JPH0326901A - 信号発生装置 - Google Patents
信号発生装置Info
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- JPH0326901A JPH0326901A JP16203789A JP16203789A JPH0326901A JP H0326901 A JPH0326901 A JP H0326901A JP 16203789 A JP16203789 A JP 16203789A JP 16203789 A JP16203789 A JP 16203789A JP H0326901 A JPH0326901 A JP H0326901A
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電磁誘導方式の信号発生装置に関し、特に一対
の電磁ピックアップを備えた信号発生装置に係る. [従来の技術] 電l1誘導方式の信号発生装置としては、例えば実開昭
58−80518号公報に開示されているように、歯車
の南面に対向して、ヨーク即ちコアに永久磁石を接合す
ると共にコイルを巻装して成る検出器を配置したものが
基本的な構成として知られている.同公報においては、
ヨーク全長に亘り磁束密度を最通なものとすべくヨーク
の形状をテーバ状に形威することが提案されている.上
記のような検出器、即ち電磁ピックアップは種々の用途
に供され、内燃機関における気筒判別信号発生装置等に
用いられている.例えば、実開昭61−164475号
公報においては、ディストリビュータ内のシグナルロー
タの外周側に一対の電磁ピックアップを設置し圧縮上死
点で信号を発生させ気筒判別を行なう装置が従来技術と
して説明されている.、そして、同公報においては、対
の電磁ピックアップが共にディストリビエータ内にあっ
て互いに近接しているため、相互に磁気干渉を生じ易く
出力信号に誘導ノイズが重畳することを問題点とし、こ
れを解決すべく、電気回路手段によりノイズが重畳する
部分でのみ波形整形を行なう際の基準電圧を充分に高く
することとしている. [発明が解決しようとするilll!]確かに一対の電
磁ピックアップを配置する必要がある場合には硼気干渉
を生ずるおそれがあるため近接して設けることが困難で
あり、ノイズが重畳されるときにはこれを除去する必要
がある.例えば、第15図に内,燃機関のクランクシャ
フトの回転角に応じた一対の電磁ピックアップの出力特
性を示したが、同図中にNで示したように磁気干渉によ
るノイズが生じ、この電圧レベルが大となると出力信号
と混同し後段の装置が誤動作するおそれがある. しかし、上記公報にて提案されているような複雑な電気
回路を設けることとするとコストアップとなり、また従
来技術においては近接配置が可能となるとしても自ら限
界がある.従って、一対の電磁ピックアップの所定、の
取付スペースが必要となり、取付スペースが大というだ
けでなくこれらの配置に伴なう種々の制約が生ずる.例
えば、上記従来技術の一対の電磁ピックアップをvI#
l設置すれば磁気回路が共通化され磁気干渉は不可避と
なる.あるいは、各々の電磁ピックアップとシグナルロ
ータの突起間を所定間隙に保持し得たとしても、電磁ピ
ックアップとシグナルロータ外周端面間の間隙との差が
十分でない場合には所定のパルス信号を出力することが
困難となる。
の電磁ピックアップを備えた信号発生装置に係る. [従来の技術] 電l1誘導方式の信号発生装置としては、例えば実開昭
58−80518号公報に開示されているように、歯車
の南面に対向して、ヨーク即ちコアに永久磁石を接合す
ると共にコイルを巻装して成る検出器を配置したものが
基本的な構成として知られている.同公報においては、
ヨーク全長に亘り磁束密度を最通なものとすべくヨーク
の形状をテーバ状に形威することが提案されている.上
記のような検出器、即ち電磁ピックアップは種々の用途
に供され、内燃機関における気筒判別信号発生装置等に
用いられている.例えば、実開昭61−164475号
公報においては、ディストリビュータ内のシグナルロー
タの外周側に一対の電磁ピックアップを設置し圧縮上死
点で信号を発生させ気筒判別を行なう装置が従来技術と
して説明されている.、そして、同公報においては、対
の電磁ピックアップが共にディストリビエータ内にあっ
て互いに近接しているため、相互に磁気干渉を生じ易く
出力信号に誘導ノイズが重畳することを問題点とし、こ
れを解決すべく、電気回路手段によりノイズが重畳する
部分でのみ波形整形を行なう際の基準電圧を充分に高く
することとしている. [発明が解決しようとするilll!]確かに一対の電
磁ピックアップを配置する必要がある場合には硼気干渉
を生ずるおそれがあるため近接して設けることが困難で
あり、ノイズが重畳されるときにはこれを除去する必要
がある.例えば、第15図に内,燃機関のクランクシャ
フトの回転角に応じた一対の電磁ピックアップの出力特
性を示したが、同図中にNで示したように磁気干渉によ
るノイズが生じ、この電圧レベルが大となると出力信号
と混同し後段の装置が誤動作するおそれがある. しかし、上記公報にて提案されているような複雑な電気
回路を設けることとするとコストアップとなり、また従
来技術においては近接配置が可能となるとしても自ら限
界がある.従って、一対の電磁ピックアップの所定、の
取付スペースが必要となり、取付スペースが大というだ
けでなくこれらの配置に伴なう種々の制約が生ずる.例
えば、上記従来技術の一対の電磁ピックアップをvI#
l設置すれば磁気回路が共通化され磁気干渉は不可避と
なる.あるいは、各々の電磁ピックアップとシグナルロ
ータの突起間を所定間隙に保持し得たとしても、電磁ピ
ックアップとシグナルロータ外周端面間の間隙との差が
十分でない場合には所定のパルス信号を出力することが
困難となる。
そこで、本発明は一対の電磁ピックアップを構成する信
号発生装置において、磁気干渉を惹起することなく両電
磁ピックアップを一体的に形成することを含め近接配置
可能とすることを目的とする。
号発生装置において、磁気干渉を惹起することなく両電
磁ピックアップを一体的に形成することを含め近接配置
可能とすることを目的とする。
また、本発明の別の目的は、シグナルロータの回転に応
じて所定のパルス信号を確実に出力する信号発生装置を
提供することにある. [課題を解決するための千段] 上記の目的を達成するため、本発明の信号発生装置は外
周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシグナルロ
ータであって同一方向に延在する釉に回動自在に支持さ
れ平行な回転面上を回転ずる一対のシグナルロータと、
該一対のシグナルロータの外周端面に対し前記突起と所
定間隙を隔てて各々の端面が対向すると共に相互に対向
する一対のコアと、該一対のコアの相互に対向する面に
対し反対側の面の各々に配置する一対の永久磁石であっ
て相互に対向する側が同極となるように配置した一対の
永久磁石と、前記一対のコアの各々に壱装した一対のコ
イルとを備えたものである.上記信号発生装置において
は前記一対のコアを柱状に形戊し、前記一対のコアの前
記一対のシグナルロータに対向する端面に対し反対側の
端部に前記一対の永久磁石を配置するとよい.更に、少
くとも前記一対のコア、前記一対の永久磁石及び前記一
対のコイルを一つのケース内に収容し一体的に形戒する
ことができる.また、外周端面に少くとも一つの突起を
有する一対のシグナルロータであって同一方向に延在す
る軸に回動自在に支持され平行な回転面上を回転する一
刻のシグナルロータと、第1の軸部及び第2の軸部から
成る略し字状のコアの前記第1の軸部の一端に永久磁石
を配置して略コ字状に形成し、該永久磁石と前記第2の
軸部との間の前記第1の軸部にコイルを巻装して成る一
対の電磁ピックアップとを備え、該一対の電磁ピックア
ップの前記第1の軸部が相互に対向するように且つ前記
永久磁石の相互に対向する側が同極となるように対称に
配置すると共に、当該一対の電磁ピックアップの前記第
2の軸部が夫々前記一対のシグナルロータの外周瑞面に
対し前記突起と所定間隙を隔てて対向するように配置し
てもよい. 更に、外周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシ
グナルロータであって同一方向に延在する軸に回動自在
に支持され平行な回転面上を回転する一対のシグナルロ
ータと、第1の軸部及び第2の軸部から成る略し字状の
コアの前記第1の軸部の一端に永久磁石を配置して略コ
字状に形成し、該永久磁石と前記第2の軸部との間の前
記第1の軸部にコイルを巻装すると共に、柱状磁性体の
プレートを前記第1の軸部に平行に且つ一端面が前記第
2の軸部と所定距離を隔てて対向するように前記永久磁
石に隣接設置して成る一対の電磁ピックアップとを備え
、該一対の電磁ピックアップの前記第1の軸部が相互に
対向するように且つ前記永久磁石の相互に対向する側が
同極となるように対称に配置すると共に、当該一対のI
IK61ピックアップの前記第2の軸部が夫々前記一対
のシグナルロータの外周端面に対し前記突起と所定間隙
を隔てて対向するようC配置してもよい。
じて所定のパルス信号を確実に出力する信号発生装置を
提供することにある. [課題を解決するための千段] 上記の目的を達成するため、本発明の信号発生装置は外
周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシグナルロ
ータであって同一方向に延在する釉に回動自在に支持さ
れ平行な回転面上を回転ずる一対のシグナルロータと、
該一対のシグナルロータの外周端面に対し前記突起と所
定間隙を隔てて各々の端面が対向すると共に相互に対向
する一対のコアと、該一対のコアの相互に対向する面に
対し反対側の面の各々に配置する一対の永久磁石であっ
て相互に対向する側が同極となるように配置した一対の
永久磁石と、前記一対のコアの各々に壱装した一対のコ
イルとを備えたものである.上記信号発生装置において
は前記一対のコアを柱状に形戊し、前記一対のコアの前
記一対のシグナルロータに対向する端面に対し反対側の
端部に前記一対の永久磁石を配置するとよい.更に、少
くとも前記一対のコア、前記一対の永久磁石及び前記一
対のコイルを一つのケース内に収容し一体的に形戒する
ことができる.また、外周端面に少くとも一つの突起を
有する一対のシグナルロータであって同一方向に延在す
る軸に回動自在に支持され平行な回転面上を回転する一
刻のシグナルロータと、第1の軸部及び第2の軸部から
成る略し字状のコアの前記第1の軸部の一端に永久磁石
を配置して略コ字状に形成し、該永久磁石と前記第2の
軸部との間の前記第1の軸部にコイルを巻装して成る一
対の電磁ピックアップとを備え、該一対の電磁ピックア
ップの前記第1の軸部が相互に対向するように且つ前記
永久磁石の相互に対向する側が同極となるように対称に
配置すると共に、当該一対の電磁ピックアップの前記第
2の軸部が夫々前記一対のシグナルロータの外周瑞面に
対し前記突起と所定間隙を隔てて対向するように配置し
てもよい. 更に、外周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシ
グナルロータであって同一方向に延在する軸に回動自在
に支持され平行な回転面上を回転する一対のシグナルロ
ータと、第1の軸部及び第2の軸部から成る略し字状の
コアの前記第1の軸部の一端に永久磁石を配置して略コ
字状に形成し、該永久磁石と前記第2の軸部との間の前
記第1の軸部にコイルを巻装すると共に、柱状磁性体の
プレートを前記第1の軸部に平行に且つ一端面が前記第
2の軸部と所定距離を隔てて対向するように前記永久磁
石に隣接設置して成る一対の電磁ピックアップとを備え
、該一対の電磁ピックアップの前記第1の軸部が相互に
対向するように且つ前記永久磁石の相互に対向する側が
同極となるように対称に配置すると共に、当該一対のI
IK61ピックアップの前記第2の軸部が夫々前記一対
のシグナルロータの外周端面に対し前記突起と所定間隙
を隔てて対向するようC配置してもよい。
上記信号発生装置においては、前記コアの前記第2の軸
部と前記プレートの一端面との間の所定距離が前記第2
の軸部と前記シグナルロータの前記突起との間の所定間
隙より大であって、前記第2の軸部と前記シグナルロー
タの外周端面との間の距離より小とすることが好ましい
。
部と前記プレートの一端面との間の所定距離が前記第2
の軸部と前記シグナルロータの前記突起との間の所定間
隙より大であって、前記第2の軸部と前記シグナルロー
タの外周端面との間の距離より小とすることが好ましい
。
[作用]
上記のように構成された信号発生装置においては、各々
の永久磁石の一方の磁極からの磁束が各々のコアを介し
て各々の永久磁石の他方の磁極に戻る磁気回路が形成さ
れている.即ち、一対の永久磁石及び一対のコアにより
夫々磁気回路が形成され一対の電磁ピックアップが構成
されている。
の永久磁石の一方の磁極からの磁束が各々のコアを介し
て各々の永久磁石の他方の磁極に戻る磁気回路が形成さ
れている.即ち、一対の永久磁石及び一対のコアにより
夫々磁気回路が形成され一対の電磁ピックアップが構成
されている。
これにおいて、一対の永久磁石は相互に対向する側が同
極となるように配置されているので上記磁気回路は相互
に干渉することはない.而して、対のシグナルロータが
回転すると、各々に対向するコアとの間に形威されるエ
アギャップが、各々の突起の通過に伴ない変化する.こ
れにより、対のコアの各々に巻装したコイルに対する鎖
交磁束が、対向するシグナルロータの回転に応じて夫々
変化することとなり、電磁誘導作用により各々のコイル
に起電力が誘起されパルス信号が出力される. 略し字状のコアを備えた信号発生装置にあっては、各々
のコアとこれに対向するシグナルロータの突起との間の
磁気抵抗が小さくなり、また各々のコアが突起と対向し
ない場合には各々の永久磁石に戻る磁束ループが確実に
形成される.従って、シグナルロータの突起の通過に伴
ないコイルの鎮交磁束が確実に変化し安定したパルス信
号が出力される. 略L字状のコアと柱状磁性体のプレートを備えた信号発
生装置にあっては、各々のコアが各々のシグナルロータ
の突起と対向しない場合、各々の永久磁石に戻る磁束ル
ープが確実に形成され漏洩磁束が低減される.また、コ
アの第2の軸部とプレートとの間の距離を、第2の軸部
とシグナルロータの突起及び外周端面との間の距slC
対し夫々前述のように所定の関係に設定することにより
、シグナルロータの突起の通過に伴なうコイル内の磁束
変化が急峻となり一層安定したパルス信号が出力される
. 〔実施例〕 以下、本発明の信号発生装置の望ましい実施例を図面を
参照して説明する. 第1図乃至第5図は本発明の一実施例として二種の気筒
判別信号を出力する信号発生装置を示すもので、第1図
及び第3図C示したカムブーリ10に対向して電磁ピッ
クアップ装置20が配設されている. カムブーり10は図示しない内燃機関のカムシャフトの
一端に固着され、チェーン等を介して連結された図示し
ないクランクシャフトに連動してカムシャフトを回転駆
動するもので周知の構造である.このカムブーり10の
両面に磁性体の第1のシグナルロータ11及び第2のシ
グナルロータ12が接合されており、各々のシグナルロ
ータの外周端面に夫々突起11a及び突起12aが延出
形戊されている.突起11a,12aはカムプーリ10
の回転軸を中心として対称位置に設けられており、即ち
180度の位相差を以って設けられており、例えば6気
筒の内燃機関において前者が第1気筒、後者が第6気筒
の上死点信号判別用に供される.これらの関係は第4図
に示すとおりである.尚、同図のカムブーり10に接合
される第1及び第2のシグナルロータ112,122は
第1図及び第3図の第1及び第2のシグナルロータ11
,12と形状は異なるが実質的に同じである. 電磁ピックアップ装置20は第1図及び第2図に示すよ
うに第1の電磁ピックアップ2l及び第2の電磁ピック
アップ22が一体に構成され、第3図に示すように上記
第1及び第2のシグナルロータ11,12の突起11a
,12aと所定の間11!!gを隔てて図示しないシリ
ンダヘッドにボルト接合されている.電磁ピックアップ
装置20は、筒体の両端に鍔部が接合された形状に一体
成形された樹脂製の一対のボビン21b,22bを有し
、これらのボビン21b,22bの各々の筒体中゛空部
に一対のコア23.24が夫々貫挿されている.そして
、コア23.24が第1のシグナルロータ11及び′s
2のシグナルロータ12間の間隔と等しい間隔になるよ
うに配置される.コア23.24は軟磁性材料により矩
形断面の柱状に形成され、両端がボビン2lb,22b
の鍔部外方に突出している.また、第2図に示すように
コア23.24の各々の一端を囲繞するようにボビン2
lb.22bの鍔部に立壁21C.22cが一体的に形
成されており、側方及び軸方向に開放する凹所が郭成さ
れている.これらの凹所に永久磁石25.26が収容さ
れ、コア23.24に接合される.このとき永久磁石2
5.26の各々の両硼極は夫々コア23.24の長手方
向の面に対し垂直方向の両端に形成され、その極性は相
互に対向する側が同一の磁極となるように配設される.
即ち、第1図及び第2図に示すように永久磁石25.2
6の各々のN極が対峙するように配設されている.尚、
各々のS極が対峙するように配設してもよい.そして、
ボビン21b.22bの各々の筒体に皮膜銅線のコイル
27及びコイル28が巻回され、リード線31.33及
びリード線32.34に接続される. 上記ボビン2lb,22b,コア23,24、永久磁石
25.26及びコイル27.28が樹脂製有底筒体のケ
ース20a内に収容され、コア23.24のボビン2l
b,22bから突出した先端部分が、ケース20aの底
部に形成された貫通孔に嵌合し、コア23.24の先端
部分の端面がケース20aの底部外面と略面−となるよ
うに配設される.この後、ケース20a内に合成樹脂が
充填され、樹脂部29が形成される.以上のように、ボ
ビン21b、コア23、永久磁石25及びコイル27に
より第1の電磁ピックアップ21が構成され、またボビ
ン22b1コア24、永久磁石26及びコイル28によ
り第2の電磁ピックアップ22が構成され、これら第1
の電磁ピックアップ21及び第2の電磁ピックアップ2
2が第1図及び第2図に明らかなように電磁ピックアッ
プ装置20内で対称に配置されている.即ち、第1図に
示すように電磁ピックアップ装置20がカムブーり10
に対向して配設されたとき、第1のシグナルロータ11
の外周端面がコア23の端面に、第2のシグナルロータ
12の外周端面がコア24の端面に夫々対向し、従って
突起11a及び突起12aの先端面がコア23及び24
の端面に夫々対向し、両端面間の間隙、即ちエアギャッ
プは両端面が最も近接したとき所定の間Kgとなるよう
に設定されている。
極となるように配置されているので上記磁気回路は相互
に干渉することはない.而して、対のシグナルロータが
回転すると、各々に対向するコアとの間に形威されるエ
アギャップが、各々の突起の通過に伴ない変化する.こ
れにより、対のコアの各々に巻装したコイルに対する鎖
交磁束が、対向するシグナルロータの回転に応じて夫々
変化することとなり、電磁誘導作用により各々のコイル
に起電力が誘起されパルス信号が出力される. 略し字状のコアを備えた信号発生装置にあっては、各々
のコアとこれに対向するシグナルロータの突起との間の
磁気抵抗が小さくなり、また各々のコアが突起と対向し
ない場合には各々の永久磁石に戻る磁束ループが確実に
形成される.従って、シグナルロータの突起の通過に伴
ないコイルの鎮交磁束が確実に変化し安定したパルス信
号が出力される. 略L字状のコアと柱状磁性体のプレートを備えた信号発
生装置にあっては、各々のコアが各々のシグナルロータ
の突起と対向しない場合、各々の永久磁石に戻る磁束ル
ープが確実に形成され漏洩磁束が低減される.また、コ
アの第2の軸部とプレートとの間の距離を、第2の軸部
とシグナルロータの突起及び外周端面との間の距slC
対し夫々前述のように所定の関係に設定することにより
、シグナルロータの突起の通過に伴なうコイル内の磁束
変化が急峻となり一層安定したパルス信号が出力される
. 〔実施例〕 以下、本発明の信号発生装置の望ましい実施例を図面を
参照して説明する. 第1図乃至第5図は本発明の一実施例として二種の気筒
判別信号を出力する信号発生装置を示すもので、第1図
及び第3図C示したカムブーリ10に対向して電磁ピッ
クアップ装置20が配設されている. カムブーり10は図示しない内燃機関のカムシャフトの
一端に固着され、チェーン等を介して連結された図示し
ないクランクシャフトに連動してカムシャフトを回転駆
動するもので周知の構造である.このカムブーり10の
両面に磁性体の第1のシグナルロータ11及び第2のシ
グナルロータ12が接合されており、各々のシグナルロ
ータの外周端面に夫々突起11a及び突起12aが延出
形戊されている.突起11a,12aはカムプーリ10
の回転軸を中心として対称位置に設けられており、即ち
180度の位相差を以って設けられており、例えば6気
筒の内燃機関において前者が第1気筒、後者が第6気筒
の上死点信号判別用に供される.これらの関係は第4図
に示すとおりである.尚、同図のカムブーり10に接合
される第1及び第2のシグナルロータ112,122は
第1図及び第3図の第1及び第2のシグナルロータ11
,12と形状は異なるが実質的に同じである. 電磁ピックアップ装置20は第1図及び第2図に示すよ
うに第1の電磁ピックアップ2l及び第2の電磁ピック
アップ22が一体に構成され、第3図に示すように上記
第1及び第2のシグナルロータ11,12の突起11a
,12aと所定の間11!!gを隔てて図示しないシリ
ンダヘッドにボルト接合されている.電磁ピックアップ
装置20は、筒体の両端に鍔部が接合された形状に一体
成形された樹脂製の一対のボビン21b,22bを有し
、これらのボビン21b,22bの各々の筒体中゛空部
に一対のコア23.24が夫々貫挿されている.そして
、コア23.24が第1のシグナルロータ11及び′s
2のシグナルロータ12間の間隔と等しい間隔になるよ
うに配置される.コア23.24は軟磁性材料により矩
形断面の柱状に形成され、両端がボビン2lb,22b
の鍔部外方に突出している.また、第2図に示すように
コア23.24の各々の一端を囲繞するようにボビン2
lb.22bの鍔部に立壁21C.22cが一体的に形
成されており、側方及び軸方向に開放する凹所が郭成さ
れている.これらの凹所に永久磁石25.26が収容さ
れ、コア23.24に接合される.このとき永久磁石2
5.26の各々の両硼極は夫々コア23.24の長手方
向の面に対し垂直方向の両端に形成され、その極性は相
互に対向する側が同一の磁極となるように配設される.
即ち、第1図及び第2図に示すように永久磁石25.2
6の各々のN極が対峙するように配設されている.尚、
各々のS極が対峙するように配設してもよい.そして、
ボビン21b.22bの各々の筒体に皮膜銅線のコイル
27及びコイル28が巻回され、リード線31.33及
びリード線32.34に接続される. 上記ボビン2lb,22b,コア23,24、永久磁石
25.26及びコイル27.28が樹脂製有底筒体のケ
ース20a内に収容され、コア23.24のボビン2l
b,22bから突出した先端部分が、ケース20aの底
部に形成された貫通孔に嵌合し、コア23.24の先端
部分の端面がケース20aの底部外面と略面−となるよ
うに配設される.この後、ケース20a内に合成樹脂が
充填され、樹脂部29が形成される.以上のように、ボ
ビン21b、コア23、永久磁石25及びコイル27に
より第1の電磁ピックアップ21が構成され、またボビ
ン22b1コア24、永久磁石26及びコイル28によ
り第2の電磁ピックアップ22が構成され、これら第1
の電磁ピックアップ21及び第2の電磁ピックアップ2
2が第1図及び第2図に明らかなように電磁ピックアッ
プ装置20内で対称に配置されている.即ち、第1図に
示すように電磁ピックアップ装置20がカムブーり10
に対向して配設されたとき、第1のシグナルロータ11
の外周端面がコア23の端面に、第2のシグナルロータ
12の外周端面がコア24の端面に夫々対向し、従って
突起11a及び突起12aの先端面がコア23及び24
の端面に夫々対向し、両端面間の間隙、即ちエアギャッ
プは両端面が最も近接したとき所定の間Kgとなるよう
に設定されている。
以上の構成になる信号発生装置の一実施例の作動を説明
すると、第1及び第2のシグナルロータit,12が電
磁ピックアップ装置20に対し第1図に示す位置間係C
あるとき、第1のN.磁ピックアップ21においては永
久磁石25のN極からの磁束がコア23及び第1のシグ
ナルロータ11の突起11盲を経て永久磁石25のS極
に戻る磁気回路が形成され、この磁気回路を循環する磁
束がコイル27と娘交する.一方、第2の電磁ピックア
ップ22においては永久磁石26のN極からの磁束はコ
ア24を経てそのまま永久磁石26のS極に戻る磁気回
路となり、この磁束がコイル28と鎖交する.これらの
関係を有限要素法(FEM)に基く解析による磁力線図
で示すと第5図のようになる. 図示しない内燃機関の回転に同期してカムブーリ10が
所定方向に回転すると、第1のシグナルロータ11及び
第2のシグナルロータ12が同方向に回転する.この回
転に応じ第1のシグナルロータ11の突起11a及び第
2のシグナルロータ12の突起12aが夫々コア23及
びコア24の各々の端面に対し近接、対峙そして離隔を
繰り返し、第1のシグナルロータ11及び第2のシグナ
ルロータ12とコア23及びコア24との間のエアギャ
ップが変化することになる.これにより、コイル27.
28を鎖交する磁束量が変化し、また突起11a,12
aに近接するときと離隔するときとで出力が逆方向とな
るため、コイル27,28には電ini導作用により夫
々第1及び第2のシグナルロータ11,12の回転に応
じた交流電圧が発生する。ここで、コイル27.28に
誘起される電圧は、周知の如く下記(1)式に示すよう
にコア23.24内を通過する磁束変化に比例する. V=n (dΦ/dt) ・ (1)尚、■は発生電
圧、nはコイル27.28の巻線数、Φは通A磁束量、
モしてtは時間を示している.従って、dΦ/dtは磁
束変化を表し発生電圧Vはこれに比例する. 而して、第1の電磁ビックアツブ21から第1気筒の上
死点位置を示すパルス信号G1が出力され、第2の電磁
ピックアップ22から第6気筒の上死点位置を示すパル
ス信号G2が出力される.これらのパルス信号Gl,G
2は夫々クランク角360度毎に交互にーバルスづつ出
力され、リード線31乃至34を介して図示しない制御
回路に伝達され点火時期制御に供される。
すると、第1及び第2のシグナルロータit,12が電
磁ピックアップ装置20に対し第1図に示す位置間係C
あるとき、第1のN.磁ピックアップ21においては永
久磁石25のN極からの磁束がコア23及び第1のシグ
ナルロータ11の突起11盲を経て永久磁石25のS極
に戻る磁気回路が形成され、この磁気回路を循環する磁
束がコイル27と娘交する.一方、第2の電磁ピックア
ップ22においては永久磁石26のN極からの磁束はコ
ア24を経てそのまま永久磁石26のS極に戻る磁気回
路となり、この磁束がコイル28と鎖交する.これらの
関係を有限要素法(FEM)に基く解析による磁力線図
で示すと第5図のようになる. 図示しない内燃機関の回転に同期してカムブーリ10が
所定方向に回転すると、第1のシグナルロータ11及び
第2のシグナルロータ12が同方向に回転する.この回
転に応じ第1のシグナルロータ11の突起11a及び第
2のシグナルロータ12の突起12aが夫々コア23及
びコア24の各々の端面に対し近接、対峙そして離隔を
繰り返し、第1のシグナルロータ11及び第2のシグナ
ルロータ12とコア23及びコア24との間のエアギャ
ップが変化することになる.これにより、コイル27.
28を鎖交する磁束量が変化し、また突起11a,12
aに近接するときと離隔するときとで出力が逆方向とな
るため、コイル27,28には電ini導作用により夫
々第1及び第2のシグナルロータ11,12の回転に応
じた交流電圧が発生する。ここで、コイル27.28に
誘起される電圧は、周知の如く下記(1)式に示すよう
にコア23.24内を通過する磁束変化に比例する. V=n (dΦ/dt) ・ (1)尚、■は発生電
圧、nはコイル27.28の巻線数、Φは通A磁束量、
モしてtは時間を示している.従って、dΦ/dtは磁
束変化を表し発生電圧Vはこれに比例する. 而して、第1の電磁ビックアツブ21から第1気筒の上
死点位置を示すパルス信号G1が出力され、第2の電磁
ピックアップ22から第6気筒の上死点位置を示すパル
ス信号G2が出力される.これらのパルス信号Gl,G
2は夫々クランク角360度毎に交互にーバルスづつ出
力され、リード線31乃至34を介して図示しない制御
回路に伝達され点火時期制御に供される。
上記電磁ピックアップ装置20における電lift誘導
作用に関し、永久磁石25及び永久磁石26はコア23
及びコア24を介して離隔して設けられており、しかも
相互に対向する磁極が同一磁極とされているので、第1
の電磁ピックアップ21に形成される磁束と第2の電磁
ピックアップ22に形成される磁束は、相互に干渉する
ことはない。
作用に関し、永久磁石25及び永久磁石26はコア23
及びコア24を介して離隔して設けられており、しかも
相互に対向する磁極が同一磁極とされているので、第1
の電磁ピックアップ21に形成される磁束と第2の電磁
ピックアップ22に形成される磁束は、相互に干渉する
ことはない。
従って、第15図に示したような磁気干渉によるノイズ
Nの電圧レベルは無視し得る程度であり、安定した出力
信号を確保することができる.第6図は本発明の信号発
生装置の他の実施例を示すもので、第1図に示した実施
例の電磁ピックアップ装置20が第1及び第2の電磁ピ
ックアップ21.22を一体に形成しているのに対し、
これらを第1の電磁ピックアップ210及び第2の電磁
ピックアップ220の別体とし、両者を近接配置して電
磁ピックアップ装置200を構威したものである。従っ
て、ケース21a,22a及びボビン21b,22bは
別体となっているが、コア23及び24の端面は夫々第
1のシグナルロータ11及び第2のシグナルロータ12
の外周端面に対向するように配置されている.而して、
カムプーり10の回転に応じ第1の電磁ピックアップ2
10及び第2の電磁ピックアップ220は第1図の実施
例と同様に機能し所定のパルス信号が出力される。
Nの電圧レベルは無視し得る程度であり、安定した出力
信号を確保することができる.第6図は本発明の信号発
生装置の他の実施例を示すもので、第1図に示した実施
例の電磁ピックアップ装置20が第1及び第2の電磁ピ
ックアップ21.22を一体に形成しているのに対し、
これらを第1の電磁ピックアップ210及び第2の電磁
ピックアップ220の別体とし、両者を近接配置して電
磁ピックアップ装置200を構威したものである。従っ
て、ケース21a,22a及びボビン21b,22bは
別体となっているが、コア23及び24の端面は夫々第
1のシグナルロータ11及び第2のシグナルロータ12
の外周端面に対向するように配置されている.而して、
カムプーり10の回転に応じ第1の電磁ピックアップ2
10及び第2の電磁ピックアップ220は第1図の実施
例と同様に機能し所定のパルス信号が出力される。
第7図及び第8図は本発明の信号発生装置におけるシグ
ナルロータの他の実施例を示すもので、第1図及び第2
図の第2のシグナルロータ12に替えて、外周C複数の
歯を有する第2のシグナルロータ120を設けたもので
ある。尚、第1のシグナルロータ110は第1図及び第
2図の第1のシグナルロータ11と実質的に同一であり
、これら第1のシグナルロータ110及び第2のシグナ
ルロータ120は図示しない内燃機関の回転に同期して
回転する例えば図示しない配電器内のシャフト100に
固着されており、シャフト100と一体となって回転す
る.これら第1のシグナルロータ110及び第2のシグ
ナルロータ120の組み合せにより、例えば前者を内燃
機関の気筒判別用に供し、後者を機関回転数検出用に供
し、所定の点火時期制御を行なうことができる。このよ
うに第1のシグナルロータ110及び第2のシダナルロ
ータ120を異なる形状とした場合でも、上述の実施例
同様電磁ピックアップ装置2. 0において磁気干渉を
生ずることなく、第1及び第2のシグナルロータ110
,120の回転に応じた安定した出力信号が得られる。
ナルロータの他の実施例を示すもので、第1図及び第2
図の第2のシグナルロータ12に替えて、外周C複数の
歯を有する第2のシグナルロータ120を設けたもので
ある。尚、第1のシグナルロータ110は第1図及び第
2図の第1のシグナルロータ11と実質的に同一であり
、これら第1のシグナルロータ110及び第2のシグナ
ルロータ120は図示しない内燃機関の回転に同期して
回転する例えば図示しない配電器内のシャフト100に
固着されており、シャフト100と一体となって回転す
る.これら第1のシグナルロータ110及び第2のシグ
ナルロータ120の組み合せにより、例えば前者を内燃
機関の気筒判別用に供し、後者を機関回転数検出用に供
し、所定の点火時期制御を行なうことができる。このよ
うに第1のシグナルロータ110及び第2のシダナルロ
ータ120を異なる形状とした場合でも、上述の実施例
同様電磁ピックアップ装置2. 0において磁気干渉を
生ずることなく、第1及び第2のシグナルロータ110
,120の回転に応じた安定した出力信号が得られる。
第9図は本発明の信号発生装置におけるシグナルロータ
の更に他の実施例を示すもので、二つの平行なシャフト
101及びシャフト102に夫々第1のシグナルロータ
111及び第2のシグナルロータ121が設けられたも
のである。尚、第1及び第2のシグナルロータ111,
121は何れも突起あるいは歯の数は一つでも複数でも
よい。
の更に他の実施例を示すもので、二つの平行なシャフト
101及びシャフト102に夫々第1のシグナルロータ
111及び第2のシグナルロータ121が設けられたも
のである。尚、第1及び第2のシグナルロータ111,
121は何れも突起あるいは歯の数は一つでも複数でも
よい。
このように構成した場合においても上述の実施例同様に
機能し、電磁ピックアップ装置20からは夫々第1及び
第2のシグナルロータ111,121の回転に応じた安
定した出力信号が得られる。
機能し、電磁ピックアップ装置20からは夫々第1及び
第2のシグナルロータ111,121の回転に応じた安
定した出力信号が得られる。
上記何れの実施例の′tIif1ピックアップ装置20
あるいは電磁ピックアップ装置200おいても異なる二
種のシグナルロータに対向して配置されたコア23.2
4に対し、永久磁石25.26が各々の同一磁極が対峙
するように、且つ各々の両1it:i極がコア23.2
4に対し、垂直方向に延在するように配置されているの
で、磁気干渉によるノイズが生ずることなく、安定した
出力信号を確保することができる。
あるいは電磁ピックアップ装置200おいても異なる二
種のシグナルロータに対向して配置されたコア23.2
4に対し、永久磁石25.26が各々の同一磁極が対峙
するように、且つ各々の両1it:i極がコア23.2
4に対し、垂直方向に延在するように配置されているの
で、磁気干渉によるノイズが生ずることなく、安定した
出力信号を確保することができる。
第10図乃至第12図は本発明の別の実施例を示すもの
で、第1図乃至第9図の実施例に比しコアの形状を異に
している。即ち、第lO図に示すようにコア230及び
コア240は何れも矩形断面でL字状に形成されており
、夫々第1の軸部231,241及び第2の軸部232
,242を有する.これらコア230,240はその第
1の軸部231.241がボビン2lb,22bの各々
の筒体の中空部に貫挿され、第2の軸部232,242
が相互に離隔する方向に延出し、それらの一方の板面が
ボビン2lb,22bの底部外面に密接すると共に他方
の板面がケース20aの外面に露呈し、ケース20aの
底部外面と略面一となっている。その余の構成は第1図
に記載の実施例と実質的に同一であり、同一部品には同
一符号を付してあるので説明は省略する。
で、第1図乃至第9図の実施例に比しコアの形状を異に
している。即ち、第lO図に示すようにコア230及び
コア240は何れも矩形断面でL字状に形成されており
、夫々第1の軸部231,241及び第2の軸部232
,242を有する.これらコア230,240はその第
1の軸部231.241がボビン2lb,22bの各々
の筒体の中空部に貫挿され、第2の軸部232,242
が相互に離隔する方向に延出し、それらの一方の板面が
ボビン2lb,22bの底部外面に密接すると共に他方
の板面がケース20aの外面に露呈し、ケース20aの
底部外面と略面一となっている。その余の構成は第1図
に記載の実施例と実質的に同一であり、同一部品には同
一符号を付してあるので説明は省略する。
而して、本実施例においては、有限要素法(FEM)に
基く解析によると磁束分布は第12図の磁力線図のよう
になる。そして、コア230,240の第2の軸部23
2.242の第1及び第2のシグナルロータ11.12
の外周端面社対向する端面の面積、即ち磁路対同断面積
Aが第1図のコア23.24の端面の面積に比し大とな
っているので、磁気抵抗が小さくなり、即ちパーミアン
スが大となり、前述の実施例に比し漏洩磁束を低減する
ことができる.例えば第1のシグナルロータ11とコア
230との間のエアギャップ部の磁気抵抗をRmaとす
ると、下記(2)式Cよって求められるので、磁路対同
断面積Aが大とされれば磁気抵抗Rmaが小となる。
基く解析によると磁束分布は第12図の磁力線図のよう
になる。そして、コア230,240の第2の軸部23
2.242の第1及び第2のシグナルロータ11.12
の外周端面社対向する端面の面積、即ち磁路対同断面積
Aが第1図のコア23.24の端面の面積に比し大とな
っているので、磁気抵抗が小さくなり、即ちパーミアン
スが大となり、前述の実施例に比し漏洩磁束を低減する
ことができる.例えば第1のシグナルロータ11とコア
230との間のエアギャップ部の磁気抵抗をRmaとす
ると、下記(2)式Cよって求められるので、磁路対同
断面積Aが大とされれば磁気抵抗Rmaが小となる。
即ち、Rma−χ/(μ。・A) ・・・(2〉ここで
、χは第1のシグナルロータ11とコア230との間の
エアギャップ部の距離、μ0は真空透磁率を示す. 以上のように、本実施例によれば漏洩磁束が低減できる
と共に、例えば第1のシグナルロータ11の突起11a
とコア230間の間隙に対し第1のシグナルロータ11
の外周端面とコア230間の間隙の差が小であっても磁
気干渉ノイズの発生を抑えることができる.また、コア
230,240の第2の軸部232.242が第1及び
第2のシグナルロータ11,12の回転軸方向に延在し
ており、その長さは第1及び第2のシグナルロータit
,12の板厚より大であるため、第10図中に一点鎖線
で示すように第1及び第2のシグナルロータ11,12
間の距離をその回転軸方向に拡大しても、即ち第1及び
第2のシグナルロータ11.12が第1の軸部231.
241のの軸方向に延在していない場合でも漏洩磁束が
増大することはなく、コイル27.28への通過磁束量
は変化しない.従って、電磁ピックアップ装置201を
、磁気干渉防止効果を損なうことなく、種々の仕様のカ
ムプーリに装着したシグナルロータに対して適合するこ
とができ、部品の共通化が可能となる。
、χは第1のシグナルロータ11とコア230との間の
エアギャップ部の距離、μ0は真空透磁率を示す. 以上のように、本実施例によれば漏洩磁束が低減できる
と共に、例えば第1のシグナルロータ11の突起11a
とコア230間の間隙に対し第1のシグナルロータ11
の外周端面とコア230間の間隙の差が小であっても磁
気干渉ノイズの発生を抑えることができる.また、コア
230,240の第2の軸部232.242が第1及び
第2のシグナルロータ11,12の回転軸方向に延在し
ており、その長さは第1及び第2のシグナルロータit
,12の板厚より大であるため、第10図中に一点鎖線
で示すように第1及び第2のシグナルロータ11,12
間の距離をその回転軸方向に拡大しても、即ち第1及び
第2のシグナルロータ11.12が第1の軸部231.
241のの軸方向に延在していない場合でも漏洩磁束が
増大することはなく、コイル27.28への通過磁束量
は変化しない.従って、電磁ピックアップ装置201を
、磁気干渉防止効果を損なうことなく、種々の仕様のカ
ムプーリに装着したシグナルロータに対して適合するこ
とができ、部品の共通化が可能となる。
第13図は第10図における第1のシグナルロータ11
の突起11aを回転軸方向に延出しコア230の第2の
軸部232と略同一幅の突起113aとしたものである
.これにより、第1のシグナルロータ113の突起11
3aが第2の軸部232に対向したときの両者間のエア
ギャップ部の磁気抵抗Rmaを一層小さく抑えることが
でき、良好な応答性を確保することができる.第14図
は本発明の信号発生装置の更に別の実施例を示すもので
、ケース20aと永久磁石25.26及びコイル27.
28との間に空隙を形成し、第1の軸部231,241
に平行に夫々磁性材料の積層体から成るプレート233
,244を介装したものである。このとき、第1の電磁
ピックアップ212において、プレート233の端面と
第2の軸部232との間の距1iは以下のように設定さ
れる. 角,くぶくl, ・・・(3〉 ここで、角,は341のシグナルロータ11の突起11
aと第2の軸部232との間の距離、℃2は第1のシグ
ナルロータ11の外周端面と第2の軸部232との間の
距離を示す。
の突起11aを回転軸方向に延出しコア230の第2の
軸部232と略同一幅の突起113aとしたものである
.これにより、第1のシグナルロータ113の突起11
3aが第2の軸部232に対向したときの両者間のエア
ギャップ部の磁気抵抗Rmaを一層小さく抑えることが
でき、良好な応答性を確保することができる.第14図
は本発明の信号発生装置の更に別の実施例を示すもので
、ケース20aと永久磁石25.26及びコイル27.
28との間に空隙を形成し、第1の軸部231,241
に平行に夫々磁性材料の積層体から成るプレート233
,244を介装したものである。このとき、第1の電磁
ピックアップ212において、プレート233の端面と
第2の軸部232との間の距1iは以下のように設定さ
れる. 角,くぶくl, ・・・(3〉 ここで、角,は341のシグナルロータ11の突起11
aと第2の軸部232との間の距離、℃2は第1のシグ
ナルロータ11の外周端面と第2の軸部232との間の
距離を示す。
尚、本実施例はカムブーリ10の巾が大となっている外
は上記第10図の実施例と同様であり、実質的に同一部
品には同一符号を付して説明は省略する. 上記のように構成される第1の電磁ピックアップ212
において、プレート233と第2の軸部232との間の
間隙には空気層が形成され、あるいは樹脂が充填されて
いる.尚、第2の電磁ピックアップ222も上記と同様
に構成される.而して、第1の電磁ピックアップ212
において、第1のシグナルロータ11の突起11aが第
2の軸部232に対向したとき、両者間のエアギャップ
の距III J! Iはプレート233と第2の軸部2
32との間の距811より小であるため、永久磁石25
による磁束は第2の軸部232即ちコア230から突起
11a側に流れ易い状態となる。突起11aが第2の軸
部232に対向しないとき、即ち第1のシグナルロータ
11の外周端面が第2の軸部232に対向しているとき
には、両者間の距4hがプレート233と第2の軸部2
32との間の距離℃より大であるため、永久磁石25に
よる磁束は第2の軸部232からプレート233側に流
れ易くなる.このようにプレート233を設けることに
より、永久磁石25のN極からコア230、プレート2
33を介して永久磁石25のS極に至るという磁束ルー
プが形成され、漏洩磁束が低減されると共に、磁気干渉
が抑えられる。
は上記第10図の実施例と同様であり、実質的に同一部
品には同一符号を付して説明は省略する. 上記のように構成される第1の電磁ピックアップ212
において、プレート233と第2の軸部232との間の
間隙には空気層が形成され、あるいは樹脂が充填されて
いる.尚、第2の電磁ピックアップ222も上記と同様
に構成される.而して、第1の電磁ピックアップ212
において、第1のシグナルロータ11の突起11aが第
2の軸部232に対向したとき、両者間のエアギャップ
の距III J! Iはプレート233と第2の軸部2
32との間の距811より小であるため、永久磁石25
による磁束は第2の軸部232即ちコア230から突起
11a側に流れ易い状態となる。突起11aが第2の軸
部232に対向しないとき、即ち第1のシグナルロータ
11の外周端面が第2の軸部232に対向しているとき
には、両者間の距4hがプレート233と第2の軸部2
32との間の距離℃より大であるため、永久磁石25に
よる磁束は第2の軸部232からプレート233側に流
れ易くなる.このようにプレート233を設けることに
より、永久磁石25のN極からコア230、プレート2
33を介して永久磁石25のS極に至るという磁束ルー
プが形成され、漏洩磁束が低減されると共に、磁気干渉
が抑えられる。
また、第2の電磁ピックアップ222においても同様に
機能する. 尚、上記実施例における信号発生装置は何れも内燃機関
の点火制御装置に供されるものであるが、これに限るこ
となく例えば車両の制動制御装置用の車輪速度検出装置
に利用可能である外、電磁誘導によって同時に二つの信
号を出力する必要がある種々の装置に利用することがで
きる.[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているので以下に記載す
る効果を奏する。
機能する. 尚、上記実施例における信号発生装置は何れも内燃機関
の点火制御装置に供されるものであるが、これに限るこ
となく例えば車両の制動制御装置用の車輪速度検出装置
に利用可能である外、電磁誘導によって同時に二つの信
号を出力する必要がある種々の装置に利用することがで
きる.[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているので以下に記載す
る効果を奏する。
即ち、本発明の信号発生装置は一対の永久磁石を相互に
対向する側が同極となるように配置することとしており
、対向する一対のコアと共に形成される磁気回路が相互
に干渉することなく確実に分離されるので、磁気干渉に
よるノイズを惹起することなく安定した出力信号を確保
することができる. 柱状コアに対し、シグナルロータに対向する端面と反対
側の端部に永久磁石を配置したものにあっては、簡単な
構成で磁気干渉によるノイズを防止することができる.
また一対のコア、永久磁石及びコイルを一つのケース内
に収容し一体的に形成することができ、このように構成
することにより従来に比し取付スペースを縮小すること
ができ、しかも取付性が良好となり低コスト化が可能と
なる. 略L字状のコアを備えた信号発生装置にあっては、コア
とシグナルロータの突起との間の磁気抵抗が小さくパー
ミアンスが大となるので安定したパルス信号を確保する
ことができる.そして、シグナルロータの突起がコアに
対向していないときには、L字状のコアによりコア先端
から永久磁石への磁束ループが確実に形成されるので、
漏洩磁束を低減することができ、磁気干渉ノイズの発生
を抑えることができる。更に、コアが略L字状であり先
端面が広く、対向するシグナルロータの設置範囲に余裕
があるので、例えば種々の内燃機関のカムブーりに装着
したシグナルロータに対して一種類の電磁ピックアップ
装置により適合可能となり部品の共通化が可能となる. 略し字状のコアと柱状磁性体のプレートを備えたものに
あっては、コアとシグナルロータの突起及び外周端面と
の間並びにコアとプレートとの間の距離を所定の関係に
設定することにより、漏洩磁束、ノイズの発生を抑え所
定のパルス信号を確実に出力することができる.
対向する側が同極となるように配置することとしており
、対向する一対のコアと共に形成される磁気回路が相互
に干渉することなく確実に分離されるので、磁気干渉に
よるノイズを惹起することなく安定した出力信号を確保
することができる. 柱状コアに対し、シグナルロータに対向する端面と反対
側の端部に永久磁石を配置したものにあっては、簡単な
構成で磁気干渉によるノイズを防止することができる.
また一対のコア、永久磁石及びコイルを一つのケース内
に収容し一体的に形成することができ、このように構成
することにより従来に比し取付スペースを縮小すること
ができ、しかも取付性が良好となり低コスト化が可能と
なる. 略L字状のコアを備えた信号発生装置にあっては、コア
とシグナルロータの突起との間の磁気抵抗が小さくパー
ミアンスが大となるので安定したパルス信号を確保する
ことができる.そして、シグナルロータの突起がコアに
対向していないときには、L字状のコアによりコア先端
から永久磁石への磁束ループが確実に形成されるので、
漏洩磁束を低減することができ、磁気干渉ノイズの発生
を抑えることができる。更に、コアが略L字状であり先
端面が広く、対向するシグナルロータの設置範囲に余裕
があるので、例えば種々の内燃機関のカムブーりに装着
したシグナルロータに対して一種類の電磁ピックアップ
装置により適合可能となり部品の共通化が可能となる. 略し字状のコアと柱状磁性体のプレートを備えたものに
あっては、コアとシグナルロータの突起及び外周端面と
の間並びにコアとプレートとの間の距離を所定の関係に
設定することにより、漏洩磁束、ノイズの発生を抑え所
定のパルス信号を確実に出力することができる.
第1図は本発明の信号発生装置の一実施例の縦断面図、
第2図は同、信号発生装置における電磁ピックアップ装
置の底面図、第3図は本発明の信号発生装置の一実施例
の正面図、第4図は同、カムブーり並びに第1及び第2
のシグナルロータの斜視図、第5図は同、磁束分布を示
す図、第6図は本発明の信号発生装置の他の実施例の縦
断面図、第7図は同、更に他の実施例の縦断面図、第8
図は第7図に用いられるシグナルロータの正面図で、(
a)は第2のシグナルロータの正面図、(b)は第1の
シグナルロータの正面図、第9図は本発明の信号発生装
置の更に他の実施例を示す縦断面図、第10図は本発明
の信号発生装置の別の実施例の縦断面図、第11図は第
10図の信号発生装置における電磁ピックアップ装置の
底面図、第12図は同、磁束分布を示す図、第13図は
第10図の信号発生装置におけるシグナルロータの他の
実施例を示す縦断面図、第14図は本発明の信号発生装
置の更に別の実施例を示す縦断面図、第15図は従来の
一対の電磁ピックアップの回転角に応じた出力特性を示
す特性図である.it,tto,tti・・・第1のシ
グナルロータ.12,120,121・・・第2のシグ
ナルロータ,11a,12a・・・突起. 20a・
・・ケース.20・・・電磁ピックアップ装置, 21b,22b・・・ボビン, 21,210,211,212・・・第1の電磁ピック
アップ, 22,220,221.222・・・第2の電磁ピック
アップ. 23,24,230,240・・・コア.25.26・
・・永久磁石, 231,241・・・第1の軸部, 232,242・・・第2の軸部, 27.28・・・コイル. 29・・・樹脂部.31
〜34・・・リード線.
第2図は同、信号発生装置における電磁ピックアップ装
置の底面図、第3図は本発明の信号発生装置の一実施例
の正面図、第4図は同、カムブーり並びに第1及び第2
のシグナルロータの斜視図、第5図は同、磁束分布を示
す図、第6図は本発明の信号発生装置の他の実施例の縦
断面図、第7図は同、更に他の実施例の縦断面図、第8
図は第7図に用いられるシグナルロータの正面図で、(
a)は第2のシグナルロータの正面図、(b)は第1の
シグナルロータの正面図、第9図は本発明の信号発生装
置の更に他の実施例を示す縦断面図、第10図は本発明
の信号発生装置の別の実施例の縦断面図、第11図は第
10図の信号発生装置における電磁ピックアップ装置の
底面図、第12図は同、磁束分布を示す図、第13図は
第10図の信号発生装置におけるシグナルロータの他の
実施例を示す縦断面図、第14図は本発明の信号発生装
置の更に別の実施例を示す縦断面図、第15図は従来の
一対の電磁ピックアップの回転角に応じた出力特性を示
す特性図である.it,tto,tti・・・第1のシ
グナルロータ.12,120,121・・・第2のシグ
ナルロータ,11a,12a・・・突起. 20a・
・・ケース.20・・・電磁ピックアップ装置, 21b,22b・・・ボビン, 21,210,211,212・・・第1の電磁ピック
アップ, 22,220,221.222・・・第2の電磁ピック
アップ. 23,24,230,240・・・コア.25.26・
・・永久磁石, 231,241・・・第1の軸部, 232,242・・・第2の軸部, 27.28・・・コイル. 29・・・樹脂部.31
〜34・・・リード線.
Claims (6)
- (1)外周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシ
グナルロータであって同一方向に延在する軸に回動自在
に支持され平行な回転面上を回転する一対のシグナルロ
ータと、該一対のシグナルロータの外周端面に対し前記
突起と所定間隙を隔てて各々の端面が対向すると共に相
互に対向する一対のコアと、該一対のコアの相互に対向
する面に対し反対側の面の各々に配置する一対の永久磁
石であって相互に対向する側が同極となるように配置し
た一対の永久磁石と、前記一対のコアの各々に巻装した
一対のコイルとを備えたことを特徴とする信号発生装置
。 - (2)前記一対のコアを柱状に形成し、前記一対のコア
の前記一対のシグナルロータに対向する端面に対し反対
側の端部に前記一対の永久磁石を配置したことを特徴と
する請求項1記載の信号発生装置。 - (3)少くとも前記一対のコア、前記一対の永久磁石及
び前記一対のコイルを一つのケース内に収容し一体的に
形成したことを特徴とする請求項1記載の信号発生装置
。 - (4)外周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシ
グナルロータであって同一方向に延在する軸に回動自在
に支持され平行な回転面上を回転する一対のシグナルロ
ータと、第1の軸部及び第2の軸部から成る略L字状の
コアの前記第1の軸部の一端に永久磁石を配置して略コ
字状に形成し、該永久磁石と前記第2の軸部との間の前
記第1の軸部にコイルを巻装して成る一対の電磁ピック
アップとを備え、該一対の電磁ピックアップの前記第1
の軸部が相互に対向するように且つ前記永久磁石の相互
に対向する側が同極となるように対称に配置すると共に
、当該一対の電磁ピックアップの前記第2の軸部が夫々
前記一対のシグナルロータの外周端面に対し前記突起と
所定間隙を隔てて対向するように配置したことを特徴と
する信号発生装置。 - (5)外周端面に少くとも一つの突起を有する一対のシ
グナルロータであって同一方向に延在する軸に回動自在
に支持され平行な回転面上を回転する一対のシグナルロ
ータと、第1の軸部及び第2の軸部から成る略L字状の
コアの前記第1の軸部の一端に永久磁石を配置して略コ
字状に形成し、該永久磁石と前記第2の軸部との間の前
記第1の軸部にコイルを巻装すると共に、柱状磁性体の
プレートを前記第1の軸部に平行に且つ一端面が前記第
2の軸部と所定距離を隔てて対向するように前記永久磁
石に隣接設置して成る一対の電磁ピックアップとを備え
、該一対の電磁ピックアップの前記第1の軸部が相互に
対向するように且つ前記永久磁石の相互に対向する側が
同極となるように対称に配置すると共に、当該一対の電
磁ピックアップの前記第2の軸部が夫々前記一対のシグ
ナルロータの外周端面に対し前記突起と所定間隙を隔て
て対向するように配置したことを特徴とする信号発生装
置。 - (6)前記コアの前記第2の軸部と前記プレートの一端
面との間の所定距離が前記第2の軸部と前記シグナルロ
ータの前記突起との間の所定間隙より大であって、前記
第2の軸部と前記シグナルロータの外周端面との間の距
離より小であることを特徴とする請求項5記載の信号発
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16203789A JPH0326901A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16203789A JPH0326901A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 信号発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326901A true JPH0326901A (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=15746882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16203789A Pending JPH0326901A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6495270B1 (en) | 1998-02-19 | 2002-12-17 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Compounds, hardening accelerator, resin composition, and electronic part device |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP16203789A patent/JPH0326901A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6495270B1 (en) | 1998-02-19 | 2002-12-17 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Compounds, hardening accelerator, resin composition, and electronic part device |
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