JPS6138385Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6138385Y2 JPS6138385Y2 JP18109880U JP18109880U JPS6138385Y2 JP S6138385 Y2 JPS6138385 Y2 JP S6138385Y2 JP 18109880 U JP18109880 U JP 18109880U JP 18109880 U JP18109880 U JP 18109880U JP S6138385 Y2 JPS6138385 Y2 JP S6138385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- load
- magnetic path
- salient poles
- sectional area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はステータコアの構造を改良した磁石発
電機に関するものである。
電機に関するものである。
従来、4極磁石回転子を有する磁石発電機にお
いては、弦タイプの2つのステータコアを180゜
対向する位置に設けていた。
いては、弦タイプの2つのステータコアを180゜
対向する位置に設けていた。
ところが上述した従来のものでは、ランプ等の
負荷の電源となる負荷電源コイルへの鎖交磁束の
供給は、弦タイプのステータコアに磁石回転子の
4個の磁石のうち2個の磁石が対向しているとき
になされるので、4個の磁石のうち2個の磁石の
磁束が有効に利用できず、負荷電源コイルに大き
な出力を得ることができなかつた。
負荷の電源となる負荷電源コイルへの鎖交磁束の
供給は、弦タイプのステータコアに磁石回転子の
4個の磁石のうち2個の磁石が対向しているとき
になされるので、4個の磁石のうち2個の磁石の
磁束が有効に利用できず、負荷電源コイルに大き
な出力を得ることができなかつた。
そこで、本考案はC字状磁路の外周にほぼ90゜
間隔で3個の突極を設けた負荷用ステータコアを
用い、その3個の突極のうち中央の突極の磁路断
面積をその両側の突極の磁路断面積より大きく
し、これら3個の突極に負荷電源コイルを巻線す
ることにより、磁石回転子の磁石の磁束を有効に
利用して負荷電源コイルの出力を増大させること
を目的とする。
間隔で3個の突極を設けた負荷用ステータコアを
用い、その3個の突極のうち中央の突極の磁路断
面積をその両側の突極の磁路断面積より大きく
し、これら3個の突極に負荷電源コイルを巻線す
ることにより、磁石回転子の磁石の磁束を有効に
利用して負荷電源コイルの出力を増大させること
を目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。1は内燃機関により駆動される4個の磁石回
転子で、鉄碗2とこの鉄碗2の内周面に4個等間
隔で固定した磁石3a〜3dとよりなる。4は積
層鉄心よりなる負荷用ステータコアで、C字状の
磁路4aと、この磁路4aの外周にほぼ90゜間隔
で3個形成した突極4b〜4dとよりなり、これ
ら3個の突極4b〜4dのうち中央の突極4cの
幅をその両側の突極4b,4dの幅より広くする
ことにより、中央の突極4cの磁路断面積がその
両側の突極4b,4dの磁路断面積より大きくし
てある。5a,5b,5cは負荷用ステータコア
4の各突極4b〜4dにそれぞれ巻線した負荷電
源コイルであつて、ランプ等の負荷の電源をなす
ものである。6は積層鉄心よりなる弦タイプの点
火用ステータコアで、負荷用ステータコア4と
180゜対向する位置に設けてある。7は点火用ス
テータコア6に巻線した点火電源コイルであつ
て、点火装置の電源をなすものである。
る。1は内燃機関により駆動される4個の磁石回
転子で、鉄碗2とこの鉄碗2の内周面に4個等間
隔で固定した磁石3a〜3dとよりなる。4は積
層鉄心よりなる負荷用ステータコアで、C字状の
磁路4aと、この磁路4aの外周にほぼ90゜間隔
で3個形成した突極4b〜4dとよりなり、これ
ら3個の突極4b〜4dのうち中央の突極4cの
幅をその両側の突極4b,4dの幅より広くする
ことにより、中央の突極4cの磁路断面積がその
両側の突極4b,4dの磁路断面積より大きくし
てある。5a,5b,5cは負荷用ステータコア
4の各突極4b〜4dにそれぞれ巻線した負荷電
源コイルであつて、ランプ等の負荷の電源をなす
ものである。6は積層鉄心よりなる弦タイプの点
火用ステータコアで、負荷用ステータコア4と
180゜対向する位置に設けてある。7は点火用ス
テータコア6に巻線した点火電源コイルであつ
て、点火装置の電源をなすものである。
上記構成において、磁石回転子1の回転に伴な
い磁石3a〜3dより負荷電源コイル5a〜5c
および点火電源コイル7に鎖交する磁束が変化す
ることにより、各電源コイル5a〜5c、7に出
力が発生する。ここで、図に示すごとく、負荷用
ステータコア4b〜4dに磁石回転子1の磁石3
d,3a,3bが対向すると、これら各磁石3
d,3a,3bより負荷用ステータコア4に対し
図示の破線で示すごとく磁束が流れ、その中央の
突極4cにはその両側の突極4b,4dに対し2
倍の磁束が通るが、この中央の突極4cの磁路断
面積がその両側の突極4b,4dの磁路断面積よ
り大きくしてあるため、中央の突極4cに十分な
磁束を支障なく通すことができる。従つて、負荷
用ステータコア4には3個の磁石よりの磁束が同
時に通つてその3個の突極に巻線した各負荷電源
コイル5a〜5cの出力が増大する。
い磁石3a〜3dより負荷電源コイル5a〜5c
および点火電源コイル7に鎖交する磁束が変化す
ることにより、各電源コイル5a〜5c、7に出
力が発生する。ここで、図に示すごとく、負荷用
ステータコア4b〜4dに磁石回転子1の磁石3
d,3a,3bが対向すると、これら各磁石3
d,3a,3bより負荷用ステータコア4に対し
図示の破線で示すごとく磁束が流れ、その中央の
突極4cにはその両側の突極4b,4dに対し2
倍の磁束が通るが、この中央の突極4cの磁路断
面積がその両側の突極4b,4dの磁路断面積よ
り大きくしてあるため、中央の突極4cに十分な
磁束を支障なく通すことができる。従つて、負荷
用ステータコア4には3個の磁石よりの磁束が同
時に通つてその3個の突極に巻線した各負荷電源
コイル5a〜5cの出力が増大する。
なお、上述した実施例においては、中央の突極
4cの幅をその両側の突極4b,4dの幅より広
くすることにより中央の突極4cの磁路断面積を
その両側の突極4b,4dの磁路断面積より広く
するようにしたが、幅は同じで厚さを厚くした
り、幅を広くすると共に厚さも厚くすることによ
り中央の突極4cの磁路断面積をその両側の突極
4b,4dの磁路断面積より広くするようにして
もよい。
4cの幅をその両側の突極4b,4dの幅より広
くすることにより中央の突極4cの磁路断面積を
その両側の突極4b,4dの磁路断面積より広く
するようにしたが、幅は同じで厚さを厚くした
り、幅を広くすると共に厚さも厚くすることによ
り中央の突極4cの磁路断面積をその両側の突極
4b,4dの磁路断面積より広くするようにして
もよい。
以上述べたように本考案においては、C字状の
磁路の外周に、ほぼ90゜間隔で3個の突極を設け
た負荷用ステータコアを用い、その3個の突極の
うち中央の突極の磁路断面積をその両側の突極の
磁路断面積より大きくし、これら3個の突極に負
荷電源コイルを巻線したから、負荷用ステータコ
アに3個の磁石よりの磁束が同時にかつ十分に通
つて、その3個の突極に巻線した各負荷電源コイ
ルに充分な磁束が鎖交して負荷電源コイルの出力
を増大することができるという優れた効果があ
る。
磁路の外周に、ほぼ90゜間隔で3個の突極を設け
た負荷用ステータコアを用い、その3個の突極の
うち中央の突極の磁路断面積をその両側の突極の
磁路断面積より大きくし、これら3個の突極に負
荷電源コイルを巻線したから、負荷用ステータコ
アに3個の磁石よりの磁束が同時にかつ十分に通
つて、その3個の突極に巻線した各負荷電源コイ
ルに充分な磁束が鎖交して負荷電源コイルの出力
を増大することができるという優れた効果があ
る。
図は本考案発電機の一実施例を示す平面図であ
る。 1……磁石回転子、3a〜3d……磁石、4…
…負荷用ステータコア、4a……C字状の磁路、
4b,4c,4d……突極、5a〜5c……負荷
電源コイル、6……点火用ステータコア、7……
点火電源コイル。
る。 1……磁石回転子、3a〜3d……磁石、4…
…負荷用ステータコア、4a……C字状の磁路、
4b,4c,4d……突極、5a〜5c……負荷
電源コイル、6……点火用ステータコア、7……
点火電源コイル。
Claims (1)
- 4極の磁石回転子を有する磁石発電機におい
て、C字状の磁路の外周に、ほぼ90゜間隔で3個
の突極が設けられ、この3個の突極のうち中央の
突極の磁路断面積をその両側の突極の磁路断面積
より大きくしてなる負荷用ステータコアと、この
負荷用ステータコアの各突極にそれぞれ巻線した
負荷電源コイルと、前記負荷用ステータコアと
180゜対向する位置に設けた弦タイプの点火用ス
テータコアと、この点火用ステータコアに巻線し
た点火電源コイルとを備えることを特徴とする磁
石発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18109880U JPS6138385Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18109880U JPS6138385Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57104772U JPS57104772U (ja) | 1982-06-28 |
JPS6138385Y2 true JPS6138385Y2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=29978273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18109880U Expired JPS6138385Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138385Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-16 JP JP18109880U patent/JPS6138385Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57104772U (ja) | 1982-06-28 |