JPH0326772A - ポリオレフィン発泡体シートの接着方法 - Google Patents

ポリオレフィン発泡体シートの接着方法

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JPH0326772A
JPH0326772A JP15962789A JP15962789A JPH0326772A JP H0326772 A JPH0326772 A JP H0326772A JP 15962789 A JP15962789 A JP 15962789A JP 15962789 A JP15962789 A JP 15962789A JP H0326772 A JPH0326772 A JP H0326772A
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JP
Japan
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adhesive
polyolefin foam
foam sheet
polyol
adhesives
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JP15962789A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakata
博 坂田
Kenji Marushima
丸島 健二
Hideo Tozaki
戸崎 英男
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野) 本発明はポリオレフィン発泡体シートを被着体と接着す
る際の接着方法に関する. (従来の技術) 従来より、ボリプロビレン、ポリエチレン、エチレンー
プロピレン共重合体、エチレンー酢ビ共重合体等のポリ
オレフィン系樹脂からなるポリオレフィン発泡体シート
は、プラスチックス、シート金属板繊維質シト、無機質
ボード等のシート、ボード類に接着されて自動車、建材
、電Il1製品のM衝材、遮音材、断熱材として広範囲
に使用されている.これに用いる接着剤としては、ポリ
エステル、ポリウレタン、クロロブレンゴム、NBR等
の高分子材料を主成分とし、これらをMEK、酢酸エチ
ル、トルエンなどの有機溶剤に溶解し、必要に応じてポ
リイソシアネート等の架橋剤を混合した接着剤が利用さ
れてきた.しかしながらこれらの接着剤にポリオレフィ
ン発泡体用の接着剤として、必要な特性を具備させるた
めに、分子量10,000〜300。000の高分子量
の高分子材料を使用せねばならない欠点があった.この
ため固形分濃度としては通常15%程度、多少の特性低
下は犠牲にして高分子材料の分子量をロール素練り等に
より下げた場合でも、30%が限度であった.このため
接着剤の容器コスト、運搬コスト、保管コストが嵩む点
が問題となっている. 他の接着剤としてはエマルジョンまたは水分散系の接着
剤が提案されているが、これらの接着剤は本質的に耐湿
性が不充分で、長期的な耐久性の必要な用途には適用さ
れていない. また、無溶剤型で耐熱性、耐久性の良い接着剤として常
温で、液状の一液型ウレタン系、二液型ウレタン系、お
よびエボキシ系等の各種の接着剤などいわゆる湿気硬化
型接着剤や熱硬化性接着剤が提案されている.しかしな
がら、これらの接着剤は常温で液状であるため、接合W
.後の接着力が殆んど得られないので、接合後、硬化反
応が進行するまでの長時間、圧締しておかねばならない
欠点がある.その他の接着剤としてホットメルト接着剤
があるが、これは被着体に塗付し接合した直後より、相
当の接着強度が得られる利点にあるが、塗何するために
高価な加熱溶融装置および加熱塗工設備を必要とするに
も拘らず、接合品の耐熱性は不充分である.〈発明が解
決しようとする課題) そこで本発明者は以上の従来技術の欠点を克服すべく、
鋭意努力し研究研究を重ねた結果、このような種々の問
題点を全て解決できる画期的な方法を見出した. すなわち、有機溶液型接着剤として固形分がポリオール
に過剰の有機ボ ,リイソシアルートを反応させて得ら
れる活性イソシアネート含有ウレタンプレボリマーを主
成分とする組成物で、当該組成物の軟化点を40゜C以
上として接着に使用することを特徴とするポリオレフィ
ン発泡体シ一トの接着方法を提供するものである.(課
題を解決するための手段) 本発明で用いる活性イソシアネート含有ウレタンプレボ
リマーは、ポリイソシアネート化合物(ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、ジメチルジフェルメタンジイソシ
アネート、ジクロヘキシルメタンジイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネート、P−フ二二レンジ
イソシアネートなど)とl分子中に1ヶ以上、好ましく
は2〜3ヶの活性水素を有する分子量1,000〜io
,oooポリオール(ポリオキシアルキレンエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオー
ル、ポリブタジェンポリオールなどのゴム系ポリオール
ひまし油誘導体など)の1種または2種以上を設定する
特性が得られるように適宜選択するとともに、配合比を
決定して、これらを60゜C〜130’Cの加熱下で数
時間反応させて得られるウレタンプレボリマーを主成分
とする.得られたウレタンプレボリマーを有機溶剤(酢
酸エチル、MEK、等)に溶解する. これに必要に応じて、湧常の配合剤、例えば熱可塑性ボ
リマー〈ポリウレタン、エチレン系共重合体、プロピレ
ン系共重合体、塩化ビニル系共重合体、各種ゴム、アク
リル共重合体}、タッキファイヤー樹脂(クマロン樹脂
、ケトン樹脂、スチレン樹脂、変性スチレン樹脂、テル
ペン樹脂、変性テルペン樹脂、水添石油樹脂、キシレン
樹脂、エボキシ樹脂、各種エステル化ロジンなと)、可
塑剤(ジオクチールフタレート、プチルベンジルフタレ
ートジノニルフタレート、ジエチレングリコールジベン
ゾエート、アルキル多環芳香族炭化水素類、塩素化バラ
フィンなど)、充填剤(炭酸カルシウム、クレー、タル
クなと〉、顔料、触媒(ジブチルチンジラウレート、ジ
ブチルチンジオクテート、ジメチルシクロヘキシルアミ
ン、ジメチルベンジルアミン)、密着性付与剤(シラン
化合物など〉、チキソトロビー性付与剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤等を配合した系で楕威される. 上記ウレタンプレポリマーの合或においてポリイソシア
ネート化合物とポリオールをNCO基/OH基が1.5
〜より大なる割合で反応させ、その結果得られたウレタ
ンプレポリマー中のNCO基が、通常0 5〜10重I
%となるように設定する. また本発明の接着剤のtlJMに際し、添加剤の配合割
合としては、通常ウレタンプレボリマー100部に対し
て、熱可塑ボリマーをO〜30部、タッキファイヤー樹
脂をO〜100部、可塑剤を0〜10部、充填剤を0〜
50部、その他の配合剤を適量範囲で配合する.これら
の添加剤は予め加熱真空乾燥等の方法により脱水、脱湿
しておく.混合は加熱可能な混合機を用いてチッ素ガス
をパージするなどの方法で、空気と遮断しつつ行う. 接着剤溶液の粘度は、総合的な作業性を考慮して30〜
20,000センチボイズになるように固形分濃度を4
5%以上に調整する.この際、主成分であるウレタンプ
レボリマーの合成に使用するポリオールの分子量はio
,ooo以下でなければ、目的とする粘度が得られない
.(作 用) の他、塗付作業性、加熱接合時の温度、時間、接着物と
しての耐久性、価格などの特性を合わせて総合的に考慮
して決定する.接合直後の接着力を特に得たい場合、固
形性を充分に進めると良い.その方法として、まずプレ
ボリマーの軟化点(JIS K 2207による.)を
40°C以上好ましくは60°C以上にすることであり
、この場合、プレボリマー単独で他の、添加剤を使用し
ないでも目的は達成される. 他の方法として熱可塑性ボリマー、タッキファイヤー樹
脂などTGや融点の高い材料を配合して、プレボリマー
の軟化点が40゜C以下であっても配合物としての軟化
点を40℃以上、好ましくは60゜C以上するなどの方
法もある. このように調整された本発明の接着剤はロールコー夕法
あるいはスプレー法により塗付され、通常の熱風乾燥炉
により乾燥される.塗付面はポリオレフィン発泡体シー
ト、あるいは被着体のいずれかの面、もしくは両面に行
う.接合は塗付された接着剤が熱風乾燥後冷却する前に
、直ちに行うか、または別工程で再加熱して行う.接合
時の温度は、軟化点を20’ C〜50゜C越える温度
が適している.接合方法は、被着体が軟質ポリ塩化ビニ
ルシートなどのプラスチックスシート類の場合、一対の
加熱加圧ロールと一対の冷却ロールで連続的に行うこと
が出来る.ボード類の場合、加熱プレスを用いて圧着接
合されるが、0.5〜2分程度の時間で充分であり、次
いで当該プレスをそのまま冷却するか、あるいは他の冷
却専用のプレスに移し冷却される.この段階で接着剤は
未硬化の状態であるが、得られた接合品をシート類の場
合、トリミング、切断作業、ボード類の場合のたい積、
梱包、運搬には充分な強度を有している. 接着剤の硬化反応は、空気中の水分、あるいは夫々の接
合界面に存在する水分によって進行し、夏期には1日、
冬期でも4〜5日程度の日数で硬化反応の、大半は終了
する. (実施例) 次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する.製造P
A1. (接着剤の調整) アジビン酸と1.4ブタンジオールを主成分とするポリ
エステルポリオール〈官能基数2.0 分子量3,00
0)3,000gとジフエニルメタンジイソシアネート
500gを混合攪拌しながら100゜Cで4時間反応さ
せてウレタンプレボリマーを得た.このブレボリマ〜の
軟化点は62゜Cで常温では固形であった.このプレボ
リマーをMEKに、固形分濃度60%になるように溶解
したところ、粘度は10,000センチボイズであった
.製造例,2 (接着剤の調II) ボリエチレンープロピレンエーテルジオール〈分子量2
000)2,000g、水添ボリブタジェンジオール(
分子量1000)1,OOOgとジフェニルメタンジイ
ソシアネ−1−1,OOOgを混合攪拌しながら80℃
で2時間反応させ、常温では粘稠なペースト状のウレタ
ンプレボリマーを得た.この全量を130°Cに加熱し
てボリスチレン系の石油樹脂(@点120℃)800g
とジブチルチンジラウレートを0.5g配合して、更に
2時間混合攪拌して、組成物を得た.この組戒物の軟化
点は50’CでMEKに固形分濃度70%になるように
溶解したところ粘度は7,000センチボイズであった
.実施例,1 500m巾の長尺のボリプロビレン発泡体シート巻重体
(発泡倍率18倍、厚さ3−)にロールコーターを用い
て、Il造例−1の接着剤を塗布量100g/..=、
塗付遠度3m/分で連続的に塗付し、90゜Cに設定さ
れた炉長4mの乾燥炉で乾燥した.これを別巻出部より
導入され予め表面温度が100℃に加熱された軟質ポリ
塩化ビニルシ一ト(厚さ0.5+=+)と一対の加熱ロ
ールで接合し、次いで一対の冷却ロール間に挿入して冷
却し連続的に1,OOOm長さに切断した.このとき、
接合体は充分に接着しており、切断時に剥離が生じるこ
とはなかった. 10分後、剥離強度を測定した結果、lkg/cllで
あった.20℃−65RH%下に2日間放置した後、剥
離強度を測定した結果2kg/an以上で、ボリプロビ
レン発泡体の材質破壊であった.またその後、50℃−
95%R}{に1週間放置したときの剥離強度は1.8
kg/cIllで、ボリブロビレン発泡体の材質破壊で
あった.また同じく2日間放置した後の500+amX
1.000m+aのシートを注記の条件で真空戒形した
が、加熱時、剥離することなく、良好に或形することが
出来た. (注記〉1.加熱温度.....軟質ポリ塩化ビニルシ
一トの表面温度が170’Cになる様に加熱. 2.成形型形状...高さ200m、@350mm、長
さ700、の雄型.3.戒形方向.....軟質ポリ塩
化ビニルシ一トを上面とする方向.実施例.2 製造例−2の接着剤を、塩ビ鋼板にロールコーターを用
いて80g/rn’塗付し、 95” C−1分間乾燥
した.乾燥炉より取出後、直ちにこの上にポリエチレン
発泡体シート(発泡倍率30倍.厚み10IIIIl)
を重ね、冷却プレスに移して1分間加圧冷却した.この
接合品は取出直後より、剥離強度はlkg/cmで発泡
体の材質破断であった.また5゜C−50%RH下1〜
3日間放置した後、注記に示すサイクル試験を100サ
イクル行ったが、その後の剥離接着強度はlkg/の以
上で発泡体の材質破断であった.(注 記)サイクル試
験条件 ■5” C−50%RH.......1時間■50゜
C−90%RH.....1時間■55゜C−3・0%
RH.....1時間(本発明の効果〉 以上のように本発明の接着剤は、接合直後より必要な接
着力が得られ、ポリオレフィン発泡体シート用接着剤と
して充分な耐久性があるので、広範囲な用途に適用する
ことができるようになり、極めて工業的価値の大なる技
術の提供が可能となった. 以  上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン発泡体シートを被着体と接着する
    際に、使用される有機溶液型接着剤において、固形分が
    ポリオールに過剰の有機ポリイソシアネートを反応させ
    て得られる活性イソシアネート含有ウレタンプレポリマ
    ーを主成分とする組成物であり、該組成物の軟化点が4
    0℃以上である接着剤を用いることを特徴とするポリオ
    レフィン発泡体シートの接着方法
  2. (2)有機溶液型接着剤の固型分濃度が、45%以上で
    ある特許請求の範囲第1項記載のポリオレフィン発泡体
    シートの接着方法
  3. (3)ポリオールの分子量が1,000〜10,000
    である特許請求の範囲第1項記載のポリオレフィン発泡
    体シートの接着方法
JP15962789A 1989-06-23 1989-06-23 ポリオレフィン発泡体シートの接着方法 Pending JPH0326772A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657867A (en) * 1979-10-18 1981-05-20 Dainippon Ink & Chem Inc Adhesive composition for composite laminate
JPS6164778A (ja) * 1984-08-29 1986-04-03 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 複合ホイル製造用溶液状接着剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657867A (en) * 1979-10-18 1981-05-20 Dainippon Ink & Chem Inc Adhesive composition for composite laminate
JPS6164778A (ja) * 1984-08-29 1986-04-03 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 複合ホイル製造用溶液状接着剤

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