JPH0546341Y2 - - Google Patents

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JPH0546341Y2
JPH0546341Y2 JP3885388U JP3885388U JPH0546341Y2 JP H0546341 Y2 JPH0546341 Y2 JP H0546341Y2 JP 3885388 U JP3885388 U JP 3885388U JP 3885388 U JP3885388 U JP 3885388U JP H0546341 Y2 JPH0546341 Y2 JP H0546341Y2
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amplifier
switch
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circuit breaker
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、放射線検出器が出力する検出放射線
の線量率に応じた微小電流を測定する場合に用い
るような、極めてゲインの高い負帰還増幅器、特
にゲイン切換スイツチに構造の簡単なスイツチを
使用することができて、この結果極めて容易に製
作することができる増幅器に関する。
〔従来の技術〕
放射線の線量率を測定する放射線線量率計にお
いては、放射線検出器が出力する上述の微小電流
を測定するために、従来、第2図に示した負帰還
増幅器1が用いられている。すなわち、第2図に
おいて、2は非反転入力端子2bが接地され反転
入力端子2aに微小電流である入力信号3が入力
される演算増幅器、R1は前記端子2aと増幅器
2の出力端子2cとの間に接続された第1抵抗器
で、この抵抗器R1には第2抵抗器R2と回路開閉
器4とからなる直列回路5が並列に接続されてい
る。そうして、負帰還増幅1は上述した増幅器2
と抵抗器R1,R2と開閉器4とで構成されている。
増幅器1は上述のように構成されているので、信
号3の値をIとすると、開閉器4が開の場合I・
R1に等しい電圧V1が端子2cに現れ、また、開
閉器4が閉の場合{R1・R2/(R1+R2)}・Iに
等しい電圧V2が端子2cに現れる。したがつて、
出力端子V1またはV2を測定することによつて電
流Iを介して放射線の線量率を測定することがで
き、また開閉器4の開閉に応じて増幅器1を用い
た線量率計の測定レンジを変えることができるこ
とが明らかで、したがつて開閉器の開閉に応じて
増幅器1のゲインがきりかえられることになる。
増幅器1にはR1と直列回路5との二個の帰還回
路が設けられているが、上述の線量率計において
は、直列回路5と同様な抵抗器と回路開閉器とか
らなる直列回路が二個以上それぞれ帰還回路とし
て設けられることがあり、また、抵抗器R1にも
該抵抗器と出力端子2cとの間を開閉する回路開
閉器が接続されることがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
負帰還増幅器1は上述のように構成されている
が、この増幅器1が放射線線量率計に用いられる
場合、前述の電流Iが0.01〔pA〕程度である時増
幅器2の出力端子2cに1〔V〕程度の電圧を出
力させることが通常行われるので、この場合入力
端子2aと出力端子2cとの間に100〔TΩ〕程度
の高抵抗が帰還抵抗器として接続される必要があ
る。つまり、増幅器1を放射線線量率計に使用す
る場合、電流Iが微小であるので抵抗器R1,R2
が自ら高抵抗になり、この結果回路開閉器4が開
状態の時抵抗器R1の抵抗値よりも二桁または三
桁程度高い絶縁抵抗を有していないと、直列回路
5に入力端子2aから大きい漏れ電流Isが流れて
放射線線量率計の線量率測定結果に大きい測定誤
差を生じる。したがつて、増幅器1の場合、回路
を開いた時極めて高い絶縁抵抗を有する開閉器4
が必要で、このような開閉器4は構造が甚だ特殊
になるので、増幅器1には製作が困難であるとい
う問題点がある。
本考案の目的は、前述の回路開閉器4が回路開
の時絶縁抵抗を有するものであつてもよいように
して該回路開閉器に通常の構造を有するものが使
用できるようにし、もつて負帰還増幅器の製作を
容易にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本考案によれば、
演算増幅器と、該演算増幅器の反転入力端子に各
一端が接続された複数個の抵抗性帰還素子と、前
記帰還素子の各他端に接続されかつ該他端と前記
演算増幅器の出力端子との間を開閉する回路開閉
器とを備え、前記回路開閉器の回路開閉動作によ
つてゲインを加減する負帰還増幅器において、前
記回路開閉器の各々と前記演算増幅器の出力端子
との間に前記回路開閉器を前記出力端子とアース
とにきりかえて接続する回路切換器を介在させて
負帰還増幅器を構成するものとする。
〔作用〕
上記のように構成すると、回路開閉器を開にし
た時該回路開閉器に接続された回路切換器をアー
スの側に倒すことによつて、該回路開閉器の絶縁
抵抗の如何に関わらずここに漏れ電流が流れない
ようにすることができるので、回路開閉器に通常
の構造を有するものが使用できて、この結果製作
の容易な負帰還増幅器が得られることになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の構成図である。図
の第2図と異なる所は、直列回路5に対応して、
抵抗器R2と回路開閉器6と回路切換器7とから
なる直列回路8が設けられていることで、この場
合開閉器6には回路開状態の時の絶縁抵抗が低い
通常の構造の開閉器が採用されており、回路切換
器7は開閉器6を増幅器2の出力端子2cとアー
ス9とにきりかえて接続するように構成されてい
る。10は図示の各部からなる負帰還増幅器であ
る。
増幅器10においては各部が上述のように構成
されているので、開閉器6を閉にした時切換器7
で該開閉器を端子2cに接続し、あるいは切換器
7の切換状態の如何に関わらず開閉器6を開にす
ることによつて、増幅器10のゲインをきりかえ
得ることが明らかであるが、開閉器6を開にした
時切換器7で該開閉器をアース9に接続すると該
開閉器6の右側端子6aが零ボルトになる。とこ
ろが、第1図においては演算増幅器2の入力端子
2aがほぼ零ボルトの状態で該増幅器2が動作す
るので、この場合開閉器6の左側端子6bと前述
の右側端子6aとの間の電圧がほぼ零になり、こ
の結果開状態の開閉器6を流れる漏れ電流Ilは極
めて微少となる。したがつて、回路開状態時の絶
縁抵抗が低い通常の構造の開閉器6を採用した増
幅器10を、前述の線量率計に用いても、大きい
測定誤差が生じることはない。
上述した所から明らかなように、線量率計の測
定誤差は、第2図の場合開状態の開閉器4に流れ
る漏れ電流Isにもとづいており、第1図の場合開
閉器6が開で切換器7がアース9側になつている
時に直列回路8に流れる漏れ電流Ilにもとづいて
いる。そうして、電流Ilは演算増幅器2のオフセ
ツト電圧Vofによつて流れるもので、Vofは通常
10〔mV〕程度である。そうして、入力信号電流
Iが入力された時増幅器出力端子2cには10〔V〕
程度の電圧が現れるようにされているのが通例で
あるから、開状態の開閉器6には開状態の開閉器
4に比べて1/1000程度の電圧が印加されることに
なる。したがつて、増幅器10の場合、開状態の
絶縁抵抗が開閉器4におけるよりも1/1000低い絶
縁抵抗を有する開閉器6を採用しても、増幅器1
を用いた線量率計の線量率測定精度と同等の測定
精度を有する線量率計を構成することができる。
すなわち、負帰還増幅器10においては、開状
態の絶縁抵抗が低い回路開閉器6を使用すること
ができかつこの場合切換器7の絶縁抵抗が問題に
ならないことは明らかであるから、普通の構造の
開閉器6及び切換器7を用いることができて、増
幅器10の製作が極めて容易になる。
上述の実施例では、増幅器2の帰還回路に抵抗
器R1,R1が用いられるものとしたが、本考案で
はR1,R2は複数個の構成要素を用いて抵抗性を
有するようにした電気装置であつてもよく、ま
た、第2図の場合と同様に、本考案においては、
直列回路8に対応する直列回路が複数個設けられ
てもよく、さらに抵抗器R1と出力端子2cとの
間に切換器7に対応する切換器が介在させられて
もよいものである。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案においては、演算増幅
器と、該演算増幅器の反転入力端子に各一端が接
続された複数個の抵抗性帰還素子と、前記帰還素
子の各他端に接続されかつ該他端と演算増幅器の
出力端子との間を開閉する回路開閉器とを備え、
回路開閉器の回路開閉動作によつてゲインを加減
する負帰還増幅器において、回路開閉器の各々と
演算増幅器の出力端子との間に回路開閉器を前記
出力端子とアースとにきりかえて接続する回路切
換器を介在させて負帰還増幅器を構成した。
このため、上記のように構成すると、回路開閉
器を開にした時該回路開閉器に接続された回路切
換器をアースの側に倒すことによつて、該回路開
閉器の絶縁抵抗の如何に関わらずここに漏れ電流
が流れないようにすることができるので、本考案
には、回路開閉器に通常の構造を有するものが使
用できて、この結果製作の容易な負帰還増幅器が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図は
従来の負帰還増幅器の構成図である。 1,10……負帰還増幅器、2……演算増幅
器、2a……反転入力端子、2c……出力端子、
4,6……回路開閉器、7……回路切換器、9…
…アース、R1,R2……抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 演算増幅器と、該演算増幅器の反転入力端子に
    各一端が接続された複数個の抵抗性帰還素子と、
    前記帰還素子の各他端に接続されかつ該他端と前
    記演算増幅器の出力端子との間を開閉する回路開
    閉器とを備え、前記回路開閉器の回路開閉動作に
    よつてゲインを加減する負帰還増幅器において、
    前記回路開閉器の各々と前記演算増幅器の出力端
    子との間に前記回路開閉器を前記出力端子とアー
    スとにきりかえて接続する回路切換器を介在させ
    たことを特徴とする負帰還増幅器。
JP3885388U 1988-03-24 1988-03-24 Expired - Lifetime JPH0546341Y2 (ja)

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JP3885388U JPH0546341Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JPH01143513U JPH01143513U (ja) 1989-10-02
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