JPH03269227A - 温度センサ回路の断線検知方法 - Google Patents
温度センサ回路の断線検知方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
本発明は温度センサとして熱電対、測温抵抗体のいずれ
も使用できる温度計測装置における温度センサ回路の断
線検知方法、 特に入力部回路の部品点数を極力削減し得るような温度
センサ回路の断線検知方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
も使用できる温度計測装置における温度センサ回路の断
線検知方法、 特に入力部回路の部品点数を極力削減し得るような温度
センサ回路の断線検知方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
第2図は従来のこの種の断線検知回路を示す図である。
同図において1(la、lb)は温度センサ。
2は入力部回路、3はアナログマルチプレクサ。
4は増幅部、5は信号処理部、6は制御部、SWl及び
SW2はスイッチ、R1−R6は抵抗器。 Dlはダイオードである。センサlの部分には熱電対1
aまたは測温抵抗体1bを接続することを示す。マルチ
プレクサ3は制御部6からの切替信号6aに従って、入
力1〜人力3の各端子への入力信号を切替え入力して増
幅部4へ出力する機能を持つ。信号処理部5では増幅部
4からの入力信号を数値化し、あらかじめ設定しておい
た範囲を外れるとセンサ回路断線と判断する機能を持つ
。 以下に温度センサとして熱電対1a及び測温抵抗体1b
のそれぞれを接続した場合の動作を述べる。 ■)熱電対入力時: 熱電対1aの使用時には、熱電対1aの両端を第2図の
A、Cの2点にそれぞれ接続する。そして同図中のスイ
ッチSWI及びSW2をTC側にする。通常動作時には
マルチプレクサの入力1の端子と入力2の端子間に熱電
対の起電力及び直流電源電圧VDを抵抗R4,R5,R
6,および熱電対1aの内部抵抗で分圧した極めて微小
な電圧がかかるが、該電圧は実際上は無視することがで
きる。 なおここで抵抗R6は抵抗R4,R5および熱電対1a
の内部抵抗より極めて大きな値に選ばれている。 次に制御部6からの切替信号6aに従って、入力1の端
子及び入力2端子への入力信号(電圧)を切替え入力す
る。次に各々の信号を増幅部4にて増幅し信号処理部5
にて、 (入力1の端子から信号を入力したときの数値)(入力
2の端子から信号を入力したときの数値)(1) の演算を行い、この(1)式の演算結果にある係数をか
けて熱電対1aの検出温度を知るための入力値が決まる
。 ところでセンサ入力端A、又は入力端C1又は入力端A
とCが断線したとき、マルチプレクサ3の人力1の端子
の電位は、マルチプレクサの入力インピーダンスを無限
大と仮定すればX点と同電位になる。そこでこの電位の
入力が入ってくれば、信号処理部5にて設定しておいた
範囲を外れるように設定しておいて熱電対回路の断線と
みなす。 2)測温抵抗体入力時: 測温抵抗体1bの使用時にはこの抵抗体1bを第2図の
ように接続し、同図中のスイッチSWI及びSW2をR
TD側とする。すると抵抗RLR2,R3と測温度抵抗
体1bにてブリッジが構成され、マルチプレクサ3の入
力1と入力2との間に電位差が発生する。制御部6から
の切替信号6aに従って、入力1.入力2.入力3の各
端子への入力信号を切替え入力する。次にこの各々の入
力信号を増幅部4にて増幅し、信号処理部5にて、 (入力1の端子から信号を人力したときの数値)(入力
2の端子から信号を人力したときの数値)(2) の演算を行い、この(2)式の演算結果にある係数をか
けて測温抵抗体1bの検出温度を知るための入力値が決
まる。 次に測温抵抗体回路断線時の動作を以下に記す。 2−1)入力端Aの断線時: マルチプレクサの入力1の端子は直流電源VDと同電位
、入力2の端子は通常時と同じ値になる。 2−2)入力端Bの断線時: マルチプレクサの入力1の端子は通常値と同じ値、人力
2の端子はX点と同電位になる。 2−3)入力端C1又は入力端AとB、又は入力端Aと
BとCの断線時: マルチプレクサの入力1は直流電源VDと同電位、入力
2はX点と同電位になる。 上記1−1)、2−2)において(2)式により入力値
を求めるわけであるが、熱電対入力時と同様、信号処理
部5にて該入力値の正常時の範囲を設定しておいて、(
2)式の入力値がこの範囲から外れれば断線とみなす。 また前記2−3)において、(2)式の人力値は直流電
源VDの電圧を5(V)、X点の電圧をX(V)とする
と下記の(3)式となる。 入ノj値−5−X −−〜−−(3)
上式(3)のXの値は図中の抵抗R4,R5によって決
まるので、R4,R5の抵抗値及び入力設定範囲に適当
な値を設定して置くことにより、断線を検知することが
可能となる。 以上の動作によりセンサ入力端A、B、Cのどの組み合
わせが断線したときにも断線を検知することができる。
SW2はスイッチ、R1−R6は抵抗器。 Dlはダイオードである。センサlの部分には熱電対1
aまたは測温抵抗体1bを接続することを示す。マルチ
プレクサ3は制御部6からの切替信号6aに従って、入
力1〜人力3の各端子への入力信号を切替え入力して増
幅部4へ出力する機能を持つ。信号処理部5では増幅部
4からの入力信号を数値化し、あらかじめ設定しておい
た範囲を外れるとセンサ回路断線と判断する機能を持つ
。 以下に温度センサとして熱電対1a及び測温抵抗体1b
のそれぞれを接続した場合の動作を述べる。 ■)熱電対入力時: 熱電対1aの使用時には、熱電対1aの両端を第2図の
A、Cの2点にそれぞれ接続する。そして同図中のスイ
ッチSWI及びSW2をTC側にする。通常動作時には
マルチプレクサの入力1の端子と入力2の端子間に熱電
対の起電力及び直流電源電圧VDを抵抗R4,R5,R
6,および熱電対1aの内部抵抗で分圧した極めて微小
な電圧がかかるが、該電圧は実際上は無視することがで
きる。 なおここで抵抗R6は抵抗R4,R5および熱電対1a
の内部抵抗より極めて大きな値に選ばれている。 次に制御部6からの切替信号6aに従って、入力1の端
子及び入力2端子への入力信号(電圧)を切替え入力す
る。次に各々の信号を増幅部4にて増幅し信号処理部5
にて、 (入力1の端子から信号を入力したときの数値)(入力
2の端子から信号を入力したときの数値)(1) の演算を行い、この(1)式の演算結果にある係数をか
けて熱電対1aの検出温度を知るための入力値が決まる
。 ところでセンサ入力端A、又は入力端C1又は入力端A
とCが断線したとき、マルチプレクサ3の人力1の端子
の電位は、マルチプレクサの入力インピーダンスを無限
大と仮定すればX点と同電位になる。そこでこの電位の
入力が入ってくれば、信号処理部5にて設定しておいた
範囲を外れるように設定しておいて熱電対回路の断線と
みなす。 2)測温抵抗体入力時: 測温抵抗体1bの使用時にはこの抵抗体1bを第2図の
ように接続し、同図中のスイッチSWI及びSW2をR
TD側とする。すると抵抗RLR2,R3と測温度抵抗
体1bにてブリッジが構成され、マルチプレクサ3の入
力1と入力2との間に電位差が発生する。制御部6から
の切替信号6aに従って、入力1.入力2.入力3の各
端子への入力信号を切替え入力する。次にこの各々の入
力信号を増幅部4にて増幅し、信号処理部5にて、 (入力1の端子から信号を人力したときの数値)(入力
2の端子から信号を人力したときの数値)(2) の演算を行い、この(2)式の演算結果にある係数をか
けて測温抵抗体1bの検出温度を知るための入力値が決
まる。 次に測温抵抗体回路断線時の動作を以下に記す。 2−1)入力端Aの断線時: マルチプレクサの入力1の端子は直流電源VDと同電位
、入力2の端子は通常時と同じ値になる。 2−2)入力端Bの断線時: マルチプレクサの入力1の端子は通常値と同じ値、人力
2の端子はX点と同電位になる。 2−3)入力端C1又は入力端AとB、又は入力端Aと
BとCの断線時: マルチプレクサの入力1は直流電源VDと同電位、入力
2はX点と同電位になる。 上記1−1)、2−2)において(2)式により入力値
を求めるわけであるが、熱電対入力時と同様、信号処理
部5にて該入力値の正常時の範囲を設定しておいて、(
2)式の入力値がこの範囲から外れれば断線とみなす。 また前記2−3)において、(2)式の人力値は直流電
源VDの電圧を5(V)、X点の電圧をX(V)とする
と下記の(3)式となる。 入ノj値−5−X −−〜−−(3)
上式(3)のXの値は図中の抵抗R4,R5によって決
まるので、R4,R5の抵抗値及び入力設定範囲に適当
な値を設定して置くことにより、断線を検知することが
可能となる。 以上の動作によりセンサ入力端A、B、Cのどの組み合
わせが断線したときにも断線を検知することができる。
しかしながら第2図の回路は抵抗、スイッチ等の部品点
数が多(コスト高となるという問題があそこで本発明は
この問題を解消し得る温度センサ回路の断線検知方法を
提供することを課題とする。
数が多(コスト高となるという問題があそこで本発明は
この問題を解消し得る温度センサ回路の断線検知方法を
提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段]
前記の課題を解決するために本発明の方法は、「温度セ
ンサ(1)として熱電対(1aL測温抵抗体(1b)の
いずれも使用できる温度計測装置であって、 前記温度センサを接続するための第1 (A)、第2(
B)、第3(C)のセンサ接続端子を備え、前記第1.
第3のセンサ接続端子間に熱電対を接続するか、または
前記第1のセンサ接続端子に測温抵抗体の一端を、前記
第2.第3のセンサ接続端子にこの測温抵抗体用他端を
それぞれ接続するように構成された温度計測装置におい
て、前記第3のセンサ接続端子に一方の電極が接続され
た所定電圧の直流電源(VD)と、前記直流電源の他方
の電極と前記第1のセンサ接続端子との間に設けられた
第1(R1)、第2(R61)の抵抗からなる直列回路
と、この第2の抵抗の両端の短絡路を開閉するスイッチ
(S Wll) と、 前記直流電源の他方の電極と前記第2のセンサ接続端子
との間に設けられた第3(R2L第4(R3)の抵抗か
らなる直列回路と、 前記第1のセンサ接続端子、前記第3.第4の抵抗の相
互の接続点、および前記第3のセンサ接続端子の各電位
を切替え入力するマルチプレクサ(3)とを備え、 熱電対を用いた際は前記スイッチを開放のうえ、前記第
3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ接続端子
の電位が正常範囲外にあることを判別して、 また測温抵抗体を用いた際は前記スイッチを短絡のうえ
前記第3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ接
続端子、または(および)前記第3、第4の抵抗の相互
の接続点の電位が正常範囲外にあることを判別して、当
該の温度センサ回路の断線と判定するようにJするもの
とする。 【作 用】 測温抵抗体用のブリッジ回路を熱電対使用時にも従来の
ようにスイッチ切換せずそのままの状態に保ち、ただ直
流電源に対し測温抵抗体、従って熱電体と直列に接続さ
れるブリッジアームの抵抗のみ、熱電対使用時には該抵
抗と直列の抵抗の短絡スイッチを開放することによって
増加させるようにし、グランド電位を含むセンサ検出点
の電位の正常範囲よりの逸脱より温度センサ回路の断線
と判別するようにしたものである。
ンサ(1)として熱電対(1aL測温抵抗体(1b)の
いずれも使用できる温度計測装置であって、 前記温度センサを接続するための第1 (A)、第2(
B)、第3(C)のセンサ接続端子を備え、前記第1.
第3のセンサ接続端子間に熱電対を接続するか、または
前記第1のセンサ接続端子に測温抵抗体の一端を、前記
第2.第3のセンサ接続端子にこの測温抵抗体用他端を
それぞれ接続するように構成された温度計測装置におい
て、前記第3のセンサ接続端子に一方の電極が接続され
た所定電圧の直流電源(VD)と、前記直流電源の他方
の電極と前記第1のセンサ接続端子との間に設けられた
第1(R1)、第2(R61)の抵抗からなる直列回路
と、この第2の抵抗の両端の短絡路を開閉するスイッチ
(S Wll) と、 前記直流電源の他方の電極と前記第2のセンサ接続端子
との間に設けられた第3(R2L第4(R3)の抵抗か
らなる直列回路と、 前記第1のセンサ接続端子、前記第3.第4の抵抗の相
互の接続点、および前記第3のセンサ接続端子の各電位
を切替え入力するマルチプレクサ(3)とを備え、 熱電対を用いた際は前記スイッチを開放のうえ、前記第
3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ接続端子
の電位が正常範囲外にあることを判別して、 また測温抵抗体を用いた際は前記スイッチを短絡のうえ
前記第3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ接
続端子、または(および)前記第3、第4の抵抗の相互
の接続点の電位が正常範囲外にあることを判別して、当
該の温度センサ回路の断線と判定するようにJするもの
とする。 【作 用】 測温抵抗体用のブリッジ回路を熱電対使用時にも従来の
ようにスイッチ切換せずそのままの状態に保ち、ただ直
流電源に対し測温抵抗体、従って熱電体と直列に接続さ
れるブリッジアームの抵抗のみ、熱電対使用時には該抵
抗と直列の抵抗の短絡スイッチを開放することによって
増加させるようにし、グランド電位を含むセンサ検出点
の電位の正常範囲よりの逸脱より温度センサ回路の断線
と判別するようにしたものである。
第1図はこの発明が適用される温度センサの断線検知回
路を備えた温度計測装置の回路構成の実施例を示す図で
、第2図に対応するものである。 第1図においては第2図に対し抵抗R4〜R6,ダイオ
ードD1およびスイッチSW2が省略されて、測温抵抗
体1b使用時のブリッジアームを構成する抵抗R2とR
3の接続点が直接、アナログマルヂプレクサ3の入力2
の端子へ接続されるほか、測温抵抗体1bと直列に直流
電源VDに接続され0 て同じくブリッジアームを構成する抵抗R1と直列に高
抵抗R61が挿入され、かつこの抵抗R61がその両端
を短絡または開放する開閉スイッチ5W11によって短
絡または挿入されるように構成されている。 以下に熱電体1b及び測温度抵抗体1bのそれぞれの接
続時における動作を説明する。 ■)熱電対入力時: 熱電対1aの人力時には第1図中のスイッチ5Wllを
OFFとする。このときは抵抗R2,R3はマルチプレ
クサ3の入力2の端子に接続されてはいるが使用しない
。通常動作時にはマルチプレクサ3の入力lの端子と入
力3の端子間に熱電対の起電力及び、直流電源電圧VD
を抵抗RIL R1,2゜および熱電対1aの内部抵抗
で分圧した極めて微小な電圧がかかる。しかし該電圧は
実際上は無視することができる。なお抵抗61の値は熱
電対1aの内部抵抗や、抵抗R1に比して極めて大きな
値に選ばれている。 ここで制御部6からの切換信号6aに従って、入力1の
端子及び入力3の端子への入力信号(電圧)を切替え入
力する。次にこの各々の入力信号を増幅部4にて増幅し
、信号処理部5にて、(入力1の端子から信号を入力し
たときの数値)(入力3の端子から信号を入力したとき
の数値)の演算を行い、この演算結果にある係数をかけ
て検出温度を知るための入力値が決まる。 ここで入力端A、又は入力端C1又は入力端AとCが断
線したとき、マルチプレクサ3の入力1の端子の電位は
マルチプレクサの入力インピーダンスを無限大と仮定す
れば直流電源電圧VDと同電位になる。この値の入力が
入ってくれば、信号処理部5にて設定しておいた正常な
入力信号の範囲を外れるようにして、断線とみなす。 2)測温抵抗体入力時: 測温抵抗体1bの人力時には第1図中のスイッチS W
llをONとする。すると、抵抗R1,R2R3と測温
抵抗体1bにてブリッジが構成され、マルチプレクサ3
の入力1の端子と入力2の端子間に、電位差が発生する
。そこで制御部6からの1 2 切替信号6aに従って入力1、入力2、入力3の各端子
の入力信号を切替え入力する。次に各々の入力信号を増
幅部4にて増幅し、信号処理部5にて、 (入力1の端子から信号を入力したときの数値)(入力
2の端子から信号を入力したときの数値)の演算を行い
この演算結果にある係数をかけて、検出温度を知るため
の入力値が決まる。 そこで、このそれぞれの入力信号に信号処理部5にて正
常時の値の範囲を設定しておいて、この範囲を外れたら
断線とみなす。すると、入力端A。 B、Cのどの組み合わせが断線したときにも断線を検知
することができる。
路を備えた温度計測装置の回路構成の実施例を示す図で
、第2図に対応するものである。 第1図においては第2図に対し抵抗R4〜R6,ダイオ
ードD1およびスイッチSW2が省略されて、測温抵抗
体1b使用時のブリッジアームを構成する抵抗R2とR
3の接続点が直接、アナログマルヂプレクサ3の入力2
の端子へ接続されるほか、測温抵抗体1bと直列に直流
電源VDに接続され0 て同じくブリッジアームを構成する抵抗R1と直列に高
抵抗R61が挿入され、かつこの抵抗R61がその両端
を短絡または開放する開閉スイッチ5W11によって短
絡または挿入されるように構成されている。 以下に熱電体1b及び測温度抵抗体1bのそれぞれの接
続時における動作を説明する。 ■)熱電対入力時: 熱電対1aの人力時には第1図中のスイッチ5Wllを
OFFとする。このときは抵抗R2,R3はマルチプレ
クサ3の入力2の端子に接続されてはいるが使用しない
。通常動作時にはマルチプレクサ3の入力lの端子と入
力3の端子間に熱電対の起電力及び、直流電源電圧VD
を抵抗RIL R1,2゜および熱電対1aの内部抵抗
で分圧した極めて微小な電圧がかかる。しかし該電圧は
実際上は無視することができる。なお抵抗61の値は熱
電対1aの内部抵抗や、抵抗R1に比して極めて大きな
値に選ばれている。 ここで制御部6からの切換信号6aに従って、入力1の
端子及び入力3の端子への入力信号(電圧)を切替え入
力する。次にこの各々の入力信号を増幅部4にて増幅し
、信号処理部5にて、(入力1の端子から信号を入力し
たときの数値)(入力3の端子から信号を入力したとき
の数値)の演算を行い、この演算結果にある係数をかけ
て検出温度を知るための入力値が決まる。 ここで入力端A、又は入力端C1又は入力端AとCが断
線したとき、マルチプレクサ3の入力1の端子の電位は
マルチプレクサの入力インピーダンスを無限大と仮定す
れば直流電源電圧VDと同電位になる。この値の入力が
入ってくれば、信号処理部5にて設定しておいた正常な
入力信号の範囲を外れるようにして、断線とみなす。 2)測温抵抗体入力時: 測温抵抗体1bの人力時には第1図中のスイッチS W
llをONとする。すると、抵抗R1,R2R3と測温
抵抗体1bにてブリッジが構成され、マルチプレクサ3
の入力1の端子と入力2の端子間に、電位差が発生する
。そこで制御部6からの1 2 切替信号6aに従って入力1、入力2、入力3の各端子
の入力信号を切替え入力する。次に各々の入力信号を増
幅部4にて増幅し、信号処理部5にて、 (入力1の端子から信号を入力したときの数値)(入力
2の端子から信号を入力したときの数値)の演算を行い
この演算結果にある係数をかけて、検出温度を知るため
の入力値が決まる。 そこで、このそれぞれの入力信号に信号処理部5にて正
常時の値の範囲を設定しておいて、この範囲を外れたら
断線とみなす。すると、入力端A。 B、Cのどの組み合わせが断線したときにも断線を検知
することができる。
本発明によれば温度センサ1として熱電対1a、測温抵
抗体1bのいずれも使用できる温度計測装置であって、 前記温度センサを接続するためのA、B、Cのセンサ接
続端子を備え、 前記A、Cのセンサ接続端子間に熱電対1aを接続する
か、または前記Aのセンサ接続端子に測温抵抗体1bの
一端を、前記B、Cのセンサ接続端子にこの測温抵抗体
1bの他端をそれぞれ接続するように構成された温度計
測装置において、前記Cのセンサ接続端子に一方の電極
が接続された所定電圧の直流電源VDと、 前記直流電源VDの他方の電極と前記Aのセンサ接続端
子との間に設けられたRLR61の抵抗からなる直列回
路と、 このR61の抵抗の両端の短絡路を開閉するスイッチS
Wllと、 前記直流電源VDの他方の電極と前記Bのセンサ接続端
子との間に設けられたR2.R3の抵抗からなる直列回
路と、 前記Aのセンサ接続端子、前記R2,R3の抵抗の相互
の接続点、および前記Cのセンサ接続端子の各電位を切
替え人力するマルチプレクサ3とを備え、 熱電対1aを用いた際は前記スイッチS Wllを開放
のうえ、前記Cのセンサ接続端子に対する前3 4 記Aのセンサ接続端子の電位が正常範囲味にあることを
判別して、 また測温抵抗体1bを用いた際は前記スイッチS Wl
lを短絡のうえ、前記Cのセンサ接続端子に対する前記
Aのセンサ接続端子、または(および)前記R2,R3
の抵抗の相互の接続点の電位が正常範囲外にあることを
判別して、当該の温度センサ回路の断線と判定するよう
にしたので、少ない部品点数で断線検知が可能となる。 また通常困難であった3線式測温抵抗体の全ての綿の断
線検知が可能となる。
抗体1bのいずれも使用できる温度計測装置であって、 前記温度センサを接続するためのA、B、Cのセンサ接
続端子を備え、 前記A、Cのセンサ接続端子間に熱電対1aを接続する
か、または前記Aのセンサ接続端子に測温抵抗体1bの
一端を、前記B、Cのセンサ接続端子にこの測温抵抗体
1bの他端をそれぞれ接続するように構成された温度計
測装置において、前記Cのセンサ接続端子に一方の電極
が接続された所定電圧の直流電源VDと、 前記直流電源VDの他方の電極と前記Aのセンサ接続端
子との間に設けられたRLR61の抵抗からなる直列回
路と、 このR61の抵抗の両端の短絡路を開閉するスイッチS
Wllと、 前記直流電源VDの他方の電極と前記Bのセンサ接続端
子との間に設けられたR2.R3の抵抗からなる直列回
路と、 前記Aのセンサ接続端子、前記R2,R3の抵抗の相互
の接続点、および前記Cのセンサ接続端子の各電位を切
替え人力するマルチプレクサ3とを備え、 熱電対1aを用いた際は前記スイッチS Wllを開放
のうえ、前記Cのセンサ接続端子に対する前3 4 記Aのセンサ接続端子の電位が正常範囲味にあることを
判別して、 また測温抵抗体1bを用いた際は前記スイッチS Wl
lを短絡のうえ、前記Cのセンサ接続端子に対する前記
Aのセンサ接続端子、または(および)前記R2,R3
の抵抗の相互の接続点の電位が正常範囲外にあることを
判別して、当該の温度センサ回路の断線と判定するよう
にしたので、少ない部品点数で断線検知が可能となる。 また通常困難であった3線式測温抵抗体の全ての綿の断
線検知が可能となる。
第1図は本発明の一実施例としての構成を示す回路図、
第2図は第1図に対応する従来の回路図である。
1 (la、lb ) :温度センサ(1a:熱電対。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)温度センサとして熱電対、測温抵抗体のいずれも使
用できる温度計測装置であって、 前記温度センサを接続するための第1、第2、第3のセ
ンサ接続端子を備え、 前記第1、第3のセンサ接続端子間に熱電対を接続する
か、または前記第1のセンサ接続端子に測温抵抗体の一
端を、前記第2、第3のセンサ接続端子にこの測温抵抗
体の他端をそれぞれ接続するように構成された温度計測
装置において、前記第3のセンサ接続端子に一方の電極
が接続された所定電圧の直流電源と、 前記直流電源の他方の電極と前記第1のセンサ接続端子
との間に設けられた第1、第2の抵抗からなる直列回路
と、 この第2の抵抗の両端の短絡路を開閉するスイッチと、 前記直流電源の他方の電極と前記第2のセンサ接続端子
との間に設けられた第3、第4の抵抗からなる直列回路
と、 前記第1のセンサ接続端子、前記第3、第4の抵抗の相
互の接続点、および前記第3のセンサ接続端子の各電位
を切替え入力するマルチプレクサとを備え、 熱電対を用いた際は前記スイッチを開放のうえ、前記第
3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ接続端子
の電位が正常範囲外にあることを判別して、 また測温抵抗体を用いた際は前記スイッチを短絡のうえ
、前記第3のセンサ接続端子に対する前記第1のセンサ
接続端子、または(および)前記第3、第4の抵抗の相
互の接続点の電位が正常範囲外にあることを判別して、
当該の温度センサ回路の断線と判定するようにしたこと
を特徴とする温度センサ回路の断線検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2068985A JP2569878B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 温度センサ回路の断線検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2068985A JP2569878B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 温度センサ回路の断線検知方法 |
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---|---|
JPH03269227A true JPH03269227A (ja) | 1991-11-29 |
JP2569878B2 JP2569878B2 (ja) | 1997-01-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2068985A Expired - Lifetime JP2569878B2 (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 温度センサ回路の断線検知方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2569878B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255222A1 (ja) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | 三菱電機株式会社 | 温度入力ユニット、温度測定装置、及びプログラム |
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1990
- 1990-03-19 JP JP2068985A patent/JP2569878B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020255222A1 (ja) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | 三菱電機株式会社 | 温度入力ユニット、温度測定装置、及びプログラム |
CN113950617A (zh) * | 2019-06-17 | 2022-01-18 | 三菱电机株式会社 | 温度输入单元、温度测定装置及程序 |
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