JPH03268212A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH03268212A
JPH03268212A JP6559990A JP6559990A JPH03268212A JP H03268212 A JPH03268212 A JP H03268212A JP 6559990 A JP6559990 A JP 6559990A JP 6559990 A JP6559990 A JP 6559990A JP H03268212 A JPH03268212 A JP H03268212A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、FDD(フロッピーディスクドライブ以下略
)用磁気ヘッドに係わり、特に複数の異なるトラック幅
の記録方式に対応する、複数のコアを備えた磁気ヘッド
の構造に関する。
〔従来の技術〕
近年のコンピュータ技術の進展により、磁気記録に代表
される、外部記憶装置も大容量化の一途をたどっている
が、それは、いわゆるノく−ソナルユースにおいても例
外ではなく、情報量の増大、オペレーション・システム
の高機能化に対応し、10MBさらには20MB以上の
記憶容量を持つ外部記憶装置が切望されている。この要
求を満たすものとしては、小型、高信頼性かつ媒体脱着
の利便性から、3.5インチFDDが有望とされ、市場
への導入が進められつつある。
一方で、従来の3.5インチFDDの標準フォーマット
であるIMBないし2MBシステムも、ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータを中心に広く普及し、その
低コスト性と互換性1.適度な記憶容量から、市場で根
強い支持を受けている。
以上のような背景から、IOMB以上の記憶容量のFl
)Dであっても、従来フォーマットとの互換性がなげれ
ば市場に受は入れられず、1台のドライブで、IMB、
2MBフォーマットから10MB以上の新規フォーマッ
トまで、すべて記録再生できることが、高記憶容量FD
D装置普及の必須条件になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、3.5インチFDDで10MB以上の記
憶容量を達成しようとすれば、線記録密度の増加と同時
に、トラック密度も上げなければならない。それは例え
ば、IMBや2MBの135TPI(トラック・パー・
インチ)に対して、10MB以上では、4倍から5倍の
540ないしは675TPIが必要となる。このため、
用いる磁気ヘッドの仕様も根本的に異なり、作動ギャッ
プ長が小さく、トラック幅も狭くなる。
さらに、IMBや2MBではヘッドの位置決め精度の点
からトンネル消去方式が採用され、記録トラックの両側
を消去し、ヘッドの位置ずれに対処しているが、IOM
B以上では、位置決めサーボシステムを導入することを
前提にしており、般に消去ヘッドは用いない構造となっ
ている。従来の2MB/IMB兼用ヘッドの構造および
10MB以上の高記憶容量FDD用ヘッドの構造を、第
5図および第6図に斜視図で示す。第5図において、I
MBや2MB対応のヘッド構造を示すものであり、トン
ネル消去方式の磁気ヘッドコア511及びスライダ50
6,514によって構成されている。第6図は、IOM
B以上の位置決めサーボシステムを前提にした消去ヘッ
ドを用いない構造を示し、磁気ヘッドコア610及びス
ライダ606,614によって構成されている。
したがって、1台のFDDでIMBないし2MBと、I
OMB以上のフォーマットのどちらも記録再生可能とす
るためには、少なくとも片面2個のヘッドシステムが必
要となる。
ところが、フロッピーディスク媒体の構造および小型化
されたFDD装置の構造から、異なる仕様の磁気ヘッド
を複数FDD内に設置することは、現実的でなく、仮に
設置しても、小型軽量という、3.5インチFDDの本
来の主旨からは程遠いものとなる。
そこで、スライダーと磁気ヘッドコアからなる、一つの
FDD用磁気ヘッドのなかに、2組の磁気ヘッドコアを
設置する例が考案され(特開昭61−266707公報
、特開昭62−52781公報など)ているが、磁気回
路を形成するための構成部品や、コイルが、ヘッド性能
を損なわないで設置できず、実用化には至っていない。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、1台で複数のフ
ォーマットに対して互換性が得られるFDDを実現する
ための、磁気ヘッドを提供することであり、従来の2M
BおよびIMBと、10MB以上のフォーマットに対し
、各々の規格を満足しながら、記録再生できるFDD用
磁気ヘッドを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、従来の記録再生ならびにトンネル消去ギャッ
プを備えた2MB/IMBなどの磁気ヘッドコア(以下
下位コアと略す)と、高密度記録用狭トラツク幅磁気ヘ
ッドコア(以下上位コアと略す)を、シールド材な挾ん
で平行に配置し、上位コアのコイルを、下位コアの記録
再生コイルと消去コイルの間に設置し、かつ上位コアの
コイルと下位コアのコイルの中心軸の方向が、それぞれ
鎖交していることを特徴とする磁気ヘッドにより、上記
問題点を解決するものである。
〔作用〕
本発明による作用を、第1図により説明する。
まず、下位コア111は、そのコイル116も含め、第
5図に示した従来の2MB/IMB互換ヘッドとなんら
変わるところはない。また、セラミックスライダ114
も同様である。IMBおよび2MBの読み書きは、この
下位コアを用いて行うため、従来の2MB/ IMB互
換ヘッドと同一の性能を持っている。
一方、上位コア110は、第5図従来の2MB/IMB
互換ヘッドのスライダ506に相当する部分にあり、ヘ
ッド側面に相当する部分で磁路が形成され、コイル10
8が巻かれている。このコイル108は、第4図ヘッド
下面よりみた図に示すように、下位コア411用の記録
再生コイル412と消去コイル416の間の空間に巻か
れているため、ヘッド全体の幅は、上位コア用のコイル
の巻厚分増加するだけであり、実用上なんら問題ない。
第4図においては410が上位コア、408が上位コア
用コイルである。また、414はセラミック製スライダ
である。なお前述のように、高密度用ヘッドはイレーズ
ギャップが無いため、単一ギャップとなっている。また
、トラック幅、ギャップ長、ギャップ深さ、コイルター
ン数などは、高密度フォーマットに最適に設定されてい
る。さらに、MIG(METAL  IN  GAP)
構造とあわせて、IOMB以上の高密度記録を行うに十
分な性能を持っている。
また、上位コアと下位コアの間には、磁気的なりロスト
ークを防ぐため、フェライト製のシールド材107が設
置されている。
以上のような構造により、トラック幅の異なる複数のヘ
ッドコアが、それぞれ干渉することなく設置でき、かつ
その性能は、それぞれのフォーマット用専用ヘッドに匹
敵するものであるため、1台のFDDでIMBとIOM
B以上のような、異なるトラック幅の複数のフォーマッ
トに対し、完全に記録再生できるFDD用磁気ヘッドが
得られた。
以下実施例に従って本発明の詳細な説明する。
〔実施例1〕 第1図は本発明による磁気ヘッドの1例を示す斜視図で
ある。
下位コア111、上位コア110とはシールド材107
を介して一体化されている。116は下位コア111用
のコイルで第4図412,413に示すように2個で構
成されており、108は上位コア110用のコイルで、
前記コイル412.413と平面的に重複しないように
配置され、コイル中心軸が鎖交している。
第2図(a)から(g)は、本発明磁気ヘッドを得るた
めの形成工程例を、40μmのトラック幅を持つ、20
MB用MIG型ヘッドコアを上位コアとし、117μm
のトラック幅を持つ、トンネルイレーズ方式2MB/I
MB兼用ヘッドコアを下位コアとした磁気ヘッドの形成
工程を例に、概略的に示した図である。
まず第2図(a)に示すように、所望のトラック幅が得
られるトラック幅規制溝を入れた、一対となるマンガン
亜鉛フェライト製コア材のうち、第一のフェライトコア
材201のギャップ形成面に10重量%珪素、6重量%
アルミニウム、84重量%鉄からなるターゲットを用い
たスパッタリング法により、センダスト薄膜206を3
μm形成し、さらにその上に、珪素酸化物膜204を真
空蒸着法を用いて、所定のギャップ長と同等の膜厚で形
成する。本実施例では0.3μmとした。
つぎに第2図(b)のように、前記第一のフェライトコ
ア材201とコイル窓を形成した第二のフェライトコア
材202をギャップ面で突き合わし、両者を接合に適し
た軟化温度を有するガラス205により600℃の接合
温度で接合して、コアブロックを得る。
つぎに、第2図(C)に示すように、前記コアブロック
を%−> ta)のブロックが装填できるよう、砥石に
より階段状に切削加工する。
つぎに第2図(d)のように、あらかじめフェライト製
シールド板207を設けたチタン酸カルシ為つム系セラ
ミック製のブロック206を、前記(C)で加工したコ
アブロックに接着する。
つぎ、に第2図(e)のように、上面をスライダ形状に
合わせ、研削加工する。
つぎに第2図(f)のように、下面より砥石を入れ、第
2図(e)に−点鎖線で示した線208に沿って、切断
加工する。この加工により、シールド板207はチタン
酸カルシュウムセラミックと積層された形で残り、前記
第1図のシールド板107と上位コア110を含む、2
0MB用磁気ヘッドコア部分が完成する。
一方、第1図の下位コア111に相当する、2MB/I
MB兼用下位コア211は、従来と全く同様に形成され
、第2図(g)のようにセラミックスライダ214、コ
イル212.213とともに、第1図のスライダ106
が欠如した形で組み立てられ、第2図(a)〜(f)に
より形成した第2のコアと接着される。
最後に、媒体接触面をクラウン加工し、第2のコアにコ
イルを巻けば、第1図に示すような磁気ヘッドが完成す
る。
以上の実施例により形成したヘッドの磁気特性を調べた
ところ、2MB/IMB兼用コアによる従来フォーマッ
トの記録再生特性、および20MBコアによる高密度記
録再生特性ともに、各々の専用ヘッドによる特性と比較
して、なんら劣る点は見いだせなかった。しかも、各々
のコア間の磁気的な干渉、いわゆるクロストークはほと
んど観察されなかった。さらに、20MBコアではパッ
クギャップが一カ所しかないため、高効率が得られた。
〔実施例2〕 実施例1の、下位コアとして先行イレーズ型4MB/2
MB、/IMB兼用ヘッドコアを用いて、実施例1と同
様の方法で磁気ヘッドを形成した。
その例を第3図に示す。
下位コア311は先行イレーズ型の4MB/2MB/ 
IMB兼用ヘッドコアであり、上位コア610とはシー
ルド材607を介して一体化されている。614はセラ
ミック製スライダである。
312は下位コア111用のコイルで、これも第4図4
12.416に示すように2個で構成されており、上位
コア410用のコイル608との配置関係は、実施例1
と同様である。
この実施例による磁気ヘッドは、IMB、2MB、4M
Bの記録再生と、20MBの記録再生が可能であり、各
々のフォーマットに対して、完全に互換性があった。
以上の実施例に於いて、上位および下位コアは、そこに
挙げたものに限らず、任意のトラック幅、ギャップ仕様
のコアが用いられることは、言うまでもない。
またFDD用に限らず、第1、第2のコアの仕様を同一
とし、HDD ()・−ドディスクドライブ)などに用
いれば、2つのトラックに対して同時に記録再生できる
ため、アクセスタイムが半分になる利点を見いだすこと
もできる。
〔本発明の効果〕
以上の説明の様に本発明は、従来フォーマットである2
MB、1MB用ヘッドコアと、それと異なる狭トラツク
のMIG型磁気ヘッドコアを同一のスライダー上に、効
率よく設置したものであり、各フォーマットの記録再生
特性を損なうことなく、完全な互換性を持った、磁気ヘ
ッド構造を提供するものである。本発明の方法によれば
、IOMB以上の高密度磁気記録を達成しつつ、従来の
IMBないし2MBフォーマットとの互換性も確保され
たFDDが可能となり、IOMB以上の記憶容量を持つ
FDDの普及が、画期的に促進されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明になる磁気ヘッドの斜視図、第2図は
本発明になる磁気ヘッドを形成するだめの工程例を示す
工程図、第3図は本発明の別の実す斜視図である。 201.202・・・・・・フェライト材、203・・
・・・・センダスト薄膜、 204・・・・・・珪素酸化物膜、 205・・・・・・接合ガラス、 106.114.206.214.614.506.5
14.606.614・・・・・・スライダ、 107.207.607・・・・・・シールド材、10
8.308.408・・・・・・上位コア用コイル、1
10.310.410・・・・・・上位コア、111.
211.611.411・・・・・・下位コア、116
.213.613.413・・・・・・下位コア消去コ
イル、 212.412・・・・・・下位コア記録再生コイル。 ラドのコイルの配置を示す、下面よりの観察図、第5図
および第6図は従来の磁気ヘッドの例を示第2図 (b) 第2図 (C) 特開平3−268212 (6)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録再生ギャップと消去ギャップとを備えた第一の磁気
    ヘッドコアと、単一のギャップを備えた第二の磁気ヘッ
    ドコアを、同一のスライダー上に併置したフロッピーデ
    ィスクドライブ用磁気ヘッドにおいて、前記第一と第二
    の磁気ヘッドコアは磁性シールド材を挾んで平行に配置
    されており、第二の磁気ヘッドコアのコイルは、第一の
    磁気ヘッドコアの記録再生コイルと消去コイルの間に設
    置され、かつ第二の磁気ヘッドコアのコイルの中心軸の
    方向と、第一の磁気ヘッドコアのコイルの中心軸の方向
    が、それぞれ鎖交していることを特徴とする磁気ヘッド
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