JPH0327156B2 - - Google Patents

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JPH0327156B2
JPH0327156B2 JP11557185A JP11557185A JPH0327156B2 JP H0327156 B2 JPH0327156 B2 JP H0327156B2 JP 11557185 A JP11557185 A JP 11557185A JP 11557185 A JP11557185 A JP 11557185A JP H0327156 B2 JPH0327156 B2 JP H0327156B2
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JP
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color
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JP11557185A
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JPS61274491A (ja
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Seiji Kawamata
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カラーテレビジヨン信号を輝度信号
Yと色信号Cに分離する方法であつて、一つのフ
イールド内における画像の変化量に適応した分離
方法に関するものである。
(従来の技術) カラーテレビジヨン信号から三原色のRGB信
号を得るには、まずカラーテレビジヨン信号を輝
度信号Yと色信号Cに分離し、このC信号から
I・Q信号を復調し、Y信号と共にマトリクス回
路に加えて所要の出力を得るよう構成されてい
る。このY/C分離方法は、ラインデレーを2個
用いるコムフイルタ(櫛型特製を有し、通常
「2Hコムフイルタ」と呼ばれている。)によるこ
とが多い。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したコムフイルタを用いるときは、静止画
の場合はフレーム間のY/C分離によつて良好な
特性が得られるが、動画の場合はフレーム間に差
を生じるために、フレーム間Y/C分離を行うと
画質が低下する。このため、動画の場合はフイー
ルド内のY/C分離を行なうこととし、画像の動
きによつて重みを付けて総合的なY/C分離が行
われている。しかし、このように画像の動きに適
応したY/C分離を行つても、各フイールド画内
において、画像が縦方向に急激に変化する部分に
おいてY信号にC成分が漏れこんでドツトクロー
ルを生じ、横方向に変化のある部分は強調され、
殊に縦方向の細線は太くなつたり重なりを生じて
不快な感じを与える画像となる現象を避けること
ができなかつた。
上述したように、Y/C分離においてコムフイ
ルタの使用による画質の低下を避けるためには、
画像の動きに適応するY/C分離のみならず、画
像の変化に適したY/分離を行なう必要がある。
そこで、本発明の目的は、フイールド画内におけ
る縦及び横の信号変化に適応したY/C分離を行
うことができる方法を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 一つのフイルード画内においてY/C分離を行
う方法には、上述したコムフイルタの外に帯域通
過濾波器(以下「BPF」と略記する)を用いる
方法がある。BPFによる方法は、色副搬波3.58M
Hzの近傍においてはY成分が失われるため解像度
が劣化し、C信号の中にY成分が漏れこんで不特
定に着色するクロスカラーを生ずるが、上記のド
ツトクロールや縦線の重なりのような欠点は生じ
ない特徴がある。そこで、本発明においては、第
1図を示すように、カラーテレビジヨン信号を
2Hコムフイルタ1およびBPF2に供給し、それ
ぞれY/C分離データを作り、これを重み付け回
路3に供給する。一方入力カラーテレビジヨン信
号は1フイールド画内での変化を検出する回路4
にも供給し、この変化検出信号を重み付け回路3
に供給して、2Hコムフイルタ1のY/C分離デ
ータおよびBPF2のY/C分離テーダに適切な
重み付けをしてYおよびC信号として出力するよ
う構成する。
(作用) 上述した本発明の構成によれば、画像の変化の
小さな部分は2Hコムフイルタ1のウエイトを大
きくし、変化の大きな部分はBPF2によるウエ
イトを大きくした重みを付け、総合的なY/C分
離テーダを得ようとするものである。重み付けの
回路3は、フレーム間Y/C分離とフイールド内
Y/C分離の重み付け等に用いられる公知の回路
をそのまま使用することができる。上記の計算に
当たつて、画像の変化を表す係数(以下「変化係
数」と呼ぶ。)は、縦方向と横方向の変化を表す
変化係数「KV」及び「KH」の内大きい方を選択
するものとする。縦方向の変化係数KVは、変化
を計算しようとする走査線と、上下の走査線Kの
Y成分の差をとり、この絶対値の大きい方を変化
量とし、第2図に示すように、変化量に対して逆
比例した数とする。水平部分は、上記の差が適当
なスレツシユホールドレベルを越えたとき有意差
があるとしたために生じるものである。横方向の
変化係数KSは、走査線上において中央値から色
副送波の同相の点におけるレベルの平均値と中央
値のレベルとの差の絶対値に有意差があるとき、
この差に比例した数とする。変化量が小さい部分
におけるKH=0部分は、上記の差が適当なスレ
ツシユホールドレベルを越えたとき有意差がある
としたため生じたものである。次いで、KVとKH
の大きい方を総合的な変換係数Kとし、前述のよ
うにコムフイルタ2によるY/C分離テーダと
BPF2によるY/C分離デーダに重み付けを行
う。
KVを上記のようにして定めることにより、ド
ツトクロールの生じやすい変化量の大きな部分に
おいてはKVが小さくなるので、BPF2のウエイ
トが高くなりドツトクロールを生じにくくなる。
KV=0の点においては、すべてBPF2による分
離データが採用され、KV=1の点においては、
すべてコムフイルタ1による分離データが採用さ
れる。
KHを上記のように定めることにより、次のよ
うな効果がえられる。すなわち、走査線上におい
て信号が変化しないか、変化しても同一方向に同
一か小さな割合で変化しているときは、KNの値
は0か小さな値になる。これに比べ、コムフイル
タ1は常にKが1となり縦線が強調されるが、画
像適応型Y/C分離を行えば第3図においてK=
1となる変化量X以下においてはコムフイルタ1
のウエイトが減少し、縦線強調の欠点が軽減され
る。すなわち、ハツチングを施した部分が救済さ
れることになる。変化が不連続的におこる部分に
おいては、Kが大となるのでコムフイルタ1のウ
エイトが大きくなり、解像度を落とさないように
働く。
(実施例) 次に実施例につき、図面を用いて本発明を詳細
に説明する。
第4図は画像適応型Y/C分離回路の系統図、
第5図および第6図はKVおよびKHを決めるうえ
に関係する走査線及びサンプリグ点の関係を示す
図面である。
画像入力信号(Y+C)はラインデレー11及
び12によつて1Hずつ遅れ、その入出力はそれ
ぞれ隣接する走査線(n+1)、n、(n−1)を
表す。隣接する走査線は、C信号の位相が反転し
ているので、加算器13によつて(n+1)ライ
ンと(n−1)ラインを加え、増幅器15によつ
てその1/4をとると、その出力は1/2(Y+C)と
なり、nラインを増幅器14によつて1/2をとる
と1/2(Y−C)となるので、加算器16によつ
てその差をとれば、Y成分は0となり2Hコムフ
イルタ1によるCだけが残る。この出力をBPF
8に通して雑音成分を取除き、変調器20に加え
て変化係数Kによつて変調し、加算器24に加え
る。一方、nラインを第1図のBPF2に対応す
るBPF17を通してY成分を除去すればBPFに
よるC信号を得ることができる。これを変調器1
9に加えて(1−K)によつて変調し、加算器2
4に加えれば、総合のC信号を得ることができ
る。総合のY信号を得るには、加算器25によつ
てnラインと上記の計算によつて得られたCを加
えればよい。
縦方向の変化係数KVを求めるには、上記の方
法と同様にして、ラインデレー27および28に
よつて1Hずつ遅らせ、加算器29及び30によ
つてnラインと(n−1)ライン及び(n+1)
ラインを加えればC成分は相殺して0となり、Y
成分だけが残る。この出力を絶対値回路31及び
32に供給してその絶対値をとり、比較器33に
よつてその大小を比較し、セレクタ34によつて
その大きい方をとり、KV発生器35に加える。
KV発生器35においては、第2図に示した特性
を有する出力を発生する。
次に色副搬送波上のサンプリング点を示す第5
図をも参照して横方向の変化係数KHの求め方に
ついて説明する。横方向の変化係数KHを求める
には走行線のnラインに色副搬送波周波数fSC
4倍の周波数4fSCでサンプリングし、中央値から
それぞれ左右に4つ目の位置のデータについて調
べる。4fSCでサンプリングすることは色副搬送波
90おきにサンプリングすることに外ならず中央値
からそれぞれ左右に4つ目の位置のデータを比較
することは色副搬送波の同位相の位置におけるデ
ータを調べることに相当する。その方法は、入力
信号から1H遅れた信号1/4fSC(約70ns)のデレー
回路素子Dを4個縦続接続したデレー回路36及
び37を接続し、加算器38によつてその両端の
サンプリング点(m+4)と(m−4)の和をと
り、増幅器39によつてその1/2をとれば、(Y−
C)になり、中央値も(Y−C)であるから、加
算器40によつて差をとればY成分の差とC成分
の差が残る。この出力を絶対値回路41に供給し
て絶対値をとれば横方向の変化量を知ることがで
きる。この横方向の変化量をKH発生器42に加
える。KH発生器42においては、第3図に示す
特性を有する出力を発生する。このようなデータ
の調べ方をすれば、中央値と左右のサンプリング
点との間に有意差があつても、走査線上の信号が
同じ方向にスムーズに変化している部分におい
て、横方向の変化量がスレツシユホールド以下に
なるので変化がないものとみなされる。
KVとKHは比較器23によつてその大小を比較
され、大きい方と(Kとする)がセレクタ22に
よつて選択され、K発生器21によつてKと(1
−K)を発生し、前に説明したように変調器19
及び20に加えるものである。
以上の回路は一つの実施例について述べたので
あるが、他の公知の回路を用いてもよいことは勿
論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、1フイ
ールド画中における画像の縦及び横方向の変化に
適応し、それぞれコムフイルタ及びBPFによる
Y/C分離の長所を生かしたY/C分離を行うこ
とができるので、縦方向に急激な変化のある部分
におけるドツトクロール又は縦方向の細線の重な
りを軽減でき、画質を大幅に改善するとができ
る。本発明に加えて画像の働きによるY/C分離
を併用すれば更に画質の改善を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像適応型Y/C分離方法の
基本構成を示す概念図、第2図は縦方向変化係数
の特性図、第3図は横方向変化係数の特性図、第
4図は本発明による画像適応型Y/C分離回路の
一例の構成を示す回路図、第5図は画面上の走査
線とサンプリング点との関係を示す説明図、第6
図は色副搬送波の位相のサンプリング位置との関
係を示す説明図である。 1……2Hコムフイルタ、2BPF(帯域通過濾波
器)、3……重み付け回路、4……変化検出回路、
11,12……1Hデレー、13……加算器、1
4,15……増幅器、16……加算器、17,1
8……BPF、19,20……変調器、21……
K発生器、22……セレクタ、23……比較器、
24,25……変調器、27,28……1Hデレ
ー、29,30……加算器、31,32……絶対
値回路、33……比較器、34……セレクタ、3
5……KV発生器、36,37……1/4fSCデレー、
38……加算器、39……増幅器、40……増幅
器、41……絶対値回路、42……KH発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラーテレビジヨン画像のフイールド画内の
    変化に応じて、コムフイルタによる輝度信号・色
    信号分離データと帯域通過濾波器による輝度信
    号・色信号分離データに重みを付けて総合的な輝
    度信号・色信号分離データを求める画像適応型輝
    度信号・色信号分離方法。 2 画像の変化量を表す変化係数は、縦方向の変
    化係数と横方向の変化係数の内、大なる方とする
    特許請求の範囲1の画像適応型輝度信号・色信号
    分離方法。 3 縦方向の変化係数は、相隣る走査線間の輝度
    信号成分の差の絶対値の内、大なる方に対して逆
    比例関係とした特許請求の範囲2の画像適応型輝
    度信号・色信号分離方法。 4 横方向の変化係数は、走査線上において中央
    値から左右における色副搬送波の同相の点の平均
    値と中央値の差に対し、比例関係とした特許請求
    の範囲2の画像適応型輝度信号・色信号分離方
    法。
JP11557185A 1985-05-29 1985-05-29 画像適応型輝度信号・色信号分離方法 Granted JPS61274491A (ja)

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JP11557185A JPS61274491A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 画像適応型輝度信号・色信号分離方法

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KR100674940B1 (ko) 2005-01-13 2007-01-26 삼성전자주식회사 적응적 시공간 다방향 y/c분리를 위한 디지털 영상 신호처리 장치 및 방법
KR100630734B1 (ko) * 2005-01-13 2006-10-02 삼성전자주식회사 적응적 y/c 분리를 위한 디지털 영상 신호 처리 장치 및방법

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