JP3197570B2 - 電力開閉機器の動作時間トランスジューサ - Google Patents
電力開閉機器の動作時間トランスジューサInfo
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- JP3197570B2 JP3197570B2 JP04370091A JP4370091A JP3197570B2 JP 3197570 B2 JP3197570 B2 JP 3197570B2 JP 04370091 A JP04370091 A JP 04370091A JP 4370091 A JP4370091 A JP 4370091A JP 3197570 B2 JP3197570 B2 JP 3197570B2
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- start signal
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Description
【０００１】［発明の目的］
【０００２】
【産業上の利用分野】この発明は、電力開閉機器（遮断
器や断路器など）の動作時間を計測するのに使用する電
力開閉機器の動作時間トランスジューサに関する。
器や断路器など）の動作時間を計測するのに使用する電
力開閉機器の動作時間トランスジューサに関する。
【０００３】
【従来の技術】電力開閉機器の動作時間を計測する場
合、従来は図４に示す装置を用いていた。図４におい
て、１は電力開閉機器の動作（開路または閉路）指令信
号に応動して閉じるスタート信号接点、２は電力開閉機
器の動作完了時に反転するストップ信号接点である。両
接点１，２によるスタート信号およびストップ信号はそ
れぞれ入力回路３，４を介してタイマ回路５に入力され
る。タイマ回路５は基準クロック発生回路６の出力を基
準とし、スタート信号の変化点からストップ信号の変化
点までの時間をディジタル的にカウントし、そのカウン
ト値（動作時間の計測値）をディジタル表示器７に表示
するとともに、接点出力回路８を介して計測終了信号を
外部に出力するようになっている。なお、９は電源回路
である。
合、従来は図４に示す装置を用いていた。図４におい
て、１は電力開閉機器の動作（開路または閉路）指令信
号に応動して閉じるスタート信号接点、２は電力開閉機
器の動作完了時に反転するストップ信号接点である。両
接点１，２によるスタート信号およびストップ信号はそ
れぞれ入力回路３，４を介してタイマ回路５に入力され
る。タイマ回路５は基準クロック発生回路６の出力を基
準とし、スタート信号の変化点からストップ信号の変化
点までの時間をディジタル的にカウントし、そのカウン
ト値（動作時間の計測値）をディジタル表示器７に表示
するとともに、接点出力回路８を介して計測終了信号を
外部に出力するようになっている。なお、９は電源回路
である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の装置で
は、計測値がディジタル表示されるだけなので、人が結
果を読み取るのには便利だが、計測値を直接にコンピュ
ータに入力して処理することができなかった。近年のコ
ンピュータ応用技術の進歩により、この種の計測装置を
プログラマブルコントローラなどの汎用機に接続し、各
種のデータをコンピュータに取り込んで総合的に処理す
ることが多い。電力開閉機器の動作時間の計測をこのよ
うなシステムに組み入れる場合、データの取り込み処理
について、高速割込処理を必要とせず、ごく簡単なプロ
グラムで処理することが望ましい。
は、計測値がディジタル表示されるだけなので、人が結
果を読み取るのには便利だが、計測値を直接にコンピュ
ータに入力して処理することができなかった。近年のコ
ンピュータ応用技術の進歩により、この種の計測装置を
プログラマブルコントローラなどの汎用機に接続し、各
種のデータをコンピュータに取り込んで総合的に処理す
ることが多い。電力開閉機器の動作時間の計測をこのよ
うなシステムに組み入れる場合、データの取り込み処理
について、高速割込処理を必要とせず、ごく簡単なプロ
グラムで処理することが望ましい。
【０００５】この発明は前述した技術課題に鑑みなされ
たもので、その目的は、動作時間計測系を汎用のアナロ
グ計測系に直接接続することができ、データのプログラ
ム処理についても他の一般的なセンサと同等に扱うこと
ができ、保守点検作業も容易で、信頼性が高くてコンパ
クトな電力開閉機器の動作時間トランスジューサを提供
することにある。
たもので、その目的は、動作時間計測系を汎用のアナロ
グ計測系に直接接続することができ、データのプログラ
ム処理についても他の一般的なセンサと同等に扱うこと
ができ、保守点検作業も容易で、信頼性が高くてコンパ
クトな電力開閉機器の動作時間トランスジューサを提供
することにある。
【０００６】［発明の構成］
【０００７】
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の動作時間トラ
ンスジューサは、電力開閉機器の動作指令および動作完
了に応動するスタート信号接点およびストップ信号接点
が接続される絶縁判別回路と、この絶縁判別回路を介し
て入力されるスタート信号の変化点からストップ信号ま
での時間に対応したアナログ信号をラッチして出力する
タイマ回路と、このタイマ回路の出力を増幅して外部に
向けて出力するアナログ増幅回路と、前記スタート信号
が入力されてから一定時間は再スタートを禁止する回路
と、前記ストップ信号の極性を切替える回路とを備えた
ものであり、耐ノイズ性の向上と信号極性の変更に容易
に対応できるようにした。
ンスジューサは、電力開閉機器の動作指令および動作完
了に応動するスタート信号接点およびストップ信号接点
が接続される絶縁判別回路と、この絶縁判別回路を介し
て入力されるスタート信号の変化点からストップ信号ま
での時間に対応したアナログ信号をラッチして出力する
タイマ回路と、このタイマ回路の出力を増幅して外部に
向けて出力するアナログ増幅回路と、前記スタート信号
が入力されてから一定時間は再スタートを禁止する回路
と、前記ストップ信号の極性を切替える回路とを備えた
ものであり、耐ノイズ性の向上と信号極性の変更に容易
に対応できるようにした。
【０００９】
【作用】電力開閉機器の動作時間の計測値は前記アナロ
グ増幅からアナログ信号の形で外部に出力される。
グ増幅からアナログ信号の形で外部に出力される。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例による動作時間トラ
ンスジューサの概略構成を示している。電力開閉機器の
動作指令に応動するスタート信号接点１および動作完了
に応動するストップ信号接点２はそれぞれ絶縁判別回路
１０ａ，１０ｂの入力側に接続される。絶縁判別回路１
０ａ，１０ｂは前記接点が反転するときのサージ電圧を
抑制するとともに、入力側と出力側を絶縁分離し、波形
成形されたスタート信号およびストップ信号をつくる。
絶縁判別回路１０ａからのスタート信号と、絶縁判別回
路１０ｂから出力されて極性切替回路１１を経たストッ
プ信号とがタイマ回路１３に入力される。タイマ回路１
３は基準クロック発生回路１４の出力を基準にし、スタ
ート信号の変化点からストップ信号の変化点までの時間
（第２図の時間Ｔ１や第３図の時間Ｔ３）をカウントし
ラッチする。そのデジタル値をアナログ電圧に変換し出
力する。なお、絶縁判定回路１０ａとタイマ回路１３に
関連し、スタート信号が発生してから一定時間は再スタ
ートを禁止するための再スタート防止回路１２を設けて
いる。
ンスジューサの概略構成を示している。電力開閉機器の
動作指令に応動するスタート信号接点１および動作完了
に応動するストップ信号接点２はそれぞれ絶縁判別回路
１０ａ，１０ｂの入力側に接続される。絶縁判別回路１
０ａ，１０ｂは前記接点が反転するときのサージ電圧を
抑制するとともに、入力側と出力側を絶縁分離し、波形
成形されたスタート信号およびストップ信号をつくる。
絶縁判別回路１０ａからのスタート信号と、絶縁判別回
路１０ｂから出力されて極性切替回路１１を経たストッ
プ信号とがタイマ回路１３に入力される。タイマ回路１
３は基準クロック発生回路１４の出力を基準にし、スタ
ート信号の変化点からストップ信号の変化点までの時間
（第２図の時間Ｔ１や第３図の時間Ｔ３）をカウントし
ラッチする。そのデジタル値をアナログ電圧に変換し出
力する。なお、絶縁判定回路１０ａとタイマ回路１３に
関連し、スタート信号が発生してから一定時間は再スタ
ートを禁止するための再スタート防止回路１２を設けて
いる。
【００１１】タイマ回路１３のアナログ電圧出力はアナ
ログ増幅回路１６で増幅され、計測値に対応した４〜２
０ｍＡのアナログ電流信号の形で出力される。この増幅
回路１６の出力端Ｄと電源回路１５の入力端Ｃとの間の
外部の直流電源１８と負荷抵抗１９とを直列に接続する
ことで、増幅回路１６の出力を外部機構（プログラマブ
ルコントローラやコンピュータなど）に取り込む。
ログ増幅回路１６で増幅され、計測値に対応した４〜２
０ｍＡのアナログ電流信号の形で出力される。この増幅
回路１６の出力端Ｄと電源回路１５の入力端Ｃとの間の
外部の直流電源１８と負荷抵抗１９とを直列に接続する
ことで、増幅回路１６の出力を外部機構（プログラマブ
ルコントローラやコンピュータなど）に取り込む。
【００１２】なお、図２は開路動作時間の測定の際のス
タート信号とストップ信号を示し、図３は閉路動作時間
の際のスタート信号とストップ信号を示している。スタ
ート信号は接点１が閉じている間（Ｔ２またはＴ４）だ
け“１”になる。ストップ信号の極性は開路動作と閉路
動作とで逆になるので、それに合わせて極性切替回路１
１を切替える。
タート信号とストップ信号を示し、図３は閉路動作時間
の際のスタート信号とストップ信号を示している。スタ
ート信号は接点１が閉じている間（Ｔ２またはＴ４）だ
け“１”になる。ストップ信号の極性は開路動作と閉路
動作とで逆になるので、それに合わせて極性切替回路１
１を切替える。
【００１３】また、タイマ回路１３のラッチ出力のデジ
タル値をバッテリバックアップするように構成すれば、
停電時でも計測時が保存される。
タル値をバッテリバックアップするように構成すれば、
停電時でも計測時が保存される。
【００１４】なお、再スタートを禁止する回路１２は、
スタート信号とストップ信号が所定の順序で入力され、
チャタリングもなければ不要である。また、極性切替回
路１１は、図１ではストップ信号入力回路２のみにある
が、スタート信号１の極性が変更される場合にはスター
ト信号判別回路１０ａの後に入れることもでき、その場
合にスタート／ストップ信号１，２の極性がどの組合せ
で変更されても適用できる。
スタート信号とストップ信号が所定の順序で入力され、
チャタリングもなければ不要である。また、極性切替回
路１１は、図１ではストップ信号入力回路２のみにある
が、スタート信号１の極性が変更される場合にはスター
ト信号判別回路１０ａの後に入れることもでき、その場
合にスタート／ストップ信号１，２の極性がどの組合せ
で変更されても適用できる。
【００１５】むろん、スタート／ストップ信号１，２の
極性が固定的である場合は、該回路は不要である。
極性が固定的である場合は、該回路は不要である。
【００１６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
トランスジューサでは、計測出力を汎用のアナログ計測
系に直接接続することができ、計測した動作時間を例え
ば４〜２０ｍＡのアナログ電流信号の形でラッチ出力す
ることから、計測データのプログラム処理もプログラム
構造を複雑にする割込処理を使わずに済み、他の一般的
なセンサと同等に扱うことができる。そのため保守点検
作業も容易に行える。
トランスジューサでは、計測出力を汎用のアナログ計測
系に直接接続することができ、計測した動作時間を例え
ば４〜２０ｍＡのアナログ電流信号の形でラッチ出力す
ることから、計測データのプログラム処理もプログラム
構造を複雑にする割込処理を使わずに済み、他の一般的
なセンサと同等に扱うことができる。そのため保守点検
作業も容易に行える。
【図１】本発明の一実施例によるトランスジューサの概
略構成図である。
略構成図である。
【図２】同上トランスジューサの入力信号のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図３】同上トランスジューサの入力信号のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図４】従来装置の概略構成図である。
【符号の説明】 １ スタート信号接点 ２ ストップ信号接点 １８ 電源 １９ 負荷抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 隆志 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 昭55−51392（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−25283（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−70395（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G04F 10/00 - 10/04
Claims (1)
- 【請求項１】 電力開閉機器の動作指令および動作完了
にそれぞれ応動するスタート信号接点およびストップ信
号接点が接続される絶縁判別回路と、この絶縁判別回路
を介して入力されるスタート信号の変化点からストップ
信号の変化時までの時間に対応したアナログ信号をラッ
チして出力するタイマ回路と、このタイマ回路の出力を
増幅して外部に向けて出力するアナログ増幅回路と、前
記スタート信号が入力されてから一定時間は再スタート
を禁止する回路と、前記ストップ信号の極性を切替える
回路とを備えたことを特徴とする電力開閉機器の動作時
間トランスジューサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04370091A JP3197570B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電力開閉機器の動作時間トランスジューサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04370091A JP3197570B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電力開閉機器の動作時間トランスジューサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06194465A JPH06194465A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3197570B2 true JP3197570B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=12671097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04370091A Expired - Fee Related JP3197570B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 電力開閉機器の動作時間トランスジューサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3197570B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP04370091A patent/JP3197570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06194465A (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |