JPH03272986A - エレベータの乗場インジケータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はエレベータの乗場のかこ位置表示の乗場インジ
ケータに関する。

（従来の技術） 従来のエレベータ乗場のインジケケータについて第４図
、第５図を参照して説明する。

乗場のシンジケータ１はエレヘータ乗場比入口三方粋の
幕板２の開口部に裏側から嵌め込まれた照光表示板３と
光源として白熱電球４と、これらを収納するケース５か
ら構成されている。そしてエレベータの運転方向とかご
位置に対応して白熱電球４が点灯し、照光表示板３を照
光させ、エレベータの待ち客にかごの運転方向と位置を
知らせるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） ところて、従来のエレベータの乗場インジケータでは次
のような問題があり、その改善が望まれていた。

即ち、乗場てエレベータの到着を待つ利用客はかご内の
乗り込み率、即ち混雑度を事前に知ることが出来ないな
め、エレベータが到着し扉が開いてから混雑度合いが分
る始末であった。

特に複数台のエレベータか並列設置されている場合等は
利用しようと待っていたエレベータが満員状態の時、他
のエレベータを利用しようと移動するため乗降客同士が
交錯し出入口が混博する原因となっていた。

このことは乗客に不必要な移動を強いて不安感を与える
ばかりか、エレベータの運行効率を低下させる事になっ
ていた。

また、インジケータの光源に白熱電球４を使用している
ため発熱による照光表示板３の劣化や変形を生しるほか
、球切れが起こり、交換時にはエレベータを停止させて
作業をする必要があるなどの不都合があった。

本発明は上記に鑑み、エレベータ利用客へのサービス向
上と運行効率を高かめる乗場インジケータを提供するこ
とを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段〉 本発明のエレベータ乗場インジケータは前記目的を達成
するなめに、光源として例えば緑色と赤色の２色発光素
子を有した発光ダイオード（ＬＥＤ）を用い、この緑と
赤の２色の発光素子を片側づつ点灯して、緑色と赤色に
照光しなり、両方の素子を同時に点灯することで緑色と
赤色の中間色である橙色に照光させ、この３色によって
かご内の混雑度を表示する。

（作用） 荷重検出器によりかご内の定員に対する混雑度（乗込み
客のおおよその人数）を検知し、この値により５０％以
下のときは緑、５１〜９０９ｇのときは橙、９１％以上
の時は赤色で表示し、待ち客はこの表示を見てどのかご
に乗ろかをあらかｌ：、め決めることができる。

（実施例） 第１図〜第３図に示す実施例にもとづいて本発明を説明
する。なお、第４図の乗り場出入（」正向図は従来と本
発明とは外観士は同一である。

鋼板やステンレス製などの板材からなる三方枠１の幕板
２の開口部に、裏側からアクリル製の照光表示板を嵌め
込み、光源とし７て発光タイオート〜（ＬＥＤ）表示灯
６を設け、ごノ１らを鋼板製のケース５に収納する構成
とする。

発光ダオード表示灯６は内部に２色（緑と赤色）の発光
素子６ａ、６ｂを有するもので、ｒ）、ＧＲの３つの端
子を有して電源の切替えにより、その発光素子６ａ、６
ｂの片側づつの点灯と両者同時点灯かてきるものである
。

つまり点灯条件の選択により緑色、赤色　ＦＲＣ・。

の３つの表示を行うことができる。

第３図は本発明の点灯手段を示すフローチャートブロッ
ク図で、エレベータかごの荷重検知器７からの検知信号
を入力信号として機械室制御盤８でこれを受け、インジ
ケータ点灯色選択回路を介しインジケータ９を３つの色
に分けて表示する。

第３図に示すＡ、Ｂ、Ｃはかごの重量から換算してかこ
内の乗込み率−すなわち混雑度を５０％以下のときは緑
色、５１％〜９０％の時は赤色で表示するものである。

混雑度による緑、袴、赤色の順序は交通信号等でも世間
一般に定着し７ている順序としたが、これに限定しなく
ても良い、乗込み率の区分値についても任意に設定可能
である。

本発明はこのような構成としたので、前述のごとく乗場
の待ち客に対Ｉ−で、到着してくるエレベータかごの混
み具合をインジケータ９の表示色により事前に知らせる
ことかできる。

従って、このインジケータにより待ち客は乗れるかごを
予測し、苛々したり、右往左往せずに安心して乗場で待
機して到着時に、慌てることなく整然と乗込めるように
なる。又、乗れなくてもゆとりを持って次を待つように
なり、お客の心理面上の不満を和らＣヂ、し、かも　エ
レベータＪ）運転効率も良くなる。

また、インジケータの光源に発光タイオート表示灯を使
用することにより寿命を長く、球切れ１＝よる交換作業
かほとんど皆無となり、経済的な工しベータの乗場イン
ジケータとなる。

本発明の他の実施例としで、乗場イン′、・う〜づ゛と
荷重検知器がらの検知信号を入力信号どして乗込み可能
人員や、かご内の混雑状況、満員時の通過連絡などを音
声装置によるアナウンスと併用することもできる。

更に、以上はアナログ式乗場インシケ・−タについて説
明したが複数の表示エレメントを持ち１、二の表示エレ
メントの光源に２色発光の発光ダイオードを用いたディ
ジタル式表示器を使用しまた乗場インジケータでも同様
の効果を得ることかできる。

〔発明の効果〕

本発明により、エレベータ待ち客ｌ＼のサービスとエレ
ベータの運転効率を向上させることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインジケータのフローチャートブ
ロック図、第２図は本発明によるインジケータの表示灯
断面図、第３図は第２図の電気回路、第４図はエレベー
タ乗場の出入Ｉ」部分図、第５図は従来のインジケータ
の表示灯の断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　エレベータ乗場におけるかご位置を点灯表示する乗場
   インジケータにおいて、 かご内の乗り込み率により点灯色を変えたことを特徴と
   するエレベータの乗場インジケータ。