JPH03267781A - ホール素子用不平衡電圧調整回路 - Google Patents
ホール素子用不平衡電圧調整回路Info
- Publication number
- JPH03267781A JPH03267781A JP2066654A JP6665490A JPH03267781A JP H03267781 A JPH03267781 A JP H03267781A JP 2066654 A JP2066654 A JP 2066654A JP 6665490 A JP6665490 A JP 6665490A JP H03267781 A JPH03267781 A JP H03267781A
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- JP
- Japan
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- input
- resistance
- hall element
- voltage
- amplifier
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、近接センサや、磁界強度計等に用いられる
ホール素子の不平衡電圧を調整する回路に関するもので
ある。
ホール素子の不平衡電圧を調整する回路に関するもので
ある。
第3図、第5図は[トランジスタ技術J 1986年3
月号に掲載された「センサ回路設計ノート ホール・セ
ンサと電力計」に示されたホール素子用不平衡電圧調整
回路である。
月号に掲載された「センサ回路設計ノート ホール・セ
ンサと電力計」に示されたホール素子用不平衡電圧調整
回路である。
第3図において、(1)はホール素子、(2)はポール
素子(1)の入力端に接続された定電流源、(3)(4
)はホール素子(1)の各出方をそれぞれの正相入力と
する第1および第2の演算増幅器、(5)は第1の演算
増幅器(3)および第2の演算増幅器(4)の出力を入
力とする差動増幅器であり、第1第2第3の増幅器と抵
抗群とで全体として高入力抵抗差動増幅器(6)を構成
している。(7)は可変抵抗器で、固定端はホール素子
(1)出力端に、中間可変抵抗端はホール素子出力端と
第1の増幅器(3)の入力に接続されている。
素子(1)の入力端に接続された定電流源、(3)(4
)はホール素子(1)の各出方をそれぞれの正相入力と
する第1および第2の演算増幅器、(5)は第1の演算
増幅器(3)および第2の演算増幅器(4)の出力を入
力とする差動増幅器であり、第1第2第3の増幅器と抵
抗群とで全体として高入力抵抗差動増幅器(6)を構成
している。(7)は可変抵抗器で、固定端はホール素子
(1)出力端に、中間可変抵抗端はホール素子出力端と
第1の増幅器(3)の入力に接続されている。
差動増幅器(5)の利得を決める抵抗R4,R5R6,
R7の関係は1両入方に対し同じ利得とじ差動出力とす
るため9通常9次のように定められている。
R7の関係は1両入方に対し同じ利得とじ差動出力とす
るため9通常9次のように定められている。
R5/R4= R7/R6
このとき出力■。は、よく知られているように入力差V
I+の関数として得られる。
I+の関数として得られる。
ホール素子(1)は定電流駆動をさせた場合、同相電圧
あるいは不平衡電圧、温度係数なとの問題かある。ホー
ル素子(1)の出力端の検出電圧は小さいため、これら
を十分に補償する必要がある。
あるいは不平衡電圧、温度係数なとの問題かある。ホー
ル素子(1)の出力端の検出電圧は小さいため、これら
を十分に補償する必要がある。
検出磁束密度ゼロ時に現れる不平衝電圧は、内部抵抗の
非対称性により発生する。これを補償する回路として、
第3図のようにホール素子入力端間の電圧を可変抵抗器
(7)で分圧し、ホール素子(1)の第1の出力端に加
える。ホール素子(1)の入力抵抗の温度変化をそのま
ま入力端子間電圧として利用しているので、温度係数を
持たない不平衡電圧の補償調整が可能である。
非対称性により発生する。これを補償する回路として、
第3図のようにホール素子入力端間の電圧を可変抵抗器
(7)で分圧し、ホール素子(1)の第1の出力端に加
える。ホール素子(1)の入力抵抗の温度変化をそのま
ま入力端子間電圧として利用しているので、温度係数を
持たない不平衡電圧の補償調整が可能である。
こうして出力電圧V。は次式で表わされる。
ここで、 Vo:第3の演算増幅器の出力電圧Vfl
l + V O2:第1および第2の演算増幅器の出力
電圧V、、、V、、、、第1および第2の演算増幅器の
入力電圧この回路で不平衡電圧を調整した場合の可変抵
抗(7)の回転角と調整電圧の関係は、第4図のように
なる。このような特性になるのは、ホール素子の内部抵
抗が可変抵抗(7)の抵抗値に比較して無視できない小
さな値であり、この内部抵抗が可変抵抗(7)の負荷抵
抗となるためである。
l + V O2:第1および第2の演算増幅器の出力
電圧V、、、V、、、、第1および第2の演算増幅器の
入力電圧この回路で不平衡電圧を調整した場合の可変抵
抗(7)の回転角と調整電圧の関係は、第4図のように
なる。このような特性になるのは、ホール素子の内部抵
抗が可変抵抗(7)の抵抗値に比較して無視できない小
さな値であり、この内部抵抗が可変抵抗(7)の負荷抵
抗となるためである。
第5図はこれを改良したものであり、演算増幅器(8)
を設けて負荷インピーダンスを太きくシ。
を設けて負荷インピーダンスを太きくシ。
第4図の入出力関係を直線化している。
従来の不平衝電圧調整回路は2以上のように簡単な構成
で、かつ温度補償された不平衡電圧の調整が可能である
。しかし、可変抵抗器の回転角と調整電圧の関係か直線
的でないため、スムースに高精度の電圧調整を行うこと
が困難であった。
で、かつ温度補償された不平衡電圧の調整が可能である
。しかし、可変抵抗器の回転角と調整電圧の関係か直線
的でないため、スムースに高精度の電圧調整を行うこと
が困難であった。
または、可変抵抗器の回転角と調整電圧の関係を直線化
するために余分な演算増幅器か必要で。
するために余分な演算増幅器か必要で。
これを用いることで余分な誤差要因を組み込むことにな
る。
る。
この発明は上記の課題を解決するために成されたもので
、簡単な構成でスムースで高精度かつ広範囲の不平衡電
圧調整回路を得ることを目的とする。
、簡単な構成でスムースで高精度かつ広範囲の不平衡電
圧調整回路を得ることを目的とする。
この発明に係る不平衡電圧調整回路は、ホール素子の入
力端子間に可変抵抗の両開定抵抗端側を接続し、その中
間可変抵抗端を、ホール素子出力の一方を入力とする差
動増幅器の他方の入力に接続した。
力端子間に可変抵抗の両開定抵抗端側を接続し、その中
間可変抵抗端を、ホール素子出力の一方を入力とする差
動増幅器の他方の入力に接続した。
この発明においては、不平衡電圧調整用の可変抵抗の回
転角と調整電圧との関係が直線関係に近ずく。
転角と調整電圧との関係が直線関係に近ずく。
第1図はこの発明の一実施例であり1図において、(1
)はホール素子、(2)はホール素子(1)の入力端に
接続された定電流源、 (3) (4)はホール素子(
1)の各出力をそれぞれの正相入力とする第1および第
2の演算増幅器、(5)は第1の演算増幅器(3)およ
び第2の演算増幅器(4)の出力を入力とする差動増幅
器であり、第1第2第3の増幅器と抵抗群とで全体とし
て高入力抵抗差動増幅器(6)を構成している。
)はホール素子、(2)はホール素子(1)の入力端に
接続された定電流源、 (3) (4)はホール素子(
1)の各出力をそれぞれの正相入力とする第1および第
2の演算増幅器、(5)は第1の演算増幅器(3)およ
び第2の演算増幅器(4)の出力を入力とする差動増幅
器であり、第1第2第3の増幅器と抵抗群とで全体とし
て高入力抵抗差動増幅器(6)を構成している。
差動増幅器(5)の利得を決める抵抗R,4,R5゜R
6,R7の関係は7従来例と同じである。
6,R7の関係は7従来例と同じである。
新規の部分は、可変抵抗(7)の接続方法で、その中間
可変抵抗端を、ホール素子(1)の低電圧側出力を正相
入力とする第1の演算増幅器(3)の逆相入力に、抵抗
R8を通して接続する。
可変抵抗端を、ホール素子(1)の低電圧側出力を正相
入力とする第1の演算増幅器(3)の逆相入力に、抵抗
R8を通して接続する。
この動作を説明する。第1および第2の演算増幅器(3
) (4)の入力電圧をV 1(、V +2とし、それ
ぞれの出力電圧を■。l+ VO2とすると1次式が成
立する。
) (4)の入力電圧をV 1(、V +2とし、それ
ぞれの出力電圧を■。l+ VO2とすると1次式が成
立する。
■□−L2 V+1 ・・・・・・・・・・
・・・・・ [2]4R3 8 [21式を[3]式に代入すると 第2項の(R2/ Rg)・R3/R++R2+R3)
・V5が不平衝電圧を補償する入力である。
・・・・・ [2]4R3 8 [21式を[3]式に代入すると 第2項の(R2/ Rg)・R3/R++R2+R3)
・V5が不平衝電圧を補償する入力である。
可変抵抗(7)の回転角と調整電圧の関係か直線化され
る。しかも、余分な演算増幅器は不要で、今までの演算
増幅器の利得、同相電圧除去比はほとんど影響を受けな
い。例えば、可変抵抗(7)の値を50にΩ、抵抗R6
の値を50にΩとしたとき。
る。しかも、余分な演算増幅器は不要で、今までの演算
増幅器の利得、同相電圧除去比はほとんど影響を受けな
い。例えば、可変抵抗(7)の値を50にΩ、抵抗R6
の値を50にΩとしたとき。
可変抵抗(7)の回転角と調整電圧の関係は第2図のよ
うになる。
うになる。
なお、可変抵抗端電圧とホール素子低電圧側出力端電圧
との差であるV5は1両者かホール素子の入力抵抗の温
度係数に等しい温度係数を持つため、不平衝電圧の温度
係数ともほぼ等しい。
との差であるV5は1両者かホール素子の入力抵抗の温
度係数に等しい温度係数を持つため、不平衝電圧の温度
係数ともほぼ等しい。
なお、上記実施例では、定電流駆動のホール素子に不平
衡電圧の調整を適用した例を示したが温度補償を無視す
るなら、定電流源を定電圧源としてもよく、温度補償の
目的で抵抗R8を温度係数の大きい感温抵抗としてもよ
い。
衡電圧の調整を適用した例を示したが温度補償を無視す
るなら、定電流源を定電圧源としてもよく、温度補償の
目的で抵抗R8を温度係数の大きい感温抵抗としてもよ
い。
また、−船釣なブリッジ回路9例えば圧力センサーなと
のオフセット調整回路として用いても良い。
のオフセット調整回路として用いても良い。
以上のようにこの発明によれば、ホール素子の電源入力
端子間に可変抵抗の固定端を接続し、その可変端を、入
力抵抗を介して一方の演算増幅器のホール素子出力から
の入力とは別の入力端に接続したので、余分な付加回路
を設けることなく不平衡電圧調整用可変抵抗の回転角と
調整電圧の関係を直線化できる効果がある。
端子間に可変抵抗の固定端を接続し、その可変端を、入
力抵抗を介して一方の演算増幅器のホール素子出力から
の入力とは別の入力端に接続したので、余分な付加回路
を設けることなく不平衡電圧調整用可変抵抗の回転角と
調整電圧の関係を直線化できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例である不平衡電圧調整回路
図、第2図はこの発明の一実施例による調整用可変抵抗
器の回転角と調整電圧の関係を示す図、第3図は従来の
不平衡電圧調整回路図、第4図は第3図の回路の調整用
可変抵抗器の回転角と調整電圧の関係を示す図、第5図
は従来の池の不平衡電圧調整回路を示した図である。 図において、(1)はホール素子、(2)は定電流源、
(3)は第1の演算増幅器、(4)は第2の演算増幅器
、(5)は差動入力を持つ第3の演算増幅器(6)全体
で高入力抵抗差動増幅器、(7)は可変抵抗器である。 なお、各図中同一符合は同一または相当部分を示す。 第1図
図、第2図はこの発明の一実施例による調整用可変抵抗
器の回転角と調整電圧の関係を示す図、第3図は従来の
不平衡電圧調整回路図、第4図は第3図の回路の調整用
可変抵抗器の回転角と調整電圧の関係を示す図、第5図
は従来の池の不平衡電圧調整回路を示した図である。 図において、(1)はホール素子、(2)は定電流源、
(3)は第1の演算増幅器、(4)は第2の演算増幅器
、(5)は差動入力を持つ第3の演算増幅器(6)全体
で高入力抵抗差動増幅器、(7)は可変抵抗器である。 なお、各図中同一符合は同一または相当部分を示す。 第1図
Claims (1)
- 制御入力端子間への入力に対し、出力端子間に印加磁界
に対応する出力を得るホール素子と、該出力をそれぞれ
入力とする第1と第2の増幅器と、該第1および第2の
増幅器出力を差動入力とする第3の増幅器とより成るホ
ール素子用増幅回路において、該ホール素子の入力端子
間に可変抵抗の両固定抵抗端側を接続し、その中間可変
抵抗端を入力抵抗を介して該第1の増幅器の該ホール素
子出力からの入力端と異なる入力端に接続したことを特
徴とするホール素子用不平衝電圧調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066654A JPH03267781A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ホール素子用不平衡電圧調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2066654A JPH03267781A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ホール素子用不平衡電圧調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267781A true JPH03267781A (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=13322103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2066654A Pending JPH03267781A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ホール素子用不平衡電圧調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03267781A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006085503A1 (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-17 | Rohm Co., Ltd. | 磁気センサ回路、及び、その磁気センサ回路を有する携帯端末 |
US7659716B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-02-09 | Rohm Co., Ltd. | Sensor circuit, semiconductor device, and electronic apparatus |
JP2014145676A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Seiko Instruments Inc | センサ回路 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2066654A patent/JPH03267781A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006085503A1 (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-17 | Rohm Co., Ltd. | 磁気センサ回路、及び、その磁気センサ回路を有する携帯端末 |
US7701208B2 (en) | 2005-02-08 | 2010-04-20 | Rohm Co., Ltd. | Magnetic sensor circuit and portable terminal provided with such magnetic sensor circuit |
JP4901720B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2012-03-21 | ローム株式会社 | 磁気センサ回路、及び、その磁気センサ回路を有する携帯端末 |
US7659716B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-02-09 | Rohm Co., Ltd. | Sensor circuit, semiconductor device, and electronic apparatus |
JP2014145676A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Seiko Instruments Inc | センサ回路 |
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