JPH0326947A - X線分光法による定量分析方法 - Google Patents

X線分光法による定量分析方法

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JPH0326947A
JPH0326947A JP1161745A JP16174589A JPH0326947A JP H0326947 A JPH0326947 A JP H0326947A JP 1161745 A JP1161745 A JP 1161745A JP 16174589 A JP16174589 A JP 16174589A JP H0326947 A JPH0326947 A JP H0326947A
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Japan
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zaf
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beam acceleration
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秀人 古味
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武 荒木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利川分野〉 本発明は試料を電子線で励起させて試料から放射される
X線を分光するX線分光分析における定量分析方法に関
する。
〈従来の技術) X線分光法による定量分析では、試料中の各成分元素の
X線強度は共存する他元素の影響を受けるので、共存ず
る他元素の影響に対して?1『正しtiければ正しい定
量値が{4られない。この?iff正は通常三つの項目
について行われ、それらの項目(ま原子番号補正,吸収
補正,蛍光補正で総称してZAF補正と呼ばれている。
ZAFM正を行うためには共a元素の濃度が判明してい
る必要があるが、分析に際しては各成分元素の濃度は不
明である。従って最初は試料から放射されるX線スペク
トルにおける成分元素の特性X線強度と各元素純品試料
の特性X線強度との比等から単純計算で各元素の一次近
似濃度を求め、それを用いてZAF補正の計算を行って
各元素の二次近似濃度を求め、それを用いて再びZAF
補正を行うと云う逐次近似法により各元素濃度の収束値
を以って各成分の正しい濃度とする。
所で上述したZAFW正計算の精度および試料前処理法
による表面状態による誤差等の試料励起電子線加速電圧
に対する依存性が元素毎に異っており、分析に当っては
元素毎に最適加速電圧が異っている。しかし従来は一つ
の試料につき、全ての元素に対して同じ電子線加速電圧
を用いて分析を行っていたため、分析精度が上げ難く、
場合によってはZAFI正が実際と興る値に収束するこ
ともあって信頼性も充分でなく、この難点は試料中に含
まれる戒分元素間の原子番号差が大きい程大であった。
〈発明が解決しようとする課MI〉 本発明はZAF補正を行うX線分光定量分析における信
頼性および分析精度を向上させようとするものである。
(課題を解決するための手段) X線分光法による定量分析において、各成分元素毎に励
起用電子締の加速電圧を最適値に設定して、各成分元素
の第一次近似濃度を求め、上記加速電圧データを用いて
ZAF補正演算を行うようにした。
(作用〉 ZAF補正演算には、元素の最小励起電子線加速電圧E
c.実際の励起電子線加速電圧EOが演算要素として入
っている。従来は上記した実際の励起電子線加速電圧E
oが一つの試料につき各成分元素共通に一つの値であっ
た。本発明ではこのEoを各戒分元素毎に最適値に設定
する。最小励起線加速電圧は元素により予め決まってい
る定数である。各成分とも夫〜の最適励起線加速電圧で
X線強度が測定されZAF補正計算にも用いられている
ので、ZAF補正?lI算は必ず実際の濃度値に収東し
、信頼性が高く、精度の良い分析結果が得られる。
(実施例) 第1図は本発明による分析操作の手順を示すフローチャ
ートである。試料成分元素l\,B.C・・・に対して
、各励起電子線最適加速電圧Eao,Ebo,・・・等
および最小加速電圧Eac,Ebc,・・・等を制御装
置に人力(イ〉する。EPMAを始動させると、制御装
置は上記設定データにより、電子線加速電圧をEao.
Ebo.・・・と順に切換えながら、加速電圧Eaoに
おいて元素八の特性X線強度1a.加速電圧Eboにお
いて元素Bの特性X線強度lbと云うように夫々の元素
につきその最適加速電圧における特性Xn強度lを測定
してその値を取込むく口〉。試料戒分の全元素について
上記測定を終わった後各元素のEo.EC,!(添次a
.b.c・・・を省略)を用いてZAF補正計算を開始
する。まず各元素の純品試料による特性X線強度と上記
各1との比から各元素の一次近似濃度Cal,Cbl.
・・・等を求め(ハ)、これと、上記各元素のEo,E
c等を用いて各元素の一次Z A F補正係数Gal,
Gbl.・・・等を算出(二)し、IaXGal,tb
xcbt.・・・等により二次近似濃度Ca2.Cb2
等を算出(ホ)し、この二次近似濃度を用いて再度ZA
F補正係数を算出し(へ)、以下同様にして、前回計算
濃度と今回計1!濃度との差が所定値以下になった所で
、ZAF補正が収束したものとして、各成分最終計算濃
度値を目的の定量値とする。
ZAF補正演算では、例えば吸収補正におい等の形で、
各元lg毎にEo,Ecの値が入って来る。各成分元素
のZA,FM正係数には全成分元素の上述したび,Sの
ようなデータが算入されており、それらの元素データ毎
に前述したEac,Eho等・・・を用いるのである。
(効 果) 本発明によれば元素毎に励起電子線の最適加速電圧を用
いて特性X線強度を測定し、その加速電圧を用いてZ 
A F ?lt正計算を行うので、補正計算の信頼性が
高く、情度の良い分析結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例の操作手順を示すフローチャー
トである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試料を電子線によって励起し、試料から放射されるX線
    を分光し、ZAF補正演算を行って成分元素の定量を行
    う場合において、各成分元素毎にその元素に対する最適
    励起電子線加速電圧を用いて、その元素の特性X線強度
    を測定し、ZAF補正演算において、各元素毎の電子線
    加速電圧データとして上記した最適加速電圧を用いるこ
    とを特徴とするX線分光法による定量分析方法。
JP1161745A 1989-06-24 1989-06-24 X線分光法による定量分析方法 Expired - Lifetime JPH0792443B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326206A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Jeol Ltd 分析条件シート及び分析条件記録媒体並びに試料分析装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170444A (ja) * 1984-09-13 1986-04-11 Jeol Ltd 電子線微小分析装置における濃度分析方法

Patent Citations (1)

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JPH0792443B2 (ja) 1995-10-09

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