JPH03269867A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH03269867A
JPH03269867A JP2068723A JP6872390A JPH03269867A JP H03269867 A JPH03269867 A JP H03269867A JP 2068723 A JP2068723 A JP 2068723A JP 6872390 A JP6872390 A JP 6872390A JP H03269867 A JPH03269867 A JP H03269867A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば光デイスク再生装置のジッター吸収回
路に適用して好適なタイムベースコレクタに関する。
[発明の概要コ 本発明は、例えば光デイスク再生装置のジッター吸収回
路に適用して好適なタイムベースコレクタに関し、再生
信号を遅延時間が可変の遅延回路に入力し、この遅延回
路の出力信号の位相と基準信号の位相との差に対応する
誤差信号を所定レベルに維持するようにその遅延時間を
制御してその再生信号のジッターを吸収するようにした
タイムベースコレクタにおいて、タイムベースコレクタ
ループの引き込み時にその遅延回路の出力信号にミュー
トをかけると共に、該ミュートの解除の直前までその誤
差信号をその所定レベルに強制的にホールドする事によ
り、そのタイムベースコレクタの引き込み時間を短縮す
ると共にその引き込み時に乱れた画像等が出力されない
ようにしたものである。
[従来の技術] 所謂光デイスク再生装置においては光ディスクの回転を
安定させるためにスピンドルサーボ機構が設けられてい
るが、機械的なスピンドルサーボだけではその光ディス
クの偏芯に起因する周期的な再生信号のジッター(時間
軸上での信号のゆらぎ)を吸収することができない。そ
のため従来の光デイスク再生装置には再生信号のジッタ
ーを電気的に吸収するためのタイムベースコレクタが設
けられている。
第3図は従来の光デイスク再生装置を示し、この第3図
において、(1)は光ディスク、(2)は光ディスク(
1)が固定されたスピンドルを回転するためのスピンド
ルモータ、(3)は光学式ピックアップであり、この光
学式ピックアップ(1)より出力される再生信号をFM
復調回路(4)にてFM復調することにより再生ビデオ
信号vSPが得られる。
この再生ビデオ信号vSPより同期分離回路(5〉にて
分離された複合同期信号が比較回路(6)の−方の入力
端子に供給され、基準発振器(7)より出力されたクロ
ックパルスを分周回路(8)で分周して得られた矩形波
よりなる内部基準信号REFが比較回路(6)の他方の
入力端子に供給され、この比較回路(6)からはその分
離された複合同期信号と内部基準信号REFとの位相差
に対応するスピンドル誤差信号がモータドライバ(9)
に供給される。このモータドライバ(9)はそのスピン
ドル誤差信号の絶対値が最小になるようにそのスピンド
ルモータ(2)の回転軸を一定の角速度で回転させる如
くなし、これによってそのスピンドルモータ(2)にス
ピンドルサーボがかけられる。
(10)はタイムベースコレクタの遅延回路としての可
変遅延線であり、再生ビデオ信号VSPが可変遅延線(
10〉によって時間軸補正されて補正ビデオ信号VSF
に変換され、この補正ビデオ信号が接続端子(11〉を
介して図示省略されたモニター等に供給される。(12
)はタイムベースコレクタ (TBC)制御回路、(1
3)は可変遅延線(10)の遅延時間を制御するドライ
バを示し、このTBC制御回路(12)の一方及び他方
の入力端子に夫々補正ビデオ信号VSF及び内部基準信
号REFが供給される。このTBC制御回路(12)か
らドライバ(13)に対して補正ビデオ信号VSFと内
部基準信号REFとの位相差に対応するTBC誤差信号
ERIが供給され、このドライバ(13)はこのTBC
誤差信号ERIが所定レベルに維持されるようにその可
変遅延線(10)の遅延時間を制御する。
第4図はTBC制御回路(12)の−例を示し、この第
4図において、(14)は内部基準信号REF(第5図
A)を傾斜波(台形波)信号TRAPE(第5図B)に
変換する傾斜波発生回路、(15)はこの傾斜波信号T
RAPEをサンプルしてホールドするサンプル/ホール
ド(S/H)回路、(16)は補正ビデオ信号VSFよ
り水平同期パルスを分離する同期分離回路、(17〉は
バースト抜取り回路であり、このバースト抜取り回路(
17〉によってその水平同期パルスを基準にしたタイミ
ングでその補正ビデオ信号VSFよりバースト信号の一
波が抜き取られてサンプリングパルスPS(第5図C)
が出力され、このサンプリングパルスPSがS/H回路
(15)のクロック端子に供給される。このS/H回路
(15〉の出力信号がローパスフィルター回路(18)
及びエラーリミッタ−(19)を介してTBC誤差信号
ERIに変換される。
スピンドルモータ(2)が一定速度で回転する定常状態
に達すると共に、回路系(10,12,13)よりなる
タイムベースコレクタのループ(TBCループ)の引き
込みが完了した状態では、本来は第5図に示す如く、サ
ンプリングパルスPSのパルス部は傾斜波信号TRAP
Eの立ち上がりの傾斜領域RA1の中央部に維持されて
おり、TBC制御回路(12〉から出力されるTBC誤
差信号ERIの値は傾斜波信号TRAPEの中央レベル
VCにほぼ等しくなる。この場合、第3図のドライバ(
13〉はそのTBC誤差信号ERIの値がそのレベルV
Cに維持されるように可変遅延線(10)の遅延時間を
制御するので、サンプリングパルスPS即ち補正ビデオ
信号VSFより抜き取られたバースト信号の位相が傾斜
波信号TRAPEの位相にロックされる。従って、再生
ビデオ信号VSPに観測されるジッターは可変遅延線(
10)に吸収された形になり、補正ビデオ信号VSFに
は光ディスク(1)の偏芯等に起因するジッターは現れ
ない。
また、ジッターによってサンプリングパルスPSのパル
ス部がその傾斜領域RAIの右又は左の端部に移動した
場合でも、ドライバ(13)の作用によってそのパルス
部は瞬時にその傾斜領域RAIの中央部に戻される。
一方、サンプリングパルスPSのパルス部が傾斜波信号
TRAPEの立ち下がりの傾斜領域RA3(第5図C参
照〉に入っている場合にはTBC誤差信号ERIの位相
が逆転するため、ドライバ(13)の作用によってその
パルス部の位置は瞬時にその傾斜波信号TRAPEの高
レベル側の平坦部RA2又は低レベル側の平坦部RA4
に移る。これら平坦部R,A2又はRA4においてはそ
のパルス部が左右に変動してもTBC誤差信号ERIの
値が変化しないが、そのドライバー(13)の出力が上
県又は下限に達していない場合にはその出力が上限又は
下限に向かって変動するのに対応してそのパルス部は傾
斜領域RAIに達する。そして−度その傾斜領域RAI
に達した後は、ドライバ(13)の作用によってそのパ
ルス部は瞬時にその傾斜領域RAIの中央部に戻される
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、例えば電源投入時又は高速サーチ直後の
如く光ディスク(1)の回転速度が急激に変化するよう
な場合には、傾斜波信号TRAPEと補正ビデオ信号V
SFより抽出されたサンプリングパルスPSとの位相関
係が大きく乱れているため、スピンドルモータ(2)が
定常回転に達して所謂スピンドルロック状態になっても
、TBCループの引き込みが直ぐには完了しない虞があ
る不都合があった。即ち、スピンドルロック後に第6図
に示す如(サンプリングパルスPSのパルス部が傾斜波
信号TRAPEの平坦部RAIに存在し且つドライバ〈
13〉の出力が上限又は下限に達しているような場合に
は、そのパルス部はより安定な位置に直ぐには移動でき
ないためその第6図の状態が暫くの間維持される所謂疑
似ロック状態になる。このような疑似ロック状態はジッ
ター又はノイズ等によってそのパルス部が偶然にその傾
斜波信号TRAPEの傾斜領域RAIに入ることによっ
て解消される。
このような疑似ロック状態ではジッターによりサンプリ
ングパルスPSの位相(即ちサブキャリアの周波数に対
応する)が変化してもTBC誤差信号ERIの値が変化
せず誤差の張り付き現象が発生する。従って、可変遅延
線(10)の遅延時間も変化しないため、そのジッター
は吸収されないことになり、後続のモニター等には色副
搬送波周波数のジッターを含んだ補正ビデオ信号VSF
が供給されて、そのモニター等に映出される画像に色ず
れ等の現象が発生する虞がある。
本発明は斯かる点に鑑み、タイムベースコレクタの引き
込み時間を短縮すると共にその引き込み時に乱れた画像
等が出力されないようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によるタイムベースコレクタは、例えば第1図に
示す如く、再生信号VSPを遅延時間が可変の遅延回路
(10〉に入力し、この遅延回路(10)の出力信号V
SFの位相と基準信号REFの位相との差に対応する誤
差信号ERIを所定レベルVCに維持するようにその遅
延時間を制御してその再生信号のジッターを吸収するよ
うにしたタイムベースコレクタにおいて、タイムベース
コレクタループの引き込み時にその遅延回路(10)の
出力信号VSFにミュートをかけると共に、このミュー
トの解除の直前までその誤差信号ERIをその所定レベ
ルVCに強制的にホールドするようにしたものである。
[作用] 斯かる本発明によれば、タイムベースコレクタループの
引き込み時にはその遅延回路(10)の出力信号にミュ
ートがかけられるので、後続の回路にジッターの含まれ
た信号がそのまま供給されることがなく、その再生信号
vSPが映像信号の場合には乱れた画像が映出されるこ
とはない。
更に、その遅延回路(10)の出力信号VSFの位相と
基準信号REFの位相との関係が大きく乱れている引き
込み時の初期にはその誤差信号ER1が強制的にその所
定レベルVCにホールドされるので、その遅延回路(1
0)の遅延時間は例えば調整可能範囲の中央の値に設定
することができる。従って、タイムベースコレクタルー
プの引き込み時の終期でその遅延回路(10)の出力信
号VSFの位相と基準信号REFの位相との関係が比較
的安定したときにその誤差信号ERIのホールドを解除
すると、その遅延回路(10)の遅延時間が余裕をもっ
て短縮又は伸張するためその引き込みが瞬時に完了する
。この場合、その誤差信号ERIのホールドが解除され
てタイムベースコレクタループの引き込みが完了した後
にその遅延回路(10)の出力信号のミュートが解除さ
れるので、その引き込みの終期にも後続の回路にジッタ
ーの含まれた信号がそのまま供給されることがない。
[実施例] 以下、本発明の一実施例につき第1図及び第2図を参照
して説明しよう。本例はビデオ信号をFM変調して記録
しである光デイスク再生装置に本発明を適用したもので
あり、この第1図においてN3図に対応する部分には同
一符号を付してその詳細説明は省略する。
第1図は本例の光デイスク再生装置を示し、この第1図
において、(20)はスピンドルサーボが安定して光デ
ィスク(1)が定常回転しているか否かを検出するロッ
ク検出回路であり、比較回路(6)の出力であるその再
生ビデオ信号VSPより分離された複合同期信号と内部
基準信号REFとの位相差に対応するスピンドル誤差信
号をこのロック検出回路(20)に供給する。このロッ
ク検出回路(20)はそのスピンドル誤差信号が0近傍
の所定の許容範囲に収まったときにローレベル“0”に
なりそれ以外のときにハイレベル“1”になる検出信号
をパルス発生回路(21)に供給する。このパルス発生
回路(21)は、この検出信号がハイレベル“1′″の
間はハイレベル“1”で且つこの検出信号カハイレベル
“1′″からローレベル“0”に変化してから所定時間
経過後にローレベル“O”になるTBCホールド信号H
OLDを発生する。即ち、TBCホールド信号HOLD
はスピンドルサーボが収束していないとき及び収束して
から所定期間はハイレベル“1″になり、スピンドルサ
ーボが収束して所定期間経過後には常時ローレベル“0
”になる。
(22)は第2のパルス発生回路を示し、この第2ノパ
ルス発生回路(22)にそのTBCホールド信号HOL
Dを供給し、この第2のパルス発生回路(22)は、第
2図Cに示す如く、そのTBCホールド信号HOLDが
ハイレベル“l”からローレベル“0′に下がってから
時間td経過後にハイレベル“1”からローレベル“0
′″に下がるビデオミュート信号MUTEを発生する。
遅延時間tdは後述のタイムベースコレクタのTBC誤
差信号ERIが中央レベルVCに収束する時間より少し
長く設定するごとくなし、本例ではtdは0.1秒程度
に設定する。
(10)は可変遅延線、(13)はこの可変遅延線(1
0)の遅延時間を制御するドライバであり、可変遅延線
(10)としてCCD (Charge  Coupl
ed  Device)を使用した可変遅延回路を使用
した場合にはドラバ(13)としては電圧制御発振器(
vC○)が使用される。また、可変遅延線(10)とし
てCMOSのインバータを複数段縦続接続してなる遅延
回路を使用することもできる。後者の場合にはCMOS
のインバータの遅延時間が電源電圧によって変化するこ
とが利用され、ドライバ(13)としてはその電源電圧
を制御するためのバッファーアンプが使用される。
(23)はビデオ信号にミュートを施すための画ミュー
ト回路であり、FM復調して得られた再生ビデオ信号V
SPを可変遅延線(10〉を介して補正ビデオ信号VS
Fに変換し、この補正ビデオ信号VSFを画ミュート回
路(23)の入力部及びタイムベースコレクタ(TBC
)制御回路(12)の一方の入力端子に供給し、このT
BC制御回路(12)の他方の入力端子に内部基準信号
REFを供給する。このTBC制御回路(12)からス
イッチ回路(24)の−方の固定接点に対して補正ビデ
オ信号VSFと内部基準信号REFとの位相差に対応す
るTBC誤差信号ERIを供給する如くなす。また、(
25〉は出力が傾斜波信号TRAPEの中央レベルVC
に等しい直流電圧源を示し、この電圧源(25)の出力
VCをそのスイッチ回路(24〉の他方の固定接点に供
給し、このスイッチ回路(24〉の可動接点に現れる信
号(以下、「補正誤差信号」という。)ER2をドライ
バ(13〉−に供給する。
そのスイッチ回路(24)の制御端子にTBCホールド
信号HOLDを供給し、そのスイッチ回路(24)の出
力である補正誤差信号ER2がその信号HOLDがハイ
レベル′1”のときに電圧源(25)の出力VCになり
、その信号HOLDがローレベル“0”のときにTBC
誤差信号ERIになる如くなす。
また、画ミュート回路(23)の制御端子にビデオミュ
ート信号MUTEを供給し、この画ミュート回路(23
)の出力を接続端子(11)を介して図示省略したモニ
ター等に供給する。この画ミュート回路(23)は、そ
のビデオミュート信号MUTEがハイレベル“1”のと
きにはその出力を所定の色及び輝度に対応するビデオ信
号となし、そのビデオミュー1’L4号MUTEがロー
レベル“0”のときには入力される補正ビデオ信号VS
Fをそのまま通過させて出力する如くなす。
第1図例の光ディスク(1)の再生を開始するときの動
作につき第2図を参照して説明するに、この場合スピン
ドルモータ(2)の回転を時点t1より開始するものと
する。この時点t1から所定期間はそのスピンドルモー
タ(2)の回転が次第に速くなる期間であるため第2図
A及びBに示す如く、内部基準信号REFを傾斜させて
なる傾斜波信号TRAPEと補正ビデオ信号VSFより
抽出されたサンプリングパルスPSとの位相関係は乱れ
ており、比較回路(6)より出力されるスピンドル誤差
信号の絶対値も大きいため、TBCホールド信号HOL
D及びビデオミュート信号MTJTEは共にハイレベル
“1”に設定される。従って、画ミュート回路(23)
にて補正ビデオ信号VSFにミュートがかけられると共
に、スイッチ回路(24)からドライバ(13)に傾斜
波信号TRAPEの中央レベルVCの値の信号が補正誤
差信号ER2として継続して供給されるので、ドライバ
(13)の出力が可変領域の中央レベル(このドライバ
(13)がvC○の場合には中央の周波数)になり可変
遅延線〈10)における遅延時間も可変範囲の中央の遅
延時間になる。
そして、スピンドルモータ(2)の回転速度が所定値に
達して光ディスク(1)が定常回転するようになると、
スピンドルサーボの作用により傾斜波信号TRAPEの
位相とサンプリングパルスPSの位相とが揃ってスピン
ドル誤差信号の絶対値が予め設定された許容範囲に収ま
る如くなる。この結果、ロック検出回路(20)及び第
1のパルス発生回路(21)の作用により時点t2にて
TBCホールド信号HOLDがローレベル“0”に下が
り(第2図C〉、スイッチ回路(24)からドライバ(
13)に供給される補正誤差信号ER2はTBC制御回
路(12)より出力されるTBC誤差信号ERIそのも
のになる(第2図D)。従って、回路系(10,12゜
24.13〉によってタイムベースコレクタ(TBC)
のループが構成され、ドライバ(13)がその補正誤差
信号ER2が傾斜波信号TRAPEの中央レベルVCに
一致するようにその可変遅延線(10)の遅延時間を制
御することにより、その可変遅延線(10)の出力であ
る補正誤差信号VSFの位相(即ち、サンプリングパル
スPSの位相)は傾斜波信号TRAPEの位相に完全に
追従する如くなり、補正誤差信号vSPに含まれるジッ
ターは吸収される。
この場合、TBCホールド信号HOLDがローレベル“
0″に下がる時点t2ではスピンドルサーボが収束して
いるため、サンプリングパルスPSのパルス部は傾斜波
信号TRAPEの立ち上がりの傾斜領域RAIの近傍に
存在する。更に本例では、その信号HOLDがハイレベ
ル“1”の期間には補正誤差信号ER2の値が中央レベ
ルVCに設定されて、ドライバ(13)の出力が可変範
囲の中央付近に設定できるため、その信号HOLDがロ
ーレベル“0“に下がってTBCループが閉じてもその
ドライバ(工3)の出力は余裕をもって上方または下方
に振れることができる。従って、本例によればその信号
HOLDがローレベル“0′に下がってから極めて短時
間で補正誤差信号ER2は中央レベルVCに収束し、T
BCループが疑似ロック状態に陥ることはない。従って
本例によれば、TBCループの引き込みが完了するまで
の時間が大幅に短縮され、TBCループの引き込み能力
が改善される利益がある。
また、その信号HOLDがローレベル“0”に下がって
からそのTBCループの引き込みが完了するまでの時間
に対して第2のパルス発生回路(22)における遅延時
間tdは長くなるように設定しである。従って、その信
号HOLDがローレベル“0”に下がった時点t2から
時間tdを経過した時点t3 (t3=t2+td)に
おいてビデオミュート信号MUTEをローレベル“0”
に下げて画ミュート回路(23)におけるミュートを解
除することにより、接続端子(11〉よりジッターが完
全に除去された補正誤差信号VSFが出力される。
従って、本例によればその光ディスク(1)の再生を開
始した直後にその接続端子(11)に接続された図示省
略されたモニター等にジッターによって乱れたく例えば
色ずれや水平方向の振動がある〉画像が映出されること
が防止される利益がある。
更に本例では、TBCループの引き込みが完了するまで
の時間が短縮されているので、従来に比べてそのモニタ
ー等に正常な画像が映出されるまでの時間が短縮される
利益がある。
尚、上述実施例は光ディスク(1)の再生が開始される
場合を扱っているが、例えばその光ディスク(1)を高
速サーチ状態からノーマル再生状態に戻す様な場合にも
、スピンドルサーボが所定の許容範囲に収束するまでそ
のTBCホールド信号をハイレベル“1”に設定するこ
とによりその後のTBCループの引き込みが完了するま
での時間を大幅に短縮することができ、ひいては正常な
画像が映出されるまでの時間を短縮することができる。
更に、このような場合には必ずしも画ミュート回路(2
3)を動作させて補正ビデオ信号VSFにミュートを施
す必要はない。
また、上述実施例ではロック検出回路(20)を設けて
スピンドルサーボが収束するまでの時間を検出する如く
なしていたが、一般にスピンドルサーボが収束するまで
の時間は光デイスク再生装置の機種によって略一定の値
になるため、そのロック検出回路(20)の代わりにタ
イマー回路を使用してもよい。この場合、光ディスク(
1)の回転が始まってから機種によって定まる所定時間
の経過後にTBCホールド信号HOLDがローレベル“
0”に下がることになる。
尚、本発明は上述実施例に限定されず例えばVTRのタ
イムベースコレクタに適用するなど本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の構成を採り得ることは勿論である。
れた画像等が出力されない利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光デイスク再生装置を示す
構成図、第2図は一実施例の動作を示すタイミングチャ
ート図、第3図は従来の光デイスク再生装置を示す構成
図、第4図はタイムベースコレクタ(TBC)制御回路
の一例を示す構成図、第5図はTBCループの引き込み
完了状態を示すタイミングチャート図、第6図はTBC
ループの疑似ロック状態を示すタイミングチャート図で
ある。 (10)は可変遅延線、(12)はT B CM御回路
、(13)は可変遅延線(10)のドライバ、(24)
はスイッチ回路、(25)は電圧源である。 [発明の効果コ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  再生信号を遅延時間が可変の遅延回路に入力し、該遅
    延回路の出力信号の位相と基準信号の位相との差に対応
    する誤差信号を所定レベルに維持するように上記遅延時
    間を制御して上記再生信号のジッターを吸収するように
    したタイムベースコレクタにおいて、 タイムベースコレクタループの引き込み時に上記遅延回
    路の出力信号にミュートをかけると共に、該ミュートの
    解除の直前まで上記誤差信号を上記所定レベルに強制的
    にホールドするようにした事を特徴とするタイムベース
    コレクタ。
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