JPH0215429Y2 - - Google Patents

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JPH0215429Y2
JPH0215429Y2 JP13742880U JP13742880U JPH0215429Y2 JP H0215429 Y2 JPH0215429 Y2 JP H0215429Y2 JP 13742880 U JP13742880 U JP 13742880U JP 13742880 U JP13742880 U JP 13742880U JP H0215429 Y2 JPH0215429 Y2 JP H0215429Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオ再生信号の時間軸誤差検出装置
に関し、特にビデオデイスクプレーヤに於けるカ
ラービデオ再生信号の時間軸誤差検出装置に関す
るものである。
ビデオデイスクプレーヤ等の再生装置に於て
は、再生信号の時間軸を補正すべく時間軸補正回
路(タイムベースコレクタ)が設けられている。
これは、例えば水平同期信号による位相制御を行
う水平同期サーボループと、カラーバースト信号
による位相制御を行うバーストサーボループとが
あり、水平同期サーボループによるサーボエラー
によつてビデオデイスク等の記録媒体を駆動する
モータを制御し、当該サーボループ整定(ロツ
ク)後にバーストサーボループを動作させこのサ
ーボエラーによりCCD(チヤージカツプルドデバ
イス)等の可変遅延線を制御するか若しくはピツ
クアツプとビデオデイスクの記録トラツクとのタ
ンゼンシヤル方向の相対位置を制御することによ
つてビデオ再生信号の時間軸を補正して良好なカ
ラー再生信号を得ている。
かゝる従来の時間軸補正回路に於ては、水平同
期サーボループの整定に応答してループロツク検
出信号を発生し、このループロツク検出信号によ
りビデオスケルチの解除や水平同期信号のゲート
(以下シンクゲートと称す)の動作開始を行うよ
うに構成されている。こゝで、ビデオスケルチと
は再生開始時の所定期間再生信号を断として定常
状態若しくはそれに近い状態になつて始めて画像
を現出させるもので、過渡時の画像の乱れを画面
に出さないようにするものである。このビデオス
ケルチが水平同期サーボループ整定後に解除され
る構成のために、バーストサーボループが整定以
前の画像が画面に現出することになり、カラーロ
ツクがなされていないビデオ画像が得られる欠点
がある。
また、シンクゲートとは定常状態に於いて、垂
直同期信号期間の等価パルスや雑音成分等により
サーボループが誤動作することを防止すべく、こ
れら等価パルスや雑音成分等を除いて、真に必要
な水平同期パルスのみを選択的に抽出するための
ものである。このシンクゲート動作が水平同期サ
ーボループ整定直後に開始されるために、未だ再
生水平同期信号と基準水平同期信号との位相差は
大きく、よつてシンクゲートパルス内に再生水平
同期信号が入らない場合が生じ、水平同期サーボ
ループのサーボ動作を不安定にする欠点がある。
従つて、本考案の目的は再生画像の時間軸誤差
が許容できる範囲の値になつたときにサーボルー
プロツク検出信号を発生せしめるようにして、良
好なビデオスケルチ及びシンクゲート動作を可能
としたビデオ再生信号の時間軸誤差検出装置を提
供することである。
本考案による時間軸誤差検出装置は、再生水平
同期信号の基準信号に対する位相差を検出してそ
の位相差が第1の範囲内になつたときに第1の検
出信号を発生する手段と、当該位相差がこの第1
の範囲よりも更に小なる範囲内になつたときに第
2の検出信号を発生する手段とを含み、第1の検
出信号を再生カラーバースト信号の位相補正をな
すサーボループの動作指令信号として用い、また
第2の検出信号を時間軸補正ループのロツク状態
を示す信号として用いるようにしたことを特徴と
するものである。
以下に本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例のブロツク図であ
り、基準水平同期信号aと再生水平同期信号bと
が位相比較器1にて位相比較され、その位相差に
対応したパルス幅を有する位相差信号cが出力さ
れる。この信号cは三角波発生器2に印加され
て、このパルス幅に応じた振幅を有する一定傾斜
の三角波信号dに変換される。この三角波発生器
2は、コンデンサへの充放電を定電流源によつて
行うもので、この定電流充放電が入力の位相差信
号cにより制御される構成とされる。
この三角波信号dは基準電圧V1及びV2(V1
V2)とレベル比較されるべくレベル比較器3及
び4へ夫々入力されている。レベル比較器3は再
生信号の位相誤差が第1の範囲内に入つたことを
検出するための検出器を構成しており、その出力
eが平滑回路5及びインバータ6により直流レベ
ルに変換されれて第1の検出信号として用いられ
ている。
他のレベル比較器4は再生信号の位相誤差が第
1の範囲より小なる第2の範囲内に入つたことを
検出するための検出器の1部であり、その出力f
がD−FF(遅延形フリツプフロツプ)7のデータ
入力となつており、D−FF7のクロツク端子に
は位相差信号cが印加されている。このD−FF
7の出力が、平滑回路5の平滑出力を反転する
インバータ8の出力と共にANDケート9の入力
となつており、このゲート9の出力が第2の検出
信号として用いられる。
第2図乃至第4図は第1図のブロツクにおける
各部動作波形図であり、これら図においてa〜f
は第1図のブロツクの各部信号a〜fを夫々示し
ている。先ず第2図を参照するに、これは水平同
期信号の位相誤差が大であつて未だカラーバース
トサーボループを閉とし得ない如き状態を示して
いる。すなわち位相差信号cが大きくよつて三角
波dのレベルが小なる基準レベルV1すなわち第
1の範囲を越える場合であつて、この時各比較器
3,4の出力e,fには夫々図の如きパルスが水
平同期信号の周期毎に生じる。比較器3の出力e
は平滑されて正の直流電圧となりインバータ6に
より反転されて低レベルの出力となる。従つて、
この低レベル出力により水平同期サーボループが
非ロツクであることが伴る。尚、この時D−FF
7は比較器4の高レベルパルスfを水平同期信号
の周期毎に読込むために、出力は低レベルを維
持する。こゝでインバータ8の出力も低レベルで
あるからゲート9の出力は低レベルとなつてお
り、これまたサーボループが非ロツク状態を示す
ことになる。
次に、水平同期信号の位相誤差が圧縮されて三
角波dのレベルが基準レベルV1とV2の間すなわ
ち第1の範囲内にある場合は、第3図のように、
比較器3の出力eは低レベルのまゝとなり、よつ
てインバータ6の出力は高レベルとなる。これに
より図示せぬカラーバーストサーボループの動作
指令をなして、バースト位相誤差の圧縮が行われ
る。この時比較器4の出力fにはやはり高レベル
のパルスが水平同期信号の周期で出力されるか
ら、D−FF7の出力は低レベルを維持してい
る。従つて、ゲート9の出力も依然として低レベ
ルとなつている。
バーストサーボループ回路の動作により、水平
同期信号の位相誤差は更に圧縮されて小となるか
ら、第4図に示す如く三角波dのレベルも減少し
て基準レベルV2より小すなわち第2の範囲内に
おさまることになる。すると両比較器3,4の出
力e,fにはパルスは生じないことになつて低レ
ベルとなつている。従つて、D−FF7の出力
が始めて高レベルに反転するから、ゲート9の出
力も高レベルになる。この高レベル出力によりサ
ーボループがほぼ完全にロツクしたことを示す信
号として用いられることになる。
こゝで、上記記述から明白なように、位相誤差
と三角波dのレベルとは比例関係にあるために、
基準レベルV1を水平同期信号の位相誤差が許容
できるに十分な値に対応するレベルに選定し、ま
た基準レベルV2を再生カラー画像がカラーロツ
クして色ずれを生じないような位相誤差に対応す
るレベルに選定しておけば、アンドゲート9の出
力の高レベル信号によつてビデオスケルチを解除
しても良好なカラー画像が得られる。またシンク
ゲートパルス幅を基準レベルV1とV2との間のレ
ベルに対応した値に選定しておけば、ゲート9の
出力の高レベル信号によつてシンクゲート回路を
動作させるようにすることにより、シンクゲート
パルスにより再生水平同期信号は必らずゲートさ
れて正確な動作が可能となる。従つて、ゲート9
の出力がサーボループロツク検出信号として用い
られて、スケルチ解除及びシンクゲート動作開始
指令のために使用されるものである。
本考案によれば極めて簡単な構成により、時間
軸誤差の検出が可能となつて良好な再生信号を得
ることができ、ビデオデイスクプレーヤに用いて
好適となる。また集積回路化も容易であることは
明白である。
尚、上記ブロツク例はこれに限定されるもので
はなく種々の変形が可能である。また、ビデオデ
イスクプレーヤに限らず他のビデオ再生装置にも
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のブロツク図、第2図
乃至第4図は第1図のブロツクの種々の状態にお
ける各部動作波形図である。 主要部分の符号の説明、1……位相比較器、2
……三角波発生器、3,4……レベル比較器、7
……D−FF。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生水平同期信号の基準信号に対する位相差を
    検出してその位相差が第1の範囲内になつたとき
    に第1の検出信号を発生する第1の検出手段と、
    前記位相差が前記第1の範囲よりも小なる第2の
    範囲内になつたときに第2の検出信号を発生する
    第2の検出手段とを含み、前記第1の検出信号を
    再生カラーバースト信号の位相補正をなすサーボ
    ループの動作指令信号として用い、前記第2の検
    出信号を時間軸補正ループのロツク状態を示す信
    号として用いることを特徴とするビデオ再生信号
    の時間軸誤差検出装置。
JP13742880U 1980-09-26 1980-09-26 Expired JPH0215429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13742880U JPH0215429Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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JP13742880U JPH0215429Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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JPS5760482U JPS5760482U (ja) 1982-04-09
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JP13742880U Expired JPH0215429Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26

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JPS62173287U (ja) * 1986-04-24 1987-11-04

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