
PFA)  ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン
共重合体(FEP)を用いるとよい。また、フッ素樹脂
チューブ6の厚さは15μm〜40μmとするとよい。
なぜなら、フッ素樹脂チューブ6の厚さが15μ班未満
であると、定着時の用紙の通紙に対する耐久性が劣って
摩損し易く、一方40μ扉を越えると、フッ素樹脂15
がゴム層3の弾性を抑えて用紙やトナーへのなじみ性を
低下させてしまうからである。
次に、ゴム層3およびフッ素樹脂系プライマ4に被覆し
たフッ素樹脂チューブ6の両端部を密封した状態で、第
5図に示すように、浸漬容器7に貯留されフッ素樹脂チ
ューブ6の融点以上の温度に保持されている加熱用液体
8内に定着用ローラ1を所定時間浸漬させる。浸漬容器
7は有孔仕切板9によって、底部にヒータ10を備えた
浸漬部と、撹拌機11を備えた撹拌部とに仕切られてお
り、ヒータ10によって加熱用液体8の温度を所定温度
に保持し、撹拌機11によって浸漬容器7内の加熱用液
体8を均一温度とするようにされている。この加熱用液
体8内に定着用ローラ1を浸漬すると、加熱用液体8が
フッ素樹脂チューブ6を圧迫するので、フッ素樹脂チュ
ーブ6はフッ素樹脂系プライマ4と完全に密着し、同時
に加熱用液体8からフッ素樹脂チューブ6の全体に均一
に大熱量が供給され、フッ素樹脂チューブ6は短時間に
自己の融点温度まで加熱され、フッ素樹脂系プライマ4
と短時間に融着される。このフッ素樹脂系プライマ4と
フッ素樹脂チューブ6とのR肴が完了した後に定着用ロ
ーラ1を加熱用液体8から引上げると、フッ素樹脂チュ
ーブ6は固化して極めて良質なフッ素樹脂層5となる。
すなわち、フッ素樹脂チューブ6をフッ素樹脂系プライ
マ4を介してゴム層3の外周に融着させるものであるか
ら、フッ素樹脂層5にはクラックやピンホールは皆無と
なる。定着用ローラ1の加熱用液体8内への浸漬時間は
短いので、内側のゴム層3か熱劣化したり、解重合する
ことはない。
このようにして製せられた定着用ローラ1は、ゴム層3
の弾力によってフッ素樹脂M5の用紙やトナーに対する
なしみ性が良く、定着性に優れており、しかも、フッ素
樹脂層5にクラックやピンホールが皆無のtこめフッ素
樹脂層5と用紙やトナとの離型性も優れたものとなり、
常に良好な定着を行なうことができる。
次に、本発明方法によって製せられた定着用ローラ1と
従来例との定着性および耐久性を比較して説明する。
先ず、本発明方法に基づく定着用ローラ1を説明すると
、芯金2をアルミニウムによって製し、この芯金2の外
周面にシリコーンゴムからなるゴム層3を接着加硫し、
その後ゴム層3の外周面を粗さがRZIOμ次以下であ
り、かつ、ゴム層3の厚さが0.5mmとなるように研
削した。その後、ゴム層3の外周面にフッ素樹脂系プラ
イマ4として前記MP902を約20μ■の厚さに公知
の方法によりスプレーによって均一に塗布し、その後フ
ッ素樹脂チューブ6として前記PFAからなる厚さが約
30μ汎のチューブを第3図に示すように空気を吹込ん
で膨張させながら、その内部にフッ素樹脂系プライマ4
が塗布されているゴム層3を芯金2と一緒に挿入し、空
気の吹込みを停止させてフッ素樹脂チューブ6をゴム層
3およびフッ素樹脂系プライマ4に被覆した。このフッ
素樹脂チューブ6はその内径をゴム層3の外径より若干
小さく形成されているので、フッ素sI脂チューブ6の
内面はフッ素樹脂系プライマ4と完全に密着する。その
後、フッ素樹脂チューブ6を被覆されたローラを、PF
Aの融点である302℃〜310℃より高い320℃に
加熱された加熱用液体8中に5分間浸漬させて、フッ素
s1脂系プライマ4とフッ素樹脂チューブ6とを完全に
融着させてフッ素樹脂層5を形成して定着用ローラ1を
製した。
この本発明品と比較する2つの従来例を説明すると、一
方の従来例1は本発明品と同様に芯金2の外周面にゴム
層3を形成し、そのゴム層3の外周面にフッ素樹脂粉末
として前記PFA粉末を厚さ20〜25μ卯となるよう
に静電塗装によりコーティングし、その後320℃で3
0分間焼成したものであり、他方の従来例2は本発明品
と同様の芯金2の外周面に直接PFA粉末を厚さ20〜
25μmとなるように静電塗装によりコーティングし、
350℃で30分間焼成したものである。
これらの本発明品、従来例1および従来例2の各定着用
ローラ1を実際に複写機の定着器に装着し、定着用ロー
ラ1の温度を変化させて定着率の変化を求めると第6図
のようになった。
これにより、本発明品は従来から定着性が良好であると
されている従来例1と同等の良好な定着性を有する。
また、複写機に装着した本発明品、従来例1および従来
例2の各定着用ローラ1を用いて連続コピーによる耐久
性試験を行なったところ、本発明品は30万枚以上コピ
ーしても全く異常は認められなかったけれども、従来例
1においては15万枚のコピーでフッ素樹脂層に剥離が
発生し、従来例2においては20万枚で定着用ローラ1
および用紙のコピー面に汚れが発生した。
このように、本発明方法により製せられた定着用ローラ
1は従来例に比べて極めて優れた性能を有するものであ
る。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
必要に応じて変更することができる。
また、本発明方法は、定着用ローラばかりでなくラミネ
ート用の加熱圧着用のローラ等種々のロラの製造にも適
用することができる。
(発明の効果) このように本発明の定着用ローラの製造方法は構成され
作用するものであるから、内層のゴム層の弾性を良好に
保持しながら、クラックやピンホールの皆無なフッ素樹
脂層を形成して、定着性、離型性等に優れた定着用ロー
ラを効率よく製することができ、製造も容易で製造コス
トも低廉となる等の効果を秦する。
予 / ロ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定着用ローラの製造方法によって製せ
られる定着ローラを示す概略断面図、第2図は本発明の
工程図、第3図および第4図はそれぞれフッ素樹脂チュ
ーブをゴム層の外側に被覆する方式を示す断面図、第5
図はフッ素樹脂チューブを加熱融着させる装置を示す概
略断面図、第6図は本発明品と従来例1.2との定着率
と定着用ローラの温度との関係を示す特性図である。 1・・・定着用ローラ、2・・・芯金、3・・・ゴム層
、4・・・フッ素樹脂系プライマ、5・・・フッ素樹脂
層、6・・・フッ素樹脂チューブ、8・・・液体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)定着用ローラの芯金の外周面にシリコーンゴムおよ
    びフッ素ゴムのいずれか一方からなるゴム層を被着形成
    し、このゴム層の外周面にフッ素樹脂系プライマを塗布
    し、このフッ素樹脂系プライマの外側に前記ゴム層の外
    径より小さい内径を有するフッ素樹脂チューブを被覆し
    、前記定着用ローラを前記フッ素樹脂チューブの融点以
    上の温度の液体中に所定時間浸漬して、前記ゴム層、フ
    ッ素樹脂系プライマおよびフッ素樹脂チューブを互いに
    融着させることを特徴とする定着用ローラの製造方法。 2)ゴム層の厚さを0.2mm〜1.5mmとし、フッ
    素樹脂系プライマの塗布厚さを10μm〜40μmとし
    、かつ、フッ素樹脂チューブの厚さを15μm〜40μ
    mとすることを特徴とする請求項第1項記載の定着用ロ
    ーラの製造方法。
JP2073852A 1990-03-23 1990-03-23 定着用ローラの製造方法 Expired - Fee Related JPH07349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073852A JPH07349B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 定着用ローラの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073852A JPH07349B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 定着用ローラの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03274145A true JPH03274145A (ja) 1991-12-05
JPH07349B2 JPH07349B2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=13530095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2073852A Expired - Fee Related JPH07349B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 定着用ローラの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07349B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691783A (ja) * 1992-05-12 1994-04-05 Toshiba Silicone Co Ltd プライマー組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0691783A (ja) * 1992-05-12 1994-04-05 Toshiba Silicone Co Ltd プライマー組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07349B2 (ja) 1995-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0186314B1 (en) Fixing device
US8801883B2 (en) Method for producing fixing-unit member and fixing-unit member
JPH09185282A (ja) 電子写真定着用オイル塗布ロール及びその製造法
JPS63284584A (ja) 定着等用弾性ロ−ラ及びその製造方法
JP3817972B2 (ja) ゴム被覆ローラ及びその製造方法
JPH0315187B2 (ja)
JP2000108223A (ja) ゴム被覆ローラの製造方法
JPH07505484A (ja) オイル溜め
JPH03274145A (ja) 定着用ローラの製造方法
JPS60205561A (ja) 定着用ローラ及びそれを有する定着装置
JP2008200954A (ja) Pfa被覆ポリイミドチューブ、その製造方法、及び該pfa被覆ポリイミドチューブからなる加圧ベルト
JPH03274146A (ja) 定着用ローラの製造方法
JPH0291672A (ja) 弾性定着ローラ
JP2991340B2 (ja) 多層構造ローラの製造方法
JPS634283A (ja) 定着用ロ−ラ
JPH0322629B2 (ja)
JPS60186883A (ja) ロ−ラ定着装置
JP6748676B2 (ja) 熱定着用ゴムローラ、および、その製造方法
JPS62270985A (ja) 定着ロ−ラ
JP3806291B2 (ja) 定着ローラの製造方法および定着ローラ
JPH10293485A (ja) 定着装置
US6103038A (en) Method of coating fusing members used in xerographic printing
JPS63311371A (ja) 加圧ロ−ラ及びこれを用いた定着装置
JPS6319688A (ja) 定着装置
JPH0680472B2 (ja) 定着用ローラ及びそれを有する定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

Year of fee payment: 14

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100111

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees