JPH03272338A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH03272338A
JPH03272338A JP7033390A JP7033390A JPH03272338A JP H03272338 A JPH03272338 A JP H03272338A JP 7033390 A JP7033390 A JP 7033390A JP 7033390 A JP7033390 A JP 7033390A JP H03272338 A JPH03272338 A JP H03272338A
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JP
Japan
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inner cylinder
shock absorber
piston
outer cylinder
hydraulic shock
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JP7033390A
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Toshiaki Muto
俊明 武藤
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のサスペンションに使用される複筒式の
油圧緩衝器に関する。
(従来の技術) 一般に、レースなどのモータスポーツ用の車両には標準
に装備されている油圧緩衝器の代りにより大きな減衰力
を発生する油圧緩衝器か交換して取付けられている。
ところで1通常油圧H衝器ては減衰力を発生するときに
流動する油液の研か多いほど部品の寸法精度に影1され
ることなく安定した特性の大きな減衰力を得ることかて
きる。そこて、モータスポーツ用の車両に交換して取付
けられる油圧[11器はピストン径を大きくするために
標準の油圧Iti器よりも緩衝器本体を大きくしている
(サイズアップ)。そのため、緩衝器本体の外径か大き
くなり、そのままては車輪側のナックル等に固定てきな
いため従来は第4図に示すように、緩衝器本体lのピス
トンロッド2の突出側と反対側端部に溶接によって別物
の取付用部材3を連結している。そして、取付は用部材
3によって外筒1aと内筒1bとの端部か支持されてい
る。なお、この取付用部材3は中実金属材料を切削によ
り加工してナックル(図示せず)に固定てきる外径寸法
に形成されている。
(発明か解決しようとする課8) しかしなから上記従来の油圧緩衝器ては次のような問題
点を有していた。
レース用の車両は軽量化か望まれているが、中実金属材
料からなる取付用部材3を緩衝器本体1に連結している
ため油圧緩衝器の重量か大きくなってしまい車両全体を
重くしてしまうという問題点かあった。
また、曲げモーメントか大きくなる油圧緩衝器の中間部
て緩衝器本体と取付用部材とか溶接で連結されているた
め強度的に充分な信頼性か得られないという問題点があ
った。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、重量の増加を抑えてかつ強度的にも
信頼性のある交換用の油圧緩衝器を提供することにある
(課題を解決するための手段) 本発明の油圧緩衝器は、外筒と内筒とからなる緩衝器本
体と前記内筒内に摺動自在に嵌合するピストンと該ピス
トンに一端を連結し他端を前記緩衝器本体の端部から外
部に突出するピストンロッドとを備えた油圧−*Xてあ
って、前記緩衝器本体における前記ピストンロッドの突
出する側と反対側に外筒を絞った外筒小径部を形成し、
該外筒小径部に対応させて内筒に内筒小径部を設けてな
ることを特徴とするものである。
(作用) 以上の構成によれば、外筒の一端部側を絞って形成した
外筒小径部を車輪側のナックルなどに取付けるための部
位としたため重量か大幅に増加することかなく、さらに
、溶接等を施さないため曲げモーメントに対する強度か
低ドすることもない。また、外筒を絞って外筒小径部を
形成しても内筒のそれに対応する部分を小径としてその
端部な外筒に支持させるようにしたため内筒のピストン
か摺動する部分は内径を自由に大きく設定することかで
きる。
(実施例) つぎに、本発明の油圧緩衝器の実施例を図面に基づいて
説明する。第1図は本発明の第1の実施例の複筒式の油
圧緩衝器を示し、これは車両に装備されている標準の油
圧緩衝器と交換して取付けられるものである。
緩衝器本体4は内筒5と外筒6とから構成されており、
内筒5内にはピストン7か摺動自在に嵌合されている。
ピストン7はピストンロッド8の一端か連結されていて
、ピストンロッド8の他端は緩衝器本体4の端部からロ
ットガイド9およびシール部材lOを貫通して外部に突
出している。
緩衝器本体4の内筒5および外筒6はピストン径を大き
く設定するために、標準の油圧緩衝器の内筒および外筒
の径よりも大きな内筒大径部5aと外筒大径部6aとか
形成されている。外筒6にはピストンロッド8か突出す
る側と反対側か絞られて図示しない車輪側のナックルに
固定できるように標準の油圧緩衝器と同一の外径て外筒
小径部6bか形成されている。また、内筒5も外筒小径
部6bに対応させて絞られて内筒小径部5bか形成され
ている。そして、内筒小径部5bは外筒6のボトム側に
後述するベース部材18を介して固定されている。
前記ピストン7には、このピストン7によって区画され
た内筒5内の2つの室I+、+2を連通ずる伸び偏速通
路13と縮み偏速通路14とか形成されており、さらに
、ピストン7の両端面にはピストン7の移動により生じ
る各連通路13.14内の油液の流動を制御して減衰力
を発生させるディスクハルツからなる伸ひ側減衰力発生
機構15および縮み側減衰力発生機構16かそれぞれ配
置されている。
また、内筒5の内筒小径部5bの端部には内筒5内と、
内筒5と外筒6との間のりサーへ室17とを仕切るベー
ス部材18か設けられておりベース部材18には内筒5
内とリザーバ室17とを連通ずる縮み偏速通路19と通
路20とか形成されている。そして、ベース部材I8に
はピストン7の縮み行程時の移動により生しる前記縮み
偏速通路19内の油液の流動を制御して減衰力を発生さ
せるディスクハルツからなる減衰力発生機構21と、前
記通路20を介してリザーバ室17内から内筒5内への
油液の流動を許容し、逆方向の流れは規制するチエツク
ハルツ22とか設けられている。リザーバ室17には低
圧の気体23か封入されており、ピストンロッド8か内
筒5内へ侵入したときの内筒5内の油液の体積を変化を
補償するようになっている。
外筒6の大径部6aの外周にはサスペンションスブリン
ク(図示せず)の一端部を支持するスブリンクシート2
4が溶接により固定されており、外筒小径部6bの外周
には車輪側のナックルとの固定用のボルト溝6cか形成
されている。ざらに外筒小径部5bの外周にはナックル
の位置決めを行なうナックルストッパ25か固定されて
いる。
以」−の構成の油圧緩衝器に係る作用を説明する。
車輪側のナックルとの取付部位である外筒6の外筒小径
部6bか外筒6から一体に形成されているため従来のよ
うな別体の取付用部材を用いたものに対して重量の大幅
な低減を図ることかでき、さらに、曲げモーメントに対
しても強度か充分に確保てきる。また、内筒5に外筒小
径部6bに対応させて内筒小径部5bを形成し、内筒小
径部5bの端部を外筒6のボトム側に固定したためピス
トン7か摺動する内筒大径部5aの径を大きくすること
かできピストン径を自由に設定することかてきる。
また、悪路等の走行時に油圧緩衝器のピストン7か大き
く摺動した場合にリザーバ室17内の気体23が油液に
巻き込まれて内筒26内に入り込む虞れかあるか、従来
の油圧緩衝器(第4図に示すもの)に対して内筒5内と
リザーバ室17内とを連通ずる位置か下方に設けられる
ため内筒6内へ気体の入り込む量か低減される。
ここで、上記油圧緩衝器の作動を概略説明する。
伸び行程時にはピストン7の伸ひ調速通路I3を流動す
る油液を伸び側減衰力発生機構15により制御して減衰
力か得られ、縮み行程時にはピストン7の縮み調速通路
14およびベース部材18の縮み調速通路19を流動す
る油液を縮み側減衰力発生機構16.21により制御し
て減衰力か発生される。この際、ベース部材18の縮み
側進通路19内には、ピストンロッド8か内筒5内に侵
入した体積分の油液かりザーハ室I7に向かって流れ、
これを縮み側減衰力発生機構21か制御する。
つぎに、第2図を用いて本発明の第2の実施例を説明す
る。第2の実施例は内筒の構造のみか第1の実施例と異
なるものてあり、内筒26を大径の第1の内筒(内筒大
径部)26aと小径の第2の内筒(内筒小径部)26b
とから構成し第1の内筒26aと第2の内筒26bとを
環状の連結部材27により連結している。他の構成につ
いては第1の実施例と同しであるため同一の符号を付し
て説明は省略する。 なお、この実施例の作用は第1の
実施例と回しであるため説明は省略する。
つづいて、第3図を用いて本発明の第3の実施例を説明
する。この第3の実施例はに足温2の実施例に対し、ベ
ース部材18に設けていた縮み側減衰力発生機構および
チエツクハルツを第1の内筒26aと第2の内筒26b
とを連結する連結部材27に設けたものである。すなわ
ち、連結部材27により内筒26内の室12を室Aと室
Bとに上下に仕切り、連結部材27に縮み調速通路28
と通路29とを設け、さらに、連結部材27に縮み行程
時に縮み調速通路28を流動する油液を制御して減衰力
を発生させる縮み側減衰力発生機構30と下側の室Bか
ら上側の室Aにのみ油液の流動を許容するチエツクハル
ツ3Iとを設けたものである。
この構成によれば、上記第1の実施例と同様の作用を奏
するとともに、次のような特有の作用も奏する。
悪路等の走行時に油圧緩衝器のピストンか大きく摺動し
た場合に、リザーバ室17内の気体23か巻き込まれて
内筒26内に入り込む虞れかある。そのため、第1およ
び第2の実施例のようにベース部材】8に減衰力発生機
構21を配置しておくと、この巻き込まれた気体によっ
て発生する減衰力に大きな乱れを生じさせて減衰力特性
を悪化させる虞れかある。しかし、本実施例のように連
結部材27のところに減衰力発生機構30を設けておけ
ば巻込まれた気体か連結部材27に設けられている減衰
力発生機構30に達する前にB室内からリザーバ室I7
に戻されてしまうため気体z3に影響されることがなく
安定した減衰力特性が得られる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明は、緩衝器本体におけ
るピストンロッドの突出する側と反対側に外筒を絞って
外筒小径部を形成して車輪側のナックル等に取付けられ
るようにしたため従来の取付用部材を用いたものよりも
重量を大幅に低減することかてき、さらに、緩衝器本体
と取付部位である小径部とを一体としたため曲げモーメ
ントに対する強度を充分に確保することかできる。また
、外筒小径部に対応させで内筒に内筒小径部を設けるこ
とによってピストンが摺動する部分の径を大きくするこ
とかてきてピストン径を自由に設定することかてきる。
そのため、所望に応して最適な交換用の油圧緩衝器を提
供することかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧緩衝器の第1の実施例を示す縦断
面図、 第2図は本発明の油圧緩衝器の第2の実施例を示す縦断
面図、 第3区は本発明の油圧緩衝器の第3の実施例を示す縦断
面図、 第4図は従来の交換用の油圧緩衝器の一例を示す縦断面
図である。 4・・・緩衝器本体   5・・・内筒5a・・・内筒
小径部   6・・・外筒6a・・・外筒小径部   
7・・・ピストン8・・・ピストンロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筒と内筒とからなる緩衝器本体と前記内筒内に
    摺動自在に嵌合するピストンと該ピストンに一端を連結
    し他端を前記緩衝器本体の端部から外部に突出するピス
    トンロッドとを備えた油圧緩衝器であって、前記緩衝器
    本体における前記ピストンロッドの突出する側と反対側
    に外筒を絞った外筒小径部を形成し、該外筒小径部に対
    応させて内筒に内筒小径部を設けてなることを特徴とす
    る油圧緩衝器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577579A (en) * 1995-10-30 1996-11-26 General Motors Corporation Method of manufacturing a suspension damper
JP2008045738A (ja) * 2006-07-19 2008-02-28 Nissan Motor Co Ltd ショックアブソーバ
JP2011106609A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Kyb Co Ltd 緩衝器
US8695768B2 (en) 2006-07-19 2014-04-15 Nissan Motor Co., Ltd. Shock absorber

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